JP6031949B2 - 表示制御装置、表示制御方法、および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、および表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法、および表示制御プログラムに関する。
従来、医療分野において、医師や事務員などにより作成された患者に関する複数の情報に誤りがないかの検査が行われる場合がある。この際、検査者は、例えば、患者に関する複数の情報の情報間の整合性などをチェックして、作成された情報に誤りがないかを検査する。
先行技術としては、例えば、動画・音声入力装置から得られた動画・音声情報を記録し、ネットワークに接続された複数の表示装置に表示された静止画情報を記録し、静止画情報の記録時に動画・音声情報に対する静止画情報の再生管理リストを作成するものがある。また、動画・音声情報や静止画情報を再生するに当たり、複数の静止画情報を同一画面に同時に再生表示できるように、表示装置の数に応じて再生画面の表示パターンを選択し、記録した時系列に応じて動画・音声情報と静止画情報を再生する技術がある。
特開2003−087735号公報 特開2003−087758号公報
しかしながら、従来技術によれば、画面内に患者に関する複数の情報を表示して検査する場合に、画面内に別の患者に関する情報が混在することにより、本来は関連のない情報間の整合性をチェックするなどの検査ミスを招く恐れがある。
1つの側面では、本発明は、検査者の検査ミスを防止することを目的とする。
本発明の一側面によれば、複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む複数のウィンドウの表示を終了する表示制御装置、表示制御方法、および表示制御プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、検査者の検査ミスを防止することができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、検像支援システムの一例を示す説明図である。 図3は、コンピュータのハードウェアの一例を示すブロック図である。 図4は、電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、技師端末220の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、検像者によって撮像画像Pが検像されるまでの過程を示す説明図である。 図8は、診療支援装置250によりオーダ情報が記憶された電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、検像支援装置260によりオーダ情報が記憶された実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、検像支援装置260により撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報が追加された実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。 図11は、診療支援装置250により撮像画像Pのアドレスが追加された電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。 図12は、技師端末220におけるオーダ情報一覧110の表示例である。 図13は、技師端末220における画像ビューア130と実施入力画面120との表示例を示す説明図である。 図14は、検像支援装置260の検像支援処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、技師端末220における表示中の情報の表示終了処理の内容を示す説明図(その1)である。 図16は、技師端末220における表示中の情報の表示終了処理の内容を示す説明図(その2)である。 図17は、表示終了処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図18は、表示終了処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる表示制御装置、表示制御方法、および表示制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(表示制御方法の一実施例)
図1は、本実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。図1において、表示制御装置100は、検査者の検査作業を支援するコンピュータである。表示制御装置100は、検査者が閲覧する画面101を有する。画面101は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
ここで、検査作業とは、医師、診療放射線技師、臨床検査技師、事務員などの医療関係者により作成された患者に関する複数の情報に誤りがないかを検査する作業である。検査者は、例えば、患者に関する複数の情報の情報間の整合性などをチェックして、作成された情報に誤りがないかを検査する。
検査作業の一例としては、診療科医からの撮影指示に応じて撮像された撮像画像の検像作業がある。撮像画像とは、撮像者がモダリティ装置を用いて診療科医等からの撮像指示に応じて患者の撮像対象部位を撮像した画像である。モダリティ装置とは、医療用の画像を撮像するための機器であり、例えば、コンピュータX線撮影(CR:Computed Radiography)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imagine)などに関する画像機器である。
撮像画像としては、例えば、CR画像、CT画像、MRI画像などがある。撮像対象部位は、撮像が指示された患者の部位であり、例えば、患者の腕、胸部、腹部、脚部、皮膚などである。なお、撮像画像は、平面画像であってもよいし、立体画像であってもよい。
また、検像作業とは、撮像画像が撮影指示に適合するかの判断、撮像画像に対する編集やコメント情報の付与、撮像画像の表示順序の入れ替えなどを行う作業である。検像作業は、例えば、読影医の作業負荷を軽減するために、読影医が撮像画像を読影する前に、読影医とは異なる者により行われる。なお、読影医とは、患者のレントゲン画像やCT画像などを読影して、患者の健康状態や病状を診断する医師である。
ここで、検像者が、撮像指示Aに応じて患者の撮像対象部位を撮像した撮像画像αを検像するために、撮像画像αとともに撮像指示Aに関する情報aを表示して、撮像画像αが撮影指示Aに適合するか判断する場合を想定する。この場合、検像者は、撮像画像αが撮影指示に適合するか判断することができる。
次に、検像者が、撮像画像αの検像が終了したため、別の撮像指示Bに応じて患者の撮像対象部位を撮像した撮像画像βを検像する場合を想定する。この際、検像者が、撮像画像αの表示は終了したものの撮像指示Aに関する情報aの表示を終了し忘れたまま、撮像画像βを検像するために、撮像画像βとともに撮像指示Bに関する情報bを表示してしまう場合がある。
この場合、検像者が閲覧する画面には、撮像画像βおよび撮像指示Bに関する情報bとともに、撮像指示Aに関する情報aが混在して表示されてしまう。この結果、検像者が、撮像画像βを検像する際に、撮像指示Bに関する情報bと取り違えて、撮像指示Aに関する情報aを参照してしまい、撮像画像βについて検像ミスしてしまう場合がある。
そこで、本実施の形態では、表示制御装置100は、画面内に表示された検査対象に対応するそれぞれ異なる複数の情報のうちのいずれかの情報の表示を終了する指示があったら、複数の情報の表示を一括して終了させる。上述した例であれば、表示制御装置100は、撮像指示に応じて撮像者により撮像された撮像画像と、撮像指示に関する情報と、のうちの一方の表示を終了した場合には、連動して他方の表示も終了する。以下、図1を用いて、表示制御装置100による表示制御の内容について説明する。
まず、表示制御装置100は、画面101に、オーダ情報一覧110を表示させる。オーダ情報一覧110は、診療科医によって発行された撮像指示を示すオーダ情報をリスト化した一覧である。オーダ情報は、例えば、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科などに関する情報を含む。なお、オーダ情報についての詳細な説明は、図4を用いて後述する。
ここで、検像者は、画面101に表示されたオーダ情報一覧110の中から、いずれかのオーダ情報を選択し、選択したオーダ情報に対応する撮像画像Pの検像を行う。検像者は、例えば、画面101に表示中のオーダ情報111の上にマウスカーソルMKが存在する状態で、マウスの第1ボタンを押下、いわゆる左クリックすることにより、オーダ情報を選択する。
表示制御装置100は、選択されたオーダ情報が示す撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pを画面101の画像ビューア130に表示させるとともに、撮像指示に関する情報を画面101の実施入力画面120に表示させる。撮像指示に関する情報とは、例えば、患者氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科などの情報である。撮像指示に関する情報は、例えば、図1の実施入力画面120の符号124の領域に表示される。
また、実施入力画面120には、撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報として、患者の撮像対象部位についての撮像の際における撮像装置の設定情報、又は、撮像に関して入力された情報の少なくともいずれかの情報を表示してもよい。
撮像に関して入力された情報とは、例えば、撮像者による撮像作業を支援する情報や撮像者が撮像時に留意した事項を表す情報である。具体的には、例えば、診療科医によって撮像指示が発行された以降に撮像者や看護師などが患者を観察または患者と対話することによって得られた患者の状態に関する情報を含む。また他にも、撮像時に使用した造影剤などの薬品に関する情報を含んでもよい。また、患者の撮像対象部位についての撮像の際における撮像装置の設定情報は、例えば、患者の状態に関する情報をもとに撮像者がモダリティ装置に設定した撮像条件に関する情報や、患者の状態に関する情報をもとに撮像者が追加もしくは削除した患者の撮像対象部位に関する情報を含んでもよい。撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報は、例えば、図1の符号121〜123の欄に表示される。
ここで、例えば、検像者は、実施入力画面120の終了指示を入力する。検像者は、例えば、画面101の実施入力画面120に表示中の終了ボタン125の上にマウスカーソルMKが存在する状態で、マウスの第1ボタンを押下(いわゆる左クリック)することにより、終了指示を入力する。表示制御装置100は、実施入力画面120の終了指示を受け付けると、実施入力画面120の表示を終了するとともに、実施入力画面120と同じオーダ情報に関する画像ビューア130の表示も終了する。
また、例えば、検像者は、画像ビューア130の終了指示を入力する。検像者は、例えば、画面101の画像ビューア130に表示中の終了ボタン131の上にマウスカーソルMKが存在する状態で、マウスの第1ボタンを押下(いわゆる左クリック)することにより、終了指示を入力する。表示制御装置100は、画像ビューア130の終了指示を受け付けると、画像ビューア130の表示を終了するとともに、画像ビューア130と同じオーダ情報に関する実施入力画面120の表示も終了する。
このように、表示制御装置100は、画面内に表示された患者に関する複数の情報のうちのいずれかの情報の表示を終了する指示があったら、複数の情報の表示を一括して終了させることができる。これにより、検査者は、画面内に異なる検査対象の情報が混在する状況が回避されるため、検査ミスを防ぐことができる。
図1の例であれば、表示制御装置100は、撮像指示に応じて撮像者により撮像された撮像画像と、撮像指示に関する情報と、のうちの一方の表示を終了した場合には、連動して他方の表示も終了することができる。従って、検像者は、異なる撮像指示に応じて撮像された撮像画像を取り違えたり、異なる撮像指示に関する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
(検像支援システムの一例)
次に、図2を用いて、本実施の形態にかかる検像支援システムの一例について説明する。ここでは、図1に示した表示制御装置100を検証支援システムの技師端末に適用した場合を例に挙げて説明する。
図2は、検像支援システムの一例を示す説明図である。図2に示すように、検像支援システム200は、診療科医端末210と、技師端末220と、モダリティ装置230と、読影医端末240と、診療支援装置250と、検像支援装置260と、を含む。
診療科医端末210と、技師端末220と、モダリティ装置230と、読影医端末240と、診療支援装置250と、検像支援装置260とは、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク270を介して接続されている。
診療科医端末210は、主に診療科医によって操作されるコンピュータである。診療科医端末210は、診療科医の操作によって、オーダ情報を診療支援装置250へ送信する。オーダ情報は、1または複数の撮像指示を示す情報である。
モダリティ装置230は、主に撮像者によって操作されるコンピュータである。モダリティ装置230としては、例えば、CR、CT、MRI、RI(Radioisotope)画像、心血管撮影、多目的血管撮影(バイプレーン)、X線デジタル透視(DR)、マンモグラフィなどに関する画像機器がある。モダリティ装置230は、例えば、撮像者の操作によって、オーダ情報が示す診療科医からの撮像指示に応じて患者の撮像対象部位を撮像する。
技師端末220は、主に検像者によって操作されるコンピュータである。検像者とは、診療科医からの撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pを検像する医療関係者である。技師端末220は、例えば、技師の操作によって、診療科医からの撮像指示に応じて撮像者によって撮像された撮像画像Pを検像支援装置260から取得して、画面に表示したり編集したりする。また、技師端末220は、看護師や受付事務職員などによって操作されてもよい。
読影医端末240は、主に読影医によって操作されるコンピュータである。読影医とは、診療科医からの撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pに対する所見を作成する医師である。読影医端末240は、例えば、読影医から文字列が入力されることにより、所見文書データを作成する。
診療支援装置250は、電子カルテDB(DataBase)251を有する。電子カルテDB251には、患者IDごとに電子化されたカルテが記憶されている。患者IDとは、患者ごとに設定されている識別番号である。また、電子カルテDB251には、診療科医端末210から送信されたオーダ情報が記憶されている。電子カルテDB251の詳細は、図4に後述する。また、診療支援装置250は、ソケット通信によって、オーダ情報を検像支援装置260に送信する。
検像支援装置260は、実施情報DB262と、画像DB261と、を有する。実施情報DB262には、オーダ番号ごとに、診療支援装置250から送信されたオーダ情報が記憶されている。オーダ番号は、診療科医によってオーダ情報が作成された際に設定される一意的な番号である。実施情報DB262の詳細は、図5に後述する。画像DB261には、モダリティ装置230から送信された撮像画像Pが記憶されている。
検像支援システム200において、診療科医は、診療科医端末210を使用して、撮像指示を含むオーダ情報を診療支援装置250に送信して、オーダ情報を電子カルテDB251に格納する。診療支援装置250は、電子カルテDB251に記憶されたオーダ情報を検像支援装置260に送信して、オーダ情報を実施情報DB262に格納する。撮像者は、モダリティ装置230を使用して、実施情報DB262に記憶されたオーダ情報を参照して、撮像指示に応じて患者の撮像対象部位を撮像する。検像者は、技師端末220を使用して、撮像された撮像画像Pを検像する。
(コンピュータのハードウェアの一例)
次に、検像支援装置として使用されるコンピュータのハードウェアの一例について説明する。
図3は、コンピュータのハードウェアの一例を示すブロック図である。図3において、コンピュータ300は、プロセッサ301と、ROM302と、RAM303と、I/F304と、を有する。プロセッサ301と、ROM302と、RAM303と、I/F304とは、バス310に接続されている。
プロセッサ301は、コンピュータの全体の制御を司る。また、プロセッサ301は、ROM302に記憶されている各種プログラム、例えば、OS(Operating System)や本実施の形態の表示制御プログラムを実行することで、ROM302やRAM303のデータを読み出したり、実行結果となるデータをROM302やRAM303に書き込んだりする。
ROM302は、各種プログラム、例えば、OSや本実施の形態の表示制御プログラムを記憶する。RAM303は、プロセッサ301のワークエリアとして使用され、各種データ、例えば、各種プログラムの実行により得られたデータを記憶する。I/F304は、ネットワーク270を介して外部からデータを受信したり、外部にデータを送信したりするインターフェースである。また、コンピュータ300は、上述したハードウェアのほかに、例えば、磁気ディスクドライブ、磁気ディスク、光ディスクドライブ、光ディスク、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなど)、キーボード、マウスなどを有することにしてもよい。コンピュータ300は、例えば、サーバである。また、図3に示したコンピュータ300は、診療支援装置250として使用してもよい。
また、図3に示したコンピュータ300は、診療科医端末210、技師端末220、および読影医端末240として使用してもよい。この場合、コンピュータ300は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなど)、キーボード、マウス、スキャナ、プリンタ(例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタ)を有していてもよい。なお、ディスプレイ、キーボード、マウス、スキャナ、およびプリンタの少なくともいずれか1つは、なくてもよい。この場合、コンピュータ300は、例えば、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、携帯電話機(スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System))またはタブレット型端末である。
(電子カルテDB251の記憶内容)
次に、図4を用いて、電子カルテDB251の記憶内容について説明する。電子カルテDB251は、例えば、診療支援装置250のROM302、RAM303などの記憶装置により実現される。
図4は、電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、電子カルテDB251は、オーダ番号、患者ID、氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科、撮像日時、画像ポインタ、および状態のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、電子カルテ特性データ400−1〜400−mがレコードとして記憶されている。
ここで、オーダ番号は、診療科医によって撮像指示が発行された際に設定される一意的な番号である。患者IDとは、患者ごとに設定されている識別番号である。氏名は、撮像指示された患者の姓名である。性別は、患者の性をあらわす種別である。年齢は、患者が生まれてから経過した年数を示す数値である。検査種別は、診療科医から撮像指示された撮像内容であり、撮像方法の種別である。撮像方法とは、例えば、血管造影、単純撮影、透視検査などである。
検査室は、診療科医から撮像指示された撮像内容であり、撮像する場所である。検査名は、診療科医から撮像指示された撮像内容であり、撮像対象部位と撮像方法の詳細情報とである。撮像対象部位とは、患者を撮影する位置や部位を示し、例えば、頭部、胸部、腹部、などである。撮像方法の詳細とは、例えば、CT、MRIなどである。依頼コメントは、診療科医が撮像指示に付与したコメントであり、例えば、撮像指示の目的である。依頼科は、撮像指示した診療科医の所属する科である。
オーダ番号、患者ID、氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科は、例えば、診療科医端末210が診療科医の操作により受け付けた撮像指示を示すオーダ情報であって、診療科医端末210から診療支援装置250へ送信され、記憶される。
撮像日時は、診療科医からの撮像指示に応じて撮像者によって患者の撮像対象部位が撮像された日時である。画像ポインタは、診療科医からの撮像指示に応じて撮像者によって患者の撮像対象部位が撮像された撮像画像Pが格納されている画像DB261内のアドレスを示している。撮像日時、画像ポインタは、例えば、検像支援装置260によって撮像画像Pが記憶された場合に、検像支援装置260から診療支援装置250へ送信され、記憶される。
状態は、診療科医から発行された撮像指示の処理状態である。状態は、診療科医から発行された撮像指示を示すオーダ情報が記憶された時点で「未実施」となり、撮像指示に応じた撮像画像が記憶された時点で「実施済」となり、検像者によって撮像画像が検像された時点で「送信済」となる。
一例として、電子カルテ特性データ400−1を例に挙げる。電子カルテ特性データ400−1は、診療科医から発行された撮像指示を示すオーダ情報が記憶された時点でのデータである。例えば、電子カルテ特性データ400−1として、オーダ番号「#000000001」、患者ID「000000001」、氏名「トウキョウ キョウコ」、性別「女」、年齢「54」が記憶されている。また、電子カルテ特性データ400−1として、検査種別「血管造影」、検査室「手術室3」、検査名「左心室」、依頼コメント「狭心症の疑い」、依頼科「内科」、状態「未実施」が記憶されている。この時点では、撮像指示に応じた撮像画像が記憶されていないため、撮像日時、画像ポインタは記憶されていない。
(実施情報DB262の記憶内容)
次に、図5を用いて、実施情報DB262の記憶内容について説明する。実施情報DB262は、例えば、検像支援装置260のROM302、RAM303などの記憶装置により実現される。
図5は、実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、実施情報DB262は、オーダ番号、患者ID、氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科、撮像日時、撮像条件、患者状態、およびコメントのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、実施情報特性データ500−1〜500−nがレコードとして記憶されている。
ここで、オーダ番号、患者ID、氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科は、診療支援装置250から送信された電子カルテDB251のデータのうちのオーダ情報である。オーダ情報は、図4を用いて説明したため、ここでは説明を省略する。オーダ番号、患者ID、氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科は、例えば、診療支援装置250から検像支援装置260に送信され、記憶される。
撮像日時は、診療科医からの撮像指示に応じて撮像者によって患者の撮像対象部位が撮像された日時である。撮像条件は、撮像時のモダリティ装置230の設定である。患者状態は、撮像時の患者の状態である。コメントは、オーダ番号ごとに記憶されているコメントの文字列である。撮像日時、撮像条件、患者状態、コメントは、検像支援装置260がモダリティ装置230から撮像画像を含むデータを受信する際に記憶される。
一例として、実施情報特性データ500−1を例に挙げる。実施情報特性データ500−1は、診療支援装置250から電子カルテDB251のデータが検像支援装置260に送信され、記憶された時点でのデータである。例えば、実施情報特性データ500−1として、オーダ番号「#000000001」、患者ID「000000001」、氏名「トウキョウ キョウコ」、性別「女」、年齢「54」が記憶されている。また、実施情報特性データ500−1として、検査種別「血管造影」、検査室「手術室3」、検査名「左心室」、依頼コメント「狭心症の疑い」、依頼科「内科」が記憶されている。この時点では、撮像指示に応じた撮像画像が記憶されていないため、撮像日時、撮像条件、患者状態、コメントは記憶されていない。
(技師端末220の機能的構成例)
次に、図6を用いて、技師端末220の機能的構成例について説明する。図6は、技師端末220の機能的構成を示すブロック図である。技師端末220は、受付部601と制御部602とを含む。
受付部601と制御部602とは、例えば、図3に示したROM302やRAM303などの記憶装置に記憶されたプログラムをプロセッサ301に実行させることにより、または、I/F304により、その機能を実現する。
受付部601は、複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象に対応する情報の表示要求を受け付ける。検査対象とは、例えば、患者の撮像対象部位を撮像した撮像画像Pである。患者とは、被写体である生体である。被写体である生体は、人であってもよいし、人以外の動物であってもよい。撮像対象部位とは、撮像指示によって指定された部位であって、患者の体内であってもよいし、患者の皮膚などであってもよい。また、撮像画像Pは、平面画像であってもよいし、立体画像であってもよい。撮像画像Pとしては、例えば、CR、CT、MRI、RI、心血管撮影、バイプレーン、DR、マンモグラフィなどの画像である。
検査対象に対応する情報とは、検査対象の情報と、検査対象の検査を支援する情報と、である。検査対象の情報とは、例えば、撮像画像Pのデータである。検査対象の検査を支援する情報とは、例えば、実施情報DB262の情報特性データであって、撮像指示に関する情報と撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報である。撮像指示とは、患者の撮像対象部位を指定し、撮像者に患者の撮像対象部位を撮像させるための情報である。撮像指示に関する情報とは、例えば、患者氏名、性別、年齢、検査種別、検査室、検査名、依頼コメント、依頼科などの情報である。
撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報とは、例えば、患者の撮像対象部位についての撮像の際における撮像装置の設定情報、又は、撮像に関して入力された情報の少なくともいずれかの情報である。撮像に関して入力された情報とは、例えば、撮像者による撮像作業を支援する情報や撮像者が撮像時に留意した事項を表す情報である。具体的には、例えば、診療科医によって撮像指示が発行された以降に撮像者や看護師などが患者を観察または患者と対話することによって得られた患者の状態に関する情報を含む。また他にも、撮像時に使用した造影剤などの薬品に関する情報を含んでもよい。また、患者の撮像対象部位についての撮像の際における撮像装置の設定情報は、例えば、患者の状態に関する情報をもとに撮像者がモダリティ装置230に設定した撮像条件に関する情報や、患者の状態に関する情報をもとに撮像者が追加もしくは削除した患者の撮像対象部位に関する情報を含んでもよい。
また、撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報は、撮像者が入力した情報であってもよいし、撮像者以外が入力した情報であって撮像時に撮像者によって参照された情報であってもよい。撮像者以外とは、例えば、看護師や受付事務職員などであってもよい。
受付部601は、例えば、検像者の操作によるオーダ情報一覧110の中からのオーダ情報の選択を、オーダ情報が示す撮像指示に応じて撮像者によって撮像された撮像画像Pに対応する情報の表示要求として受け付ける。受け付けたデータは、RAM303などの記憶領域に記憶される。これにより、技師端末220は、オーダ情報を検像支援装置260に通知して、ディスプレイに表示する撮像画像Pや撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報を取得することができる。
制御部602は、受付部601によって表示要求が受け付けられた場合に、複数のウィンドウの各々のウィンドウに、検査対象に対応するそれぞれ異なる情報を表示させる。複数のウィンドウは、例えば、患者の撮像対象部位が指定された撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pが表示される第1のウィンドウと、撮像指示に関する情報が表示される第2のウィンドウと、を含む。第1のウィンドウとは、例えば、上述した画像ビューア130である。第2のウィンドウとは、例えば、上述した実施入力画面120である。第1のウィンドウと第2のウィンドウとは、同一のディスプレイ内のウィンドウであってもよいし、異なるディスプレイ内のウィンドウであってもよい。
制御部602は、例えば、受付部601によって撮像指示に応じて撮像者によって撮像された撮像画像Pの表示要求が受け付けられた場合、表示要求を検像支援装置260に送信する。そして、制御部602は、送信した結果、検像支援装置260から受信した撮像画像Pを画像ビューア130に表示するとともに、検像支援装置260から受信した前記患者の撮像対象部位についての撮像の際における撮像装置の設定情報、又は、撮像に関して入力された情報の少なくともいずれかの情報を実施入力画面120に表示する。これにより、検像者は、検査対象の検査を効率化することができる。
受付部601は、複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付ける。受付部601は、例えば、検像者の操作により、画像ビューア130の表示終了指示を受け付ける。
制御部602は、受付部601によってウィンドウの表示を終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む複数のウィンドウの表示を終了する。制御部602は、例えば、受付部601によって表示終了指示が受け付けられた画像ビューア130の表示を終了するとともに、実施入力画面120の表示を終了する。また、受付部601は、例えば、検像者の操作により、実施入力画面120の表示終了指示を受け付けてもよい。この場合、制御部602は、受付部601によって表示終了指示が受け付けられた実施入力画面120の表示を終了するとともに、画像ビューア130の表示を終了する。
これにより、技師端末220は、画面内に表示された検査対象に対応するそれぞれ異なる複数の情報のうちのいずれかの情報の表示を終了する指示があったら、複数の情報の表示を一括して終了させることができる。これにより、検査者は、画面内に異なる検査対象の情報が混在する状況が回避されるため、検査ミスを防ぐことができる。
図1の例であれば、技師端末220は、撮像指示に応じて撮像者により撮像された撮像画像Pと、撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報と、のうちの一方の表示を終了した場合には、連動して他方の表示も終了することができる。従って、検像者は、異なる撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pを取り違えたり、異なる撮像指示に関する撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
(検像者が撮像画像Pを検像するまでの過程)
次に、図7〜図13を用いて、検像者が撮像画像Pを検像するまでの過程について説明する。
図7は、検像者によって撮像画像Pが検像されるまでの過程を示す説明図である。図7に示すように、(1)診療科医端末210は、診療科医の操作により、撮像者に対する撮像指示を示すオーダ情報を診療支援装置250に送信する。診療支援装置250は、受信したオーダ情報を、電子カルテDB251に記憶する。ここで、図8を用いて、診療支援装置250によりオーダ情報が記憶された電子カルテDB251の記憶内容の一例について説明する。
<オーダ情報が記憶された電子カルテDB251の記憶内容>
図8は、診療支援装置250によりオーダ情報が記憶された電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。図8に示すように、電子カルテDB251には、オーダ情報をもとに、電子カルテ特性データ800−1が記憶される。
例えば、電子カルテ特性データ800−1として、オーダ番号「#000000001」、患者ID「000000001」、氏名「トウキョウ キョウコ」、性別「女」、年齢「54」が記憶される。また、電子カルテ特性データ800−1として、検査種別「血管造影」、検査室「手術室3」、検査名「左心室」、依頼コメント「狭心症の疑い」、依頼科「内科」、状態「未実施」が記憶される。この時点では、撮像者による撮像作業が行われていないため、撮像日時、画像ポインタは記憶されていない。
図7の説明に戻り、(2)診療支援装置250は、図8のように電子カルテDB251を更新すると、ソケット間通信によって、検像支援装置260に電子カルテDB251のデータのうちのオーダ情報を送信する。検像支援装置260は、受信したオーダ情報を、実施情報DB262に記憶する。ここで、図9を用いて、検像支援装置260によりオーダ情報が記憶された実施情報DB262の記憶内容の一例について説明する。
<オーダ情報が記憶された実施情報DB262の記憶内容の一例>
図9は、検像支援装置260によりオーダ情報が記憶された実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、実施情報DB262には、オーダ情報をもとに、実施情報特性データ900−1が記憶される。
例えば、実施情報特性データ900−1として、オーダ番号「#000000001」、患者ID「000000001」、氏名「トウキョウ キョウコ」、性別「女」、年齢「54」が記憶されている。また、実施情報特性データ900−1として、検査種別「血管造影」、検査室「手術室3」、検査名「左心室」、依頼コメント「狭心症の疑い」、依頼科「内科」が記憶されている。この時点では、撮像指示に応じた撮像画像が記憶されていないため、撮像日時、撮像条件、患者状態、コメントは記憶されていない。
図7の説明に戻り、(3)撮像者は、実施情報DB262にオーダ情報が登録されると、モダリティ装置230を使用して、オーダ情報が示す撮像指示に応じた患者の撮像部位を撮像する。また、撮像者は、撮像時に留意した事項があれば、モダリティ装置230を使用して、撮像時に留意した事項に関する情報を作成する。
(4)モダリティ装置230は、撮像者の操作によって、オーダ情報に含まれるオーダ番号「#000000001」と対応付けて、撮像した撮像画像Pを検像支援装置260に送信する。また、モダリティ装置230は、撮像者の操作によって、オーダ情報に含まれるオーダ番号「#000000001」と対応付けて、撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報を検像支援装置260に送信する。
検像支援装置260は、受信したオーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像画像Pを、画像DB261に記憶する。また、検像支援装置260は、受信したオーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報を、実施情報DB262のオーダ番号「#000000001」の実施情報特性データに追加する。
また、(1)において撮像指示が発行された以降、(3)において撮像者によって患者の撮像対象部位が撮像される前に、受付事務職員や看護師などが患者を観察しまたは患者と対話することにより患者に関する情報を特定している場合がある。この場合は、受付事務職員や看護師などは、技師端末220を使用して、特定した患者に関する情報を実施情報DB262のオーダ番号「#000000001」の実施情報特性データに追加しておいてもよい。
そして、(3)において、撮像者は、受付事務職員や看護師などにより特定された患者に関する情報のうちで撮像者が撮像時に留意した情報を特定する情報を作成して、実施情報DB262のオーダ番号「#000000001」の実施情報特性データに追加してもよい。これにより、検像者は、受付事務職員や看護師などにより特定された患者に関する情報と、撮像者が撮像時に留意した情報を特定する情報と、により撮像者が撮像時に留意した情報を把握することができる。
また、(3)において、撮像者は、受付事務職員や看護師などにより特定された患者に関する情報のうちで撮像時に留意した情報を、実施情報DB262のオーダ番号「#000000001」の実施情報特性データに残しておいてもよい。他方で、撮像者は、受付事務職員や看護師などにより特定された患者に関する情報のうちで撮像時に留意しなかった情報を、実施情報DB262のオーダ番号「#000000001」の実施情報特性データから削除してもよい。
これにより、検像者は、受付事務職員や看護師などにより特定された患者に関する情報のうち、実施情報特性データに残っている情報を撮像者が撮像時に留意した情報として把握することができる。ここで、図10を用いて、検像支援装置260により撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報が追加された実施情報DB262の記憶内容の一例について説明する。
<撮像時に留意した事項を示す情報が追加された実施情報DB262の記憶内容>
図10は、検像支援装置260により撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報が追加された実施情報DB262の記憶内容の一例を示す説明図である。図10に示すように、実施情報DB262において、オーダ番号「#000000001」の実施情報特性データ900−1に、撮像者が撮像時に留意した事項を示す情報が追加される。
例えば、実施情報特性データ900−1に、撮像日時「2012/06/06 00:00:00」、撮像条件「フィルムレス」、患者状態「造影剤にアレルギーがあります。」、コメント「造影剤を使用しませんでした。」が追加される。
図7に戻り、(5)検像支援装置260は、撮像画像Pが画像DB261に記憶されると、ソケット間通信によって、診療支援装置250にオーダ番号「#000000001」と対応付けて、撮像画像Pのアドレスを送信する。診療支援装置250は、受信したオーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像画像Pのアドレスを、電子カルテDB251のオーダ番号「#000000001」の電子カルテ特性データに追加する。ここで、図11を用いて、診療支援装置250により撮像画像Pのアドレスが追加された電子カルテDB251の記憶内容の一例について説明する。
<撮像画像Pのアドレスが追加された電子カルテDB251の記憶内容>
図11は、診療支援装置250により撮像画像Pのアドレスが追加された電子カルテDB251の記憶内容の一例を示す説明図である。図11に示すように、電子カルテDB251には、オーダ番号「#000000001」の電子カルテ特性データ800−1に、撮像画像Pのアドレスが追加される。
例えば、電子カルテ特性データ800−1に、撮像日時「2012/06/06 00:00:00」、画像ポインタ「g/2011/2/1/ct/#1〜g/2011/2/1/ct/#3」が追加される。また、電子カルテ特性データ800−1において、状態「未実施」は、状態「実施済」に変更される。
図7に戻り、(6)検像支援装置260は、診療支援装置250から電子カルテDB251の電子カルテ特性データを取得し、電子カルテ特性データのうちのオーダ情報をリスト化したオーダ情報一覧110を技師端末220に表示させる。技師端末220は、検像者からのオーダ情報の選択を待つ。ここで、図12を用いて、技師端末220におけるオーダ情報一覧110の表示例について説明する。
<技師端末220におけるオーダ情報一覧110の表示例>
図12は、技師端末220におけるオーダ情報一覧110の表示例である。図12に示すように、技師端末220は、ディスプレイD1と、ディスプレイD2と、キーボードKと、マウスMと、を有する。
ここで、ディスプレイD1は、電子カルテ特性データをリスト化したオーダ情報一覧110や実施情報特性データを表示する表示装置である。ディスプレイD1において、オーダ情報一覧110と、実施情報特性データと、が同時に表示されている場合には、オーダ情報一覧110と、実施情報特性データと、の表示は、検像者によるタスクバーの操作によって切り替えられる。一方で、ディスプレイD2は、ディスプレイD1よりも解像度が高く、撮像画像Pを表示する表示装置である。撮像画像Pとは、検像の対象の画像であり、被写体である生体の画像である。
また、キーボードKおよびマウスMは、検像者からの操作を受けて、技師端末220に情報を入力する入力装置である。キーボードKおよびマウスMは、ディスプレイD2に表示される撮像画像Pを操作する(例えば、撮像画像Pを拡大し、縮小し、入れ替え、または撮像画像Pを編集する)際に、技師によって使用される。
図12において、検像支援装置260は、技師端末220にオーダ情報一覧110を表示させる。検像者は、表示されたオーダ情報一覧110の中から、いずれかのオーダ情報を選択し、選択したオーダ情報に対応する撮像画像Pの検像を行う。図12の例では、検像者は、例えば、図中のオーダ情報1200を選択したとする。
図7に戻り、(7)技師端末220は、検像者によりオーダ情報が選択された場合、選択されたオーダ情報のオーダ番号「#000000001」を含み、オーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像画像Pの表示を要求する表示要求を作成する。次に、技師端末220は、作成した表示要求を、検像支援装置260に送信する。検像支援装置260は、画像DB261を参照して、表示要求されたオーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像画像Pのアドレスから撮像画像Pを取得し、技師端末220に送信して、画像ビューア130に表示させる。
また、検像支援装置260は、実施情報DB262を参照して、表示要求されたオーダ番号「#000000001」に対応付けられた実施情報特性データを取得して、技師端末220に送信して、実施入力画面120に表示させる。ここで、図13を用いて、技師端末220における画像ビューア130と実施入力画面120との表示例について説明する。
<技師端末220における画像ビューア130と実施入力画面120との表示例>
図13は、技師端末220における画像ビューア130と実施入力画面120との表示例を示す説明図である。
図13において、検像支援装置260は、技師端末220にオーダ番号「#000000001」に対応付けられた撮像画像Pを表示させるとともに、オーダ番号「#000000001」に対応付けられた実施情報特性データを表示させる。
図13の例では、患者の状態に関する情報として、「アレルギーにより造影剤不使用」が、実施入力画面120のコメント欄121に表示されている。また、撮像者がモダリティ装置230に設定した撮像条件に関する情報として、「フィルムレス」などが、実施入力画面の撮像条件欄122に表示されている。また、患者の状態に関する情報として、撮像者が追加もしくは削除した患者の撮像対象部位に関する情報が、実施入力画面120のコメント欄121に表示されていてもよい。また、撮像時に使用した造影剤などの薬品に関する情報が、実施入力画面の付帯事項欄123に表示されていてもよい。
ここで、例えば、画像ビューア130に表示されている撮像画像Pにおいて撮像対象部位の影が薄かったとする。この場合には、検像者は、実施入力画面120のコメント欄121の「アレルギーにより造影剤不使用」を参照することにより、撮像画像Pにおいて撮像対象部位の影が薄かった原因を把握し、造影剤を使用した再撮像が困難であると判断する。
次に、検像者は、技師端末220を使用して、撮像画像Pを読影医が読影しやすいように編集する。そして、検像者は、技師端末220を使用して、編集後の撮像画像Pで、画像DB261の撮像画像Pを上書きする。読影医は、検像者により撮像画像Pが検像された後に、読影医端末240を使用して、上書きされた撮像画像Pを取得して読影する。
これにより、検像者は、撮像者が撮像時に留意した患者の状態等の事項を把握することができる。そのため、検像者は、撮像指示に適合しない撮像画像Pについて、撮像者が患者の状態を留意して撮像した結果、結果的に撮像指示に適合しない画像になったのか、撮像者のミスにより撮像指示に適合しない画像になったのかを判断することができる。
従って、検像者は、撮像画像Pが撮像指示に適合しなくても、撮像者が患者の状態を留意して撮像した結果、結果的に撮像指示に適合しない画像になった場合であって、再撮像の指示が不要であると判定した場合には、再撮像の指示を発行しない。これにより、検像者は、不要な再撮像の指示を発行せず、作業負担を低減することができる。一方で、撮像者は、不要な再撮像の指示が発行されないため不要な再撮像の指示に対して応答しなくてよく、作業負担を低減することができる。また、読影医による撮像画像Pの読影作業の開始が遅延することを防止することができる。
ここで、技師端末220は、検像支援装置260にオーダ番号を送信した結果として表示した実施入力画面120と画像ビューア130とを一括して表示終了できるようにしておいてもよい。技師端末220による表示終了については、図15および図16を用いて説明する。
(検像支援装置260の検像支援処理手順)
次に、図14を用いて、検像支援装置260の検像支援処理手順について説明する。検像支援処理手順は、図7の(6)および(7)の動作を実現する処理である。
図14は、検像支援装置260の検像支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図14において、検像支援装置260は、オーダ番号を含む撮像画像Pの表示要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1401)。ここで、オーダ番号を含む撮像画像Pの表示要求を受け付けていない場合(ステップS1401:No)、検像支援装置260は、ステップS1401に戻る。
一方、撮像画像Pの表示要求を受け付けた場合(ステップS1401:Yes)、検像支援装置260は、表示要求に含まれていたオーダ番号をキーにして、画像DB261から表示要求された撮像画像Pを取得する(ステップS1402)。次に、検像支援装置260は、技師端末220に、取得した撮像画像Pを送信し、画像ビューア130に表示させる(ステップS1403)。
そして、検像支援装置260は、実施入力画面120を表示させるか否かを判定する(ステップS1404)。ここで、実施入力画面120を表示させない場合(ステップS1404:No)、検像支援装置260は、検像支援処理を終了する。
一方、実施入力画面120を表示させる場合(ステップS1404:Yes)、検像支援装置260は、表示要求に含まれていたオーダ番号をキーにして、実施情報DB262からオーダ番号に対応付けられた実施情報特性データを取得する(ステップS1405)。次に、検像支援装置260は、実施情報特性データが取得できたか否かを判定する(ステップS1406)。
ここで、取得できなかった場合(ステップS1406:No)、検像支援装置260は、技師端末220にエラーメッセージを出力させて(ステップS1407)、検像支援処理を終了する。一方、取得できた場合(ステップS1406:Yes)、検像支援装置260は、技師端末220に、取得した実施情報特性データを送信して、実施入力画面120に表示させて(ステップS1408)、検像支援処理を終了する。
これにより、検像者は、撮像者が撮像時に留意した患者の状態等の事項を把握することができる。そのため、検像者は、撮像指示に適合しない撮像画像Pについて、撮像者が患者の状態を留意して撮像した結果、結果的に撮像指示に適合しない画像になったのか、撮像者のミスにより撮像指示に適合しない画像になったのかを判断することができる。
従って、検像者は、撮像画像Pが撮像指示に適合しなくても、撮像者が患者の状態を留意して撮像した結果、結果的に撮像指示に適合しない画像になった場合であって、再撮像の指示が不要であると判定した場合には、再撮像の指示を発行しない。これにより、検像者は、不要な再撮像の指示を発行せず、作業負担を低減することができる。一方で、撮像者は、不要な再撮像の指示が発行されないため不要な再撮像の指示に対して応答しなくてよく、作業負担を低減することができる。また、読影医による撮像画像Pの読影作業の開始が遅延することを防止することができる。
ここで、検像支援装置260は、技師端末220に、オーダ番号と対応付けて実施入力画面120と画像ビューア130との組み合わせを特定する情報を記憶させておいてもよい。検像支援装置260は、技師端末220に、実施入力画面120を、画像ビューア130からの呼び出し関数として表示させてもよい。また、検像支援装置260は、技師端末220に、実施入力画面120と画像ビューア130とのプロセスIDを記憶させておいてもよい。
(技師端末220における表示中の情報の表示終了処理)
次に、図15および図16を用いて、技師端末220における表示中の情報の表示終了処理の内容について説明する。
図15および図16は、技師端末220における表示中の情報の表示終了処理の内容を示す説明図である。ここで、図13において、技師端末220は、例えば、検像支援装置260に送信したオーダ番号と、オーダ番号を送信した結果として表示した実施入力画面120と画像ビューア130とのプロセスIDとを対応付けて記憶しておいたとする。次に、図15の説明に移行する。
図15に示すように、検像者は、表示中の撮像画像Pを検像し終えると、表示中の撮像画像Pとは異なる他の撮像画像Pを検像するために、技師端末220を操作して、表示中の実施入力画面120の表示を終了しようとする。技師端末220は、検像者の操作により、実施入力画面120に表示中の情報の表示終了指示を受け付ける。
技師端末220は、例えば、検像者のマウスMの操作により、マウスカーソルMKが実施終了画面の終了ボタン1500の上にある場合にマウスMの第1ボタンが押下されたことを、表示終了の指示として受け付ける。また、技師端末220は、技師のキーボードKの操作により、実施終了画面の終了指示が発行されたことを、表示終了の指示として受け付けてもよい。次に、図16の説明に移行する。
図16に示すように、技師端末220は、実施入力画面120の終了指示を受け付けた場合に、実施入力画面120の表示を終了するとともに、画像ビューア130の表示を終了する。技師端末220は、例えば、終了指示を受け付けた実施入力画面120のプロセスIDに対応付けられたオーダ番号を特定し、特定したオーダ番号に対応付けられたプロセスIDの画像ビューア130を特定する。そして、技師端末220は、終了指示を受け付けた実施入力画面120と、特定した画像ビューア130と、の表示を終了する。
また、技師端末220は、図13において実施入力画面120と画像ビューア130とを表示した際に、実施入力画面120を画像ビューア130から呼び出した表示領域として表示させてもよい。そして、技師端末220は、実施入力画面120の表示を終了する場合に、呼び出し元となる画像ビューア130を終了してもよい。
また、技師端末220は、画像ビューア130の終了指示を受け付けた場合に、画像ビューア130の表示を終了するとともに、実施入力画面120の表示を終了してもよい。また、技師端末220は、オーダ情報一覧110の中から新たなオーダ情報が選択された場合に、画像ビューア130の表示を終了するとともに、実施入力画面120の表示を終了してもよい。
これにより、技師端末220は、実施入力画面120と画像ビューア130とのうちの一方の表示を終了する場合には、連動して他方の表示も終了することができる。従って、検像者は、異なる撮像指示に応じて撮像された撮像画像を取り違えたり、異なる撮像指示に関する撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
(表示終了処理手順)
次に、図17および図18を用いて、表示終了処理手順について説明する。表示終了処理は、図15および図16の動作を実現する処理である。
図17は、表示終了処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。図17の処理は、画像ビューア130を終了する場合に、連動して実施入力画面120を終了する処理である。また、図17の処理は、実施入力画面120を画像ビューア130からの呼び出し関数として表示させた場合の処理である。
図17において、まず、技師端末220は、画像ビューア130の表示終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1701)。ここで、画像ビューア130の表示終了指示を受け付けていない場合(ステップS1701:No)、技師端末220は、ステップS1701に戻る。
一方、画像ビューア130の表示終了指示を受け付けた場合(ステップS1701:Yes)、技師端末220は、画像ビューア130を表示終了する(ステップS1702)。次に、技師端末220は、画像ビューア130から呼び出した実施入力画面120があるか否かを判定する(ステップS1703)。
ここで、実施入力画面120がない場合(ステップS1703:No)、技師端末220は、表示終了処理を終了する。一方、実施入力画面120がある場合(ステップS1703:Yes)、技師端末220は、実施入力画面120の表示を終了し(ステップS1704)、表示終了処理を終了する。
図18は、表示終了処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。図18の処理は、実施入力画面120を終了する場合に、連動して画像ビューア130を終了する処理である。また、図18の処理は、実施入力画面120を画像ビューア130からの呼び出し関数として表示させた場合の処理である。
図18において、まず、技師端末220は、実施入力画面120の表示終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1801)。ここで、実施入力画面120の表示終了指示を受け付けていない場合(ステップS1801:No)、技師端末220は、ステップS1801に戻る。
一方、実施入力画面120の表示終了指示を受け付けた場合(ステップS1801:Yes)、技師端末220は、実施入力画面120の表示を終了する(ステップS1802)。次に、技師端末220は、実施入力画面120を呼び出した画像ビューア130があるか否かを判定する(ステップS1803)。ここで、画像ビューア130がない場合(ステップS1803:No)、技師端末220は表示終了処理を終了する。
一方、画像ビューア130がある場合(ステップS1803:Yes)、技師端末220は、画像ビューア130の表示を終了する(ステップS1804)。これにより、技師端末220は、実施入力画面120と画像ビューア130とのうちの一方の表示を終了する場合には、連動して他方の表示も終了することができる。従って、検像者は、異なる撮像指示に応じて撮像された撮像画像を取り違えたり、異なる撮像指示に関する撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
以上説明したように、技師端末220によれば、検査対象に対応する情報を表示する複数のウィンドウがある場合、複数のウィンドウのいずれかのウィンドウの表示を終了する際に、連動して他のウィンドウの表示も終了することができる。これにより、表示制御装置の利用者は、検査対象に対応する情報の一部が画面に残ったまま、他の検査対象に対応する情報を表示してしまい、異なる検査対象に対応する情報が混在することを防止することができる。従って、検像者は、異なる検査対象に対応する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
また、技師端末220によれば、撮像指示に応じて撮像者により撮像された撮像画像Pと、撮像者が撮像時に留意した事項に関する情報と、のうちの一方の表示を終了した場合には、連動して他方の表示も終了することができる。これにより、検像者は、異なる撮像指示に応じて撮像された撮像画像Pを取り違えたり、異なる撮像指示に関する撮像指示が発行された以降に作成された患者に関する情報を取り違えたりすることによる検像ミスを防止することができる。
また、技師端末220によれば、検査対象に対応する情報の表示要求を受け付けた場合、複数のウィンドウの各々のウィンドウに、検査対象に対応するそれぞれ異なる情報を表示させることができる。これにより、表示制御装置は、検像者が検査対象に対応するそれぞれ異なる情報のうちのいずれかを表示し忘れることを防止する。また、表示制御装置は、検像者が検査対象に対応するそれぞれ異なる情報を表示するために行う作業負担を低減することができる。
以上の説明では、検査対象が検像者によって検像される撮像画像Pである場合を例に挙げたが、これに限らない。例えば、検査対象が薬剤師によって患者に適した処方がされているかを検査する診療科医が作成した処方箋の情報であってもよい。この場合、検査対象の検査を支援する情報は、電子カルテや看護日誌を採用することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む前記複数のウィンドウの表示を終了する、
処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記2)前記複数のウィンドウは、患者の撮像対象部位が指定された撮像指示に応じて撮像された撮像画像が表示される第1のウィンドウと、前記撮像指示に関する情報が表示される第2のウィンドウと、と、を含むことを特徴とする付記1に記載の表示制御プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、
前記複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象に対応する情報の表示要求を受け付けた場合に、前記複数のウィンドウの各々のウィンドウに、前記検査対象に対応するそれぞれ異なる情報を表示させる、
処理を実行させることを特徴とする付記1または2に記載の表示制御プログラム。
(付記4)コンピュータに、
複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む前記複数のウィンドウの表示を終了する、
処理を実行させる表示制御プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記5)コンピュータが、
複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む前記複数のウィンドウの表示を終了する、
処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
(付記6)複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付ける受付部と、
前記受付部によって終了する指示を受け付けられた該ウィンドウを含む前記複数のウィンドウの表示を終了する制御部と、
を有することを特徴とする表示制御装置。
110 オーダ情報一覧
120 実施入力画面
130 画像ビューア
220 技師端末
260 検像支援装置
601 受付部
602 制御部

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて複数のウィンドウを表示した場合、前記複数のウィンドウを自動で対応付け、
    対応付けられた前記複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示受け付けられた該ウィンドウを含む、対応付けられた前記複数のウィンドウの表示を終了する、
    処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 前記対応付ける処理は、
    前記1の検査対象を示す第1の情報に、前記複数のウィンドウのそれぞれのウィンドウを示す第2の情報を対応付けて記憶し、
    前記終了する処理は、
    対応付けられた前記複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示が受け付けられた該ウィンドウを示す第2の情報に対応付けられた第1の情報を特定し、特定した第1の情報に対応付けられたそれぞれの第2の情報が示すウィンドウの表示を終了する、ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
  3. 前記複数のウィンドウは、患者の撮像対象部位が指定された撮像指示に応じて撮像された撮像画像が表示される第1のウィンドウと、前記撮像指示に関する情報が表示される第2のウィンドウと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象に対応する情報の表示要求を受け付けた場合に、前記複数のウィンドウの各々のウィンドウに、前記検査対象に対応するそれぞれ異なる情報を表示させる、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示制御プログラム。
  5. コンピュータが、
    複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウを対応付け、
    対応付けられた前記複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付けると、終了する指示が受け付けられた該ウィンドウを含む、対応付けられた前記複数のウィンドウの表示を終了する、
    処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
  6. 複数の検査対象のうちいずれか1の検査対象が選択されることに応じて表示した複数のウィンドウを対応付ける対応部と、
    前記対応部によって対応付けられた前記複数のウィンドウのうちいずれかのウィンドウについてウィンドウの表示を終了する指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって終了する指示が受け付けられた該ウィンドウを含む、前記対応部によって対応付けられた前記複数のウィンドウの表示を終了する制御部と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
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