JP2019101679A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】検査を実施する候補日を提示可能な装置を提供する。【解決手段】検査の種類に関する指示を取得し、検査を受ける被検体に関する情報を取得し、指示された検査の種類に関する情報と、被検体に関する情報とに基づいて、検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を表示部に表示させる。【選択図】図1
Description
本明細書の開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラムに関する。
病院内の各部門の端末をネットワークで相互に接続して構築されたシステムとして、HIS(Hospital Information System)と呼ばれる病院情報システムが構築される場合がある。また、RIS(Radiology Information System)と呼ばれる放射線部門情報システムのように、診療科に合わせた情報処理システムが構築される場合がある。
医師は、HISやRISを介して、検査オーダーを検査部門に伝達することができる。検査オーダーには、検査を依頼した部門名、検査項目(放射線撮影であれば撮影部位等)、及び患者に関する情報等が含まれる。(特許文献1)
検査オーダーを依頼しようとする際に、他の検査の影響や患者の個別の状況が対象の検査オーダーに与える影響に鑑みて検査実施日を決定することは、医師にとって手間となる作業である場合がある。
本発明の実施形態に係る情報処理装置は、検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する第2の取得手段と、前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を表示部に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係る情報処理装置によれば、検査オーダーを依頼する医師といった操作者は、検査を実施する候補日を把握することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、HIS(病院情報システム)100、RIS(放射線部門情報システム)110、PACS(Picture Archiving and Communication System)120と、通信ネットワークを介して接続されている。
図1は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、HIS(病院情報システム)100、RIS(放射線部門情報システム)110、PACS(Picture Archiving and Communication System)120と、通信ネットワークを介して接続されている。
HIS100は、病院の業務を支援するシステムである。HIS100は、1台、もしくは複数台のHIS端末(不図示)を有する。HIS100は、患者情報などを取り扱う電子カルテシステムや、オーダリングシステムや、診療報酬情報を取り扱うレセプトシステムを含んでもよい。オーダリングシステムとは、検査オーダーを発行し、検査を行う部門のシステムに当該検査オーダーを送信するシステムである。また、HIS100は、薬剤管理システム、入退院管理システム、会計システムを含んでもよい。これらのシステムはHIS100とは別のシステムとして病院内にあってもよい。
RIS110は、放射線部門で実施される検査や治療を管理するシステムである。RIS110は院内の各科から放射線部門に向けて出された検査オーダーを、担当の部署に配信する。RIS110は、検査実施後に、電子カルテ、PACS120、会計システムなどに実施情報を送信する。RIS110は検査の予約管理、患者の受付管理、検査の実績管理、患者情報管理、他システムとの連携などを行う。検査の予約管理とは、放射線部門の様々な医用画像撮影装置(以下では、単に撮影装置と称する。)の予約決定・取り消し、予約枠の設定などにかかる管理である。患者の受付管理とは、受付番号の発行、検査内容に応じた検査室の自動振り分けなどにかかる管理である。検査の実績管理とは、検査実施状況のHISへの伝達、会計情報の会計システムへの伝達などにかかる管理である。患者情報管理とは、検査オーダーの情報と患者に関する情報などをHISより取得し、RIS端末の表示部(不図示)に表示させる管理である。他システムとの連携とは、HIS100やPACS120などとの連携である。RIS110は、1台、もしくは複数台のRIS端末(不図示)を有する。
PACS120は、検査で取得された医用画像を保存して管理する画像サーバーである。PACS120は医用画像を電子的に保管し、ネットワーク上の端末(不図示)からの要求を受けて、医用画像を当該端末に配信する。PACS120は一つまたは複数のサーバーから構成される。PACS120は外部のデータセンターを利用したクラウドコンピューティングにより構成されてもよい。PACS120は、保管されている医用画像を閲覧する端末(不図示)を含んでよい。PACS120はHIS100、RIS110、情報処理装置10から患者IDや検査日、受付番号といった情報を受信し、該当する検査の情報や、医用画像をそれぞれの装置に送信する。
情報処理装置10は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等で構成されるネットワークを介して、HIS100、RIS110、PACS120と相互に接続される。近年では、診断に用いられる医用画像や診断に関する各種の情報が電子化されており、各種の装置間の情報連携のために、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格が用いられることが多い。DICOMは医用画像のフォーマットと、それらの画像を扱う装置間の通信プロトコルを定義した規格である。以下では、装置間の通信と医用画像のフォーマットはDICOM規格に則っているものとして説明する。
情報処理装置10は、通信部20、情報記憶部30、検査オーダー生成部40、候補日情報生成部50、表示制御部60、情報取得部70を有する。情報処理装置10は、表示部80、入力部90と接続されている。
通信部20は、送信部21と受信部22とを有する。送信部21は検査オーダーをオーダリングシステムに送信する。本実施形態において検査は放射線部門で行われるものとする。本実施形態においてオーダリングシステムはHIS100に含まれ、HIS100のオーダリングシステムからRIS110へ検査オーダーが送信されるものとする。検査オーダーは、RIS110から撮影装置に送信される。したがって、本実施形態では送信部21は検査オーダーをHIS100に送信する。
検査オーダーには、検査を依頼する医師が放射線部門の検査の担当者へ伝達する情報が含まれる。具体的には、検査オーダーには、検査情報、依頼先の部門(診療科)、依頼者(医師)、依頼元の部門(診療科)、依頼日時、および患者情報等が含まれる。検査情報とは、依頼元の部門で検査を行うために必要な情報である。検査情報としては、例えば、検査を行う撮影装置の種類、撮影方法の種類、検査部位、検査方法、造影剤使用の有無、検査日時等が挙げられる。患者情報としては、例えば、患者氏名、患者ID、生年月日、性別等が挙げられる。
受信部22は、患者情報等をHIS100、RIS110から取得する。受信部22は例えば、電子カルテから検査に対する患者の禁忌情報を取得する。禁忌情報とは例えば、放射線検査時に使用する造影剤に対する副作用の情報である。また受信部22は、対象の患者の実施済み検査の医用画像をPACS120から取得する。
情報記憶部30は、検査オーダー生成部40で生成された検査オーダーの情報を保存する。また情報記憶部30は、通信部20を介して、HIS100、RIS110、PACS120から取得された情報を保存する。
検査オーダー生成部40は、情報取得部70が取得した情報に基づいて検査オーダーを生成する。検査オーダーの情報としては、上述したように、検査情報、依頼先の部門(診療科)、依頼者(医師)、依頼元の部門(診療科)、依頼日時、および患者情報等が含まれる。
候補日情報生成部50は、データベース(DB)51を有し、情報取得部70が取得した情報に基づいて、検査の実施候補日の情報を生成する。
DB51は、薬物の情報や、製薬情報を記憶するデータベースである。薬物の情報とは、例えば医用画像の撮影を含む画像診断や生体検査、抗がん剤などを用いた薬物治療で用いられる薬物の情報である。制約情報とは、例えば各検査に対する禁止事項や、複数の検査を実施する場合の実施優先順位などの情報である。より具体的には、制約情報は例えば磁気共鳴断層撮影装置(MRI:Magnetic Resonance Imaging)での検査実施時における、金属物禁忌や体内電子機器の禁忌に関する情報を含む。また別の例では、制約情報はMRIやX線CT(Computed Tomography)装置などの造影剤を使用する検査における、造影剤に対するアレルギー情報や呼吸器疾患の情報が含まれる。
候補日情報生成部50は、情報取得部70が取得した患者情報、検査情報と、情報記憶部30に保存されている、HIS100やRIS110から取得された情報とを、DB51に記憶されている情報に照らし合わせることで、検査の実施候補日情報を生成する。
表示制御部60は、表示部80に表示される内容を制御する。例えば表示制御部60は、操作者が検査を依頼するためのGUIを表示部80に表示させる。表示制御部60は、GUIに候補日情報生成部50で生成された、検査実施の候補日情報を表示制御部60に表示させる。また表示制御部60は、情報取得部70で入力された患者情報に基づいて、すでに実施された検査の医用画像を表示部80のGUI上に表示させる。
情報取得部70は、操作者の指示に基づいて情報を取得する。医師といった操作者は、表示部80に表示されるGUIと入力部90を介して、情報を情報処理装置10に入力することができる。情報取得部70は、入力部90を介して入力された情報を取得する。情報取得部70は、操作者が入力した患者情報を取得する。また、情報取得部70は検査情報を取得する。なお、ここで入力される患者情報および検査情報はGUIを介して操作者が任意に入力する情報であり、先に例示した患者情報および検査情報のすべての項目を含まなくてよい。
操作者は、すでにHIS100に登録されている患者情報を取得することを目的として、入力部90を介して患者情報を入力することができる。情報取得部70は、操作者が入力した患者情報を取得する。例えば情報取得部70は、操作者が入力した患者氏名を取得する。情報取得部70は、通信部20を介してHIS100に登録されている患者情報を取得して、情報処理装置10に取り込み、情報記憶部30に記憶させる。このとき情報取得部70は通信部20及び情報記憶部30に、併せてRIS110から、対象の患者が既に受診した検査や予約されている検査の情報を取得させてもよい。さらに情報取得部70は通信部20及び情報記憶部30に、既に受診した検査の医用画像をPACS120から取得させてもよい。
また、操作者は新規の患者として、HIS100に患者情報を登録することができる。この場合に操作者は、上述の患者情報の他に、患者の身体的情報を含めたプロファイル情報、病名、既往歴などの情報を、入力部90を介して入力することができる。情報取得部70は操作者が入力したこれらの情報を取得し、通信部20を介してHIS100に送信する。
表示部80は、表示制御部60の制御を受けて、操作者が検査オーダーの依頼を実施するためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。表示部80は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)、FED(Field Emission Display)、メガネ型ディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどのディスプレイで構成され、情報処理装置10と有線または無線で接続される。
入力部90は、情報処理装置10に情報を入力する。入力部90は例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパネル、スイッチボックス、音声を含む音や音を受信するマイク、特定のジェスチャーを受け付ける装置である。
図2は情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、例えばコンピュータである。情報処理装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶装置14、USB15、通信回路16、グラフィックスボード17を有する。これらはBUSにより通信可能に接続されている。BUSは接続されたハードウェア間でのデータの送受信や、CPU11から他のハードウェアへの命令を送信するために使用される。
CPU(Central Processing Unit)11は情報処理装置10及びこれに接続する各部を統合的に制御する制御回路である。CPU11はROM12に格納されているプログラムを実行することにより制御を実施する。またCPU11は、表示部80を制御するためのソフトウェアであるディスプレイドライバを実行し、表示部80に対する表示制御を行う。さらにCPU11は、入力部90に対する制御を行う。
ROM(Read Only Memory)12は、CPU11による制御の手順を記憶させたプログラムやデータを格納する。ROM12は、情報処理装置10のブートプログラムや各種初期データを記憶する。また、情報処理装置10の処理を実現するための各種のプログラムを記憶する。
RAM(Random Access Memory)13は、CPU11が命令プログラムによる制御を行う際に作業用の記憶領域を提供するものである。RAM13は、スタックとワーク領域とを有する。RAM13は、情報処理装置10及びこれに接続する各部における処理を実行するためのプログラムや、画像処理で用いる各種パラメータを記憶する。RAM13は、CPU11が実行する制御プログラムを格納し、CPU11が各種制御を実行する際の様々なデータを一時的に格納する。
記憶装置14は、患者情報や検査情報、医用画像などの各種のデータを保存する補助記憶装置である。記憶装置14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)である。
USB(Universal Serial Bus)15は入力部90と接続する接続部である。
通信回路16は通信ネットワークに接続されている各種の外部装置との通信を行うための回路である。通信回路16は、例えば出力する情報を転送用パケットに格納してTCP/IPといった通信技術により、通信ネットワークを介して外部装置に出力する。情報処理装置10は、所望の通信形態にあわせて、複数の通信回路を有していてもよい。
グラフィックスボード17は、GPU(Graphics Processing Unit)、ビデオメモリを含む。GPUは、例えば光音響信号から光音響画像を生成するための再構成処理に係る演算を行う。
HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)18は、表示部80と接続する接続部である。
CPU11やGPUはプロセッサの一例である。また、ROM12やRAM13や記憶装置14はメモリの一例である。情報処理装置10は複数のプロセッサを有していてもよい。第1の実施形態においては、情報処理装置10のプロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、情報処理装置10の各部の機能が実現される。
また、情報処理装置10は特定の処理を専用に行うCPUやGPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を有していても良い。情報処理装置10は特定の処理あるいは全ての処理をプログラムしたFPGA(Field−Programmable Gate Array)を有していてもよい。以下では、プロセッサと表現する場合にASICやFPGAを含んでよい。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10により行われる処理の一例を示すフローチャートである。図3を用いて、医用画像の一つである光音響画像を取得する、光音響診断装置の検査オーダーを依頼する処理を説明する。以下では、被検体に光を照射し、被検体内部で生じた吸収体の膨張によって発生する音響波を光音響波と呼び、光音響波を用いて画像化された画像を光音響画像と呼ぶ。光音響画像では、例えば、ヘモグロビンの光学特性により血管が抽出されることが知られている。
ステップS301において操作者は、表示部80に表示されるGUIに入力部90を用いて情報処理装置10に患者情報を入力する。情報取得部70は操作者が入力した患者情報を取得する。操作者が患者情報を入力する目的は、主に、HIS100に登録されている患者情報を取得することである。
ステップS302において送信部21は、ステップS301で入力された患者情報を、HIS100へ送信する。
ステップ303においてHIS100は、情報処理装置10から送信された患者情報を元に、HIS100に登録されている情報の中から検索を行う。検索が行われた結果、該当する患者情報が有った場合に、HIS100は当該患者情報を検索結果として抽出する。この検索結果には、受診履歴や禁忌情報、既往歴などの情報も含まれる。また、HIS100内に該当する情報が有る場合に、HIS100又は通信部20はRIS110に患者情報を送信して、RIS110内に登録されている検査情報を検索してもよい。RIS110は、検索により、実施された検査や予定されている検査の情報を抽出する。この際RIS110は、既に実施された検査時に発生した、造影剤アレルギー情報などのトラブル情報も抽出することができる。RIS110内での検索の結果、既に実施された検査が有る場合に、HIS100又はRIS110又は通信部20は、PACS120に患者情報を送信して、PACS120に登録されている医用画像の検索を実施してもよい。PACS120は検索により、既に実施された検査により取得された医用画像を抽出する。
HIS100内の検索の結果、通信部20から送信された患者情報に該当する情報が無かった場合、HIS100は該当する情報が無い旨を情報処理装置10に通知する。
ステップS304において受信部22は、ステップS303で抽出された結果を受信する。
ステップS305において情報記憶部30は、ステップS305で受信された抽出結果を保存する。
ステップ306において表示制御部60は、ステップS305で情報記憶部30に保存された抽出結果を、表示部80のGUIへ表示させる。
ステップS303において、HIS100に所望の患者情報が保存されておらず、検索結果が得られなかった場合、ステップS304において受信部22はその旨のメッセージをHIS100から受信する。ステップS305は行われず、ステップS306に進む。ステップS306において表示制御部60は、後述のように操作者に患者情報を入力させるためのGUIを表示部80に表示させる。
図4に、表示部80に表示されるステップS306のGUI300の表示例を示す。
表示領域310は、操作者が患者情報を入力するための領域である。ステップS301〜S305により取得された情報が表示されている。取得されていない項目は、ブランクのまま表示される。
ステップS301において操作者は、表示領域310の患者氏名、患者IDのいずれか一方、もしくは両方を入力する。患者氏名と患者IDの入力方法としては、操作者がキーボード(入力部90)により入力してもよいし、患者が装着しているリストバンドに記載されているバーコードをバーコードリーダー(入力部90)により読み取ってもよい。情報取得部70は、バーコードリーダーが読み取った内容をDB51や院内のデータベース(不図示)に紹介して患者情報を取得し、表示制御部60を介して表示領域310に表示する。患者氏名、患者IDを入力後、操作者はマウスなど(入力部90)を用いて検索ボタンを押下する。これにより、ステップ302以降の処理が実施される。
図4の例では、ステップS303においてHIS100が抽出し、ステップS304で受信した情報としてさらに生年月日、年齢性別がステップS306において表示されている。
ステップS303においてHIS100に該当する患者情報が無かった場合、表示制御部60はステップS306において入力した患者氏名の背景を赤色で表示したり、ポップアップウィンドウ(不図示)で該当情報無しの通知をしてもよい。該当情報が無かった場合には、操作者は必要に応じて未入力の情報を表示領域310に入力し、登録ボタンを押下することで、HIS100へ患者情報を登録することができる。また、患者情報を追入力した場合には、更新ボタンを押下することで、患者情報を更新することができる。
表示領域320には、患者付帯情報が表示されている。患者付帯情報とは、HIS100やRIS110から取得された情報で、禁忌情報や既往歴などの情報を含む。以下では、氏名、患者ID、生年月日、年齢、性別に関する情報を患者基本情報と称する。医用画像に付帯する付帯情報や、電子カルテ等から取得される患者に関する情報で患者基本情報に含まれないものを患者付帯情報と称する。患者情報のうち、患者付帯情報とする情報を操作者が事前に設定しておいてもよい。操作者は表示領域321から、追加の患者付帯情報を入力することができる。操作者は追加で入力した際に、表示領域310の更新ボタンを押すことで、HIS100の情報を更新してもよい。
表示領域330には、依頼可能な検査の種類が選択肢として表示されている。検査種類として、画像検査、組織検査、内視鏡検査が表示例として表示されているが、病院環境によって適宜設定がなされる。図4の例では画像検査の種類として、撮影装置による区分が表示されており、CT、MRI、エコー、MMG(Mammography)、PET(Positron Emission Tomography)、PAT(Photoacoustic Tomography)が表示されている。PATは、本実施例における光音響診断装置である。図4の例では組織検査の種類として、MMT(Mammotome)、CNB(Core Needle Biopsy)が表示されている。図4の例では内視鏡検査の種類として、上部消化管、小腸、大腸が表示されている。
表示領域340には、検査実施日を表示し、操作者が入力するためのカレンダーが表示されている。操作者が年月を入力、もしくは選択することに応じて、表示制御部60は対象月のカレンダーを表示してもよい。図4の例では、年月選択ボタンを操作者が押下してプルダウンリストから2017年9月を選択している。
表示領域350には、検査オーダーの依頼者情報が表示されている。この依頼者情報は、情報処理装置にログインした際の情報を元にして自動的に表示されてもよい。
ステップS307において操作者は、入力部90を介して図4の表示領域330から検査の種類を選択し、情報取得部70は入力された情報を取得し、候補日情報生成部50へ送る。
ステップS308において候補日情報生成部50は、ステップS307で入力された検査の種類の情報に基づいて、制約条件を判定する。具体的には、候補日情報生成部50は情報記憶部30に保存されている、患者が既に実施した検査、当該患者に予定されている検査、患者付帯情報と、DB51の情報とを参照し、入力された検査を実施する上での制約条件を判定する。
ステップS309において候補日情報生成部50は、ステップS307で判定された制約条件を元に、ステップS307で入力された検査を実施する候補日情報を生成する。
図5(a)に、表示部80に表示されるステップS310のGUI300の表示例を示す。
操作者はステップS307で、表示領域330に表示されている検査の種類の選択肢の中からPATを選択する。図5(a)の例では、選択されたPATの項目の背景が灰色で強調されている。表示領域331に、表示領域330で選択した検査の詳細設定項目が表示される。図5(a)の例では詳細設定項目として検査部位を入力可能となっている。表示領域331ではPATの詳細設定項目として検査部位の選択ボタンが表示されており、操作者は選択ボタンを押下してプルダウンリストから乳房を選択している。
操作者が依頼しようとする検査の情報を入力することで、ステップS308〜S309の処理がなされ、ステップS310で、表示領域340のカレンダーにPAT検査の候補日が表示される。
表示領域340のカレンダーでは、検査オーダー依頼日の当日情報として、9月8日の枠が強調して表示されている。9月8日までは×が印されていて、過去であることが示されている。
9月6日に「CT」と表示されており、CT検査が9月6日に実施されたことを示している。さらに、カレンダーの9月6日の枠内にCT画像のサムネイル画像が表示されている。操作者がサムネイル画像をマウス等でクリックすることに応じて、情報取得部70はPACS120から過日に取得された医用画像であるCT画像を取得し、表示制御部60は当該CT画像を表示部80に表示させてもよい。表示制御部60は医用画像を、表示領域340を切り替えて表示させてもよいし、別の画面を立ち上げて表示させてもよい。
9月11日にCNBと表示されており、9月11日に組織検査である針生検(CNB)が予定されていることが示されている。検査種類は文字で表示されていてもよいし、図5(a)の例のように針のアイコンなどで表示されてもよい。
なお、図5の例ではステップS307において操作者が所望の検査の種類を入力し、当該入力された検査と関係する、他の検査に関する情報(ここではCTとCNB)が選択されてカレンダーに表示されているが、これに限らない。例えば患者が選択された時点で当該患者に対して実施された検査、予定されている検査をカレンダーに表示するようにしてもよい。その場合、図4のカレンダーに当該検査の情報が表示される。
カレンダー上の9月12日〜24日まで、濃淡の異なる2種類の灰色で表示されている。これは、濃色の日程においてPAT検査が実施不可能であり、淡色の日程において実施可能性が有ることを示している。9月25日は斜線でハッチングされており、PAT検査が確実に実施できる最短の候補日であることが示されている。図5(a)のカレンダー上の表示態様は、表示制御部60が検査の実施可否にかかる情報を日程ごとに区別可能に表示する態様の一例である。ここでは実施可否にかかる情報が3段階の区別で表示されているが、これに限らない。実施可能性の区分は任意の段階に分けられてよい。
ここで、9月12日〜9月25日における検査の実施可否を判定する制約条件について説明する。PAT検査を乳房に適用する場合、乳房内の血管画像を医用画像として取得することが目的とされている。一方、CNBは穿刺針を乳房へ挿入して組織を摘出することから、出血を伴うことが知られている。つまり、PAT検査前にCNB検査を実施した場合、乳房内にCNB検査での出血が血腫として残るため、PAT検査で取得した画像に血腫がアーチファクトとして画像化されてしまう可能性がある。CNB検査で発生した血腫は、およそ2週間程度で消失することが知られており、PAT検査の実施日はCNB検査後に2週間程度の間隔を空けることが推奨される。PAT検査の実施日がCNB検査後、2週間程度の間隔を空けることは、PAT検査に関する制約条件の一例である。
上述のようなPAT検査に関する制約条件の情報は、DB51にあらかじめ蓄積されている。候補日情報生成部50は、ステップS308〜S309においてDB51の制約条件を参照し、候補日情報を生成する。
9月22日〜24日は、乳房内の血腫が消失している可能性があるため、PAT検査の実施可能性が有ると判定され、淡色で表示される。一方、9月11日〜21日は、乳房内に血腫が存在している可能性が高いため、PAT検査が実施不可と判定され、濃色で表示される。9月25日は推奨される2週間の間隔を空けた、最短の候補日であり、斜線のハッチングで表示される。
表示制御部60は、操作者がカレンダー上で特定の日にマウスオーバーさせた際に、図5(b)の例のように、その日程におけるコメントを表示させてもよい。例えば9月22日に操作者がマウスオーバーさせた場合に、表示制御部60は表示領域341に血腫存在の可能性について「血腫残存の可能性有」とコメントを表示する。コメントを提示する態様は、例えばポップアップ表示であってもよい。なお、制約条件の一例として示した血腫存在の可能性については、症例の積み重ねによる経験によるものであり、上述の例に限定されるものではない。情報処理装置10を運用する医療機関は任意にDB51の制約条件の設定を変更することができる。
ステップS311において操作者はPAT検査日を決定する。操作者はGUI300の表示領域340に表示されるカレンダーに表示される、候補日の中から希望する日をマウスなどでクリックして選択し、決定ボタンを押下する。
ステップS312において情報取得部70は入力されたPAT検査の実施日を取得する。表示制御部60は検査の実施日が決定されたことを表示部80に表示させる。
図5(c)は、ステップS311のGUIの一例を示す図である。操作者は9月25日にPAT検査の実施日を決定している。表示制御部60は、決定された検査実施日の枠をカレンダー上で強調して表示させてもよい。また表示制御部60は、操作者が検査実施日をマウスなどでクリックした際に、当日の検査可能時間をポップアップ表示して、操作者が検査時間を選択・決定できるようにしてもよい。実施形態の一つにおいて、濃色で表示されている日は検査実施日として選択できないように制御されてもよく、薄色で表示されている日は検査実施日として選択できるが、図5(b)のコメントが表示されるように制御されてもよい。
ステップS313において検査オーダー生成部40は、ステップS311で決定されたPAT検査日の情報を元に検査オーダーを生成する。生成される検査オーダーの具体的な内容としては、依頼先(放射線診断科などの診療科)、検査実施日および時間、検査種類(PAT)、検査部位(乳房)、依頼者名、依頼者所属部門などである。検査オーダー生成部40は情報記憶部30やHIS100等から情報を取得し、生成する検査オーダーに情報を引き継いでもよい。
ステップS314において情報記憶部30は、ステップS313で生成された検査オーダーを保存する。
ステップS315において送信部21は、ステップS313で生成された検査オーダーをHIS100に送信する。ここではHIS100にオーダリングシステムがあり、HIS100からRIS110に検査オーダーが送信される。医療機関において、オーダリングシステムがRIS110にある場合、送信部21はHIS100とRIS110とに検査オーダーを送信する。
ステップS316においてHIS100は、情報処理装置10から受信した検査オーダーをオーダリングシステムに登録する。
ステップ317において表示制御部60は、検査オーダーの依頼が完了したことをGUI300に表示させる。例えば図5(d)に示すように、表示領域341に検査オーダーの依頼が完了したことを示すメッセージを表示させる。
操作者は、依頼が完了している検査オーダーについて、表示領域340の消去ボタンを用いて検査オーダーを消去することができる。
以上のように、医師といった操作者は、検査オーダーを依頼する際に他の検査などの医療イベントの影響のない実施日を、情報処理装置に表示される候補日情報の中から選択し決定することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置10は、図4及び図6に例示したカレンダー表示に替えて、マトリックス形式の表示を行う。
本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置10は、図4及び図6に例示したカレンダー表示に替えて、マトリックス形式の表示を行う。
第2の実施形態にかかる情報処理装置10の機能構成及びハードウェア構成は、それぞれ図1及び図2に示したのと同じであるため、上述した説明を援用することにより、ここでの詳しい説明を省略する。
図6は、第2の実施形態において表示部80に表示されるGUI300の一例を示す図である。表示領域340には、検査オーダーを決定するオーダー表が、検査の種類と日程とをそれぞれ縦軸と横軸としたマトリックス形式で表示されている。
以下に、第1の実施形態と異なる内容について説明する。具体的には、図3に示すステップS311以降の処理におけるGUI300の表示態様について説明する。第1の実施形態と同様の表示については、上述した説明を援用することによりここでの詳しい説明を省略する。
図6(a)は、ステップS311におけるGUI300の表示の一例である。表示領域340のオーダー表には、縦軸を検査の種類、横軸を日程とするマトリックスが表示されている。マトリックスに表示させる検査の種類は操作者が事前に設定してよく、例えば図6(b)のように検査種類ボタン342を押下することで、検査の種類を追加したり削除したりしてよい。
オーダー表において、MRIの欄に全て×が記されているのは、患者付帯情報にあるように当該患者が閉所恐怖症であるためである。候補日情報生成部50は情報記憶部30及びDB51の情報に基づいて、MRIの検査を設定できないように制御し、表示制御部60はGUI300に反映する。
操作者がPAT検査を依頼する場合を例に、第2の実施形態における検査オーダーの依頼について説明する。操作者は、PAT検査の未来の日程と対応する欄をマウスでクリックする。図6(a)の例では、9月6日と9月11日に対応する欄がすでに設定されており、紙面右側を未来の方向として9月11日の欄よりも右側の任意の欄をクリックすることで、操作者は検査オーダーの依頼を開始することができる。操作者が特定の検査の未来の日程の欄を指定する操作入力に応じて、候補日情報生成部50は、第1の実施形態において説明したのと同様にして、候補日情報を生成する。表示制御部60は、生成された候補日情報をGUI300上に表示させる。
図6(a)の例では、表示制御部60は操作者がクリックした欄に候補日情報をポップアップ表示する。このとき表示制御部60は、候補日情報として、PAT検査を確実に実施できる最短の候補日(ここでは9月25日)のみを表示させてもよいし、実施可能性が有る候補日(第1の実施形態と同様に、9月22日〜24日)を併せて表示させてもよい。操作者は、表示された候補日の中から、所望の日程を選択する。第1の実施形態と同様に、操作者は決定ボタンを押下して検査オーダーを依頼する。以降の処理も、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態にかかる情報処理装置により、検査オーダーを依頼する際に他の検査などの医療イベントの影響のない実施日を、表示される候補日情報の中から操作者は選択して決定することができる。これにより、医師といった操作者は、簡易に検査オーダーを依頼することができる。
なお、図6に示した例では、マトリックスの横軸は検査等の医療イベントが入力されている日程のみを表示しているが、これに限らない。カレンダー上の全ての日程を表示させてもよいし、医療機関の営業日だけを抽出して表示させてもよい。検査を行う日程や曜日が固定されている場合は、当該固定された日程だけを抽出して表示させてもよい。
[変形例]
上述の実施形態においては、制約条件としてPAT検査とCNB検査との関わりを例に説明したが、本発明はこれに限らない。制約条件の他の例としては、患者に対する投薬と、検査との関わりが挙げられる。例えば、患者が糖尿病を患っている場合、ビグアナイド系薬剤の投薬を受けている場合がある。ビグアナイド系薬剤はCT検査の造影剤との併用で副作用を生じる可能性が有ることが知られており、検査の前後で服用を中止することがされている。
上述の実施形態においては、制約条件としてPAT検査とCNB検査との関わりを例に説明したが、本発明はこれに限らない。制約条件の他の例としては、患者に対する投薬と、検査との関わりが挙げられる。例えば、患者が糖尿病を患っている場合、ビグアナイド系薬剤の投薬を受けている場合がある。ビグアナイド系薬剤はCT検査の造影剤との併用で副作用を生じる可能性が有ることが知られており、検査の前後で服用を中止することがされている。
例えば制約条件として造影剤を用いたCT検査の検査前48時間と検査後48時間は、ビグアナイド系薬剤の服用を中止することとする。図7(a)はGUI300の一例を示す図であり、操作者は第1の実施形態と同様にして、カレンダー340から検査オーダーを入力することができる。図7(a)の例において、前述のように9月8日が依頼日当日であることが示されている。9月8日及び9月9日は、すでに患者が薬剤を服用している可能性が有るため、検査実施は不可と判定され、濃色で示されている。9月10日については、検査の時間帯によっては最後の薬剤服用から48時間が経過している可能性が有るため、検査の実施可能性有と判定され、淡色で示されている。9月11日は9月8日から48時間以上が経過しているので、最後の薬剤服用から48時間の間隔を確実に空けることができる最短の候補日と判定され、ハッチングで示されている。
造影CT検査の依頼に伴って、薬剤部にビグアナイド系薬剤の服用を中止してインシュリンへ切り替えるよう依頼できるようにしてもよい。図7(b)は、GUI300にポップアップ表示される画面の一例であり、操作者は薬剤部にインシュリンへの切り替えを依頼することができる。表示制御部60は図7(b)のポップアップを、操作者が表示領域330においてCT検査を選択したタイミングで表示させてもよいし、検査日を決定する操作入力のタイミングで表示させてもよい。候補日情報生成部50は、薬剤部にインシュリンへの依頼が完了し、投薬が中止されたことを示す情報を受信した後に、CT検査の実施可能性について判定してもよい。薬剤部からの情報を受信する前は、すなわち制約条件に関する情報を全て取得する前は、全ての日程においてCT検査の実施を不可と判定することとしてもよい。
情報処理装置10をHIS100及びRIS110とは異なる装置として構成する場合を例に説明したが、これに限らない。例えば情報処理装置10はHIS100の一つのシステムであってもよいし、RIS110の一つのシステムであってもよい。情報処理装置10はHIS100の端末(不図示)であってもよいし、RIS110の端末(不図示)であってもよい。
上述の実施形態では、カレンダーまたはマトリックスに所望の検査を実施できる候補日の情報を表示させる場合を例に説明したが、これに限らない。例えば操作者が所望の検査の日程を自由に入力し、当該入力された日程を制約条件に照らし合わせて、実施可否に関する情報を提示するようにしてもよい。実施可否に関する情報は、例えば入力された日程に当該所望の検査を実施できない場合には、その旨を示す警告を表示させてもよい。
上述の実施形態では、一つの制約条件に基づいて検査の実施可否に関する情報を提示する場合を例に説明したが、これに限らない。候補日情報生成部50は、複数の制約条件に基づいて候補日情報を生成してもよく、例えば造影CT検査とCNB検査との2つの制約条件に基づいてPAT検査の候補日情報を生成してもよい。
上述の実施形態では、検査の情報と被検体の情報とに基づいて、所望の検査を実施できる候補日の情報を生成する場合を例に説明した。この場合、情報処理装置10により適切な日程で所望の検査の検査オーダーを依頼できる。他の検査の日程を考慮しなかったために、検査オーダーが発行されたものの結果として実施できなかった検査オーダーが発生しないので、メモリの使用容量を低減することができる。また、患者に対して実施された検査及び予定されている検査は、複数の診療部門から個別に依頼された検査である場合がある。診療部門ごとに検査を依頼するオーダリングシステムが分かれている場合、情報処理装置10はこれらの複数のオーダリングシステムに対してアクセスする必要がある。医療機関内の複数のシステムにまたがってアクセスできる情報処理装置10は、患者の個人情報を適切に扱うことが求められ、例えば情報処理装置10は暗号化して当該システム間の通信を行ってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の各実施形態における情報処理装置は単体の装置として実現してもよいし、複数の装置を互いに通信可能に組合せて上述の処理を実行する情報処理システムとしてもよく、いずれも本発明の実施形態に含まれる。共通のサーバー装置あるいはサーバー群で、上述の処理を実行することとしてもよい。情報処理装置および情報処理システムを構成する複数の装置は所定の通信レートで通信可能であればよく、また同一の施設内あるいは同一の国に存在することを要しない。
本発明の実施形態には、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムのコードを読みだして実行するという形態を含む。
したがって、実施形態に係る処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の実施形態の一つである。また、コンピュータが読みだしたプログラムに含まれる指示に基づき、コンピュータで稼働しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
上述の実施形態を適宜組合せた形態も、本発明の実施形態に含まれる。
Claims (17)
- 検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記候補日情報は複数の候補日に関する情報を含み、
前記表示制御手段は、前記複数の候補日に関する情報をそれぞれ区別可能に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の候補日のうち、前記指示された検査を実施できる可能性に応じて表示態様を異ならせることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記候補日情報に含まれる前記複数の候補日の中から、操作者が前記指示した検査を実施する検査日を決定するための画面を表示させることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記指示された検査を前記決定された検査日に実施するための検査オーダーを、オーダリングシステムに依頼するために出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、カレンダーを表示させ、前記カレンダー上に前記候補日情報と前記検査日を決定するための画面とを表示させることを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、日程を横軸、検査の種類を縦軸とするマトリックスを表示させ、前記マトリックス上に前記候補日情報と前記検査日を決定するための画面とを表示させることを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記指示を操作者が入力させるための画面を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記被検体に関する情報は、前記被検体が受ける検査であって、前記指示された検査とは異なる検査の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記被検体に関する情報は、前記被検体が服用する薬剤に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記指示された検査の種類と前記被検体に関する情報とに基づいて前記候補日情報を生成する生成手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記生成された前記候補日情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて選択された検査日に前記指示された検査を実施するための検査オーダーを出力する出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 検査の種類に関する指示を取得する工程と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する工程と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する候補日に関する情報である候補日情報を表示部に表示させる工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 検査の種類に関する指示を取得する工程と、
前記検査を受ける被検体に関する情報を取得する工程と、
前記指示された検査に関する情報と、前記被検体に関する情報とに基づいて、前記検査を実施する複数の候補日を生成する工程と、
前記生成された複数の候補日を表示部に表示させる工程と、
前記表示された複数の候補日の中から前記指示された検査を実施する検査日の選択を受け付ける工程と、
前記検査日に前記指示された検査を実施するための検査オーダーをオーダリングシステムに出力する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 請求項15又は請求項16のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021039700A (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 株式会社日立ハイテクソリューションズ | 支援装置及び方法並びにプログラム |
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2017
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