JP2008245746A - 医用画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】NG画像であると判定された医用画像に対してNG画像であることを示す情報を付帯させて外部装置に送信可能とした医用画像処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る検像装置によれば、入力部によりNG画像が指定されると、指定された画像上にNG識別表示がオーバーレイ表示され、検像済みの医用画像の画像データを画像サーバに送信する際に、NG画像として指定された医用画像の画像データにNG画像であることを示すNG識別情報を付帯させて送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、医用画像処理装置に関する。
医療の分野では、患者を撮影した医用画像のデジタル化が実現されている。例えば、CR(Computed Radiography)装置やCT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の各種画像生成装置(モダリティ)により撮影され、デジタル化された医用画像の画像データを、検査(撮影)対象の患者の患者情報や検査情報(検査に用いたモダリティ情報、撮影部位情報、撮影方向情報、撮影日付等)の付帯情報とともにPACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)の画像サーバに保存したり、医師による診断のために読影端末に表示したりする医用画像システムが利用されている。
このような医用画像システムにおいて、モダリティで撮影した医用画像を実際に読影診断に用いる画像とするためには、撮影技師等が付帯情報の確認処理、画像順の確認処理、画像階調の確認処理、画像が診断画像としての条件を満たしているか否かの確認処理等の検像処理を行って、不適切な場合には修正等を行うことが必要となる。これらの検像処理を行うための専用の医用画像処理装置として、医用画像検像装置(以下、検像装置という。)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
撮影された医用画像が診断画像としての条件を満たしているか否かの確認処理においては、撮影技師等は、検像装置に表示された医用画像を観察し、当該医用画像が、例えば、正しいポジショニングで撮影された画像か、画質が診断に適しているか、画質調整を行えば診断可能な画像であるか、撮影部位や方向に間違いがないか等の診断画像としての条件を満たすか否かを判定する。そして、診断画像としての条件を満たしていないと判定した画像をNG(No Good)画像として指定する。
特開2006−94957号公報
ところで、従来、検像装置においてNG画像と指定された診断に不要な医用画像は、画像サーバや読影端末に送信されていなかった。そのため、モダリティから送信されたオリジナルの画像を医師が確認することができないという問題があった。
本発明の課題は、NG画像であると判定された医用画像に対してNG画像であることを示す情報を付帯させて外部装置に送信可能とした医用画像処理装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の医用画像処理装置は、
医用画像を表示する表示手段と、
ユーザが前記表示された医用画像が診断画像としての条件を満たさないNG画像であると判定した場合に、当該医用画像がNG画像であることを指定入力するための入力手段と、
前記入力手段によりNG画像と指定された医用画像に当該医用画像がNG画像であることを示す識別情報を付帯させるとともに、前記医用画像を前記表示手段に表示する際に、当該医用画像がNG画像であることを示す識別表示を前記医用画像上に表示させる制御手段と、
前記NG画像であることを示す識別情報が付帯された医用画像を外部装置に送信する送信手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記医用画像には、予め当該医用画像に関する情報が付帯されており、
前記表示手段は、更に、表示対象の医用画像に関する情報をリスト表示し、
前記制御手段は、前記表示対象の医用画像に関する情報を前記表示手段によりリスト表示する際に、前記NG画像であることを示す識別情報が付帯された医用画像に関してはNG画像であることを示す識別表示を表示させる。
請求項1に記載の発明によれば、医用画像処理装置においてNG画像であると指定された医用画像に対してNG画像であることを示す情報を付帯させて外部装置に送信することができるので、外部装置において医師が必要に応じてNG画像を表示して確認することが可能となる。また、医用画像処理装置において、NG画像であると指定された医用画像を表示する際にはNG画像であることを示す識別表示が表示されるので、撮影技師等のユーザがNG画像を容易に認識することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、表示対象の医用画像のリスト表示時点でNG画像があるか否かをユーザが確認することが可能となる。
以下、本発明に係る医用画像システムの一実施形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
まず、本実施の形態における医用画像システムの構成について説明する。
図1に、本実施の形態における医用画像システム100の全体構成を示す。図1に示すように、医用画像システム100は、RIS(Radiological Information System)1、モダリティ2(CT装置2a、CR装置2b、MRI装置2c)、検像装置3、画像サーバ4、読影端末5等が通信ネットワークNを介して、相互にデータ送受信可能に接続されている。
通信ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等の様々な回線形態を適用可能である。なお、病院等の医療機関内で許可されるのであれば、無線通信や赤外線通信であってもよいが、重要な患者情報を含むため、送受信される情報は暗号化することが好ましい。また、病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、上述した通信ネットワークN上の各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。
RIS1は、放射線科内の情報を管理するシステムであり、オペレータによる検査オーダ情報の登録を受け付けて、検査対象の患者の患者ID、氏名、性別等の患者に関する患者情報や、検査の検査ID、検査に使用するモダリティのID、撮影部位、撮影方法等の検査に関する検査情報等を含む検査オーダ情報を生成し、当該生成された検査オーダ情報に、その検査オーダ情報の識別情報(以下、オーダIDという。)を付して管理するものである。RIS1は、生成した検査オーダ情報を当該検査オーダ情報により指定されたモダリティ2及び検像装置3に送信する。
モダリティ2は、患者を撮影し医用画像の画像データを生成する画像生成装置である。本実施の形態においては、医用画像システム100は、モダリティ2としてCT装置2a、CR装置2b、MRI装置2cを備える構成とするが、内視鏡装置、超音波診断装置等、様々な種類の医用画像を撮影するモダリティが適用可能である。
モダリティ2は、RIS1から受信した検査オーダ情報に従って、患者の撮影部位を撮影し、医用画像の画像データを生成する。そして、モダリティ2は、生成した医用画像の画像データに、RIS1から受信した当該医用画像に対応する検査オーダ情報のオーダID、患者情報、及び検査情報と、その医用画像の画像情報(例えば、医用画像を識別する画像ID、サンプリングピッチ、画素アスペクト比等)、シリーズ情報(シリーズを識別するシリーズID)とを付帯情報として付帯させ、DICOM規格に準じたデジタルデータに変換されたDICOMファイルとして検像装置3に送信する。シリーズとは、CT装置2aやMRI装置2c等のモダリティ2において連続撮影された一連の医用画像の単位のことをいう。DICOMファイルは、画像部とヘッダ部とから構成されており、画像部には医用画像の画像データ、ヘッダ部に当該画像データに関する付帯情報が書き込まれている。なお、本実施の形態においては、シリーズID、画像IDは、それぞれ撮影された順に昇順に付与されることとする。
検像装置3は、RIS1から送信された検査オーダ情報を受信するとともに、モダリティ2で生成された医用画像の画像データを受信し、受信された医用画像及び受信された医用画像に付帯された付帯情報を表示部33に表示して、入力部32を介してユーザである撮影技師等の検像者が医用画像及びその付帯情報の確認及び修正を行うための医用画像処理装置である。
図2に、検像装置3の機能構成例を示す。
図2に示すように、検像装置3は、CPU31、入力部32、表示部33、通信部34、RAM35、記憶部36等を備えて構成されており、各部はバス37により接続されている。
CPU31は、記憶部36に記憶されている各種プログラムを読み出し、読み出したプログラムに従った処理を実行し、各部の動作を集中制御する制御手段である。
例えば、CPU31は、通信部34を介してRIS1から検査オーダ情報が受信されると、記憶部36から検査オーダ情報登録処理プログラムを読み出して、当該プログラムとの協働により検査オーダ情報登録処理を実行し、当該受信した検査オーダ情報を検査オーダ情報DB(Data Base)361に登録する。
また、CPU31は、通信部34を介してモダリティ2から医用画像の画像データが受信されると、データ登録処理プログラムを読み出して、当該プログラムとの協働によりデータ登録処理を実行し、受信日時を受信した画像データの付帯情報に書き込み、当該受信した画像データを記憶部36の検像画像DB362に登録するとともに、受信した画像データの付帯情報を検像リストDB363登録する。
また、CPU31は、入力部32からのログイン要求に応じて検像処理プログラムを読み出して、当該プログラムとの協働により、後述する検像処理(図5参照)を実行する。
入力部32は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU31に出力する。また、入力部32は、ヘッドセット等の音声入力部を有する構成としてもよい。音声入力部は、マイク、音声認識部を備え、マイクから入力されるユーザ(検像者)の音声信号をCPU31に出力する。
表示部33は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、CPU31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部34は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部34は、RIS1から送信される検査オーダ情報やモダリティ2から送信される医用画像の画像データを受信するとともに、送信手段として画像サーバ4に対し検像済み医用画像の画像データを送信する。
RAM35は、CPU31により実行制御される各種処理において、記憶部36から読み出されたCPU31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部36は、HDD(Hard Disc)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。
記憶部36には、CPU31で実行されるデータ登録処理プログラム、検査オーダ情報登録処理プログラム、検像処理プログラムを始めとする各種プログラム、及びこれらのプログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。
また、記憶部36は、RIS1から受信された検査オーダ情報を記憶する検査オーダ情報DB361、モダリティ2から受信された医用画像の画像データを記憶する検像画像DB362、モダリティ2から受信された画像データの付帯情報や、検像処理において画像データの付帯情報に書き込まれた情報(例えば、検像/未検像を示すフラグ、NG画像であることを示すNG識別情報、NG画像件数情報等)を記憶する検像リストDB363を有している。
画像サーバ4は、検像装置3から送信された医用画像の画像データを保存、管理し、読影端末5からの要求に応じて読影端末5に画像データを送信するサーバ装置である。画像サーバ4は、図3に示すように、CPU41、入力部42、表示部43、通信部44、RAM45、記憶部46を備えて構成され、各部はバス47により接続されて構成されている。画像サーバ4のCPU41は、記憶部46に記憶されているプログラムとの協働により各部を集中制御し、画像サーバとしての機能を実行する。例えば、CPU41は、通信部44によりモダリティ2から送信された医用画像の画像データが受信されると、受信された医用画像の画像データを記憶部46の画像DB461に、その付帯情報をリストデータとして画像リストDB462に記憶させる。また、読影端末5からのリスト送信要求に応じて、画像リストDB462に保存されているリストデータの予め定められた項目のデータ(NG識別情報、NG画像件数情報を含む)を抽出して、そのリストデータを読影端末5に送信する。また、読影端末5の画像送信要求に応じて、画像DB461に保存されている画像データを読み出して、読影端末5に送信する。
読影端末5は、医師が画像サーバ4から配信された医用画像の画像データを表示し、読影診断をすることを目的として設置されるPC(Personal Computer)等の端末装置である。読影端末5は、図4に示すように、CPU51、入力部52、表示部53、通信部54、RAM55、記憶部56を備えて構成され、各部はバス57により接続されて構成される。読影端末5は、入力部52からの入力に応じて、後述する読影処理(図9参照)を実行する。
次に、医用画像システム100における動作について説明する。
まず、図5を参照して検像装置3の動作について説明する。
図5に、CPU31により実行される検像処理を示す。検像装置3の表示部33には、初期画面としてログイン画面が表示されており、当該処理は、ログイン画面において入力部32により検像者IDが入力され、ログイン要求が入力された際に実行される処理である。
まず、ログイン処理が行われ、入力部32から入力された検像者IDが取得され、RAM35に格納される(ステップS1)。次いで、検像リストDB363から所定の項目の情報(例えば、受信日時、検査ID、患者ID、患者名、モダリティID、検像/未検像フラグ、NG識別情報、NG画像件数情報等)が読み出され、表示部33にこれらの情報が検査ID単位でリスト表示された検像リスト画面331が表示される(ステップS2)。図6に、検像リスト画面331の一例を示す。検像リスト画面331は、検像装置3において表示対象となる医用画像に関する情報を検査ID単位でリスト表示した画面である。なお、NG識別情報が付帯されている画像を含む検査IDの情報を表示した行には、NG識別表示331aが表示される。
入力部32により検像リスト画面331から検像対象とする検査IDの情報が押下されて選択されると(ステップS3)、検像画像DB362から当該検査IDの画像データが検索されてRAM35に読み出され、画像確認画面332が表示される(ステップS4)。
図7(A)(B)に、画像確認画面332の一例を示す。画像確認画面332の画面上部には、同一検査IDの一連の医用画像のサムネイル画像表示欄332aが設けられている。画面中央には、画像表示欄332bが設けられている。画像表示欄332bには、まず、同一検査IDの先頭の医用画像(例えば、シリーズID及び画像IDが最も小さい画像データの医用画像)が表示される。画像表示欄332b下部には、送りボタン332c、332dとが表示されており、入力部32により送りボタン332cを押下することにより、次の医用画像を表示することができる。送りボタン332dを押下することにより、同一検査IDの最後の医用画像を表示することができる。また、画面左下部には、送信ボタン332eが表示されており、入力部32により送信ボタン332eを押下することにより、検像対象となっている検査IDの医用画像の検像が終了され、画像送信に移行することができる。更に、画像確認画面332には、シリーズ単位の一連の医用画像を表示する詳細画面333(図8参照)への移行を指示する詳細画面ボタン332fが設けられており、当該詳細画面ボタン332fが押下されると、図8に示す詳細画面333が表示される。詳細画面333では、図8に示すように、同一検査の医用画像がシリーズ単位で表示される。
検像者は、画像確認画面332に表示された医用画像を参照し、医用画像の画質やポジショニングの確認を行い、表示された医用画像が診断画像としての条件を満たすか否か等を判定する。そして、必要に応じて、入力部32のキーボード、マウス等の操作により、当該画面からNG画像の指定、画像順の入れ替え、階調補正等の処理を行う。
NG画像の指定は、例えば、画像表示欄332bに指定対象の画像が表示された状態で入力部32により画像を選択操作し、画像表示欄332bの下部に表示されているNGボタン332hを押下することにより、選択した画像をNG画像として指定することができる(入力手段)。また、サムネイル画像表示欄332aに表示された指定対象の画像を入力部32により選択操作し、NGボタン332hを押下することでもNG画像の指定を行うことができる。なお、入力部32が音声入力部を有する場合は、例えば、キーボードやマウス等の操作により画像を選択した後、音声入力部から「NG」と音声入力されると、選択された画像がNG画像として指定される。また、あるシリーズの画像全てをNG画像として指定したい場合は、詳細画面333において、対象となるシリーズの一枚のサムネイル画像を入力部32により選択した後、全選択ボタン333aを押下して、シリーズ全体を選択した状態でNGボタン333bを押下することで、容易にシリーズ単位でのNG画像指定を行うことができる。詳細画面333に表示された全てのシリーズの画像から1枚ずつ選択し、全選択ボタン333aを押下すると、検査で撮影された医用画像の全てをNG画像として指定することができる。
画像順の変更は、例えば、入力部32によりサムネイル画像表示欄332aの変更対象の画像を所望の位置にドラッグアンドドロップ操作することにより行うことができる。
階調補正処理は、例えば、画像確認画面332右側に表示されている階調処理ボタン332gを押下することによりポップアップ表示される画面に従って階調処理条件を変更することで、画像の階調補正を行うことができる。
付帯情報の確認は、例えば、画像確認画面332右下にある付帯情報確認ボタン332iを押下して付帯情報と検査オーダ情報が同項目毎に並べて表示された付帯情報確認画面(図示せず)を表示させることで行うことができる。また、当該画面において付帯情報は、修正入力が可能となっており、修正する項目に修正内容を入力することで、付帯情報を修正することができる。
入力部32により医用画像が選択され、NGボタン332hが押下されることによりNG画像の指定が入力されると(ステップS5;YES)、画像表示欄332bに表示されているNG画像として指定された医用画像上にNG識別表示332jがオーバーレイ表示されるとともに、サムネイル画像表示欄332aに表示されているNG画像として指定された医用画像上に×印332kがオーバーレイ表示される(ステップS6)。図7(B)に、ステップS6において表示されるNG識別表示332j及び×印332kの表示例を示す。そして、NG画像として指定された医用画像を特定するための情報(例えば、その画像の検査ID、モダリティID、シリーズID、画像IDの組み合わせ)がRAM35に記憶され(ステップS7)、処理はステップS16に移行する。
一方、入力部32により画像順の変更が入力されると(ステップS5;NO、ステップS8;YES)、入力に応じて変更内容(例えば、モダリティID1111、シリーズID001の画像ID0005を画像ID0003に変更、等)がRAM35に記憶され(ステップS9)、処理はステップS16に移行する。
一方、入力部32により階調処理条件が入力されると(ステップS8;NO、ステップS10;YES)、入力された階調処理条件に応じて医用画像に階調補正処理が施され(ステップS11)、処理はステップS16に移行する。なお、階調補正処理は、画像を選択して画像毎に行ってもよいし、シリーズ毎、検査毎に同じパラメータで処理を行ってもよい。
一方、入力部32により付帯情報確認の指示が入力されると(ステップS10;NO、ステップS12;YES)、表示部33に付帯情報確認画面が表示され(ステップS13)、付帯情報確認画面から修正内容が入力されると(ステップS14;YES)、入力に応じて修正内容(例えば、検査ID11115の「患者氏名」の内容を「山田太郎」に変更、等)がRAM35に記憶され(ステップS15)、処理はステップS16に移行する。
ステップS16においては、入力部32により送信ボタン332eが押下され、送信指示が入力されたか否かが判断され、送信指示が入力されていないと判断されると(ステップS16;NO)、処理はステップS4に戻る。
入力部32により送信指示が入力されたと判断されると(ステップS16;YES)、RAM35に変更内容(画像順の変更内容、NG画像の特定情報、付帯情報の変更内容等)が記憶されているか否かが判断され、記憶されていないと判断されると(ステップS17;NO)、処理はステップS20に移行する。RAM35に変更内容が記憶されていると判断されると(ステップS17;YES)、変更対象となった画像データ毎に、付帯情報に変更内容が書き込まれ(ステップS18)、次いで、変更内容に従って検像リストDB363が書き換えられて更新されるとともに、検像画像DB362に格納されている画像データが検像後の画像データに更新され(ステップS19)、処理はステップS20に移行する。例えば、RAM35にNG画像を特定するための特定情報が記憶されている場合、NG画像に該当する画像データの付帯情報にNG画像であることを示すNG識別情報が書き込まれ、画像データに付帯される。また、検査単位、シリーズ単位でNG画像の件数がカウントされ、NG画像と同一検査IDの同一シリーズの各画像データの付帯情報に、検査単位のNG画像の件数情報、シリーズ単位のNG画像の件数情報がそれぞれ書き込まれる。これにより、各画像データにおいて、同一検査、同一シリーズにNG画像が含まれているか否か、及び含まれている場合はその件数を識別することが可能となる。また、例えば、RAM35に画像順の変更内容が記憶されている場合、変更内容に従って、該当する各画像データの付帯情報の画像IDが書き換えられる。また、例えば、付帯情報の変更内容が記憶されている場合は、変更内容に従って、該当する画像データの付帯情報の該当する項目が書き換えられる。
ステップS20においては、検像済みの一連の医用画像の画像データが通信部34により画像サーバ4に送信される。送信後、入力部32によりログオフの指示が入力されず、検像リスト画面331に戻る指示が入力されると(ステップS21;NO)、処理はステップS2に戻る。入力部32によりログオフの指示が入力されると(ステップS21;YES)、本処理は終了する。
上記検像処理においては、NG画像として指定された医用画像の画像データが従来のように削除されずに、その画像データの付帯情報にNG識別情報が書き込まれ、外部装置でNG画像として指定されていることが識別できるような状態で画像サーバ4に送信されるので、画像サーバ4に保存された画像データを読み出して表示する読影端末5において、NG画像を表示部に表示させて医師等が確認することが可能となる。
次に、図9を参照して読影端末5の動作について説明する。
図9に、CPU51により実行される読影処理プログラムを示す。読影端末5の表示部53には、初期画面としてログイン画面が表示されており、当該処理は、表示部53に初期画面として表示されたログイン画面において入力部52により読影医IDが入力され、ログイン要求が入力された際に実行される処理である。
まず、ログイン処理が行われ、入力部52から入力された読影医IDが取得され、RAM55に格納される(ステップS31)。次いで、通信部54により画像サーバ4に対しリスト要求が送信され、画像サーバ4からリストデータが取得されると(ステップS32)、表示部53において、当該取得されたリストデータに基づいて、検査ID単位で画像リストを表示する読影リスト画面531が表示される(ステップS33)。図10に、読影リスト画面531の一例を示す。図10に示すように、読影リスト画面531において、NG識別情報が付加されている画像を含む検査IDの情報を表示した行には、NG画像を示すNG識別表示531aが表示される。また、NG識別表示531aとともに、当該検査の一連の画像に含まれるNG画像の件数が表示される。ここでは、NG識別表示531aの内部に件数を表示している。
入力部32により読影リスト画面531から読影対象とする検査が選択されると(ステップS34)、通信部54により画像サーバ4に対し選択された検査の画像データの送信要求が送信され、画像サーバ4から選択された検査の画像データが取得されてRAM55に記憶される(ステップS35)。そして、受信された画像データの医用画像を表示した読影画面532が表示部53に表示される(ステップS36)。
図11に、読影画面532の一例を示す。図11に示すように、読影画面532には、ステップS34で選択された検査の医用画像が表示される。また、表示対象の画像データの付帯情報にNG識別情報が含まれている場合には、NG識別表示532aが表示される。これにより、医師は、NG画像を確認することが可能となる。また、読影画面532には、非表示/表示ボタン532bが表示されており、入力部52により当該非表示/表示ボタン532bを押下することにより、NG画像を非表示とし、読影すべき画像のみを表示させることができる。また、NG画像を非表示とした状態で入力部52により非表示/表示ボタン532bを押下することによりNG画像を表示した状態に戻すことができる。
入力部52により非表示/表示ボタン532bが押下され、NG画像の非表示が指示されると(ステップS37;YES)、NG画像でない(即ち、NG識別情報が付帯されていない)医用画像のみが読影画面532に表示される(ステップS38)。NG画像の表示が指示されると(ステップS39;YES)、NG画像を含む医用画像が読影画面532に表示される(ステップS40)。
表示された医用画像の読影の終了した後、入力部52によりログオフの指示が入力されず、読影リスト画面531に戻る指示が入力されると(ステップS41;NO)、処理はステップS33に戻る。入力部52によりログオフの指示が入力されると(ステップS41;YES)、本処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態における検像装置3によれば、入力部32により画像確認画面332に表示された医用画像が選択操作されNGボタン332hが押下されることによりNG画像が指定されると、指定された画像上にNG識別表示332jがオーバーレイ表示され、検像済みの医用画像の画像データを画像サーバ4に送信する際に、NG画像として指定された医用画像の画像データにNG画像であることを示すNG識別情報を付帯させて送信する。
従って、読影端末5等の外部装置において医師が必要に応じてNG画像を表示して確認することが可能となる。また、検像装置3においてNG画像であると指定された医用画像を表示する際にはNG画像であることを示すNG識別表示332jが表示されるので、検像者がNG画像を容易に認識することが可能となる。
また、検像リスト画面331を表示する際には、NG識別情報が付帯された医用画像を含む検査IDの情報にはNG識別表示331aが表示されるので、検像者は、リスト表示時点でNG画像の有無を確認することが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る医用画像システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、検像リスト画面331においては、検像リストDB363から読み出した情報を検査ID単位でリスト表示することとして説明したが、リストの表示単位はこれに限定されず、例えば、同一検査IDの同一シリーズ単位(シリーズ単位)や画像ID単位(画像単位)、患者ID単位(患者単位)であってもよい。読影リスト画面531においても同一検査IDの同一シリーズ単位(シリーズ単位)や画像ID単位(画像単位)、患者ID単位(患者単位)にリスト表示を行うようにしてもよい。
その他、医用画像システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態における医用画像システムの全体構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における検像装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における画像サーバの機能的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における読影端末の機能的構成を示すブロック図である。 図2の検像装置のCPUにより実行される検像処理を示すフローチャートである。 図2の検像装置の表示部に表示される検像リスト画面の一例を示す図である。 図7(A)は、図2の検像装置の表示部に表示される画像確認画面の一例を示す図、図7(B)は、画像確認画面においてNG画像として指定された医用画像を表示する際の表示例を示す図である。 医用画像をシリーズ単位で表示する詳細画面の一例を示す図である。 図4の読影端末のCPUにより実行される読影処理を示すフローチャートである。 図4の読影端末の表示部に表示される読影リスト画面の一例を示す図である。 図4の読影端末の表示部に表示される読影画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 医用画像システム
1 RIS
2 モダリティ
2a CT装置
2b CR装置
2c MRI装置
3 検像装置
31 CPU
32 入力部
33 表示部
331 検像リスト画面
331a NG識別表示
332 画像確認画面
332a サムネイル画像表示欄
332b 画像表示欄
332c 送りボタン
332d 送りボタン
332e 送信ボタン
332f 詳細画面ボタン
332g 階調処理ボタン
332h NGボタン
332i 付帯情報確認ボタン
332j NG識別表示
333 詳細画面
333a 全選択ボタン
333b NGボタン
34 通信部
35 RAM
36 記憶部
361 検査オーダ情報DB
362 検像画像DB
363 検像リストDB
37 バス
4 画像サーバ
41 CPU
42 入力部
43 表示部
44 通信部
45 RAM
46 記憶部
461 画像DB
462 画像リストDB
47 バス
5 読影端末
51 CPU
52 入力部
53 表示部
531 読影リスト画面
531a NG識別表示
532 読影画面
532a NG識別表示
532b 非表示/表示ボタン
54 通信部
55 RAM
56 記憶部
57 バス

Claims (2)

  1. 医用画像を表示する表示手段と、
    ユーザが前記表示された医用画像が診断画像としての条件を満たさないNG画像であると判定した場合に、当該医用画像がNG画像であることを指定入力するための入力手段と、
    前記入力手段によりNG画像と指定された医用画像に当該医用画像がNG画像であることを示す識別情報を付帯させるとともに、前記医用画像を前記表示手段に表示する際に、当該医用画像がNG画像であることを示す識別表示を前記医用画像上に表示させる制御手段と、
    前記NG画像であることを示す識別情報が付帯された医用画像を外部装置に送信する送信手段と、
    を備える医用画像処理装置。
  2. 前記医用画像には、予め当該医用画像に関する情報が付帯されており、
    前記表示手段は、更に、表示対象の医用画像に関する情報をリスト表示し、
    前記制御手段は、前記表示対象の医用画像に関する情報を前記表示手段によりリスト表示する際に、前記NG画像であることを示す識別情報が付帯された医用画像に関してはNG画像であることを示す識別表示を表示させる請求項1に記載の医用画像処理装置。
JP2007088270A 2007-03-29 2007-03-29 医用画像処理装置 Pending JP2008245746A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189091A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 検像装置及び検像システム
JP2012130369A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 検像装置及び検像システム
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JP2016200968A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、画像管理装置、画像管理システム、情報処理方法、及びプログラム

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