JP5794153B2 - 医用画像表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、医用画像表示装置及びプログラムに関する。
近年、医師の診断を支援するため、医用画像を利用した各種サービスが提案されている。例えば、特許文献1には、医用画像の画像解析を行って異常陰影候補の検出を行い、医用画像上の異常陰影候補の領域に、アノテーション等のCADマークを付与して表示する技術が記載されている。
特開2011−97983号公報
ところで、医療施設外から契約等に基づいて提供される医用画像を利用した各種サービスを利用するには、医師がサービス内容を把握して、患者や診断対象の部位がサービスの利用対象かどうかを意識しながら診療を行う必要がある。そして、サービスの対象となる場合にはその部位の医用画像を取得し、サービスを依頼する必要がある。
そのため、医師がサービスの利用対象にまで意識が及ばない場合は、せっかくサービスの利用対象となる患者・部位の医用画像を撮影してもそのサービスは利用されず、医師の独自の判断で診断を済ませるなど、最低限の診療のみで終わってしまっていた。そして、患者がそのサービスを利用する検査を申し込んだ場合には、別途、そのサービスを利用するための医用画像を撮影し、サービスを依頼する必要があった。
本発明の課題は、医用画像を利用したサービスを有効利用できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は
医用画像を利用した骨塩定量計測サービスを提供するサーバー装置に通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される医用画像表示装置であって、
医用画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に医用画像を表示する際に、当該医用画像の患者の年齢、性別及び検査部位に基づいて、当該医用画像が前骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
医用画像を生成する画像生成装置と通信ネットワークを介して接続され、
前記制御手段は、前記画像生成装置において生成された医用画像を診断のために前記表示手段に表示する際に、当該医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象の条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
過去に生成された診断済みの医用画像を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている、過去に生成された診断済みの医用画像を前記表示手段に表示する際に、当該医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象の条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において
前記制御手段は、前記医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当すると判断した場合に、前記医用画像を前記サーバー装置に送信してサービスを依頼する手段を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において
前記表示手段に表示される医用画像の患者の年齢及び性別が前記利用対象条件に該当し、かつ検査部位が肘関節又は指である場合に、前記制御手段は、当該医用画像を前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件の近似条件に該当すると判断し、その旨を通知する情報を前記表示手段に表示させる。
請求項6に記載の発明のプログラムは、
医用画像を利用した骨塩定量計測サービスを提供するサーバー装置に通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される医用画像表示装置に用いられるコンピュータを、
医用画像を表示する表示手段、
前記表示手段に医用画像を表示する際に、当該医用画像の患者の年齢、性別及び検査部位に基づいて、当該医用画像が前骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる制御手段、
として機能させる。
本発明によれば、医用画像を利用したサービスを有効利用することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるサービス提供システムの全体構成を示す図である。 図1のPACSの機能的構成を示すブロック図である。 サービス対象テーブルの一例を示す図である。 図1の医療施設AのPACSにおいて実行される診断支援処理Aを示すフローチャートである。 図1の医療施設AのPACSにおいて実行される診断支援処理Aを示すフローチャートである。 図4AのステップS1において表示されるビューアー画面の一例を示す図である。 図4AのステップS5において表示される通知アイコンが表示されたビューアー画面の一例を示す図である。 図1の医療施設BのPACSにおいて実行される診断支援処理Bを示すフローチャートである。 検査リスト画面の一例を示す図である。 コンソールの検査オーダ情報のリスト画面に通知アイコンを表示した例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
−第1の実施の形態−
〔サービス提供システム100の構成〕
まず、構成について説明する。
図1に、本実施の形態におけるサービス提供システム100のシステム構成例を示す。
図1に示すように、サービス提供システム100は、サービス提供者のデータセンターに設置されたセンターサーバー1と、医療施設Aに設置されている施設内システム10Aと、医療施設Bに設置されている施設内システム10Bと、を備えて構成されている。
なお、サービス提供システム100を構成する施設内システムの数は、特に限定されない。
センターサーバー1は、ゲートウェイサーバー6aと、骨塩定量計測装置6bを備え、骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設A、Bからの依頼に応じて骨塩定量の計測を実施して計測結果を依頼元(依頼の送信元)の医療施設に返信するものである。
医療施設Aは、サービス提供者と骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設である。医療施設Aの施設内システム10Aは、受付装置1A、モダリティ2A、PACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)3AがLAN(Local Area Network)等の施設内ネットワークLN1により相互にデータ送受信可能に接続されて構成されている。施設内システム10Aを構成する装置のうち、少なくともPACS3Aはルーター4A及びインターネットNを介してセンターサーバー1とデータ送受信可能に接続されている。
医療施設Bは、医療施設Aと同様に、サービス提供者と骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設である。医療施設Bの施設内システム10Bは、受付装置1B、モダリティ2B、PACS3B、電子カルテ装置5BがLAN等の施設内ネットワークLN2により相互にデータ送受信可能に接続されて構成されている。施設内システム10Bを構成する装置のうち、少なくともPACS3Bは、ルーター4B及びインターネットNを介してセンターサーバー1とデータ送受信可能に接続されている。
ここで、第1の実施の形態においては、医療施設Aの施設内システム10Aにおける実施の形態について説明する。医療施設Bの施設内システム10Bにおける実施の形態については、第2の実施の形態において説明する。
〔センターサーバー1の構成〕
センターサーバー1は、上述のように、ゲートウェイサーバー6a、骨塩定量計測装置6bを備えて構成されている。
ゲートウェイサーバー6aは、骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設の施設情報(施設ID、施設名称、契約内容等)を格納する施設情報DB(Data Base)を備える。ゲートウェイサーバー6aは、医療施設のPACSから骨塩定量計測の依頼(医用画像)を受信すると、送信元のPACSが骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設のPACSであるか否かを判断し、骨塩定量計測サービスの契約を締結している医療施設のPACSであると判断した場合に、受信した医用画像を骨塩定量計測装置6bに入力して骨塩定量計測装置6bに骨塩定量の計測を行わせる。そして、骨塩定量計測装置6bから出力された計測結果を送信元のPACSに送信する。
骨塩定量計測装置6bは、CPU等からなる制御部、医用画像から骨塩定量を計測する骨塩定量計測プログラムを記憶する記憶部、RAM、ゲートウェイサーバー6aとの通信インターフェース等を備えるコンピュータ装置である。骨塩定量計測装置6bは、制御部と骨塩定量計測プログラムとの協働により、ゲートウェイサーバー6aから入力された医用画像を解析して骨塩定量を計測し、計測結果をゲートウェイサーバー6aに出力する。
〔施設内システム10A内の各装置の構成〕
(受付装置1A)
受付装置1Aは、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU等の制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、施設内ネットワークLN1に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。
受付装置1Aは、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、制御部と、記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示する。この受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名等)が入力されると、受付された患者の患者情報リストを作成(更新)して記憶部に記憶し、通信部により適宜PACS3Aに送信する。
(モダリティ2A)
モダリティ2Aは、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する画像生成装置である。
モダリティ2Aとしては、例えば、CR(Computed Radiography)装置、超音波診断装置、内視鏡装置、CT(Computed Tomography)撮影装置、磁気共鳴画像撮影装置(MRI:magnetic resonance imaging)等が挙げられる。本実施の形態においては、モダリティ2AをCR装置として説明するが、その他のモダリティを備える構成としてもよい。
モダリティ2Aは、X線撮影装置、CRカセッテ、読取装置により構成されるCR装置である。モダリティ2Aは、X線撮影装置とCRカセッテの間に被写体を配置してX線撮影を行い、CRカセッテに記録された放射線画像を読取装置で読み取って画像データを取得する。
ここで、CRカセッテは、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートを内蔵しており、放射線が照射されると被写体の放射線透過率分布に従った量の放射線を輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積させ、この輝尽性蛍光体層に被写体の放射線画像を記録するものである。
読取装置は、CRカセッテ内の輝尽性蛍光体シートに励起光を照射し、これによりシートから発光される輝尽光を光電変換し、得られた画像信号をA/D変換して画像データを生成するものである。読取装置は、施設内ネットワークLN1を介してPACS3Aに接続されている。
本実施の形態において、モダリティ2Aは、DICOM規格に準じた形式で、UID、撮影日時、検査ID、検査部位等の検査情報を各医用画像に付与する機能を備えている。UIDは、施設内システム10A内の医用画像を特定するためのユニークなIDである。
また、モダリティ2Aは、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力部より入力する。
ここで入力される患者情報は、例えば患者ID、患者氏名(漢字)、患者氏名(カナ)、患者氏名(ASCII)、性別、生年月日等である。なお、モダリティ2Aにおいてこれらすべてを入力する必要はなく、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。モダリティ2Aが患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、モダリティ2Aの入力部は、例えばテンキー等でもよい。
上記検査情報及び患者情報は、モダリティ2Aで生成された医用画像に付帯する付帯情報となる。モダリティ2Aは、DICOM規格に則ったDICOMファイル形式で医用画像を生成する。DICOMファイルは、画像部とヘッダ部とから構成される。画像部には医用画像の画像データ、ヘッダ部に当該医用画像に関する付帯情報が書き込まれている。
(PACS3A)
PACS3Aは、例えば診察室に設置される。PACS3Aは、モダリティ2Aにより生成された医用画像を患者情報と対応付けて画像DB331に保存したり、医用画像に画像処理を施して医師による診断のために表示部に表示したりするための医用画像表示装置であり、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
PACS3Aは、図2に示すように、制御部31、RAM32、記憶部33、操作部34、表示部35、通信部36、メディアドライブ37、計時部38等を備えて構成されており、各部はバス39により接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、展開されたプログラムに従って後述する診断支援処理Aをはじめとする各種処理を実行する。
RAM32は、制御部31により実行制御される各種処理において、記憶部33から読み出された制御部31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメーター等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
また、RAM32は、受付装置1Aから受信した患者情報リストを記憶する。
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部33には、前述のように各種プログラムが記憶されているほか、医用画像を読影診断に適した画質に調整するための画像処理パラメーター(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
また、記憶部33は、画像DB331を有している。
画像DB331は、モダリティ2Aから受信した医用画像を格納するためのデータベースである。画像DB331は、画像DB331に格納されている医用画像に関する付帯情報や画像保存先を格納するための画像情報テーブル331aを有している。
画像情報テーブル331aは、「UID」、「撮影日時」、「検査ID」、「検査部位」、「患者ID」、「患者氏名」、「年齢」、「性別」、「画像保存先」、「ステータス」等の項目を有しており、画像DB331に格納された各画像に係る付帯情報、画像保存先(医用画像、医用画像のサムネイル画像)のパス、ステータス(未読、診断済み等)等を記憶する。医用画像を画像DB331に格納する際には、画像情報テーブル331aの付帯情報、画像保存先、ステータス等も併せて格納される。画像情報テーブル331aに格納される情報により、医用画像は、患者情報や検査情報等と対応付けられ、患者情報や撮影日時等をキーとして検索可能に記憶される。
また、記憶部33は、サービス対象テーブル332を記憶している。
図3に、サービス対象テーブル332の一例を示す。図3に示すように、サービス対象テーブル332は、センターサーバー1が提供する骨塩定量計測サービスの利用対象となる医用画像の条件(利用対象条件)と、その近似条件が格納されたテーブルである。骨塩定量計測サービスは、骨塩定量計測が有効である可能性のある患者(年齢、性別)の医用画像であって、骨塩定量計測を受けることのできる検査部位の医用画像である場合、利用対象となる。近似条件とは、ここでは、例えば、性別と年齢が利用対象条件と同じで、部位が検査部位に近似する部位である。近似する部位とは、例えば、検査部位が四肢や手である場合の肘関節や指等、サービス利用対象の部位と一緒に、又は少しのポジショニングの変更で撮影可能な部位等が挙げられる。
操作部34は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部31に出力する。
表示部35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、施設内ネットワークLN1又はインターネットNに接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
メディアドライブ37は、CD−R(Compact Disk Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、MO(Magnet Optical)ディスク等の可搬型の記録メディアMに対しデータの読み出し又は書き込みを行う装置である。
計時部38は、RTC(Real Time Clock)等により構成され、現在時刻及び現在日付
を計時して制御部31に出力する。
〔医療施設Aにおける受付〜診察の流れ〕
次に、施設内システム10Aが設置された医療施設A内における受付から診断までの流れ(1)〜(4)について説明する。
(1)まず、受付において、患者の受付が行われる。受付された患者の患者情報は受付装置1Aにより入力され、この患者情報を含む患者情報リストがPACS3Aに送信される。PACS3Aにおいては、受付装置1Aから送信された患者情報リストがRAM32に記憶される。
(2)次いで、診察室において、PACS3Aの表示部35に診断対象の患者のビューアー画面351が表示され、問診や診察、必要な検査の決定が行われる。過去に診断対象の部位と同一部位や近似部位に対する受診経歴のある患者については、診察や必要な検査の参考にするため、PACS3Aの表示部35に過去画像が表示される場合がある。過去画像とは、過去に同一患者の同一部位または近似部位を撮影することにより得られた医用画像であって、診断済みの医用画像である。
(3)検査が必要であると決定された場合、撮影室において、モダリティ2Aにより患者の診断対象部位(検査部位)のX線撮影が行われる。
(4)モダリティ2Aにおいて撮影により得られた医用画像は、PACS3Aにおいて取り込まれてビューアー画面351に表示され、医師の診断に供される。
〔診断支援処理A〕
次に、PACS3Aにおいて実行される診断支援処理Aについて説明する。診断支援処理Aは、上述の医療施設Aにおける受付〜診察の流れの(2)以降において、医師の診断を支援するための処理である。
図4A〜図4Bに、制御部31により実行される診断支援処理Aのフローチャートを示す。診断支援処理Aは、PACS3Aの制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、表示部35に診断対象の患者についてのビューアー画面351が表示される(ステップS1)。ビューアー画面351は、診断対象の患者の医用画像をモダリティ2Aから取り込んで診断のために表示したり、過去画像を画像DB331から読み出して表示したりするための画面である。
図5に、ビューアー画面351の一例を示す。図5に示すように、ビューアー画面351には、画像を表示するための画像表示欄351a、画像取込ボタン351b、サービス依頼ボタン351c、患者表示欄351d、サムネイル表示欄351e、表示分類選択欄351f、メディアボタン351g、印刷ボタン351h、終了ボタン351i等が設けられている。
画像表示欄351aは、医用画像や骨塩定量の計測結果等を表示するための欄である。医用画像としては、例えば、モダリティ2Aから診断のために取り込んだ医用画像や、過去画像等が表示される。
画像取込ボタン351bは、モダリティ2Aから送信される医用画像を現在診断対象となっている患者(患者表示欄351dに表示されている患者)の画像として取り込むことを指示するためのボタンである。画像取込ボタン351bが押下された場合、取込モードに移行し、次に画像取込ボタン351bが押下されて取り込みの解除が指示されるか、又はビューアー画面351が終了される(閉じられる)か他の画面に遷移するまで、モダリティ2Aから受信された医用画像は現在診断対象となっている患者の画像として取り込まれる。
サービス依頼ボタン351cは、センターサーバー1に骨塩定量計測サービスを依頼するためのボタンである。なお、このサービス依頼ボタン351cは、骨塩定量計測サービスの利用対象条件(又は近似条件)に該当する医用画像が画像表示欄351aに表示されている場合に有効となる。
患者表示欄351dは、現在診断対象として選択されている患者の患者情報を表示するための欄である。
サムネイル表示欄351eは、画像表示欄351aに表示する医用画像を選択するために、診断対象の患者の医用画像(過去画像を含む)のサムネイル画像を表示するための欄である。
表示分類選択欄351fは、サムネイル表示欄351eに表示する画像の分類を選択するための欄である。
メディアボタン351gは、記録メディアからの医用画像の取り込みを指示するためのボタンである。
印刷ボタン351hは、画像表示欄351aに表示されている医用画像又は計測結果の印刷を指示するためのボタンである。
終了ボタン351iは、表示されているビューアー画面351を終了する(閉じる)指示を入力するためのボタンである。
ここで、医師は、問診結果やカルテの情報から、診断対象の患者の過去の受診履歴を調べ、今回の診断対象部位と同一部位又は近似部位についての過去画像があるか否かを調べる。過去画像が存在する場合には、操作部34を操作して、例えば、直近の(前回の)過去画像をビューアー画面351に表示させ、過去画像の確認を行う。
過去画像は、以下の操作によりビューアー画面351に表示される。まず、操作部34により表示分類選択欄351fの日付別ボタンが押下されると、日付ボタン下のフォルダ表示欄に診断対象の患者についての過去画像の撮影日時のフォルダが表示される。操作部34により、表示されたフォルダから所望の撮影日時が選択されると、画像DB331から診断対象の患者の選択された撮影日時に撮影された過去画像のサムネイル画像が読み出され、サムネイル表示欄351eに表示される。操作部34によりサムネイル表示欄351eに表示された過去画像が選択されると、選択された過去画像が画像表示欄351aに表示される。
また、例えば、患者が他の医療施設からの紹介の患者である場合等、診断対象の部位の過去画像が記録されたメディアを有している場合には、操作部34によりメディアアイコン351gが押下され、その後に表示されるダイアログ画面に従って操作されると、メディアドライブ37に装填された記録メディアMから過去画像が読み出され、画像表示欄351aに表示される。
次いで、操作部34により過去画像を表示するための操作が行われたか否かが判断される(ステップS2)。操作部34により過去画像を表示するための操作が行われていないと判断された場合は(ステップS2;NO)、処理はステップS7に移行する。
操作部34により過去画像を表示する操作が行われたと判断された場合(ステップS2;YES)、画像DB331又はメディアドライブ37に装着されている記録メディアMから過去画像が読み出され、読み出された過去画像の付帯情報及びサービス対象テーブル332に基づいて、当該過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又はその近似条件に該当するか否かが判断される(ステップS3)。
ここで、ステップS3においては、例えば、読み出された過去画像の付帯情報の所定の項目(患者情報(年齢、性別)や検査部位)がサービス対象テーブル332に設定されているサービス利用対象条件又は近似条件に該当しているか否かに基づいて判断される。
読み出された過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件及び近似条件に該当しないと判断されると(ステップS4;NO)、読み出された過去画像がビューアー画面351の画像表示欄351aに表示され、処理はステップS7に移行する。
一方、読み出された過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当すると判断されると(ステップS4;YES)、この過去画像がビューアー画面351の画像表示欄351aに表示されるとともに、骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当することを通知するための通知アイコンGがビューアー画面351に表示され(ステップS5)、処理はステップS7に移行する。
図6に、ステップS5において表示されるビューアー画面351の一例を示す。図6に示すように、ステップS5においては、読み出された過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又はその近似条件に該当すると判断された場合には、ビューアー画面351の画像表示欄351aに過去画像が表示されるとともに、通知アイコンGが表示される。
医療施設には、治療の経過観察のための再診に訪れる患者が多い。そのため、今回撮影対象となる部位は、過去画像と同一部位である可能性が高い。そこで、過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又はその近似条件に該当する場合、通知アイコンGを表示して撮影前にその旨を医師に通知することで、骨塩定量計測サービスの利用を促進し、有効活用を図ることができる。
即ち、医師が骨塩定量計測サービスの利用対象条件を意識しているか否かにかかわらず、医師は骨塩定量計測の利用対象条件に該当する医用画像を把握して対象患者に対して漏れなくサービスの利用を促すことができる。また、このタイミング(撮影前)に当該サービスの利用対象条件に該当していることがわかれば、今回の撮影時に骨塩定量の計測に適した撮影条件(ポジショニングを含む)で撮影することができ、患者の被曝量を増やさずにサービス依頼用の画像を取得して、サービスの利用に繋げることができる。また、今回の検査部位が近似部位の場合には、その部位と併せて手の撮影を行うことができるので、骨塩定量計測のためのみに別途撮影を行うことなくサービス依頼用の画像を取得して、サービスの利用に繋げることができる。このように、通知アイコンGの表示により、患者の負担を低減して骨塩定量計測サービスを有効に活用することが可能となる。
次いで、ステップS7においては、操作部34により画像取込ボタン351bが押下されて取込モードに移行した状態となっているか否かが判断される。取込モードとすることで、モダリティ2Aにおいて撮影された医用画像を取り込むことが可能となる。
ステップS7において、取込モードに移行した状態になっていないと判断された場合(ステップS7;NO)、処理はステップS20に移行する。
ステップS7において、取込モードに移行した状態となっていると判断された場合(ステップS7;YES)、通信部36によりモダリティ2Aからの医用画像の受信が待機される(ステップS8)。
ここで、医師は患者とともに撮影室に移動するか、または撮影技師に指示をして、患者の診断対象となる検査部位を被写体としてモダリティ2Aにより撮影を行う。モダリティ2Aにおいては、撮影により医用画像が生成されると、PACS3Aに医用画像が送信される。
通信部36によりモダリティ2Aからの医用画像が受信されたと判断されると(ステップS8;YES)、受信された医用画像が画像DB331に格納されるとともに、そのサムネイル画像が生成される(ステップS9)。また、受信された医用画像の付帯情報及びサービス対象テーブル332に基づいて、当該受信された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かが判断される(ステップS10)。
ここで、ステップS10においては、例えば、受信された医用画像の付帯情報の予め定められた項目(患者情報(年齢、性別)や検査部位)がサービス対象テーブル332に設定されている骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当しているか否かに基づいて判断される。
受信された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当しないと判断されると(ステップS11;NO)、受信された医用画像がビューアー画面351の画像表示欄351aに表示され(ステップS13)、処理はステップS14に移行する。
一方、ステップS10において、受信された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当すると判断されると(ステップS11;YES)、受信された医用画像がビューアー画面351の画像表示欄351aに表示されるとともに、骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当することを通知するための通知アイコンGがビューアー画面351に表示される。また、サービス依頼ボタン351cが有効となり(ステップS12)、処理はステップS14に移行する。
ここで、受信された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する場合、医用画像とともにその旨を通知する通知アイコンGを表示してその旨を医師に通知することで、骨塩定量計測サービスの利用を促進し、有効活用を図ることができる。
即ち、医師が骨塩定量計測サービスの利用対象条件を意識しているか否かにかかわらず、医師は骨塩定量計測の利用対象条件に該当する医用画像を把握して対象患者に対して漏れなくサービスの利用を促すことができる。そして、撮影された医用画像が骨塩定量計測に適した画像である場合には、患者の承認を得て直ちにサービスを依頼することが可能となる。
なお、撮影により取得された医用画像が骨塩定量計測に適さない場合(例えば、骨塩定量計測においては左手と、1cmごとに1mmの厚さの斜度のついたアルミスケールを並べて撮影する必要があるが、アルミスケールが配置されて撮影されていない場合等)は、再度モダリティ2Aで撮影を行い、医用画像を取り込む。
ステップS14においては、操作部34によりサービス依頼ボタン351cが押下されたか否かが判断される(ステップS14)。操作部34によりサービス依頼ボタン351cが押下されていない(サービス依頼ボタン351cが無効の場合を含む)と判断された場合(ステップS14;NO)、処理はステップS20に移行する。
操作部34によりサービス依頼ボタン351cが押下されたと判断されると(ステップS14;YES)、通信部36によりセンターサーバー1に骨塩定量計測サービスの依頼情報が送信され、サービスが依頼される(ステップS15)。ここで、骨塩定量計測の場合、左手第二中手骨上の患者側の凹部とその反対側の凸部の二点を医用画像上で指定する必要がある。そこで、ステップS15においては、まず、表示部35に、「左手第二中手骨の二点をマウスによりクリックして送信ボタンを押下してください」等のメッセージ及び送信ボタン、キャンセルボタンが表示されたポップアップ画面が表示される。ポップアップ画面に従って、操作部34により骨塩定量計測サービスの依頼操作(二点の指定及び送信ボタンの押下)が行われると、医用画像のヘッダ情報に依頼元の医療施設の情報及び指定された二点の座標情報が付加される。この医用画像が依頼情報として通信部36によりセンターサーバー1へ送信され、骨塩定量計測サービスが依頼される。なお、二点の指定は、自動画像認識によりPACS3Aにおいて自動的に行うこととしてもよい。
センターサーバー1においては、PACS3Aから送信された骨塩定量計測サービスの依頼はゲートウェイサーバー6aにより受信され、受信した医用画像のヘッダ情報から依頼元の医療施設の情報が取得される。そして、施設情報DBが参照され、依頼元の医療施設が骨塩定量計測サービスの契約した医療施設である場合に、受信した医用画像が骨塩定量計測装置6bに入力される。骨塩定量計測装置6bにおいては、入力された医用画像及び医用画像のヘッダ情報に含まれる二点の座標を用いて、予め定められたアルゴリズムに従って骨塩定量計測が行われ、計測結果がゲートウェイサーバー6aに出力される。骨塩定量計測においては、例えば、アルミニウムと左手第二中手骨との陰影濃度を比較分析することにより骨塩量(DIP値)を計測する公知のDIP法が用いられる。ゲートウェイサーバー6aは、骨塩定量計測装置6bから計測結果が出力されると、計測結果を依頼元のPACS3Aに送信する。
PACS3Aにおいては、通信部36によりセンターサーバー1から計測結果が受信されると(ステップS16;YES)、受信された計測結果がビューアー画面351に表示される(ステップS17)。ここで、医師は患者を診察室に呼び、骨塩定量計測結果を説明することができる。操作部34により印刷ボタン351hが押下されると(ステップS18;YES)、解析結果が図示しないプリンタから印刷出力され(ステップS19)、処理はステップS20に移行する。
なお、例えば、アルミスロープが配置されずに左手のみが撮影された医用画像等、骨塩定量の計測に用いることができない医用画像である場合は、モダリティ2Aにおいて撮影条件を骨塩定量計測用に変えて再撮影を行えば、ステップS9においてモダリティ2Aから撮影された医用画像が取り込まれ、サービス依頼ボタン351cを押下することで、骨塩定量計測サービスを依頼することができる。
ステップS20においては、操作部34により終了ボタン351iが押下されたか否かが判断される。操作部34により終了ボタン351iが押下されていないと判断されると(ステップS20;NO)、処理はステップS2に戻る。操作部34により終了ボタン351iが押下されたと判断されると(ステップS20;YES)、診断支援処理Aは終了する。
−第2の実施の形態−
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、医療施設Bの施設内システム10Bにおける実施の形態である。サービス提供システム100の全体構成、及びセンターサーバー1、施設内システム10Aの構成については、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので説明を省略する。
〔施設内システム10B内の各装置の構成〕
まず、施設内システム10Bを構成する各装置について説明する。
(受付装置1B)
受付装置1Bは、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU等の制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、施設内ネットワークLN2に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。
受付装置1Bは、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、CPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示する。この受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名等)が入力されると、受付された患者の患者情報リストを作成(更新)して記憶部に記憶し、通信部により適宜電子カルテ装置5Bに送信する。
(モダリティ2B)
モダリティ2Bは、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する画像生成手段である。
モダリティ2Bとしては、例えば、CR装置、超音波診断装置、内視鏡装置、CT撮影装置、磁気共鳴画像撮影装置等が挙げられる。本実施の形態においては、モダリティ2BをCR装置として説明するが、その他のモダリティを備える構成としてもよい。
本実施の形態において、モダリティ2Bは、コンソール20、X線撮影装置、CRカセッテ、読取装置により構成されるCR装置である。
コンソール20は、CPU等の制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、通信部、バーコードリーダ等を備えたコンピュータ装置である。コンソール20は、通信部により施設内ネットワークLN2に接続された各装置とデータ送受信可能に接続されている。また、通信インターフェースを介して読取装置とデータ送受信可能に接続されている。
このコンソール20は、電子カルテ装置5Bから送信された検査オーダ情報を一覧にした検査オーダリスト画面を表示部に表示する。これにより、撮影技師は、実施すべき撮影の内容を知ることができる。また、検査オーダ情報と読取装置から送信されてきた医用画像とを対応付け、検査オーダ情報に含まれる患者情報や検査情報をDICOM規格に則って医用画像の付帯情報として書込み、PACS3Bに送信する。例えば、コンソール20は、操作部34により検査オーダリスト画面から選択された検査オーダ情報とその撮影に使用するCRカセッテに貼付されたカセッテIDを示すバーコードを読み取った値とを予め対応付けて記憶しておき、読取装置から医用画像とともに送信されてきたカセッテID(読取装置において挿入されたCRカセッテのバーコードから読み取った値)と、検査オーダ情報に対応付けて記憶されているカセッテIDに基づいて、医用画像と検査オーダ情報とを対応付ける。また、コンソール20は、受信した医用画像をポジショニングやX線量等の確認のために表示部に表示する。
(PACS3B)
PACS3Bは、例えば診察室に設置される。PACS3Bは、モダリティ2Bにより生成された医用画像を画像DB331に保存したり、医用画像に画像処理を施して医師による診断のために表示部に表示したりするための医用画像表示装置であり、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
PACS3Bは、PACS3Aと同様に、図2に示すように、制御部31、RAM32、記憶部33、操作部34、表示部35、通信部36、メディアドライブ37、計時部38等を備えて構成されており、各部はバス39により接続されている。
PACS3Bの記憶部33には、PACS3Aの記憶部33と同様に、画像DB331、サービス対象テーブル332が設けられている。ただし、PACS3Bには、PACS3Aと異なるプログラムが搭載されており、PACS3Bで実行可能な処理はPACS3Aとは異なる。例えば、PACS3Bは、PACS3Aに搭載されているような、受付装置1Bから患者情報リストを受信してリスト表示したり、医用画像を患者情報と対応付けたりする機能は有していない。医用画像と検査オーダ情報の検査情報や患者情報との対応付けは、モダリティ2Bのコンソール20において既に行われており、PACS3Bにおいては、コンソール20から受信した医用画像及び付帯情報を画像DB331に格納し、付帯情報から取得される検査情報及び患者情報を検査リスト画面として表示部35に表示する。操作部34により検査リスト画面から検査が選択されると、選択された検査の医用画像を表示したビューアー画面を表示部35に表示する。
電子カルテ装置5Bは、CPU等の制御部、RAM、記憶部、操作部、表示部、施設内ネットワークLN2に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えたコンピュータ装置である。電子カルテ装置5Bは、受付装置1Bにおいて受け付けられた患者の患者情報を受信し、受け付けられた患者に対する電子カルテ情報や、検査オーダ情報を発行するための装置である。発行された検査オーダ情報は、モダリティ2Bのコンソール20に送信される。
〔医療施設Bにおける受付〜診察の流れ〕
次に、施設内システム10Bの構成をもつ医療施設B内における受付から診断までの流れ(1)〜(5)について説明する。
(1)まず、受付において、患者の受付が行われる。受付された患者の患者情報は受付装置1Bにより入力され、この患者情報を含む患者情報リストが電子カルテ装置5Bに送信される。
(2)次いで、診察室において、問診や診察、必要な検査の決定が行われる。過去に同一部位や近似部位に対する受診経歴のある患者については、電子カルテを参照したり、PACS3Bの検査リスト画面から過去画像を検索して表示したりし、診察や必要な検査の参考にする。
(3)検査が必要であると決定された場合、電子カルテ装置5Bにおいて、患者情報の選択及び検査部位等の入力を行うと、検査オーダ情報が発行され、モダリティ2Bのコンソール20に送信される。
(4)撮影室において、モダリティ2Bにより患者の診断対象部位のX線撮影が行われ、医用画像が生成される。生成された医用画像はコンソール20において検査オーダ情報と対応付けられ、PACS3Bに送信される。
(5)PACS3Bにおいては、コンソール20から送信された医用画像は画像DB331に格納され、検査リスト画面にその医用画像の患者情報及び検査情報等が追加表示される。検査リスト画面から表示したい医用画像についての患者情報及び検査情報の行を選択すると、選択された行の付帯情報をもつ医用画像がビューアー画面に表示され、医師の診断に供される。なお、検査リスト画面に表示される医用画像の患者情報や検査情報は、検査毎にまとめて1行で表示されるので(1回の検査で複数枚撮影することがある)、検査リスト画面から検査を選択することで、その検査において取得された医用画像を読み出すことができる。
〔診断支援処理B〕
次に、PACS3Bにおいて実行される診断支援処理Bについて説明する。診断支援処理Bは、上述の医療施設Bにおける受付〜診察の流れの(2)以降において、医師の診断を支援するための処理である。
図7に、制御部31により実行される診断支援処理Bのフローチャートを示す。診断支援処理Bは、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、操作部34の操作により表示部35に検査リスト画面361が表示される(ステップS21)。
図8に、検査リスト画面361の一例を示す。図8に示すように、検査リスト画面361は、検索条件入力欄361a、リスト表示欄361b、検索ボタン361c等を備えている。検索条件入力欄361aは、リスト表示欄361bに表示する検査リストの検索条件を入力するための欄である。リスト表示欄361bは、検査リストを表示するための欄である。検索ボタン361aは、検索条件入力欄361aから入力された検索条件で画像DB331における医用画像の検索を実行することを指示するためのボタンである。
なお、デフォルトでは、リスト表示欄361bには、検査日付が本日である検査のリストが表示される。
医師は、過去画像を参照したい場合には、検索条件入力欄361aから表示させたい過去画像に対応する検査の検索条件を入力して、検索条件に一致する検査の検査リストをリスト表示欄361bに表示させ、リスト表示欄361bから表示させたい過去画像に対応する検査を選択することにより、所望の過去画像が表示されたビューアー画面を表示部35に表示させることができる。モダリティ2Bにより今回の診断のために撮影された医用画像(未読の医用画像)を参照したい場合は、リスト表示欄361にデフォルトで表示されている本日の検査リストから診断対象の患者の検査を選択することにより、その患者の医用画像を表示したビューアー画面を表示部35に表示させることができる。
次いで、操作部34により検索条件入力欄361aから検索条件が入力され、検索ボタン361cが押下されたか否かが判断される(ステップS22)。操作部34により検索条件が入力され、検索が指示されたと判断されると(ステップS22;YES)、画像DB331において、入力された検索条件に合致する医用画像の検索が行われ、検索結果がリスト表示欄361bに表示され(ステップS23)、処理はステップS24に移行する。操作部34により検索条件が入力されていないと判断された場合は(ステップS22;NO)、処理はステップS24に移行する。
ステップS24においては、リスト表示欄361bから検査が選択されたか否かが判断される。操作部34により検査が選択されていないと判断されると(ステップS24;NO)、処理はステップS22に戻る。
操作部34により検査が選択されたと判断されると(ステップS24;YES)、選択された検査に対応する医用画像(過去画像)が画像DB331から読み出され、読み出された医用画像の付帯情報及びサービス対象テーブル332に基づいて、当該医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又はその近似条件に該当するか否かが判断される(ステップS25)。
ここで、ステップS25においては、読み出された医用画像の付帯情報の予め定められた項目(患者情報(年齢、性別)や検査部位)がサービス対象テーブル332に設定されているサービス利用対象条件又は近似条件に該当しているか否かに基づいて判断される。
読み出された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件及び近似条件に該当しないと判断されると(ステップS26;NO)、読み出された医用画像がビューアー画面の画像表示欄に表示され(ステップS28)、処理はステップS29に移行する。
PACS3Bにおいて表示されるビューアー画面は、図6に示すビューアー画面351と略同様であり、少なくとも画像表示欄、サービス依頼ボタンを有し、選択された医用画像が画像表示欄に表示された画面である。なお、ステップS28においては、通知アイコンGは表示されない。また、サービス依頼ボタンも無効である。
一方、ステップS26において、読み出された医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当すると判断されると(ステップS26;YES)、読み出された医用画像がビューアー画面の画像表示欄に表示されるとともに、骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当することを通知するための通知アイコンGがビューアー画面に表示され(ステップS27)、処理はステップS29に移行する。また、読み出された医用画像が当日日付の場合は、サービス依頼ボタンが有効となる。
このように、撮影された医用画像や過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件又はその近似条件に該当する場合に、通知アイコンGを表示してその旨を医師に通知することで、医師が骨塩定量計測サービスの利用対象条件を意識しているか否かにかかわらず、医師は骨塩定量計測の利用対象条件に該当する医用画像を把握して対象患者に対して漏れなく骨塩定量計測サービスの利用を促すことができ、サービスの有効活用を図ることができる。
また、過去画像の表示タイミング(撮影前)に骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当することを医師に通知することで、今回の撮影時に骨塩定量の計測に適した撮影条件(ポジショニングを含む)で撮影することができ、患者の被曝量を増やさずにサービス依頼用の画像を取得して、サービスの利用に繋げることができる。
また、今回撮影された医用画像の表示タイミングで骨塩定量計測サービスの利用対象条件又は近似条件に該当することを医師に通知することで、患者の承認を得て直ちにサービスを依頼することが可能となる。
なお、撮影により取得された医用画像が骨塩定量計測に適さない場合(例えば、骨塩定量計測においては左手と、1cmごとに1mmの厚さの斜度のついたアルミスケールを並べて撮影する必要があるが、アルミスケールが配置されて撮影されていない場合等)は、再度モダリティ2Bで撮影を行い、医用画像を取り込む。
ステップS29においては、操作部34によりサービス依頼ボタンが押下されたか否かが判断される。サービス依頼ボタンが押下されていない(サービス依頼ボタンが無効の場合も含む)と判断された場合(ステップS29;NO)、処理はステップS35に移行する。
操作部34によりサービス依頼ボタンが押下されたと判断されると(ステップS29;YES)、ステップS30〜S34の処理が実行される。ステップS30〜S34の処理は、第1の実施の形態の図4BのステップS15〜S19と同様であるので説明を援用する。
次いで、ステップS35においては、操作部34により終了ボタンが押下されたか否かが判断される。操作部34により終了ボタンが押下されてないと判断されると(ステップS35;NO)、処理はステップS29に戻る。操作部34により終了ボタンが押下されたと判断されると(ステップS35;YES)、診断支援処理Bは終了する。
骨塩定量計測用に再撮影を行った場合は、検査リスト画面に再撮影に対応する検査の情報が表示されるので、ここから再撮影に対応する検査を選択し、サービス依頼ボタンを押下することで、骨塩定量計測サービスを依頼することができる。
なお、比較的規模の大きい病院では、読影医と診察医が分かれていることがある。この場合は、PACS3Bを操作するのは読影医であるので、ビューアー画面上に通知アイコンGが表示されている場合には、読影医がサービスを依頼することとなる。診察医の判断が必要な場合又は再撮影が必要となる場合は、骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する(又は近似条件に該当する)旨を読影レポートに読影結果とともに書き込み、診察医の判断を仰ぐ。依頼が必要である場合は、再度対象となった医用画像を表示したビューアー画面を開けば、サービスを依頼することが可能となる。
また、上記診断支援処理A、診断支援処理Bにおいては、表示対象の医用画像がサービスの利用対象条件に該当している場合、医師等の操作者の操作に応じてサービスをセンターサーバー1に依頼することとしたが、自動的にセンターサーバー1にサービスを依頼することとしてもよい。即ち、表示対象の医用画像がサービスの利用対象条件に該当している場合、自動的に制御部31により骨塩定量計測サービスの依頼情報を生成して通信部36によりセンターサーバー1に送信する処理としてもよい。この場合、二点は画像の自動認識により自動的に行う。或いは、センターサーバー1の骨塩定量計測装置6bにおいて二点指定を行うこととしてもよい。
以上、PACS3Bのビューアー画面上で通知アイコンGを表示する場合について説明したが、撮影時に骨塩定量計測サービスの利用対象であることがわかっていれば、撮影条件をサービスの依頼に適合させて撮影を行うことができるので好ましい。そこで、コンソール20において通知アイコンGを表示させることとしてもよい。
例えば、上述のように、コンソール20は、記憶部に、サービス対象テーブル332を記憶しておき、電子カルテ装置5Bから受信した検査オーダ情報のリスト画面を表示部に表示する際に、制御部により、表示する検査オーダ情報に基づいて、撮影する医用画像がサービス対象テーブル332に記憶されている、骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか又はその近似条件に該当するか否かを判断し、該当する場合に、図9に示すように、その検査オーダ情報のリスト行に通知アイコンGを表示する。通知アイコンGは、図9に示すように、利用対象条件に該当したときと近似条件に該当したときとで色等を区別して表示することが好ましい。
また、コンソール20は、撮影された医用画像を確認画面に表示する際に、制御部によりその医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し該当すると判断した場合、通知アイコンG及びサービス依頼ボタンを表示することとしてもよい。このようにすれば、診察室で患者の診断に入る前にサービスを依頼しておくことができるので、主訴の診察時間内に患者を待たせることなく結果を伝えることができる。
以上説明したように、サービス提供システム100のPACS3A、3Bによれば、制御部31は、表示部35に医用画像を表示する際に、当該医用画像の患者情報及び検査情報を含む付帯情報に基づいて、当該医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する通知アイコンGを医用画像とともに表示部35に表示させる。
従って、骨塩定量計測サービスの利用を促し、有効活用を図ることが可能となる。即ち、医師が骨塩定量計測サービスの利用対象条件を意識しているか否かにかかわらず、骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する医用画像を取得した患者を把握して対象患者に対して漏れなくサービスの利用を促すことが可能となる。また、撮影により取得された医用画像が骨塩定量計測に適した画像である場合、患者の承認を得て直ちにサービスを依頼することが可能となる。
例えば、モダリティ2A(2B)において生成された医用画像を診断のためにビューアー画面351に表示する際に、当該医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、通知アイコンGを医用画像とともに表示部35に表示することで、新たな撮影を行うことなく、診断のために撮影した医用画像を利用して骨塩定量計測サービスを依頼することが可能となる。
また、例えば、再診時に過去画像を表示する際に、当該過去画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、該当すると判断した場合に、過去画像とともに通知アイコンGを表示部35に表示することで、今回の撮影前に、今回取得する医用画像が骨塩定量計測の利用対象条件に該当することを医師が把握することが可能となる。これにより、今回の撮影時に骨塩定量計測に適した撮影条件で撮影を行うことができるので、サービス依頼のために再撮を行う必要がなくなり、患者の被曝量を増やさずにサービス依頼用の画像を取得することが可能となる。
また、医用画像が骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当すると判断した場合に、PACS3A、3Bにおいて自動的に医用画像をセンターサーバー1に送信してサービスを依頼するようにすることで、サービスの依頼を行う作業が不要となり、利便性が向上する。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、センターサーバー1が提供するサービスを骨塩定量計測サービスとして説明したが、医用画像を利用する他のサービスであっても、サービス対象テーブルを変えるだけで、上記第1及び第2の実施の形態と同様のフローで、本発明を実現することが可能である。他のサービスとしては、例えば、マンモグラフィにおける異常陰影候補の検出を行うサービス(CAD(Computed-Aided Diagnosis)サービス)が挙げられる。CADサービスの利用対象条件としては、例えば、性別=女、年齢>20、検査部位=乳房、等が挙げられる。
また、通知アイコンGの表示態様は一例であり、表示例に限定されるものではない。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒
体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、サービス提供システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 サービス提供システム
10A 施設内システム
10B 施設内システム
1 センターサーバー
2A モダリティ
2B モダリティ
20 コンソール
3A PACS
3B PACS
31 制御部
32 RAM
33 記憶部
331 画像DB
332 サービス対象テーブル
34 操作部
35 表示部
36 通信部
37 メディアドライブ
38 計時部
39 バス
4A、4B ルーター
5B 電子カルテ装置
LN1 施設内ネットワーク
LN2 施設内ネットワーク
N インターネット
6a ゲートウェイサーバー
6b 骨塩定量計測装置

Claims (6)

  1. 医用画像を利用した骨塩定量計測サービスを提供するサーバー装置に通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される医用画像表示装置であって、
    医用画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に医用画像を表示する際に、当該医用画像の患者の年齢、性別及び検査部位に基づいて、当該医用画像が前骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備える医用画像表示装置。
  2. 医用画像を生成する画像生成装置と通信ネットワークを介して接続され、
    前記制御手段は、前記画像生成装置において生成された医用画像を診断のために前記表示手段に表示する際に、当該医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象の条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 過去に生成された診断済みの医用画像を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている、過去に生成された診断済みの医用画像を前記表示手段に表示する際に、当該医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象の条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる請求項1又は2に記載の医用画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記医用画像が前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当すると判断した場合に、前記医用画像を前記サーバー装置に送信してサービスを依頼する手段を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記表示手段に表示される医用画像の患者の年齢及び性別が前記利用対象条件に該当し、かつ検査部位が肘関節又は指である場合に、前記制御手段は、当該医用画像を前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件の近似条件に該当すると判断し、その旨を通知する情報を前記表示手段に表示させる請求項1〜4の何れか一項に記載の医用画像表示装置。
  6. 医用画像を利用した骨塩定量計測サービスを提供するサーバー装置に通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続される医用画像表示装置に用いられるコンピュータを、
    医用画像を表示する表示手段、
    前記表示手段に医用画像を表示する際に、当該医用画像の患者の年齢、性別及び検査部位に基づいて、当該医用画像が前骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当するか否かを判断し、前記骨塩定量計測サービスの利用対象条件に該当する医用画像であると判断した場合に、その旨を通知する情報を前記医用画像とともに前記表示手段に表示させる制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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