JPH1027142A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1027142A
JPH1027142A JP8179542A JP17954296A JPH1027142A JP H1027142 A JPH1027142 A JP H1027142A JP 8179542 A JP8179542 A JP 8179542A JP 17954296 A JP17954296 A JP 17954296A JP H1027142 A JPH1027142 A JP H1027142A
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JP
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unread
read
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electronic device
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JP8179542A
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Inventor
Norio Endo
典夫 遠藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージ受信後も未読メッセージの存在を
報知できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 データ通信により受信されたメッセージ
データをメッセージメモリ5bに格納し、その際、メッ
セージデータに未読フラグを対応させ、アプリケーショ
ンプログラムメモリ10aのアクセスで各アプリケーシ
ョンプログラムを起動する度に、メッセージメモリ5b
の未読フラグを確認し、未読フラグがひとつでも「1」
(オン)に設定されていると、カラー表示部8に未読メ
ッセージの存在を警告する警告表示を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に係り、
詳細には、データ通信によってメッセージを受信する電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子メールを、無線、有線を問わ
ず、サーバからクライアントに対して通知する通信シス
テムが構築されている。
【0003】この通信システムでは、クライアント側に
なる電子機器において、メッセージを受信した際に、通
知ウィンドウ表示、アイコン点滅表示等の表示制御や音
声出力を行うことで、ユーザに受信報知を行っている。
【0004】このように、メッセージを受信したそのと
きに報知することで、受信メッセージの未読を防止する
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例による電子機器は、メッセージを受信したその
ときにだけ報知するようにしていたので、現在実行させ
ているアプリケーションプログラムから他のアプリケー
ションプログラムに移行すると、その報知動作を停止さ
せる。このように、受信時のアプリケーションプログラ
ムから他のアプリケーションプログラムに移行すると、
以降はユーザが自らの操作で受信メッセージを読み出す
までは、未読状態が継続する。
【0006】このため、受信時にメッセージを読み損な
うと、後に電子機器側からは何の報知もされないので、
一刻を争うように受信メッセージの重要度が増せば増す
ほど、その読み忘れから不足の事態を起こしかねないと
いう恐れがある。
【0007】本発明の課題は、メッセージ受信後も未読
メッセージの存在を報知することが可能な電子機器を得
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る電子機器は、データ通信によってメッセージ受信を
行う電子機器において、受信メッセージを未読メッセー
ジと既読メッセージとに区別して格納するメッセージ格
納手段と、複数のアプリケーションプログラムをそれぞ
れアクセス可能に格納するアプリケーション格納手段
と、前記アプリケーション格納手段をアクセスして前記
各アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、
前記実行手段により前記アプリケーション格納手段に格
納されている前記複数のアプリケーションプログラムの
内のいずれかを実行する場合に、前記メッセージ格納手
段に格納されている受信メッセージから未読メッセージ
の有無を判断する判断手段と、前記判断手段により未読
メッセージ有りという判断結果が得られた場合に報知す
る報知手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、メッセ
ージ格納手段は受信メッセージを未読メッセージと既読
メッセージとに区別して格納し、アプリケーション格納
手段は複数のアプリケーションプログラムをそれぞれア
クセス可能に格納し、実行手段はアプリケーション格納
手段をアクセスして各アプリケーションプログラムを実
行し、判断手段は実行手段によりアプリケーション格納
手段に格納されている複数のアプリケーションプログラ
ムの内のいずれかを実行する場合に、メッセージ格納手
段に格納されている受信メッセージから未読メッセージ
の有無を判断し、報知手段は判断手段により未読メッセ
ージ有りという判断結果が得られた場合に報知する。
【0010】従って、各アプリケーションプログラムを
実行する際に、未読メッセージの存在を報知するように
したので、メッセージ受信後も未読メッセージの存在を
報知することで、メッセージの読み忘れを防止すること
が可能になる。
【0011】請求項2記載の発明に係る電子機器は、請
求項1記載の発明において、前記判断手段は、前記各ア
プリケーションプログラムの起動時に未読メッセージの
有無を判断することを特徴とする。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、各アプ
リケーションプログラムの起動時に未読メッセージの存
在を報知するようにしたので、メッセージ受信後に他の
アプリケーションプログラムを起動すると未読の注意が
喚起され、これによって、メッセージの読み忘れを早い
段階で防止することが可能になる。
【0013】請求項3記載の発明に係る電子機器は、請
求項1又は2記載の発明において、さらに、前記各アプ
リケーションプログラムの起動後の一定時間を計時する
計時手段を有し、該計時手段により前記一定時間を計時
した場合にも前記メッセージ格納手段に格納されている
受信メッセージから未読メッセージの有無を判断して、
未読メッセージ有りという判断結果が得られた場合に報
知することを特徴とする。
【0014】この請求項3記載の発明によれば、各アプ
リケーションプログラムの起動後の一定時間の経過で未
読メッセージの存在を報知するようにしたので、メッセ
ージ受信後に他のアプリケーションプログラムの起動が
なかなか実行されなくても、一定時間毎に未読メッセー
ジの存在を報知することになり、これによって、メッセ
ージの読み忘れを防止することが可能になる。
【0015】請求項4記載の発明に係る電子機器は、デ
ータ通信によってメッセージ受信を行う電子機器におい
て、時間を計時する計時手段と、受信メッセージを未読
メッセージと既読メッセージとに区別して格納するメッ
セージ格納手段と、前記計時手段により一定時間を計時
した場合に前記メッセージ格納手段に格納されている受
信メッセージから未読メッセージの有無を判断する判断
手段と、前記判断手段により未読メッセージ有りという
判断結果が得られた場合に報知する報知手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0016】この請求項4記載の発明によれば、計時手
段は時間を計時し、メッセージ格納手段は受信メッセー
ジを未読メッセージと既読メッセージとに区別して格納
し、判断手段は計時手段により一定時間を計時した場合
にメッセージ格納手段に格納されている受信メッセージ
から未読メッセージの有無を判断し、報知手段は判断手
段により未読メッセージ有りという判断結果が得られた
場合に報知する。
【0017】従って、一定時間毎に未読メッセージの存
在を報知するようにしたので、常時未読の喚起を行うこ
とにより、メッセージの読み忘れを防止することが可能
になる。
【0018】請求項5記載の発明に係る電子機器は、請
求項1〜4のいずれかの発明において、前記メッセージ
格納手段は、未読メッセージと既読メッセージとの区別
を未読メッセージ、既読メッセージにそれぞれ対応させ
て格納するフラグのオン、オフで区別することを特徴と
する。
【0019】この請求項5記載の発明によれば、フラグ
のオン、オフで未読メッセージと既読メッセージとの区
別を行うようにしたので、未読防止のために、未読メッ
セージと既読メッセージとを少ないデータ量で簡単に区
別することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る電子機器の実施の形
態1によるコンピュータシステムの要部構成を示すブロ
ック図であり、同図において、1は携帯情報端末等のよ
うに小型のコンピュータシステムを示している。
【0021】図1に示したコンピュータシステム1は、
例えば、CPU2、アンテナ3、無線通信部4、RAM
5、入力部6、通信制御部7、カラー表示部8、カラー
印字部9、記憶装置10、記憶媒体制御部11、記憶媒
体12、音声入出力部13、及び計時部14により構成
されている。
【0022】CPU2は、記憶装置10のアプリケーシ
ョンプログラムメモリ10aに格納されている各種アプ
リケーションプログラムに従って装置全体を制御する中
央制御ユニットである。このCPU2は、バス15を介
して、無線通信部4、RAM5、入力部6、通信制御部
7、カラー表示部8、カラー印字部9、記憶装置10、
記憶媒体制御部11、音声入出力部13、及び計時部1
4が結合しており、無線、有線によるデータ通信、各眼
メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラム
の読み出しやデータのリード/ライト、データ/コマン
ド入力、カラー表示/カラー印字、音声の入出力、及び
時間の計時等を制御する。
【0023】アンテナ3は、図示せぬメールサーバから
発信される電波を捕捉して、その電気信号を無線通信部
4に出力する。無線通信部4は、アンテナ3から出力さ
れる電気信号を取り込んで復調し、その復調信号をCP
U2に供給する。なお、メールサーバは、電子メールす
なわち送信メッセージデータを変調して、コンピュータ
システム1に電波として発信するので、無線通信部4で
得られる復調信号にはメッセージデータが含まれる。
【0024】RAM5は、指定されたアプリケーション
プログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格
納するワークメモリ5aと、受信データ(メッセージデ
ータ等)を格納するメッセージメモリ5bと、新規登録
や更新自在の住所録データを格納している住所録メモリ
5cとを有する。
【0025】入力部6は、カーソルキー、数字入力キー
及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティ
ングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押
下されたキーの押下信号をCPU2に出力するととも
に、マウスによる操作信号をCPU2に出力する。
【0026】通信制御部7は、電話回線LNに接続さ
れ、その電話回線LNを介してメールサーバや他の端末
装置と有線によるデータ通信を行うものである。
【0027】カラー表示部8は、CRT、LCD等によ
り構成され、CPU2から入力される表示データに基づ
いて各アプリケーションプログラムに従って受信メッセ
ージ等の表示対象をカラー表示する。カラー印字部9
は、CPU2から入力される印字データを指定された色
で印刷出力するものである。
【0028】記憶媒体制御部11は、図1に示す記憶媒
体12(例えば、フロッピーディスク)を駆動制御する
記憶媒体駆動装置としての機能を有し、CPU2からの
指示により記憶媒体12を駆動して、書き込み指示が入
力された場合は指定されたデータを記憶媒体12の指定
された記憶領域に書き込み、読み出し指示が入力された
場合は指定されたデータを記憶媒体12から読み出し、
記憶装置10内の記憶媒体12の指定された記憶領域に
書き込む。
【0029】記憶装置10は、スケジューラ、住所録や
電子メール等のアプリケーションプログラムやデータ等
が予め記憶されているアプリケーションプログラムメモ
リ10aを有しており、このアプリケーションプログラ
ムメモリ10aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半
導体メモリで構成されている。このアプリケーションプ
ログラムメモリ10aは記憶装置10に固定的に設けた
もの、若しくは着脱自在に装着するものであり、GUI
としてのウインドウシステムプログラム及び当該ウイン
ドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、印刷処理プログラム及び各処理プログラムで処理さ
れたデータ等を記憶する。
【0030】また、このアプリケーションプログラムメ
モリ10aに記憶するプログラム、データ等は、記憶媒
体12から記憶媒体制御部11を介して記憶するか、通
信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶
する構成にしてもよい。更に、通信回線等を利用する場
合は、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記
アプリケーションプログラムメモリ10aを備えた記憶
装置を設け、このアプリケーションプログラムメモリ1
0aに記憶されているアプリケーションプログラム、デ
ータを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0031】音声入出力部13は、音声を入力して電気
信号に変換しこれをCPU2に供給するマイク装置とC
PU2から供給される電気信号を音声に変換して放音す
るスピーカ装置とを具備している。計時部14は、時間
を計測してその時刻データをCPU2に供給するもので
ある。
【0032】次に、メッセージメモリ5bについて詳述
する。図2はメッセージメモリ5bのメモリ構成を示す
図である。メッセージメモリ5bは、図2に示したよう
に、無線もしくは有線によって受信順(No.1〜N
o.n(nは自然数))に受信されたメッセージデータ
に対応させて発信者データ、受信時刻データ、未読フラ
グを格納する。このように格納されるデータの内、発信
者データ、受信メッセージデータ、受信時刻データは、
受信データに含まれている。また、未読フラグは、
「0」又は「1」を設定するものであり、メッセージ受
信時には強制的に未読フラグ「1」が設定される。未読
フラグ「0」は、CPU2のアクセスによりメッセージ
メモリ5bから対応するメッセージが読み出されたこと
を示し、未読フラグ「1」は、CPU2のアクセスがな
くメッセージメモリ5bから対応するメッセージが読み
出されていないことを示す。
【0033】このメッセージメモリ5bにおいて、例え
ば、受信No.1には、発信者「AAAA」、未読フラ
グ「0」、受信メッセージ「・・・・・・」、及び受信
時刻「13:00」が対応データとして格納されてい
る。この受信No.1の場合には、未読フラグが「0」
のため、対応する受信メッセージは既読となる。また、
受信No.2には、発信者「BBBB」、未読フラグ
「1」、受信メッセージ「・・・・・・」、及び受信時
刻「13:10」が対応データとして格納されている。
この受信No.2の場合には、未読フラグが「1」のた
め、対応する受信メッセージは未読となる。
【0034】次に、動作について説明する。図3はメイ
ン処理を説明するフローチャート、図4は未読メッセー
ジ警告処理を説明するフローチャート、及び図5はメッ
セージ受信処理を説明するフローチャートである。図6
〜図8は表示例を示す図である。なお、図3〜図5の各
フローチャートに従う処理は、CPU2の制御の下で行
われるが、各ステップの動作は各部で実施される。
【0035】図3に示したメイン処理を実行する前段
で、既に電源の投入、及び初期設定が完了しているもの
とする。まず、ステップS1において、入力部6のキー
入力が検出される。キー入力が検出されると、処理はス
テップS2に移行し、そのキー入力からアプリケーショ
ン起動か否かを判別する。
【0036】そして、現アプリケーションプログラムか
ら他のアプリケーションプログラムを起動するという判
別結果が得られた場合には、処理はステップS4に移行
し、以降アプリケーション起動処理を開始する。また、
ステップS2において他のアプリケーションプログラム
の起動ではなく現アプリケーションプログラム実行上の
キー入力であるという判別結果が得られた場合には、処
理はステップS3に移行し、キー入力に応じた処理を実
行する。その後、処理はステップS1に戻る。
【0037】処理がステップS4に移行した場合には、
まず、そのステップS4において起動対象のアプリケー
ションプログラムの起動前処理を実行する。この後に、
処理はステップS5に移行し、アプリケーションプログ
ラムメモリ10aをアクセスして、起動対象となるアプ
リケーションプログラムを実行状態にする。その結果、
起動対象のアプリケーションプログラムが起動する。
【0038】続くステップS6では、上記アプリケーシ
ョンプログラムの起動に伴って、メッセージメモリ5b
を参照して未読メッセージの有無を判断する処理が実行
される。メッセージメモリ5bのメモリ内容が図2に示
した状態であった場合には、未読フラグを「1」に設定
している受信No.がNo.2とNo.nであることか
ら、受信No.2と受信No.nの各受信メッセージが
未読状態となる。
【0039】したがって、次のステップS7では、未読
の受信メッセージ有りという判断結果が得られるので、
処理はステップS8に移行する。もし未読の受信メッセ
ージ無しという判断結果が得られた場合には、未読の警
告(報知)を行う必要がないので、処理はステップS1
に戻り、次のキー入力を持つ。
【0040】さて、処理がステップS8に移行するとい
うことは、未読の警告を行う必要があるので、処理はこ
のステップS8で未読メッセージ警告処理を実行してか
らステップS1に戻る。
【0041】ここで、図4を参照して未読メッセージ警
告処理について詳述する。メイン処理において、現アプ
リケーションプログラムが継続される場合には、処理は
ステップS1、S2、及びS3を繰り返し実行するが、
他のアプリケーションプログラムに移行する場合には、
ステップS2からステップS4に移行する。
【0042】したがって、スケジュール用のアプリケー
ションプログラムが継続して実行されている場合には、
図6(B)に示した如く、スケジュール表示画面81が
メイン画面となるが、例えば住所録用のアプリケーショ
ンプログラムの起動が指示されると(ステップS1及び
S2)、他のアプリケーションプログラムの起動処理を
行うため、その住所録用のアプリケーションプログラム
が起動される(ステップS4及びS5)。
【0043】処理が未読メッセージ警告処理に移行する
と、まず、ステップS41において、未読メッセージの
存在を示す表示画像が形成される。すなわち、現在スケ
ジュール用のアプリケーションプログラムを実行させて
いる場合には、図6(C)に示したように、そのスケジ
ュール表示画面80Aの前面に「未読メッセージがあり
ます」という警告表示84が表示される。この警告表示
84の中には、「読む」アイコン85と「保留」アイコ
ン86とが表示され、いずれのアイコン85,86も入
力部6の操作で選択可能であり、受信メッセージを読み
出す場合には「読む」アイコン85が選択され、読み出
しを保留にする場合には「保留」アイコン86が選択さ
れる。
【0044】続くステップS42では、音声によっても
警告を促すため、音声入出力部13から警告音が出力さ
れる。このように、ステップS41及びS42により、
ユーザに対して表示と音声とでメッセージ受信が報知さ
れる。
【0045】さらに、ステップS43では、上記警告表
示84の「読む」アイコン85と「保留」アイコン86
とのいずれかに対する選択待ちとなる。その間、もし
「読む」アイコン85が選択された場合には、処理はス
テップS45に移行して、受信メッセージデータを格納
する受信No.の未読フラグを「0」(クリア)に設定
する。さらに処理はステップS46に移行して、電子メ
ールアプリケーション処理を実行する。
【0046】以上のステップS43〜S46において、
「読む」アイコン85が選択されると、カラー表示部8
は、図6(C)の表示状態から図7の表示状態に移行す
る。すなわち、電子メールアプリケーション処理が実行
されると、図7に示した如く、表示画面は住所録表示画
面80Bから電子メール着信表示画面80Cに切り替わ
る。この後、処理はメイン処理(図3)に戻る。
【0047】また、「保留」アイコン86が選択された
場合には(ステップS44)、処理はステップS46に
移行して、図6(C)に示した警告表示84をクリアに
する。その結果、表示画面は図8に示した如く、住所録
表示画面80Bだけの画面に戻る。この後、処理はメイ
ン処理に戻る。なお、この場合、受信メッセージに対応
する未読フラグは「1」のまま保持される。
【0048】ここで、図5を参照してメッセージ受信処
理について詳述する。なお、このメッセージ受信処理
は、一例として、メイン処理を実行中に割り込みで実行
されるものとする。
【0049】メイン処理中に、メッセージ受信処理の割
り込みが入ると、まず、ステップS51において、受信
メッセージデータがメッセージメモリ5bに格納され
る。その際、受信メッセージデータに対応する未読フラ
グには、初期設定として未読を示す「1」が設定され
る。
【0050】続くステップS52において、メッセージ
受信をユーザに通知するために、メッセージ着信の旨を
示すメッセージがカラー表示部8に表示される。現在、
スケジュール用のアプリケーションプログラムが実行さ
れている場合には、図6(A)に示したように、スケジ
ュール表示画面80Aの前面に「メッセージが届きまし
た」という警告表示81が表示される。この警告表示8
1の中には、「読む」アイコン82と「保留」アイコン
83とが表示され、いずれのアイコン82,83も入力
部6の操作で選択可能であり、受信メッセージを読み出
す場合には「読む」アイコン82が選択され、読み出し
を保留にする場合には「保留」アイコン83が選択され
る。
【0051】そして、ステップS53では、上記警告表
示81の「読む」アイコン82と「保留」アイコン83
とのいずれかに対する選択待ちとなる。その間、もし
「読む」アイコン82が選択された場合には、処理はス
テップS55に移行して、受信メッセージデータをメッ
セージメモリ5bから読み出して、図7に示したように
受信メッセージを表示する。さらに処理はステップS5
6に移行し、読み出された受信メッセージに対応する未
読フラグが「0」(クリア)に設定される。この後、処
理はメイン処理において割り込んだ位置に戻る。
【0052】また、「保留」アイコン83が選択された
場合には(ステップS54)、処理はステップS57に
移行して、図6(A)に示した警告表示81をクリアに
する。その結果、表示画面は同図(B)に示したよう
に、スケジュール表示画面80Aだけの画面に戻る。こ
の後、処理はメイン処理において割り込んだ位置に戻
る。なお、この場合、受信メッセージに対応する未読フ
ラグは「1」のまま保持される。
【0053】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、各アプリケーションプログラムを実行する際に、未
読メッセージの存在を報知するようにしたので、メッセ
ージ受信後も未読メッセージの存在を報知することで、
メッセージの読み忘れを防止することが可能になる。
【0054】また、各アプリケーションプログラムの起
動時に未読メッセージの存在を報知するようにしたの
で、メッセージ受信後に他のアプリケーションプログラ
ムを起動すると未読の注意が喚起され、これによって、
メッセージの読み忘れを早い段階で防止することが可能
になる。
【0055】また、未読フラグのオン、オフで未読メッ
セージと既読メッセージとの区別を行うようにしたの
で、未読防止のために、未読メッセージと既読メッセー
ジとを少ないデータ量で簡単に区別することが可能にな
る。
【0056】実施の形態2.さて、上述した実施の形態
1では、各アプリケーションプログラムの起動を起点と
して未読メッセージの存在を警告によって報知するよう
にしたが、以下に説明する実施の形態2のように、一定
時間毎に未読メッセージの存在を報知するようにしても
よい。
【0057】この実施の形態2によるコンピュータシス
テムは、主な構成及びその動作が前述のコンピュータシ
ステム1と同様のため、各部の説明を省略すると共に、
各部の符号を同一符号で示す。以下に相違する部分につ
いてのみ説明する。
【0058】図9は実施の形態2によるメイン処理を説
明するフローチャートである。なお、図9のフローチャ
ートに従う処理は、CPU2の制御の下で行われるが、
各ステップの動作は各部で実施される。
【0059】まず、ステップS11において、入力部6
のキー入力が検出される。キー入力が検出されると、処
理はステップS12に移行し、そのキー入力からアプリ
ケーション起動か否かを判別する。
【0060】そして、現アプリケーションプログラムか
ら他のアプリケーションプログラムを起動するという判
別結果が得られた場合には、処理はステップS13に移
行し、以降アプリケーション起動処理を開始する。ま
た、ステップS12において他のアプリケーションプロ
グラムの起動ではなく現アプリケーションプログラム実
行上のキー入力であるという判別結果が得られた場合に
は、処理はステップS19に移行する。このステップS
19では、一定時間の経過が判断され、その経過が確認
されなければ、続くステップS20においてキー入力に
応じた処理を実行する。その後、処理はステップS11
に戻る。
【0061】処理がステップS13に移行した場合に
は、まず、そのステップS13において起動対象のアプ
リケーションプログラムの起動前処理を実行する。この
後に、処理はステップS14に移行し、アプリケーショ
ンプログラムメモリ10aをアクセスして、起動対象と
なるアプリケーションプログラムを実行状態にする。そ
の結果、起動対象のアプリケーションプログラムが起動
する。
【0062】続くステップS15では、上記アプリケー
ションプログラムの起動に伴って、メッセージメモリ5
bを参照して未読メッセージの有無を判断する処理が実
行される。次のステップS16では、未読の受信メッセ
ージ有りという判断結果が得られるので、処理はステッ
プS17に移行して、前述の未読メッセージ警告処理を
実行する。この後、処理はステップS18に移行する。
また、もし未読の受信メッセージ無しという判断結果が
得られた場合には、未読の警告(報知)を行う必要がな
いので、処理はステップS18に移行する。
【0063】さて、処理がステップS18に移行する
と、計時部14に対して計時開始を指示し、ステップS
11に戻る。このステップS18による計時は、各アプ
リケーションプログラムの起動時に開始されると共に、
前述したステップS19において一定時間の経過が確認
された場合にも、ステップS15〜S17を経て実行さ
れるものである。
【0064】上記ステップS19による一定時間経過の
監視は、アプリケーションプログラムの切換えが頻繁に
行われず、同一アプリケーションプログラムが長い時間
継続されている場合に、未読メッセージの存在を定期的
に報知する役目を成している。このステップS19でそ
の経過が確認されると、処理はステップS15に移行し
て、以降は前述と同様に、未読メッセージの有無を判断
し、未読の受信メッセージがあれば、未読メッセージ警
告処理を実行して再計時を行い、なければ再計時を開始
する。
【0065】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、各アプリケーションプログラムの起動後は一定時間
毎に未読メッセージの存在を報知するようにしたので、
メッセージ受信後に他のアプリケーションプログラムの
起動がなかなか実行されなくても、一定時間毎に未読メ
ッセージの存在を確認することになり、これによって、
メッセージの読み忘れを防止することが可能になる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、各アプリケーションプログラムを実行する
際に、未読メッセージの存在を報知するようにしたの
で、メッセージ受信後も未読メッセージの存在を報知す
ることで、メッセージの読み忘れを防止することが可能
な電子機器を得られるという効果を奏する。
【0067】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、各アプリケーションプログラムの起
動時に未読メッセージの存在を報知するようにしたの
で、メッセージ受信後に他のアプリケーションプログラ
ムを起動すると未読の注意が喚起され、これによって、
メッセージの読み忘れを早い段階で防止することが可能
な電子機器を得られるという効果を奏する。
【0068】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明において、各アプリケーションプログラ
ムの起動後は一定時間毎に未読メッセージの存在を報知
するようにしたので、メッセージ受信後に他のアプリケ
ーションプログラムの起動がなかなか実行されなくて
も、一定時間毎に未読メッセージの存在を確認すること
になり、これによって、メッセージの読み忘れを防止す
ることが可能な電子機器を得られるという効果を奏す
る。
【0069】請求項4記載の発明によれば、一定時間毎
に未読メッセージの存在を報知するようにしたので、常
時未読の喚起を行うことにより、メッセージの読み忘れ
を防止することが可能な電子機器を得られるという効果
を奏する。
【0070】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4のいずれかの発明において、フラグのオン、オフで未
読メッセージと既読メッセージとの区別を行うようにし
たので、未読防止のために、未読メッセージと既読メッ
セージとを少ないデータ量で簡単に区別することが可能
な電子機器を得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1によるコンピュータシステムの要
部構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1によるメッセージメモリのメモリ
構成を示す図である。
【図3】実施の形態1によるメイン処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】実施の形態1による未読メッセージ警告処理を
説明するフローチャートである。
【図5】実施の形態1によるメッセージ受信処理を説明
するフローチャートである。
【図6】実施の形態1による表示例を示す図である。
【図7】実施の形態1による他の表示例を示す図であ
る。
【図8】実施の形態1による他の表示例を示す図であ
る。
【図9】実施の形態2によるメイン処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 アンテナ 4 無線通信部 5 RAM 5b メッセージメモリ 7 通信制御部 8 カラー表示部 10 記憶装置 10a アプリケーションプログラム 11 記憶媒体制御部 12 記憶媒体 13 音声入出力部 14 計時部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ通信によってメッセージ受信を行う
    電子機器において、 受信メッセージを未読メッセージと既読メッセージとに
    区別して格納するメッセージ格納手段と、 複数のアプリケーションプログラムをそれぞれアクセス
    可能に格納するアプリケーション格納手段と、 前記アプリケーション格納手段をアクセスして前記各ア
    プリケーションプログラムを実行する実行手段と、 前記実行手段により前記アプリケーション格納手段に格
    納されている前記複数のアプリケーションプログラムの
    内のいずれかを実行する場合に、前記メッセージ格納手
    段に格納されている受信メッセージから未読メッセージ
    の有無を判断する判断手段と、 前記判断手段により未読メッセージ有りという判断結果
    が得られた場合に報知する報知手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記判断手段は、前記各アプリケーション
    プログラムの起動時に未読メッセージの有無を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】さらに、前記各アプリケーションプログラ
    ムの起動後の一定時間を計時する計時手段を有し、該計
    時手段により前記一定時間を計時した場合にも前記メッ
    セージ格納手段に格納されている受信メッセージから未
    読メッセージの有無を判断して、未読メッセージ有りと
    いう判断結果が得られた場合に報知することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】データ通信によってメッセージ受信を行う
    電子機器において、 時間を計時する計時手段と、 受信メッセージを未読メッセージと既読メッセージとに
    区別して格納するメッセージ格納手段と、 前記計時手段により一定時間を計時した場合に前記メッ
    セージ格納手段に格納されている受信メッセージから未
    読メッセージの有無を判断する判断手段と、 前記判断手段により未読メッセージ有りという判断結果
    が得られた場合に報知する報知手段と、 を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】前記メッセージ格納手段は、未読メッセー
    ジと既読メッセージとの区別を未読メッセージ、既読メ
    ッセージにそれぞれ対応させて格納するフラグのオン、
    オフで区別することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の電子機器。
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