JP4818831B2 - 検査情報管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医師が患者に対して行う検査内容を決定することを支援するための検査情報管理装置に関する。
近年、CR(computed radiography:コンピュータ放射線撮影)、MRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴撮影)、CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)、US(ultrasonic imaging:超音波撮影)等の種々の医用画像撮影装置が普及し、用いられるようになってきている。
一般に、医用画像撮影装置を用いた検査が行われた場合には、検査を依頼した担当医(「依頼医」ともいう)による具体的な診断が下される前に、撮影された医用画像について読影医による読影が行われ、読影結果や所見が記入された読影レポートが作成される。従来は、ディジタル画像データが生成された場合においても、読影の際には写真フィルムにハードコピーされた医用画像が用いられていたが、高精細な画像モニタ(ビューワ)の開発に伴い、モニタ上に表示された医用画像を読影することも行われるようになっている。
このように多くの医用画像撮影装置が利用可能になり、患者に対して行う検査の選択肢が増えた事で、検査の選択が医師にとって難しくなってきている。そこで、過去の検査実績を根拠として、検査を選択する場合の指針となる情報を、検査の選択時に医師が参照することができれば便宜である。
下記の特許文献1には、患者の症状を入力する症状入力部と、症状と検査項目との関係を記憶した記憶部と、記憶部に記憶された症状と検査項目との関係に基づき、症状入力部に入力された症状の情報から選択された検査項目候補を表示する検査項目候補表示部と、を備えた臨床検査システムであって、記憶部に記憶された症状と検査項目との関係に関し、症状に対して各々の検査項目が必要度で関連づけられて記憶されていることを特徴とする臨床検査システムが掲載されている。
この臨床検査システムによれば、患者の症状に基づいて検査項目を自動的に抽出することができる。しかしながら、この臨床検査システムを運用して実際に行われた検査の結果を、記憶部に記憶された症状と検査項目との関係に反映することができないので、個々の依頼医や読影医の経験を蓄積することができない。また、この臨床検査システムを運用していくうちに、記憶部に記憶された症状と検査項目との関係の中に有効又は適切ではない関係が存在することが判明することも考えられる。このような場合には、オペレータが、有効又は適切ではない関係を記憶部から削除しなければならず、手間がかかってしまう。
また、下記の特許文献2には、症状別に必要な複数の検査項目の組み合わせを予め記憶した記憶手段と、症状の名称を複数表示する表示手段と、表示された複数の症状の名称からいずれか1つを選択する選択手段とを備え、該選択に応答して、選択された症状に対して行うべき複数の検査項目を記憶手段から読み出し、表示手段に表示するようにしたことを特徴とする検査項目入力装置が掲載されている。
この検査項目入力装置によれば、患者の症状や疾患に応じた適切な検査項目を簡単に入力できる。しかしながら、この検査項目入力装置を用いて実際に行われた検査の結果を、記憶手段に記憶されている症状別に必要な複数の検査項目の組み合わせに反映することができないので、個々の依頼医や読影医の経験や運用施設ごとに培った知見を蓄積することができない。
特開2003−281273号公報(第1頁) 特開平5−282384号公報(第1頁)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、実際に医療現場に携わる個々の依頼医及び/又は読影医の経験を蓄積することによって、より適切な検査を選択することを可能とする検査情報管理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る検査情報管理装置は、依頼医が検査を依頼する際に用いる少なくとも1つの依頼医端末と、依頼医が依頼する検査について撮影される医用画像に基づいて読影医が読影レポートを作成する際に用いる少なくとも1つの読影レポート作成装置直接又はネットワークを介して接続され、検査に関する情報を管理して依頼医による検査の選択を支援するための検査情報管理装置であって、複数の予測病名に対して過去に実施された複数の検査の評価に関する評価情報を蓄積する検査評価データベースを記録し、評価情報が、依頼医が選択した検査の妥当性を読影医が評価した結果を表す依頼内容適正度情報と、読影医が作成した読影レポートにおいて判定した病名が後に確定される確定病名に一致する可能性を読影医が事前に評価した結果を表す読影結果確信度情報とを含む、記録手段と、検査評価データベースを管理する検査情報管理手段と、依頼医が予測した予測病名及び該予測病名に対する候補の検査を表す情報を含む検査依頼事前情報を依頼医端末から取得る検査依頼事前情報取得手段と、少なくとも予測病名に基づいて検査評価データベースにおける検索を検査情報管理手段に行わせ、検査情報管理手段によって行われた検索に基づいて、予測病名に対する候補の検査の評価に関する評価情報を取得し、評価情報が、依頼医が選択した候補の検査の妥当性を読影医が評価した結果を表す依頼内容適正度情報と、読影医が作成した読影レポートにおいて判定した病名が後に確定される確定病名に一致する可能性を読影医が事前に評価した結果を表す読影結果確信度情報とを含む、検査内容判定手段と、検査内容判定手段によって取得された検査の評価に関する評価情報を依頼医端末に出力して、予測病名に対する候補の検査の依頼内容適正度情報及び読影結果確信度情報依頼医端末に表示させる検査内容妥当性出力手段とを具備する。
本発明によれば、依頼医が患者に対してどのような検査を行えば良いのかを決定するための指針となる情報として、実際に過去に実施された検査に対する評価が反映された情報が依頼医端末において表示される。従って、依頼医は、より適切な検査を選択することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理装置を含む医療情報管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この医療情報管理システムは、依頼医端末1と、電子カルテ管理装置2と、検査発行装置3と、検査者端末4と、撮影モダリティ5と、画像サーバ6と、読影レポート作成装置7と、読影レポート管理装置8と、病院長端末9と、本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理装置10とを含んでいる。撮影モダリティ5は、CR(computed radiography:コンピュータ放射線撮影)装置5a、CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)装置5b、MRI(magnetic resonance imaging:磁気共鳴撮影)装置5c、US(ultrasonic imaging:超音波撮影)装置5dを含んでいる。これらの装置は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワークを介して相互に接続されている。或いは、検査情報管理装置10と、依頼医端末1、電子カルテ管理装置2、検査発行装置3、検査者端末4、撮影モダリティ5、画像サーバ6、読影レポート作成装置7、又は、読影レポート管理装置8とを直接接続しても良い。
依頼医端末1は、検査を依頼する依頼医(例えば、内科医等)が使用するPC(パーソナルコンピュータ)等であり、本体部1aと、表示部1bと、入力部1cとを備えている。依頼医は、依頼医端末1を操作することにより、検査の依頼、読影レポートの閲覧、電子カルテの入力等を行う。なお、依頼医端末1が、本体部1a、表示部1b、及び、入力部1cに加えて、医用画像を表示するための高精細なディスプレイ(ビューワ)を更に備えていても良い。
電子カルテ管理装置2は、電子カルテデータベース(DB)2aを格納するための記録媒体を備えている。電子カルテデータベース2aは、複数のケースの電子カルテデータを蓄積している。電子カルテには、公費負担番号、公費負担医療の受給者番号、保険者番号、患者名、診断、処置内容等の情報が含まれる。電子カルテの情報は、依頼医端末1において依頼医により入力され、電子カルテデータベース2aに蓄積される。
検査発行装置3は、検査を管理するための装置であり、依頼医端末1において入力された患者情報や検査内容等の情報に基づいて、検査スケジュールの管理や、撮影モダリティ5への検査のオーダーや、撮像が終了した検査について読影のオーダー(読影依頼)を行う。
検査者端末4は、医用画像の撮影を実行する検査者(例えば、検査医、撮影技師等)が使用するPC等である。検査者は、検査者端末4を操作することにより、検査の依頼があったことを知ることができる。検査者は、検査の依頼を受けると、撮影モダリティ5の内の検査内容に応じたモダリティを用いて、医用画像の撮影を行う。撮影モダリティ5によって取得された画像データは、画像サーバ6に送信される。
画像サーバ6は、撮影モダリティ5によって取得された画像データを保管及び管理するPACS(Picture Archiving and Communication System:医用画像情報システム)用のサーバである。画像サーバ6は、読影レポート管理装置8の要求に従って、所望の画像データを読影レポート管理装置8に出力する。
読影レポート作成装置7は、撮影モダリティ5によって取得された画像データに基づく画像の読影を行う読影医が使用するPC等である。読影レポート作成装置7は、医用画像を表示するための高精彩ディスプレイ(ビューワ)を備えている。
読影レポート管理装置8は、読影レポートデータベース8aを格納するための記録媒体を備えている。読影レポートデータベース8aは、過去に作成された読影レポートを表す読影レポートデータを蓄積している。読影レポートデータには、読影レポートID、患者ID、患者名、検査ID、読影医による所見として表示されるテキスト情報(所見データ)等が含まれている。読影レポートは、読影レポート作成装置7において読影医により入力され、読影レポートデータベース8aに蓄積される。また、読影レポート管理装置8は、依頼医端末1の要求に従って、所望の読影レポートデータを依頼医端末1に出力する。
病院長端末9は、病院長が使用するPC等である。
検査情報管理装置10は、中央演算装置(以下、CPUという)20と、各種のデータ等を一旦記憶するメモリ120と、記録媒体としてのハードディスク131を制御するハードディスク制御部130と、ネットワークインタフェース140とを含んでいる。これらは、バスラインを介して相互に接続されている。また、CPU20は、ネットワークインタフェース140を介して、ネットワークに接続される。なお、本実施形態においては、検査情報管理装置10を独立した装置としているが、検査情報管理装置10を、依頼医端末1又は読影レポート管理装置8の一部として実現することも可能である。
ハードディスク131には、CPU20に処理を行わせるためのソフトウェア(プログラム)の他に、依頼医端末1において依頼医が検査の依頼前に入力する検査内容や予測病名や事前確信度等を含む検査依頼情報を蓄積するための検査依頼情報データベースと、読影レポート作成装置7において読影医が読影の際に入力する読影医検査評価情報を蓄積するための読影医検査評価情報データベースと、依頼医端末1において依頼医が診断を行う(病名を確定する)際に入力する依頼医検査評価情報を蓄積するための依頼医検査評価情報データベースとが記録されている。さらに、ハードディスク131には、検査依頼情報データベースと読影医検査評価情報データベースと依頼医検査評価情報データベースとに基づいて生成された検査妥当性評価データベースも記録されている。本願においては、これらのデータベースをまとめて、「検査評価データベース」と呼ぶことにする。
なお、記録媒体としては、内蔵のハードディスク131以外に、外付けハードディスク、フレキシブルディスク、MO、MT、RAM、CD−ROM、又は、DVD−ROM等を用いることもできる。
図2は、検査依頼情報データベースの例を示す図である。図2に示すように、検査依頼情報は、読影レポートを一意に特定するための読影レポートID、依頼医名、検査を一意に特定するための検査ID、検査種、検査内容、予測病名、及び、事前確信度を含んでいる。ここで、事前確信度について説明する。依頼医は、患者の診察の際に、患者の主訴や症状等を依頼医端末1において電子カルテに入力すると共に、予測病名、及び、診断を行う(病名を確定する)ために適正であると考える検査内容を依頼医端末1に入力する。さらに、依頼医は、予測病名が正しい(予測病名と確定病名とが同じとなる)ことに対する確信の度合いを1〜3の値で表す事前確信度を、依頼医端末1に入力する。本実施形態においては、依頼医が、予測病名が正しい可能性が高いと考えている場合に、事前確信度として「3」を入力し、予測病名が正しい可能性があると考えている場合に、事前確信度として「2」を入力し、予測病名が正しい可能性が否定できないと考えている場合に、事前確信度として「1」を入力するものとする。このように依頼医端末1において入力された予測病名、検査内容、及び、事前確信度は、依頼医端末1から検査情報管理装置10に送信され、検査依頼情報データベースに蓄積される。なお、検査IDは、検査発行装置3により決定され、読影レポートIDは、読影レポート管理装置8により決定される。
図3は、読影医検査評価情報データベースの例を示す図である。図3に示すように、読影医検査評価情報は、読影レポートID、所見、読影医診断(読影医により決定された病名)、読影医名、依頼内容適正度、及び、読影結果確信度を含んでいる。ここで、依頼内容適正度及び読影結果確信度について説明する。依頼医による検査依頼に基づいて撮影モダリティ5において医用画像の撮影が行われた後に、読影医が、読影レポート作成装置7において、ビューワに表示された医用画像に基づいて読影レポートの作成を行う。さらに、読影医は、読影レポートの作成に際し、依頼医が依頼した検査内容が読影医診断(病名)を決定するために適正であったか否かの度合いを1〜3の値で表す依頼内容適正度と共に、読影結果が正しい(読影医診断が確定病名となる)と確信する度合いを1〜3の値で表す読影結果確信度を、読影レポート作成装置7に入力する。本実施形態においては、読影医が、依頼医が依頼した検査内容が適正であったと判断する場合に、依頼内容適正度として「3」を入力し、依頼医が依頼した検査内容が適正であったことを否定できないと判断する場合に、依頼内容適正度として「2」を入力し、依頼医が依頼した検査内容が適正ではなかったと判断する場合に、依頼内容適正度として「1」を入力するものとする。また、読影医が、読影結果が正しいと確信する度合いが高い場合に、読影結果確信度として「3」を入力し、読影結果が正しい可能性があると判断する場合に、読影結果確信度として「2」を入力し、読影結果に正しいと確信する度合いが低い場合に、読影結果確信度として「1」を入力するものとする。このように読影レポート作成装置7において入力された依頼内容適正度及び読影結果確信度は、ネットワークを介して、読影レポート作成装置7から検査情報管理装置10に送信され、読影医検査評価情報データベースに蓄積される。
図4は、依頼医検査評価情報データベースの例を示す図である。図4に示すように、依頼医検査評価情報は、読影レポートID及び読影結果有効度を含んでいる。読影医により読影レポートが作成されると、依頼医が、依頼医端末1において、読影レポートを参照しながら診断を行う(病名を確定する)。さらに、依頼医は、読影レポートが診断を行うために有効であったか否かの度合いを1〜3の値で表す読影結果有効度を、依頼医端末1に入力する。本実施形態においては、依頼医が、読影レポートが診断を行うために非常に有効であったと判断する場合に、読影結果有効度として「3」を入力し、読影レポートが診断を行うために有効であったと判断する場合に、読影結果有効度として「2」を入力し、読影レポートが診断を行うために有効ではなかったと判断する場合に、読影結果有効度として「1」を入力するものとする。このように依頼医端末1において入力された読影結果有効度は、依頼医端末1から検査情報管理装置10に送信され、依頼医検査評価情報データベースに蓄積される。
図5は、検査妥当性評価情報データベースの例を示す図である。図5に示すように、検査妥当性評価情報データベースは、予測病名と、事前確信度と、検査内容と、それらについて過去において行われた複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値と、それらの検査に関する読影結果確信度の平均値と、それらの検査に関する読影結果有効度の平均値とを含んでいる。
即ち、検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値並びに当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果確信度の平均値が、例えば、次のようにして得られる。まず、予測病名、事前確信度、及び、検査内容の組を検索キーとして、検査依頼情報データベースにおいて検索を行い、複数のレコードを抽出する。次に、抽出された複数のレコードに含まれている複数の読影レポートIDを検索キーとして、読影医検査評価情報データベースにおいて検索を行い、複数のレコードを抽出する。そして、抽出された複数のレコードに含まれている複数の依頼内容適正度の平均値及び複数の読影結果確信度の平均値をそれぞれ算出する。このようにして、予測病名、事前確信度、及び、検査内容の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する複数の依頼内容適正度の平均値並びに当該条件に合致する複数の検査に関する複数の読影結果確信度の平均値を得ることができる。
また、検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果有効度の平均値が、例えば、次のようにして得られる。まず、検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を検索キーとして、検査依頼情報データベースにおいて検索を行い、複数のレコードを抽出する。次に、抽出された複数のレコードに含まれている複数の読影レポートIDを検索キーとして、依頼医検査評価情報データベースにおいて検索を行い、複数のレコードを抽出する。そして、抽出された複数のレコードに含まれている複数の読影結果有効度の平均値を算出する。このようにして、予測病名、事前確信度、及び、検査内容の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果有効度の平均値を得ることができる。
あるいは、検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果確信度の平均値、並びに、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果有効度の平均値は、例えば、次のようにして得ることもできる。まず、読影レポートIDをキーとして、検査依頼情報データベース、読影医検査評価情報データベース、及び、依頼医検査評価情報データベースをジョイン(結合)する。次に、検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を検索キーとして、ジョインの結果として得られたデータベースにおいて検索を行い、複数のレコードを抽出する。そして、抽出された複数のレコードに含まれている複数の依頼内容適正度の平均値、複数の読影結果確信度の平均値、並びに、複数の読影結果有効度の平均値を算出する。このようにして、予測病名、事前確信度、及び、検査内容の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する複数の依頼内容適正度の平均値、複数の読影結果確信度の平均値、並びに、複数の読影結果有効度の平均値を得ることができる。
次に、図1を参照しながら、CPU20とソフトウェア(プログラム)とによって構成される複数の機能ブロックについて説明する。これらの機能ブロックは、検査依頼情報取得部21と、読影医検査評価情報取得部22と、依頼医検査評価情報取得部23と、検査情報管理部24と、検査依頼事前情報取得部25と、検査内容判定部26と、検査内容妥当性出力部27とを含んでいる。
検査依頼情報取得部21は、依頼医端末1において検査依頼の際に依頼医により入力される依頼医名、検査種、検査内容、予測病名、事前確信度等を依頼医端末1から受信し、検査情報管理部24に出力する。
読影医検査評価情報取得部22は、読影レポート作成装置7において読影レポート作成の際に読影医により入力される所見、診断、読影医名、依頼内容適正度、読影結果確信度等を読影レポート作成装置7から受信し、検査情報管理部24に出力する。
依頼医検査評価情報取得部23は、依頼医端末1において読影レポート参照の際に依頼医により入力される読影結果有効度等を依頼医端末1から受信し、検査情報管理部24に出力する。
検査情報管理部24は、依頼医名、検査種、検査内容、予測病名、事前確信度等を検査依頼情報取得部21から、検査IDを検査発行装置3から、読影レポートIDを読影レポート管理装置8からそれぞれ受け取って、検査依頼情報データベースに蓄積する。また、検査情報管理部24は、所見、診断、読影医名、依頼内容適正度、及び、読影結果確信度を読影医検査評価情報取得部22から受け取って、読影レポートIDとともに、読影医検査評価情報データベースに蓄積する。さらに、検査情報管理部24は、読影結果有効度を依頼医端末1から受け取って、読影レポートIDとともに、依頼医検査評価情報データベースに蓄積する。そして、検査情報管理部24は、検査依頼情報データベース、読影医検査評価情報データベース、及び、依頼医検査評価情報データベースに基づいて、検査妥当性評価情報データベースを作成又は更新する。
検査依頼事前情報取得部25は、依頼医端末1において検査依頼の前に依頼医により入力される予測病名、事前確信度、検査内容等を依頼医端末1から受け取って、検査内容判定部26に出力する。
検査内容判定部26は、予測病名、事前確信度、検査内容等を検査依頼事前情報取得部25から受け取って、予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検査内容判定部26から受け取ると、予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検索キーとして、検査妥当性評価情報データベースにおいて検索を行い、検索結果として得られたレコードを検査内容判定部26に出力する。検査内容判定部26は、検索結果として得られたレコードを検査情報管理部24から受け取って、検査内容妥当性出力部27に出力する。
検査内容妥当性出力部27は、検査内容判定部26から受け取ったレコードを依頼医端末1に送信し、依頼医端末1において表示させる。
次に、医療情報管理システムの動作について説明する。図6及び図7は、依頼医が検査依頼を行う場合における医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。
まず、依頼医端末1が、電子カルテ入力画面、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を表示部1bに表示させる(ステップS11)。図8は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の例を示す図である。図9は、図8の領域31の拡大図であり、図10は、図8の領域32の拡大図である。
図9に示すように、領域31内には、電子カルテ入力画面の第1の部分41が表示される。電子カルテには、保険医療機関の責任で記載が義務付けられている項目として、公費負担者番号、公費負担医療の受給者番号、保険者番号、被保険者記号・番号等が含まれており、保険医の責任で記載が義務付けられている項目として、傷病名、開始年月日、終了年月日、転帰等が含まれている。傷病名としては、「脂肪肝」、「肝硬変」等の病名が記載される。これらの情報のほか、電子カルテ入力画面の第1の部分41においては、患者名等が入力される。例えば、患者名が「山田 三郎」であり、患者IDが「000101」であり、患者の性別が「男」であり、患者の年齢が「51」であるものとする。
図10に示すように、領域32内には、電子カルテ入力画面の第2の部分42、検査依頼画面43、及び、検査妥当性表示画面44が表示される。電子カルテ入力画面の第2の部分42は、電子カルテ保存ボタン51を含んでいる。依頼医は、電子カルテ入力画面の第2の部分42において、患者の症状等を入力する。図11は、電子カルテ入力画面の第2の部分42において、診察日(ここでは、「2006年5月15日」とする)、依頼医名(ここでは、「田中 一郎」とする)、患者の症状(ここでは、「だるい」、「むくみ」、及び、「黄疸」とする)、患者の症状に基づく所見(ここでは、「脂肪肝の疑いあり」とする)が入力された様子を示す図である。依頼医は、患者の症状等を入力した後に、電子カルテ保存ボタン51をマウスでクリックする。
依頼医端末1は、電子カルテ保存ボタン51がクリックされると、電子カルテの情報を電子カルテ管理装置2に送信し(ステップS12)、電子カルテ管理装置2は、受信した電子カルテの情報を電子カルテデータベース2aに蓄積する(ステップS21)。
次に、依頼医が、患者の症状に基づいて予測病名を決定する。ここでは、依頼医が、「だるい」、「むくみ」、及び、「黄疸」という患者の症状に基づいて、予測病名を「脂肪肝」に決定するものとする。また、ここでは、依頼医が、診断結果(確定病名)が「脂肪肝」となる可能性が高い、すなわち、事前確信度が「3」であると判断するものとする。さらに、依頼医が、「脂肪肝」と診断するために、「腹部US」という検査内容の検査を依頼しようとするものとする。そして、依頼医が、予測病名「脂肪肝」を検査依頼画面43内の予測病名入力欄61に、事前確信度「3」を事前確信度入力欄62に、依頼しようとする検査内容「腹部US」を検査内容入力欄63に、それぞれ入力する。図12は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。そして、依頼医は、検査依頼画面43内の妥当性表示ボタン64をマウスでクリックする。依頼医端末1は、妥当性表示ボタン64がクリックされると、予測病名、事前確信度、及び、検査内容を検査情報管理装置10に送信する(ステップS13)。
検査情報管理装置10の検査依頼事前情報取得部25は、予測病名、事前確信度、及び、検査内容を依頼医端末1から受信すると、受信した予測病名、事前確信度、及び、検査内容を検査内容判定部26に出力する。検査内容判定部26は、予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、検査情報管理部24から受け取った予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検索キーとして、検査妥当性評価情報データベース(図5参照)において検索を実行する。
予測病名及び事前確信度を検索キーとする場合には、予測病名が「脂肪肝」であり、事前確信度が「3」であるため、検査情報管理部24は、図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第1〜第3番目のレコードを検索結果として抽出する。そして、検査情報管理部24は、検索結果を検査内容判定部26に出力する。検査内容判定部26は、検査依頼事前情報取得部25から受け取った検査内容と、検査情報管理部24から受け取った検索結果とを、検査内容妥当性出力部27に出力する。検査内容妥当性出力部27は、検索結果(ここでは、図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第1〜第3番目のレコード)を依頼医端末1に送信し、依頼医端末1において表示させる(ステップS32)。なお、このとき、検査内容妥当性出力部27が、検索結果の内の検査依頼事前情報取得部25から受け取った検査内容(ここでは、「腹部US」)に合致するレコード(ここでは、図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第1番目のレコード)を依頼医端末1において強調表示(例えば、網掛け表示、太字表示等)させても良い。また、検査内容妥当性出力部27が、検索結果の内の検査依頼事前情報取得部25から受け取った検査内容に合致するレコード内の依頼内容適正度、読影結果確信度、又は、読影結果有効度が所定値(例えば、2未満等)の場合に、警告文を依頼医端末1において表示させても良い。
予測病名を検索キーとする場合には、検査内容判定部26は、検査依頼事前情報取得部25から受け取った検査内容と、少なくとも、検査依頼事前情報取得部25から受け取った検査内容と同じ検査内容の検索結果とを、検査内容妥当性出力部27に出力する。さらに、検査内容判定部26は、依頼内容適度と読影結果確信度と読影結果有効度との内の少なくとも1つが高い検索結果を含めて、所定数の検索結果を検査内容妥当性出力部27に出力するようにしても良い。検査内容妥当性出力部27は、それらの検索結果を依頼医端末1に送信し、依頼医端末1において表示させる(ステップS32)。
依頼医端末1は、検査情報管理装置10において行われた検索結果を受信し、検査妥当性表示画面44内において表示部1bに表示させる(ステップS14)。図13は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。図13に示すように、検査妥当性表示画面44内には、予測病名「脂肪肝」、事前確信度「3」、及び、検査内容「腹部US」の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値「2.8」、読影結果確信度の平均値「2.6」、及び、読影結果有効度の平均値「2.9」(図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第1番目のレコードに相当)が強調表示(ここでは、網掛け表示)されている。また、検査妥当性表示画面44内には、予測病名「脂肪肝」、事前確信度「3」、及び、検査内容「腹部CT」の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値「2.9」、読影結果確信度の平均値「2.6」、及び、読影結果有効度の平均値「2.8」(図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第2番目のレコードに相当)も表示されている。さらに、検査妥当性表示画面44内には、予測病名「脂肪肝」、事前確信度「3」、及び、検査内容「腹部MRI」の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値「1.2」、読影結果確信度の平均値「1.2」、及び、読影結果有効度の平均値「1.8」(図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第3番目のレコードに相当)も表示されている。
依頼医は、図13に示す検査妥当性表示画面44を参照することにより、予測病名が「脂肪肝」であり且つ事前確信度が「3」である場合には、検査内容「腹部US」又は「腹部CT」の検査を行うことが、検査内容「腹部MRI」の検査を行うことよりも適切であることを知ることができる。そして、依頼医は、検査依頼画面43の検査内容入力欄63に入力した検査内容(ここでは、「腹部US」)の検査を依頼するか否かを判断する。
依頼医は、検査依頼画面43の検査内容入力欄63に入力した検査内容(ここでは、「腹部US」)の検査を依頼せずに、他の検査内容(例えば、「腹部CT」)の検査を依頼すると判断した場合には、検査依頼画面43の検査内容入力欄63にその検査内容を入力すれば良い。なお、その際、依頼医が、妥当性表示ボタン64を再度クリックしても良い。このとき、依頼医端末1は、ステップS13〜ステップS14を再度実行し、検査情報管理装置10は、ステップS31〜ステップS32を再度実行する。
一方、依頼医は、検査依頼画面43の検査内容入力欄63に入力した検査内容(ここでは、「腹部US」)の検査を依頼すると判断した場合には、検査依頼画面43内の検査依頼ボタン65をクリックする。
依頼医端末1は、検査依頼ボタン65がクリックされると、患者名(ここでは、「山田 三郎」)、患者ID(ここでは、「000101」)、検査種(ここでは、「US」)、検査内容(ここでは、「腹部US」)、及び、予測病名(ここでは、「脂肪肝」)を検査発行装置3に送信し(ステップS15)、依頼医名(ここでは、「田中 一郎」)、検査種、検査内容、予測病名、及び、事前確信度(ここでは、「3」)を検査情報管理装置10に送信する(ステップS16)。
検査発行装置3は、患者名、患者ID、検査種、検査内容、及び、予測病名を依頼医端末1から受信すると、検査IDを決定し(ここでは、「US1001」とする)、決定した検査IDを検査情報管理装置10に送信する(ステップS41)。なお、検査発行装置3は、決定した検査ID、患者名、患者ID、検査内容、及び、予測病名を検査者端末4において表示させる。検査者は、検査者端末4の表示部に表示された患者名等を参照し、撮影モダリティ5において検査を行う。撮影モダリティ5において撮影された医用画像データは、画像サーバ6に送信され、画像データベース6aに蓄積される。また、読影レポート管理装置8において読影レポートIDが決定され(ここでは、「300001」とする)、検査情報管理装置10に送信される。
検査情報管理装置10の検査依頼情報取得部21は、依頼医名、検査種、検査内容、予測病名、及び、事前確信度を依頼医端末1から、検査IDを検査発行装置3から、読影レポートIDを読影レポート管理装置8からそれぞれ受信し、これらの情報を検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、読影レポートID(ここでは、「300001」)、依頼医名(ここでは、「田中 一郎」)、検査ID(ここでは、「US1001」)、検査種(ここでは、「US」)、検査内容(ここでは、「腹部US」)、予測病名(ここでは、「脂肪肝」)、及び、事前確信度(ここでは、「3」)を含むレコードを検査依頼情報データベースに蓄積する(ステップS33)。図14は、このときの検査依頼情報データベースを示す図である。図14に示すように、検査依頼情報データベースの最下行には、上記の情報を含む新たなレコードが追加されている。
次に、図15を参照しながら、読影医が読影を行う場合における医療情報管理システムの動作について説明する。図15は、読影医が読影を行う場合における医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。
まず、読影レポート作成装置7が、読影レポート入力画面、及び検査評価入力画面を表示部に表示させる(ステップS51)。図16は、このときの読影レポート作成装置7の表示部の表示画面の例を示す図である。図16に示すように、読影レポート作成装置7の表示部には、読影レポート入力画面71及び検査評価入力画面72が表示されている。読影レポート入力画面71は、検査情報表示欄81と、所見入力欄82と、読影医診断結果入力欄83と、キー画像表示欄84と、読影レポート保存ボタン85とを含んでおり、検査評価入力画面72は、依頼内容適正度入力欄91、読影結果確信度入力欄92、及び、検査評価送信ボタン93を含んでいる。
検査情報表示欄81には、検査ID(ここでは、「US1001」)、検査種(ここでは、「US」)、検査対象である部位(ここでは、「腹部」)、患者名(ここでは、「山田 三郎」)、性別(ここでは、「男」)、年齢(ここでは、「51」)、撮像日(ここでは、「2006年5月15日」とする)、検査に関するコメントが表示されている。キー画像表示欄84には、検査によって得られた一連の画像の内で、読影の鍵になると読影医によって判断された画像(キー画像)が表示されている。なお、読影レポート作成装置7は、高精細な画像モニタ(ビューワ)を有しており、検査によって得られた一連の画像が、ビューワに表示される。
読影医(ここでは、「富士 太郎」とする)は、キー画像表示欄84やビューワに表示された画像を見ながら、所見(ここでは、「肝腎コントラスト強」とする)を所見記入欄82に、読影医診断結果(ここでは、「脂肪肝」とする)を診断結果入力欄83に、それぞれ入力する。図17は、所見及び読影医診断結果が所見入力欄82及び診断結果入力欄83にそれぞれ入力された様子を示す図である。読影医は、所見及び読影医診断結果を入力した後に、読影レポート保存ボタン85をクリックする。
読影レポート作成装置7は、読影レポート保存ボタン85がクリックされると、読影レポートを読影レポート管理装置8に送信し(ステップS52)、読影レポート管理装置8が、読影レポートを読影レポートデータベース8aに蓄積する(ステップS53)。
次に、読影医は、依頼医が依頼した検査内容「腹部US」が「脂肪肝」と診断するために適正であったかどうかの度合いである依頼内容適正度(ここでは、「3」とする)を依頼内容適正度入力欄91に入力する。さらに、読影医は、読影結果が正しい、すなわち、読影医診断が確定病名になると確信する度合いである読影結果確信度(ここでは、「3」とする)を読影結果確信度入力欄92に入力する。図18は、依頼内容適正度及び読影結果確信度が依頼内容適正度入力欄91及び読影結果確信度入力欄92にそれぞれ入力された様子を示す図である。読影医は、依頼内容適正度及び読影結果確信度を入力した後に、検査評価送信ボタン93をクリックする。
読影レポート作成装置7は、検査評価送信ボタン93がクリックされると、読影レポートID(ここでは、「300001」)、所見(ここでは、「肝腎コントラスト強」)、読影医診断結果(ここでは、「脂肪肝」)、読影医名(ここでは、「富士 太郎」)、依頼内容適正度(ここでは、「3」)、及び、読影結果確信度(ここでは、「3」)を検査情報管理装置10に送信する(ステップS53)。
検査情報管理装置10の読影医評価情報取得部22は、読影レポートID(ここでは、「300001」)、所見(ここでは、「肝腎コントラスト強」)、読影医診断結果(ここでは、「脂肪肝」)、読影医名(ここでは、「富士 太郎」)、依頼内容適正度(ここでは、「3」)、及び、読影結果確信度(ここでは、「3」)を読影レポート作成装置7から受信し、検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、読影レポートID、所見、読影医診断結果、読影医名、依頼内容適正度、及び、読影結果確信度を含むレコードを読影医検査評価情報データベース(図3参照)に格納する(ステップS71)。図19は、このときの読影医検査評価情報データベースを示す図である。図19に示すように、読影医検査評価情報データベースの最下行には、上記の情報を含む新たなレコードが追加されている。なお、このとき、検査情報管理部24が、依頼内容適正度を電子メール等により依頼医に通知するようにしても良い。これにより、依頼医は、自らが依頼した検査の依頼内容適正度を迅速に知ることができる。また、依頼内容適正度が「1」の場合に、検査情報管理部24が、管理者(病院長)等に通知するようにしても良い。
次に、図20を参照しながら、依頼医が診断を行う(病名を確定する)場合における医療情報管理システムの動作について説明する。図20は、依頼医が診断を行う場合における医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。
まず、依頼医端末1が、電子カルテ入力画面、読影レポート表示画面、及び、検査評価入力画面を表示部1bに表示させる(ステップS81)。図21は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。図21に示すように、依頼医端末1の表示部1bには、電子カルテ入力画面42、読影レポート表示画面45、及び、検査評価入力画面46が表示されている。
読影レポート表示画面45は、検査情報表示欄101と、所見表示欄102と、診断結果表示欄103と、キー画像表示欄104とを含んでおり、検査評価入力画面46は、結果有効度入力欄111、及び検査評価送信ボタン112を含んでおり、検査評価入力画面46は、読影結果有効度入力欄111と、検査評価送信ボタン112とを含んでいる。検査情報表示欄101には、検査ID(ここでは、「US1001」)、検査種(ここでは、「US」)、部位(ここでは、「腹部」)、患者名(ここでは、「山田 三郎」)、性別(ここでは、「男」)、年齢(ここでは、「51」)、撮像日(ここでは、「2006年5月15日」)、検査に関するコメントが表示されている。キー画像表示欄104には、キー画像が表示されている。なお、依頼医端末1が高精細な画像モニタ(ビューワ)を有している場合に、検査によって得られた一連の画像が、ビューワに表示されるようにしても良い。
依頼医は、読影レポート表示画面45を参照して診断を行い、電子カルテ入力画面の第2の部分42において、診断結果(確定病名)や処方等を入力する。図22は、電子カルテ入力画面の第2の部分42に、診断日(ここでは、「2006年5月16日」とする)、依頼医(診断医)名(ここでは、「田中 一郎」)、診断結果(ここでは、「脂肪肝」)が入力された様子を示す図である。依頼医は、診断結果等を入力した後に、電子カルテ保存ボタン51をクリックする。
依頼医端末1は、電子カルテ保存ボタン51がクリックされると、電子カルテを電子カルテ管理装置2に送信し(ステップS82)、電子カルテ管理装置2は、受信した電子カルテを電子カルテデータベース2aに蓄積又は更新する(ステップS91)。
次に、依頼医は、読影結果が診断に有効であった度合いである読影結果有効度(ここでは、「3」とする)を読影結果有効度入力欄111に入力する。図23は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。依頼医は、読影結果有効度を入力した後に、検査評価入力画面46内の検査評価送信ボタン112をマウスでクリックする。
依頼医端末1は、検査評価送信ボタン112がクリックされると、読影レポートID及び読影結果有効度を検査情報管理装置10に送信する(ステップS83)。検査情報管理装置10の依頼医評価情報取得部23は、読影レポートID及び読影結果有効度を受信し、検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、読影レポートID及び読影結果有効度を依頼医検査評価情報データベース(図4参照)に蓄積する(ステップS101)。図24は、このときの依頼医検査評価情報データベースを示す図である。図24に示すように、依頼医検査評価情報データベースの最下行には、上記した情報を含む新たなレコードが追加されている。なお、このとき、検査情報管理部24が、読影結果有効度を電子メール等により読影医に通知するようにしても良い。これにより、読影医は、自らが行った読影結果の読影結果有効度を迅速に知ることができる。また、読影結果有効度が「1」の場合に、検査情報管理部24が、管理者(病院長)等に通知するようにしても良い。
次に、検査情報管理部24は、検査妥当性評価データベースを更新する(ステップS102)。詳細には、検査情報管理部24は、ステップS33にて検査依頼情報データベースに新たに蓄積されたレコード(ここでは、図14中の最下行のレコード)内の検査内容、予測病名、及び、事前確信度の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果確信度の平均値、並びに、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果有効度の平均値を算出する。これら3つの平均値の算出方法は、先に説明した通りである。次に、検査情報管理部24は、検査内容、予測病名、及び、事前確信度を検索キーとして、検査妥当性評価情報データベース(図5参照)において検索を行う。そして、検査情報管理部24は、上記のようにして取得した3つの平均値を、検索の結果として得られたレコード(ここでは、図5中の第1番目のレコード)内の第4〜第6番目のフィールドにそれぞれ書き込み、検査妥当性評価情報データベースに書き戻す。このようにして更新された検査妥当性評価情報データベースは、次の検査依頼に利用される。
このように、本実施形態によれば、依頼医が検査依頼を行おうとする場合に、依頼医が入力した検査内容及び予測病名の組を条件とし、当該条件に合致する複数の検査に関する依頼内容適正度の平均値、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果確信度の平均値、並びに、当該条件に合致する複数の検査に関する読影結果有効度の平均値が依頼医端末1に表示されるので、依頼医がより適切な検査を選択することが可能となる。
また、読影医が入力した依頼内容適正度を依頼医に通知することとすれば、依頼医が、自らが依頼した検査が適正であったか否かを知ることができるので、依頼医のスキルを向上させることができる。
また、依頼医が入力した読影結果有効度を読影医に通知することとすれば、読影医が、自らが行った読影結果が有効であったか否かを知ることができるので、読影医のスキルを向上させることができる。
なお、検査情報管理部24が、依頼内容適正度を依頼医毎に集計するようにしても良い。これは、次のようにして実現可能である。検査情報管理部24が、ある依頼医名(例えば、「鈴木 二郎」)を検索キーとして、検査依頼情報データベース(図14参照)において検索を行い、複数のレコード(図14の第2〜第6行目のレコード)を抽出する。次に、検査情報管理部24が、抽出した複数のレコード内の複数の読影レポートIDを検索キーとして、読影医検査評価情報データベース(図19参照)において検索を行う。そして、検査情報管理部24が、抽出した複数のレコード内の依頼内容適正度を集計する。これにより、依頼医「鈴木 二郎」の検査依頼に関する依頼内容適正度を集計することができる。以上の処理を他の依頼医に関しても実行すれば良い。
さらに、検査情報管理部24が、この集計結果を管理者(病院長等)に通知するようにしても良い。これにより、管理者(病院長)等は、依頼医のスキルを把握することができる。
また、検査情報管理部24が、読影結果有効度を読影医毎に集計するようにしても良い。これは、次のようにして実現可能である。検査情報管理部24が、ある読影医名(例えば、「富士 玄人」)を検索キーとして、読影医検査評価情報データベース(図19参照)において検索を行い、複数のレコード(図19の第2、3、7〜9番目のレコード)を抽出する。次に、検査情報管理部24が、抽出した複数のレコード内の複数の読影レポートIDを検索キーとして、依頼医検査評価情報データベース(図24参照)において検索を行う。そして、検査情報管理部24が、抽出した複数のレコード内の読影結果有効度を集計する。これにより、読影医「富士 玄人」の読影結果に関する読影結果有効度を集計することができる。以上の処理を他の読影医に関しても実行すれば良い。
さらに、検査情報管理部24が、この集計結果を管理者(病院長等)に通知するようにしても良い。これにより、管理者(病院長)等は、読影医のスキルを把握することができる。
なお、本実施形態においては、事前確信度、依頼内容適正度、読影結果確信度、及び、読影結果有効度を1〜3の値を用いて表すこととしているが、他の値や文字や文字列等を用いて表しても良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理装置を含む医療情報管理システムについて説明する。図25は、本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理装置を含む医療情報管理システムの構成を示すブロック図である。
図25に示すように、この医療情報管理システムは、依頼医端末1と、電子カルテ管理装置2と、検査発行装置3と、検査者端末4と、撮影モダリティ5と、画像サーバ6と、読影レポート作成装置7と、読影レポート管理装置8と、本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理装置150とを含んでいる。これらの装置は、LAN等のネットワークを介して相互に接続されている。或いは、検査情報管理装置150と、依頼医端末1、電子カルテ管理装置2、検査発行装置3、検査者端末4、撮影モダリティ5、画像サーバ6、読影レポート作成装置7、又は、読影レポート管理装置8とを直接接続しても良い。
本実施形態において、検査発行装置3は、過去に行われた検査の検査履歴データを蓄積する検査履歴データベース3aを格納するための記録媒体を備えている。図26は、検査履歴データベースの例を示す図である。図26に示すように、検査履歴データには、検査ID、患者ID、検査種、検査内容、及び、検査実施日が含まれる。検査IDは、検査毎に検査発行装置3により決定される。患者ID、検査種、及び、検査内容は、依頼医端末1において依頼医により入力される。検査実施日は、検査者端末4において検査者により入力されるか、あるいは、撮影モダリティ5において検査が行われた際に撮影モダリティ5から送信される。なお、検査発行装置3が、検査履歴データベース3aを随時複製して検査情報管理装置10に送信し、検査情報管理装置10が、複製された検査履歴データベース3aをハードディスク131に記録するようにしても良い。
検査情報管理装置150は、CPU160と、メモリ120と、ハードディスク制御部130と、ネットワークインタフェース140とを含んでいる。これらは、バスラインを介して相互に接続されている。また、CPU160は、ネットワークインタフェース140を介して、ネットワークに接続される。
次に、図25を参照しながら、CPU160とソフトウェア(プログラム)とによって構成される複数の機能ブロックについて説明する。これらの機能ブロックは、先に説明した検査依頼情報取得部21、読影医検査評価情報取得部22、依頼医検査評価情報取得部23、検査情報管理部24、検査依頼事前情報取得部25、検査内容判定部26、及び、検査内容妥当性出力部27に加えて、更に、禁忌情報取得部28を含んでいる。
禁忌情報取得部28は、検査対象患者の電子カルテに禁忌情報が記録されている場合に、禁忌情報を電子カルテ管理装置2から受信して検査内容判定部26に出力する。なお、検査対象患者の電子カルテに禁忌情報が記録されている場合には、禁忌情報を検査者端末4に表示させて検査者に知らせる必要があるので、禁忌情報が、電子カルテ管理装置2から検査発行装置3に送信される。そこで、禁忌情報取得部28が、検査対象患者の禁忌情報を、電子カルテ管理装置2からではなく、検査発行装置3から受信するようにしても良い。
次に、本実施形態に係る医療情報管理システムの動作について説明する。図27〜図29は、依頼医が検査依頼を行う場合における医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。
まず、依頼医端末1が、電子カルテ入力画面、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を表示部1bに表示させる(ステップS111)。このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面は、図8〜図10と同様である。依頼医は、電子カルテ入力画面の第1の部分41(図9参照)において、患者名等を入力する。例えば、患者名が「佐藤 花子」、患者IDが「000002」、患者の性別が「女」、患者の年齢が「31」であるものとする。
依頼医は、電子カルテ入力画面の第2の部分42において、診察日(ここでは、「2006年5月15日」とする)、依頼医名(ここでは、「田中 一郎」とする)、患者の症状(ここでは、「だるい」、「むくみ」、及び、「黄疸」とする)、患者の症状に基づく所見(ここでは、「脂肪肝の疑いあり」とする)、患者の禁忌情報(ここでは、「妊娠中のため、放射線検査不可」とする)を入力する。図30は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32の様子を示す図である。依頼医は、患者の症状等を入力した後に、電子カルテ保存ボタン51をマウスでクリックする。
依頼医端末1は、電子カルテ保存ボタン51がクリックされると、電子カルテの情報を電子カルテ管理装置2に送信し(ステップS112)、電子カルテ管理装置2は、受信した電子カルテの情報を電子カルテデータベース2aに蓄積する(ステップS121)。
次に、依頼医が、患者の症状に基づいて予測病名を決定する。ここでは、依頼医が、「だるい」、「むくみ」、及び、「黄疸」という患者の症状に基づいて、予測病名を「脂肪肝」に決定するものとする。また、ここでは、依頼医が、診断結果(確定病名)が「脂肪肝」となる可能性が高い、すなわち、事前確信度が「3」であると判断するものとする。さらに、依頼医が、「脂肪肝」と診断するために、「腹部US」という検査内容の検査を依頼しようとするものとする。そして、依頼医が、予測病名「脂肪肝」を検査依頼画面43内の予測病名入力欄61に、事前確信度「3」を事前確信度入力欄62に、依頼しようとする検査内容「腹部US」を検査内容入力欄63に、それぞれ入力する。図31は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。そして、依頼医は、検査依頼画面43内の妥当性表示ボタン64をマウスでクリックする。
依頼医端末1は、妥当性表示ボタン64がクリックされると、予測病名、事前確信度、及び、検査内容を検査情報管理装置150に送信する(ステップS113)。なお、このとき、依頼医端末1が、患者の禁忌情報を併せて検査情報管理装置150に送信するようにしても良い。
検査情報管理装置150の検査依頼事前情報取得部25は、第1の実施形態におけるのと同様に、予測病名、事前確信度、及び、検査内容を依頼医端末1から受信すると、受信した予測病名、事前確信度、及び、検査内容を検査内容判定部26に出力する。検査内容判定部26は、予測病名、事前確信度、検査内容等を検査依頼事前情報取得部25から受け取って、予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、検査情報管理部24から受け取った予測病名、又は、予測病名及び事前確信度を検索キーとして、検査妥当性評価情報データベース(図5参照)において検索を実行する(ステップS131)。ここでは、予測病名が「脂肪肝」であり、事前確信度が「3」であるため、検査情報管理部24は、図5に示す検査妥当性評価情報データベース内の第1〜第3番目のレコードを検索結果として抽出する。そして、検査情報管理部24は、検索結果を検査内容判定部26に出力する。
次に、検査内容判定部26は、患者(ここでは、「佐藤 花子」)に対して所定期間(例えば、3週間前から今日まで等)内に実施されている検査があるか否かをチェックする(ステップS132)。なお、患者に対して所定期間内に実施されている検査があるか否かは、次のようにしてチェックすることができる。
検査履歴データベース3aの複製がハードディスク131に記録されている場合には、検査内容判定部26が、患者ID(ここでは、「000002」)を検査情報管理部24に出力する。検査情報管理部24は、検査内容判定部26から受け取った患者IDを検索キーとして、ハードディスク131に記録されている検査履歴データベース3aの複製において検索を実行する。このようにして、患者に対して所定期間内に実施されている検査があるか否かをチェックすることができる。
一方、検査履歴データベース3aの複製がハードディスク131に記録されていない場合には、検査内容判定部26が、患者IDを、直接又は検査情報管理部24を介して、検査発行装置3に送信する。検査発行装置3は、検査情報管理装置150から受け取った患者IDを検索キーとして、検査履歴データベース3aにおいて検索を実行し、検索結果を検査情報管理装置150に送信する。このようにして、患者に対して所定期間内に実施されている検査があるか否かをチェックすることができる。
ここでは、患者IDが「000002」であるため、検査情報管理装置150又は検査発行装置3のいずれかにおいて、図26に示す検査履歴データベース内の第2番目のレコードが検索結果として抽出されることになる。図26に示す検査履歴データベース内の第2番目のレコードは、患者ID「000002」に対応する患者「佐藤 花子」に対して、2006年5月1日に腹部US検査が行われたことを表している。
次に、検査内容判定部26は、患者に対して所定期間内に実施されている検査がある場合には、当該検査の検査内容と同一の検査内容に関するレコードを、ステップS131にて得られた妥当性評価情報データベースにおける検索結果から取り除く(フィルタリングする)(ステップS133)。ここでは、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に腹部US検査が行われているため、検査内容判定部26は、ステップS131にて得られた妥当性評価情報データベースにおける検索結果(図5の第1〜第3番目のレコード)から、検査内容「腹部US」を含むレコード(図5の第1番目のレコード)を取り除く。これにより、図5の第2及び第3番目のレコードが残ることになる。
次に、検査内容判定部26は、ステップS131又はステップS133の処理結果(ここでは、図5の第2及び第3番目のレコード)の中に患者(ここでは、「佐藤 花子」)の禁忌に該当する検査があるか否かをチェックし(ステップS134)、患者の禁忌に該当する検査がある場合には、当該検査に関するレコードを取り除く(ステップS135)。ここでは、禁忌情報が「妊娠中のため、放射線検査不可」であるため、検査内容判定部26は、放射線を利用する検査である「腹部CT」を含むレコード(図5の第2番目のレコード)を取り除く。これにより、図5の第3番目のレコードのみが残ることになる。
そして、検査内容妥当性出力部27が、上記の処理結果(ここでは、図5の第3番目のレコード)を依頼医端末1に送信し、依頼医端末1において表示させる(ステップS136)。なお、このとき、検査内容妥当性出力部27は、患者(ここでは、「佐藤 花子」)に対して所定期間内に実施された検査があること及び禁忌に該当する検査があることを依頼医に知らせる警告文を、依頼医端末1において表示させる。
依頼医端末1は、検査情報管理装置10において行われた処理結果を受信し、検査妥当性表示画面44内において表示部1bに表示させる(ステップS114)。図32は、このときの依頼医端末1の表示部1bの表示画面の領域32を示す図である。図32に示すように、検査妥当性表示画面44内には、警告文「患者『佐藤 花子』に対して、腹部USが2006年5月1日に既に実施されています。」及び「患者『佐藤 花子』は妊娠中のため、患者『佐藤 花子』に対して、放射線検査を行うことは出来ません。」が表示されている。さらに、検査妥当性表示画面44内には、図5の第2番目のレコードの内容(予測病名「脂肪肝」、事前確信度「3」、検査内容「腹部MRI」、依頼内容適正度「1.2」、読影結果確信度「1.2」、読影結果有効度「1.8」)が表示されている。依頼医は、図32に示す検査妥当性表示画面44を参照することで、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に腹部USが実施されていること、及び検査内容「腹部CT」の検査を行うことができないことを知ることができる。そして、依頼医は、検査依頼画面43の検査内容入力欄63に入力した検査内容(ここでは、「腹部US」)の検査を依頼するか否かを判断する。
なお、このとき、依頼医が、所定の操作(例えば、第1のファンクションキーの押下等)を行うことにより、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に実施された腹部USに関する読影レポートを参照できるようにしても良い。この読影レポートの表示は、依頼医端末1が、患者「佐藤 花子」の患者ID「000002」を読影レポート管理装置8に送信し、読影レポート管理装置8が、患者ID「000002」を検索キーとして読影レポートDB8aにおいて検索を行い、検索結果を依頼医端末1に送信することで、実現可能である。図33は、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に実施された腹部USに関する読影レポートを表す読影レポート表示画面45を示す図である。この読影レポート表示画面45は、例えば、電子カルテ入力画面の第1の部分41、電子カルテ入力画面の第2の部分42、検査依頼画面43、及び/又は、検査妥当性表示画面44の前面に新たなウィンドウとして表示されるようにしても良い。図33に示す読影レポート表示画面45においては、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に実施された腹部USにおいて、特に異常が見られなかったことが表されている。依頼医は、この読影レポートを検査依頼の判断材料とすることができる。その後、依頼医が、所定の操作(例えば、第2のファンクションキーの押下等)を行うことにより、読影レポート表示画面45の表示を終了させることができるようにしても良い。
依頼医は、患者「佐藤 花子」に対して2006年5月1日に実施された腹部USに関する読影レポートを参酌した上で、検査依頼画面43の検査内容入力欄63に入力した検査内容(ここでは、「腹部US」)の検査を依頼せずに、他の検査内容(例えば、「腹部MRI」)の検査を依頼すると判断した場合には、検査依頼画面43の検査内容入力欄63にその検査内容を入力すれば良い。なお、その際、依頼医が、妥当性表示ボタン64を再度クリックしても良い。このとき、依頼医端末1は、ステップS113〜ステップS114を再度実行し、検査情報管理装置150は、ステップS131〜ステップS136を再度実行する。
依頼医端末1は、検査依頼ボタン65がクリックされると、患者名(ここでは、「佐藤 花子」)、患者ID(ここでは、「000002」)、検査種(ここでは、「MRI」)、検査内容(ここでは、「腹部MRI」)、及び、予測病名(ここでは、「脂肪肝」)を検査発行装置3に送信し(ステップS115)、依頼医名(ここでは、「田中 一郎」)、検査種、検査内容、予測病名、及び、事前確信度(ここでは、「3」)を検査情報管理装置150に送信する(ステップS116)。
検査発行装置3は、患者名、患者ID、検査種、検査内容、及び、予測病名を依頼医端末1から受信すると、検査IDを決定し(ここでは、「MRI002」とする)、決定した検査IDを検査情報管理装置150に送信する(ステップS141)。なお、検査発行装置3は、決定した検査ID、患者名、患者ID、検査内容、及び、予測病名を検査者端末4において表示させる。検査者は、検査者端末4の表示部に表示された患者名等を参照し、撮影モダリティ5において検査を行う。検査発行装置3は、検査者により検査が行われると、検査ID、患者ID、検査種、検査内容、予測病名、及び、検査実施日(ここでは、「2006年5月15日」とする)を含むレコードを検査履歴データベース(図26参照)に蓄積する。図34は、このときの検査履歴データベースを示す図である。図34に示すように、検査履歴データベースの最下行には、検査ID「MRI002」、患者ID「000002」、検査種「MRI」、検査内容「腹部MRI」、予測病名「脂肪肝」、及び、検査実施日「2006年5月15日」を含む新たなレコードが追加されている。一方、撮影モダリティ5において撮影された医用画像データは、画像サーバ6に送信され、画像データベース6aに蓄積される。また、読影レポート管理装置8において読影レポートIDが決定され、検査情報管理装置10に送信される。
なお、本実施形態に係る医療情報管理システムの読影医が読影を行う場合における処理、及び依頼医が診断を行う場合における処理は、先に説明した第1の実施形態に係る医療情報管理システムの処理と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、依頼医端末1において、患者に対して所定期間内に実施された検査及び患者の禁忌に該当する検査に関する警告文が表示されるとともに、患者に対して所定期間内に実施された検査及び患者の禁忌に該当する検査以外の検査に関する依頼内容適正度、読影結果確信度、読影結果有効度が表示されるので、依頼医がより適切な検査を選択することが可能となる。
本発明は、医師が患者に対して行う検査内容を決定することを支援するための検査情報管理装置に利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る検査情報管理装置を含む医療情報管理システムの構成を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図1に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図1に示す依頼医端末の表示部の表示画面の例を示す図である。 図8に示す電子カルテの第1の部分を示す拡大図である。 図8に示す電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図8に示す電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図8に示す電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図8に示す電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図1の読影医端末の表示部に表示された読影レポート作成画面を示す図である。 図1の読影医端末の表示部に表示された読影レポート作成画面を示す図である。 図1の読影医端末の表示部に表示された読影レポート作成画面を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 図1に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図1に示す依頼医端末の表示部の表示画面の例を示す図である。 図1に示す依頼医端末の表示部の表示画面の例を示す図である。 図1に示す依頼医端末の表示部の表示画面の例を示す図である。 図1に示すハードディスクに格納されているデータベースの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る検査情報管理装置を含む医療情報管理システムの構成を示す図である。 図25の検査履歴データベースの例を示す図である。 図25に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図25に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図25に示す医療情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 図25の依頼医端末の表示部に表示された電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図25の依頼医端末の表示部に表示された電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図25の依頼医端末の表示部に表示された電子カルテの第2の部分、検査依頼画面、及び、検査妥当性表示画面を示す拡大図である。 図25の依頼医端末の表示部に表示された読影レポート表示画面を示す図である。 図25の検査履歴データベースの例を示す図である。
符号の説明
1 依頼医端末
1a 本体部
1b 表示部
1c 入力部
2 電子カルテ管理装置
2a 電子カルテデータベース
3 検査発行装置
3a 検査履歴データベース
4 検査者端末
5 撮影モダリティ
5a CR装置
5b CT装置
5c MRI装置
5d US装置
6 画像サーバ
7 読影レポート作成装置
8 読影レポート管理装置
8a 読影レポートデータベース
9 病院長端末
10、150 検査情報管理装置
20、160 CPU
21 検査依頼情報取得部
22 読影医評価情報取得部
23 依頼医評価情報取得部
24 検査情報管理部
25 検査依頼事前情報取得部
26 検査内容判定部
27 検査内容妥当性出力部
28 禁忌情報取得部
31、32 領域
41、42 電子カルテ
43 検査依頼画面
44 検査妥当性表示画面
45 読影レポート表示画面
46 検査評価入力画面
51 電子カルテ保存ボタン
61 予測病名入力欄
62 事前確信度入力欄
63 検査内容入力欄
64 妥当性表示ボタン
65 検査依頼ボタン
71 読影レポート作成画面
72 検査評価入力画面
81、101 検査情報表示欄
82 所見入力欄
83 読影医診断結果入力欄
84、104 キー画像表示欄
85 読影レポート保存ボタン
91 依頼内容適正度入力欄
92 読影結果確信度入力欄
93 検査評価送信ボタン
102 所見表示欄
103 読影医診断結果表示欄
111 読影結果有効度入力欄
112 検査結果送信ボタン
120 メモリ
130 ハードディスク制御部
131 ハードディスク
140 ネットワークインタフェース

Claims (4)

  1. 依頼医が検査を依頼する際に用いる少なくとも1つの依頼医端末と、依頼医が依頼する検査について撮影される医用画像に基づいて読影医が読影レポートを作成する際に用いる少なくとも1つの読影レポート作成装置直接又はネットワークを介して接続され、検査に関する情報を管理して依頼医による検査の選択を支援するための検査情報管理装置であって、
    複数の予測病名に対して過去に実施された複数の検査の評価に関する評価情報を蓄積する検査評価データベースを記録し、前記評価情報が、依頼医が選択した検査の妥当性を読影医が評価した結果を表す依頼内容適正度情報と、読影医が作成した読影レポートにおいて判定した病名が後に確定される確定病名に一致する可能性を読影医が事前に評価した結果を表す読影結果確信度情報とを含む、記録手段と、
    前記検査評価データベースを管理する検査情報管理手段と、
    依頼医が予測した予測病名及び該予測病名に対する候補の検査を表す情報を含む検査依頼事前情報を前記依頼医端末から取得る検査依頼事前情報取得手段と、
    少なくとも予測病名に基づいて前記検査評価データベースにおける検索を前記検査情報管理手段に行わせ、前記検査情報管理手段によって行われた検索に基づいて、予測病名に対する候補の検査の評価に関する評価情報を取得し、前記評価情報が、依頼医が選択した候補の検査の妥当性を読影医が評価した結果を表す依頼内容適正度情報と、読影医が作成した読影レポートにおいて判定した病名が後に確定される確定病名に一致する可能性を読影医が事前に評価した結果を表す読影結果確信度情報とを含む、検査内容判定手段と、
    前記検査内容判定手段によって取得された検査の評価に関する評価情報を前記依頼医端末に出力して、予測病名に対する候補の検査の依頼内容適正度情報及び読影結果確信度情報を前記依頼医端末に表示させる検査内容妥当性出力手段と、
    を具備する検査情報管理装置。
  2. 依頼医が依頼すべき検査を選択した際に、依頼医が予測した予測病名及び選択た検査を表す情報を含む検査依頼情報を取得する検査依頼情報取得手段と、
    依頼医が依頼する検査において撮影される医用画像に基づいて読影レポートを作成する読影医が依頼医による検査の選択に対して行う評価に関する第1の評価情報を前記読影レポート作成装置から取得する第1の評価情報取得部と、
    依頼医が依頼する検査において撮影された医用画像に基づいて読影医が作成する読影レポートに対して依頼医が行う評価に関する第2の評価情報を前記依頼医端末から取得する第2の評価情報取得部と、
    をさらに具備し、前記検査情報管理手段が、前記検査依頼情報と前記第1の評価情報と前記第2の評価情報とに基づいて前記検査評価データベースを作成又は更新する、請求項1記載の検査情報管理装置。
  3. 前記検査依頼事前情報又は前記検査依頼情報が、依頼医が予測した予測病名が後に確定される確定病名に一致する可能性を依頼医が事前に評価した結果を表す事前確信度情報をさらに含み、
    前記第1の評価情報が、前記依頼内容適度情報及び前記読影結果確信度情報を含み、
    前記第2の評価情報が、読影医が作成した読影レポートの有効性を依頼医が評価した結果を表す読影結果有効度情報を含む、
    請求項2記載の検査情報管理装置。
  4. 前記検査情報管理装置に直接又はネットワークを介して接続される電子カルテ管理装置から患者の禁忌に関する情報を取得する検査内容取得手段をさらに具備し、前記検査内容判定手段が、前記検査内容取得手段によって取得された患者の禁忌に関する情報に基づいて、選択された検査がその患者にとって避けるべき検査である場合に警告を発生する、請求項1〜3のいずれか1項記載の検査情報管理装置。
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