JPWO2001097183A1 - 媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、例えば金融機関に設置される自動預金支払機(ATM)などに適用されるような媒体処理装置に関し、さらに詳しくは装置の前面利用と後面利用に応じて選択利用できる処理機構を内蔵する媒体処理装置に関する。
背景技術
以下、ATMに内部構成される紙幣処理装置を例にとって説明すると、この種の紙幣処理装置は紙幣を装填するカートリッジや回収箱を着脱可能に収納し、営業開始時や営業終了時あるいは紙幣補充時、紙幣回収時、保守点検時などにおいて係員が適宜着脱操作して扱っている。また近年、第3者への委託運用の要請が高まっており、このようなATMの委託運用に際しても、カートリッジや回収箱の取扱い操作を容易化して短時間に着脱することが要望されている。
ところで、この種のATMは装置本体の前面から係員が取扱い操作する前面メンテナンス機と、装置本体の後面から係員が取扱い操作する後面メンテナンス機とが知られている。
しかし、このようなメンテナンス機は前面メンテナンス機または後面メンテナンス機の一方に特定して設置した場合、一方のメンテナンスが優先されて他方が犠牲になる関係にある。このため、設置条件に応じて前面メンテナンス機にするか、後面メンテナンス機にするかを選択する必要があり、2機種の設計と両機を用意する必要があった。さらに、部品交換する場合、前面メンテナンス機専用の交換ユニットと、後面メンテナンス機専用の交換ユニットとの2機種の交換ユニットを要し、各々の交換ユニットの生産および管理に無駄が多く不経済になっていた。
そこでこの発明は、前面メンテナンス機として利用する場合であっても後面メンテナンス機として利用する場合であっても、1つの共通して媒体処理するバケットを内蔵することにより、両機の一方に切換え利用できる共用機能を備えた媒体処理装置の提供を目的とする。
発明の開示
この発明は、内方に媒体受入口を有し、外方に媒体放出口を有して媒体受入位置から媒体放出位置まで走行する走行式バケットを設け、この走行式バケットを一走行方向の向きか、または当該バケットの向きを逆向きに反転させた他走行方向の向きで走行許容させる反転移送手段を設けたことを特徴とする。
この結果、前面メンテナンス機であっても後面メンテナンス機であっても、走行式バケットを一方と他方に共通して走行利用可能な走行式バケットを内蔵するだけで両機に対処できるため、両機の一方を選択して利用できる。
また、メンテナンス機の前面利用と後面利用との装置の設置方向を変更する場合であっても、走行式バケットの向きを180°反転させれば、前面メンテナンス機あるいは後面メンテナンス機の何れにも対応させることができ、走行式バケットの共通利用が図れる。例えば、走行式バケットを内蔵する上部ユニット毎180°方向変換すれば、容易に向きを変えることができる。また、部品交換に際しても共通する1種類の交換ユニットがあればよい。したがって、走行式バケットと交換ユニットは1種類あれば全て対処でき、生産や管理に無駄がなくなり、生産管理が向上する。
また、この発明では、カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値すると識別されたとき、同媒体を外部の媒体取出口に導いて放出動作させる場合、内方に媒体受入口を有し、外方に媒体放出口を有して媒体受入位置から媒体放出位置まで走行する走行式バケットを、一方の媒体受入れ方向または他方の媒体放出方向に可逆走行許容し、当該走行式バケットの向きを一走行方向か、または当該バケットの向きを逆向きに反転させた他走行方向の向きにして走行許容する走行用レールを設け、この走行用レールを走行する走行式バケットの一走行方向で同バケットの媒体放出口が第1の媒体取出口と対応し、他走行方向で同バケットの媒体放出口が第2の媒体取出口と対応することを特徴とする。
このため、一方の媒体放出位置では走行式バケットの媒体放出口が第1の媒体取出口と対応して一方から媒体を取出し許容し、他方の媒体放出位置では走行式バケットの媒体放出口が第2の媒体取出口と対応して他方から媒体を取出し許容する。このように、走行式バケットが一方または他方に走行して任意の位置から媒体を放出動作させることができる。
また、この発明では、カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値しないと識別されたとき、その発行不可媒体を回収手段が回収箱に直接回収することを特徴とする。
このため、媒体取出し時に発行に値しない媒体が存在したときは直ちに回収処理でき、また一括回収すれば能率のよい媒体の回収動作が得られる。
また、この発明では、装置の外部に取出し許容して装着された各カートリッジおよび回収箱の取出し方向を装置の一方向に設定したことを特徴とする。
この場合は、設置条件に応じて装置の一方を、各カートリッジおよび回収箱を取扱うメンテナンス側に設定できる。したがって、一方または他方の向きに取付けられた走行式バケットの向きとは関係なく、メンテナンス側を設定することができる。
また、この発明では、回収箱の内部空間を一方と他方に区画して、媒体を一方と他方に分離回収する可動仕切板を備えたことを特徴とする。
この場合は、走行式バケットから媒体を一括回収するときに、走行式バケットの停止位置が同じであっても、この可動仕切板の仕切操作によって回収動作を一方か他方かに選択することができる。例えば、同一回収箱内に識別不良媒体と、取忘れ媒体との異種内容の媒体を別々に分離して回収できる。
また、この発明では、カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値すると識別されたとき、同媒体を外部の媒体取出口に導いて放出動作させる場合、前記識別部で識別された媒体を受入れる媒体受入口を中央部下面に有し、一端部に媒体放出口を有する上部ユニットを設け、この上部ユニットの媒体放出口を、装置の前面側または後面側に位置させる可動手段を設けたことを特徴とする。
この場合は、上部ユニットの取付け方向を180°方向変換すれば、媒体放出口を装置の前面側か後面側かの任意の位置に選択して前面メンテナンス機としての利用か、後面メンテナンス機としての利用かに設定でき、上部ユニットの取付け方向を変えるだけで、メンテナンスを前面側か後面側かに切換えることができる。
ここで、メンテナンスとはカートリッジや回収箱の着脱操作、媒体詰りの除去操作、定期点検等の保守などを総称する。また、バケットとは媒体を一時的に保留する容器を示す。さらに、媒体とは処理対象となる紙幣、硬貨、カード、有価券類などを総称する。
発明を実施するための最良の形態
この発明の一実施の形態を以下図面に基づいて詳述する。
図面は金融機関に設置される非リサイクル形の紙幣出金機に内部構成される紙幣処理装置を示し、図1において、この紙幣処理装置11は水平方向に180°反転許容して取付けられる上部ユニット12と、その下部に固定設置される下部ユニット13とを上下に連設して構成される。
上部ユニット12は、図2にも示すように、横長の長方体状を有し、この上面一端部にシャッタ14付きの紙幣取出口15を有し、下面中央部に紙幣受入口16を有し、内部には当該ユニットの前後方向に沿って走行する紙幣放出用の走行式バケット17を内蔵している。
下部ユニット13は、回収箱18と第1〜第4カートリッジC1〜C4とを上部から下部にかけてこの順に配設し、この下部ユニット13の後面側から回収箱18と第1〜第4カートリッジC1〜C4とのそれぞれを水平方向に着脱して取扱い許容する後面メンテナンス機として設けられている。
また、各カートリッジC1〜C4は金種別に紙幣を横長の立姿で整列収納し、後方より押圧板19で押圧して収納された紙幣の全体を、前方の繰出し搬送路20側に押圧付勢して1枚出し許容している。
この場合、各カートリッジC1〜C4の繰出し対応側には、繰出し搬送路20を接続してカートリッジから繰出された紙幣を1枚ずつ上方に搬送し、下部ユニット13側から上部ユニット12側の紙幣受入口16へと受渡し搬送する。また、繰出し搬送路20に繰出された紙幣は上部位置の識別部21へと導かれ、ここで1枚ずつ真偽や金種が識別され、このとき適正と識別された紙幣は上部ユニット12へと導かれるが、発行に値しない紙幣と識別したときは、識別部21と水平方向に対向する回収箱18側に振分けて、その回収箱18の対向端面に開口する内端回収口22より紙幣を回収する。
また、回収箱18は内部空間を前後の2区画に仕切板18aで仕切っており、内端側にリジェクト紙幣および後述するリセット紙幣を回収するリジェクト回収部18bを設け、外端側に取忘れ紙幣を回収する取忘れ回収部18cを設けて各々の紙幣を分離して回収する。
ところで、上部ユニット12は前後方向の中間位置に相当する中央ライン12Lを反転位置の中心として180°反転許容して設け、通常は図3(A)に示すように、後面メンテナンス機11Aとして上部ユニット12の一端部に設けられる紙幣取出口15が前面側に位置し、後面側より係員または保守員が回収箱18や各カートリッジC1〜C4を出入れ許容している。
ところで、この紙幣処理装置11は後面メンテナンス機11Aから前面メンテナンス機11Bに切換え利用可能に設けており、前面メンテナンス機11Bとして使用する場合は、図3(B)に示すように、上部ユニット12の取付け方向を水平方向に180°反転させればよく、このときは前面側より係員または保守員が回収箱18やカートリッジC1〜C4を取扱うことができる。
この場合、上部ユニット12の前後の向きを180°反転許容させるためには、図4(A)および図4(B)に示すように、下部ユニット13の上面に中央ライン12Lを反転基準とする前後左右対称の4本の位置決め突起23…を突設し、これと対応する位置決め凹部24…を上部ユニット12の下面に凹部形成して係合し、また前後位置の係合の向きを切換えることにより後面メンテナンス機11Aまたは前面メンテナンス機11Bの一方を選択できるように着脱許容している。また、上部ユニット12の下面には共通して電気的に配線接続するための上部コネクタ25を有し、これと対応する下部ユニット13の上面前後の対称位置にはそれぞれ下部コネクタ26…を配設して、前後方向の何れの方向に切換えても電気的に接続して駆動制御できるようにしている。
このように、後面メンテナンス機11Aの利用と前面メンテナンス機11Bの利用に際して、その利用方向を変更する場合であっても、上部ユニット12の向きを180°反転させれば、後面メンテナンス機11Aあるいは前面メンテナンス機11Bの何れにも対応させることができる。また、部品交換に際しても共通する1種類の交換ユニットがあれば全て対処できる。
この場合、上部ユニット12の反転に伴って、ユニット内部の走行式バケット17の動きも後述する両メンテナンス機11A,11Bの一方に切換え対応した走行機能を持たせている。
上述の走行式バケット17は下面に受入口17aを有し、上面に放出口17bを有して、図5に示すように、走行用レール27に沿って前後方向に走行移動するものであり、この走行用レール27は上部ユニット12の前後方向に沿った両側に配設され、例えば上レール溝27aと下レール溝27bとの2本のレール溝27a,27bを組合せて構成する。
上レール溝27aには走行式バケット17の上ベアリング28aをレール方向に回転摺動許容して取付け、下レール溝27bには走行式バケット17の下ベアリング28bをレール方向に回転摺動許容して取付け、さらにバケット自走モータM1の回転駆動力を受けて回転するピニオン28cを下ベアリング28bと同軸上に有し、このピニオン28cが下レール溝27bに沿って配設されたラックライン27cに噛合した駆動伝達状態で取付けられている。そして、このバケット自走モータM1の正回転または逆回転に基づいて走行式バケット17は前後方向に進退移動する。
また、これら上下のレール溝27a,27bの上下に分離する2点間を遠近自由に変化させて任意の走行ガイド形状に組合せることにより、図6にも示すように、走行式バケット17の前後方向の集積姿勢角度を停止位置によって自由に変更でき、紙幣の受入れ角度、紙幣の取出し角度、紙幣の落下回収角度を所望の角度に設定することができる。
例えば、後面メンテナンス機11Aとして使用した場合に、走行式バケット17が最も後面位置に移動したことを検知する第1停止センサS1が検知したときは、走行式バケット17から下方の回収箱18にリセット紙幣を落下回収する第1回収位置P1に対応するため、このときは走行式バケット17に集積した紙幣を一括して落下回収させる角度に傾斜設定する。
さらに、これより若干前方に移動した第2停止センサS2の検知位置では、走行式バケット17から下方の回収箱18に取忘れ紙幣を落下回収する第2回収位置P2に対応するため、同様に走行式バケット17に集積した取忘れ紙幣を一括して落下回収させる角度に傾斜設定する。
そして、走行式バケット17が中央ライン12Lの位置に達したことを検知する第3停止センサS3の検知位置では、下部ユニット13の繰出し搬送路20から上向きに供給される紙幣を受入れる受渡し位置Pmに対応するため、このときは下方からの紙幣の受入れに適した集積角度に走行式バケット17を傾斜設定する。
さらに、上部ユニット12を反転して前面メンテナンス機11Bとして使用した場合に、走行式バケット17が予め定められた前面位置に達したことを検知する第4停止センサS4の検知位置では、走行式バケット17から下方の回収箱18に向けてリセット紙幣を落下回収させる第3回収位置P3に対応するため、このときは走行式バケット17に集積した紙幣を一括して落下させる角度に傾斜設定する。
これより若干前方に移動した第5停止センサS5の検知位置では、走行式バケット17から下方の回収箱18に取忘れ紙幣を落下回収させる第4回収位置P4に対応するため、同様に走行式バケット17に集積した取忘れ紙幣を一括して落下回収させる角度に傾斜設定する。
また、走行式バケット17が最前端に達したことを検知する第6停止センサS6の検知位置では、紙幣を発行する発行位置P5に対応するため、このときは走行式バケット17に集積した紙幣を斜め上方より一括して取出し許容する角度に傾斜設定する。
次に、走行式バケット17を動作させたときの紙幣の集積処理について説明する。
この走行式バケット17は、図7および図8に示すように、走行式バケット17の受入口17aが下部ユニット13の紙幣の受渡し位置Pmで下方の繰出し搬送路20の終端部と対応して、上方の走行式バケット17の受入口17aに紙幣が1枚ずつ受渡される。
走行式バケット17の下部には受渡し検知センサS7、搬送ローラR1、タッチローラR2、集積ローラR3…などの紙幣Aを取込む挟持搬送路29を有しており、ここに取込まれた紙幣Aは走行式バケット17内の底板30と傾斜板31とに凭れて集積に適した傾斜角度に集積される。
また、走行式バケット17にはモード切換えモータM2を備えており、このモードの切換えによって、走行式バケット17を後述する集積モードか、搬送または発行モードか、回収モードかに切換えることができる。
図9(A)は走行式バケット17を初期設定された基準位置に停止させているときの集積モードを示し、この集積モードは走行式バケット17が中央ライン12Lの紙幣受渡し位置に停止して、受入れた紙幣を1枚ずつ集積するときのモードであり、このときはモード切換えモータM2を集積モードに切換えることにより集積動作される。
次に、この走行式バケット17のモード切換え構造について説明すると、モード切換えモータM2の主軸32には短尺レバー33を介して紙幣押圧機構34と底板開閉機構35とがそれぞれ連結されており、紙幣押圧機構34は短尺レバー33に第1リンクL1を介して紙幣押圧レバー36を連結し、この紙幣押圧レバー36が前進した紙幣押圧位置と後退した待機位置とに移動許容させて設け、集積モードでは紙幣押圧レバー36を押圧位置より後退させて待機した状態にあり、この集積空間部に下方より導かれた紙幣を1枚ずつ集積させる。
また、底板開閉機構35は短尺レバー33に底板駆動用の第2リンクL2を連結し、この第2リンクL2が前進した底板閉鎖位置と後退した底板開放位置とに移動許容させて設け、集積モードでは第2リンクL2を閉鎖方向に前進動作させて、ここに導かれた紙幣を底板30上に集積するように設定している。
図9(B)は走行式バケット17を搬送モードまたは発行モードに切換えた場合を示し、両モードともに同じ動作を行い、搬送モードは紙幣を走行式バケット17に入れたまま走行するときに使用するモードであり、集積された紙幣は紙幣押圧レバー36により比較的軽い圧力で押圧されて傾斜板31との間でクリップされた集積状態を維持して、走行/時の紙幣の乱れや飛散防止がなされる。
発行モードは搬送後の集積状態の紙幣をバケット上方の放出口17bより一括して抜取り許容するときに使用するモードであり、紙幣を整列集積した状態で同じく紙幣押圧レバー36により軽くクリップして利用者がそのまま放出口17bから紙幣を抜取れるように設定している。
図9(C)は走行式バケット17を回収モードに切換えた場合を示し、この回収モードは走行式バケット17内に集積された紙幣を一括して下方の回収箱18に落下回収するときに使用するモードであり、回収箱18上に走行式バケット17が停止したとき、回収モードに切換えれば、底板開閉機構35を開駆動して走行式バケット17内の紙幣を下方の回収箱18に一括して落下回収する。
この回収に際しては、取忘れ紙幣の一括回収と、リジェクト紙幣の一括回収とがあり、紙幣発行後に利用者が紙幣を取忘れた場合は、そのままでは次の取引ができないため、取忘れられた紙幣を回収箱18の取忘れ回収部18cに回収して次の取引に備える。
また、搬送処理途中でジャムなどの搬送障害が発生した場合は、その取引を一旦無効にする必要があるが、そのとき既に走行式バケット17内に集積してしまった紙幣を下方の回収箱18のリジェクト回収部18bに回収して次の取引に備える。
図中、37は集積ガイド板、38は底板補助ガイド板を示す。
図10は紙幣処理装置11の制御回路ブロック図を示し、CPU101はメモリ102に格納されたプログラムに沿って出金処理時における集積モード、搬送モードまたは発行モード、回収モードの制御や各回路装置を制御し、このときの制御データおよび取引データをメモリ102に記憶してデータ管理する。
CPU101は紙幣の出金要請がある毎にカートリッジ制御部103を制御し、これに基づいて該当する何れかの第1〜第4カートリッジC1〜C4から金種別に収納されている特定の紙幣を指定して、その出金要請枚数を繰出し動作させる。
また、繰出し搬送路20にあっては搬送路上に検知センサを配設し、また搬送分岐位置には振分けフラッパを配設して、各カートリッジC1〜C4から繰出される紙幣を識別部21の識別結果に応じた方向に振分ける。例えば、発行に値する適正な紙幣と識別されたときは受渡し位置Pmから上方の走行式バケット17へと分岐搬送し、発行に値しない不適な紙幣と識別されたときは水平方向に対向する回収箱18へと分岐搬送する。
また、OSタイマT1および制御用タイマT2により、各装置の駆動時間や走行時間を計時する。
また、走行式バケット17、繰出し搬送路20、各カートリッジC1〜C4、回収箱18などの紙幣出入れ部分や搬送位置には、紙幣検知センサを配設して検知確認し、またシャッタを配設して、その都度、シャッタを開閉駆動して紙幣の搬送管理を確実にしている。
このように構成された紙幣処理装置11の出金処理動作の概要を図11に示すフローチャートを参照して説明する。
今、出金取引にしたがってCPU101に出金取引信号が入力されると、このCPU101は出金処理に先立って、繰出し搬送路20上にジャム紙幣などが残存していないことを確認し(ステップn1)、
また、走行式バケット17内にも前回処理した紙幣が残存していないことを確認する(ステップn2)。
このとき、繰出し搬送路20上に紙幣が残存していれば、その紙幣を取除くべく搬送処理し(ステップn3)、
また、走行式バケット17内に紙幣が残存していれば、その紙幣を回収箱18に回収処理する(ステップn4)。
上述した繰出し搬送路20および走行式バケット17の何れにも残留紙幣がなく、取引許容状態であることを確認すれば(ステップn5)、
CPU101は走行式バケット17が、上部ユニット12の中間位置に相当する初期設定された受渡し位置Pmに停止していることを確認して集積動作を開始する(ステップn6)。
走行式バケット17が受渡し位置Pmで停止していないときは、走行式バケット17への受渡しができないため、この走行式バケット17を初期設定された受渡し位置Pmに移動させる(ステップn7〜n8)。
その後、走行式バケット17が受渡し位置Pmで指定された金種および枚数の紙幣集積動作を完了すれば、これより走行式バケット17を発行位置P5に走行移動させて発行許容する(ステップn9)。
この発行位置P5に抜取り可能に停止された走行式バケット17から利用者が出金紙幣A…を抜取ると、紙幣取出口15のシャッタ14を閉じ、また走行式バケット17を元の初期設定位置に戻して一出金処理が終了する(ステップn10)。
この出金動作後に、紙幣の取忘れが発生した場合は、紙幣取出口15のシャッタ14を閉じた後、取忘れ紙幣の回収動作を行う。この回収動作を行うとき、前面メンテナンス機11Bとして使用されていれば、回収箱18が前面側に位置するため、走行式バケット17を前面側の第4回収位置P4へと少し移動させて位置合せした後、これより回収箱18の取忘れ回収部18cに落下させて一括回収する(ステップn11〜n12)。
これに対し、後面メンテナンス機11Aとして使用されていれば、回収箱18が後面側に位置するため、走行式バケット17を後面側の第2回収位置P2へと大きく移動させて位置合せした後、同様に回収箱18の取忘れ回収部18cに落下させて一括回収する(ステップn13)。
次に、走行式バケット17の停止位置の判定処理動作を図12に示すフローチャートを参照して説明する。
今、走行式バケット17が上部ユニット12の中央ライン12L上に位置して、初期設定された受渡し位置Pmで停止しているときは、これを第3停止センサS3が検知して紙幣の集積動作が可能であることを確認する(ステップn21)。
また、走行式バケット17が発行位置P5で停止しているときは、これを第6停止センサS6が検知して、発行紙幣の抜取りが可能であることを確認する(ステップn22)。
さらに、走行式バケット17が第4回収位置P4で停止しているときは、これを第5停止センサS5が検知して前面メンテナンス機11Bとして利用したときの取忘れ紙幣の一括回収動作が可能であることを確認する(ステップn23)。
同じく、走行式バケット17が第3回収位置P3で停止しているときは、これを第4停止センサS4が検知して前面メンテナンス機11Bとして利用したときのリセット紙幣の一括回収動作が可能であることを確認する(ステップn24)。
また、走行式バケット17が第2回収位置P2で停止しているときは、これを第2停止センサS2が検知して後面メンテナンス機11Aとして利用したときのリセット紙幣の一括回収動作が可能であることを確認する(ステップn25)。
同じく、走行式バケット17が第1回収位置P1で停止しているときは、これを第1停止センサS1が検知して後面メンテナンス機11Aとして利用したときの取忘れ紙幣の一括回収動作が可能であることを確認する(ステップn26)。
また、停止センサの検知信号が得られない場合は、走行式バケット17を走行させて現在位置を正確にチェックする(ステップn27)。
次に、走行式バケット17を初期設定位置に戻す復帰動作を図13に示すフローチャートを参照して説明する。
CPU101は走行式バケット17が上部ユニット12の受渡し位置Pmで停止していることを第3停止センサS3を介して検知確認すれば、初期設定された基準位置のため復帰動作完了と判定する。
しかし、走行式バケット17が発行位置P5、第3回収位置P3、第4回収位置P4の何れかに停止しているときは、バケット自走モータM1を逆転して基準の受渡し位置Pmに戻すように駆動し、その後、初期設定された受渡し位置Pmに戻ったことを確認すれば、復帰動作が完了する(ステップn31〜n33)。
また、CPU101は走行式バケット17が第2回収位置P2や第1回収位置P1から復帰動作させるときは、バケット自走モータM1を正転して基準の受渡し位置Pmに戻すように駆動し(ステップn34〜n35)、
走行式バケット17が受渡し位置Pmに戻ったことを確認すれば、直ちに走行停止し、行過ぎた分を戻すなど微調整して走行式バケット17を受渡し位置Pmに正確に位置決め停止させる(ステップn36〜n40)。
そして、CPU101は走行式バケット17が初期設定された受渡し位置Pmに戻ったことを確認すれば、復帰動作が完了する(ステップn41〜n42)。
次に、後面メンテナンス機11Aとして利用した場合の紙幣集積動作を図14に示すフローチャートを参照して説明する。
今、CPU101に集積モードの信号が入力されると、CPU101は走行式バケット17が初期設定された受渡し位置Pmに停止しているか否かを判定し(ステップn51)、
走行式バケット17が受渡し位置Pmに停止していなければ、集積動作できないので、走行式バケット17を走行移動させて受渡し位置Pmに停止させる(ステップn52〜n54)。
そして、図15に示すように、走行式バケット17が受渡し位置Pmに停止していることを確認すれば、CPU101は指定されたカートリッジC1〜C4からの紙幣の繰出しを行い(ステップn55)。
繰出された紙幣A…は繰出し搬送路20を介して上方の走行式バケット17へと1枚ずつ集積動作される(ステップn56)。
この走行式バケット17に指定された出金要請枚数が集積されると(ステップn57)、
CPU101は搬送モードに切換えて走行式バケット17を紙幣取出口15の位置まで走行させ、これより紙幣の取出しを行わせる(ステップn58〜n60)。
次に、後面メンテナンス機11Aとして利用した場合の紙幣発行動作を図16に示すフローチャートを参照して説明する。
今、CPU101に発行モードの信号が入力されると、CPU101は集積動作が完了した走行式バケット17を発行位置P5へと走行移動させる(ステップn61)、
その後、図17に示すように、CPU101は走行式バケット17が発行位置P5に導かれたことを確認すれば(ステップn62)、
CPU101は発行モードにするとともに、シャッタ14を開口して、発行位置P5に停止された走行式バケット17の上方から紙幣の抜取り動作を行わせる(ステップn63〜n67)。
このとき、予め設定された抜取り待機時間が経過しても紙幣の抜取り動作、あるいは取忘れのために走行式バケット17内に残留紙幣があれば、取忘れられた紙幣の回収動作を行わせる(ステップn68〜n74)。
一方、正常に紙幣の抜取り動作が行われると、CPU101は走行式バケット17を元の受渡し位置Pmに走行移動させるとともに、紙幣取出口15のシャッタ14を閉動作させる(ステップn75〜n78)。
CPU101は走行式バケット17が復帰方向に移動して元の受渡し位置Pmに戻ると、その走行式バケット17を停止させて一発行処理が終了する(ステップn79〜n81)。
次に、後面メンテナンス機11Aとして利用した場合の取忘れ紙幣の一括回収動作を図18に示すフローチャートを参照して説明する。
今、CPU101が走行式バケット17内に取忘れ紙幣が存在することを図示しない検知センサを介して検知したとき、CPU101は搬送モードまたは発行モードかを確認し、何れでもなければ、走行式バケットの処理モードを搬送モードまたは発行モードに切換える(ステップn91〜n92)。
搬送モードか発行モードかを確認すれば、CPU101は走行式バケット17を回収箱18の取忘れ回収部18cと対応する第1回収位置P1と対応するように移動させ、その第1回収位置P1との対応位置で停止させる(ステップn93〜n95)、
この走行式バケット17の停止後は、図19に示すように、CPU101は取忘れ回収部18cの上面シャッタを開け、回収モードを確認した後(ステップn96〜n98)、
底板30を開放して走行式バケット17内の取忘れ紙幣を一括して下方に落下させ、下方の回収箱18の取忘れ回収部18cに一括回収させる(ステップn99〜n101)。
CPU101は一括回収に必要な経過時間が過ぎたことを確認すると、回収箱18の取忘れ回収部18cの上面シャッタを閉じるとともに、走行式バケット17の底板30を再び元の閉鎖位置に戻した後、走行式バケット17を元の受渡し位置Pmに走行移動させて戻すことにより取忘れ紙幣の一括回収処理が終了する(ステップn102〜n107)。
次に、後面メンテナンス機11Aとして利用した場合のリセット紙幣の一括回収動作を図20に示すフローチャートを参照して説明する。
今、リセット信号が入力されたとき、CPU101は搬送モードか発行モードかを確認し、何れでもなければ、走行式バケットの処理モードを搬送モードまたは発行モードに切換える(ステップn111〜n112)。
搬送モードか発行モードかを確認すれば、CPU101は走行式バケット17を回収箱18のリジェクト回収部18bと対応する第2回収位置P2と対応するように移動させ、その第2回収位置P2との対応位置で停止させる(ステップn113〜n115)、
この走行式バケット17の停止後は、図21に示すように、CPU101はリジェクト回収部18bの上面シャッタを開け、回収モードを確認した後(ステップn116〜n118)、
底板30を開放して走行式バケット17内のリセット紙幣を一括して下方に落下させ、下方の回収箱18のリジェクト回収部18bに一括回収させる(ステップn119〜n121)。
CPU101は一括回収に必要な経過時間が過ぎたことを確認すると、リジェクト回収部18bの上面シャッタを閉じるとともに、走行式バケット17の底板30を再び元の閉鎖位置に戻した後、走行式バケット17を元の受渡し位置Pmに走行移動させて戻すことによりリセット紙幣の一括回収処理が終了する(ステップn122〜n127)。
次に、リセット紙幣の総合的な回収動作を図22に示すフローチャートを参照して説明する。
今、CPU101にリセット信号が入力されたとき、このCPU101は走行式バケット17内に紙幣が残存していることを検知確認し、確認すると(ステップn131)、
CPU101は現在、前面メンテナンス機11Bとして利用されているか、否かを判定し(ステップn132)、
前面メンテナンス機11Bとして利用されていれば、リセットされた紙幣の一括回収位置は前面側に位置して、CPU101は走行式バケット17を回収箱18のリジェクト回収部18bと対応する第3回収位置P3に停止させて回収動作させる(ステップn133)。
これに対し、後面メンテナンス機11Aとして利用されていれば(ステップn134)、
リセットされた紙幣の一括回収位置は後面側に位置して、CPU101は走行式バケット17を回収箱18のリジェクト回収部18bと対応する第2回収位置P2に停止させて回収動作させる(ステップn135)。
図23〜図26は上部ユニット12を180°方向変換して、既述した後面メンテナンス機11Aから前面メンテナンス機11Bに切換え利用した場合を示し、この場合は上部ユニット12とともに走行式バケット17の向きが180°方向変換する。
したがって、このように前面メンテナンス機11Bとして方向変換しても図23に示すように、走行式バケット17が受渡し位置Pmに停止して走行式バケット17の下方から紙幣を1枚ずつ受入れて集積動作する動きは左右対称に動きが異なるたけで集積動作は同じであるため、同様な作用効果が得られる。
また、図24に示すように、走行式バケット17が発行位置P5に停止して走行式バケット17の上方の放出口17bが紙幣取出口15に対応して、上方から紙幣を一括して取出し許容する対応構造を有しており、このように取出し動作させる動きは後面メンテナンス機11Aに比べて左右対称に動きが異なるだけで発行動作は同じであるため、前面メンテナンス機11Bとして利用しても同様な作用効果が得られる。
図25は取忘れ紙幣の回収動作を示し、走行式バケット17が第1回収位置P1に停止して走行式バケット17の底板30が取忘れ回収部18cの上面と対応して、走行式バケット17の底板30を開放して紙幣を一括して下方の取忘れ回収部18cに落下回収させる対応構造を有しており、このように回収動作させる動きは後面メンテナンス機11Aに比べて左右対称に動きが異なるだけで取忘れ紙幣の回収動作は同じであるため、前面メンテナンス機11Bとして利用しても同様な作用効果が得られる。
図26はリセット紙幣の回収動作を示し、走行式バケット17が第2回収位置P2に停止して走行式バケット17の底板30がリジェクト回収部18bの上面と対応して、走行式バケット17の底板30を開放して紙幣を一括して下方のリジェクト回収部18bに落下回収させる対応構造を有しており、このように回収動作させる動きは後面メンテナンス機11Aに比べて左右対称に動きが異なるだけでリセット紙幣の回収動作は同じであるため、前面メンテナンス機11Bとして利用しても同様な作用効果が得られる。
次に、回収箱の他の実施形態について説明する。
図27は前面メンテナンス機11Bに適用した回収箱の他の実施形態を示し、これは回収箱271の内部空間の前後位置をリジェクト回収部272と取忘れ回収部273とに区画して、紙幣Aを一方と他方に分離回収する可動仕切板274を設けたものであり、この可動仕切板274は中央部に中間高さまで起立した固定仕切板275の上端に、前後方向に傾動するように下端を傾動軸支部276として枢着し、この傾動軸支部276を傾動支点にして図示しないソレノイド等によって前後方向に傾動操作させる。
これにより、上方に対応する走行式バケット17の停止位置が同じてあっても、この可動仕切板274の仕切操作によって、図27(A)に示すように、取忘れ紙幣の回収動作か、または図27(B)に示すように、リセット紙幣の回収動作かを選択して一括回収させることができる。また、同一回収箱271内に識別不良紙幣およびリセット紙幣側と、取忘れ紙幣側との異種内容の紙幣を別々に分離回収して管理できる。
図28は後面メンテナンス機11Aに適用した回収箱の他の実施形態を示し、この場合も走行式バケット17の向きが異なるだけで他は上述した図27(A)および図27(B)と同じのため、後面メンテナンス機11Aとして利用しても取忘れ紙幣は、図28(A)に示すように回収動作でき、リセット紙幣は、図28(B)に示すように回収動作でき、同様な作用効果が得られる。
次に、上部ユニットの他の実施形態について説明する。
図29に示すように、この上部ユニット291は紙幣を受入れる紙幣受入口292を共通接続用に中央部下面に有し、この紙幣受入口292と前後方向の一端部に設けた固定バケット293との間を上部搬送路294で接続したものであり、この上部ユニット291を180°反転させれば切換えることができ、図29(A)に示すように、後面メンテナンス機295、または図29(B)に示すように、前面メンテナンス機296に切換え利用することができる。
この場合は、上部ユニット291の取付け方向を水平方向に180°方向変換するだけで、紙幣取出口297の位置を前面側か後面側かに切換えることができる。この場合も上部ユニット291が異なるだけで他は同じのため、同様な作用効果が得られる。
上述のように、前面メンテナンス機として利用する場合は上部ユニットの紙幣取出口を前面のメンテナンス側に向ければよく、後面メンテナンス機として利用する場合は上部ユニットの紙幣取出口を前面に向けて、その後面側よりメンテナンスすればよいため、上部ユニットに1つの共通利用可能な走行式バケットを内蔵するだけで両機の一方を選択利用できる。また、部品交換に際しても共通する1種類の交換ユニットがあればよいため、走行式バケットと交換ユニットは1種類あれば全て対処でき、生産や管理に無駄がなくなり、生産管理が向上する。
この発明と、上述の一実施の形態の構成との対応において、
この発明の媒体処理装置は、実施の形態の紙幣処理装置11に対応し、
以下同様に、
媒体は、紙幣Aに対応し、
媒体受入口は、受入口17aに対応し、
媒体放出口は、放出口17bに対応し、
媒体受入位置は、紙幣受入口16に対応し、
媒体放出位置および媒体取出口は、紙幣取出口15に対応し、
反転移送手段および可動手段は、各上部ユニット12,291とその位置決め突起23および位置決め凹部24に対応し、
カートリッジは、第1〜第4カートリッジC1〜C4に対応し、
第1の媒体取出口は、後面メンテナンス機での紙幣取出口15に対応し、
第2の媒体取出口は、前面メンテナンス機での紙幣取出口15に対応し、
回収手段は、モード切換えモータM2およびCPU101に対応する。
この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施の形態の構成のみに限定されるものではない。
この発明によれば、走行式バケットの向きを180°反転させれば、前面メンテナンス機あるいは後面メンテナンス機の何れにも対応させることができ、走行式バケットの共通利用が図れる。
産業上の利用分野
この発明は、金融機関に設置される紙幣出金機や自動預金支払機(ATM)に利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1は、紙幣処理装置の外観斜視図である。
図2は、紙幣処理装置の内部構成図である。
図3は、後面メンテナンス機と前面メンテナンス機の概略構成図である。
図4は、両メンテナンス機の反転許容構造を示す一部展開斜視図である。
図5は、走行式バケットと走行用レールとの関係を示す要部側面図である。
図6は、走行式バケットの走行動作状態を示す説明図である。
図7は、走行式バケットの紙幣受入構造を示す拡大側面図である。
図8は、走行式バケットの外観斜視図である。
図9は、走行式バケットの各種モードを示す説明図である。
図10は、紙幣処理装置の制御回路ブロック図である。
図11は、紙幣処理装置の出金処理動作の概要を示すフローチャートである。
図12は、走行式バケット停止位置の判定処理動作を示すフローチャートである。
図13は、走行式バケットの復帰動作を示すフローチャートである。
図14は、後面メンテナンス機での紙幣集積動作を示すフローチャートである。
図15は、後面メンテナンス機での走行式バケットの受渡し位置を示す側面図である。
図16は、後面メンテナンス機での紙幣発行動作を示すフローチャートである。
図17は、後面メンテナンス機での走行式バケットの発行位置を示す側面図である。
図18は、後面メンテナンス機での取忘れ紙幣の一括回収動作を示すフローチャートである。
図19は、後面メンテナンス機での取忘れ紙幣の一括回収状態を示す側面図である。
図20は、後面メンテナンス機でのリセット紙幣の一括回収動作を示すフローチャートである。
図21は、後面メンテナンス機でのリセット紙幣の一括回収状態を示す側面図である。
図22は、リセット紙幣の総合的な回収動作を示すフローチャートである。
図23は、前面メンテナンス機での走行式バケットの受渡し位置を示す側面図である。
図24は、前面メンテナンス機での走行式バケットの発行位置を示す側面図である。
図25は、前面メンテナンス機での取忘れ紙幣の一括回収状態を示す側面図である。
図26は、前面メンテナンス機でのリセット紙幣の一括回収状態を示す側面図である。
図27は、他の実施形態の回収箱を前面メンテナンス機に適用した一括回収状態を示す側面図である。
図28は、他の実施形態の回収箱を後面メンテナンス機に適用した一括回収状態を示す側面図である。
図29は、他の実施形態の上部ユニットを示す概略側面図である。
Claims (6)
- 内方に媒体受入口を有し、外方に媒体放出口を有して媒体受入位置から媒体放出位置まで走行する走行式バケットと、
前記走行式バケットを一走行方向の向きか、または当該バケットの向きを逆向きに反転させた他走行方向の向きで走行許容させる反転移送手段と、を設けた媒体処理装置。 - カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値すると識別されたとき、同媒体を外部の媒体取出口に導いて放出動作させる媒体処理装置であって、
内方に媒体受入口を有し、外方に媒体放出口を有して媒体受入位置から媒体放出位置まで走行する走行式バケットと、
前記走行式バケットを一方の媒体受入れ方向または他方の媒体放出方向に可逆走行許容し、当該走行式バケットの向きを一走行方向か、または当該バケットの向きを逆向きに反転させた他走行方向の向きにして走行許容する走行用レールと、前記走行用レールを走行する走行式バケットの一走行方向で同バケットの媒体放出口が対応する第1の媒体取出口と、
前記走行用レールを走行する走行式バケットの他走行方向で同バケットの媒体放出口が対応する第2の媒体取出口とを備えた媒体処理装置。 - カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値しないと識別されたとき、その発行不可媒体を回収箱に直接回収する回収手段を備えた請求項1または2記載の媒体処理装置。
- 装置の外部に取出し許容して装着された各カートリッジおよび前記回収箱の取出し方向を装置の一方向に設定した請求項1〜3のいずれかに記載の媒体処理装置。
- 前記回収箱は、内部空間を一方と他方に区画して媒体を分離回収する可動仕切板を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の媒体処理装置。
- カートリッジから繰出された媒体を識別部に導いて識別し、当該媒体が発行に値すると識別されたとき、同媒体を外部の媒体取出口に導いて放出動作させる媒体処理装置であって、
前記識別部で識別された媒体を受入れる媒体受入口を内方に有し、外方に媒体放出口を有する上部ユニットと、
前記上部ユニットの媒体放出口を、装置の前面側または後面側に位置させる可動手段と、を設けた媒体処理装置。
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