JP2020057036A - 紙葉類取扱装置、自動取引装置、および紙葉類仕分け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の更なる高速処理化を実現するため、簡素な機構と制御によって、紙葉類の傾きや搬送タイミングを修正することができる紙幣類取扱装置を提供すること。【解決手段】紙葉類を搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬送される紙葉類の前端部または後端部に接触可能な位置に配置された位置決め部材を有した位置決め手段とを具備し、位置決め手段は、位置決め部材を、搬送手段の速度と異なる速度で搬送方向へ移動させる。【選択図】 図1
Description
本発明は、紙葉類取扱装置、及び当該紙葉類取扱装置を搭載した、例えば金融機関等で使用される自動取引装置や紙幣仕分け装置に関する。
銀行等の金融機関で使用されている自動取引装置や紙幣仕分け装置に搭載されている紙葉類取扱装置において、紙幣は紙幣の種類毎や状態毎に収納されている。そのため、紙幣の金種や状態毎に搬送先を変えるための搬送方向切替手段を備えている。この搬送方向切替手段は、搬送されている紙幣と紙幣の間で、搬送先の切替を行う必要がある。また、このような装置では、大量処理する必要があるため、単位時間当たりの処理枚数の増加、つまり高速処理化の要求が高い。高速処理化のためには、紙幣間隔を短くする必要がある。
しかしながら、紙幣の姿勢が傾いていたり、紙幣の搬送タイミングが一定でない状態で紙幣間隔を短くすると、搬送先の切替動作時に搬送方向切替手段と紙幣が衝突する危険があるため、紙幣間隔を短くできない。つまり、高速処理化のためには、紙幣間隔を短くできるように、紙幣姿勢の傾きや搬送タイミングを補正する必要がある。
特許文献1は、搬送路中に搬送方向と直行する幅方向にセンサを有して配置し、紙幣姿勢の傾きを検出し、その検出結果に基づいて、搬送方向と直行する幅方向に配置された二つのローラ対を独立して所望する速度で回転させることで、紙幣姿勢の傾きを所望する値に調整できるものである。
しかしながら、特許文献1の装置において、連続で搬送される紙幣毎に紙幣姿勢の傾きを演算するための時間、及び二つのローラ対の回転速度を目標値に制御するまでの時間が必要であり、装置の更なる高速処理化には限界があるという課題がある。
本発明の目的は、装置の更なる高速処理化を実現するため、簡素な機構と制御によって、紙葉類の傾きや搬送タイミングを修正することができる紙幣類取扱装置を提供することである。
本発明にかかる紙葉類取扱装置は、紙葉類を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記紙葉類の前端部または後端部に接触可能な位置に配置された位置決め部材を有した位置決め手段とを具備し、前記位置決め手段は、前記位置決め部材を、前記搬送手段の速度と異なる速度で搬送方向へ移動させる、ことを特徴とする紙葉類取扱装置として構成される。
また、本発明は、上記紙葉類取扱装置を備えた自動取引装置、および紙葉類仕分け装置としても把握される。
上記本発明によれば、高速処理化によって紙幣間隔が短くなった場合でも、紙葉類の傾きや搬送タイミングを修正することができる紙幣類取扱装置を提供することができる。
以下、実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、重複する説明は省略することがある。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。また、構成要素の識別のための番号は文脈毎に用いられ、一つの文脈で用いた番号が、他の文脈で必ずしも同一の構成を示すとは限らない。また、ある番号で識別された構成要素が、他の番号で識別された構成要素の機能を兼ねることを妨げるものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
本明細書において単数形で表される構成要素は、特段文脈で明らかに示されない限り、複数形を含むものとする。
図2は本実施の形態に係る自動取引装置の外観を示す斜視図である。この図に示す自動取引装置101は、利用者から入金(投入)された紙幣を内部に保管するとともに、内部に保管されている紙幣を利用者へ出金(放出)するもので、紙幣類取扱装置1と、金庫筐体106と、紙幣入出金口20と、顧客操作部105と、カード・明細票処理機構102を備えている。
紙幣類取扱装置1は、紙幣を処理するもので、紙幣類取扱装置1の下部には紙幣が保管される図示されない紙幣精査庫70、紙幣収納庫71〜73、紙幣回収庫74、75が設けられており、金庫筐体106で囲まれている。
紙幣入出金口20は、利用者が紙幣の投入及び放出を行うために開口部が設けられ、紙幣入出金口20の内側には投入及び放出される紙幣を処理する機構が設けられている。
顧客操作部105は、取引の内容を表示および入力するもので、自動取引装置101の上部における左側に設けられている。
カード・明細票処理機構102は、利用者のカードを処理したり、取引明細票を印字して放出したりするもので、自動取引装置101の上部内部における右側に設けられている。
図2には示されていないが、自動取引装置101によっては、通帳を処理する通帳処理装置103と、硬貨を処理する硬貨処理装置104を有するものもある。
図3は自動取引装置101の制御ブロック図である。自動取引装置101内には、カード・明細票処理機構102、通帳処理装置103、硬貨処理装置104、顧客操作部105、係員操作部107、紙幣類取扱装置1、外部とのデータ送受信を行う外部インターフェース部108、各装置の基本情報やプログラム等を記憶する記憶部109、これら各部を制御する本体制御部110、及び上記各部に電力を供給する電源部111が実装される。
図4は紙幣類取扱装置1の制御関係を示す制御ブロック図である。紙幣類取扱装置1の制御部112は、回線を介して自動取引装置101の本体制御部110と接続され、本体制御部110からの指令に応じて制御を行う。また、制御部112は、紙幣類取扱装置1の状態を本体制御部110に送信すると共に、紙幣類取扱装置1の取引処理に応じて各部の制御を行う。
また、紙幣類取扱装置1の各構成要素を結び、紙幣を搬送する紙幣搬送路10、紙幣を出し入れする紙幣入出金口20、入金した紙幣を取引成立までの間一時的に収納する一時収納部30、紙幣の金種や真偽を判別する紙幣判別部40、搬送方向を切り替える搬送方向切替部50〜59、紙幣の傾きや搬送タイミングを修正する紙幣姿勢修正部60、精査時に一旦紙幣を収納する紙幣精査庫70、入金された紙幣を金種別に収納し出金時にはそれら紙幣を放出する紙幣収納庫71〜73、出金紙幣として扱わない紙幣や顧客の抜き取り忘れた紙幣を収納する紙幣回収庫74〜75の各モータやソレノイドなどは、制御部112により駆動制御されることにより動作するようになっている。
図5は紙幣類取扱装置1の構成を示す側面図である。紙幣類取扱装置1の上部において、その前側(図5の上部右側)には、利用者が紙幣の投入及び取り出しを行う紙幣入出金口20が配置される。また、中央部に紙幣の判別を行う紙幣判別部40が配置され、後部の上段には利用者が入金した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時収納部30が配置される。一時収納部30の下側には、出金紙幣として扱わない紙幣や顧客の抜き取り忘れた紙幣を収納するための紙幣回収庫75が配置される。これらの各機構部は双方向の搬送路により接続される。ここで、紙幣判別部40は前方から後方へ搬送する紙幣、および後方から前方へ搬送する紙幣のどちらであっても金種判別および真偽判別を行うことができる。つまり、紙幣判別部40は、双方向に搬送される紙幣を金種判別および真偽判別でき、紙幣をリジェクトか否か判別することができる。
紙幣類取扱装置1の下部において、前方から背面に向かって、紙幣を金種別に収納する紙幣収納庫71〜73と、出金紙幣として扱わない紙幣や顧客の抜き取り忘れた紙幣を収納するための紙幣回収庫74と、紙幣収納庫71〜73に紙幣を装填・回収して紙幣装填部として機能する紙幣精査庫70が配置される。紙幣精査庫70、紙幣収納庫71〜73及び紙幣回収庫74の出入り口を通して、紙幣の搬送路70a〜74aが形成される。
搬送路10a〜10h、30a、40a、75aは紙幣を搬送する搬送路であり、矢印の方向は紙幣を搬送する方向を示す。各搬送路の合流部には搬送方向切替部50〜59が配置され、適宜切替えることで、紙幣の搬送先を変える。
また、紙幣類取扱装置1には、紙幣姿勢修正部60が設けられており、図示するとおり搬送路10aに配置する。
次に、紙幣類取扱装置1の基本動作において、「入金計数処理」「入金収納処理」「出金処理」について図5を用いて説明する。
最初に、「入金計数処理」について説明する。入出金口20へ投入された紙幣は、紙幣入出金口20から既定タイミングに一枚ずつ搬送路10bへ繰り出される。ただし、紙幣状態や投入状態によって、紙幣を傾いた状態で繰り出したり、既定タイミングよりも早く紙幣を繰り出したり、既定タイミングよりも遅く紙幣を繰り出す場合がある。繰り出された紙幣は、搬送路10b、10a、40aの順に通過し、紙幣判別部40へ導かれる。紙幣判別部40で正規紙幣と判定された場合は、搬送路10d、10e、30aの順に通過し、一時収納部30へ搬送される。また、紙幣判別部40で正規紙幣と判断されない場合は、搬送方向切替部52により搬送経路が切替えられ、搬送路10d、10cの順に通過し、紙幣を入出金口20へ返却される。
本処理において、紙幣は搬送路10aに配置した紙幣姿勢修正部60を通過し、紙幣の傾きや搬送タイミングの修正が行われる。この修正により、紙幣間隔が確保され、搬送方向切替部52で紙幣が衝突せずに振分けできる。
次に、「入金収納処理」について説明する。一時収納部30に収納された紙幣は、搬送路30a、10e、10d、40aの順に通過し、紙幣判別部40へ導かれる。紙幣判別部40で正規紙幣と判定された場合は、搬送路10a、10gの順に通過し、紙幣の種類毎に搬送方向切替部57、58、59により搬送経路が切替えられ、搬送路71aまたは72aまたは73aを通過し、その紙幣に適した紙幣収納庫71、72、73へ搬送される。また、紙幣判別部40で正規紙幣と判断されない場合は、搬送方向切替部54、55、57、58、59により搬送経路が切替えられ、搬送路10a、10g、10hの順に通過し紙幣回収庫74に、または搬送路10a、10g、10h、75aの順に通過し紙幣回収庫75に搬送される。本処理において、紙幣は搬送路10aに配置した紙幣姿勢修正部60を通過し、紙幣の傾きや搬送タイミングの修正が行われる。この修正により、紙幣間隔が確保され、搬送方向切替部54、55、57、58、59で紙幣が衝突せずに振分けできる。
最後に、「出金処理」について説明する。紙幣収納庫71、72、73に収納されている紙幣は、搬送路10g、10a、40aの順に通過し、紙幣判別部40へ導かれる。紙幣判別部40で正規紙幣と判定された場合は、搬送路10d、10cの順に通過し、入出金口20へ搬送される。また、紙幣判別部40で正規紙幣と判断されない場合は、搬送方向切替部52により搬送経路が切替えられ、搬送路10d、10e、10f、10hの順に通過し、搬送方向切替部54により搬送経路が切替えられ、紙幣回収庫74、75に搬送される。本処理において、紙幣は搬送路10aに配置した紙幣姿勢修正部60を通過し、紙幣の傾きや搬送タイミングの修正が行われる。この修正により、紙幣間隔が確保され、搬送方向切替部52、54で紙幣が衝突せずに振分けできる。
次に、紙幣姿勢修正部60について説明する。
図1は紙幣姿勢修正部60の上面図、図6は紙幣姿勢修正部60の側面図を示す図である。紙幣姿勢修正部60は、図1、図6に示すように、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lと、位置決めベルト607R、607Lと、側壁605に回転可能に支持されたシャフト601、602、603、604、616、617と、各シャフトと一体になって回転するプーリ608R、608C、608L、614R、614C、614L、618R、618C、618L、619R、619C、619L、609R、609L、615R、615Lを備えている。上記搬送ベルト(搬送手段)は、等速で駆動する既定の隙間を設けた一つの搬送手段対(例えば、搬送ベルト606Rと620R、搬送ベルト606Cと620C、搬送ベルト606Lと620L)によって構成されている。当該搬送手段対は、少なくとも紙幣の厚みより間隔を有して搬送手段(例えば、搬送ベルト606Rと620R、搬送ベルト606Cと620C、搬送ベルト606Lと620L)が配置され、または紙幣の搬送力よりも小さい力でこれらの搬送手段が接触する位置に配置されていればよい。
図1は紙幣姿勢修正部60の上面図、図6は紙幣姿勢修正部60の側面図を示す図である。紙幣姿勢修正部60は、図1、図6に示すように、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lと、位置決めベルト607R、607Lと、側壁605に回転可能に支持されたシャフト601、602、603、604、616、617と、各シャフトと一体になって回転するプーリ608R、608C、608L、614R、614C、614L、618R、618C、618L、619R、619C、619L、609R、609L、615R、615Lを備えている。上記搬送ベルト(搬送手段)は、等速で駆動する既定の隙間を設けた一つの搬送手段対(例えば、搬送ベルト606Rと620R、搬送ベルト606Cと620C、搬送ベルト606Lと620L)によって構成されている。当該搬送手段対は、少なくとも紙幣の厚みより間隔を有して搬送手段(例えば、搬送ベルト606Rと620R、搬送ベルト606Cと620C、搬送ベルト606Lと620L)が配置され、または紙幣の搬送力よりも小さい力でこれらの搬送手段が接触する位置に配置されていればよい。
搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lと、位置決めベルト607R、607Lは、図示しないモータ1により、図示しないベルトやギアを介して回転駆動するシャフト602、617、604に取付けられたプーリ614R、614C、614L、619R、619C、619L、615R、615Lから駆動力を受け、循環移動する。
搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lは、紙幣姿勢修正部60を配置した搬送路10aの搬送速度と同じ速度V1で循環移動する。
位置決めベルト607R、607Lは、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lの移動速度V1よりも遅い速度V2で、循環移動する。このように、位置決めベルト(位置決め手段)は、位置決め部材の搬送方向への移動速度を、紙幣の搬送方向への移動速度V1よりも遅い速度V2で移動させる。
位置決めベルト607Rの外周面には、四つの位置決め部材610R、611R、612R、613Rが等間隔で固定され、位置決めベルト607Lの外周面には、四つの位置決め部材610L、611L、612L、613Lが等間隔で固定されている。また、位置決め部材610R、611R、612R、613Rと位置決め部材610L、611L、612L、613Lは、循環移動中にシャフト602の回転軸方向から見て、重なるように配置されている。
このように、位置決め部材は、紙幣の搬送面内において搬送方向の同じ位置(例えば、搬送方向における位置決め部材612Rの位置と位置決め部材612Lの位置)で規制するように配置される第1の位置決め部材(例えば、位置決め部材612R)と第2の位置決め部材(例えば、位置決め部材612R)とにより構成され、位置決めベルト607R、607Lは、上記第1の位置決め部材と上記第2の位置決め部材とを、それぞれ、紙幣の搬送方向に同じ移動速度で移動させる。本実施例では、上記規制するように配置される位置として、位置決め部材(例えば、位置決め部材612R、612L)が紙幣の搬送方向に対して垂直な方向から見て同じ位置となる場合を示している。
また、搬送ベルトは、紙幣の搬送面内において搬送方向に対して垂直に配置される搬送ベルト606R(第1の搬送手段)と606C(第2の搬送手段)と606L(第3の搬送手段)とにより構成され、第1の位置決め部材は、上記第1の搬送手段と上記第2の搬送手段とに挟まれる位置に配置され、第2の位置決め部材は、上記第2の搬送手段と上記第3の搬送手段とに挟まれる位置に配置されている。
位置決め部材は、無端循環部材である位置決めベルトの外周に少なくとも1つ所定の間隔で設けられ、上記位置決め手段は、当該無端循環部材を循環移動させることにより、上記位置決め部材を紙幣の搬送方向に移動させながら紙幣の前端部または後端部に接触させている。
位置決め部材の個数は、四つより少ない構成としてもよい。この構成の場合、紙幣姿勢修正部60を小型化できる効果がある。
また、位置決め部材の個数は、四つより多い構成としてもよい。この構成の場合、紙幣の傾き量や搬送タイミング量の修正可能量が増加する効果がある。また、移動速度V2と移動速度V1の差を小さくできるため、紙幣と位置決め部材の接触時の、紙幣の跳ね返りが小さくなるため、姿勢修正精度の向上の効果がある。
また、本実施例では、位置決めベルト607R、607Lを搬送ベルト620R、620C、620L側に配置したが、位置決めベルト607R、607Lを搬送ベルト606R、606C、606L側に配置しても、本実施例と同様の効果が得られる。
このように、本実施例では、紙幣を搬送する搬送ベルトと、当該搬送ベルトによって搬送される紙幣の前端部または後端部に接触可能な位置に配置された位置決め部材を有した位置決めベルトとを具備し、上記位置決めベルトは、位置決め部材を、上記搬送ベルトの速度と異なる速度で搬送方向へ移動させる。
図7は、紙幣姿勢修正部60に紙幣が到達するタイミングと、位置決め部材が紙幣搬送面に突出するタイミングと、位置決め部材が紙幣搬送面から退避するタイミングを示すタイミングチャート図である。入出金口20から繰り出された紙幣は、M[秒]毎に紙幣姿勢修正部60に到達する。ただし、入出金口20から繰り出された紙幣は、傾いていたり、タイミングずれが発生している。この結果、紙幣姿勢修正部60に紙幣が到達するタイミングは、既定タイミングに対して最大でB[秒]早い場合や、または最大でB[秒]遅い場合がある。そのような紙幣の到達タイミングに対して、位置決め部材は、1枚目の紙幣の既定到達タイミングよりもY[秒]早いタイミングで、紙幣搬送面に突出するように動作制御されている。また、Y[秒]とB[秒]は以下の関係が成り立つ。
Y[秒]>B[秒]
Y[秒]>B[秒]
また、位置決め部材の間隔P[m]と、搬送される紙幣の間隔M[秒]と、位置決めベルト607R、607Lの移動速度V2[m/秒]は以下の関係が成り立つ構成とすることが望ましい。
M = k × P/V2 (k=1,2,3…)
M = k × P/V2 (k=1,2,3…)
この構成により、1枚目の紙幣との既定到達タイミングよりもY[秒]早いタイミングで位置決め部材が紙幣搬送面に突出するように動作制御することで、2枚目以降の紙幣に対してもY[秒]早いタイミングで位置決め部材を紙幣搬送面に突出させることができる効果がある。本実施例では、k=1とし、M = P/V2 の構成としている。
図8、図9、図10、図11、図12、図13は、図7に示した各時刻での紙幣姿勢修正部と紙幣の関係図を示した図である。
図8に示すように、1枚目の紙幣621の既定到達タイミングよりもY[秒]早いタイミングである時刻t1では、位置決めベルト607R、607Lは循環移動速度V2で移動しており、かつ位置決め部材610R、610Lが紙幣搬送面に突出した。また、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lは、循環移動速度V1で移動している。
図9に示すように、時刻t2では、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lにより搬送される紙幣621の前端面は、位置決め部材610Lに当接する。搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lの循環移動速度V1は、位置決めベルト607R、607Lの移動速度V2よりも大きいため、紙幣621の当接した前端面部分が位置決め部材610Lにより、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lに対して相対的に搬送上流側に押され、紙幣621は紙幣621の傾きが修正される方向に回転していく。
図10に示すように、時刻t3では、紙幣621の傾きが修正される方向に回転している紙幣621の前端面は、位置決め部材610Rに当接し、紙幣621の傾きは修正される。
図11に示すように、2枚目の紙幣622の既定到達タイミングよりもY[秒]早いタイミングである時刻t4では、1枚目の紙幣621は、傾きが修正された姿勢を保持したまま、搬送されている。また、2枚目の紙幣622の姿勢を修正するための位置決め部材613R、613Lが紙幣搬送面に突出している。
図12に示すように、位置決め部材610R、610Lが紙幣搬送面から退避する時刻t5では、1枚目の紙幣621は、傾きが修正された姿勢を保持したまま、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lにより下流へ搬送される。2枚目の紙幣622は、位置決め部材613R、613Lに当接することで傾きが修正される。
図13に示すように、3枚目の紙幣623の既定到達タイミングよりもY[秒]早いタイミングである時刻t6では、2枚目の紙幣622は、傾きが修正された姿勢を保持したまま、搬送されている。また、3枚目の紙幣623の姿勢を修正するための位置決め部材612R、612Lが紙幣搬送面に突出している。各位置決め部材は、P/V2 [秒]毎に紙幣搬送面から退避するため、傾きを修整された2枚目の紙幣622は、1枚目の紙幣621が下流へ搬送されたP/V2 [秒]後に下流へ搬送される。同様に、3枚目の紙幣623は、位置決め部材612R、612Lに当接することで傾きが修正され、2枚目の紙幣622が下流へ搬送されたP/V2 [秒]後に下流へ搬送される。その結果、紙幣姿勢修正部60を通過する紙幣について、紙幣の傾きや搬送タイミングを修整することができる。
また、図14のように、位置決めベルト607R、607Lは、搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lの移動速度V1よりも速い速度V3で、循環移動する構成としても良い。
すなわち、位置決め手段である位置決めベルトは、位置決め部材の搬送方向への移動速度を、紙幣の搬送方向への移動速度V1よりも速い速度V3で移動させてもよい。この構成の場合、1枚目の紙幣の既定到達タイミングよりもY[秒]遅いタイミングで、紙幣搬送面に突出するように動作制御することで、紙幣の後端面が位置決め部材に当接し、傾きや搬送タイミングを修整することができ、その時の搬送タイミングは紙幣の後端基準とする効果がある。
また、紙幣が薄くて軽い場合や折れがある場合、搬送中の風圧によって紙幣が浮遊する場合がある。本実施例では、紙幣は、移動速度V1で動作する搬送ベルト606R、606C、606L、620R、620C、620Lによって囲われているため、紙幣が浮遊した場合でも搬送面周辺の停止しているガイドなどに紙幣が接触せず、紙幣は各搬送ベルトから搬送力を与えられる。その結果、紙詰まりが発生せず、安定して紙幣の傾きや搬送タイミングを修整することができる効果がある。
また、搬送ベルトの構成を、搬送ベルト606C、620Cのみの構成、搬送ベルト606R、606L、620R、620Lのみの構成、搬送ベルト606C、620R、620C、620Lのみの構成、または606R、606L、620R、620C、620Lのみの構成としても良い。この場合、部品点数の削減が可能となる。また、削減した搬送ベルトの代わりに、低摩擦材の搬送ガイドを配置する構成としても良い。この場合、紙幣の浮遊を防ぐ効果がある。
また、入出金口20への投入状態が悪い紙幣などでは、紙幣姿勢修正部60への到達タイミングが既定到達タイミングよりもY[秒]以上早くなる場合がある。本実施例では、紙幣は位置決め部材の上部に載り、各搬送ベルトから搬送力を与えられ、位置決め部材を乗り越えて、先行紙幣の後端に当接し、その当接した状態を維持したまま搬送されるため、紙詰まりを防ぐ効果がある。
また、図15に示すように、各位置決め部材610R、610Lが、位置決めベルト607R、607Lとの接続部から搬送方向の反対側である搬送方向とは逆向きに傾斜している構成としても良い。すなわち、位置決め部材は、先端部が、無端循環部材である位置決めベルトへの位置決め部材の取り付け部から搬送方向の逆向きに傾斜している。この場合、紙幣の前端部が搬送ベルト620R、620C、620Lから浮いていたとしても、紙幣の前端部は位置決め部材と接触し、搬送ベルト620R、620C、620Lの搬送面へ誘導され、紙幣が位置決め部材を乗り越えることを防ぐ効果がある。
また、位置決めベルトを搬送ベルト620R、620C、620L側と、搬送ベルト606R、606C、606L側の両方に配置する構成としても良い。この場合、紙幣が位置決め部材を乗り越えることを防ぐ効果がある。
このように、本実施例によれば、高速処理化によって紙幣間隔が短くなった場合でも、紙幣の傾きや搬送タイミングを修正することができる。
なお、上記実施例では、紙幣類取扱装置1が自動取引装置に適用された場合について説明したが、紙葉類取扱装置1を紙幣の仕分けするために、例えば、係員が紙幣の計数操作を行うためのディスプレイやタッチパネルを備えた係員計数操作部、装置の電源を投入するための電源スイッチ部、計数対象となる紙幣をセットするための紙幣投入部(ホッパ)、振分け条件により振分けられた紙幣を集積する1または複数のポケット、これらのポケットに振分けられない紙幣を集積する1または複数のリジェクト庫、上記紙幣を識別するための識別部、上記各部位を接続して紙幣を搬送するための搬送路や紙幣の搬送経路を切り替えるフラッパを有した紙幣搬送機構、これらの各部位を制御する制御部、制御のためのプログラムやデータを記憶する記憶部、電源を共有する電源部なども内部に有したソータ(紙幣仕分け装置)にも適用することが可能である。
1 … 紙幣類取扱装置
10 … 紙幣搬送路
20 … 紙幣入出金口部
30 … 一時収納部
40 … 紙幣判別部
50、51、52、53、54、55、56、57、58、59 … 搬送方向切替手段
60 … 紙幣姿勢修正部
70 … 紙幣精査庫
71、72、73 … 紙幣収納庫
74、75 … 紙幣回収庫
10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h … 搬送路
30a、40a、70a、71a、72a、73a、74a、75a … 搬送路
101 … 自動取引装置
102 … カード・明細票処理機構
103 … 通帳処理装置
104 … 硬貨処理装置
105 … 顧客操作部
106 … 金庫筐体
107 … 係員操作部
108 … 外部インターフェース部
109 … 記憶部
110 … 本体制御部
111 … 電源部
112 … 制御部
101 … 自動取引装置
601、602、603、604、616、617… シャフト
605 … 側壁
606R、606C、606L、620R、620C、620L … 搬送ベルト
607R、607L … 位置決めベルト
608R、608C、608L、614R、614C、614L、618R、618C、618L、619R、619C、619L、609R、609L、615R、615L … プーリ
610R、611R、612R、613R、610L、611L、612L、613L … 位置決め部材
621、622、623 … 紙幣
10 … 紙幣搬送路
20 … 紙幣入出金口部
30 … 一時収納部
40 … 紙幣判別部
50、51、52、53、54、55、56、57、58、59 … 搬送方向切替手段
60 … 紙幣姿勢修正部
70 … 紙幣精査庫
71、72、73 … 紙幣収納庫
74、75 … 紙幣回収庫
10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h … 搬送路
30a、40a、70a、71a、72a、73a、74a、75a … 搬送路
101 … 自動取引装置
102 … カード・明細票処理機構
103 … 通帳処理装置
104 … 硬貨処理装置
105 … 顧客操作部
106 … 金庫筐体
107 … 係員操作部
108 … 外部インターフェース部
109 … 記憶部
110 … 本体制御部
111 … 電源部
112 … 制御部
101 … 自動取引装置
601、602、603、604、616、617… シャフト
605 … 側壁
606R、606C、606L、620R、620C、620L … 搬送ベルト
607R、607L … 位置決めベルト
608R、608C、608L、614R、614C、614L、618R、618C、618L、619R、619C、619L、609R、609L、615R、615L … プーリ
610R、611R、612R、613R、610L、611L、612L、613L … 位置決め部材
621、622、623 … 紙幣
Claims (11)
- 紙葉類を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される前記紙葉類の前端部または後端部に接触可能な位置に配置された位置決め部材を有した位置決め手段とを具備し、
前記位置決め手段は、前記位置決め部材を、前記搬送手段の速度と異なる速度で搬送方向へ移動させる、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置において、
前記搬送手段は、等速で駆動する既定の隙間を設けた一つの搬送手段対によって構成される、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置において、
前記位置決め手段は、前記位置決め部材の搬送方向への移動速度を、紙葉類の搬送方向への移動速度よりも遅い速度で移動させる、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置において、
前記位置決め手段は、前記位置決め部材の搬送方向への移動速度を、紙葉類の搬送方向への移動速度よりも速い速度で移動させる、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置において、
前記位置決め部材は、紙葉類の搬送面内において搬送方向の同じ位置で規制するように配置される第1の位置決め部材と第2の位置決め部材とにより構成され、
前記位置決め手段は、前記第1の位置決め部材と第2の位置決め部材とを、前記紙葉類の搬送方向に同じ移動速度で移動させる、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項5に記載の紙葉類取扱装置において、
前記搬送手段は、紙葉類の搬送面内において搬送方向に対して垂直に配置される第1の搬送手段と第2の搬送手段と第3の搬送手段とにより構成され、
前記第1の位置決め部材は、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段とに挟まれる位置に配置され、
前記第2の位置決め部材は、前記第2の搬送手段と前記第3の搬送手段とに挟まれる位置に配置されている、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項1に記載の紙葉類取扱装置において、
前記位置決め部材は、無端循環部材の外周に少なくとも1つ所定の間隔で設けられ、
前記位置決め手段は、前記無端循環部材を循環移動させることにより、前記位置決め部材を紙葉類の搬送方向に移動させながら前記紙葉類の前端部または後端部に接触させる、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項2に記載の紙葉類取扱装置において、
前記搬送手段対は、少なくとも紙葉類の厚みより間隔を有して搬送手段が配置され、または紙葉類の搬送力よりも小さい力で搬送手段が接触する位置に配置されている、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 請求項7の紙葉類取扱装置において、
前記位置決め部材は、先端部が、前記無端循環部材への前記位置決め部材の取り付け部から搬送方向の逆向きに傾斜している、
ことを特徴とする紙葉類取扱装置。 - 利用者から前記紙葉類の投入及び放出を行うための入出金口と、
前記利用者との間における取引の内容を表示し、前記取引のために必要な情報の入力を受け付ける顧客操作部と、
前記利用者が前記取引を行うための媒体の挿入を受け付け、前記取引の明細票を出力するカード明細票処理部と、を備え、
請求項1に記載の紙葉類取扱装置を備えたことを特徴とする自動取引装置。 - 係員が前記紙葉類の計数操作を行うための係員操作部と、
前記紙葉類をセットするための紙幣投入部と、
振分けられた前記紙葉類を集積する1または複数のポケットと、を備え、
請求項1に記載の紙葉類取扱装置を備えたことを特徴とする紙葉類仕分け装置。
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JP2018184953A JP2020057036A (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | 紙葉類取扱装置、自動取引装置、および紙葉類仕分け装置 |
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Family Applications (1)
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JP2012140222A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Glory Ltd | 紙葉類幅寄せ機構及び紙葉類幅寄せ方法 |
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-
2018
- 2018-09-28 JP JP2018184953A patent/JP2020057036A/ja active Pending
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