JPS646802Y2 - - Google Patents
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- JPS646802Y2 JPS646802Y2 JP1983075800U JP7580083U JPS646802Y2 JP S646802 Y2 JPS646802 Y2 JP S646802Y2 JP 1983075800 U JP1983075800 U JP 1983075800U JP 7580083 U JP7580083 U JP 7580083U JP S646802 Y2 JPS646802 Y2 JP S646802Y2
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
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- -1 but it is not enough Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内視鏡の体腔内挿入管の内部に配設
された送気、送水パイプ内を洗浄するための洗浄
アダプターに関する。
された送気、送水パイプ内を洗浄するための洗浄
アダプターに関する。
体腔内に観察する内視鏡においては、体腔内に
挿入される挿入管の先端に設けられた観察窓は、
粘液や汚物などにより汚れるため明瞭な視野が確
保できない。
挿入される挿入管の先端に設けられた観察窓は、
粘液や汚物などにより汚れるため明瞭な視野が確
保できない。
そこで、従来においては、観察窓の近くに送水
パイプのノズルを設け、このノズルから観察窓に
洗浄水を吹き付けて洗浄するようにしているが、
洗浄水は洗浄後、観察窓の表面に水滴として残
り、視野の妨げとなるので洗浄水を送水した後、
別の送気パイプのノズルから送気を行なつて観察
窓の表面に付いた水滴を除去するようにしてい
る。また、送気パイプは、観察時において、体腔
内挿入管の先端と体腔壁との間の距離を確保する
ために体腔内を膨らませる時の送気にも用いられ
る。
パイプのノズルを設け、このノズルから観察窓に
洗浄水を吹き付けて洗浄するようにしているが、
洗浄水は洗浄後、観察窓の表面に水滴として残
り、視野の妨げとなるので洗浄水を送水した後、
別の送気パイプのノズルから送気を行なつて観察
窓の表面に付いた水滴を除去するようにしてい
る。また、送気パイプは、観察時において、体腔
内挿入管の先端と体腔壁との間の距離を確保する
ために体腔内を膨らませる時の送気にも用いられ
る。
このように、内視鏡の体腔内挿入管の先端に
は、送水パイプ及び送気パイプのノズルが臨んで
おり、また、体腔内は上述のような送気による膨
張によつて外気に対し若干圧力が高くなつている
ので、胃液や体腔内に漏れた造影剤や汚物が、各
ノズルを通してパイプ内に浸入し、パイプ内を汚
染するおそれがある。
は、送水パイプ及び送気パイプのノズルが臨んで
おり、また、体腔内は上述のような送気による膨
張によつて外気に対し若干圧力が高くなつている
ので、胃液や体腔内に漏れた造影剤や汚物が、各
ノズルを通してパイプ内に浸入し、パイプ内を汚
染するおそれがある。
送水パイプに関しては送水することによりある
程度洗浄されるが充分ではなく、また、送気パイ
プに関しては送気だけでは充分に洗浄することが
できないので、使用後、洗浄もせずに放置してお
くと、汚物がパイプ内で乾燥し、パイプの内壁に
付着して非常に不衛生であり、こうした状態を継
続的に繰り返すとパイプ内に汚物が蓄積し、送気
流量の減少をきたしたり、パイプを閉塞してしま
つて日を置いて使用しようとした時に送気ができ
ず検査が行なえないことも起り得る。
程度洗浄されるが充分ではなく、また、送気パイ
プに関しては送気だけでは充分に洗浄することが
できないので、使用後、洗浄もせずに放置してお
くと、汚物がパイプ内で乾燥し、パイプの内壁に
付着して非常に不衛生であり、こうした状態を継
続的に繰り返すとパイプ内に汚物が蓄積し、送気
流量の減少をきたしたり、パイプを閉塞してしま
つて日を置いて使用しようとした時に送気ができ
ず検査が行なえないことも起り得る。
従つて、従来より送気、送水パイプ内に洗浄液
や消毒液を流して簡単に洗浄できる手段が強く望
まれていた。
や消毒液を流して簡単に洗浄できる手段が強く望
まれていた。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので
あり、送気、送水を選択的に行なう送気、送水操
作部に洗浄用のアダプターを取り付け、このアダ
プターを介して注射器等により消毒液や洗浄水を
パイプ内に注入し、洗浄できるようにした内視鏡
の洗浄アダプターを提供せんとするものである。
あり、送気、送水を選択的に行なう送気、送水操
作部に洗浄用のアダプターを取り付け、このアダ
プターを介して注射器等により消毒液や洗浄水を
パイプ内に注入し、洗浄できるようにした内視鏡
の洗浄アダプターを提供せんとするものである。
以下、図面に従つて本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図、第2図は、図示しない内視鏡の操作部
に設けられた送気、送水操作部の断面図であり、
第1図は、通常状態を示し、第2図は、送水を行
う場合の状態を示す。
に設けられた送気、送水操作部の断面図であり、
第1図は、通常状態を示し、第2図は、送水を行
う場合の状態を示す。
本考案に係る洗浄アダプターの説明に入る前
に、その理解を容易にすべく、まず送気、送水操
作部自体の説明を行なう。
に、その理解を容易にすべく、まず送気、送水操
作部自体の説明を行なう。
送気、送水操作部は、シリンダー部1とピスト
ン部2とから成り、シリンダー部1の開放端は、
内視鏡の操作部3に固定環4を介して螺合固定さ
れており、該シリンダー部1の胴部一側には、図
示しない周知の給気機構、給水機構と連通する給
気管5、給水管6が配管されており、該シリンダ
ー部1の胴部他側には体腔内挿入管の先端部7ま
で延設された送気パイプ8、送水パイプ9の送気
管10、送水管11が配管されている。尚、送気
パイプ8、送水パイプ9と送気管10、送水管1
1とは、一体としても構わない。ピストン部2
は、シリンダー部1に対して摺動自在に挿入され
ており、該ピストン部2の一端フランジ部と上記
固定環4に対し外方より螺じ込まれた固定筒12
とは、発条13を介して連結されており、該発条
13の付勢力により上記ピストン部2は、通常は
外方に一端フランジ部側を突出させている。
ン部2とから成り、シリンダー部1の開放端は、
内視鏡の操作部3に固定環4を介して螺合固定さ
れており、該シリンダー部1の胴部一側には、図
示しない周知の給気機構、給水機構と連通する給
気管5、給水管6が配管されており、該シリンダ
ー部1の胴部他側には体腔内挿入管の先端部7ま
で延設された送気パイプ8、送水パイプ9の送気
管10、送水管11が配管されている。尚、送気
パイプ8、送水パイプ9と送気管10、送水管1
1とは、一体としても構わない。ピストン部2
は、シリンダー部1に対して摺動自在に挿入され
ており、該ピストン部2の一端フランジ部と上記
固定環4に対し外方より螺じ込まれた固定筒12
とは、発条13を介して連結されており、該発条
13の付勢力により上記ピストン部2は、通常は
外方に一端フランジ部側を突出させている。
また、該ピストン部2の軸方向には通気路14
が貫通しており、該ピストン部2の周面中央に
は、給水用の環状溝15が、下端には給気用の環
状溝16が形成されており、ピストン部2の他端
で給気用の環状溝16の隣りには、鍔部17が形
成され、上記給気用の環状溝16を介して給気管
5と送気管10とを結ぶ空気路は、該鍔部17に
よつて絞られている。符号18はピストン部2の
周面に嵌着されたOリングであり、上記給気管
5、給水管6及び送気管10、送水管11の気
密、水密を維持するために設けられたものであ
る。
が貫通しており、該ピストン部2の周面中央に
は、給水用の環状溝15が、下端には給気用の環
状溝16が形成されており、ピストン部2の他端
で給気用の環状溝16の隣りには、鍔部17が形
成され、上記給気用の環状溝16を介して給気管
5と送気管10とを結ぶ空気路は、該鍔部17に
よつて絞られている。符号18はピストン部2の
周面に嵌着されたOリングであり、上記給気管
5、給水管6及び送気管10、送水管11の気
密、水密を維持するために設けられたものであ
る。
次に上記送気、送水操作部の操作方法について
説明すると、第1図に示すような通常状態におい
ては、給気管5によつてシリンダー部1内に送ら
れてきた空気の大部分は、ピストン部2の通気路
14を通つて外部に放出される。尚、第1図の状
態では、給気管5と送気管10とはシリンダー部
1内、給気用の環状溝16を介して連通している
が、シリンダー部1内と給気用の環状溝16との
間は上記鍔部17によつてせばめられており、ま
た送気管10に連通された送気パイプは、体腔内
挿入管の全長に亘つて配設され且つ細管であるこ
とから抵抗が大きく、以上の理由によつて給気管
5よりの空気はごく少量しか体腔内に流れ込まな
い。
説明すると、第1図に示すような通常状態におい
ては、給気管5によつてシリンダー部1内に送ら
れてきた空気の大部分は、ピストン部2の通気路
14を通つて外部に放出される。尚、第1図の状
態では、給気管5と送気管10とはシリンダー部
1内、給気用の環状溝16を介して連通している
が、シリンダー部1内と給気用の環状溝16との
間は上記鍔部17によつてせばめられており、ま
た送気管10に連通された送気パイプは、体腔内
挿入管の全長に亘つて配設され且つ細管であるこ
とから抵抗が大きく、以上の理由によつて給気管
5よりの空気はごく少量しか体腔内に流れ込まな
い。
いま、送気管10に空気を送りたい場合には、
通気路14の開放端を指で塞げば給気管5よりシ
リンダー部内に流れ込んだ空気は、通気路14を
介して外部へ逃げ出すことができなくなり給気用
の環状溝16を介して送気管10に送り込まれ
る。この時、給水管6は、ピストン部2の周壁に
よつて閉塞されているので水を流しても送水管に
は送られない。
通気路14の開放端を指で塞げば給気管5よりシ
リンダー部内に流れ込んだ空気は、通気路14を
介して外部へ逃げ出すことができなくなり給気用
の環状溝16を介して送気管10に送り込まれ
る。この時、給水管6は、ピストン部2の周壁に
よつて閉塞されているので水を流しても送水管に
は送られない。
次に、体腔内挿入管の先端7から送水を行なう
場合には、第2図に示す如く、ピストン部2の一
端を発条13に抗してシリンダー部1内に一定量
押し込んでやるとピストン部2の周面に形成され
給水用の環状溝15によつて給水管6と送水管1
1とが連通し、給水管6より送られてきた水は、
給水用の環状溝15及び送水管11を介して送水
パイプに送られ挿入管の先端7から放出される。
場合には、第2図に示す如く、ピストン部2の一
端を発条13に抗してシリンダー部1内に一定量
押し込んでやるとピストン部2の周面に形成され
給水用の環状溝15によつて給水管6と送水管1
1とが連通し、給水管6より送られてきた水は、
給水用の環状溝15及び送水管11を介して送水
パイプに送られ挿入管の先端7から放出される。
以上が内視鏡における送気、送水操作部の説明
であるが、上記説明を踏えて、次に、本考案に係
る送気、送水パイプを洗浄するためのアダプター
について言及する。
であるが、上記説明を踏えて、次に、本考案に係
る送気、送水パイプを洗浄するためのアダプター
について言及する。
第3図、第4図は、本考案に係る洗浄用アダプ
ターをピストン部2に代えてシリンダー部1に挿
入した状態の送気、送水操作部の断面図で、第3
図は送水パイプを洗浄する場合を示し、第4図は
送気パイプを洗浄する場合を示す。尚、図に示さ
れる洗浄用アダプター以外の他の機構は、上記送
気、送水操作部の説明中に示されたものと同様の
機構であるためここでは同一符号を付してその説
明は省略する。
ターをピストン部2に代えてシリンダー部1に挿
入した状態の送気、送水操作部の断面図で、第3
図は送水パイプを洗浄する場合を示し、第4図は
送気パイプを洗浄する場合を示す。尚、図に示さ
れる洗浄用アダプター以外の他の機構は、上記送
気、送水操作部の説明中に示されたものと同様の
機構であるためここでは同一符号を付してその説
明は省略する。
符号20はピストン部2と似かよつた形状の洗
浄用アダプター本体であり、該洗浄用アダプター
本体20はピストン部2を取り外してシリンダー
部1内に摺動自在に挿入されるものであり、該洗
浄用アダプター本体20の軸方向には一端を開放
せる連通路21が形成され該連通路21の他端は
直角に折れ曲がつて洗浄用アダプター本体20の
下端周面に形成された環状溝22に連通してい
る。また、連通路21の開放端は注射器23の先
端が挿入し易いようなテーパー形状となつている
が、かかる形状に限定されるものではなく、注射
器23を第6図に示す如く連結チユーブ19を介
して取り付けても構わない。
浄用アダプター本体であり、該洗浄用アダプター
本体20はピストン部2を取り外してシリンダー
部1内に摺動自在に挿入されるものであり、該洗
浄用アダプター本体20の軸方向には一端を開放
せる連通路21が形成され該連通路21の他端は
直角に折れ曲がつて洗浄用アダプター本体20の
下端周面に形成された環状溝22に連通してい
る。また、連通路21の開放端は注射器23の先
端が挿入し易いようなテーパー形状となつている
が、かかる形状に限定されるものではなく、注射
器23を第6図に示す如く連結チユーブ19を介
して取り付けても構わない。
符号24は洗浄用アダプター本体20と摺動可
能に嵌合する洗浄用アダプターの位置決め部材で
あり、該位置決め部材24の小径部外周には、ね
じが設けられ該位置決め部材24は、該ねじを介
して操作部3の固定環4と螺合する。また、該位
置決め部材24の大径部にはコイルバネ25とク
リツクボール26とから成るクリツク機構が設け
られており、該クリツクボール26が、ばね25
の付勢力によつて、洗浄用アダプター本体20の
ほぼ周面中央に形成された一方の環状クリツク溝
27に落ち込むと上記連通路21とつながつてい
る環状溝22は、第3図に示す如く送水管11と
一致し、クリツクボール26が洗浄用アダプター
本体20の一端に形成された他方の環状クリツク
溝28に落ち込むときには、第4図に示す如く上
記環状溝22は送気管10と一致し、このように
環状溝22を送水管11或は送気管10と一致さ
せた状態で、洗浄アダプター本体20の一端に取
り付けられた注射器23から消毒液、洗浄液を連
通路21内に流し込めば環状溝22及び送水管1
1或は送気管10を介して消毒液、洗浄液が送水
パイプ9或は送気パイプ8に流れ込み簡単に送
気、送水パイプ8,9の洗浄、消毒が可能とな
る。尚、符号29は、上記環状溝22から洗浄
液、、消毒液が漏れるのを防止するためのOリン
グである。
能に嵌合する洗浄用アダプターの位置決め部材で
あり、該位置決め部材24の小径部外周には、ね
じが設けられ該位置決め部材24は、該ねじを介
して操作部3の固定環4と螺合する。また、該位
置決め部材24の大径部にはコイルバネ25とク
リツクボール26とから成るクリツク機構が設け
られており、該クリツクボール26が、ばね25
の付勢力によつて、洗浄用アダプター本体20の
ほぼ周面中央に形成された一方の環状クリツク溝
27に落ち込むと上記連通路21とつながつてい
る環状溝22は、第3図に示す如く送水管11と
一致し、クリツクボール26が洗浄用アダプター
本体20の一端に形成された他方の環状クリツク
溝28に落ち込むときには、第4図に示す如く上
記環状溝22は送気管10と一致し、このように
環状溝22を送水管11或は送気管10と一致さ
せた状態で、洗浄アダプター本体20の一端に取
り付けられた注射器23から消毒液、洗浄液を連
通路21内に流し込めば環状溝22及び送水管1
1或は送気管10を介して消毒液、洗浄液が送水
パイプ9或は送気パイプ8に流れ込み簡単に送
気、送水パイプ8,9の洗浄、消毒が可能とな
る。尚、符号29は、上記環状溝22から洗浄
液、、消毒液が漏れるのを防止するためのOリン
グである。
第5図は本考案に係る洗浄アダプター20の別
実施例であり、該洗浄アダプター本体20の周面
には、該洗浄アダプター本体20をシリンダー部
1内に押し込んで停止した位置で送気管10及び
送水管11と一致する環状溝30,31が形成さ
れており、該環状溝30,31は連通路21とつ
ながつているので送気、送水パイプ10,11を
同時に洗浄することが可能となり、上記実施例に
使用された位置決め部材24は、本実施例では不
用となる。尚、符号32は水漏れ防止用のOリン
グである。
実施例であり、該洗浄アダプター本体20の周面
には、該洗浄アダプター本体20をシリンダー部
1内に押し込んで停止した位置で送気管10及び
送水管11と一致する環状溝30,31が形成さ
れており、該環状溝30,31は連通路21とつ
ながつているので送気、送水パイプ10,11を
同時に洗浄することが可能となり、上記実施例に
使用された位置決め部材24は、本実施例では不
用となる。尚、符号32は水漏れ防止用のOリン
グである。
更に、第7図a,b,cは、本考案に係る洗浄
用アダプターのもう一つの別実施例であり、第1
図、第2図に示された送気、送水用のピストン2
と洗浄アダプターとを兼用できる実施例が示され
ている。尚、この実施例においても、従前にて説
明した部材は同一の符号を付して説明を省略す
る。
用アダプターのもう一つの別実施例であり、第1
図、第2図に示された送気、送水用のピストン2
と洗浄アダプターとを兼用できる実施例が示され
ている。尚、この実施例においても、従前にて説
明した部材は同一の符号を付して説明を省略す
る。
第7図a,b,cに示される洗浄アダプター本
体33には上述したクリツク溝と同様のクリツク
溝34,35,36が3箇所設けられており、第
7図aに示す如く洗浄アダプター本体33を摺動
させて右端のクリツク溝34にクリツクボール2
6を落し込ませた状態では、洗浄用アダプター本
体33の周面に形成された環状溝37を介して給
気管5と送気管10とが連通すると共に該環状溝
37は洗浄用アダプターの軸方向に貫通する連通
路38とも連通しているので給気管5より送られ
てきた空気の大部分は、連通路38を通つて外部
に放出される。
体33には上述したクリツク溝と同様のクリツク
溝34,35,36が3箇所設けられており、第
7図aに示す如く洗浄アダプター本体33を摺動
させて右端のクリツク溝34にクリツクボール2
6を落し込ませた状態では、洗浄用アダプター本
体33の周面に形成された環状溝37を介して給
気管5と送気管10とが連通すると共に該環状溝
37は洗浄用アダプターの軸方向に貫通する連通
路38とも連通しているので給気管5より送られ
てきた空気の大部分は、連通路38を通つて外部
に放出される。
従つて、給気管5より送られてきた空気の大部
分を送気管10に送るためには連通路38の開放
端を指等で押さえる必要がある。
分を送気管10に送るためには連通路38の開放
端を指等で押さえる必要がある。
第7図bは中央のクリツク溝35にクリツクボ
ール26が落ち込んだ状態を示すものであり、か
かる状態では、洗浄アダプター本体33の周面に
形成されたもう一つの環状溝39を介して給水管
6と送水管11とが連通し送水パイプ9を介して
送水が可能となると共にこの状態で連通路38の
開放端に注射器23を差し込んで洗浄液や消毒液
を流し込めば該洗浄液や消毒液は連通路38、環
状溝37を通つて送気管10に送り込まれ送気パ
イプ8内の洗浄が可能となる。
ール26が落ち込んだ状態を示すものであり、か
かる状態では、洗浄アダプター本体33の周面に
形成されたもう一つの環状溝39を介して給水管
6と送水管11とが連通し送水パイプ9を介して
送水が可能となると共にこの状態で連通路38の
開放端に注射器23を差し込んで洗浄液や消毒液
を流し込めば該洗浄液や消毒液は連通路38、環
状溝37を通つて送気管10に送り込まれ送気パ
イプ8内の洗浄が可能となる。
第7図cは、左端のクリツク溝36にクリツク
ボール26が落ち込んだ状態を示すものであり、
この状態においては、給気管5と送気管10及び
給水管6と送水管11との連通は断れているが連
通路38と送水管11とは環状溝37を介して連
通しているので連通路38の開放端に注射器23
を差し込んだ洗浄液や消毒液を流し込めば送水パ
イプ9の洗浄、消毒が可能となる。尚、符号40
は水漏れ防止用のOリングである。
ボール26が落ち込んだ状態を示すものであり、
この状態においては、給気管5と送気管10及び
給水管6と送水管11との連通は断れているが連
通路38と送水管11とは環状溝37を介して連
通しているので連通路38の開放端に注射器23
を差し込んだ洗浄液や消毒液を流し込めば送水パ
イプ9の洗浄、消毒が可能となる。尚、符号40
は水漏れ防止用のOリングである。
本考案は、以上のように構成される所から送
気、送水操作部のシリンダー部に洗浄アダプター
を所定の量だけ押し込むことによつて、洗浄アダ
プターの連通路と送気パイプ或は送水パイプが環
状溝を介して連通するので、連通路の開放端より
洗浄液や消毒液を流し込めば送気パイプや送水パ
イプ内に浸入した体液や汚物等による汚染が簡単
に洗浄でき汚染物の残留による感染の防止や送
気、、送水パイプ内の汚物の蓄積によるパイプの
詰り等を簡単に防ぐことができるなどその実用性
は極めて大きい。
気、送水操作部のシリンダー部に洗浄アダプター
を所定の量だけ押し込むことによつて、洗浄アダ
プターの連通路と送気パイプ或は送水パイプが環
状溝を介して連通するので、連通路の開放端より
洗浄液や消毒液を流し込めば送気パイプや送水パ
イプ内に浸入した体液や汚物等による汚染が簡単
に洗浄でき汚染物の残留による感染の防止や送
気、、送水パイプ内の汚物の蓄積によるパイプの
詰り等を簡単に防ぐことができるなどその実用性
は極めて大きい。
第1図、第2図は内視鏡の操作部に設けられた
送気、送水操作部の断面図、第3図、第4図は本
考案に係る洗浄アダプターをピストン部に代えて
シリンダー部に挿入した送気、送水操作部の断面
図、第5図は別実施例を示す送気、送水操作部の
断面図、第6図は洗浄アダプターに連結チユーブ
を介して注射器を取り付けた状態を示す送気、送
水操作部の断面図、第7図a,b,cは更に別の
実施例を示す送気、送水操作部の断面図である。 1……シリンダー部、2……ピストン部、3…
…操作部、5……給気管、6……給水管、8……
送気パイプ、9……送水パイプ、10……送気
管、11……送水管、20……洗浄アダプター本
体、21,38……連通路、22,30,31,
37,39……環状溝、23……注射器。
送気、送水操作部の断面図、第3図、第4図は本
考案に係る洗浄アダプターをピストン部に代えて
シリンダー部に挿入した送気、送水操作部の断面
図、第5図は別実施例を示す送気、送水操作部の
断面図、第6図は洗浄アダプターに連結チユーブ
を介して注射器を取り付けた状態を示す送気、送
水操作部の断面図、第7図a,b,cは更に別の
実施例を示す送気、送水操作部の断面図である。 1……シリンダー部、2……ピストン部、3…
…操作部、5……給気管、6……給水管、8……
送気パイプ、9……送水パイプ、10……送気
管、11……送水管、20……洗浄アダプター本
体、21,38……連通路、22,30,31,
37,39……環状溝、23……注射器。
Claims (1)
- 操作部に固定されたシリンダー部と、該シリン
ダー部に摺動自在に嵌挿し且つ取り外し可能なピ
ストン部とから成り、該ピストン部のシリンダー
部に対する押し込み量によつて体腔内への送気、
送水を選択的に切換える送気、送水操作部を備え
た内視鏡の上記シリンダー部に、摺動自在に嵌
挿、可能な洗浄アダプターであつて、該アダプタ
ーが、上記シリンダー部に摺動自在に嵌挿し、且
つ取外し可能な本体と、該本体の軸方向に形成さ
れ、一端に開放端を有する連通路と、上記本体の
周面に形成され且つ上記本体のシリンダー部に対
する押し込み量によつて上記連通路と送気管及
び、又は送水管とを連通させる環状溝とから成
り、上記連通路の開放端から注射器等によつて洗
浄液等を送気パイプ及び送水パイプに選択的又は
同時に流し込み可能としたことを特徴とする送気
パイプ及び送水パイプの洗浄アダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7580083U JPS59182304U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における送気,送水パイプの洗浄アダプタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7580083U JPS59182304U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における送気,送水パイプの洗浄アダプタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182304U JPS59182304U (ja) | 1984-12-05 |
JPS646802Y2 true JPS646802Y2 (ja) | 1989-02-22 |
Family
ID=30205860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7580083U Granted JPS59182304U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における送気,送水パイプの洗浄アダプタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182304U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4661190B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-03-30 | 富士フイルム株式会社 | 洗浄アダプタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103621A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-28 | Olympus Optical Co | Endoscope |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP7580083U patent/JPS59182304U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103621A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-28 | Olympus Optical Co | Endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59182304U (ja) | 1984-12-05 |
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