JPS6355927B2 - - Google Patents
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- JPS6355927B2 JPS6355927B2 JP57137045A JP13704582A JPS6355927B2 JP S6355927 B2 JPS6355927 B2 JP S6355927B2 JP 57137045 A JP57137045 A JP 57137045A JP 13704582 A JP13704582 A JP 13704582A JP S6355927 B2 JPS6355927 B2 JP S6355927B2
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- piston
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- nozzle
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、観察窓面を空気払拭する送気ノズル
を具えた内視鏡において、同窓面の洗滌と体腔内
被検部の洗滌とを個別にもまた同時にも行なえる
ようにした送気送水切換装置に関する。
を具えた内視鏡において、同窓面の洗滌と体腔内
被検部の洗滌とを個別にもまた同時にも行なえる
ようにした送気送水切換装置に関する。
内視鏡によつて胃、大腸等の消化器官内を観察
する場合には、内視鏡の送気装置によつて該器官
に送気し該器官を膨張させて内視鏡の対物レンズ
と該器官内被検部との間に観察に必要な距離を確
保している。これにより該対物レンズの窓に該器
官内の体液等が付着することは少ないが、内視鏡
の挿入時に、その先端部は、対物レンズ窓を含め
て、体腔内の粘膜面を擦るようにして挿入されて
いくので、該対物レンズ窓には上記体液等が付着
し、観察の妨げとなる。その為、付着した体液等
を洗滌除去し、対物レンズ窓の視界を確保する目
的で、内視鏡には送水装置が設けられている。こ
の送水装置は上記の目的の為に設けられたものな
ので、そのノズルは対物レンズ窓に向けて取付け
られている。従つて、被検部が出血液で覆われて
いたり汚物等が付着している場合には、それらの
被検部上の障害物を前記送水装置によつて除去す
ることは出来なかつた。
する場合には、内視鏡の送気装置によつて該器官
に送気し該器官を膨張させて内視鏡の対物レンズ
と該器官内被検部との間に観察に必要な距離を確
保している。これにより該対物レンズの窓に該器
官内の体液等が付着することは少ないが、内視鏡
の挿入時に、その先端部は、対物レンズ窓を含め
て、体腔内の粘膜面を擦るようにして挿入されて
いくので、該対物レンズ窓には上記体液等が付着
し、観察の妨げとなる。その為、付着した体液等
を洗滌除去し、対物レンズ窓の視界を確保する目
的で、内視鏡には送水装置が設けられている。こ
の送水装置は上記の目的の為に設けられたものな
ので、そのノズルは対物レンズ窓に向けて取付け
られている。従つて、被検部が出血液で覆われて
いたり汚物等が付着している場合には、それらの
被検部上の障害物を前記送水装置によつて除去す
ることは出来なかつた。
本発明は、この問題を解決する為になされたも
のであり、被検部洗滌用のノズルとチヤンネルと
を従来の送水装置に併設し、各々の送水系統に
夫々送水作動部を設け、観察を中断することなく
各々の送水系統へ個別または同時送水し、観察視
野を確保したまま被検部を洗滌することができる
ようにした内視鏡の送気送水切換装置を提供する
ものである。
のであり、被検部洗滌用のノズルとチヤンネルと
を従来の送水装置に併設し、各々の送水系統に
夫々送水作動部を設け、観察を中断することなく
各々の送水系統へ個別または同時送水し、観察視
野を確保したまま被検部を洗滌することができる
ようにした内視鏡の送気送水切換装置を提供する
ものである。
以下、添付図面に示す望ましい実施例に従い、
本発明を詳述する。
本発明を詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図で
ある。図中、Aは挿入管部、Bは操作部、Cは接
眼部である。内視鏡による体腔内観察時には、挿
入管部Aの先端部1に設けた対物レンズ窓2を透
して被検部の像を対物レンズ3が観察用光学繊維
束4の端面に結像し、該像を挿入管部Aに収納し
た光学繊維束4が伝送し接眼部Cによつて拡大し
観察する。先端部1は、その他に被検部である体
腔内器官内壁と対物レンズ3との間に観察に必要
な空間を確保する為に該器官を膨張させる空気を
噴出し同時に対物レンズ窓2に付着した汚物等を
吹飛ばす為の空気払拭用のノズル5、対物レンズ
窓2を洗滌する為の第一の送水ノズル6、被検部
を洗滌する為の第二の送水ノズル7等を備えてい
る。各ノズル5,6,7には挿入管部Aに収納し
た送水チユーブ8、第一の送水チユーブ9、第二
の送水チユーブ10の一端を各々接続し、各チユ
ーブ8,9,10の他端は後述するピストンバル
ブから成る送水作動部11,12に接続してあ
る。
ある。図中、Aは挿入管部、Bは操作部、Cは接
眼部である。内視鏡による体腔内観察時には、挿
入管部Aの先端部1に設けた対物レンズ窓2を透
して被検部の像を対物レンズ3が観察用光学繊維
束4の端面に結像し、該像を挿入管部Aに収納し
た光学繊維束4が伝送し接眼部Cによつて拡大し
観察する。先端部1は、その他に被検部である体
腔内器官内壁と対物レンズ3との間に観察に必要
な空間を確保する為に該器官を膨張させる空気を
噴出し同時に対物レンズ窓2に付着した汚物等を
吹飛ばす為の空気払拭用のノズル5、対物レンズ
窓2を洗滌する為の第一の送水ノズル6、被検部
を洗滌する為の第二の送水ノズル7等を備えてい
る。各ノズル5,6,7には挿入管部Aに収納し
た送水チユーブ8、第一の送水チユーブ9、第二
の送水チユーブ10の一端を各々接続し、各チユ
ーブ8,9,10の他端は後述するピストンバル
ブから成る送水作動部11,12に接続してあ
る。
送水作動部11,12を構成するシリンダには
送気管13と、送水管14から分岐した送水チユ
ーブ15,16とを接続してある。送気管13及
び送水管14は、密閉式のタンク17に接続し、
ポンプ18によつて、タンク17内の空気は送気
管13から、タンク17内の水はポンプ18によ
つて加圧されたタンク内の空気によつて送水管1
4から送り出される。
送気管13と、送水管14から分岐した送水チユ
ーブ15,16とを接続してある。送気管13及
び送水管14は、密閉式のタンク17に接続し、
ポンプ18によつて、タンク17内の空気は送気
管13から、タンク17内の水はポンプ18によ
つて加圧されたタンク内の空気によつて送水管1
4から送り出される。
送水作動部11,12は一種のピストンバルブ
となつており、第一の送水作動部11のシリンダ
19には送気チユーブ8と第一の送水チユーブ9
と送水チユーブ15と第二の送水作動部12へ通
じる連通チユーブ20とを接続してある。第一の
送水作動部11のピストン21は、シリンダ19
に嵌挿し、ばね22によつて操作部Bから外方へ
付勢する。ピストン21には連通部として、その
軸線上に貫通孔23を穿設し、またその外周上に
巾広の周回溝24を穿設し、ピストン21の位置
変化によつて送水チユーブ9と15とを連通させ
たり、送気チユーブ8と連通チユーブ20とを連
通させるピストン21がシリンダ19に嵌挿され
ており、このピストン21とシリンダ19との間
の気密性を高める為に適宜の位置にOリングを嵌
装してある。
となつており、第一の送水作動部11のシリンダ
19には送気チユーブ8と第一の送水チユーブ9
と送水チユーブ15と第二の送水作動部12へ通
じる連通チユーブ20とを接続してある。第一の
送水作動部11のピストン21は、シリンダ19
に嵌挿し、ばね22によつて操作部Bから外方へ
付勢する。ピストン21には連通部として、その
軸線上に貫通孔23を穿設し、またその外周上に
巾広の周回溝24を穿設し、ピストン21の位置
変化によつて送水チユーブ9と15とを連通させ
たり、送気チユーブ8と連通チユーブ20とを連
通させるピストン21がシリンダ19に嵌挿され
ており、このピストン21とシリンダ19との間
の気密性を高める為に適宜の位置にOリングを嵌
装してある。
送水作動部12も、送水作動部11と略同様の
構成であり、第二の送水作動部12のシリンダ2
5には第二の送水チユーブ10とタンク17に連
らなる送水チユーブ16とを接続するとともに、
送気管13と第一の送水作動部11に連らなる連
通チユーブ20とを接続するようにしてある。ピ
ストン26は、貫通孔がないことを除けばピスト
ン21と同様であり周回溝27を備え、常時ばね
28によつてピストン21が外方へ付勢されるよ
うにしてある。
構成であり、第二の送水作動部12のシリンダ2
5には第二の送水チユーブ10とタンク17に連
らなる送水チユーブ16とを接続するとともに、
送気管13と第一の送水作動部11に連らなる連
通チユーブ20とを接続するようにしてある。ピ
ストン26は、貫通孔がないことを除けばピスト
ン21と同様であり周回溝27を備え、常時ばね
28によつてピストン21が外方へ付勢されるよ
うにしてある。
また、送気チユーブ8には、ノズル5からシリ
ンダ19へ向けての気体の逆流を防止する為の逆
止弁29を取付けてある。
ンダ19へ向けての気体の逆流を防止する為の逆
止弁29を取付けてある。
上記構成を有する送気送水切換装置では、第1
図に示すようにピストン21,26の何れをも押
込まない状態では、送水チユーブ15,16がピ
ストン21,26によつて閉塞、遮断されている
為に、ポンプ18から送られた空気だけが送気管
13、シリンダ25、連通チユーブ20、シリン
ダ19及び貫通孔23を通つて外部へと放出され
る。この時、逆止弁29の抵抗が小さければ、微
量ではあるが送気ノズル5からも空気が流出する
ことになるが、逆止弁29としてある程度の抵抗
を有するものを用いれば、送気ノズル5からの不
必要な空気の流出を防止することができる。この
状態で貫通孔23の外部開口を指で塞げば、シリ
ンダ19に流入した空気は、逆止弁29を押し開
き送気チユーブ8を通つて送気ノズル5から噴出
する。
図に示すようにピストン21,26の何れをも押
込まない状態では、送水チユーブ15,16がピ
ストン21,26によつて閉塞、遮断されている
為に、ポンプ18から送られた空気だけが送気管
13、シリンダ25、連通チユーブ20、シリン
ダ19及び貫通孔23を通つて外部へと放出され
る。この時、逆止弁29の抵抗が小さければ、微
量ではあるが送気ノズル5からも空気が流出する
ことになるが、逆止弁29としてある程度の抵抗
を有するものを用いれば、送気ノズル5からの不
必要な空気の流出を防止することができる。この
状態で貫通孔23の外部開口を指で塞げば、シリ
ンダ19に流入した空気は、逆止弁29を押し開
き送気チユーブ8を通つて送気ノズル5から噴出
する。
第2図に示すように、指で貫通孔23を塞いだ
ままピストン21をシリンダ19内に押込んだ状
態では、ピストン21によつて送気チユーブ8が
塞がれ、周回溝24によつて送水チユーブ15と
送水チユーブ9とが連通するので、ポンプ18に
よつて加圧送水された水は、送水管14、送水チ
ユーブ15、周回溝24及び送水チユーブ9を通
つて送水ノズル6から対物レンズ窓2へ向けて噴
出する。
ままピストン21をシリンダ19内に押込んだ状
態では、ピストン21によつて送気チユーブ8が
塞がれ、周回溝24によつて送水チユーブ15と
送水チユーブ9とが連通するので、ポンプ18に
よつて加圧送水された水は、送水管14、送水チ
ユーブ15、周回溝24及び送水チユーブ9を通
つて送水ノズル6から対物レンズ窓2へ向けて噴
出する。
同様にして、第3図に示すようにピストン26
をシリンダ25内へ押込んだ状態では、ピストン
26によつて連通チユーブ20が塞がれ、周回溝
27によつて送水チユーブ16と送水チユーブ1
0とが連通し、水は送水管14、送水チユーブ1
6、周回溝27、送水チユーブ10を通つて送水
ノズル7から対物レンズ2の軸線に沿つて被検部
へ噴出する。
をシリンダ25内へ押込んだ状態では、ピストン
26によつて連通チユーブ20が塞がれ、周回溝
27によつて送水チユーブ16と送水チユーブ1
0とが連通し、水は送水管14、送水チユーブ1
6、周回溝27、送水チユーブ10を通つて送水
ノズル7から対物レンズ2の軸線に沿つて被検部
へ噴出する。
本実施例においては貫通孔23をピストン21
に設けたが、操作部Bを保持した状態で扱い易け
れば、ピストン26に貫通孔を設けても本発明は
実施可能である。
に設けたが、操作部Bを保持した状態で扱い易け
れば、ピストン26に貫通孔を設けても本発明は
実施可能である。
本発明の他の実施例を第4図に示す。前述した
実施例と本実施例との相違は、送水作動部11に
おいては、ピストン21を二重にし、その内側の
ピストンに嵌合する凹所をシリンダ19(第4図
では、符号34)に設けたことであり、送水作動
部12においては、送水チユーブ16の他に送水
ノズル10への注入管38をシリンダに接続した
ことである。
実施例と本実施例との相違は、送水作動部11に
おいては、ピストン21を二重にし、その内側の
ピストンに嵌合する凹所をシリンダ19(第4図
では、符号34)に設けたことであり、送水作動
部12においては、送水チユーブ16の他に送水
ノズル10への注入管38をシリンダに接続した
ことである。
送水作動部11のピストンは、外側のピストン
30と内側のピストン31とからなり、外側のピ
ストン30は前述した実施例のものと略同じであ
るが貫通孔23に替えてより大径の孔を穿ち、こ
れを内側のピストン31のシリンダとしてある。
内側のピストン31にはその軸線上に貫通孔23
を穿ち、ばね32によつて操作部Bから外方へ付
勢してある。また、ピストン31の外部露出部分
に孔33を穿ち外部と貫通孔23とを連通してあ
る。シリンダ34も前述の実施例のものと略同一
であるが、シリンダ34の底部(第4図上では上
部)にピストン31を押込んだ際にピストン31
と嵌合する凹部35を設けてある。この構成によ
れば、ピストン31を押込まない状態では、シリ
ンダ34に流入した空気は貫通孔23を通り孔3
3から流出し、ピストン31を押込んだ状態では
ピストン31の先端部が凹部35に嵌入し、貫通
孔23への空気の流出を阻止するので空気は送気
チユーブ8へと流出する。この為、内視鏡の操作
中に誤まつて貫通孔23の外部開口を指等で塞い
でも、不必要な送気が行なわれる心配がなく、送
気操作の際には、ピストン31を押込むものであ
るから、指で該開口23を塞ぐ場合よりも操作を
確実に行ない得る。ばね32はばね22よりも弱
くしてあるので、ピストン31を軽く押せば、ピ
ストン31のみが押込まれて送気状態となり、そ
こから更に強く押込めば、ピストン30も押込ま
れて送水チユーブ9への送水状態となる。
30と内側のピストン31とからなり、外側のピ
ストン30は前述した実施例のものと略同じであ
るが貫通孔23に替えてより大径の孔を穿ち、こ
れを内側のピストン31のシリンダとしてある。
内側のピストン31にはその軸線上に貫通孔23
を穿ち、ばね32によつて操作部Bから外方へ付
勢してある。また、ピストン31の外部露出部分
に孔33を穿ち外部と貫通孔23とを連通してあ
る。シリンダ34も前述の実施例のものと略同一
であるが、シリンダ34の底部(第4図上では上
部)にピストン31を押込んだ際にピストン31
と嵌合する凹部35を設けてある。この構成によ
れば、ピストン31を押込まない状態では、シリ
ンダ34に流入した空気は貫通孔23を通り孔3
3から流出し、ピストン31を押込んだ状態では
ピストン31の先端部が凹部35に嵌入し、貫通
孔23への空気の流出を阻止するので空気は送気
チユーブ8へと流出する。この為、内視鏡の操作
中に誤まつて貫通孔23の外部開口を指等で塞い
でも、不必要な送気が行なわれる心配がなく、送
気操作の際には、ピストン31を押込むものであ
るから、指で該開口23を塞ぐ場合よりも操作を
確実に行ない得る。ばね32はばね22よりも弱
くしてあるので、ピストン31を軽く押せば、ピ
ストン31のみが押込まれて送気状態となり、そ
こから更に強く押込めば、ピストン30も押込ま
れて送水チユーブ9への送水状態となる。
送水作動部12において前述した実施例と異な
るのは、先ず操作部Bの本体に注射器の先端部と
接続可能な注入開口36を設け、注入開口36と
シリンダ37とを注入管38によつて連通し、注
入管には注入開口36への逆流を防止する逆止弁
39を設けたことである。ピストン40は前述し
た実施例のピストン26と略同一であるが、ピス
トン40を押込まない状態で、送水チユーブ10
と注入管38とを連通させる周回溝41を設けた
点が異なつている。この構成によつて、ピストン
40を押込まない状態で洗滌用の水を収納した注
射器を注入開口に接続し、該注射器の操作によつ
て被検部への送水を行なうことがことが出来る。
この方法は、洗滌の際に特に強い圧力を必要とす
る場合或いは圧力を微妙に変化させたい場合等に
有効である。送水ノズル7からの流出速度を大き
くしたい時には、第5図に示すように先端部の内
径を細くしたノズルを用いてもよい。
るのは、先ず操作部Bの本体に注射器の先端部と
接続可能な注入開口36を設け、注入開口36と
シリンダ37とを注入管38によつて連通し、注
入管には注入開口36への逆流を防止する逆止弁
39を設けたことである。ピストン40は前述し
た実施例のピストン26と略同一であるが、ピス
トン40を押込まない状態で、送水チユーブ10
と注入管38とを連通させる周回溝41を設けた
点が異なつている。この構成によつて、ピストン
40を押込まない状態で洗滌用の水を収納した注
射器を注入開口に接続し、該注射器の操作によつ
て被検部への送水を行なうことがことが出来る。
この方法は、洗滌の際に特に強い圧力を必要とす
る場合或いは圧力を微妙に変化させたい場合等に
有効である。送水ノズル7からの流出速度を大き
くしたい時には、第5図に示すように先端部の内
径を細くしたノズルを用いてもよい。
本発明における連通部としては、既述した周回
溝及び貫通孔の他に、ピストンを横断する連通孔
或いはピストン外周の全周にではなく部分的に設
ける連通溝等、ピストンの位置に応じて各チユー
ブを適宜連通させるものであれば、様々な変化例
が採用可能である。
溝及び貫通孔の他に、ピストンを横断する連通孔
或いはピストン外周の全周にではなく部分的に設
ける連通溝等、ピストンの位置に応じて各チユー
ブを適宜連通させるものであれば、様々な変化例
が採用可能である。
本発明に係る送気送水切換装置によれば、対物
レンズ窓に向けた送水ノズルの送水系統の他に、
対物レンズの軸線に沿つて設けた即ち被検部への
噴出が可能な送水ノズルの送水系統を設け、各々
の系統に送水作動部を設けたので、被検部が出血
液等で覆われても容易に該出血液などを洗滌除去
することが可能である。しかも夫々の送水系統が
互いに独立している為に、他の状態から何れかの
送水状態への操作をピストンを押込むだけの一動
作で誤りなく行なうことができ、加えて被検部の
洗滌と対物レンズ窓の洗滌とを同時に行なうこと
も可能である。
レンズ窓に向けた送水ノズルの送水系統の他に、
対物レンズの軸線に沿つて設けた即ち被検部への
噴出が可能な送水ノズルの送水系統を設け、各々
の系統に送水作動部を設けたので、被検部が出血
液等で覆われても容易に該出血液などを洗滌除去
することが可能である。しかも夫々の送水系統が
互いに独立している為に、他の状態から何れかの
送水状態への操作をピストンを押込むだけの一動
作で誤りなく行なうことができ、加えて被検部の
洗滌と対物レンズ窓の洗滌とを同時に行なうこと
も可能である。
また、内視鏡の操作部を片手で保持したままの
状態で、簡単に送水作動部を操作出来るので、送
水の為に観察を中断する必要もなく、洗滌中も被
検部を観察することが出来る。
状態で、簡単に送水作動部を操作出来るので、送
水の為に観察を中断する必要もなく、洗滌中も被
検部を観察することが出来る。
殊に、対物レンズ窓の洗滌の為の送水操作に続
いてその窓面を空気払拭する為に送気する場合、
送気チユーブと送水チユーブとを共用していない
ので、送気ノズルから残存水分が水滴となつて断
続的に窓面に飛び散り、観察視野の妨げとなるよ
うなことはない。また同窓面の清拭の為には、同
一ピストンを用いて2段操作を加えるか、別ピス
トンによつて送気し、窓の曇りを簡単に除去でき
るという利点がある。
いてその窓面を空気払拭する為に送気する場合、
送気チユーブと送水チユーブとを共用していない
ので、送気ノズルから残存水分が水滴となつて断
続的に窓面に飛び散り、観察視野の妨げとなるよ
うなことはない。また同窓面の清拭の為には、同
一ピストンを用いて2段操作を加えるか、別ピス
トンによつて送気し、窓の曇りを簡単に除去でき
るという利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、
第2図は同実施例の送水状態における送水作動部
11を示す縦断側面図、第3図は同実施例の送水
状態における送水作動部12を示す縦断側面図、
第4図は本発明の他の実施例を示す縦断側面図、
第5図は送水用接続ノズルを示す縦断側面図であ
る。 1……先端部、6,7……送水ノズル、9,1
0,15,16……送水チユーブ、11,12…
…送水作動部、14……送水管、19,25,3
4,37……シリンダ、21,26,30,3
1,40……ピストン、23……貫通孔、24,
27,41……周回溝、33……孔。
第2図は同実施例の送水状態における送水作動部
11を示す縦断側面図、第3図は同実施例の送水
状態における送水作動部12を示す縦断側面図、
第4図は本発明の他の実施例を示す縦断側面図、
第5図は送水用接続ノズルを示す縦断側面図であ
る。 1……先端部、6,7……送水ノズル、9,1
0,15,16……送水チユーブ、11,12…
…送水作動部、14……送水管、19,25,3
4,37……シリンダ、21,26,30,3
1,40……ピストン、23……貫通孔、24,
27,41……周回溝、33……孔。
Claims (1)
- 1 観察用の対物レンズ窓を空気払拭するための
送気ノズルを具えた内視鏡先端部に、該対物レン
ズ窓を洗滌するための第一の送水ノズルと、被検
部を洗滌するための第二の送水ノズルとを取付
け、これら二つの送水ノズルに洗滌水を送る各別
2系統の送水チユーブに対し送気、送水を切換え
るピストンバルブを各別に設け、それらのシリン
ダを連通する連通チユーブにより、各シリンダを
介して前記送気ノズルに連らなる送気チユーブと
送気管とを接続し、各シリンダに接続する上記送
気、送水チユーブの連通、遮断をピストンの位置
変化によつて行なわせ、前記ピストンバルブから
成る送水作動部を前記送水チユーブの各系統に
各々設けて各個別の送水と両者同時の送水とを行
なわせることを特徴とする内視鏡の送気送水切換
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57137045A JPS5928939A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 内視鏡の送気送水切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57137045A JPS5928939A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 内視鏡の送気送水切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928939A JPS5928939A (ja) | 1984-02-15 |
JPS6355927B2 true JPS6355927B2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=15189575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57137045A Granted JPS5928939A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 内視鏡の送気送水切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928939A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2590317B2 (ja) * | 1986-05-21 | 1997-03-12 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
US8915842B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-12-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789840A (en) * | 1980-11-25 | 1982-06-04 | Olympus Optical Co | Water sending apparatus for endoscope |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP57137045A patent/JPS5928939A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5789840A (en) * | 1980-11-25 | 1982-06-04 | Olympus Optical Co | Water sending apparatus for endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5928939A (ja) | 1984-02-15 |
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