JPH05103752A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH05103752A
JPH05103752A JP3267909A JP26790991A JPH05103752A JP H05103752 A JPH05103752 A JP H05103752A JP 3267909 A JP3267909 A JP 3267909A JP 26790991 A JP26790991 A JP 26790991A JP H05103752 A JPH05103752 A JP H05103752A
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JP
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cleaning
endoscope
channel
cleaning channel
opening
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JP3267909A
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Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Ryoji Masubuchi
良司 増渕
Akio Nakada
明雄 中田
Nobuhiko Washitsuka
信彦 鷲塚
Yasuhiko Omagari
泰彦 大曲
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00137End pieces at either end of the endoscope, e.g. caps, seals or forceps plugs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚物等が洗浄用ノズル内に侵入することを有
効に防止するとともに、洗浄用チャンネル内に侵入する
ことを有効に防止して、清潔性のより向上した内視鏡を
提供する。 【構成】 内視鏡1に設けられた洗浄用チャンネル23
の先端側内部に、伸縮自在で、この洗浄用チャンネル2
3の開口部18を、開口、閉塞可能なバルーン25を周
設し、さらに、上記洗浄用チャンネル23と平行に、光
源装置側に設けられた送気・送水手段と連通された2つ
の細径の送気・送水ルーメン26を設け、この送気・送
水ルーメン26を、上記バルーン25と連通させる。そ
して、上記洗浄用チャンネル23を使用しないときは、
上記バルーン25を膨脹させて、この洗浄用チャンネル
23を閉塞できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察窓等を洗浄するた
めの洗浄用チャンネルを備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内等に挿入することにより、体腔内
の深部等を観察したり、必要に応じて処置具を用いるこ
とにより、治療処置等も行うことのできる内視鏡が医療
分野において広く用いられるようになった。
【0003】また、工業分野においても、ジェットエン
ジン内部あるいはプラント内部等の検査に内視鏡が広く
用いられる。
【0004】例えば、図8に示すように、従来の医療用
内視鏡の先端側は、医療用内視鏡の挿入部の先端部52
には、観察窓53が形成され、この観察窓53には対物
レンズ系54が取り付けられ、この対物レンズ系54の
焦点面に配置したイメージガイド55の先端面に光学像
を結ぶよう構成されている。
【0005】上記観察窓53に隣接して送気・送水チャ
ンネル56が形成されており、この送気・送水チャンネ
ル56の先端には洗浄用のノズル57が取り付けられて
いる。このノズル57の先端は屈曲されて、観察窓53
に取り付けられる対物レンズ系54の外表面に向くよう
に配設され、このノズル57から噴出される洗浄水など
により、体液などで汚れた対物レンズ系54(観察窓5
3)の外表面を洗浄できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のようにノズルが屈曲しているので、内視鏡を使用
すると、このノズル内に汚物等が溜まり易く、使用後の
消毒液などによる消毒処理でも完全に除去、滅菌するこ
とが困難になり、この消毒処理が完全でないと、雑菌の
繁殖源となる恐れがあった。
【0007】また、洗浄用ノズルと連通している送気・
送水チャンネルも、管路が長いため、管路内を滅菌する
のは困難であり、この管路内の消毒処理が完全でない
と、やはり、雑菌の繁殖源となる恐れがある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、汚物等が洗浄用ノズル内に侵入することを有効に防
止するとともに、洗浄用チャンネル内に侵入することを
有効に防止して、清潔性のより向上した内視鏡を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による内視鏡は、内視鏡先端部に設けた観察窓を
洗浄可能な洗浄用チャンネルを有し、この洗浄用チャン
ネルの先端に、チャンネル開口部を開閉自在に封止する
開口封止手段を備えたものである。
【0010】
【作 用】上記構成において、内視鏡先端部に設けた観
察窓を洗浄する場合には、開口封止手段により、洗浄用
チャンネルの先端のチャンネル開口部を開いた状態とし
て、洗浄用流体を上記観察窓に噴射する。
【0011】また、洗浄をしない場合には、上記開口封
止手段により、上記洗浄用チャンネルの先端のチャンネ
ル開口部を閉じて封止された状態とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】{第一実施例}図1および図2は本発明の
第一実施例を示し、図1は内視鏡先端側の構造説明図、
図2は内視鏡全体の説明図である。
【0014】図2において、符号1は、例えば、胸腔観
察用の内視鏡を示し、この内視鏡1は観察手段を内蔵
し、体腔内などに挿入できるように細長で可撓性を有す
る挿入部2と、この挿入部2の後端に連設された太幅の
操作部3と、この操作部3の後端に形成された接眼部4
と、前記操作部3の側部から延出されたライトガイドケ
ーブル5とからなり、このライトガイドケーブル5の端
部はコネクタ(図示せず)を介し、図示しない光源装置
と着脱自在に接続されている。
【0015】上記挿入部2は先端側から硬質の先端部7
と、弯曲自在の弯曲部8と、可撓性の可撓管部9とから
なり、前記操作部3に設けた弯曲ノブ11を操作するこ
とにより、上記弯曲部8を弯曲操作可能になっている。
【0016】また、上記ライトガイドケーブル5のコネ
クタを光源装置に接続することにより、光源装置内の図
示しないランプの白色光が、図示しないライトガイドの
端面に照射され、このライトガイドにより伝送された照
明光は、上記先端部7側の端面が取り付けられた照明窓
12から前方に出射され、図示しない被検体を照明す
る。
【0017】上記照明光により照明された被検体は、先
端部7の観察窓13の後方に設けられた対物レンズ系2
0によって、その焦点面に固定されたイメージガイド2
1の一方の端面に光学像が結ばれる。このイメージガイ
ド21によって前記接眼部4側の他方の端面に光学像が
伝送される。この他方の端面に対向して図示しない接眼
レンズが配置され、この接眼レンズを経て、肉眼にて拡
大観察することができる。
【0018】また、上記挿入部2の先端部7には鉗子口
14が設けられており、この鉗子口14は、上記挿入部
2内の図示しない鉗子チャンネル等を介し、前記操作部
3の側部に設けられた図示しない鉗子チャンネル口と接
続され、各種処置具の挿通が可能になっている。
【0019】さらに、上記内視鏡1には、洗浄用チャン
ネル23が設けられており、この洗浄用チャンネル23
は、前記操作部3の挿入口17から上記挿入部2内を経
て上記先端部7の末端の開口部18に至る。この洗浄用
チャンネル23は上記挿入部2内ではフレキシブルなチ
ューブで形成され、このチューブの先端は、上記先端部
7の透孔に固定された口金(図示せず)に固着されてい
る。
【0020】また、上記洗浄用チャンネル23の先端側
内部には、伸縮自在で、この洗浄用チャンネル23の開
口部18を、開口、閉塞可能な開口封止手段としてのバ
ルーン25が周設されている。さらに、上記洗浄用チャ
ンネル23と平行に、光源装置側に設けられた図示しな
い送気・送水手段と連通された2つの細径の送気・送水
ルーメン26が設けられており、この送気・送水ルーメ
ン26は、上記バルーン25と連通されている。
【0021】上記洗浄用チャンネル23は、洗浄用カテ
ーテル装置22を挿通して、前記観察窓13の外表面、
つまり前記対物レンズ系20の外表面を洗浄する洗浄手
段として使用可能になっている。
【0022】この洗浄用カテーテル装置22は、上記洗
浄用チャンネル23内を挿通可能で可撓性を有するチュ
ーブよりなる細長で中空の洗浄用カテーテル22bと、
この洗浄用カテーテル22bの先端側に一体的に形成さ
れ、この洗浄用カテーテル22bとともに上記洗浄用チ
ャンネル23内を挿通可能であり、上記挿入部2の先端
部7から露呈された状態で前記観察窓13へ指向すべく
屈曲されたノズル部22aとから構成され、上記洗浄用
カテーテル22bの後端側(操作部3側)の開口端部に
は、洗浄用送気・送水口24が設けられている。
【0023】また、この洗浄用送気・送水口24は、図
示しない光源装置の送気・送水口金と着脱自在に接続可
能で、光源装置側に設けられた送気・送水手段から供給
される液体あるいは気体等の流体を、上記洗浄用カテー
テル22bの先端側およびノズル部22aに導入可能と
なっている。
【0024】次に、上記構成による作用について説明す
る。
【0025】まず、内視鏡1による観察で、洗浄を行な
わない場合、すなわち、洗浄用チャンネル23を使用し
ない場合には、図示しない光源装置側に設けられた送気
・送水手段から送気・送水ルーメン26に液体あるいは
気体等の流体を流し、上記洗浄用チャンネル23の開口
部18に周設されているバルーン25を膨脹させ、この
洗浄用チャンネル23の開口部18を閉塞した状態とす
る。
【0026】そして、内視鏡先端部7の観察窓13に汚
物等が付着して、この観察窓13を洗浄する場合には、
上記送気・送水手段により、上記送気・送水ルーメン2
6を介して液体あるいは気体等の流体を吸引し、上記バ
ルーン25を伸縮させる。
【0027】すると、上記洗浄用チャンネル23の開口
部18が開口された状態となり、この開口した洗浄用チ
ャンネル23内に、洗浄用カテーテル装置22の洗浄用
カテーテル22bおよびノズル部22aを、内視鏡操作
部3側面の挿入口17から挿通して、上記ノズル部22
aを上記先端部7から露呈させ、上記観察窓13に指向
させる。
【0028】次いで、送気・送水手段から、上記洗浄用
カテーテル装置22内に液体あるいは気体等の流体を送
り込み、上記ノズル部22aから上記観察窓13に流体
を噴射して、上記観察窓13に付着した汚物等を除去す
る。
【0029】このように、洗浄用チャンネルは使用され
るときのみ開口されるようにしたため、洗浄用チャンネ
ル内を清潔に保つことができる。
【0030】また、洗浄用カテーテル装置のノズル部を
内視鏡先端部より露出して使用している場合において
も、バルーンにより、洗浄用カテーテルと洗浄用チャン
ネルとの間の隙間を封止することができ、洗浄用チャン
ネル内への汚物等の逆流を防止することが可能である。
【0031】さらに、ディスポ式の洗浄用カテーテルと
組み合わせて使用することにより、より清潔で衛生的な
洗浄機能を得ることができる。
【0032】尚、本実施例では、バルーンを洗浄用チャ
ンネル内に周設して、2つの細径の送気・送水ルーメン
により、上記バルーンを伸縮させるようにしているが、
バルーンは洗浄用チャンネルを開口、封止できるもので
あれば、特に周設する必要はなく、また、送気・送水ル
ーメンも2つに限ることなく1つ、あるいは、3つ以上
設けて、バルーンを伸縮させるようにしてもよい。
【0033】{第二実施例}図3は本発明の第二実施例
による内視鏡先端側の構造説明図である。
【0034】尚、この第二実施例は、洗浄用カテーテル
を用いることなく、洗浄ノズルを内視鏡先端部に設け、
さらに、洗浄用チャンネルの形状もテーパー形状とした
部分が前記第一実施例とは異なる。
【0035】すなわち、図3に示すように、内視鏡31
内に設けられた洗浄用チャンネル32は、内視鏡先端部
33内部で、先端に向けて小径になるようにテーパー面
32aが形成されており、このテーパー面32aの先端
に、中空の洗浄ノズル34が観察窓13の外表面に指向
して設けられている。
【0036】また、上記洗浄用チャンネル32のテーパ
ー面32aの中途部には、伸縮自在で、この洗浄用チャ
ンネル32を、開口、閉塞可能な開口封止手段としての
バルーン35が周設されている。さらに、上記洗浄用チ
ャンネル32と平行に、図示しない光源装置側に設けら
れた送気・送水手段と連通された2つの細径の送気・送
水ルーメン26が設けられ、この送気・送水ルーメン2
6は、上記バルーン35と連通されている。
【0037】このような構成とすることにより、洗浄用
チャンネル32を使用しない場合には、図示しない光源
装置側に設けられた送気・送水手段から送気・送水ルー
メン26に液体あるいは気体等の流体を流し、上記洗浄
用チャンネル32のテーパー面32aの中途部に周設さ
れているバルーン35を膨脹させ、この洗浄用チャンネ
ル32を閉塞した状態とする。
【0038】また、内視鏡先端部33の観察窓13に汚
物等が付着して、この観察窓13を洗浄する場合には、
上記送気・送水手段により、上記送気・送水ルーメン2
6を介して液体あるいは気体等の流体を吸引し、上記バ
ルーン35を伸縮させる。
【0039】そして、送気・送水手段から、上記洗浄用
チャンネル32内に液体あるいは気体等の流体を送り込
み、洗浄ノズル34から上記観察窓13に流体を噴射し
て、上記観察窓13に付着した汚物等を除去する。
【0040】ここで、上記洗浄用チャンネル32には、
先端に向けて小径になるようにテーパー面32aが形成
されているので、上記洗浄ノズル34に流速の速い流体
を送り込むことができ、上記観察窓13を効果的に洗浄
することができる。
【0041】また、洗浄ノズルをディスポ式にすること
により、より清潔で衛生的な洗浄機能を得ることができ
る。
【0042】尚、この第二実施例も前記第一実施例と同
様、バルーンは洗浄用チャンネルを開口、封止できるも
のであれば、特に周設する必要はなく、また、送気・送
水ルーメンも2つに限ることなく1つ、あるいは、3つ
以上設けて、バルーンを伸縮させるようにしてもよい。
【0043】他の構成、作用は、前記第一実施例と同様
であるので説明は省略する。
【0044】{第三実施例}図4および図5は本発明の
第三実施例を示し、図4は内視鏡先端説明図、図5は本
実施例による内視鏡の変形例説明図である。
【0045】尚、この第三実施例は、バルーンおよび送
気・送水ルーメンを用いることなく、内側からの流体圧
力により開口・閉塞自在な洗浄用チャンネルの開口封止
手段としてのゴム弁を設けことが前記第一実施例とは異
なる。
【0046】すなわち、図4に示すように、内視鏡先端
部41の先端に臨まされている洗浄用チャンネル42の
先端に、複数のスリット状のゴム弁43を配設する。こ
のゴム弁43は逆止弁となっており、上記内視鏡先端部
41外側から圧力がかかっても開口しないように配設さ
れ、上記洗浄用チャンネル42内部の流体圧力によっ
て、開口されるようになっている。また、上記洗浄用チ
ャンネル42内部の流体圧力によって開口された状態で
は、観察窓13に指向する一種のノズル形状となる。
【0047】このように洗浄用チャンネルの開口封止手
段を構成することにより、特に、バルーンおよび送気・
送水ルーメン等の機構を設けることなく、洗浄用チャン
ネル内に液体あるいは気体等の流体を送ることにより、
観察窓の洗浄が可能になるとともに、洗浄用チャンネル
内への汚物等の逆流を防止することも可能となる。
【0048】また、図5に示すように、内視鏡先端部4
1の先端に臨まされている洗浄用チャンネル42の先端
に、2枚のゴムスリット弁44を配設したものでもよ
い。
【0049】この場合でも、上記ゴムスリット弁44
は、前記ゴム弁43と同様、上記内視鏡先端部41外側
から圧力がかかっても開口しないように配設され、上記
洗浄用チャンネル42内部の流体圧力によって開口され
るようになっている。また、上記洗浄用チャンネル42
内部の流体圧力によって開口された状態では、観察窓1
3方向に流体が指向され、この観察窓13の洗浄が可能
になっている。
【0050】尚、他の構成、作用は、前記第一実施例と
同様であるので説明は省略する。
【0051】{第四実施例}図6は本発明の第四実施例
による内視鏡先端側の構造説明図である。
【0052】尚、この第四実施例は前記第三実施例にお
ける開口封止手段としてのゴム弁に替えて、軟性樹脂性
の開閉自在な開閉弁を配設したものである。
【0053】すなわち、図6に示すように、内視鏡先端
部61の先端に、洗浄用チャンネル42の開口部42a
を閉塞するように、軟性樹脂材料よりなる開閉弁62が
配設されており、この開閉弁62の一部が、上記内視鏡
先端部61に固定され、この固定部分を支点として、上
記洗浄用チャンネル42の開口部42aを開口・閉塞自
在になっている。
【0054】また、上記開閉弁62は、上記開口部42
aを閉じる方向に、常時、付勢されており、上記内視鏡
先端部61外側から圧力が加えられた場合には、内視鏡
先端部61に掛止されて、上記洗浄用チャンネル42の
閉塞状態を保ち、また、上記洗浄用チャンネル42内部
から流体圧力が加えられた場合には、この洗浄用チャン
ネル42を開口するとともに、上記流体を、観察窓13
方向に噴射可能になっている。
【0055】このように軟性樹脂性の開閉自在な開閉弁
を用いることにより、簡単かつ確実に、流体を観察窓方
向に噴射することが可能となる。
【0056】尚、他の構成、作用は、前記第一実施例と
同様であるので説明は省略する。
【0057】{第五実施例}図7は本発明の第五実施例
による内視鏡先端側の構造説明図である。
【0058】尚、この第五実施例は、前記第四実施例に
おける開閉弁の洗浄用チャンネル閉塞のための付勢力
を、コイルスプリングにより得るとともに、開閉弁を洗
浄用チャンネル内に収納可能にしている点が、前記第四
実施例とは異なる。
【0059】すなわち、図7に示すように、内視鏡先端
部71内部で洗浄用チャンネル42先端側には、拡径さ
れた開閉弁収納室72が形成されており、この開閉弁収
納室72内に、前後方向にスライド自在で、観察窓13
方向に屈曲された開閉弁73と、この開閉弁73を、常
時、上記洗浄用チャンネル42が閉塞される方向に付勢
するコイルスプリング74とが配設されている。尚、こ
のコイルスプリング74による付勢力は、上記洗浄用チ
ャンネル42からの流体圧力よりも小さく設定されてい
る。
【0060】このため、洗浄時に洗浄用チャンネル42
から流体が送り込まれた場合、この流体圧力により、開
閉弁73がコイルスプリング74による付勢力に抗して
前方にスライド移動させられ、上記洗浄用チャンネル4
2が開口する。そして、流体は、開閉弁73により観察
窓13方向に流路を指向させられ、この観察窓13の洗
浄を行なう。
【0061】また、洗浄用チャンネル42を使用しない
場合には、上記開閉弁73は、上記コイルスプリング7
4による付勢力によって、洗浄用チャンネル42先端側
の開閉弁収納室72に収納された状態となる。
【0062】このように、開閉弁を洗浄用チャンネルに
収納できるので、内視鏡先端部に突起部が形成されない
ため、汚物等の付着を確実に防止することが可能とな
る。
【0063】尚、他の構成、作用は、前記第一実施例と
同様であるので説明は省略する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡先端部に設けた観察窓を洗浄可能な洗浄用チャンネ
ルを有し、この洗浄用チャンネルの先端に、チャンネル
開口部を開閉自在に封止する開口封止手段を備えたの
で、汚物等が洗浄用ノズル内に侵入することを有効に防
止するとともに、洗浄用チャンネル内に侵入することを
有効に防止して、清潔性をより向上させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による内視鏡先端側の構造
説明図
【図2】本発明の第一実施例による内視鏡全体の説明図
【図3】本発明の第二実施例による内視鏡先端側の構造
説明図
【図4】本発明の第三実施例による内視鏡先端説明図
【図5】本発明の第三実施例による内視鏡の変形例説明
【図6】本発明の第四実施例による内視鏡先端側の構造
説明図
【図7】本発明の第五実施例による内視鏡先端側の構造
説明図
【図8】従来技術による内視鏡先端側の構造説明図
【符号の説明】
1 内視鏡 7 先端部 13 観察窓 18 チャンネル開口部 23 洗浄用チャンネル 25 バルーン 26 送気・送水ルーメン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲塚 信彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大曲 泰彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡先端部に設けた観察窓を洗浄可能
    な洗浄用チャンネルを有し、この洗浄用チャンネルの先
    端に、チャンネル開口部を開閉自在に封止する開口封止
    手段を備えたことを特徴とする内視鏡。
JP3267909A 1991-10-16 1991-10-16 内視鏡 Withdrawn JPH05103752A (ja)

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JP3267909A JPH05103752A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 内視鏡

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JP3267909A JPH05103752A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 内視鏡

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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