JP2980233B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2980233B2
JP2980233B2 JP8089546A JP8954696A JP2980233B2 JP 2980233 B2 JP2980233 B2 JP 2980233B2 JP 8089546 A JP8089546 A JP 8089546A JP 8954696 A JP8954696 A JP 8954696A JP 2980233 B2 JP2980233 B2 JP 2980233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡本体内の送水
管路が操作部に連結されたユニバーサルコードの先端部
のコネクタ部まで延設された内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡には例えば特開昭63−
35226号公報に示されるように内視鏡本体内に送気
管路、送水管路や、吸引管路等の流体管路が配設されて
いる。この場合、内視鏡本体には体内に挿入される挿入
部と、この挿入部の基端部に連結された操作部とが設け
られている。
【0003】さらに、操作部にはユニバーサルコードの
基端部が連結されている。このユニバーサルコードの先
端部には光源装置との接続用のコネクタ部が連結されて
いる。
【0004】また、流体管路は挿入部の先端から操作部
およびユニバーサルコードの内部を介してコネクタ部ま
で配設されている。そして、挿入部の先端には送気送水
管路の先端開口部および吸引口がそれぞれ形成され、コ
ネクタ部には送気口金、送水口金や、吸引口金が配設さ
れている。さらに、操作部には送気管路および送水管路
の中途部に介設された送気送水切換え弁や、吸引管路の
中途部に介設された吸引切換え弁等が配設されている。
【0005】ここで、操作部の送気送水切換え弁とコネ
クタ部の送気口金および送水口金との間には上流側の送
気管路および送水管路、また挿入部の先端の送気送水管
路の先端開口部と送気送水切換え弁との間には下流側の
送気管路および送水管路がそれぞれ配設されている。さ
らに、操作部の吸引切換え弁とコネクタ部の吸引口金と
の間には吸引源側(下流側)の吸引管路、また挿入部の
先端の吸引口と送気送水切換え弁との間には上流側の吸
引管路がそれぞれ配設されている。そして、送気送水切
換え弁の切換え操作にともない上流側の送気管路と下流
側の送気管路との間、および上流側の送水管路と下流側
の送水管路との間の接続状態がそれぞれ切換え操作され
るとともに、吸引切換え弁の切換え操作にともない上流
側の吸引管路と下流側の吸引管路との間の接続状態がそ
れぞれ切換え操作されるようになっている。これによ
り、挿入部の先端の送気送水管路の先端開口部からの送
気送水操作および吸引口からの吸引操作が適宜制御され
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
本体の操作部や、コネクタ部の内部空間は狭いので、操
作部の送気送水切換え弁の送気送水シリンダとコネクタ
部の送気口金、送水口金との間に配設された上流側の送
気管路や、送水管路の各配管接続部では管路が比較的鋭
利な角度で屈曲され、各口金の開口部から直角に曲って
いたり、滑らかに連結されていない場合が多い。そのた
め、従来構成の内視鏡にあってはコネクタ部の送気口金
や、送水口金の各開口部から掃除用ブラシを送気管路
や、送水管路の内部に挿入することが難しい問題があ
る。例えば、コネクタ部の送気口金や、送水口金の各開
口部から掃除用ブラシを各管路の内部に挿入する途中で
ブラシがひっかかって掃除用ブラシをそれ以上挿入する
ことも抜去することもできなくなるおそれがある。その
ため、コネクタ部の送気口金や、送水口金の各開口部か
ら掃除用ブラシを送気管路や、送水管路の内部に挿入し
てブラッシングによる洗浄作業を行うことは困難であっ
た。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、コネクタ部から流体管路に向けて洗浄
ブラシを簡単に挿入してコネクタ部から流体管路内をブ
ラッシングすることができ、ブラシによる洗浄作業性を
容易化し、コネクタ部から流体管路の内部を洗浄する洗
浄性を高めることができる内視鏡を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は挿入部
の基端部に操作部が連結され、この操作部に基端部が連
結されたユニバーサルコードの先端部に光源装置との接
続用コネクタ部が連結されるとともに、上記コネクタ部
に流体管路の開口が設けられた内視鏡において、上記流
体管路と上記開口とを接続する接続部を設け、この接続
部を上記コネクタ部内における流体管路の長軸に対して
垂直な部分を作ることなく滑らかな曲線形状に形成する
ことで、洗滌ブラシを上記開口から上記接続部を介して
上記流体管路に向けて挿入可能としたことを特徴とする
内視鏡である。そして、本請求項1の発明ではコネクタ
部に設けられた開口と流体管路とをコネクタ部内におけ
る流体管路の長軸に対して垂直な部分を作ることなく滑
らかな曲線形状に形成した接続部を介して接続すること
により、コネクタ部の開口から流体管路に向けて洗浄ブ
ラシを簡単に挿入することができ、コネクタ部から流体
管路内をブラッシングしてブラシによる洗浄作業を容易
化するようにしたものである。
【0009】また、請求項2の発明は上記流体管路は、
上記開口を介して送水タンクのチューブと着脱自在に連
通することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡であ
る。そして、本請求項2の発明ではコネクタ部の開口
介して送水タンクのチューブと流体管路とを着脱自在に
連通することにより、コネクタ部の開口から流体管路へ
の送水機能を簡単に付加できるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は内視鏡1全
体の概略構成を示すものである。この内視鏡1には挿入
部2、操作部3、ユニバーサルコード4がそれぞれ設け
られている。この場合、挿入部2の基端部に操作部3が
連結され、この操作部3にユニバーサルコード4の基端
部が連結されている。
【0011】ユニバーサルコード4の先端には図示しな
い光源装置に接続されるコネクタ部9が設けられてい
る。そして、このコネクタ部9を光源装置に接続するこ
とにより、この光源装置内の光源から内視鏡1内に配設
されたライトガイドの入射端面に照明光が供給される。
このライトガイドはファイババンドルで構成されてお
り、光源装置から入射端面に供給された照明光を伝送
し、挿入部2の先端構成部の先端面に固着された図示し
ない出射端面から前方の被写体側に照明光を出射するよ
うになっている。
【0012】さらに、挿入部2の先端に配設された先端
構成部本体の先端面の略中央部位には観察窓8が水密状
態で取付けられている。この観察窓8の周囲にはライト
ガイドの出射端面、上流側吸引管路17aの開口部(吸
引口)および噴射ノズル7がそれぞれ配設されている。
【0013】また、挿入部2内には送気を行うための下
流側送気管路5a、送水を行うための下流側送水管路6
a、吸引を行うための上流側吸引管路17aがそれぞれ
配設されている。
【0014】これらの下流側送水管路6a及び下流側送
気管路5aの先端側は挿入部2の先端部付近で合流して
一本の共通の送気送水管路が形成されている。この送気
送水管路の先端は送気送水ノズル7に連結されている。
そして、この送気送水ノズル7を経て送気、あるいは送
水された気体あるいは(洗浄水等の)液体を観察窓8の
外表面に吹き付けることができるようにしてある。
【0015】また、上流側吸引管路17aの基端部側は
操作部3から延出されたユニバーサルコード4内に配設
された下流側吸引管路17b側に操作部3に設けられた
吸引切換え弁21を介して連結されている。
【0016】さらに、下流側送気管路5aおよび下流側
送水管路6aの後端側は同様にユニバーサルコード4内
に配設された上流側送気管路5bおよび上流側送水管路
6b側に操作部3に設けられた送気送水切換え弁22を
介してそれぞれ連結されている。
【0017】また、内視鏡1の操作部3における挿入部
2との連結部側には手持ち用の把持部71が設けられて
いる。この手持ち用の把持部71には下流側送水管路6
aの途中に送気または送水をするための補助注入装置6
1が設けられている。
【0018】さらに、操作部3には吸引切換え弁21の
吸引ボタン29と、送気送水切換え弁22の送気送水ボ
タン44と、挿入部2の先端を上下方向に湾曲操作する
図示しない第1の操作ノブと、挿入部2の先端を左右方
向に湾曲操作する図示しない第2の操作ノブおよび接眼
部72等が取り付けられている。
【0019】また、操作部3の吸引切換え弁21には図
示しない吸引シリンダが設けられている。この吸引シリ
ンダには吸引ボタンユニット30が装着されている。こ
の吸引ボタンユニット30には吸引シリンダ内に摺動自
在に装着された吸引ピストンと、このピストンの頭部に
設けられた吸引ボタン29と、リターンスプリング等の
構成部品が設けられている。さらに、吸引シリンダには
上流側吸引管路17aの基端部と下流側吸引管路17b
の先端部とがそれぞれ連結されている。そして、吸引切
換え弁21の吸引ボタン29を操作することによって、
上流側吸引管路17aと下流側吸引管路17bとの間を
連通させた連通状態と、両者間の連通を遮断した連通遮
断状態とに切換えて吸引の切り換を行うことができるよ
うになっている。
【0020】また、送気送水切換え弁22には図示しな
い送気送水シリンダが設けられている。この送気送水シ
リンダ送気送水ボタンユニット45が装着されている。
この送気送水ボタンユニット45には送気送水シリンダ
内に摺動自在に装着された送気送水ピストンと、このピ
ストンの頭部に設けられた送気送水ボタン44と、リタ
ーンスプリング等の構成部品が設けられている。さら
に、送気送水シリンダには下流側送気管路5aおよび下
流側送水管路6aの各後端側と、上流側送気管路5bお
よび上流側送水管路6bの各先端部とがそれぞれ連結さ
れている。そして、この送気送水切換え弁22の送気送
水ボタン44を操作することによって、下流側送気管路
5aと上流側送気管路5bとの間を連通させた送気動作
状態と、下流側送水管路6aと上流側送水管路6bとの
間を連通させた送水動作状態とを切換えられるようにし
てある。
【0021】また、補助注入装置61には下流側送水管
路6aの下流側部分6a1 と、下流側送水管路6aの上
流側部分6a2 とがそれぞれ接続されている。さらに、
この補助注入装置61には主管路である下流側送水管路
6a側からの流体の逆流を防止する図示しない逆止弁が
内蔵されている。
【0022】そして、補助注入装置61による下流側送
水管路6aへの流体の注入作業時には送液を行うシリン
ジ等の注入手段の図示しない注入用チューブが補助注入
装置61に連結された状態で、注入手段より流体の送液
を行うと、その注入圧で補助注入装置61内の逆止弁の
例えばゴム製の弁体のスリットを押し広げることによ
り、この逆止弁が開操作され、下流側送水管路6aに流
体が注入されるようになっている。
【0023】また、上流側吸引管路17aの中途部には
Y字状の管路接続具を介して鉗子導入口金19の一端が
連結されている。この鉗子導入口金19の他端は操作部
3の把持部71に突設された処置具導入口体に連結され
ている。
【0024】さらに、鉗子導入口金19の開口端部には
弾性材料からなる鉗子栓20が着脱可能に連結されてい
る。そして、上流側吸引管路17aにおけるY字状管路
接続具の上流側部分と鉗子導入口金19とによって処置
具挿通チャンネル18が形成されている。
【0025】さらに、ユニバーサルコード4の先端のコ
ネクタ部9には送気口金10、送気送水口金11および
吸引口金12がそれぞれ突設されている。送気送水口金
11には送水口13aおよび第1,第2の送気口13
b,13cが設けられている。この場合、送気送水口金
11の第2の送気口13cは送気口金10に連通されて
いる。
【0026】また、送気送水口金11の送水口13aお
よび第1の送気口13bはそれぞれ上流側送水管路6
b、上流側送気管路5bに滑らかな曲線形状の接続部を
介して接続されている。そして、送気送水口金11には
外部の送水タンク14側の連結具14aが着脱可能に連
結されている。
【0027】なお、コネクタ部9には図1に示す送気送
水口金11に代えて図2および図3に示すように送水タ
ンク14側の連結具14aを着脱可能に連結する連結凹
部(ブラシ挿入口部)11aを形成し、この連結凹部1
1aに送水タンク14側の連結具14aを嵌合させるこ
とにより、コネクタ部9と送水タンク14側の連結具1
4aとを連結する構成にしてもよい。この場合、連結凹
部11aの内壁面には送水口13aおよび第1,第2の
送気口13b,13cの各開口部がそれぞれ形成されて
いる。
【0028】さらに、連結凹部11aの開口端部には連
結具14aを係脱可能に係合する係合凹部101 、連結具
14aの外周面にはこの係合凹部101 と対応する形状の
係合凸部102 がそれぞれ形成されている。そして、コネ
クタ部9の連結凹部11aに連結具14aを連結させた
状態で、連結具14aの係合凸部102 とコネクタ部9の
係合凹部101 との間の係合部によって抜け止め効果を得
るようにしている。
【0029】また、連結具14aには送気送水口金11
(または連結凹部11a)の送水口13aと対向する位
置に送水口103aが形成され、送気送水口金11(または
連結凹部11a)の第1,第2の送気口13b,13c
と対向する位置に連通溝103bがそれぞれ形成されてい
る。そして、この連結具14aの送水口103aに送水チュ
ーブ16の上端部、連通溝103bに送気チューブ15の上
端部がそれぞれ連結されている。
【0030】これらの送気チューブ15、送水チューブ
16の各下端部は送水タンク14側に連結されている。
この場合、送水チューブ16の下端部は送水タンク14
の内底部近傍部位まで延出されており、送水タンク14
内の洗浄水中に浸漬されている。さらに、送気チューブ
15の下端部は送水タンク14内の上部に固定されてい
る。そして、コネクタ部9の送気送水口金11、或いは
連結凹部11aに連結具14aが接続され、送気チュー
ブ15を経て送水タンク14内に空気が供給されること
により、送水タンク14内の空気が加圧されるようにな
っている。
【0031】また、下流側吸引管17bの後端は吸引口
金12に接続されている。この吸引口金12には図示し
ない吸引ポンプ、吸引ビンに連通する吸引チューブが接
続されている。
【0032】そして、コネクタ部9を光源装置に接続す
ることにより、コネクタ部9から突設された細管状の送
気口金10は光源装置内の図示しない送気ポンプと接続
され、この送気ポンプから供給される空気をこの送気口
金10を経て送気送水口金11の第2の送気口13c側
へと導くようになっている。
【0033】そこで、この構成によれば、次の効果が得
られる。すなわち、図3(A),(B)に示すようにコ
ネクタ部9の管路の分岐部(第1,第2の送気口13
b,13c)を内視鏡1の外の連結具14a側に設ける
ことができるので、洗浄性の悪い分岐部を内視鏡1内に
設ける必要がない。そして、コネクタ部9の連結凹部1
1aから連結具14aを取り外すことにより、図3
(A)に示すようにコネクタ部9の連結凹部11aから
コネクタ部9の送水口13aおよび第1,第2の送気口
13b,13c内に向けて洗浄ブラシ104 を簡単に挿入
することができる。そのため、コネクタ部9の連結凹部
11aから送水口13aおよび第1,第2の送気口13
b,13c内を洗浄ブラシ104 によるブラッシングによ
って簡単に洗浄することができるので、コネクタ部9の
送水口13aおよび第1,第2の送気口13b,13c
内の洗浄作業を容易化し、コネクタ部9の送水口13a
および第1,第2の送気口13b,13c内の洗浄作業
性を高めることができる。
【0034】さらに、図3(B)に示すようにコネクタ
部9の送気送水口金11(または連結凹部11a)から
連結具14aを取り外すことにより、第1,第2の送気
口13b,13cの分岐部である連結具14a側の連通
溝103bも外表面側に露出させることができるので、この
部分にブラシ104 を挿入して洗浄する洗浄作業の洗浄性
も良い。また、第1,第2の送気口13b,13cの分
岐部である連通溝103bを送水タンク14側に設けること
により、誤って送水タンク14を倒した場合でも送気管
路内に洗浄水が混入することを防止することができる。
【0035】さらに、送気送水口金11の送水口13a
および第1の送気口13bはそれぞれ上流側送水管路6
b、上流側送気管路5bに滑らかな曲線形状の接続部を
介して接続されている。しかも各管路が個々に開口して
いるので、ブラシ104を挿入する作業も可能となる。
さらに、連結凹部11aの場合では、その送水口13a
および第1の送気口13bはそれぞれ上流側送水管路6
b、上流側送気管路5bにコネクタ部内における上流側
送水管路6b、上流側送気管路5bの長軸に対して垂直
な部分を作ることなく滑らかな曲線形状に形成したそれ
ぞれの接続部を介して接続されているので、ブラシ10
4を挿入する作業もより容易となる。さらに、コネクタ
部9の連結凹部11aに送水タンク14の連結具14a
を着脱自在に取り付けることにより、コネクタ部9の連
結凹部11aからコネクタ部9の送水口13aへの送水
機能を簡単に付加できる。
【0036】また、図4は本発明の第2の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態の連
結具14a内に連通溝103bを設ける代わりに図4に示す
ように連結具14a内に送気口13cと送気チューブ1
5との間を連結する連結通路103cを形成するとともに、
送気口13bと第2の送気チューブ15aとの間を連結
する連結通路103dを設け、この第2の送気チューブ15
aを図示しない送気ポンプに連結する構成にしたもので
ある。この場合には2ポンプ方式の送気送水が可能とな
るので、高圧送気、噴霧送水等の機能が連結具14aを
交換する作業のみで簡単に付加可能となる。
【0037】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、ブラシ挿入口部は必ずしも図
2の連結凹部11aのように凹部状になっている必要は
なく、図1のように平滑面に形成されていてもよく、開
口部に洗浄ブラシ104 がスムーズに挿入できればよい。
さらに、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
【0038】次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下
記の通り付記する。 記 (付記項1) 挿入部先端から操作部を介してコネクタ
まで流体管路を配置した内視鏡において、上記コネクタ
に流体管路に向けて洗浄ブラシを挿入する挿入口部を備
えたことを特徴とする内視鏡。
【0039】(付記項2) 付記項1において、上記挿
入口部に、送水タンクの連結具が着脱自在に取り付けら
れることを特徴とする内視鏡。 (付記項3) 送気ポンプからの空気をコネクタ部の送
気口金から操作部の送気送水シリンダに着脱自在に装着
した送気送水切換え弁を経由して、内視鏡の挿入部先端
に開口する送気管路内に送れるようにした内視鏡におい
て、少なくとも上記コネクタ部から上記送気送水シリン
ダまでの上記送気管路内に掃除用ブラシを挿入できるよ
うにしたことを特徴とする内視鏡。
【0040】(付記項4) 挿入部と操作部とコネクタ
部を有し、コネクタ部から挿入部先端まで連通する送気
管路と送水管路を有する内視鏡において、少なくとも上
記コネクタ部から上記操作部までの間の送気管路又は及
び送水管路内に掃除用ブラシを挿入できるようにしたこ
とを特徴とする内視鏡。
【0041】(付記項5) 上記3及び4の内視鏡にお
いて、掃除用ブラシをコネクタ部側から操作部側に向け
て挿入できるようにしたことを特徴とする内視鏡。 (付記項6) 送気ポンプからの空気をコネクタ部の送
気口金から操作部の送気送水シリンダに着脱自在に装着
した送気送水切換え弁を経由して、内視鏡の挿入部先端
に開口する送気管路内に送れるようにするとともに、少
なくとも上記コネクタ部から上記送気送水シリンダまで
の上記送気管路内に掃除用ブラシを挿入できるようにし
た内視鏡本体と、少なくとも上記コネクタ部から上記送
気送水シリンダまでの上記送気管路内に挿入される掃除
用ブラシとを具備したことを特徴とする内視鏡装置。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば流体管路と開口とを接続
する接続部を設け、この接続部をコネクタ部内における
流体管路の長軸に対して垂直な部分を作ることなく滑ら
かな曲線形状に形成することで、洗滌ブラシを開口から
接続部を介して流体管路に向けて挿入可能としたので、
コネクタ部から流体管路に向けて洗滌ブラシを簡単に挿
入してコネクタ部から流体管路内をブラッシングするこ
とができ、ブラシによる洗浄作業性を容易化し、コネク
タ部から流体管路の内部を洗浄する洗浄性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態の内視鏡全体の
概略構成図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡のコネクタ部の連
結凹部(ブラシ挿入口部)と送水タンク側の連結具との
連結状態を示す縦断面図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡のコネクタ部の連
結凹部(ブラシ挿入口部)と送水タンク側の連結具との
連結解除状態を示すもので、(A)はコネクタ部の連結
凹部(ブラシ挿入口部)を示す縦断面図、(B)は送水
タンク側の縦断面図。
【図4】 この発明の第2の実施の形態の内視鏡の要部
構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
2 挿入部 3 操作部 4 ユニバーサルコード 5b 上流側送気管路(流体管路) 6b 上流側送水管路(流体管路) 9 コネクタ部 11a 連結凹部(ブラシ挿入口部) 104 洗浄ブラシ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の基端部に操作部が連結され、この
    操作部に基端部が連結されたユニバーサルコードの先端
    部に光源装置との接続用コネクタ部が連結されるととも
    に、上記コネクタ部に流体管路の開口が設けられた内視
    鏡において、上記流体管路と上記開口とを接続する接続
    部を設け、この接続部を上記コネクタ部内における流体
    管路の長軸に対して垂直な部分を作ることなく滑らかな
    曲線形状に形成することで、洗滌ブラシを上記開口から
    上記接続部を介して上記流体管路に向けて挿入可能とし
    たことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記流体管路は、上記開口を介して送水タ
    ンクのチューブと着脱自在に連通することを特徴とする
    請求項1に記載の内視鏡。
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