JPH0445682Y2 - - Google Patents
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- JPH0445682Y2 JPH0445682Y2 JP1985006687U JP668785U JPH0445682Y2 JP H0445682 Y2 JPH0445682 Y2 JP H0445682Y2 JP 1985006687 U JP1985006687 U JP 1985006687U JP 668785 U JP668785 U JP 668785U JP H0445682 Y2 JPH0445682 Y2 JP H0445682Y2
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- hole
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は複数のチヤンネルを有した内視鏡に関
する。
する。
従来、実公昭57−29761号公報などで知られる
ように、吸引、処置具の挿通、薬液注入などを行
なうための複数のチヤンネルを有した内視鏡が知
られている。そして、上記公報の方式の場合、大
チヤンネル用アダプタと小チヤンネル用アダプタ
とは、ゴム製のコネクタとチユーブとからなる接
続管路を介して互いに繋ぐようになつている。
ように、吸引、処置具の挿通、薬液注入などを行
なうための複数のチヤンネルを有した内視鏡が知
られている。そして、上記公報の方式の場合、大
チヤンネル用アダプタと小チヤンネル用アダプタ
とは、ゴム製のコネクタとチユーブとからなる接
続管路を介して互いに繋ぐようになつている。
そして、上記接続管路を清掃するときその管路
内に清掃用ブラシを通すが、その清掃用ブラシは
小チヤンネルの挿通口から差込み、その挿通口の
内側壁に穿設した孔から上記接続管路に差し込む
ことにより行なう。この場合、挿通口の内側壁に
穿設した孔は挿通口の方向に対して通常ほぼ直角
な方向に開いており、このことから挿通口から孔
へ清掃用ブラシを差し込むことが非常に困難であ
つた。清掃用ブラシを差し込むことを容易にする
ためには、挿通口の向きと孔の向きとをできるだ
け鋭角にしたいが、このためには挿通口の向きを
内視鏡接眼部の方に傾けなければならない。しか
し、挿通口の向きを内視鏡接眼部の方に傾ける
と、処置具等を挿入するとき処置具等が内視鏡接
眼部を覗く操作者の頭に当り易く、邪魔となつ
て、処置具の挿入操作が困難になる。このため、
挿通口の向きを内視鏡接眼部の方に傾けることが
できなかつた。
内に清掃用ブラシを通すが、その清掃用ブラシは
小チヤンネルの挿通口から差込み、その挿通口の
内側壁に穿設した孔から上記接続管路に差し込む
ことにより行なう。この場合、挿通口の内側壁に
穿設した孔は挿通口の方向に対して通常ほぼ直角
な方向に開いており、このことから挿通口から孔
へ清掃用ブラシを差し込むことが非常に困難であ
つた。清掃用ブラシを差し込むことを容易にする
ためには、挿通口の向きと孔の向きとをできるだ
け鋭角にしたいが、このためには挿通口の向きを
内視鏡接眼部の方に傾けなければならない。しか
し、挿通口の向きを内視鏡接眼部の方に傾ける
と、処置具等を挿入するとき処置具等が内視鏡接
眼部を覗く操作者の頭に当り易く、邪魔となつ
て、処置具の挿入操作が困難になる。このため、
挿通口の向きを内視鏡接眼部の方に傾けることが
できなかつた。
本考案は、上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、各チヤンネルの挿
入口部を連通する接続管路部分へ清掃用ブラシを
容易に差し込んで確実に清掃を行なうことができ
る内視鏡を提供することにある。
で、その目的とするところは、各チヤンネルの挿
入口部を連通する接続管路部分へ清掃用ブラシを
容易に差し込んで確実に清掃を行なうことができ
る内視鏡を提供することにある。
本考案は、複数のチヤンネルの各挿入口部の側
壁部にそれぞれ連通用孔を形成し、この各連通用
孔を連通する接続管路を設け、上記少なくとも一
方の挿入口部の側壁部にはこの挿入口部に設けた
連通用孔を通りこれに連通する接続管路の延長線
上および少なくともこの近傍に位置しかつ上記連
通用孔に対向して開口するブラシ挿通用逃げを設
けることにより清掃用ブラシを連通用孔から接続
管路に差し込み易くした内視鏡である。
壁部にそれぞれ連通用孔を形成し、この各連通用
孔を連通する接続管路を設け、上記少なくとも一
方の挿入口部の側壁部にはこの挿入口部に設けた
連通用孔を通りこれに連通する接続管路の延長線
上および少なくともこの近傍に位置しかつ上記連
通用孔に対向して開口するブラシ挿通用逃げを設
けることにより清掃用ブラシを連通用孔から接続
管路に差し込み易くした内視鏡である。
第1図ないし第16図は本考案の一実施例であ
る。第1図は2つのチヤンネルを有した内視鏡1
を示すものである。この内視鏡1は操作部2、挿
入部3、ライトガイドケーブル4とからなり、操
作部2の上端部には接眼部5が設けられている。
また、上記操作部2および挿入部3の内部には大
チヤンネルと小チヤンネルとが設けられている。
各チヤンネルの先端は挿入部3の先端部6に設け
た大チャンネル口7と小チヤンネル口8にそれぞ
れ接続されている。操作部2におけるその本体9
の側壁部には上記大チヤンネルと小チヤンネルの
挿入口部10,11に接続されている。そして、
この挿入口部10,11にはそれぞれアダプタ1
2,13が着脱自在に装着されている。挿入口部
10,11の各側壁には連通用孔14,15が対
向して穿設されている。そして、挿入口部10,
11同士は連通用孔14,15を通じて後述する
接続部材16によつて互いに連通されるようにな
つている。
る。第1図は2つのチヤンネルを有した内視鏡1
を示すものである。この内視鏡1は操作部2、挿
入部3、ライトガイドケーブル4とからなり、操
作部2の上端部には接眼部5が設けられている。
また、上記操作部2および挿入部3の内部には大
チヤンネルと小チヤンネルとが設けられている。
各チヤンネルの先端は挿入部3の先端部6に設け
た大チャンネル口7と小チヤンネル口8にそれぞ
れ接続されている。操作部2におけるその本体9
の側壁部には上記大チヤンネルと小チヤンネルの
挿入口部10,11に接続されている。そして、
この挿入口部10,11にはそれぞれアダプタ1
2,13が着脱自在に装着されている。挿入口部
10,11の各側壁には連通用孔14,15が対
向して穿設されている。そして、挿入口部10,
11同士は連通用孔14,15を通じて後述する
接続部材16によつて互いに連通されるようにな
つている。
一方、大チヤンネル用アダプタ12は第7図で
示すようにその挿入口部10内に密に摺動自在に
挿入される円筒状のスライダ17を有してなり、
スライダ17の外端部にある装着リング18に対
して摺動自在に被嵌されている。この装着リング
18は上記挿入口部10の外端部にねじ込まれて
いる。そして、スライダ17は挿入口部10との
間に設置したコイルばね19により外方に突出す
るように付勢されているとともに、鍔21に当り
待機している。また、装着リング18の外周には
弾性材料からなるキヤツプ22の取付け端部23
を嵌着してなり、そのキヤツプ22はアダプタ1
2の装着リング18の外周に気密的に嵌着し、そ
の挿入口部18を閉塞するようになつている。キ
ヤツプ22の内面には突部24が設けられ、この
突部24は第8図で示すようにキヤツプ22をア
ダプタ12の装着リング18の外周に嵌着し、そ
の挿入口部10を閉塞したとき、上記スライダ1
7を押し込むようになつている。
示すようにその挿入口部10内に密に摺動自在に
挿入される円筒状のスライダ17を有してなり、
スライダ17の外端部にある装着リング18に対
して摺動自在に被嵌されている。この装着リング
18は上記挿入口部10の外端部にねじ込まれて
いる。そして、スライダ17は挿入口部10との
間に設置したコイルばね19により外方に突出す
るように付勢されているとともに、鍔21に当り
待機している。また、装着リング18の外周には
弾性材料からなるキヤツプ22の取付け端部23
を嵌着してなり、そのキヤツプ22はアダプタ1
2の装着リング18の外周に気密的に嵌着し、そ
の挿入口部18を閉塞するようになつている。キ
ヤツプ22の内面には突部24が設けられ、この
突部24は第8図で示すようにキヤツプ22をア
ダプタ12の装着リング18の外周に嵌着し、そ
の挿入口部10を閉塞したとき、上記スライダ1
7を押し込むようになつている。
また、上記スライダ17の中間部分には通孔2
5が穿設されている。この通孔25は第8図で示
すようにキヤツプ22をアダプタ12に装着した
とき、スライダ17が押込まれることにより上記
連通用孔14に対向一致し、連通する。また、第
7図で示すようにキヤツプ22をアダプタ12か
ら取り外してあるときにはスライダ17が突き出
し、通孔25は上記連通用孔14から外れ、挿入
口部10の内壁によつて閉塞される。また、これ
と同時に連通用孔14はスライダ17の外周によ
つて閉塞される。連通用孔14を閉塞するスライ
ダ17の外周部分にはゴム製のシール部材26が
被嵌されている。なお、このシール部材26を被
嵌するスライダ17の外周部分は第11図で示す
ように周回溝27が形成されている。また、この
周回溝27の部分には通気孔28が穿設されてい
る。そして、連通用孔14を閉塞するときであつ
て、大チヤンネル側が吸引するときにはその吸引
力によつて連通用孔14を完全に閉塞するように
なつている。また、上記スライダ17に内端部外
周縁部には回転止め用の突起29が設けられ、一
方、第12図に示すように挿入口部10の内面に
は上記突起29を挿入して係合する案内溝30が
刻設されている。このため、スライダ17の回転
は防止される。
5が穿設されている。この通孔25は第8図で示
すようにキヤツプ22をアダプタ12に装着した
とき、スライダ17が押込まれることにより上記
連通用孔14に対向一致し、連通する。また、第
7図で示すようにキヤツプ22をアダプタ12か
ら取り外してあるときにはスライダ17が突き出
し、通孔25は上記連通用孔14から外れ、挿入
口部10の内壁によつて閉塞される。また、これ
と同時に連通用孔14はスライダ17の外周によ
つて閉塞される。連通用孔14を閉塞するスライ
ダ17の外周部分にはゴム製のシール部材26が
被嵌されている。なお、このシール部材26を被
嵌するスライダ17の外周部分は第11図で示す
ように周回溝27が形成されている。また、この
周回溝27の部分には通気孔28が穿設されてい
る。そして、連通用孔14を閉塞するときであつ
て、大チヤンネル側が吸引するときにはその吸引
力によつて連通用孔14を完全に閉塞するように
なつている。また、上記スライダ17に内端部外
周縁部には回転止め用の突起29が設けられ、一
方、第12図に示すように挿入口部10の内面に
は上記突起29を挿入して係合する案内溝30が
刻設されている。このため、スライダ17の回転
は防止される。
一方、小チヤンネル用挿入口部11に装着され
るアダプタ13は第15図で示すように構成され
ている。すなわち、小チヤンネル用挿入口部11
の外方端部に形成したキヤツプ固定部31に着脱
自在に装着されるキヤツプ32を有し、このキヤ
ツプ32はNBR、シリコンゴムなどの弾性材か
らなる。キヤツプ32の肉厚部分には保持孔33
と通気孔34が設けられ、保持孔33は挿入口部
11の中心軸延長線上に位置している。通気孔3
4はその側部に位置して設けられている。上記保
持孔33には案内筒35の外端をねじ止めする固
定環36が係着固定されている。なお、上記保持
孔33と通気孔34はそれぞれ使用状況に応じて
指で選択的に同時または個別的に塞ぐことができ
る。また、固定環36の内周面は後述する注射器
を嵌着できる内周面37として形成されている。
案内筒35の外周にはその軸方向にずれて第1の
支持片38と第2の支持片39が突設されてい
る。これら各支持片38,39はそれぞれ案内筒
35の周方向に沿つて複数個ずつ設けられてい
る。また、第1の支持片38は挿入口部11の外
端部内周に形成した段部40に係合し、挿入口部
11にそれ以上押し込まれないようにしている。
また、第2の支持片39は挿入口部11の中間部
内周面に突き当り案内筒35の振れを防いでい
る。
るアダプタ13は第15図で示すように構成され
ている。すなわち、小チヤンネル用挿入口部11
の外方端部に形成したキヤツプ固定部31に着脱
自在に装着されるキヤツプ32を有し、このキヤ
ツプ32はNBR、シリコンゴムなどの弾性材か
らなる。キヤツプ32の肉厚部分には保持孔33
と通気孔34が設けられ、保持孔33は挿入口部
11の中心軸延長線上に位置している。通気孔3
4はその側部に位置して設けられている。上記保
持孔33には案内筒35の外端をねじ止めする固
定環36が係着固定されている。なお、上記保持
孔33と通気孔34はそれぞれ使用状況に応じて
指で選択的に同時または個別的に塞ぐことができ
る。また、固定環36の内周面は後述する注射器
を嵌着できる内周面37として形成されている。
案内筒35の外周にはその軸方向にずれて第1の
支持片38と第2の支持片39が突設されてい
る。これら各支持片38,39はそれぞれ案内筒
35の周方向に沿つて複数個ずつ設けられてい
る。また、第1の支持片38は挿入口部11の外
端部内周に形成した段部40に係合し、挿入口部
11にそれ以上押し込まれないようにしている。
また、第2の支持片39は挿入口部11の中間部
内周面に突き当り案内筒35の振れを防いでい
る。
さらに、上記案内筒35内には移動筒としての
スライド筒41が摺動自在に設けられ、このスラ
イド筒41はこの外周面と案内筒35の内周面と
の間に設けたばね42によつて外方側へ向けて弾
性的に付勢されている。そして、スライド筒42
の外周に突出して設けたつば44が固定環36に
当る第15図で示す状態に待機するようになつて
いる。また、この待機状態においてスライド筒4
1の内方端部は案内筒35より突き出しており、
この突出端部外周には弁部材45を嵌着する弁部
材固定部46が形成されている。上記弁部材45
はフツ素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタン
ゴムなどの弾性材料によつて球状の中空部47を
形成した柱状部材からなり、その一端には上記弁
部材固定部46に嵌着する開孔部48が形成され
ている。また、弁部材45の他端部には比較的小
さな通孔49が形成されている。この通孔49は
処置具としてたとえば鉗子を密に通せるように形
成されている。そして、第15図で示す待機位置
において弁部材45は挿入口部11の内壁にテー
パ状に形成した弁座52に離れて対向している。
そして、スライド筒41が押し込まれるとき、弁
部材45は弁座52に押し当り、案内筒35の外
周面と挿入口部11の内周面との間に形成される
空間部53と小チヤンネル側とを遮断するように
なつている。つまり、空間部53は大チヤンネル
と連通し、後述する吸引パイプ57による吸引力
で大チヤンネル側を吸引するようになつている。
スライド筒41が摺動自在に設けられ、このスラ
イド筒41はこの外周面と案内筒35の内周面と
の間に設けたばね42によつて外方側へ向けて弾
性的に付勢されている。そして、スライド筒42
の外周に突出して設けたつば44が固定環36に
当る第15図で示す状態に待機するようになつて
いる。また、この待機状態においてスライド筒4
1の内方端部は案内筒35より突き出しており、
この突出端部外周には弁部材45を嵌着する弁部
材固定部46が形成されている。上記弁部材45
はフツ素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタン
ゴムなどの弾性材料によつて球状の中空部47を
形成した柱状部材からなり、その一端には上記弁
部材固定部46に嵌着する開孔部48が形成され
ている。また、弁部材45の他端部には比較的小
さな通孔49が形成されている。この通孔49は
処置具としてたとえば鉗子を密に通せるように形
成されている。そして、第15図で示す待機位置
において弁部材45は挿入口部11の内壁にテー
パ状に形成した弁座52に離れて対向している。
そして、スライド筒41が押し込まれるとき、弁
部材45は弁座52に押し当り、案内筒35の外
周面と挿入口部11の内周面との間に形成される
空間部53と小チヤンネル側とを遮断するように
なつている。つまり、空間部53は大チヤンネル
と連通し、後述する吸引パイプ57による吸引力
で大チヤンネル側を吸引するようになつている。
また、上記挿入口部10,11の連通用孔1
4,15は接続部材16によつて連通接続され
る。すなわち、接続部材16はブロツク状に形成
してなり、第7図で示すように操作部2の本体9
の外表面に密着するとともに、接続部材16の両
端面はそれぞれ上記挿入口部10,11の連通用
孔14,15を形成した各側壁面に対して接着固
定され、気密的に接合されている。そして、接続
部材16にはその両端に向かつて貫通する接続管
路55が形成され、この接続管路55は上記連通
用孔14,15に連結され、挿入口部10,11
を互いに連通するようになつている。
4,15は接続部材16によつて連通接続され
る。すなわち、接続部材16はブロツク状に形成
してなり、第7図で示すように操作部2の本体9
の外表面に密着するとともに、接続部材16の両
端面はそれぞれ上記挿入口部10,11の連通用
孔14,15を形成した各側壁面に対して接着固
定され、気密的に接合されている。そして、接続
部材16にはその両端に向かつて貫通する接続管
路55が形成され、この接続管路55は上記連通
用孔14,15に連結され、挿入口部10,11
を互いに連通するようになつている。
また、上記挿入口部11には連通用孔15と並
んで空間部53に連通する吸引孔56が穿設され
ている。そして、この吸引孔56は第5図および
第6図で示すように吸引パイプ57に接続され、
この吸引パイプ57は第1図で示すように操作部
2の外に延出する吸引チユーブ接続管58に連結
されている。なお、この吸引チユーブ接続管58
は図示しない吸引チユーブを介して図示しない吸
引源に接続される。吸引パイプ57の挿入口部1
1側端部は第5図で示すような補強部材59に支
持されている。補強部材59は操作部2の本体9
の内面に接合取着されている。
んで空間部53に連通する吸引孔56が穿設され
ている。そして、この吸引孔56は第5図および
第6図で示すように吸引パイプ57に接続され、
この吸引パイプ57は第1図で示すように操作部
2の外に延出する吸引チユーブ接続管58に連結
されている。なお、この吸引チユーブ接続管58
は図示しない吸引チユーブを介して図示しない吸
引源に接続される。吸引パイプ57の挿入口部1
1側端部は第5図で示すような補強部材59に支
持されている。補強部材59は操作部2の本体9
の内面に接合取着されている。
一方、この実施例において挿入口部10の側壁
部には第9図で示すようにブラシ挿入用逃げとし
ての切欠き61が切欠されている。この切り欠き
61は上記連通用孔14の位置とは反対側に位置
して設けられ、かつ連通用孔14を通り接続管路
55の延長線上との交叉部近傍に位置して設けら
れている。なお、上記切欠き61はアダプタ12
を装着したときにはそのアダプタ12に覆われ、
閉塞される。
部には第9図で示すようにブラシ挿入用逃げとし
ての切欠き61が切欠されている。この切り欠き
61は上記連通用孔14の位置とは反対側に位置
して設けられ、かつ連通用孔14を通り接続管路
55の延長線上との交叉部近傍に位置して設けら
れている。なお、上記切欠き61はアダプタ12
を装着したときにはそのアダプタ12に覆われ、
閉塞される。
このため、第13図および第14図で示すよう
にそのアダプタ12を取り外し、清掃用ブラシ6
2をその切欠き61の部分から差し込み、連通用
14を通り接続管路55に差し込むことが簡単に
できる。つまり、仮に、上記切欠き61がない
と、挿入口部10の外端開口部分から差し込む必
要がある。この場合は挿入口部10の中心方向に
沿つて差し込んだ後、その中心方向に対してほぼ
直角方向に開口する連通用孔14および接続管路
55に差し込まなければならず、困難を極める
が、上記構成ではそれに比べ差し込み易い。した
がつて、連通用孔14,15および接続管路55
付近の清掃が容易かつ確実に行なうことができ
る。また、第14図で示す挿入口部10の突出長
さLを大きく取れることから、アダプタ12など
の設計が容易になる。
にそのアダプタ12を取り外し、清掃用ブラシ6
2をその切欠き61の部分から差し込み、連通用
14を通り接続管路55に差し込むことが簡単に
できる。つまり、仮に、上記切欠き61がない
と、挿入口部10の外端開口部分から差し込む必
要がある。この場合は挿入口部10の中心方向に
沿つて差し込んだ後、その中心方向に対してほぼ
直角方向に開口する連通用孔14および接続管路
55に差し込まなければならず、困難を極める
が、上記構成ではそれに比べ差し込み易い。した
がつて、連通用孔14,15および接続管路55
付近の清掃が容易かつ確実に行なうことができ
る。また、第14図で示す挿入口部10の突出長
さLを大きく取れることから、アダプタ12など
の設計が容易になる。
なお、上記実施例ではブラシ挿入用逃げとして
の切欠き61を設けたが、本考案はこれに限定さ
れず、たとえば第17図および第18図で示すよ
うに挿入口部10の側壁部に設けた孔63であつ
てもよい。
の切欠き61を設けたが、本考案はこれに限定さ
れず、たとえば第17図および第18図で示すよ
うに挿入口部10の側壁部に設けた孔63であつ
てもよい。
以上説明したように本考案は複数のチヤンネル
の各挿入口部の側壁部にそれぞれ連通用孔を形成
し、この各連通用孔を連通する接続管路を設けた
内視鏡において、少なくとも一方の挿入口部の側
壁部にはこの挿入口部に設けた連通用孔を通りこ
れに連通する接続管路の延長線上および少なくと
もこの近傍に位置しかつ上記連通用孔に対向して
開口するブラシ挿通用逃げを設けたから、そのブ
ラシ挿通用逃げを通じて差し込むことにより、接
続管路部分の清掃を容易かつ確実に行なうことが
できる。また、その逃げは、挿入口部に着脱自在
に内挿される流体制御弁の外周面に対応する位置
に設けたので、通常の流体制御、例えば各チヤン
ネルへの吸引制御に支障がなく制御できる。さら
に、逃げを閉塞するために着脱自在な閉塞部材を
新たに設けなくてもよい。このように清掃が容易
かつ確実であるとともに、特別に複雑になる構造
でもないなどきわめて実用的である。
の各挿入口部の側壁部にそれぞれ連通用孔を形成
し、この各連通用孔を連通する接続管路を設けた
内視鏡において、少なくとも一方の挿入口部の側
壁部にはこの挿入口部に設けた連通用孔を通りこ
れに連通する接続管路の延長線上および少なくと
もこの近傍に位置しかつ上記連通用孔に対向して
開口するブラシ挿通用逃げを設けたから、そのブ
ラシ挿通用逃げを通じて差し込むことにより、接
続管路部分の清掃を容易かつ確実に行なうことが
できる。また、その逃げは、挿入口部に着脱自在
に内挿される流体制御弁の外周面に対応する位置
に設けたので、通常の流体制御、例えば各チヤン
ネルへの吸引制御に支障がなく制御できる。さら
に、逃げを閉塞するために着脱自在な閉塞部材を
新たに設けなくてもよい。このように清掃が容易
かつ確実であるとともに、特別に複雑になる構造
でもないなどきわめて実用的である。
第1図は本考案の一実施例の内視鏡を示す斜視
図、第2図および第3図は同じくそのそれぞれ別
のアダプタの斜視図、第4図は同じく挿入口部付
近の分解斜視図、第5図は吸引パイプ付近の分解
斜視図、第6図は同じく吸引パイプと挿入口部の
接続部分の断面図、第7図および第8図は同じく
そのそれぞれ挿入口部付近の断面図、第9図は同
じく一方の挿入口部外端の斜視図、第10図は同
じく一方のアダプタの斜視図、第11図は同じく
一方のアダプタの一部品の斜視図、第12図は同
じくその一方の挿入口部の断面図、第13図は同
じく接続管路の清掃時の斜視図、第14図は同じ
く接続管路の清掃時の断面図、第15図は同じく
他方の挿入口部の断面図、第16図は同じくその
他方の挿入口部の分解斜視図、第17図は本考案
の他の実施例の挿入口部の斜視図、第18図は同
じくその接続管路の清掃時の断面図である。 1……内視鏡、10,11……挿入口部、1
2,13……アダプタ、55……接続管路、61
……切欠き、63……孔。
図、第2図および第3図は同じくそのそれぞれ別
のアダプタの斜視図、第4図は同じく挿入口部付
近の分解斜視図、第5図は吸引パイプ付近の分解
斜視図、第6図は同じく吸引パイプと挿入口部の
接続部分の断面図、第7図および第8図は同じく
そのそれぞれ挿入口部付近の断面図、第9図は同
じく一方の挿入口部外端の斜視図、第10図は同
じく一方のアダプタの斜視図、第11図は同じく
一方のアダプタの一部品の斜視図、第12図は同
じくその一方の挿入口部の断面図、第13図は同
じく接続管路の清掃時の斜視図、第14図は同じ
く接続管路の清掃時の断面図、第15図は同じく
他方の挿入口部の断面図、第16図は同じくその
他方の挿入口部の分解斜視図、第17図は本考案
の他の実施例の挿入口部の斜視図、第18図は同
じくその接続管路の清掃時の断面図である。 1……内視鏡、10,11……挿入口部、1
2,13……アダプタ、55……接続管路、61
……切欠き、63……孔。
Claims (1)
- 複数のチヤンネルを有し、この各チヤンネルの
挿入口部を操作部に設置した内視鏡において、上
記各挿入口部には着脱自在に内挿した流体制御弁
を設け、かつ上記各挿入口部の側壁部にそれぞれ
連通用孔を形成し、この各連通用孔を連通する接
続管路を設け、上記少なくとも一方の挿入口部に
おける上記流体制御弁の外周面に対応する側壁部
にはこの挿入口部に設けた連通用孔を通り、これ
に連通する接続管路の延長線上もしくは少なくと
もこの近傍に位置し、かつ上記連通用孔に対向し
て開口するブラシ挿通用逃げを設けたことを特徴
とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985006687U JPH0445682Y2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985006687U JPH0445682Y2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124603U JPS61124603U (ja) | 1986-08-05 |
JPH0445682Y2 true JPH0445682Y2 (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=30484359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985006687U Expired JPH0445682Y2 (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445682Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2980232B2 (ja) * | 1996-02-19 | 1999-11-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JP2980233B2 (ja) * | 1996-04-11 | 1999-11-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JP2008029366A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Pentax Corp | 内視鏡の処置具挿通チャンネル洗浄用栓体 |
JP5046580B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2012-10-10 | Hoya株式会社 | 内視鏡の処置具挿通チャンネル洗浄用栓体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919101B2 (ja) * | 1976-01-01 | 1984-05-02 | 武田薬品工業株式会社 | 2−アミノチアゾ−ル−4−イル−α−オキシミノ酢酸誘導体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919101U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-06 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP1985006687U patent/JPH0445682Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919101B2 (ja) * | 1976-01-01 | 1984-05-02 | 武田薬品工業株式会社 | 2−アミノチアゾ−ル−4−イル−α−オキシミノ酢酸誘導体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61124603U (ja) | 1986-08-05 |
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