JPH0219121Y2 - - Google Patents

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JPH0219121Y2
JPH0219121Y2 JP1982169156U JP16915682U JPH0219121Y2 JP H0219121 Y2 JPH0219121 Y2 JP H0219121Y2 JP 1982169156 U JP1982169156 U JP 1982169156U JP 16915682 U JP16915682 U JP 16915682U JP H0219121 Y2 JPH0219121 Y2 JP H0219121Y2
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JP
Japan
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cylinder
cylindrical body
suction
channel
endoscope
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JP1982169156U
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JPS5973712U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はチヤンネルを介して吸引、送気送
水、鉗子等の処置具の挿入などを行なう内視鏡の
吸引制御装置に関する。
一般に、内視鏡の吸引制御装置は、体腔内の粘
液や汚物等を吸引して除去するものであるが、体
腔内へ処置具を挿入したり、薬液を注入するため
にも利用することができる構成となつている。
このような吸引制御装置として本出願人は特願
昭55−180228号に於て開示している。この技術は
内視鏡のチヤンネルに連通し中途部に吸引管が接
続された第1の筒体に挿入された第2の筒体を押
し込んだとき、第2の筒体の端部が第1の筒体に
密着嵌合してチヤンネルと吸引管との連通が遮断
する構成となつている。しかしながら、このよう
な構成によると、第1の筒体と第2の筒体に設け
られた嵌合部が摩擦抵抗が大きい為に第2の筒体
を押し込んで、上記嵌合部が嵌合状態にならず、
例えば送液の際に液体は第1の筒体と第2の筒体
とで形成される空間部に漏れてしまうという欠点
があつた。
この考案は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、たくさんの筒体を
用いずに簡単な構成とするとともに、送液の際の
チヤンネル側と吸引管側の遮断を確実に行なえる
ようにした内視鏡の吸引制御装置を提供すること
にある。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第5図
を参照して説明する。まず、第1図は内視鏡の全
体を示す。この内視鏡は操作部21と挿入部22
とからなり、操作部21には接眼部23、挿入部
22の先端部分を湾曲操作する操作ノブ24、図
示せぬ光源装置に接続されるライトガイドケーブ
ル25および吸引制御装置26が設けられてい
る。
上記吸引制御装置26は第2図に示すように構
成されている。すなわち、内視鏡の操作部21に
は、この操作部21を介して挿入部22の先端に
開放したチヤンネル27に連通する支持筒28が
一体に設けられている。この支持筒28には、小
径部29と大径部30とがテーパ部31を介して
連続した第1の筒体32が嵌挿され、この第1の
筒体32の小径部29下端が上記チヤンネル27
にOリング33を介して気密に連結されている。
第1の筒体32の大径部30の周壁には接続口体
34を介して吸引管35が連結され、この吸引管
35は第2図に示す吸引装置36に連通してい
る。
上記第1の筒体32の上部周壁と上記支持筒2
8の上端とにはそれぞれ係止片37,38が突設
され、これら係止片37,38に係合するバヨネ
ツトリング39によつて第1の筒体32が支持筒
28に着脱自在に固定されている。また、第1の
筒体32の上端には押えフランジ40と取付けフ
ランジ41を有する押え体42が螺着され、この
押え体42の押えフランジ40によつて上記バヨ
ネツトリング39がゆるむことのないよう保持さ
れている。押え体42の取付けフランジ41には
ゴムや合成樹脂などの弾性材料によつて成形され
たキヤツプ43がその嵌合溝44を嵌合させて取
着されている。このキヤツプ43には、弾性的に
伸縮変形する伸縮部45を介して第2の筒体46
が一体成形されている。この第2の筒体46は第
1の筒体32の大径部30に位置し、この外周面
と第1の筒体32の内周面との間に空間部47を
形成している。また、キヤツプ43には、上記空
間部47を外気に連通させる連通孔48が穿設さ
れている。
上記第2の筒体46には、上端部内周面に第5
図に示す注射器49の先端テーパ部50が嵌合す
る段部51が形成され、この段部51内周面には
上記注射器49のテーパ部50外周面に圧接して
このテーパ部50を保持する突起52が突設され
ている。さらに、第2の筒体46には、下端面に
第4図に示す処置具としての鉗子53が密に挿通
される通孔54が穿設されているとともに、下端
部外周面には嵌合部としての第1の凹凸部55が
形成されている。この第1の凹凸部55は、第2
の筒体46を第5図に示すように伸縮部45を弾
性変形させて変位させたときに、第1の筒体32
のテーパ部31に形成された嵌合部としての第2
の凹凸部56に弾性的にかつ気密に嵌合するよう
になつている。なお、第1、第2の凹凸部55,
56の嵌合は、注射器49のテーパ部50と突起
52との圧接状態を解除するに必要な引抜き力よ
りも弱い力で外れるようになつている。したがつ
て、注射器49のテーパ部50を段部51から外
す前に第1の凹凸部55が第2の凹凸部56から
外れて第2の筒体46が復帰するようになつてい
る。また第1の凹凸部55および第2の凹凸部5
6からテーパ部31にかけてテフロン(商品名)
等により潤滑面56,57を形成し嵌合を容易に
出来るようになつている。
つぎに、上記構成の作用について説明する。ま
ず、第2図に示す状態で吸引装置36が作動する
と、吸引管35に吸引力が発生するが、吸引管3
5には空間部47を介して連通孔48から外気が
吸引されるため、チヤンネル27を介して体腔内
に吸引力が作用するといることがない。そして、
体腔内の粘液や汚物を吸引する場合には、第3図
に示すようにキヤツプ43の上部全体、すなわち
連通孔48と第2の筒体46の上端開口とを指で
塞ぐ。すると、上記空間部47と外気との連通状
態が遮断されるので、吸引管35の吸引力がチヤ
ンネル27に作用して体腔内の粘液や汚物が上記
チヤンネル27から空間部47を介して吸引管3
5に吸引されることになる。
また、鉗子53を使用する場合には、第4図に
示すように第2の筒体46の上端開口から鉗子5
3を差し込み、この第2の筒体46の通孔54を
通してチヤンネル27に導く。このとき、上記鉗
子53と通孔54とは隙間のない気密な状態とな
るから、空間部47が第2の筒体46を介して外
気と連通することがない。そして、上記鉗子53
を使用しながら吸引を行ないたいときにはキヤツ
プ43の連通孔48だけを指で塞げば、空間部4
7の外気との連通状態が遮断されるので、体腔内
の粘液や汚物を吸引することができる。
さらに、薬液等の液体を注入する場合には、第
5図に示すように注射器49の先端テーパ部50
を第2の筒体46の段部51に嵌合される。そし
て、この注射器49を押し込み、第2の筒体46
を伸縮部45を弾性変形させて第1の筒体32内
に進入させると、この下端部外周面に形成された
第1の凹凸部55が第1の筒体32のテーパ部3
1に形成された第2の凹凸部56に嵌合してチヤ
ンネル27と空間部47との連通状態が完全に遮
断される。したがつて、この状態で注射器49か
ら液体を流出させれば、この液体は吸引管35の
吸引力によつて吸引されることなく確実にチヤン
ネル27を介して体腔内に送り込まれる。
すなわち、上記構成の吸引制御装置26によれ
ば、第1の筒体32内に第2の筒体46を進退自
在に保持し、この第2の筒体46を変位させて第
1、第2の凹凸部55,56を嵌合させることに
より、チヤンネル27と吸引管35に連通する空
間部47との連通状態を確実に遮断することがで
きるようにした。したがつて、構成が簡単である
ため全体の洗浄が容易かつ確実に行なえるばかり
か、送液の際に吸引管35からの吸引力がチヤン
ネル27側に漏れて液体が上記吸引管35に吸引
されてしまうということがない。
なお、上記一実施例では支持筒28に第1の筒
体32を挿入したが、この支持筒28を第1の筒
体32として使用するようにしてもよい。また、
第2の筒体46は伸縮部45を介してキヤツプ4
3と一体成形したが、これらは一体成形せずとも
上記一実施例と同様の機能を持つ構成とすること
ができること明らかである。
以上述べたようにこの考案の吸引制御装置によ
れば、構成が極めて簡単な第1の筒体と第2の筒
体とからなる2重筒構造にすることができ部品点
数の減少が計れるとともに装置全体の洗浄を容易
かつ確実に行なうことができる。しかも、送液の
際には第1の筒体と第2の筒体とに設けられた嵌
合部の嵌合によつてチヤンネル側と吸引管側とが
確実に遮断されるため、吸引管に液体が吸引され
てしまうということがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は内視鏡の斜視図、第2図は吸引制御
装置の断面図、第3図は吸引操作する際の説明
図、第4図は処置具を使用する際の説明図、第5
図は送液をする際の説明図である。 27……チヤンネル、32……第1の筒体、3
5……吸引管、45……伸縮部(弾性部材)、4
6……第2の筒体、47……空間部、55……第
1の凹凸部(嵌合部)、56……第2の凹凸部
(嵌合部)、57,58……潤滑面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡のチヤンネルに連通し中途部に吸引管が
    接続された第1の筒体と、この第1の筒体に挿入
    された第2の筒体と、この第2の筒体と上記第1
    の筒体との間に形成された空間部と、上記第2の
    筒体を第1の筒体に弾性的に進退自在に連結した
    弾性部材と、上記第2の筒体を弾性部材の復元力
    に抗して変位させたときに上記第2の筒体の端部
    が弾性的に密着嵌合して上記チヤンネルと空間部
    との連通状態を遮断する上記第1の筒体と第2の
    筒体とに設けられた嵌合部と上記嵌合部の少くと
    も一方に設けた潤滑面とを具備したことを特徴と
    する内視鏡の吸引制御装置。
JP16915682U 1982-11-08 1982-11-08 内視鏡の吸引制御装置 Granted JPS5973712U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16915682U JPS5973712U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 内視鏡の吸引制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16915682U JPS5973712U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 内視鏡の吸引制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973712U JPS5973712U (ja) 1984-05-18
JPH0219121Y2 true JPH0219121Y2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=30369617

Family Applications (1)

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JP16915682U Granted JPS5973712U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 内視鏡の吸引制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5973712U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435870U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08
JPS5526613U (ja) * 1978-08-01 1980-02-21
JPS57103619A (en) * 1980-12-19 1982-06-28 Olympus Optical Co Suction control apparatus of endoscope

Patent Citations (3)

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JPS5435870U (ja) * 1977-08-15 1979-03-08
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JPS5973712U (ja) 1984-05-18

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