JPS6324890Y2 - - Google Patents
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- JPS6324890Y2 JPS6324890Y2 JP1983110227U JP11022783U JPS6324890Y2 JP S6324890 Y2 JPS6324890 Y2 JP S6324890Y2 JP 1983110227 U JP1983110227 U JP 1983110227U JP 11022783 U JP11022783 U JP 11022783U JP S6324890 Y2 JPS6324890 Y2 JP S6324890Y2
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- suction
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 5
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00066—Proximal part of endoscope body, e.g. handles
- A61B1/00068—Valve switch arrangements
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/12—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
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- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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- Molecular Biology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はチヤンネルを介して吸引の他、送気や
送水あるいは鉗子等の処理具の挿入なども行なう
ようにした内視鏡の吸引制御装置の改良に関す
る。
送水あるいは鉗子等の処理具の挿入なども行なう
ようにした内視鏡の吸引制御装置の改良に関す
る。
従来、このような吸引制御装置は第1図に示す
ようになつていた。すなわち、第1図中1は周壁
に吸引管2が接続され下端が内視鏡のチヤンネル
に連結される外筒である。この外筒1内には第1
の筒部3の上端に第2の筒部4の下端を螺着させ
てなる案内筒5が上記外筒1との間に空間部6を
形成して設けられている。この案内筒5内にはス
ライド筒7が挿入され、このスライド筒7はこの
外周面と案内筒5の内周面との間に設けられたば
ね8によつて弾性的に保持されている。スライド
筒7の下端には連結筒9を介して支持筒10が設
けられ、この支持筒10には処置具が通る通孔1
1が穿設されたスライダ12が保持されている。
また、第1の筒部3の周壁には上記空間部6と案
内筒5内を連通する連通孔13が穿設されてい
る。上記外筒1の上端にはキヤツプ14が嵌着さ
れている。このキヤツプ14には上記案内筒5の
上端部が連結された保持孔15および上記空間部
6と外気を連通させる通気孔16とが穿設されて
いる。
ようになつていた。すなわち、第1図中1は周壁
に吸引管2が接続され下端が内視鏡のチヤンネル
に連結される外筒である。この外筒1内には第1
の筒部3の上端に第2の筒部4の下端を螺着させ
てなる案内筒5が上記外筒1との間に空間部6を
形成して設けられている。この案内筒5内にはス
ライド筒7が挿入され、このスライド筒7はこの
外周面と案内筒5の内周面との間に設けられたば
ね8によつて弾性的に保持されている。スライド
筒7の下端には連結筒9を介して支持筒10が設
けられ、この支持筒10には処置具が通る通孔1
1が穿設されたスライダ12が保持されている。
また、第1の筒部3の周壁には上記空間部6と案
内筒5内を連通する連通孔13が穿設されてい
る。上記外筒1の上端にはキヤツプ14が嵌着さ
れている。このキヤツプ14には上記案内筒5の
上端部が連結された保持孔15および上記空間部
6と外気を連通させる通気孔16とが穿設されて
いる。
そして、体腔内の粘液や汚物を吸引する場合に
は、保持孔15と通気孔16とを指で塞げば、そ
れまで空間部6を介して通気孔16から外気を吸
引していた吸引管2による吸引作用が図中矢印a
のごとくチヤンネルを介して体腔内に作用するか
ら、体腔内の粘液や汚物が吸引管2に吸引され
る。また、処置具による処置と吸引とを同時に行
なう場合には、処置具をスライド筒7からスライ
ダ12の通孔11を通してチヤンネルに挿入する
とともに通気孔16を指で塞げばよく、さらに送
液する場合にはスライド筒7に注射器の先端部を
嵌合させてこのスライド筒7をばね8の復元力に
抗して押圧スライドさせ、このスライド筒7とと
もに変位する支持筒10によつて連通孔13を閉
塞すれば、案内筒5の内部が空間部6と遮断され
るので、上記注射器からチヤンネルを介して体腔
内に液体を送ることができる。
は、保持孔15と通気孔16とを指で塞げば、そ
れまで空間部6を介して通気孔16から外気を吸
引していた吸引管2による吸引作用が図中矢印a
のごとくチヤンネルを介して体腔内に作用するか
ら、体腔内の粘液や汚物が吸引管2に吸引され
る。また、処置具による処置と吸引とを同時に行
なう場合には、処置具をスライド筒7からスライ
ダ12の通孔11を通してチヤンネルに挿入する
とともに通気孔16を指で塞げばよく、さらに送
液する場合にはスライド筒7に注射器の先端部を
嵌合させてこのスライド筒7をばね8の復元力に
抗して押圧スライドさせ、このスライド筒7とと
もに変位する支持筒10によつて連通孔13を閉
塞すれば、案内筒5の内部が空間部6と遮断され
るので、上記注射器からチヤンネルを介して体腔
内に液体を送ることができる。
しかしながら、このような構成にすると、送液
の際に連通孔13を閉塞する支持筒10が案内筒
5にスライド自在に設けられているため、この摺
動面のシールを確実に行なうことができない。し
たがつて、注射器から送出された液の一部が空間
部6を介して吸引管2に吸引されてしまい、体腔
内に液体を十分送ることができないという欠点が
あつた。
の際に連通孔13を閉塞する支持筒10が案内筒
5にスライド自在に設けられているため、この摺
動面のシールを確実に行なうことができない。し
たがつて、注射器から送出された液の一部が空間
部6を介して吸引管2に吸引されてしまい、体腔
内に液体を十分送ることができないという欠点が
あつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは送液の際のチヤンネル側
と吸引管側との遮断を確実に行なうことができる
内視鏡の吸引制御装置を提供することにある。
その目的とするところは送液の際のチヤンネル側
と吸引管側との遮断を確実に行なうことができる
内視鏡の吸引制御装置を提供することにある。
以下、本考案の実施例を説明する。第2図ない
し第6図はその第1の実施例を示す。
し第6図はその第1の実施例を示す。
第2図は内視鏡装置の全体を示しており、内視
鏡20は操作部21と挿入部22とからなり、操
作部21には接眼部23、挿入部22の先端部分
を湾曲操作する操作ノブ24、図示せぬ光源装置
に接続されるライトガイドケーブル25および吸
引制御装置26が設けられている。上記吸引制御
装置26は第3図で示すように構成されている。
すなわち、この吸引制御装置26は操作部21に
取着してなる支持筒27を有し、この支持筒27
は内視鏡1側のチヤンネル28に連通している。
また、チヤンネル28は操作部21および挿入部
22の全長にわたつて形成され、その先端は挿入
部22の先端において開口している。支持筒27
の外方端部にはキヤツプ固定部29がつば状に形
成されていて、このキヤツプ固定部29にはフツ
素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタンゴムな
どから比較的硬質の弾性材からなるキヤツプ31
が気密的でかつ着脱自在に取り付けられている。
このキヤツプ31は保持孔32と通気孔33がそ
の壁部を貫通して設けられている。保持孔32は
支持筒27の中心軸延長上に位置しており、通気
孔33はその側方に位置して設けられている。そ
して、上記保持孔32には案内筒34の一端をね
じ止めする固定環35が係着して保持されてい
る。この固定環35の内周面は後述する注射器を
嵌着できるテーパ内周面36として形成されてい
る。案内筒34の外周にはその軸方向にずれて第
1の支持片37と第2の支持片38が突設されて
いる。これら各支持片37,38はそれぞれ案内
筒34の周方向に沿つて複数個ずつ設けられてい
る。また、第1の支持片37は支持筒27の外端
部内周に形成した段部39に係合し、案内筒34
が支持筒27にそれ以上押し込まれないようにし
ている。また、第2の支持片38は支持筒27の
中間部内周面に突き当り案内筒34の振れを防い
でいる。
鏡20は操作部21と挿入部22とからなり、操
作部21には接眼部23、挿入部22の先端部分
を湾曲操作する操作ノブ24、図示せぬ光源装置
に接続されるライトガイドケーブル25および吸
引制御装置26が設けられている。上記吸引制御
装置26は第3図で示すように構成されている。
すなわち、この吸引制御装置26は操作部21に
取着してなる支持筒27を有し、この支持筒27
は内視鏡1側のチヤンネル28に連通している。
また、チヤンネル28は操作部21および挿入部
22の全長にわたつて形成され、その先端は挿入
部22の先端において開口している。支持筒27
の外方端部にはキヤツプ固定部29がつば状に形
成されていて、このキヤツプ固定部29にはフツ
素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタンゴムな
どから比較的硬質の弾性材からなるキヤツプ31
が気密的でかつ着脱自在に取り付けられている。
このキヤツプ31は保持孔32と通気孔33がそ
の壁部を貫通して設けられている。保持孔32は
支持筒27の中心軸延長上に位置しており、通気
孔33はその側方に位置して設けられている。そ
して、上記保持孔32には案内筒34の一端をね
じ止めする固定環35が係着して保持されてい
る。この固定環35の内周面は後述する注射器を
嵌着できるテーパ内周面36として形成されてい
る。案内筒34の外周にはその軸方向にずれて第
1の支持片37と第2の支持片38が突設されて
いる。これら各支持片37,38はそれぞれ案内
筒34の周方向に沿つて複数個ずつ設けられてい
る。また、第1の支持片37は支持筒27の外端
部内周に形成した段部39に係合し、案内筒34
が支持筒27にそれ以上押し込まれないようにし
ている。また、第2の支持片38は支持筒27の
中間部内周面に突き当り案内筒34の振れを防い
でいる。
さらに、上記案内筒34内には移動筒としての
スライド筒41が摺動自在に設けられ、このスラ
イド筒41はこの外周面と案内筒34の内周面と
の間に設けたばね42によつて外方側へ向けて弾
性的に付勢されている。そして、スライド筒41
の外周に突出して設けたつば43が固定環35に
当る第3図で示す状態に待機するようになつてい
る。また、この待機状態においてスライド筒41
の内方端部は案内筒34より突き出しており、こ
の突出端部外周には弁部材44を嵌着する弁部材
固定部45が形成されている。上記弁部材44は
フツ素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタンゴ
ムなどの弾性材料によつて球状の中空部46を形
成した柱状部材からなり、その一端には上記弁部
材固定部45に嵌着する開孔部47が形成されて
いる。また、弁部材44の他端部には比較的小さ
な通孔48が形成されている。この通孔48は処
置具としてたとえば鉗子49を密に通せるように
形成されている。
スライド筒41が摺動自在に設けられ、このスラ
イド筒41はこの外周面と案内筒34の内周面と
の間に設けたばね42によつて外方側へ向けて弾
性的に付勢されている。そして、スライド筒41
の外周に突出して設けたつば43が固定環35に
当る第3図で示す状態に待機するようになつてい
る。また、この待機状態においてスライド筒41
の内方端部は案内筒34より突き出しており、こ
の突出端部外周には弁部材44を嵌着する弁部材
固定部45が形成されている。上記弁部材44は
フツ素ゴム、シリコンゴム、NBR、ウレタンゴ
ムなどの弾性材料によつて球状の中空部46を形
成した柱状部材からなり、その一端には上記弁部
材固定部45に嵌着する開孔部47が形成されて
いる。また、弁部材44の他端部には比較的小さ
な通孔48が形成されている。この通孔48は処
置具としてたとえば鉗子49を密に通せるように
形成されている。
また、第3図で示す待機位置において弁部材4
4は支持筒27の内壁にテーパ状に形成した弁座
51に離れて対向している。そして、後述するよ
うにスライド筒41が押し込まれるとき、弁部材
44は弁座51に押し当り、案内筒34の外周面
と支持筒27の内周面との間に形成される空間部
52とチヤンネル28側とを遮断するようになつ
ている。また、支持筒27の側壁には吸引管53
が接続され、この吸引管53は上記空間部52に
連通している。さらに、吸引管53の他端は第2
図で示すように可撓性チユーブ54を介して吸引
源装置55に連結されている。
4は支持筒27の内壁にテーパ状に形成した弁座
51に離れて対向している。そして、後述するよ
うにスライド筒41が押し込まれるとき、弁部材
44は弁座51に押し当り、案内筒34の外周面
と支持筒27の内周面との間に形成される空間部
52とチヤンネル28側とを遮断するようになつ
ている。また、支持筒27の側壁には吸引管53
が接続され、この吸引管53は上記空間部52に
連通している。さらに、吸引管53の他端は第2
図で示すように可撓性チユーブ54を介して吸引
源装置55に連結されている。
次に、上記吸引制御装置26の動作を説明す
る。
る。
まず、第3図で示す待機状態において吸引源装
置55を作動させると、吸引管53および可撓性
チユーブ54を通じて空間部52に吸引力が作用
する。そして、このとき通気孔33は外部に開放
されているため、これに通じて外気を吸引する。
したがつて、チヤンネル28を通じて体腔内側を
吸引するということがない。
置55を作動させると、吸引管53および可撓性
チユーブ54を通じて空間部52に吸引力が作用
する。そして、このとき通気孔33は外部に開放
されているため、これに通じて外気を吸引する。
したがつて、チヤンネル28を通じて体腔内側を
吸引するということがない。
そして、体腔内の粘液や汚物などを吸引する場
合には第4図で示すようにキヤツプ31の上部面
全体を指で押えることにより外部に開口していた
保持孔32と通気孔33をともに閉塞する。これ
により上記空間部52と外気との連通が遮断され
るので、吸引管53側の吸引力がチヤンネル28
に作用し、体腔内の粘液や汚物が上記チヤンネル
28から空間部52を通じて吸引管53側に吸引
されることになる。
合には第4図で示すようにキヤツプ31の上部面
全体を指で押えることにより外部に開口していた
保持孔32と通気孔33をともに閉塞する。これ
により上記空間部52と外気との連通が遮断され
るので、吸引管53側の吸引力がチヤンネル28
に作用し、体腔内の粘液や汚物が上記チヤンネル
28から空間部52を通じて吸引管53側に吸引
されることになる。
また、鉗子49を使用する場合には第5図で示
すように保持孔32を通じスライド筒41の上端
開口からその鉗子49を差し込み、弁部材44の
中空部46を介して通孔48に貫通させてチヤン
ネル28側に導びく。このとき、上記通孔48に
は鉗子49が密に嵌り込み気密的な状態となるた
め、空間部52がスライド筒41を介して外部に
通じることがない。吸引管53は空間部52およ
び通気孔33を介して外部に連通し外気を吸引す
るため、チヤンネル28側を吸引することはな
い。
すように保持孔32を通じスライド筒41の上端
開口からその鉗子49を差し込み、弁部材44の
中空部46を介して通孔48に貫通させてチヤン
ネル28側に導びく。このとき、上記通孔48に
は鉗子49が密に嵌り込み気密的な状態となるた
め、空間部52がスライド筒41を介して外部に
通じることがない。吸引管53は空間部52およ
び通気孔33を介して外部に連通し外気を吸引す
るため、チヤンネル28側を吸引することはな
い。
そして、上記鉗子49を使用しながら吸引した
いときには第5図で示すようにキヤツプ31の通
気孔33を指で塞げばよく、これにより空間部5
2と外気との連通が遮断されるので、体腔内の粘
液や汚物を吸引することができる。
いときには第5図で示すようにキヤツプ31の通
気孔33を指で塞げばよく、これにより空間部5
2と外気との連通が遮断されるので、体腔内の粘
液や汚物を吸引することができる。
さらに、チヤンネル28を通じて薬液等の液体
を注入する場合には第6図で示すように注液具と
しての注射器56の先端テーパ部57を固定環3
5のテーパ内周面36に嵌着させる。そして、注
射器56を押込み操作し、ばね42の付勢力に抗
しながらスライド筒41を押込みスライドさせて
弁部材44を弁座51に押し付け、その弁部材4
4を弾性変形させる。これにより空間部52とチ
ヤンネル28との間は遮断される。また、空間部
52は通気孔33を通じて外部に連通し外気を吸
引している。しかして、この状態を保持しながら
注射器56を操作し、液体を流出させれば、この
液体は吸引管53側に吸引されることなく、チヤ
ンネル28を介して体腔内へ確実に送り込むこと
ができる。
を注入する場合には第6図で示すように注液具と
しての注射器56の先端テーパ部57を固定環3
5のテーパ内周面36に嵌着させる。そして、注
射器56を押込み操作し、ばね42の付勢力に抗
しながらスライド筒41を押込みスライドさせて
弁部材44を弁座51に押し付け、その弁部材4
4を弾性変形させる。これにより空間部52とチ
ヤンネル28との間は遮断される。また、空間部
52は通気孔33を通じて外部に連通し外気を吸
引している。しかして、この状態を保持しながら
注射器56を操作し、液体を流出させれば、この
液体は吸引管53側に吸引されることなく、チヤ
ンネル28を介して体腔内へ確実に送り込むこと
ができる。
第7図および第8図は本考案の第2の実施例を
示す。この実施例は上記実施例において、スライ
ド筒41を付勢するばね42の代りに弁部材44
に薄肉筒状の伸縮部61を連設したものである。
すなわち、案内筒34の下端部外周に係止部62
を形成し、この係止部62に伸縮部61の上端を
係着する。そして、上記実施例と同様に使用でき
るが、注射器56を用いて薬液等の液体を注入す
る場合には第8図で示すように注射器56の先端
テーパ部57を固定環35のテーパ内周面36に
押し込み固定すれば、伸縮部61が伸ばされ、上
記実施例のばね42と同様の働きをする。
示す。この実施例は上記実施例において、スライ
ド筒41を付勢するばね42の代りに弁部材44
に薄肉筒状の伸縮部61を連設したものである。
すなわち、案内筒34の下端部外周に係止部62
を形成し、この係止部62に伸縮部61の上端を
係着する。そして、上記実施例と同様に使用でき
るが、注射器56を用いて薬液等の液体を注入す
る場合には第8図で示すように注射器56の先端
テーパ部57を固定環35のテーパ内周面36に
押し込み固定すれば、伸縮部61が伸ばされ、上
記実施例のばね42と同様の働きをする。
また、この第2の実施例ではスライド筒41の
上端にゴム製で筒状のパツキング63が設けられ
ており、このパツキング63に注射器56の先端
テーパ部57を押し付けることによりその間の液
密性を確保するようになつている。
上端にゴム製で筒状のパツキング63が設けられ
ており、このパツキング63に注射器56の先端
テーパ部57を押し付けることによりその間の液
密性を確保するようになつている。
以上説明したように本考案では案内筒により案
内される移動筒に弾性部材からなる弁部材を設
け、送液時においてこれを弁座に押し当てゝチヤ
ンネル側と吸引管側とを確実に遮断するため、送
液時において液体が吸引管側へ流れ込むことがな
い。しかも、案内筒により移動筒を案内し動作の
確実性を確保できるなどの効果を奏する。
内される移動筒に弾性部材からなる弁部材を設
け、送液時においてこれを弁座に押し当てゝチヤ
ンネル側と吸引管側とを確実に遮断するため、送
液時において液体が吸引管側へ流れ込むことがな
い。しかも、案内筒により移動筒を案内し動作の
確実性を確保できるなどの効果を奏する。
第1図は従来の吸引制御装置の側断面図、第2
図は本考案の第1の実施例を示す内視鏡装置の斜
視図、第3図は同じくその吸引制御装置部の側断
面図、第3図は同じくその装置部の待機時の側断
面図、第4図は同じくその装置部の吸引時の側断
面図、第5図は同じくその装置の鉗子挿入時の側
断面図、第6図は同じく液体注入時の側断面図、
第7図は本考案の第2の実施例における吸引制御
装置部の待機時の側断面図、第8図は同じくその
液体注入時の側断面図である。 20……内視鏡、26……吸引制御装置、27
……支持筒、28……チヤンネル、34……案内
筒、41……スライド筒(移動筒)、42……ば
ね、44……弁部材、48……通孔、51……弁
座、53……吸引管、56……注射器(注液具)、
61……伸縮部、63……パツキング。
図は本考案の第1の実施例を示す内視鏡装置の斜
視図、第3図は同じくその吸引制御装置部の側断
面図、第3図は同じくその装置部の待機時の側断
面図、第4図は同じくその装置部の吸引時の側断
面図、第5図は同じくその装置の鉗子挿入時の側
断面図、第6図は同じく液体注入時の側断面図、
第7図は本考案の第2の実施例における吸引制御
装置部の待機時の側断面図、第8図は同じくその
液体注入時の側断面図である。 20……内視鏡、26……吸引制御装置、27
……支持筒、28……チヤンネル、34……案内
筒、41……スライド筒(移動筒)、42……ば
ね、44……弁部材、48……通孔、51……弁
座、53……吸引管、56……注射器(注液具)、
61……伸縮部、63……パツキング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内視鏡のチヤンネルに連通するとともに内部
空間の周部に弁座を設けた支持筒と、この支持
筒に上記弁座より外部側に位置して接続されそ
の支持筒内と連通する吸引管と、上記支持筒内
に設けられた案内筒と、この案内筒と上記支持
筒とを連結するキヤツプ部と、上記案内筒によ
り上記支持筒内で移動自在に案内されるととも
に送液具が接続される移動筒と、この移動筒を
外部側に向けて弾性的に付勢する付勢部材と、
上記移動筒に設けられチヤンネルと移動筒とを
連通する通孔を有し送液するため上記移動筒が
押し込まれたとき上記弁座に密着して上記チヤ
ンネルと吸引管との間を遮断する弾性部材から
なる弁部材とを具備したことも特徴とする内視
鏡の吸引制御装置。 (2) 上記付勢部材は案内筒と移動筒の間に設けた
ばねであることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の内視鏡の吸引制御装置。 (3) 上記付勢部材は上記弁部材に連設してその一
端を上記案内筒に取着した伸縮部であることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
載の内視鏡の吸引制御装置。 (4) 上記移動筒の外部側端にはパツキングとして
の弾性部材を取着してなることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の内視鏡の
吸引制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983110227U JPS6023001U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 内視鏡の吸引制御装置 |
US06/630,071 US4561428A (en) | 1983-07-18 | 1984-07-12 | Suction controller of endoscopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983110227U JPS6023001U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 内視鏡の吸引制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6023001U JPS6023001U (ja) | 1985-02-16 |
JPS6324890Y2 true JPS6324890Y2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=14530311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983110227U Granted JPS6023001U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | 内視鏡の吸引制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4561428A (ja) |
JP (1) | JPS6023001U (ja) |
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-
1983
- 1983-07-18 JP JP1983110227U patent/JPS6023001U/ja active Granted
-
1984
- 1984-07-12 US US06/630,071 patent/US4561428A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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