JPH0621716U - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH0621716U
JPH0621716U JP4562992U JP4562992U JPH0621716U JP H0621716 U JPH0621716 U JP H0621716U JP 4562992 U JP4562992 U JP 4562992U JP 4562992 U JP4562992 U JP 4562992U JP H0621716 U JPH0621716 U JP H0621716U
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arm
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州彦 村尾
龍哉 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は装置近傍及び装置から離間した範囲
の空気を効果的に吸引できるよう構成した空気清浄装置
を提供することを目的とする。 【構成】 空気清浄装置11は充電台13に載置され第
1の空気吸い込み口14を有する装置本体15と、装置
本体15に対し回動可能に設けられたアーム16と、こ
のアーム16に支持され装置本体15の上方に移動して
高い位置で空気を吸引する第2の空気吸い込み口17を
有する昇降ユニット18とよりなる。そして、空気清浄
装置11は使用されないときは昇降ユニット18が充電
台13上に降下しており、使用時にはアーム16をA方
向に回動させて昇降ユニット18を装置本体15の上方
に上昇させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気清浄装置に係り、特に装置近傍及び装置から離間した範囲の空気 を効果的に吸引できるよう構成した空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば各個人毎に使用する小型の空気清浄装置では、主に机、テーブル、棚等 に載置され、たばこの煙等の空気中に浮遊する微粒子を吸着して清浄な空気を送 気するのに使用されている。この種の空気清浄装置としては、図23に示すよう に箱型の装置1内に吸気用ファン2と静電フィルタ3とが設けられ、後部の吸気 口4から吸引した空気中の塵埃を静電フィルタ3で吸着し清浄な空気とともにマ イナスイオンを装置前面の送気口5から放出する構成の装置がある。
【0003】 又、別の空気清浄装置では、灰皿のたばこの煙を吸い込み清浄な空気を排出す る装置もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の空気清浄装置では、装置1の後部に設けられた吸気口4 で空気を吸引する構成であり、いずれも装置近傍の空気のみを清浄にするため、 灰皿等に置かれたたばこから立ちのぼる煙を吸い取ることができるものの、喫煙 者から吐き出された煙を吸い取ることが難しい。しかも、喫煙者から吐き出され た煙は拡散しやすく、周囲に人に及ぼす影響が大きい。又、喫煙者から吐き出さ れた煙が拡散してから、室内の空気を清浄にしようとしてもかなりの時間を要し 、部屋中の空気を容易には清浄な空気に変換できないといった課題がある。
【0005】 そこで、本考案は上記課題を解決した空気清浄装置を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、空気中の塵埃を吸着するフィルタ及び、空気を吸引する空気吸引手 段が内蔵された装置本体と、 前記空気吸引手段により吸引された前記装置本体近傍の空気を前記装置本体内 に導くように前記装置本体に設けられた第1の空気吸引系路と、 該装置本体から離間した範囲の空気を吸引できるように移動可能に支持され、 前記空気吸引手段により吸引された空気を清浄にする第2の空気吸引系路と、 よりなる。
【0007】 又、請求項2の前記装置本体は、内部に充電式の電池を設けてなる。
【0008】
【作用】
装置本体近傍の空気を装置本体内に導く第1の空気吸引系路と、移動可能に支 持され装置本体から離間した範囲の空気を清浄にする第2の空気吸引系路とを有 するため、空気中に拡散した煙も第2の空気吸引系路により効果的に吸引して室 内の空気を短時間で清浄にできる。
【0009】 又、充電式の電池を内蔵するため、簡単に移動でき、コンセントのない場所で も空気を清浄に保つことが可能となる。
【0010】
【実施例】
図1乃至図4に本考案になる空気清浄装置の第1実施例を示す。 各図中、空気清浄装置11は家庭用電源であるコンセントの近くに載置される場 合、AC100Vのコンセントに接続されるソッケト12を有する充電台13の 上面に載置される。空気清浄装置11は大略、充電台13に載置され第1の空気 吸い込み口14を有する装置本体15と、装置本体15に対し回動可能に設けら れたアーム16と、このアーム16に支持され装置本体15の上方に移動して高 い位置で空気を吸引する第2の空気吸い込み口17を有する昇降ユニット18と よりなる。
【0011】 そして、空気清浄装置11は使用されないときは図1、図2に示すように昇降 ユニット18が充電台13上に降下しており、使用時には図3、図4に示すよう にアーム16をA方向に回動させて昇降ユニット18を装置本体15の上方に上 昇させる。
【0012】 図5、図6に示すように、装置本体15の前側には灰皿33の上方にひさしの ように延在する延在部19を有し、上記灰皿33に置かれたたばこの煙を吸い込 むための第1の吸い込み口14は延在部19の下側に格子状に形成されている。 即ち、第1の吸い込み口14は下方に置かれた灰皿33からの煙を効率良く吸い 込めるように、灰皿33の上部を覆うような曲線上に形成されている。
【0013】 装置本体15の内部には、一端が前側で開口する第1の吸い込み口14に連通 し、他端が後側で開口する送気口20に連通する第1の通路(第1の空気吸引系 路)21が貫通しており、この通路21の途中には第1の吸い込み口14から空 気を吸い込むための第1のファン22と、第1のファン22を駆動するモータ2 3と、充電台13により充電される充電式電池24とが設けられている。又、装 置本体15の上面には電源スイッチ25と、充電式電池24の放電状態を知らせ る充電ランプ26が配設されている。充電ランプ26は例えば通常充電完了のと き点滅し、長時間使用して充電が必要になったとき消灯する。
【0014】 第1の吸い込み口14の内側の通路21には、第1の吸い込み口14から吸い 込んだ空気をろ過するための第1のフィルタ27が設けられている。この第1の フィルタ27は着脱自在に設けられ、例えば第1の吸い込み口14あるいは装置 本体15の上面より取り出すことができるようになっている。そのため、使用済 のフィルタ27は装置本体15から取り出して定期的に交換するか、あるいは洗 浄可能なフィルタ材であれば定期的に洗浄する。
【0015】 従って、第1のファン22がモータ23により駆動されると、装置本体15前 側の空気が第1の吸い込み口14より吸引され、第1のフィルタ27を通過した 清浄な空気が送気口20より送出される。
【0016】 又、充電台13は上記装置本体15に内蔵された充電式電池24に接続される 端子28と、端子28と接続されてAC100Vを直流電流に変換する整流回路 29を有する。従って、装置本体15に内蔵された充電式電池24は装置本体1 5が充電台13に載置されると、端子28に接続されて充電が行われる。
【0017】 昇降ユニット18は図1、図2に示すように充電台13上に載置されていると き、第2の空気吸い込み口17が装置本体15の送気口20に対向する向きとな るため、不使用時は第2の空気吸い込み口17及び送気口20に埃が溜まりにく くなっている。
【0018】 図7に示すように、第2の空気吸い込み口17を有する昇降ユニット18は、 アーム16がA方向に回動すると装置本体15の上方に移動し装置本体15より 離間した範囲の空気を吸引できるようになる。
【0019】 昇降ユニット18の内部18aには、第2の空気吸い込み口17に対向する第 2のフィルタ30が収納されている。この第2のフィルタ30は昇降ユニット1 8の側面に形成されたスリット18c(図11参照)より挿入されるため、図8 、図9に示すように昇降ユニット18の側面に突出するつまみ30aを側方に引 き出すことにより取り出すことができるので、簡単に昇降ユニット18から取り 出して定期的に交換するか、あるいは洗浄可能なフィルタ材であれば定期的に洗 浄できるようになっている。
【0020】 又、昇降ユニット18の内部18aには、第2の空気吸い込み口17から空気 を吸引するための第2のファン31が設けられている。第2のファン31はアー ム16内に貫通するダクト32の入口32aに設けられており、ダクト32は入 口32aが昇降ユニット18の内部18aに連通し、ダクト32の出口32bが 装置本体15の内部に形成された通路21に連通している。さらに、昇降ユニッ ト18の内部18aには、第2の空気吸い込み口17から吸引された空気を効率 良くダクト32の入口32aに導くよう曲線状に形成されたガイド板18bが設 けられている。
【0021】 従って、昇降ユニット18の内部18aにガイド板18bにより形成された通 路35とアーム16内に貫通するダクト32とにより第2の空気吸い込み口17 から吸引された空気を装置本体15に供給する第2の通路(第2の空気吸引系路 )36が形成されている。
【0022】 又、図10、図11に示すように、アーム16の側面には上記第2のファン3 1と装置本体15内の充電式電池24とを接続するコード34が配設されている 。アーム16は昇降ユニット18と装置本体15とを連通するとともに、昇降ユ ニット18を昇降させるため、両端部分が回動自在な継手構造で連結されている 。
【0023】 ここで、アーム16と装置本体15とを連結する継手構造について説明する。
【0024】 アーム16内に設けられたダクト32の出口32bには図12に示すような回 転軸37が固着されている。この回転軸37は大径部37aと小径部37bとを 有し、中央に四角形状の貫通孔37cが穿設され、大径部37aの外周に昇降ユ ニット18が降下したときのストッパとなる傾斜面37dと、昇降ユニット18 が上昇したときのストッパとなる突部37eとが設けられている。又、回転軸3 7の突部37eにはマグネットチャッキングされる金属プレート38が固着され ている。
【0025】 アーム16の回転軸37と連結される装置本体15の側面には図13に示すよ うな軸受39が固着されている。この軸受39は中央に貫通孔37cからの空気 の流入を確保するための孔39aが穿設され、且つ上記昇降ユニット18が降下 したとき傾斜面37dに当接する第1のストッパ39bと、昇降ユニット18が 上昇したとき突部37eが当接する第2のストッパ39cとが設けられている。 さらに、第2のストッパ39cには回転軸37の突部37eに設けられた金属プ レート38をマグネットチャッキングする永久磁石40が固着されている。
【0026】 従って、上記回転軸37と軸受39とを組み合わせると、図14に示すように 昇降ユニット18が降下したときは、アーム16と一体な回転軸37は傾斜面3 7dが第1のストッパ39bに当接して昇降ユニット18の降下位置を位置決め する。又、昇降ユニット18が上昇したときは、図15に示すように回転軸37 は突部37eの金属プレート38が第2のストッパ39cに設けられた永久磁石 40に吸着されアーム16が90度回動した起立状態に保持される。
【0027】 又、アーム16と装置本体15とを連結する継手構造としては、上記構造に限 らず、次のような継手構造としても良い。
【0028】 図16に示すように、回転軸37の大径部37aの外周に凹部41を設け、こ の凹部41内に金属性のロックピン42を摺動自在に挿入する。そして、軸受3 9の外周に電磁石43を設け、且つ電磁石43の下方に切欠44を設ける。又、 回転軸37の小径部37bの外周には比較的摩擦抵抗の大きいゴム製のパッキン 45が貼着されている。
【0029】 パッキン45は装置本体15の取付け孔15aに嵌合し、アーム16がロック される前に自重で倒れることを防止するとともに、装置本体15内に塵埃が侵入 するのを防止する。
【0030】 通常上記ロックピン42は凹部41内に引っ込んでいるので、回転軸37の回 動動作を妨げない。アーム16が起立した位置に回動したとき、ロックピン42 は軸受39の切欠44に対向する。従って、アーム16を90度A方向に回動さ せて電源スイッチ25がオンにされると、電磁石43が励磁されるため、図17 に示すように凹部41内のロックピン42が凹部41より外側に突出して切欠4 4に嵌入する。
【0031】 これでアーム16と一体な回転軸37は装置本体15の軸受39と連結状態で ロックされ、昇降ユニット18は上昇位置に保持される。
【0032】 又、電源スイッチ25がオフにされると、電磁石43が消磁されるため、ロッ クピン42は重力により軸受39の切欠44より離脱して凹部41内に復帰する 。これで回転軸37と軸受39とのロックが解除され、図18に示すように回転 軸37の傾斜面37dが軸受39の第1のストッパ39bに当接するまで、昇降 ユニット18はアーム16がB方向に回動するとともに降下する。
【0033】 一方、昇降ユニット18とアーム16との接続部分は、図19に示すように、 アーム16の端部に固着された円盤状の取付部材46を環状の固定部材47によ り昇降ユニット18に固定してなる。第2のファン31を駆動する小型モータ5 0は取付部材46に設けられたブラケット48により支持され、第2のファン3 1は取付部材46の中央に穿設された四角形の開口46aに対向するように支持 される。即ち、第2のファン31はダクト32の入口32aの直前に位置し、昇 降ユニット18の第2の空気吸い込み口17から吸い込んだ空気を強制的にダク ト32へ送出する。
【0034】 又、環状の固定部材47は取付部材46の外周に突出する鍔部46bをゴム製 のワッシャ49を介して挟持するように昇降ユニット18の内壁に固定される。 そのため、昇降ユニット18は、アーム16と一体に設けられた取付部材46に 対して回動自在に支持されているもののゴム製のワッシャ49との摩擦により自 重で回動しないように保持されている。
【0035】 次に上記構成になる空気清浄装置11の動作について説明する。
【0036】 前述したように、空気清浄装置11を充電台13に載置することにより、家庭 用電源から供給された交流電流が整流回路29により直流電流に整流され、端子 28を介して充電式電池24に充電される。充電式電池24の充電が完了すると 、充電ランプ26を点滅させて知らせる。
【0037】 そして、充電ランプ26が点滅したら充電台13から空気清浄装置11を外し てコンセントのない場所での使用が可能となる。次いで、空気清浄装置11が充 電台13から外されると充電ランプ26が消灯する。
【0038】 例えば、空気清浄装置11を机等に載置して使用するときは、図3、図4、図 7に示すようにアーム16がA方向に回動するのに伴って第2の吸い込み口17 を有する昇降ユニット18を上昇させる。又、装置本体15に設けられた第1の 吸い込み口14の下に灰皿33を置く。
【0039】 空気清浄装置11の始動、停止は電源スイッチ25のオン、オフにより行う。 電源スイッチ25がオンに操作されると、充電ランプ26が点灯し、第1のモー タ23及び第2のモータ50が起動し、第1のファン22と第2のファン31と が同時に回転し集煙を開始する。
【0040】 第1のファン22の回転により灰皿33に置かれたたばこの煙は、第1の吸い 込み口14より吸引され、フィルタ27によって煙の微粒子が除去され、清浄な 空気が装置本体15内に形成された通路21を通り送気口20より送出される。 又、喫煙者が吐き出した煙は室内に拡散するが、第2のファン31の回転により 装置本体15の上方に起立した昇降ユニット18の第2の吸い込み口17より吸 引される。そして、昇降ユニット18内に設けられたフィルタ30によって煙の 微粒子が除去され、清浄な空気がアーム16内のダクト32を通過して装置本体 15内に形成された通路21を通り送気口20より送出される。
【0041】 従って、室内に拡散した煙は、主に第2の吸い込み口17より第2のファン3 1の吸引力により吸い込まれる。第2のファン31により吸引された空気は、ア ーム16内のダクト32を通り第1の吸い込み口14より吸い込まれた空気と合 流して室内に送気される。尚、ダクト32内の空気流は入口32a側の第2のフ ァン31と出口32b側の第1のファン22とにより発生するため、第2のファ ン31が小型であっても大きな吸引力で空気中に浮遊する微粒子を能率良く吸引 しうる。
【0042】 上記空気清浄装置11を停止させる際は、電源スイッチ25のオフによりモー タ23,50が停止し空気吸引が止まる。又、空気清浄装置11の動作中、充電 式電池24の残りの容量は充電ランプ26の点灯の明るさにより報知する。
【0043】 図20乃至図22に本考案の第2実施例を示す。
【0044】 各図中、上記第1実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する 。第2実施例の空気清浄装置51は装置本体15の前面に第1の吸い込み口14 の向きを変更できるようノズル部52が回動自在に設けられている。即ち、ノズ ル部52の後部両側には一対の腕部52a,52bが突出しており、装置本体1 5の前部には上記一対の腕部52a,52bの内側に対向する一対の支持部15 a,15bが突出している。そして、一対の腕部52a,52bは一対の支持部 15a,15bに軸53を介して回動自在に支持されている。
【0045】 ノズル部52は下面に第1の吸い込み口14を有し、第1の吸い込み口14の 上部に対向するフィルタ27が着脱自在に取り付けられている。ノズル部52の 内部は蛇腹管54を介して装置本体15内の通路21に連通しており、第1のフ ァン22が回転駆動されると、第1の吸い込み口14よりたばこの煙が吸引され フィルタ27に煙の微粒子が除去され、清浄な空気が送出される。
【0046】 図22に示すように、ノズル部52は上記軸53を中心に回動できるので、第 1の吸い込み口14の向きを変更でき、灰皿33の煙だけでなく例えば前方に向 けて室内の空気を吸い込むことが可能となる。
【0047】 尚、フィルタ27は定期的に交換又は洗浄できるように、前述した昇降ユニッ ト18のフィルタ30と同様にノズル部52の前面に設けられたスリット52c より挿入され、つまみ27aを前方に引き出すことにより取り出せる。
【0048】 上記構成の空気清浄装置51を使用する際は、充電台13から外して図22に 示すようにノズル部52を回動させるとともに昇降ユニット18を上昇させる。 そして、第1の吸い込み口14より低位置の空気を吸い込むと同時に第2の吸い 込み口17より上方の空気を吸い込むことができ、集煙効率をより高めて広範囲 の空気をより短時間で清浄にできる。
【0049】 尚、上記第1、第2実施例の変形例としては次のようなものも考えられる。 上記第1、第2実施例において、第2のファン31及び小型モータ50を取 り除いて、第1のファン22のみで両吸い込み口14,17から空気を吸引する 構成としても良い。その場合、第1の吸い込み口14を小さくして第2の吸い込 み口17からの吸い込み量を確保する。 装置本体15の上面に設けられた充電式電池24の残容量の表示は、充電ラ ンプ26の明るさに限らず、発光ダイオードの色の変化によって行うようにして も良い。 空気清浄装置11,51は装置本体15の高さ寸法よりも幅寸法の方が大き くなる傾向にあるため、ファンの大きさは装置の高さ寸法にあわせる必要がある 。従って、装置本体15内の通路21には幅方向に隙間ができやすいので、空気 吸引力を高めるには装置本体15内に複数のファン22を並設させても良い。 上記充電式電池24の代わりにAC100Vを12Vに変換するアダプタを 用いても良い。例えば、DC12Vの電源トランスを有するカーアダプタに接続 することにより、自動車内等でも使用できるようにしても良い。 第2のファン31及びモータ50を昇降ユニット18の中央部に設けるとと もに、昇降ユニット18の後部に送気口を設けて第1のファン22と第2のファ ン31の空気流を夫々独立な流れにしても良い。その場合、上記第1実施例にお いて、2系統の流れを並列にする使い方と、昇降ユニット18を装置本体15の 後部に降下させて直列にする使い方も可能となる。このように、2系統の流れを 直列にした場合、吸引された空気流が第1のフィルタ27でろ過されたあと第2 のフィルタ30により再度ろ過されるので、より清浄な空気を生成できる。 上記実施例では、主にたばこの煙を除去する場合を一例として説明したが、 これに限らず、たばこの煙以外の空気中に浮遊する塵埃などを除去するのに使用 しても良いのは勿論である。
【0050】
【考案の効果】
上述の如く、本考案になる空気清浄装置は、装置本体近傍の空気を装置本体内 に導く第1の空気吸引系路と、移動可能に支持され装置本体から離間した範囲の 空気を清浄にする第2の空気吸引系路とを有するため、例えば灰皿の煙だけでな く空気中に拡散した煙も第2の空気吸引系路により効果的に吸引して室内の空気 を短時間で清浄にできる。
【0051】 又、充電式の電池を内蔵するため、簡単に移動でき、コンセントのない場所で も空気を清浄に保つことができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる空気清浄装置の第1実施例を示す
側面図である。
【図2】空気清浄装置の第1実施例の平面図である。
【図3】空気清浄装置の使用状態を示す側面図である。
【図4】空気清浄装置の使用状態を示す正面図である。
【図5】空気清浄装置の内部構造を示す縦断面図であ
る。
【図6】空気清浄装置の内部構造を示す横断面図であ
る。
【図7】空気清浄装置の使用時の空気の流れを示す側面
図である。
【図8】昇降ユニットの正面図である。
【図9】昇降ユニットの横断面図である。
【図10】昇降ユニットの縦断面図である。
【図11】昇降ユニット内のファンを示す縦断面図であ
る。
【図12】アームを支持するための回転軸を示す図であ
る。
【図13】アームの回転軸を支持する軸受を示す図であ
る。
【図14】昇降ユニットが降下したときの回転軸と軸受
との嵌合状態を示す図である。
【図15】昇降ユニットが上昇したときの回転軸と軸受
との嵌合状態を示す図である。
【図16】昇降ユニットを支持するアームと装置本体と
の継手構造の変形例を示す図である。
【図17】昇降ユニットを支持するアームの継手構造の
変形例のロック動作を示す図である。
【図18】昇降ユニットを支持するアームの継手構造の
変形例のロック解除動作を示す図である。
【図19】昇降ユニットとアームとの継手構造を示す図
である。
【図20】本考案になる空気清浄装置の第2実施例を示
す縦断面図である。
【図21】本考案になる空気清浄装置の第2実施例を示
す横断面図である。
【図22】空気清浄装置の第2実施例の使用状態を示す
側面図である。
【図23】従来の空気清浄装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11 空気清浄装置 13 充電台 14 第1の空気吸い込み口 15 装置本体 16 アーム 17 第2の空気吸い込み口 18 昇降ユニット 20 送気口 21 第1の通路 22 第1のファン 24 充電式電池 25 電源スイッチ 27 第1のフィルタ27 30 第2のフィルタ 31 第2のファン 32 ダクト 33 灰皿 36 第2の通路 37 回転軸 39 軸受 40 永久磁石 46 取付部材 47 固定部材 51 空気清浄装置 52 ノズル部 54 蛇腹管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の塵埃を吸着するフィルタ及び、
    空気を吸引する空気吸引手段が内蔵された装置本体と、 前記空気吸引手段により吸引された前記装置本体近傍の
    空気を前記装置本体内に導くように前記装置本体に設け
    られた第1の空気吸引系路と、 該装置本体から離間した範囲の空気を吸引できるように
    移動可能に支持され、前記空気吸引手段により吸引され
    た空気を清浄にする第2の空気吸引系路と、 よりなる空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は、内部に充電式の電池を
    設けてなる請求項1の空気清浄装置。
JP4562992U 1992-06-30 1992-06-30 空気清浄装置 Pending JPH0621716U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023001U (ja) * 1983-07-18 1985-02-16 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の吸引制御装置
JPS6444011A (en) * 1987-08-11 1989-02-16 Sony Corp Organic metal vapor growth apparatus
JPH01130711A (ja) * 1987-11-18 1989-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄装置
JPH02284617A (ja) * 1989-04-26 1990-11-22 Daikin Ind Ltd 空気清浄機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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