JPH04504507A - 歯科用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯科用装置 技術分野 本発明は、歯科用装置に関し、かつ特に歯科処置を受ける患者に空気、液体又は 空気液体混合物の噴流を供給する洗浄装置に関する。

背景技術 このような三方式洗浄装置は、穴あけ、研磨又は削り等の後に口の汚れ及び歯の 小さな粒子又は充てん材料を清掃するために使われる。この装置は、空気供給物 及び水供給物が両方共圧力をかけて供給される手動保持器具を有し、かつその動 作端部にノズルアセンブリ又はノーゼルチップを有する。このようなノズルアセ ンブリ又はノーゼルチップは同軸チューブアセンブリを有し、この同軸チューブ アセンブリは三方式洗浄装置の端部に取付けられている。ノーゼルチップの内側 チューブと外側チューブは、両方共金属、例えば真ちゅう、ステンレススチール 又は陽極処理したアルミニウム等から成り、かつ内側チューブは外側チューブ内 に支持しなければならず、一方性側チューブを通る流れを可能にするので、ノー ゼルチップは比較的製造コストがかさむ。三方式洗浄装置は、実際には患者の口 に接触させようとするものではないが、ノーゼルチップは、噴流を所望の場所に 向けることができるようにするために口内に置かなけれならないので、必然的に このような接触が時々は生じる。したがってノズルチップは、使用中に少な（と も汚れることがある。通常歯科医の助手は、洗浄装置の使用後に洗浄液によって ノーゼルチップを清掃する。しかしながらこのことは、その次の使用のためノー ゼルチップが汚れていないことを保証する完全に満足すべき方法ではない。その 代りにノーゼルチップは、取はずしかつオートクレーブ処理できるが、これは時 間を消費する操作であり、しばしば実施されない。

発明の開示 本発明の目的は、前記のような歯科用装置を提供し、それにより使用の場合毎に 汚れのない装置が供給できることを確実にすることにある。

本発明は、三方式洗浄装置用のノズルチップを有し、前記ノーゼルチップが、洗 浄装置に前記ノーゼルチップを取はずし可能に取付けるようになったアタッチメ ント手段を有する同軸チューブアセンブリを含み、ここにおいて前記同軸チュー ブアセンブリの少なくとも外側チューブがプラスチック材料から成る歯科用装置 を提供する。

本発明によればノーゼルチップは安価に製造でき、それぞれのノーゼルチップは 、−人の患者に使用した後に洗浄装置から取りはずし、かつ捨てることができる ようになっているので、汚れていない新しいノーゼルチップを、次の患者に使用 するために洗浄装置に取付けることができる。このようにすれば、患者間の相互 感染の危険が回避され、又は少なくとも十分に減少する。

前記同軸チューブアセンブリの内側チューブは、金属、例えば真ちゅう、ステン レススチール又は陽極処理したアルミニウムから成っていてもよい。その代りに 内側チューブはプラスチック材料から成っていてもよい。前記外側チューブは、 前記内側チューブ上にモールドしてもよい。前記ノーゼルチップは、前記外側チ ューブに取付けることができる又は一体に形成できるキャップ部分を有すること ができ、かつ前記キャップ部分は、その上に形成されたアタッチメント手段を有 することができる。前記アタッチメント手段は、前記キャップ部分の内側に設け られたねじ山を有することができ、又はバヨネット又はキャッチレシーブ手段を 有することができる。前記装置は、前記ノーゼルチップと洗浄装置の間に配置さ れたアダプタを含んでいてもよ（、前記アダプタは、前記装置への前記ノーゼル チップの取付けを可能にする。このようにしてアダプタが存在する場合、種々の アダプタを使用して異なった洗浄装置に同じノーゼルチップを取付けることがで き、前記アダプタは、その内部に設けられたねじ山アタッチメント手段を備えた キャップ部分を有することができ、かつノーゼルチップにはめるためのねじ山又 はバヨネット又はキャッチ手段は、ノーゲルチップ上のバヨネット又はキャッチ レシーブ手段に収容されるようになっている。

前記アダプタは、取付は手段を介して前記ノーゼルチップと共働するように構成 してもよく、前記取付は手段は、ノーゼルチップとアダプタの間の漏れのない結 合を行なう。なるべく前記アダプタは内部に切欠きを有し、その中に前記取付は 手段の一端がある。この場合シールは、切欠き内の前記取付は手段の前記端部を 取付けかつシールするために設けることができる。

シールは０リング又はゴムシール等でもよい。取付は手段の他端は、ここから半 径方向外方に延びた複数のフランジを有することができ、前記フランジは、前記 ノーゼルチップに設けられた構内にある。なるべく４つのこのようなフランジが 、前記取付は手段の前記他端の外面の回りに９０°だけ角度を離して配置されて いる。

図面の簡単な説明 添附図面を参照して本発明を説明する。ここにおいて、 図１は、第１の実施例の正面図であり、図２は、第２の実施例の展開正面図であ り、かつ図３は、アダプタとノーゼルチップの間の結合範囲を示す第３の実施例 の一部の側断面図である。

発明を実施する最善のモード 図１によれば、三方式洗浄装置１２用のノーゼルチップ１１を含む歯科用装置１ ｏが示しである。洗浄装置１２は、可とう同軸パイプ装置１４に接続された本体 １３を有し、このパイプ装置自体は、圧力をかけた空気及び水の源（図示せず） に接続されている。本体１３に２つのレバー１５．１６が設けられており、かつ 装置１０を通して空気、水又は空気と水を流すことができるように操作可能であ る。洗浄装置１２は、おねじ部分１８を備えたヘッド１７を有し、かつノーゼル チップ１１は、めねじ（図示せず）を備えたキャップ部分１９を有し、これらね じによりノーゼルチップＩｆはヘッド１７に取はずしできるように取付けること ができる。

ノーゼルチップ１１は、内側チューブ２０と外側チューブ２１を有し、これらチ ューブは、キャップ部分１９からツインジェット端部２２まで同軸チューブアセ ンブリを形成している。内側チューブ２０は、キャップ部分１９を超えて延びて おり、ヘッド１７の共働する内側チューブ２３内にシールして収容されるように なっている。それにより他方の流体を使用していない場合に他方の流体の供給パ イプへ一方の流体が逆流しないことが確実になる。

内側チューブ２０は、真ちゅう、ステンレススチール又は陽極処理したアルミニ ウム又はプラスチック材料のようなあらゆる適当な材料から成ることができる。

しかしながら外側チューブ２１はプラスチック材料から成り、かつキャップ部分 Ｉ９と一体にして内側チューブ２０上にモールドすることができる。それにより ノーゼルチップ１１は、安価に製造でき、後続の患者の相互感染の危険を減らす ために１人の患者に装置１０を使用した後に捨てることができるようになる。新 しい汚れていないノーゼルチップ１１は、別の患者に装置１０を使用するために ヘッド１７に容易に取付けられる。

キャップ部分１９は、めねじを有する代りに、図２に示すような１つ又は複数の Ｌ字形スロットの形をしたバヨネットレシーブ手段２４を有することができる。

その他すべての点において図２に示したノーゼルチップ１１は、図１に示したも のと同じである。洗浄装置１２のヘッド１７は、ノーゼルチップ１１のバヨネッ トレシーブ手段２４内に収容されるようになったバヨネット２５を有することが できる。その代り図２に示すように、ヘッド１７は通常のおねじ部分１８を有す ることかでき、かつアダプタ２６が設けられている。

アダプタ２６は、表面にバヨネット２５を有し、かつめねじキャップ部分２７を 有し、通常の洗浄装置１２に取付は可能になっており、かつノーゼルチップ１． １は、バヨネット２５とバヨネットレシーブスロット２４の共働によりアダプタ ２６に容易に着脱できるようになっている。容易に分離可能なその他のアタッチ メント手段は、当該技術分野の専門家には容易に明らかであろう。例えばバヨネ ット２５とスロット２４の代りに、キャップ部分１９にある開口又は外方に向い た切欠き内に収容される半径方向外方にばね負荷を受けたキャッチを使用するこ とができ、又はキャップ部分１９の内径を、このキャップ部分がアダプタ２６の 肩に押しばめされるだけのような寸法にすることができる。

その他の代案は図３に示してあり、ここでは取付は手段３０は、ノーゼルチップ １１の内側チューブ２０に対して相対的に図２に２６として示したものと全般的 に同様にアダプタ３１を位置決めするために使われる。

取付は手段は、ここにステップを有する孔３３を備えたステップを有する中空本 体３０の形をしている。

図示した実施例において本体３０は全体的に円筒形になっているが、その他の形 も適当なものとして使用できる。本体３０の両端部３４と３５は、テーバになつ ており、構造部に容易にはめることができる。複数のフランジ構造部３６が、本 体３０の拡大部分３７から半径方向外方へ突出しており、外側チューブ２１にあ る内側溝（図示せず）内に配置され、２つの部分を互いに固定する。なるべく４ つのこのようなフランジ３６が本体３０から突出しており、かつ９０＠だけ角度 を離して配置されている。本体３０の縮小部分３８は、あらゆる適当な方法で、 例えば押しばめによってアダプタ３１にある切欠き３９と共働するように構成さ れており、かつ内部でシール４１によってシールされている。

アダプタは、ステップを有する軸線方向孔４７を備えたステップを有する内側保 持構造部４５、及びこれと一体に形成された外側スリーブ４６を含む。切欠き３ ９は、構造４５の部分４８に設けられており、かつ取付は手段３０を介して内側 チューブ２０にはまるように構成されており、これに対してシールして、流体の 流れのため連続した孔を形成する。外側スリーブ４６はその一端４３にめねじ４ ２を有し、これらめねじは、ノーゼルチップ１１の外面にある対応ねじ山にはま っており、内側保持構造部４５と外側スリーブ４６の間に別の連続孔を形成して いる。

この構成によれば、容易に取はずし可能かつ処分可能である点において衛生的で あると共に、装置に確実に取付は可能であるノーゼルチップを提供することがで きる。

本発明が、例として説明しただけの上記実施例の細部に限定しようとするもので はないことは、もちろん明らかである。

（特許法第１８４条の８） 平成３年　７月１６日

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．三方式洗浄装置用のノーゼルチップを有し、前記ノーゼルチップは、内側チ ューブと外側チューブの同軸アセンブリを有し、かつ前記ノーゼルチップを洗浄 装置に取はずし可能に取付けるようになったアタッチメント手段を有する歯科用 装置において、前記同軸チューブアセンブリの少なくとも前記外側チューブ（２ １）がプラスチック材料から成ることを特徴とする歯科用装置。
2. ２．前記ノーゼルチップ（１１）と前記洗浄装置（１２）の間に配置されたアダ プタ（２６）を設け、前記アダプタ（２６）が、前記装置（１２）への前記ノー ゼルチップ（１１）の取付けを可能にすることを特徴とする、請求項１記載の装 置。
3. ３．前記同軸チューブアセンブリの前記チューブ（２０）が金属から成ることを 特徴とする、請求項１又は２記載の装置。
4. ４．前記内側チューブ（２０）がプラスチック材料から作られていることを特徴 とする、請求項１又は２記載の装置。
5. ５．前記外側チューブ（２１）が、前記内側チューブ（２０）上にモールドされ ていることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１つに記載の装置。
6. ６．前記ノーゼルチップ（１１）が、前記外側チューブ（２１）に取付けられた キャップ部分（１９）を有することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１つ に記載の装置。
7. ７．前記キャップ部分（１９）が、前記外側チューブ（２１）と一体に形成され ていることを特徴とする、請求項６記載の装置。
8. ８．前記キャップ部分（１９）がその上に形成されたアタッチメント手段を有す ることを特徴とする、請求項６又は７記載の装置。
9. ９．前記アタッチメント手段が、前記キャップ部分（１９）の内部に設けられた ねじ山を有することを特徴とする、請求項６〜８のいずれか１つに記載の装置。
10. １０．前記アタッチメント手段が、バヨネット又はキャッチレシーブ手段（２４ ）を有することを特徴とする、請求項１〜８のいずれか１つに記載の装置。
11. １１．前記アダプタ（３１）が、取付け手段（３０）を介して前記ノーゼルチッ プ（１１）と共働するように構成されており、前記取付け手段（３０）が、前記 ノーゼルチップ（１１）とアダプタ（３１）の間の漏れのない結合を行うことを 特徴とする、請求項２記載の装置。
12. １２．前記アダプタ（３１）が内部に切欠き（３９）を有し、その中に前記取付 け手段（３０）の一端があることを特徴とする、請求項１１記載の装置。
13. １３．前記取付け手段（３０）の前記一端が、シール（４１）によって前記切欠 き（３９）内に保持されていることを特徴とする、請求項１２記載の装置。
14. １４．前記シール（４１）が０リングを有することを特徴とする、請求項１３記 載の装置。
15. １５．前記取付け手段（３０）の他端が、ここから半径方向外方に延びた複数の フランジ（３６）を有し、前記フランジ（３６）が、前記ノーゼルチップ（１１ ）に設けられた対応する溝内にあることを特徴とする、請求項１１記載の装置。
16. １６．前記取付け手段（３０）の前記他端が、その外周の回りに９０°だけ角度 を離して配置した４つの前記フランジ（３６）を有することを特徴とする、請求 項１５記載の装置。