JPS645902Y2 - - Google Patents

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JPS645902Y2
JPS645902Y2 JP1324480U JP1324480U JPS645902Y2 JP S645902 Y2 JPS645902 Y2 JP S645902Y2 JP 1324480 U JP1324480 U JP 1324480U JP 1324480 U JP1324480 U JP 1324480U JP S645902 Y2 JPS645902 Y2 JP S645902Y2
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packing
contact
protrusion
groove
lid
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JP1324480U
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【考案の詳細な説明】 この考案は端子箱蓋のシールとしてパツキンを
用いる場合の構造に関するものであり、良好なパ
ツキン効果が発揮できるようにしようとするもの
である。
従来のこの種の端子箱の蓋は、第2図に示され
る本体42aに対して蓋体66を第7図の矢印ホ
の方向に着脱するようにしているのが一般的であ
る。この場合環状のパツキンの対向面と相手方の
環状の対向面は夫々矢印ホの方向に直交する平坦
面を有し、それらを近づける為、相互の各環状の
平坦な面で接触し、効果的な水密効果が得られ難
い問題点があつた。
そこで一部改良することも試みたが、蓋の横ず
れを防止し得る構造にすることと、上記の問題点
を解決するという二つの点を同時に解決すること
は困難であつた。
そこで本案は矢印ホ方向に蓋66の開閉を行う
ことができ、しかも蓋66と本体42aとの相互
に環状の合着部が横ずれしないような構造とな
り、その上にパツキン効果も大きくし得るように
した端子箱蓋のシール構造を提供しようとするも
のである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1,2図は電磁弁を示すものであり、1は
周知の電磁石、2は内蔵されたランプ装置の場所
を示し、3は弁装置である。電磁石1は、ハウジ
ング12内に、周知のようにコイル、可動鉄心を
備え、電源からの通電の有無によつて弁装置のス
プールを作動させるようにしてある。なおハウジ
ング12は当接部31を弁装置に当付けた状態で
固着してある。23は止着用ナツト、26は透光
窓30を有するランプ収容部を示す。
次に弁装置3について説明する。40は通常知
られている弁本体で、内部には図示を省略する
が、周知のようにスプールやスプール戻しばね等
の弁切換機構が備えられている。この弁本体40
の第2図において上側には後述する端子箱を取付
ける為の取付面40aが形成され、この取付面4
0aに複数個の取付ねじ穴41が設けられてい
る。42は端子箱である。この端子箱42は、本
体42aと、蓋体66とから成り、これにおい
て、43は底壁、44は底壁43に上記取付ねじ
穴41と合致するように設けられた取付孔で、こ
の取付孔44に取付ねじ45が嵌挿されて取付ね
じ穴41に螺合され、これにより端子箱42が弁
本体40に一体的に固着されている。48は側
壁、49,49は側壁48に設けられたプラグピ
ン挿通孔で、電磁石1に給電するのに用いる抜差
自在のプラグピン18,18が挿通されている。
50,50は両側の側壁で、自体の弾力性によつ
て或程度撓み得るようになつている。52,52
は側壁50,50の内面の下縁付近に突設された
ストツパー片で、レセプタクル本体の第2図にお
ける左右移動を受止めるようになつている。これ
らのストツパー片52,52は底壁43に突設さ
れても良い。次に、53は端子箱42内に嵌装さ
れた操作用電源供給用のレセプタクルである。こ
のレセプタクル53において、54はレセプタク
ル本体で、合成樹脂材料によつて成形されてい
る。65,65は夫々端子ねじで、この端子ねじ
65はナツト63に螺合された後その先端部がね
じ嵌挿穴59に嵌合され、これによりソケツトコ
ンタクト61の抜出しが阻止されている。66は
端子箱の本体42aに覆着した蓋板で、端子箱本
体42aの合着部71の上面にパツキン67を置
き、その上から覆着し、取付ねじ68にて締付け
ることによつて取付けられている。66aは電線
口である。
次に本体42aと蓋体66との合着部71,7
0の構成について説明する。これらの構成は特に
第3図から第7図に詳細に図示されている。図に
おいて、74は蓋体66に周設された凹溝を示
し、これにはパツキン67の一部67が没設さ
れる。72と、73は凹溝74の外周と内周側に
形成した溝用凸条と受止用凸条で、凸条72に比
較して凸条73の高さは高くしてある。72′は
合着時に相手に当接させる規制面、90は合着時
に相手の側壁内面に当接させる規制面(第7図参
照)、86と、87と、88は側壁上面(合着部
71)に形成した面で、順に規制面72′に対応
合着させる規制面と、合着方向(矢印ホの方向)
に対して受止用凸条73の側が低くなる斜面にし
てあるパツキン当接面と、残りの面とを示す。な
お実施に当つては凸条72と、73の高さは相互
に入れ替えて形成してもよい。また合着部70と
71の構造も相対的なものであり、第6図におい
て上下の合着部を入れ替えて実施してもよい。上
記構成においては第6図の状態から本体42aに
蓋体66を合着すると第5図の如くなる。この場
合、角形断面のパツキンにおける一つの角部6
7′は、合着初期においては第7図の2点鎖線で
示す位置から進行してパツキン当接面87の高所
イに当り、次に斜面に導かれて矢印ニ方向に滑
り、終期には低所ロの位置に移り、斜面87に対
して高密度に圧着する。尚パツキンと当接面との
間の滑り抵抗が大きいときには角部67′は高所
イにあつて角部67′近くのパツキン部材は歪ん
で大きく圧縮され、ここで高密度の圧着が生じ、
大きなパツキン効果が発生する。次に上記のパツ
キン67は第3図に示されるように環状になつて
いる。これは弾力性のあるパツキン素材(板状)
を打抜いて形成してもよいし、他の周知手段、例
えば塑成手段によつて製作するとよい。また前記
合着状態(第7図の状態)においては、パツキン
67は減圧部67′を除いて他の外周面は溝内の
内面に夫々圧着され、乃至は空間89に向けて膨
出する等して溝内になじみよく納まる。特に、合
着部の一部に歪又は斑が存在していても(高さ寸
法、環状の形状斑があつても)高さの高い凸条7
3の側に向けて斜面87が向いていること、及び
空間89が存在していること等によつてパツキン
67の納まりは一層好ましい状態になる。このパ
ツキン67の内周面には適数個所、例えば図示の
如く、一辺に各2ケ所宛合計4ケ所に夫々舌片状
の係合片(第3,4,8,9,10,11,12
及び13図において符号80,80a,80b参
照)が一体材で延出状形成されている。この係合
片80等は、受止用凸条73に形成された切欠状
の引込スリツト77に挿入してあり、第10図に
示されるように係合片80に形成された膨出部の
内面81を嵌合面として上記引込スリツトの側壁
84に対して弾力的に当接させ、側壁84をパツ
キン本体とでもつて挟着することによりこれがア
ンカーとなつてパツキンの主体部が凹溝74から
浮上りにくいように構成してある。78は係合片
存置用の凹部を示す。更に引込スリツトの側壁と
しては第11図のように棒体84aを蓋体66の
内面から立設し、係合片80aに設けた孔の内面
を嵌合面81aとして上記の棒体84aに被挿し
て弾力的に係合させてもよいし、また第13図の
ように係合片80bの両側面を嵌合面81bと
し、スリツト両側面84bに弾力的に当接させる
ことにより係合させてもよい。いずれにせよ、上
記各係合片はパツキンと同時に打抜き可能の平面
形状にしてある。79は蓋体66の内面に突設さ
せた補強用のリブを示す。
以上のように本考案にあつては、 (a) 凹溝74にパツキン67の一部を没設するも
のであるから、蓋66を着脱する時に溝から離
脱することを防止することができ、その装着状
態を安定固着維持できる。
(b) その上本案にあつては、本体42aと蓋体6
6との合着は開口面に直交する方向ホの方向に
合着させる構成であるから、一方の規制面90
に対する相手方の規制面を添え付けることと、
規制面72′に対する相手方の規制面86の当
接をさせて第2図の状態に両者の合着位置関係
を正確に一致させる行為を、蓋を被せる過程で
自然に行なえる操作上の効果がある。
(c) また上記の如く、矢印ホの方向に直線状に蓋
着して両者を正確に合着させ得る構成であつて
も、蓋着の過程でパツキン当接面87はパツキ
ン67の角部67′に当接し、その角部67′を
矢印ホの方向ではなく、それとは異なる方向
(ニの方向)に撓ませるようにしてあるから、
上記パツキン67は両規制面72′,86の間
にはみ出すことはなく、上記(b)項記載の効果を
維持するという効果があるその上に、角部6
7′を奥部89に押し込むことによつてパツキ
ン当接面87に対するパツキン角部67′の接
圧効果(水密効果)を著しく増加させるという
効果、即ち二つの効果を同時に発生させる特長
もある。
このように本案のものは、矢印ホの方向に向け
て蓋を開閉させるだけの単純操作で取扱できる端
子箱蓋において、上記(a),(b)および(c)項記載の優
れた効果の全てを満足させることのできるもので
あり、実用上誠に有益なものといえる。
更に本考案にあつては、上記蓋着時においてパ
ツキン67の角部67′がパツキン当接面87で
押圧される場合、パツキン67はその底面67
が凹溝74の底面に圧着し、一方の側面が凹溝7
4の一方の側面に圧着し、他方の側面が凹溝74
の他方の側面に圧着して、パツキン67は都合3
方向への変位が阻止される特長があり、この3方
向への変位の阻止によりパツキン67の変形は角
部67′の近辺のわずかな部分のみに限られると
共に、その部分が大きく圧縮される特長がある。
このことはパツキン当接面87に対する上記わず
かな部分の接圧効果が極めて大きくなる効果があ
り、端子箱本体42aに対する蓋体66の合着力
が極めてわずかでもつて、極めて大きなパツキン
効果を得ることのできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一
部破断正面図、第2図は一部破断正面図、第3図
は蓋体を内面側からみた図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第2図のパツキン位置を
中心にして拡大した要部断面図、第6図は第5図
における合着前の状態を示す断面図、第7図はパ
ツキン角部の変移状態説明用断面図、第8図は第
3図の係合片を説明する為の一部斜視図、第9図
は第8図の分解図、第10図は係合片とパツキン
本体とでスリツト側壁を挟着する状態を示す要部
平面図、第11図は係合片の変形例を示す一部破
断分解斜視図、第12図はその平面図、第13図
はさらに変形例を示す要部平面図。 66……蓋体、42a……本体、67……パツ
キン、70,71……合着部、74……凹溝、7
7……引込スリツト、67′……パツキンの押当
用角部、80……パツキン当接用の斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子箱本体42aと、端子箱本体42aの開口
    部に対してその開口面に直交する方向から合着状
    の覆付け可能に構成された蓋体66と、端子箱本
    体42aと蓋体66との各環状の合着部71,7
    0相互間に介設させた弾力性材料で形成した環状
    のパツキン67とからなる端子箱蓋のシール構造
    において、上記本体42aまたは蓋体66の一方
    の合着部71又は70にあつては、パツキン没入
    用の凹溝74を周設すると共にその凹溝74には
    断面角形の環状のパツキン67をパツキン67の
    一面67が没設し他面67″が露出する状態で
    装着し、しかも上記凹溝74における両側の凸条
    は、一方の凸条が上記パツキン67の他面よりも
    高い位置になるように高くした受止用凸条73で
    あり、他方の凸条が上記パツキン67の他面より
    低い位置になるように低くした溝用凸条72であ
    り、上記パツキン67の底面67は凹溝74の
    底面に当接させ、パツキン67の一方の側面は凹
    溝における受止用凸条73の側の周壁に当接さ
    せ、パツキン67の他方の側面は凹溝における溝
    用凸条72の側の周壁に当接させてあり、このよ
    うな合着部に対し、他方の合着部に形成させるパ
    ツキン当接面87は合着方向ホに対して斜面に形
    成し、その傾斜角は、上記パツキン67の溝用凸
    条72の側にある角部67′が当接したときにこ
    れを受止用凸条73の側に撓ませるような大きな
    傾斜角にしてあり、上記パツキン当接面87の先
    行側には上記溝用凸条72の表面にある規制面7
    2′に対して当接可能にしてある対応形状の規制
    面86が延設してあり、上記パツキン当接面87
    の後部側には上記受止用凸条73の溝側周壁面9
    0に当接可能にしてある規制面を延設してあり、
    本体と蓋体とを上記合着方向ホに向けて合着させ
    た状態では上記パツキン67が上記パツキン当接
    面87における先行する斜面に圧接されパツキン
    の角部67′が凹溝の溝壁高さの高い受止用凸条
    73の側の周壁とパツキン当接面87における後
    部斜面とで形成される奥部空間89の側に押圧さ
    れるようにしてあることを特徴とする端子箱蓋の
    シール構造。
JP1324480U 1980-02-05 1980-02-05 Expired JPS645902Y2 (ja)

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JPS56114589U JPS56114589U (ja) 1981-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4589686B2 (ja) * 2004-09-28 2010-12-01 興国インテック株式会社 二重吸着ガスケット
JP6613036B2 (ja) * 2015-02-26 2019-11-27 フクダ電子株式会社 医療用電子機器

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