JPH0629861Y2 - 防水プッシュスイッチ - Google Patents

防水プッシュスイッチ

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JPH0629861Y2
JPH0629861Y2 JP7610389U JP7610389U JPH0629861Y2 JP H0629861 Y2 JPH0629861 Y2 JP H0629861Y2 JP 7610389 U JP7610389 U JP 7610389U JP 7610389 U JP7610389 U JP 7610389U JP H0629861 Y2 JPH0629861 Y2 JP H0629861Y2
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JP
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locking
waterproof cap
waterproof
contact piece
insulating cylinder
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裕司 小菅
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第一電装部品株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は防水プッシュスイッチに係り、更に詳述すれ
ば組立性のよい防水プッシュスイッチに関する。
[従来の技術] この種のプッシュスイッチとしては従来例えば実開昭6
3−82327号公報に記載されているものがある。
この従来の技術は絶縁部材で形成され取付け用の正面板
と中央にシャフト挿着用の中空部を有するボディと、該
ボディの前記中空部の外側に形成した一対の接点部材挿
着孔の一方に前記ボディの一端側より挿入係止された第
1の固定接点部材と、他方の接点部材挿着孔に前記ボデ
ィの他端側より挿入係止された第2の固定接点部材と、
前記中空部内に弾発部材で常にボディに対して突出傾向
の弾発力を付与されるように挿着された段付のプッシュ
シャフトとその端部に固定され、前記一対の接点部材挿
着孔内にボディの一端側より挿入され、前記第1の固定
接点部材および第2の固定接点部材に対し接点で摺接す
るように一対の導通弾片を有する可動接点部材とをもっ
て構成されているものである。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は、プッシュシャフトの端部に可動
接点部材を取付ける際、前記端部の角形突起を前記接点
部材の角孔に挿入しなければならないため、位置合せと
同時にネジ締めを必要とするため組立性が悪い。
また、プッシュシャフトを押すとこのシャフトの端部に
取付けられている可動接点部材がボディの中空部から外
側に押し出されるため、取付機材との接触を防止する絶
縁カバーを必要とし部品点数が多くなりコスト高にな
る。
特にこの従来技術は防止カバーをその溝でボディの鍔に
係止することだけでボディに防水カバーを取り付けるも
のであるので、ボディを車体等に取着するときのネジ止
めの際、防水カバーをめくり上げるとこのめくり上げた
部分以外の防水カバーの他部が外れ易く作業性が悪いと
いう問題点がある。
この考案の目的は上述した問題点を除去するために、押
圧体の内部に可動接片をワンタッチで係着すると共に、
絶縁筒体内で可動接片を摺動可能に配設し、特に絶縁筒
体の係止ピンに防水キャップの係止凹所(孔)を係入係
止することで防水キャップを絶縁筒体に取着することが
でき、ネジ止めに当り防水キャップを部分的にめくり上
げても妄りに防水キャップが外れない防水プッシュスイ
ッチを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、外鍔を有する絶縁筒体と、
この絶縁筒体の対向内壁に部分対向して配置した対をな
す固定接片と、これら各固定接片に摺接するほぼ逆V字
形の可動接片を備えかつスプリングを介在して前記筒体
内に挿入され、係止弾片などで抜け止めを施した自己突
出の押圧体と、この押圧体の上部を含めて前記筒体の外
鍔に被着した柔かい防水キャップと、この防水キャップ
の側面に形成した係止凹所(係止孔)に係入して防水キ
ャップの外れ止めをするために前記外鍔部分に設けた係
止ピンとをそれぞれ具備することで達成される。
[作用] 絶縁筒体の係止ピンに防水キャップの係止凹所(孔)を
係入係止することで防水キャップを絶縁筒体に取着で
き、ネジ止め時等において防水キャップのネジ止め対応
部分をめくり上げても妄りに防水キャップが外れない。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ずこの考案の基本構成は第1図に示すように、外鍔1a
を有するプラスチック等で形成して作った絶縁筒体1
と、この絶縁筒体1の対向内壁2,2に部分対向して第
9図および第10図に示すように配置した対をなす金属
板等で作った固定接片3,4と、これら各固定接片3,
4に第9図に示すように摺接するほぼ逆V字形の燐青銅
等で作った可動接片5を同じく第9図に示すように備え
かつスプリング6を同図で示すように介在して前記筒体
1内に第5図および第9図に示すように挿入され、第5
図に示すように係止弾片7などで抜け止めを施した自己
突出の押圧体8を配設する。
またこの押圧体8の上部を含めて前記筒体1の外鍔1aに
第4図および第9図に示すように被着した柔かいゴム等
で形成した第1図および第2図に示すような防水キャッ
プ9と、この防水キャップ9の側面に第2図に示すよう
に形成した係止凹所(係止孔)10に係入して防水キャッ
プ9を第4図および第7図に示すように外れ止めをする
ために前記外鍔1a部分に第3図に示すように設けた係止
ピン11とをそれぞれ具備することでこの考案の防止プッ
シュスイッチは構成されている。
さらに具体的に上記構成を詳述する。
この考案に用いる絶縁筒体1はプラスチックで成形され
筒状の本体の上端側には外鍔1aを有する取付け用の上面
板12が設けられ、この上面板12には固定接片3を取付け
るための凹部13と前記凹部13と方形をなす絶縁筒体1の
中空部14とを連通する固定接片挿入孔15が明けられてい
る。
そして前記固定接片挿入孔15の開孔した対向内壁2には
後述する可動接片5の一方の弾片が摺接する溝142が、
また前記対向内壁2と対向する対向内壁2には他方の弾
片が摺接する溝144と、この溝底と溝側壁に固定接片挿
着溝145と係止孔146とがそれぞれ設けられている。
前記中空部14の前記対向内壁2と連接する中空部内壁14
7,148間で前記中空部14の中間位置に前記内壁147,148の
幅よりも狭く、前記対向内壁2,2との間に押圧体8の
一対の係止弾片7が移動するに支障ないだけの間隙を有
し、中央に可動接片5のガイド軸8aが挿通する孔161を
明けたスプリング受け16が設けられている。
また、前記凹部13には前記絶縁筒体1を取付け部材19に
取付けるための取付孔131が、更に前記上面板12の周面
には防水キャップ9を取付けるための外鍔1aが設けられ
ている。
押圧体8はプラスチック成形され、小径のガイド軸8a
と、この軸8aよりも若干大径でしかも十分に短い押軸8b
の連設個所にスプリング6の一方の受けと可動接片5の
保持と絶縁筒体1の中空内壁147,148および対向内壁
2,2と接し、押圧体8の回動を阻止する前記ガイド軸
8a側が開口し、可動接片挿着孔8cを形成し方形の中空部
14の中空部内壁147,148および対向内壁2,2に摺接
し、絶縁筒体1の段部2aに係合し得る大きさの係止弾片
7,7とで構成されている。
前記可動接片5は燐青銅などの弾性を有する帯状の導電
板で形成され、中央に前記ガイド軸8aが挿通する軸孔5a
を明けた前記方形の可動接片挿着孔8c内に挿着し得る大
きさのベース部5bの中心に両側を同じ側に直角に折曲
げ、さらにこの折曲げ側に近い所をそれぞれ八字状にな
るように外側に折曲げ、端部を外側に弯曲するようく字
状に折曲げて大略的に逆V字状になるように接点5cを有
する一対の弾片5dを形成したものである。
固定接片4は前記固定接片挿着溝145に挿着し得る幅の
帯状の導電板の一端側を若干幅狭としてプラグ部41を形
成するとともに幅広部側を折曲げ係止突起42を設けたも
のである。
他の固定接片3は導電板の一端側を前記凹部13に嵌着し
得る形状とし取付孔131に一致させて取付孔31を明ける
とともに中央を直角に折曲げ、他端側を前記固定接片挿
入孔15の対向内壁2に開口する拡大開口部に係止する係
止突起32を設けた可動接片摺接部33としたものである。
防水キャップ9は天然あるいは人造ゴムで作り、前記上
面板12とこれから突出した絶縁筒体1、押圧体8の各一
部を覆うキャップ主体部91と取付ネジ22を覆う突出部92
とで形成され、キャップ主体部91の開口部内壁面には上
面板12の外鍔1aに挾着される鍔93が形成され、この鍔に
前記絶縁筒体1の外鍔部分に設けた係止ピン11が嵌合す
る係止凹所(孔)10が設けてある。
この考案の防水プッシュスイッチは上記各部品をもっ
て、第5図および第9図に示すように押圧体8のガイド
軸8aを可動接片5の軸孔5aに挿通し、次に同じようにス
プリング6を挿通してから、予じめ固定接片挿着溝14
5、固定接片挿入孔15に固定接片3,4をそれぞれ係止突起
32,42が係止孔146、拡大開口部の孔縁および開口縁に係
止してある絶縁筒体1の上面板12が近傍に形成されてい
る側の筒体開口部からスプリング6、可動接片5が外れ
ないように、また可動接片5の弾片5dを内側に押し縮め
るようにして挿入し、前記押圧体8のガイド軸8aがスプ
リング受け16の孔161に挿通し、係止弾片7を絶縁筒体
1内に挿入すれば係止弾片7が段部2aに係合し押圧体8
の抜け止めをすることで完成する。
この考案の防水プッシュスイッチは、第5図および第1
0図に示すように上面板12に押圧体8の押軸8b部分を覆
うように鍔93が外鍔1aに係止するように取付け防水処置
を施す。
この防水プッシュスイッチは第7図および第8図に示す
ように被取付部材19(例えば金属製で電源の一方の電極
と接続したもの)に予じめ明けられている取付孔20,21
を利用し絶縁筒体1を取付孔21に挿入し、絶縁筒体1の
係止突起1bに係止した後、固定接片3の取付孔31、上面
板12の取付孔131を通してねじ22をねじ孔20に螺着する
に際し、防水キャップ9の一部を第7図のように押し上
げ上面板12を取付部材19に固定する。
この場合防水キャップ9の係止凹所10に係止ピン11が係
止されているから第7図に示すように防水キャップを部
分的にめくり上げても妄りに外れることがない。
用途としては自動車のドアスイッチ等があり、第5図、
第9図はドアが開いた際の状態を示すもので、押圧体8
はスプリング6の弾力で係止弾片7が係止弾部2aに当接
するまで絶縁筒体1内を上昇し、可動接片5の一方の弾
片5dの接点5cが固定接片3の摺接部33に接し、他方の弾
片5dの接点5cは終始固定接片4の摺接部に接しているた
め、取付部材19が車体で電池の負極に、固定接片4のプ
ラグ部41が案内灯を介して電池の正極に接続されていれ
ばドアーを開けることで室内灯が点灯する。
ドアーを閉めれば第6図および第10図に示すようにド
アーで押圧体8が防水キャップ9越しに押され、前記押
圧体8がスプリング6の弾力に抗して絶縁筒体1内に挿
入されると、弾片5dの接点5cが固定接片3の摺接部33か
ら外れ、絶縁筒体1の対向内壁2に接するため他方の弾
片5dの接点5cが固定接片4の摺接部に接していても室内
灯は消灯する。
このように押圧体8が絶縁筒体1内で上下動した場合係
止弾片7が中空部内壁147,148および体内壁2,2とゆ
るく接しているので押圧体8は絶縁筒体1内で傾斜せず
スムーズに上下動する。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
この考案の防水プッシュスイッチは、押圧体に対し可動
接片の組付けが容易で、組立の作業性が良く、操作時可
動接片が絶縁筒体外に表出しないので絶縁カバーが不要
となり、しかも特にこの考案では防水キャップの係止凹
所(孔)に絶縁筒体の外鍔部分に設けた係止ピンを挿入
して外鍔に防水キャップを取着したので、外鍔を車体等
にネジ止めするに当り、防水キャップのネジ止め対応部
分を第7図に示すように持ち上げても上記係止ピンに係
入した防水キャップの係止凹所(孔)で防水キャップ全
体のめくり上がりが阻止され、絶縁筒体の外鍔から防水
キャップが妄りに外れることがなくネジ止め作業が容易
に実行できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
は防水プッシュスイッチの分解斜視図、第2図は防水キ
ャップの横断平面図、第3図は絶縁筒体の平面図、第4
図は絶縁筒体に防水キャップを取付けた状態の要部の横
断平面図、第5図は防水プッシュスイッチの中央部縦断
立面図、第6図は第5図と状態を異にした縦断立面図、
第7図は取付部材に防水プッシュスイッチを取付ける状
態を示す一部断面に示した側面図、第8図は同じく取付
部材に取付けた側面図、第9図および第10図はそれぞ
れ第5図および第6図の断線における縦断側面図であ
る。 1……絶縁筒体、7……係止弾片 1a……外鍔、8……押圧体 2……対向内壁、9……防水キャップ 3,4……固定接片、10……係止凹所(孔) 5……可動接片、11……係止ピン 6……スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外鍔1aを有する絶縁筒体1と、この絶縁筒
    体1の対向内壁2,2に部分対向して配置した対をなす
    固定接片3,4と、これら各固定接片3,4に摺接する
    ほぼ逆V字形の可動接片5を備えかつスプリング6を介
    在して前記筒体1内に挿入され、係止弾片7などで抜け
    止めを施した自己突出の押圧体8と、この押圧体8の上
    部を含めて前記筒体1の外鍔1aに被着した柔かい防水キ
    ャップ9と、この防水キャップ9の側面に形成した係止
    凹所(係止孔)10に係入して防水キャップ9の外れ止め
    をするために前記外鍔1a部分に設けた係止ピン11とをそ
    れぞれ具備してなる防水プッシュスイッチ。
JP7610389U 1989-06-28 1989-06-28 防水プッシュスイッチ Expired - Lifetime JPH0629861Y2 (ja)

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JP7610389U JPH0629861Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 防水プッシュスイッチ
US07/542,956 US5063277A (en) 1989-06-28 1990-06-25 Waterproof and dustproof push switch
CA002019822A CA2019822C (en) 1989-06-28 1990-06-26 Waterproof and dustproof push switch
GB9014371A GB2233500B (en) 1989-06-28 1990-06-28 Waterproof push button switch
DE4020581A DE4020581A1 (de) 1989-06-28 1990-06-28 Wasser- und staubdichter drucktastenschalter
SG75894A SG75894G (en) 1989-06-28 1994-06-08 Waterproof push button switch
HK89594A HK89594A (en) 1989-06-28 1994-08-25 Waterproof push button switch

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JPH09223431A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Niles Parts Co Ltd 車両用ドアスイッチ

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