JPS645859Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645859Y2 JPS645859Y2 JP1982099189U JP9918982U JPS645859Y2 JP S645859 Y2 JPS645859 Y2 JP S645859Y2 JP 1982099189 U JP1982099189 U JP 1982099189U JP 9918982 U JP9918982 U JP 9918982U JP S645859 Y2 JPS645859 Y2 JP S645859Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- electrodes
- fixed
- coil
- tsuba
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリードレス型固定インダクタ、いわゆ
るチツプインダクタの構造に関する。
るチツプインダクタの構造に関する。
近時各種の電子部品と同様に固定インダクタも
小型化されており、合成樹脂や磁器の基板の回路
パターンに直接電極が面接続されるチツプインダ
クタが用いられつつあるが、その大きさは1辺が
4mmから3mmの立方体に入る程度の非常に小さな
形状である。電極は線状あるいは板状の金属片を
コアの鍔に固着したり、又銀等を印刷焼付けや蒸
着して形成する。電極以外の部分には合成樹脂を
塗付する等して全体を保護することも行われる。
小型化されており、合成樹脂や磁器の基板の回路
パターンに直接電極が面接続されるチツプインダ
クタが用いられつつあるが、その大きさは1辺が
4mmから3mmの立方体に入る程度の非常に小さな
形状である。電極は線状あるいは板状の金属片を
コアの鍔に固着したり、又銀等を印刷焼付けや蒸
着して形成する。電極以外の部分には合成樹脂を
塗付する等して全体を保護することも行われる。
しかしながらチツプインダクタはコイルの周囲
をコアで被われていないので他の回路部品と共に
実装密度を高くした状態で基板の回路パターンに
接続した場合、他の回路部品の影響を受けて特性
が不安定になり易いし、又自身の漏洩磁束は周囲
の回路部品に悪影響を与えやすい。合成樹脂のベ
ース上にコイルが巻回されているコアが載置され
ている一般的な固定インダクタであればベスにコ
イルを被う別のコアを固定することができるが、
前記したような微小構造でありしかもコイルが巻
回されているコアが直接基板に接続される簡単な
構造のチツプインダクタではコイルを被うそのよ
うな別のコアを装着することが難しい。
をコアで被われていないので他の回路部品と共に
実装密度を高くした状態で基板の回路パターンに
接続した場合、他の回路部品の影響を受けて特性
が不安定になり易いし、又自身の漏洩磁束は周囲
の回路部品に悪影響を与えやすい。合成樹脂のベ
ース上にコイルが巻回されているコアが載置され
ている一般的な固定インダクタであればベスにコ
イルを被う別のコアを固定することができるが、
前記したような微小構造でありしかもコイルが巻
回されているコアが直接基板に接続される簡単な
構造のチツプインダクタではコイルを被うそのよ
うな別のコアを装着することが難しい。
本考案はこのような従来の技術問題を解決して
コイルの周囲を被う別のコアを具えたチツプイン
ダクタを提供する。
コイルの周囲を被う別のコアを具えたチツプイン
ダクタを提供する。
本考案のリードレス型固定インダクタは上鍔と
下鍔の間にコイルが巻回されている第1のコア
と、少くとも下鍔の底面に固着され上鍔の方向へ
折り曲げられている板状の電極と、第1のコアの
下鍔の底面以外をほぼ被い、電極で側面を挾まれ
た状態で外表面が該電極に固着される第2のコア
からなることを特徴とする。
下鍔の間にコイルが巻回されている第1のコア
と、少くとも下鍔の底面に固着され上鍔の方向へ
折り曲げられている板状の電極と、第1のコアの
下鍔の底面以外をほぼ被い、電極で側面を挾まれ
た状態で外表面が該電極に固着される第2のコア
からなることを特徴とする。
以下本考案のチツプインダクタの実施例を示す
第1図、第2図により説明する。第1図は分解斜
視図であり、第2図は組立縦断面図である。
第1図、第2図により説明する。第1図は分解斜
視図であり、第2図は組立縦断面図である。
第1図、第2図において、1と2は夫々焼結フ
エライトの第1のコアと第2のコア、3は電極、
4はコイル、5は上鍔、6は下鍔である。第1の
コア1は円形の上鍔5と四角形の下鍔6の間にコ
イル4が巻回されており、下鍔の底面7には対向
する2辺に沿つて例えば銀を印刷焼付けすること
により金属膜8が被着されている。金属膜8には
平板をL字形に折り曲げた形状の電極3がシリー
ズ溶接等によつて固着されている。電極3は底面
7から横に突き出ており、上鍔5の方向へ直角に
折り曲げられている。又コイルのリード13は下
鍔の溝14を通つて電極3に接続される。
エライトの第1のコアと第2のコア、3は電極、
4はコイル、5は上鍔、6は下鍔である。第1の
コア1は円形の上鍔5と四角形の下鍔6の間にコ
イル4が巻回されており、下鍔の底面7には対向
する2辺に沿つて例えば銀を印刷焼付けすること
により金属膜8が被着されている。金属膜8には
平板をL字形に折り曲げた形状の電極3がシリー
ズ溶接等によつて固着されている。電極3は底面
7から横に突き出ており、上鍔5の方向へ直角に
折り曲げられている。又コイルのリード13は下
鍔の溝14を通つて電極3に接続される。
第2のコア2の外観形状は直方体であるが、内
側には下側を開放された四角形部分9と四角形部
分9の上側に連続する円柱状部分10からなる空
間が形成されている。又対向する側面には金属膜
11が部分的に被着されている。
側には下側を開放された四角形部分9と四角形部
分9の上側に連続する円柱状部分10からなる空
間が形成されている。又対向する側面には金属膜
11が部分的に被着されている。
そして第2のコア2は電極3の間に挾まれた状
態で第1のコア1に被せてあり、円柱状部分10
には上鍔5が位置し四角形部分9には主にコイル
4と下鍔6が位置している。又金属膜11に電極
3が溶接により固着されており、第1のコア1と
第2のコア2の相対位置が変化しないようにして
ある。第2のコア2が下側で電極3に接する場合
にはその部分に金属膜を被着して電極3に溶接す
ることもできる。なお第2のコア2は第1のコア
1に接触しないでわずかに間隔を経ていることが
特性の安定上望ましいが、この間隔を正確に保持
するために第5図の斜視図で示すように上鍔5に
例えば十字形の合成樹脂の薄片12を接着し第2
のコア2を被せた時薄片12が曲つて上鍔5や下
鍔6の側面にあるようにするとよい。
態で第1のコア1に被せてあり、円柱状部分10
には上鍔5が位置し四角形部分9には主にコイル
4と下鍔6が位置している。又金属膜11に電極
3が溶接により固着されており、第1のコア1と
第2のコア2の相対位置が変化しないようにして
ある。第2のコア2が下側で電極3に接する場合
にはその部分に金属膜を被着して電極3に溶接す
ることもできる。なお第2のコア2は第1のコア
1に接触しないでわずかに間隔を経ていることが
特性の安定上望ましいが、この間隔を正確に保持
するために第5図の斜視図で示すように上鍔5に
例えば十字形の合成樹脂の薄片12を接着し第2
のコア2を被せた時薄片12が曲つて上鍔5や下
鍔6の側面にあるようにするとよい。
このように第2のコア2が電極3の間に側面を
挾まれている本考案のチツプインダクタは、電極
3の間に第2のコア2を嵌め込む時にその上下の
位置を調節することにより特性の調整を行える利
点を有している。
挾まれている本考案のチツプインダクタは、電極
3の間に第2のコア2を嵌め込む時にその上下の
位置を調節することにより特性の調整を行える利
点を有している。
第3図、第4図は本考案のチツプインダクタの
他の実施例を示す夫々分解斜視図と組立斜視図で
ある。
他の実施例を示す夫々分解斜視図と組立斜視図で
ある。
第3図、第4図において、15,16は夫々焼
結フエライトの第1のコアと第2のコア、17は
電極、18はコイル、19は上鍔、20は下鍔で
ある。第1のコア15は円形の上鍔19と四角形
の下鍔20の間にコイル18が巻回されており、
下鍔の底面21には対向する2辺に沿つて金属膜
が被着されている。金属膜にはT字形の平板の電
極17がその1辺により固着されている。又下鍔
20の側面には溝22が形成されており、上鍔1
9の方向へ直角に折り曲げられた電極17の残り
の1辺が溝22内にある。コイルのリード23は
下鍔の溝31を通つて電極17に接続される。
結フエライトの第1のコアと第2のコア、17は
電極、18はコイル、19は上鍔、20は下鍔で
ある。第1のコア15は円形の上鍔19と四角形
の下鍔20の間にコイル18が巻回されており、
下鍔の底面21には対向する2辺に沿つて金属膜
が被着されている。金属膜にはT字形の平板の電
極17がその1辺により固着されている。又下鍔
20の側面には溝22が形成されており、上鍔1
9の方向へ直角に折り曲げられた電極17の残り
の1辺が溝22内にある。コイルのリード23は
下鍔の溝31を通つて電極17に接続される。
外観形状がほぼ直方体の第2のコア16の内側
には下側を開放された四角形部分24と、四角形
部分24の上側に連続し上面25に貫通する円柱
状部分26からなる空間が形成されている。又底
面は2段に形成されており、上側の面27、つま
り四角形部分24の開放している面を第1のコア
の下鍔の面28に対置させ、下側の面の内側面2
9を溝31の形成されている下鍔20の側面に対
置させることにより第2のコア16は第1のコア
15に被せられている。円柱状部分26には上鍔
19が位置し、四角形部分24には主にコイル1
8が位置している。さらに第2のコア16の側面
には第1のコアの溝22に対応する位置に溝30
が形成されており、電極17は溝22と溝30を
通つて上面25に達し、そこで上面25に沿つて
折り曲げられている。そして円柱部分26内の上
鍔19や、前記の対置部分に接着剤を塗付して第
1のコア15と第2のコア16の相対位置が変化
しないようにしてある。上面25で折り曲げられ
た電極17は、上面25に接着剤により固着して
いる。
には下側を開放された四角形部分24と、四角形
部分24の上側に連続し上面25に貫通する円柱
状部分26からなる空間が形成されている。又底
面は2段に形成されており、上側の面27、つま
り四角形部分24の開放している面を第1のコア
の下鍔の面28に対置させ、下側の面の内側面2
9を溝31の形成されている下鍔20の側面に対
置させることにより第2のコア16は第1のコア
15に被せられている。円柱状部分26には上鍔
19が位置し、四角形部分24には主にコイル1
8が位置している。さらに第2のコア16の側面
には第1のコアの溝22に対応する位置に溝30
が形成されており、電極17は溝22と溝30を
通つて上面25に達し、そこで上面25に沿つて
折り曲げられている。そして円柱部分26内の上
鍔19や、前記の対置部分に接着剤を塗付して第
1のコア15と第2のコア16の相対位置が変化
しないようにしてある。上面25で折り曲げられ
た電極17は、上面25に接着剤により固着して
いる。
なおいずれの実施例においてもコイルは1つだ
けであり1対の電極しか形成されていないが、2
つ以上のコイルを用いて変成器として構成し、3
つ以上の電極を形成することもできる。この場合
電極は下鍔の4つの側面に別々に形成したり、実
施例における電極を上下方向に分割する形状等が
考えられる。
けであり1対の電極しか形成されていないが、2
つ以上のコイルを用いて変成器として構成し、3
つ以上の電極を形成することもできる。この場合
電極は下鍔の4つの側面に別々に形成したり、実
施例における電極を上下方向に分割する形状等が
考えられる。
以上述べたように本考案のチツプインダクタは
第1のコアの底面に固着された電極に側面を挾ま
れた第2のコアにより第1のコアを被つてある。
第2のコアは、電極や必要に応じて第1のコアに
固着される。このような本考案のチツプインダク
タは閉磁路形であるのでQの値も向上するし、又
基板に実装した場合でも他の回路部品から電磁気
的な影響を受けて特性が不安定になることもない
し自身の漏洩磁束が周囲の回路部品に悪影響を与
えることもない。又電極の間に第2のコアを嵌め
こむ時に第1のコアと第2のコアの上下方向の相
対位置を調節して特性を容易に調整することがで
きるので生産工程では便利である。従つて実用性
の面でも信頼性の面でも価値の高いチツプインダ
クタを得ることができる。
第1のコアの底面に固着された電極に側面を挾ま
れた第2のコアにより第1のコアを被つてある。
第2のコアは、電極や必要に応じて第1のコアに
固着される。このような本考案のチツプインダク
タは閉磁路形であるのでQの値も向上するし、又
基板に実装した場合でも他の回路部品から電磁気
的な影響を受けて特性が不安定になることもない
し自身の漏洩磁束が周囲の回路部品に悪影響を与
えることもない。又電極の間に第2のコアを嵌め
こむ時に第1のコアと第2のコアの上下方向の相
対位置を調節して特性を容易に調整することがで
きるので生産工程では便利である。従つて実用性
の面でも信頼性の面でも価値の高いチツプインダ
クタを得ることができる。
第1図、第2図は本考案のチツプインダクタの
実施例を示す夫々分解斜視図と組立縦断面図であ
り、第3図と第4図は本考案のチツプインダクタ
の他の実施例を示す夫々分解斜視図と組立斜視図
であり、第5図は組立方法を説明する斜視図であ
る。 1,15:第1のコア、2,16:第2のコ
ア、3,17:電極、4,18:コイル、5,1
9:上鍔、6,20:下鍔、7,21:底面、
8,11:金属膜、9,24:四角形部分、1
0,26:円柱状部分、12:薄片、13,2
3:リード、14,22,30,31:溝、2
5:上面、27,28:面、29:内側面。
実施例を示す夫々分解斜視図と組立縦断面図であ
り、第3図と第4図は本考案のチツプインダクタ
の他の実施例を示す夫々分解斜視図と組立斜視図
であり、第5図は組立方法を説明する斜視図であ
る。 1,15:第1のコア、2,16:第2のコ
ア、3,17:電極、4,18:コイル、5,1
9:上鍔、6,20:下鍔、7,21:底面、
8,11:金属膜、9,24:四角形部分、1
0,26:円柱状部分、12:薄片、13,2
3:リード、14,22,30,31:溝、2
5:上面、27,28:面、29:内側面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上鍔と下鍔の間にコイルが巻回されている第
1のコアと、少くとも下鍔の底面に固着され上
鍔の方向へ折り曲げられている板状の電極と、
第1のコアの底面以外をほぼ被い、電極で側面
を挾まれた状態で外表面が該電極に固着される
第2のコアからなることを特徴とするリードレ
ス型固定インダクタ。 (2) 第2のコアの外表面には部分的に金属膜が被
着されており、電極が金属膜に溶接されている
実用新案登録請求の範囲第1項記載のリードレ
ス型固定インダクタ。 (3) 電極は第2のコアの上面の外表面まで延在し
ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のリ
ードレス型固定インダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9918982U JPS593513U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | リ−ドレス型固定インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9918982U JPS593513U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | リ−ドレス型固定インダクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593513U JPS593513U (ja) | 1984-01-11 |
JPS645859Y2 true JPS645859Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=30235171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9918982U Granted JPS593513U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | リ−ドレス型固定インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593513U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63109484U (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-14 | ||
JPH0525207Y2 (ja) * | 1988-07-28 | 1993-06-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038260Y2 (ja) * | 1980-03-24 | 1985-11-15 | 東光株式会社 | チップ型インダクタ |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9918982U patent/JPS593513U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS593513U (ja) | 1984-01-11 |
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