JPS645776Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645776Y2 JPS645776Y2 JP1982045928U JP4592882U JPS645776Y2 JP S645776 Y2 JPS645776 Y2 JP S645776Y2 JP 1982045928 U JP1982045928 U JP 1982045928U JP 4592882 U JP4592882 U JP 4592882U JP S645776 Y2 JPS645776 Y2 JP S645776Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- lightning
- arrester element
- porcelain insulator
- epoxy resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 12
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐雷ブツシングに係り、ブツシングの
エポキシ樹脂充填剤層に対してZnO等の避雷器素
子を接着一体化した耐雷ブツシングに関する。
エポキシ樹脂充填剤層に対してZnO等の避雷器素
子を接着一体化した耐雷ブツシングに関する。
変圧器等の機器に使用される耐雷ブツシングと
して、例えば第１図に示すようなZnO等の無続流
特性を有する避雷器素子を内蔵した変圧器１があ
り、変圧器本体１に取り付けられた電源側ブツシ
ング９ａの外周面上にZnO等のから成る避雷器素
子１４を接着し、該素子の一方の電極を内部口出
線１９に接続し、他方の電極を本体１を介してア
ースへ接続した構成を有している。
して、例えば第１図に示すようなZnO等の無続流
特性を有する避雷器素子を内蔵した変圧器１があ
り、変圧器本体１に取り付けられた電源側ブツシ
ング９ａの外周面上にZnO等のから成る避雷器素
子１４を接着し、該素子の一方の電極を内部口出
線１９に接続し、他方の電極を本体１を介してア
ースへ接続した構成を有している。
この変圧器の底部基台２上には巻線３を巻回し
てなる鉄心４が設置され、該鉄心４上には固定枠
５および端子台支え６によつて支持される端子台
７が設けられ、これらが絶縁油８中に浸漬されて
いる。端子台７には端子７ａが支持され、端子７
ａはブツシング９ａ，９ｂを介して入出力リード
線１１ａ，１１ｂと接続されている。
てなる鉄心４が設置され、該鉄心４上には固定枠
５および端子台支え６によつて支持される端子台
７が設けられ、これらが絶縁油８中に浸漬されて
いる。端子台７には端子７ａが支持され、端子７
ａはブツシング９ａ，９ｂを介して入出力リード
線１１ａ，１１ｂと接続されている。
以上の構成においては、避雷器素子１４を取り
付けたブツシング９ａが絶縁油８のレベルより上
位位置にあるため避雷器素子１４は絶縁油８の温
度上昇に干渉されることなく安定した特性を常時
維持しながら、襲雷が発生したときには雷電流を
大地に放流して巻線部分３を確実に雷害より保護
できる。
付けたブツシング９ａが絶縁油８のレベルより上
位位置にあるため避雷器素子１４は絶縁油８の温
度上昇に干渉されることなく安定した特性を常時
維持しながら、襲雷が発生したときには雷電流を
大地に放流して巻線部分３を確実に雷害より保護
できる。
しかし、この耐雷ブツシングにあつては、磁器
碍子に対して熱膨脹率があまり相違しないZnO避
雷器素子を接着しているにもかかわらず、磁器碍
子の接着性が良くないため、ヒートサイクルを受
けると、接合面に熱伸縮差にもとづくクラツチ及
び剥離が生じるおそれがある。
碍子に対して熱膨脹率があまり相違しないZnO避
雷器素子を接着しているにもかかわらず、磁器碍
子の接着性が良くないため、ヒートサイクルを受
けると、接合面に熱伸縮差にもとづくクラツチ及
び剥離が生じるおそれがある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ブ
ツシングと避雷器素子との接合面に両部材の熱伸
縮差に起因したクラツクや剥離が発生することを
防止するため、耐雷ブツシングのエポキシ樹脂充
填剤層に対して避雷器素子を接着した耐雷ブツシ
ングを提供するものである。
ツシングと避雷器素子との接合面に両部材の熱伸
縮差に起因したクラツクや剥離が発生することを
防止するため、耐雷ブツシングのエポキシ樹脂充
填剤層に対して避雷器素子を接着した耐雷ブツシ
ングを提供するものである。
以下本考案の耐雷ブツシングを詳細に説明す
る。
る。
第２図は本考案の一実施例を示し、導体１１の
外周にはエポキシ樹脂を主成分とする充填剤層１
２及び磁器碍子１３が同軸状に設けられている。
該ブツシング９ａの少なくとも機器内側部分には
磁器碍子１３の端部より充填剤層１２を露出し、
その露出面１５に接着剤２５を介して、ZnOから
成る避雷器素子１４を接着一体化する。エポキシ
系樹脂を主成分とする充填剤１２はZnOよりなる
避雷器素子１４の熱膨脹係数6.5〜7.6×10-6／℃
に近似する5.9〜6.9×10-6／℃の熱膨張率を有し、
両者を接着する接着剤は6.0〜7.0×10-6／℃の熱
膨脹率を有する（接着剤の軟質度は硬化剤の混合
量を増減することにより調整する。）。
外周にはエポキシ樹脂を主成分とする充填剤層１
２及び磁器碍子１３が同軸状に設けられている。
該ブツシング９ａの少なくとも機器内側部分には
磁器碍子１３の端部より充填剤層１２を露出し、
その露出面１５に接着剤２５を介して、ZnOから
成る避雷器素子１４を接着一体化する。エポキシ
系樹脂を主成分とする充填剤１２はZnOよりなる
避雷器素子１４の熱膨脹係数6.5〜7.6×10-6／℃
に近似する5.9〜6.9×10-6／℃の熱膨張率を有し、
両者を接着する接着剤は6.0〜7.0×10-6／℃の熱
膨脹率を有する（接着剤の軟質度は硬化剤の混合
量を増減することにより調整する。）。
避雷器素子１４の両端面部には、接触抵抗を減
ずるためにAl，Ni，Cu等の軟質導電材料を溶射
したメタリコン電極１４ａ，１４ｂを形成する。
電極１４ａは、導電性接着剤２６によりリード線
１６の接触部１６ａと接着一体化され、電極１４
ｂは導電性接着剤２６により、連絡導体１７を介
して磁器碍子１３と接着一体化される。
ずるためにAl，Ni，Cu等の軟質導電材料を溶射
したメタリコン電極１４ａ，１４ｂを形成する。
電極１４ａは、導電性接着剤２６によりリード線
１６の接触部１６ａと接着一体化され、電極１４
ｂは導電性接着剤２６により、連絡導体１７を介
して磁器碍子１３と接着一体化される。
リード線１６の先端部はスプリング２０の弾性
力により、碍子１３の溝１３ａ内に圧接されるよ
う構成する。スプリング２０は支え金具２１と一
体化され、スプリング２０が磁器碍子１３の外周
面上に形成された溝１３ａ内に着座すると、スプ
リング２０の弾性によつて支え金具２１はブツシ
ングに固着される。
力により、碍子１３の溝１３ａ内に圧接されるよ
う構成する。スプリング２０は支え金具２１と一
体化され、スプリング２０が磁器碍子１３の外周
面上に形成された溝１３ａ内に着座すると、スプ
リング２０の弾性によつて支え金具２１はブツシ
ングに固着される。
以上の耐雷ブツシングを変圧器に取り付けるに
あたつては、本体１の孔１０内にブツシングを挿
入固定する場合は、本体外部からブツシングを挿
入後スプリング２０を碍子外周に取着し、つづい
て支え金具２１の突部２１ａに形成されたネジ穴
内に止めネジ２２を螺入して締付け、ネジ２２の
先端で本体１の内壁を押圧する。この締付けによ
り、パツキング２２が圧縮されると同時に避雷器
素子１４がアースと接続される。符号２４は油切
りを示す。
あたつては、本体１の孔１０内にブツシングを挿
入固定する場合は、本体外部からブツシングを挿
入後スプリング２０を碍子外周に取着し、つづい
て支え金具２１の突部２１ａに形成されたネジ穴
内に止めネジ２２を螺入して締付け、ネジ２２の
先端で本体１の内壁を押圧する。この締付けによ
り、パツキング２２が圧縮されると同時に避雷器
素子１４がアースと接続される。符号２４は油切
りを示す。
また、前記磁器碍子１３は符号１３ｃで示すよ
うに沿面距離を大にした耐塩構造とするのが好ま
しい。
うに沿面距離を大にした耐塩構造とするのが好ま
しい。
以上の構成において、ブツシング９のエポキシ
樹脂系充填剤層１２と避雷器素子１４との熱伸縮
差はきわめてわずかであるので、両部材の接合面
にクラツクや剥離が発生することがない。
樹脂系充填剤層１２と避雷器素子１４との熱伸縮
差はきわめてわずかであるので、両部材の接合面
にクラツクや剥離が発生することがない。
例えば、ZnO避雷器素子１４の熱膨脹係数が
6.5〜7.6×10-6であるのに対して、前記充填剤１
２は5.8〜6.8×10-6で、前記磁器ブツシング１３
は5.0〜6.0×10-6であるから、エポキシ樹脂系充
填剤１２にZnO避雷器素子１４を直接接合するこ
とにより、接合部におけるクラツクや剥離の発生
が大幅防止できる。
6.5〜7.6×10-6であるのに対して、前記充填剤１
２は5.8〜6.8×10-6で、前記磁器ブツシング１３
は5.0〜6.0×10-6であるから、エポキシ樹脂系充
填剤１２にZnO避雷器素子１４を直接接合するこ
とにより、接合部におけるクラツクや剥離の発生
が大幅防止できる。
以上説明した通り、本考案の耐雷ブツシングに
よれば、ブツシングの充填剤層に対して避雷器素
子を接着したためブツシングと避雷器素子との接
合面におけるクラツク及び剥離の発生を防止する
ことができる。
よれば、ブツシングの充填剤層に対して避雷器素
子を接着したためブツシングと避雷器素子との接
合面におけるクラツク及び剥離の発生を防止する
ことができる。
第１図は避雷器素子を電源側ブツシングに備え
た変圧器の説明図、第２図は本発明の耐雷ブツシ
ングの一実施例の説明図である。 符号の説明、１……変圧器本体、２……基台、
３……巻線、４……鉄芯、５……固定枠、６……
端子台支え、７……端子台、７ａ……端子、８…
…絶縁油、９……ブツシング、９ａ……電源側ブ
ツシング、９ｂ……負荷側ブツシング、１０……
孔、１１ａ……入力側リード線、１１ｂ……出力
側リード線、１２……充填剤層、１３……磁器碍
子、１４……溝、１３ｂ……メタリコン部、１３
ｃ……耐塩構造部分、１４……避雷器素子、１４
ａ，１４ｂ……電極、１５……接着面、１６……
リード線、１６ｅ……接触部、１７……連絡導
体、１９……内部口出線、２０……スプリング、
２１……支え金具、２２……止めネジ、２３……
パツキン、２４……油切り、２５……接着剤、２
６……導電性接着剤。
た変圧器の説明図、第２図は本発明の耐雷ブツシ
ングの一実施例の説明図である。 符号の説明、１……変圧器本体、２……基台、
３……巻線、４……鉄芯、５……固定枠、６……
端子台支え、７……端子台、７ａ……端子、８…
…絶縁油、９……ブツシング、９ａ……電源側ブ
ツシング、９ｂ……負荷側ブツシング、１０……
孔、１１ａ……入力側リード線、１１ｂ……出力
側リード線、１２……充填剤層、１３……磁器碍
子、１４……溝、１３ｂ……メタリコン部、１３
ｃ……耐塩構造部分、１４……避雷器素子、１４
ａ，１４ｂ……電極、１５……接着面、１６……
リード線、１６ｅ……接触部、１７……連絡導
体、１９……内部口出線、２０……スプリング、
２１……支え金具、２２……止めネジ、２３……
パツキン、２４……油切り、２５……接着剤、２
６……導電性接着剤。
Claims (1)
- ZnO等よりなる避雷器素子をエポキシ樹脂充填
剤層とその外周に位置する磁器碍子を有するブツ
シングに固定した耐雷ブツシングにおいて、前記
素子が磁器碍子より露出した前記エポキシ樹脂充
填剤層に接着固定されたことを特徴とする耐雷ブ
ツシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4592882U JPS58148821U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 耐雷プツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4592882U JPS58148821U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 耐雷プツシング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148821U JPS58148821U (ja) | 1983-10-06 |
| JPS645776Y2 true JPS645776Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=30056932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4592882U Granted JPS58148821U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 耐雷プツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148821U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7281424B2 (ja) * | 2020-02-18 | 2023-05-25 | 株式会社日立産機システム | 電流センサ、その調整方法、それを取り付けた変圧器、および変圧器の電流センサの出力を分析する測定システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220399U (ja) * | 1975-07-28 | 1977-02-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5166799U (ja) * | 1974-11-22 | 1976-05-26 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4592882U patent/JPS58148821U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220399U (ja) * | 1975-07-28 | 1977-02-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148821U (ja) | 1983-10-06 |
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