JPH0122361Y2 - - Google Patents

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JPH0122361Y2
JPH0122361Y2 JP6589983U JP6589983U JPH0122361Y2 JP H0122361 Y2 JPH0122361 Y2 JP H0122361Y2 JP 6589983 U JP6589983 U JP 6589983U JP 6589983 U JP6589983 U JP 6589983U JP H0122361 Y2 JPH0122361 Y2 JP H0122361Y2
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JP
Japan
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screw
coating
cylindrical
fixed
bell mouth
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JP6589983U
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JPS59169536U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はケーブル終端処理に際して電界緩和の
ために使用するエポキシ等のベルマウスに係る。
(考案の技術的背景) エポキシベルマウスは、第1図に示すようにし
て構成されている。
まず、エポキシ樹脂の注型により、一方の面の
略中央部に環状の凹部1およびこの凹部の上下に
それぞれ滑らかに連らなり、凹部よりも軸方向外
方に突出した筒状の筒部2および円錐状の突出部
3を有する筒状基体4を形成する。
次いで、筒部2内周面、凹部1外表面および突
出部3外表面に銀ペイント等から成る導電性塗料
の塗布により被膜5を形成し、この被膜に錫メツ
キ軟銅線等から成る導線6を銀ペイント等から成
る導電性接着剤7で固定する。しかして凹部1内
にエポキシ等より成る充填剤を流し込んで固化さ
せて固定層8を形成し導線6を固定する。
一方、固定層8は、基体4と同様に、エポキシ
樹脂等で形成されるが、基体4とは同時に注型す
ることができない。このため、固定層8を形成す
るエポキシ樹脂等を基体4の凹部1内に充填する
に際しては、エポキシ樹脂に配合する充填剤の量
を少なくしてその粘度を下げなければならない。
しかしながら、エポキシ樹脂に配合する充填剤の
量を少なくすると、基体4と固定層8の材質が異
なつてしまう。また固定層8を形成するエポキシ
樹脂と被膜5を形成する銀ペイント等の導電性塗
料は両者の材質が異なる上、被膜5自身は接着性
を有しないので、両者が完全に接着していない状
態にある。
(背景技術の問題点) しかしながら、かかる構成においては、基体4
と固定層8の材質が異なるため両者に熱膨脹係数
の差が生じ、また固定層8が被膜5と完全に接着
していないため、熱伸縮の繰り返しによつて両者
が剥離し、最後には導線6および固定層8が共に
筒状基体4から脱落することになる。
従つて、かかる構成のベルマウスにおいては、
ベルマウスの固定と、遮蔽処理を完全になし得な
いのでベルマウスの性能が低下する欠点がある。
(考案の目的) 本考案は上記の事情に基づきなされたもので導
線が脱落する恐れのないエポキシ等のベルマウス
を提供せんとするものである。
(考案の概要) 本考案に係るベルマウスは、筒状基体の一方の
面の略中央部に環状の凹部およびこの凹部の上下
にそれぞれ滑らかに連なり前記凹部よりも軸方向
外方に突出した筒状の筒部および円錐状の突出部
を形成し、前記凹部外表面、筒部内周面および突
出部外表面には導電性の被膜を設けて成り、前記
筒部にはこの筒部軸線に直交するように形成され
た螺孔にネジが螺着され、このネジの頭部と前記
筒部内周面の被膜間に導線の一端が挾挿固定され
ていることを特徴とする。
(考案の実施例) 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明
する。
第1図と同一部分に同一番号を付した第2図に
おいて、筒部2には内周面から外周面に向かう螺
孔9が形成され、この螺孔には絶縁性もしくは金
属性のネジ10が螺着されている。
6は一端が圧着端子11等に圧着接続された錫
メツキ軟銅線等より成る導線で、圧着端子11の
平板部12は、被膜5とネジ10の頭部13間に
挾挿され、これにより導線6と被膜5とが電気
的・機械的に一体化されている。
なお、前述の実施例においては圧着端子を被膜
に当接させるものについて述べてあるが、本考案
はこれに限定されず、例えば導線6を直接、被膜
5とネジ頭部13間に挾挿し、そのまま締付固定
してもよい。
また、絶縁性ネジ等のネジ10にはゆるみ止め
用の接着剤を塗布してから螺着してもよい。
(考案の効果) 以上述べたように本考案においては、充填剤を
使わずに導線をネジにより電気的・機械的に取付
固定しているので従来のように熱収縮による導線
の剥離現象を防止でき、もつて遮蔽層の電界緩和
およびベルマウスの固定が不完全となることのな
いベルマウスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のエポキシベルマウスの断面
図、第2図は本考案のエポキシベルマウスの断面
図である。 1……凹部、2……筒部、3……突出部、4…
…筒状基体、5……被膜、6……導線、7……導
電性接着剤、8……固定層、9……螺孔、10…
…ネジ、11……圧着端子、13……頭部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筒状基体の一方の面の略中央部に、環状の凹
    部およびこの凹部の上下にそれぞれ滑らかに連
    なり前記凹部よりも軸方向外方に突出した筒状
    の筒部および円錐状の突出部を形成し、前記凹
    部外表面、筒部内周面および突出部外表面には
    導電性の被膜を設けて成り、前記筒部にはこの
    筒部軸線に直交するように形成された螺孔にネ
    ジが螺着され、このネジの頭部と前記筒部内周
    面の被膜間に導線の一端が挾挿固定されている
    ことを特徴とするベルマウス。 2 導線の一端に圧着端子が固着され、この圧着
    端子の平板部が筒部内周面の被膜とネジ頭部間
    に挾挿固定されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のベルマウス。 3 ネジの外表面に接着剤が塗布されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のベルマウス。
JP6589983U 1983-04-29 1983-04-29 ベルマウス Granted JPS59169536U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6589983U JPS59169536U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ベルマウス

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JP6589983U JPS59169536U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ベルマウス

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Publication Number Publication Date
JPS59169536U JPS59169536U (ja) 1984-11-13
JPH0122361Y2 true JPH0122361Y2 (ja) 1989-06-30

Family

ID=30196119

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JP6589983U Granted JPS59169536U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ベルマウス

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JP (1) JPS59169536U (ja)

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JPS59169536U (ja) 1984-11-13

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