JP3276482B2 - 避雷ユニット及びそれを備えた避雷碍子装置 - Google Patents

避雷ユニット及びそれを備えた避雷碍子装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、電線路を絶縁支持
するとともに、雷サージから保護するために用いられる
避雷ユニット及びそれを備えた避雷碍子装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の避雷機能を備えた碍子
としては、例えば実公昭64−5305号公報や、実公
平1−29934号公報に示すような構成のものが知ら
れている。
【0003】すなわち、前者の碍子では、碍子本体が中
空状に形成されて、その中空部内に電圧−電流特性が非
直線性の抵抗素子が密閉収容されている。また、後者の
碍子では、碍子本体の側部に抵抗素子をゴム等により被
覆して内蔵した避雷ユニットが、所定間隔をおいて平行
に付設配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、前者の従
来碍子においては、過大な雷サージが抵抗素子を破壊す
ると、続流が碍子本体内を流れて、続流アークの高熱や
圧力衝撃により碍子本体が破損すると同時に、電線の落
下等による二次災害を招くという問題があった。このた
め、放圧機構などの碍子本体を保護する機構を備える必
要があるという問題もあった。
【0005】また、後者の従来碍子においては、碍子本
体の側方に避雷ユニットを配置するので、電柱上にスペ
ースを占め、柱上作業の障害になりやすいという問題が
あった。
【0006】その上、いずれの従来碍子においても、碍
子本体や避雷ユニットの表面が汚損されて表面漏洩電流
が流れ、特に避雷ユニットでは、表面に導電路を形成す
るトラッキングが起きて絶縁低下し、雷サージ放電の際
に電流が表面を分流して続流の遮断性能が低下するとい
う問題があった。
【0007】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、碍子表面を流れる漏洩電流によるトラッキン
グを防止して続流の遮断性能を向上させることができる
避雷碍子装置を提供することにある。
【0008】また、他の目的とするところは、雷サージ
を受けて抵抗素子が破壊しても、碍子本体を破損するこ
となく、電線の絶縁支持に支障を来すおそれを回避でき
る避雷ユニット及びそれを備えた避雷碍子装置を提供す
ることにある。
【0009】さらに、他の目的とするところは、大きな
配置スペースを必要としないで、既設の碍子にも容易に
実施することができる避雷ユニット及びそれを備えた避
雷碍子装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、請求項1に記載の避雷ユニットの発明にお
いては、所定の強度を有する筒状支持体の内周部にゴム
状弾性体を設け、筒状支持体の両端にそれぞれ第1電極
と第2電極とを配設するとともに、両電極間に電圧−電
流特性が非直線性の抵抗素子を挟着し、かつこれらの外
周に弾性体をモールド形成し、外周に導電性の被膜層を
有する碍子本体の外周に装着されるものであり、第1電
極と課電側の電線との間に第1気中放電間隙を形成し、
第2電極と接地側のベース金具との間に第2気中放電間
隙を形成することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の避雷ユニットを備
えた避雷碍子装置の発明においては、碍子本体の外周に
導電性の被膜層を形成し、その被膜層の外周にゴム状弾
性体を介して所定の強度を有する筒状支持体を配置し、
この筒状支持体の両端にそれぞれ第1電極と第2電極と
を配設するとともに、両電極間に電圧−電流特性が非直
線性の抵抗素子を挟着し、かつこれらの外周に弾性体を
モールド形成し、第1電極と課電側の電線との間に第1
気中放電間隙を形成し、第2電極と接地側のベース金具
との間に第2気中放電間隙を形成することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】 この発明の避雷ユニットを備えた避雷碍子装
置においては、碍子本体の外周に導電性の被膜層が形成
されていることから、碍子表面の汚損による漏洩電流が
この被膜層を流れる。このため、避雷ユニットは表面を
流れる電流の分流が減少して、トラッキングによる表面
の絶縁低下が防止される。このため、雷サージ放電の際
の続流の遮断性能が向上する。
【0013】また、碍子装置が雷サージを受けて抵抗素
子が破壊しても、その内周部には所定の強度を有する筒
状支持体が配置されており、この筒状支持体が破壊によ
る衝撃を遮蔽する。そのため、筒状支持体の内側に位置
する碍子本体は破損に至るおそれがなく、従って電線の
絶縁支持に支障を来すおそれを回避することができる。
また、この避雷ユニットは碍子本体の外周部に碍子本体
を取り囲むように装着されているため、大きな配置スペ
ースを必要としないで、既設の碍子にも容易に実施する
ことができる。
【0014】
【実施例】 (第1実施例) 以下、この発明を電線支持用碍子に用いられる避雷ユニ
ット及びそれを備えた避雷碍子装置に具体化した第1実
施例について図1〜4に従って説明する。
【0015】図1に示すように、磁器製の碍子本体1
は、円柱状の胴部2とその外周に一体形成された笠部3
とにより構成されている。大径の鍔部4と環状の電線溝
5は碍子本体1の上端外周に形成され、この電線溝5に
課電部としての送電線6がバインド線7で巻付け固定さ
れている。接地部としてのベース金具8はセメント9に
より碍子本体1の下部に嵌着固定され、このベース金具
8の下部にはピン金具10が突設されている。そして、
このピン金具10をナット11により腕金等の接地金具
12に締付固定することにより、碍子本体1が図示しな
い電柱上に施設されている。
【0016】導電性の被膜層13は碍子本体1の外周に
薄膜状に形成され、碍子表面の汚損による表面漏れ電流
をこの箇所で流れ易くしている。この導電性の被膜層1
3は金属溶射などのメタライジングによる形成方法、導
電性塗料の塗布形成法、導電性テープの貼着による方
法、金属箔の貼付による方法、導電性釉薬を施す方法な
どにより形成される。
【0017】避雷ユニット15はこの被膜層13の外周
に密着状態で取付固定されている。すなわち、FRP
(ガラス繊維強化プラスチック)により形成され所定の
強度を有する円筒状の支持体としての絶縁筒16は、碍
子本体1の外周面に発泡ゴムよりなるゴム状弾性体とし
てのゴムスペーサ17を介して配置されている。図3に
示すように、この絶縁性のゴムスペーサ17はその内径
D1が碍子本体1の直径D2よりも小さく形成され、絶
縁筒16の内周面に接着剤で接着されている。そして、
避雷ユニット15がゴムスペーサ17の弾力性に抗して
碍子本体1の直径D2とゴムスペーサ17の内径D1の
差の分だけ圧縮して締まり嵌めされることにより、この
避雷ユニット15が碍子本体1に密着固定され、碍子本
体1と避雷ユニット15間を充塞する。
【0018】第1電極18は先端が上方を向くように折
曲形成され、絶縁筒16の上端部にナット19が螺合さ
れることにより固定されている。そして、第1電極18
の先端と電線6のバインド線7との間に所要の第1気中
放電距離G1が形成されている。
【0019】第2電極20は先端が下方を向くように折
曲形成され、絶縁筒16の下端部にナット21が螺合さ
れることにより固定されている。そして、第2電極20
の先端とベース金具8との間に所要の第2気中放電距離
G2が形成されている。図1,2に示すように、酸化亜
鉛(ZnO)よりなる電圧−電流特性が非直線性の抵抗
素子22は円弧状に形成され、互いに対向する状態で第
1、第2電極18,20間に挟着保持されている。
【0020】絶縁被覆層24はエチレン−プロピレン共
重合ゴム(EPR)よりなり、前記ゴムスペーサ17、
絶縁筒16、抵抗素子22などを覆うようにモールド形
成されている。絶縁強化層23は、モールド形成の際に
絶縁筒16と抵抗素子22との隙間に形成された絶縁被
覆層24の一部である。前記被膜層13の電気抵抗はこ
の絶縁被覆層24の電気抵抗よりも低く設定され、1Ω
〜10-3Ω程度の値である。円筒状のひだ25は、絶縁
被覆層24の下部に形成され、下方へ延びる第2電極2
0を覆っている。
【0021】次に、このような避雷ユニット15を碍子
本体1に装着する方法について説明する。図4に示すよ
うに、予め碍子本体1の外周に導電性の被膜層13を形
成した後、上記のように構成された避雷ユニット15を
碍子本体1の下部から嵌挿する。このとき、避雷ユニッ
ト15の内周部のゴムスペーサ17の内径D1は碍子本
体1の直径D2よりも小さく形成されていることから、
その弾性力に抗して所定量だけ圧縮して嵌挿することに
より、避雷ユニット15が碍子本体1に対して位置決め
固定される。
【0022】その後、図1に示すように、碍子本体1の
下端部にベース金具8を嵌め込み、セメント9で碍子本
体1に固着する。そして、ピン金具10をナット11に
よって接地金具12に締付固定することにより、碍子本
体1が図示しない電柱上に支持される。
【0023】次に、上記のように構成された第1実施例
の避雷ユニット15を備えた避雷碍子装置について作用
を説明する。さて、この実施例の避雷碍子装置におい
て、電線6に雷サージが侵入すると、この雷サージがバ
インド線7から第1気中放電距離G1をフラッシオーバ
し、第1電極18を介して抵抗素子22に流れる。その
後、第2電極20の先端から第2気中放電距離G2を介
してフラッシオーバし、ベース金具8及び接地金具12
等を通して放電される。従って、線路の電圧上昇が抑制
されるとともに、抵抗素子22と両気中放電距離G1,
G2とによって続流が遮断される。
【0024】この実施例の避雷碍子装置では、碍子本体
1の胴部2外周に導電性の被膜層13が形成されている
ことから、碍子表面1の汚損により発生する漏洩電流が
この被膜層13の箇所で流れ易くなる。このため、避雷
ユニット15の表面への電流の分流が減少し、避雷ユニ
ット15表面のトラッキングによる絶縁低下が防止され
る。このため、雷サージを放電する際に続流アークの遮
断性能が向上する。
【0025】また、この実施例の避雷ユニット15は碍
子本体1の外側に密着状態で装着されるとともに、抵抗
素子22の内側に所要の強度を有する絶縁筒16が配置
されていることから、過大な雷サージにより抵抗素子2
2が破壊することがあっても、続流アークの高熱や圧力
衝撃が絶縁筒16により遮蔽される。しかも、抵抗素子
22は弾力質の絶縁被覆層24内に包蔵された状態にあ
るため、続流アークが碍子本体1の外周域に拡散すると
ともに、この絶縁被覆層24により遮蔽及び緩和され
る。従って、碍子本体1が破損するおそれはなく、電線
6の絶縁支持に支障を来すおそれを防止することができ
る。
【0026】加えて、この実施例においては、避雷ユニ
ット15が碍子本体1の外周に同心状に装着配置されて
いるので、碍子本体1の側方に避雷ユニット15のため
の大きな配置スペースを必要としない。その結果、既設
の碍子に対しても避雷ユニット15を装着して容易に実
施することができる。 (第2実施例)次に、この発明を具体化した第2実施例
について説明する。なお、この実施例では主として第1
実施例と異なる箇所についてのみ説明し、他の箇所は説
明を省略する。
【0027】図5及び図6に示すように、平板状の第1
電極26は、抵抗素子22の一端に配設され、碗形の座
金27にはコイルバネ等の弾性体28が収納されてい
る。盆形に形成されたナット29は、絶縁筒16に螺着
され、その凹部には前記座金27が収容されている。金
属ネジ30,31はナット29に螺設され、前記座金2
7が第1電極26に接触するまで締付けられ、圧縮され
た弾性体28の弾性力により第1電極26と第2電極2
0間に抵抗素子22が挟着される。そして、抵抗素子2
2が絶縁筒16に締付固定される。
【0028】水切部32は絶縁被覆層24の上部に一体
形成され、その上面には前記一方の金属ネジ30が外方
へ突出している。そして、この金属ネジ30の突出部が
第1電極26の放電部をなし、その先端と課電部との間
に前記第1気中放電距離G1が形成されている。なお、
前記弾性体28は、図7に示すように、導電ゴム製の柱
状体によって形成したり、座金27を省略して図示しな
い金属製の皿バネを単体で配設して、金属ネジ30,3
1で締付けるようにしてもよい。
【0029】さて、この実施例では、避雷ユニット15
の絶縁被覆層24に水切部32を形成しているので、雨
水による下方への流水が減少して、汚損状態における避
雷ユニット15の汚損耐電圧が向上する。また、弾性体
28によって、第1電極26と第2電極20間の抵抗素
子22が弾発力によって保持されているので、周囲の温
度変化や絶縁被覆層24のモールド工程における温度変
化に際し、各部材間の熱ストレスが緩和されて電気接触
が安定に維持される。 (第3実施例)さらに、この発明を具体化した第3実施
例について説明する。この実施例においても、主として
第1及び第2実施例と異なる箇所についてのみ説明し、
他の箇所は説明を省略する。
【0030】図8に示すように、この実施例の避雷ユニ
ット15は絶縁被覆層24の外周に複数のひだ33が一
体形成され、沿面距離を増している。複数の金属ネジ3
0は避雷ユニット15の上面に突出形成され、ナット2
9を介して両電極26,36間に抵抗素子22を締付固
定している。この金属ネジ30の突出部は第1電極26
の放電部となり、この放電部と課電部との間に第1気中
放電距離G1が形成されている。また、この金属ネジ3
0により水切板34が取着されている。
【0031】一方、金属ネジ37は板状をなす第2電極
36に接触するとともに、絶縁被覆層24より下方へ突
出して、その突出部が放電部となっている。また、絶縁
被覆層24は、下部に形成した円筒状のひだ25とベー
ス金具8との間にゴム等の環状栓35を嵌着している。
そして、第2気中放電距離G2がこの空間内の金属ネジ
37の放電部とベース金具8との間に形成されている。
【0032】さて、この実施例では、避雷ユニット15
の上面に別体の水切板34を取着するようにしたので、
絶縁被覆層24のモールド部分を前記各実施例よりも小
さくすることができる。しかも、第2気中放電距離G2
を避雷ユニット15とベース金具8間の空間に形成し、
外部から遮蔽しているので、この箇所における避雷ユニ
ット15の放電電圧が安定する。
【0033】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば
以下のように構成を任意に変更して具体化することがで
きる。 (a)前記実施例において、放電容量に応じて、一対の
抵抗素子22の一方を絶縁性のスペーサに置き換えた
り、抵抗素子22を円環状に構成したりすること。 (b)ゴムスペーサ17を導電性にすること。 (c)導電性の被膜層13の下端部をベース金具8に直
接接触させること。 (d)導電性の被膜層13を避雷ユニット15の内周
面、すなわちゴムスペーサ17と絶縁被覆層24の内周
面に形成すること。 (e)図9に示すように、避雷ユニット15を碍子本体
1の上部位置に設けること。
【0034】
【発明の効果】 以上詳述したように、この発明の避雷
ユニットやそれを備えた避雷碍子装置によれば、次のよ
うな優れた効果を奏する。すなわち、この発明の避雷碍
子装置は、避雷ユニット表面を流れる漏洩電流によるト
ラッキングを防止して続流の遮断性能を向上させること
ができる。
【0035】また、この発明の避雷ユニット及びその避
雷ユニットを備えた避雷碍子装置は、雷サージを受けて
抵抗素子が破壊しても、碍子本体を破損することなく、
電線の絶縁支持に支障を来すおそれを回避することがで
きる。
【0036】さらに、この発明の避雷ユニット及び避雷
碍子装置は、大きな配置スペースを必要としないで、既
設の碍子にも容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した第1実施例の避雷碍子
装置を示す部分断面図である。
【図2】 第1実施例の避雷ユニットを示す平面図であ
る。
【図3】 同じく避雷ユニットを示す断面図である。
【図4】 同じく避雷ユニットを碍子本体に装着した状
態を示す部分断面図である。
【図5】 この発明を具体化した第2実施例の避雷碍子
装置を示す部分断面図である。
【図6】 図5の要部を示す部分断面図である。
【図7】 同じく図5の要部を示す別例の部分断面図で
ある。
【図8】 この発明を具体化した第3実施例の避雷碍子
装置を示す部分断面図である。
【図9】 この発明の別例を示す避雷碍子装置の部分断
面図である。
【符号の説明】
1…碍子本体、6…課電部としての電線、7…接地部と
してのベース金具、13…導電性の被膜層、16…筒状
支持体としての絶縁筒、18…第1電極、20…第2電
極、22…抵抗素子、24…絶縁被覆層、26…第1電
極、36…第2電極、G1…第1気中放電距離、G2…
第2気中放電距離。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の強度を有する筒状支持体の内周部
    にゴム状弾性体を設け、筒状支持体の両端にそれぞれ第
    1電極と第2電極とを配設するとともに、両電極間に電
    圧−電流特性が非直線性の抵抗素子を挟着し、かつこれ
    らの外周に弾性体をモールド形成し、外周に導電性の被
    膜層を有する碍子本体の外周に装着されるものであり、
    第1電極と課電側の電線との間に第1気中放電間隙を形
    成し、第2電極と接地側のベース金具との間に第2気中
    放電間隙を形成することを特徴とする避雷ユニット。
  2. 【請求項2】 碍子本体の外周に導電性の被膜層を形成
    し、その被膜層の外周にゴム状弾性体を介して所定の強
    度を有する筒状支持体を配置し、この筒状支持体の両端
    にそれぞれ第1電極と第2電極とを配設するとともに、
    両電極間に電圧−電流特性が非直線性の抵抗素子を挟着
    し、かつこれらの外周に弾性体をモールド形成し、第1
    電極と課電側の電線との間に第1気中放電間隙を形成
    し、第2電極と接地側のベース金具との間に第2気中放
    電間隙を形成することを特徴とする避雷ユニットを備え
    た避雷碍子装置。
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