JPS644919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644919Y2 JPS644919Y2 JP17457186U JP17457186U JPS644919Y2 JP S644919 Y2 JPS644919 Y2 JP S644919Y2 JP 17457186 U JP17457186 U JP 17457186U JP 17457186 U JP17457186 U JP 17457186U JP S644919 Y2 JPS644919 Y2 JP S644919Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- block
- culvert
- flow channel
- water
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 5
- 239000002352 surface water Substances 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
a 産業上の利用分野
本考案は法面に敷設する法枠ブロツクの法枠根
石暗渠ブロツクに関する。
石暗渠ブロツクに関する。
b 従来の技術
従来、法面保護工に用いる法枠ブロツクは筒状
体の暗渠に形成して、該法枠ブロツク内にゴミや
空き罐が詰まらないようにした構造のものが提供
されており、第8図に示すように最下部の法枠ブ
ロツク1に接する側溝2を、コンクリートを打設
し連続して構築すると共に、法枠ブロツク1の流
水路に連設する通水パイプ3を側溝2に埋設し、
法枠ブロツク1内を流下する地表水を側溝ブロツ
ク2へ排水している。
体の暗渠に形成して、該法枠ブロツク内にゴミや
空き罐が詰まらないようにした構造のものが提供
されており、第8図に示すように最下部の法枠ブ
ロツク1に接する側溝2を、コンクリートを打設
し連続して構築すると共に、法枠ブロツク1の流
水路に連設する通水パイプ3を側溝2に埋設し、
法枠ブロツク1内を流下する地表水を側溝ブロツ
ク2へ排水している。
c 考案が解決しようとする問題点
側溝2が開渠に形成されているため、側溝2内
に土砂やゴミまた空き罐等が溜まりやすく排水が
阻害され、また側溝2に法面の土圧と法枠ブロツ
ク1…の重量が加わるため側溝2の土圧受承側の
肉厚を相当分厚くしなければならず、また法枠ブ
ロツクの下方の土中を流下してくる浸透水は通水
パイプ3から排水不能である。
に土砂やゴミまた空き罐等が溜まりやすく排水が
阻害され、また側溝2に法面の土圧と法枠ブロツ
ク1…の重量が加わるため側溝2の土圧受承側の
肉厚を相当分厚くしなければならず、また法枠ブ
ロツクの下方の土中を流下してくる浸透水は通水
パイプ3から排水不能である。
「考案の構成」
a 問題点を解決するための手段
法枠ブロツクを敷設する法面の最下段に敷設さ
れる法枠ブロツクに形成される流水路と連通する
導水口を、外側を四辺形に成す筒状体の背面と上
面の隅角部を斜めに切除した法面ブロツクとの接
合傾斜部の両側に穿設して法面ブロツクの流水路
内を流下する地表水を処理すると共に、法面ブロ
ツクの基礎をも構成する法面根石暗渠ブロツクを
提供するものである。
れる法枠ブロツクに形成される流水路と連通する
導水口を、外側を四辺形に成す筒状体の背面と上
面の隅角部を斜めに切除した法面ブロツクとの接
合傾斜部の両側に穿設して法面ブロツクの流水路
内を流下する地表水を処理すると共に、法面ブロ
ツクの基礎をも構成する法面根石暗渠ブロツクを
提供するものである。
b 作用及び実施例
本考案の実施例を図面によつて詳述すると、長
尺と成す外側四辺形筒状体の背面と上面の隅角部
を斜めに切除して法面ブロツクとの接合傾斜部と
成し且つ内腔を流水路4とし、筒状体の左側接合
面に下辺から両側辺の半ばに達するまで略U字形
の凸部合5を突設すると共にその余の部分を凹部
6に形成し、且つ隅角部を斜めに切除した接合傾
斜部を半円形に切除して半円開口部7を形成し、
筒状体の右側接合面に流水路4を囲む中央部分を
最も突出した凸部8に、該凸部8の略上半部を囲
む上辺と両側辺を切除して凸部8より突出度の少
ない凸部9に、凸部8の略下半部を囲む下辺から
両側辺の半ばにするまでを凹部10に形成し、且
つ隅角部を斜めに切除した接合傾斜部を半円形に
切除して半円開口部11を形成する。筒状体の正
面及び背面の中央部下方寄りに手掛け12,12
を凹設すると共に、上半部を透水層17に下半部
及び透水層17の両側部を不透水層18に形成し
て本考案に係る法枠根石暗渠ブロツク13を形成
する。14は法枠ブロツク、15は法枠ブロツク
14の内腔に形成される流水路、16は流水路1
5,15の下部開口が突き合うことにより形成さ
れる集水桝、19は該集水桝16に嵌合する桝蓋
であり、前記半円開口部7と半円開口部11とが
合一することにより形成される導水口13′に該
集水桝16を連通させる如く法枠根石暗渠ブロツ
ク13,13を接合するものである。
尺と成す外側四辺形筒状体の背面と上面の隅角部
を斜めに切除して法面ブロツクとの接合傾斜部と
成し且つ内腔を流水路4とし、筒状体の左側接合
面に下辺から両側辺の半ばに達するまで略U字形
の凸部合5を突設すると共にその余の部分を凹部
6に形成し、且つ隅角部を斜めに切除した接合傾
斜部を半円形に切除して半円開口部7を形成し、
筒状体の右側接合面に流水路4を囲む中央部分を
最も突出した凸部8に、該凸部8の略上半部を囲
む上辺と両側辺を切除して凸部8より突出度の少
ない凸部9に、凸部8の略下半部を囲む下辺から
両側辺の半ばにするまでを凹部10に形成し、且
つ隅角部を斜めに切除した接合傾斜部を半円形に
切除して半円開口部11を形成する。筒状体の正
面及び背面の中央部下方寄りに手掛け12,12
を凹設すると共に、上半部を透水層17に下半部
及び透水層17の両側部を不透水層18に形成し
て本考案に係る法枠根石暗渠ブロツク13を形成
する。14は法枠ブロツク、15は法枠ブロツク
14の内腔に形成される流水路、16は流水路1
5,15の下部開口が突き合うことにより形成さ
れる集水桝、19は該集水桝16に嵌合する桝蓋
であり、前記半円開口部7と半円開口部11とが
合一することにより形成される導水口13′に該
集水桝16を連通させる如く法枠根石暗渠ブロツ
ク13,13を接合するものである。
「考案の効果」
考案はこのようにして成るから、暗渠形式の法
枠ブロツク14…の流水路15…から流下してき
た地表水は集水桝16…に一旦流れ込んだ後、半
円開口部7と半円開口部11が合一し形成される
導水口13′から法枠根石暗渠ブロツク13の流
水路4へ排水され、該流水路4と15の両者が暗
渠形式であるため土砂やゴミ、空き罐などが詰ま
る虞れがなく、排水が完全になされる。また法枠
根石暗渠ブロツク13は筒状体に形成されている
から構造がきわめて堅牢であり、従つて肉厚をか
なり薄く成形できるから安価に製造でき、また重
量を軽減できる。尚第7図に示すように法枠根石
暗渠ブロツク13の底面を水平に据付けると法枠
ブロツク14の連設勾配は1:1.2となり、図示
していないが上面を水平に据付けると1:1.8の
勾配となり、また背面を垂直に据付けると1:
1.5の勾配とすることができる。
枠ブロツク14…の流水路15…から流下してき
た地表水は集水桝16…に一旦流れ込んだ後、半
円開口部7と半円開口部11が合一し形成される
導水口13′から法枠根石暗渠ブロツク13の流
水路4へ排水され、該流水路4と15の両者が暗
渠形式であるため土砂やゴミ、空き罐などが詰ま
る虞れがなく、排水が完全になされる。また法枠
根石暗渠ブロツク13は筒状体に形成されている
から構造がきわめて堅牢であり、従つて肉厚をか
なり薄く成形できるから安価に製造でき、また重
量を軽減できる。尚第7図に示すように法枠根石
暗渠ブロツク13の底面を水平に据付けると法枠
ブロツク14の連設勾配は1:1.2となり、図示
していないが上面を水平に据付けると1:1.8の
勾配となり、また背面を垂直に据付けると1:
1.5の勾配とすることができる。
本考案はこのように構造は堅牢で製造容易であ
り、然も地表水を流水路4から完全に排水すると
共に、法枠ブロツク14の下方を流下してくる浸
透水は法枠根石暗渠ブロツク13の上半部に形成
した透水層17を経て流水路4へ排水され浸透水
による法面の破壊事故を防止できる。尚以上の説
明は法枠ブロツクを暗渠形式のものについて行な
つているが、開渠形式の法枠ブロツクに連設する
法枠根石暗渠ブロツクとして用いることもでき
る。
り、然も地表水を流水路4から完全に排水すると
共に、法枠ブロツク14の下方を流下してくる浸
透水は法枠根石暗渠ブロツク13の上半部に形成
した透水層17を経て流水路4へ排水され浸透水
による法面の破壊事故を防止できる。尚以上の説
明は法枠ブロツクを暗渠形式のものについて行な
つているが、開渠形式の法枠ブロツクに連設する
法枠根石暗渠ブロツクとして用いることもでき
る。
第1図は本考案に係る法枠根石暗渠ブロツクを
示す正面図、第2図は同平面図、第3図は同左側
面図、第4図は同右側面図、第5図は第1図にお
けるA−A断面図、第6図は法面ブロツクとの接
合状態を示す要部切欠平面図、第7図は同要部切
欠側面図、第8図は開渠の側溝に法枠ブロツクを
連設した法面保護工を示す一部切欠側面図であ
る。 4,15……流水路、5,8,9……凸部、
6,10……凹部、7,11……半円開口部、1
2……手掛け、13……法枠根石暗渠ブロツク、
13′……導水口、14……法枠ブロツク、17
……透水層。
示す正面図、第2図は同平面図、第3図は同左側
面図、第4図は同右側面図、第5図は第1図にお
けるA−A断面図、第6図は法面ブロツクとの接
合状態を示す要部切欠平面図、第7図は同要部切
欠側面図、第8図は開渠の側溝に法枠ブロツクを
連設した法面保護工を示す一部切欠側面図であ
る。 4,15……流水路、5,8,9……凸部、
6,10……凹部、7,11……半円開口部、1
2……手掛け、13……法枠根石暗渠ブロツク、
13′……導水口、14……法枠ブロツク、17
……透水層。
Claims (1)
- 法枠ブロツクを敷設する法面において、最下段
に敷設される法枠ブロツクに形成される流水路と
連通する導水口を、外側四辺形筒状体の背面と上
面の隅角部を斜めに切除した法枠ブロツクとの接
合傾斜部の両側に穿設して成る法枠根石暗渠ブロ
ツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17457186U JPS644919Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17457186U JPS644919Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294125U JPS6294125U (ja) | 1987-06-16 |
JPS644919Y2 true JPS644919Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=31113079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17457186U Expired JPS644919Y2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS644919Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7000199B2 (ja) * | 2018-02-21 | 2022-01-19 | 積水化学工業株式会社 | 雨水排水システム |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP17457186U patent/JPS644919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6294125U (ja) | 1987-06-16 |
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