JPS64359Y2 - - Google Patents

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JPS64359Y2
JPS64359Y2 JP1982087496U JP8749682U JPS64359Y2 JP S64359 Y2 JPS64359 Y2 JP S64359Y2 JP 1982087496 U JP1982087496 U JP 1982087496U JP 8749682 U JP8749682 U JP 8749682U JP S64359 Y2 JPS64359 Y2 JP S64359Y2
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oil tank
tank
oil
body frame
engine
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JP1982087496U
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JPS58188356U (ja
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばタバコ栽培畝或いは茶栽培畝な
どを跨いだ状態でその畝に沿つて走行移動させ、
播種・苗植え・収穫などの各種農作業を行う高架
形管理作業車の油タンク装置に関するものであ
る。
従来、実公昭36−27007号公報に示す如く、油
タンクに補助タンクを併設させる技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、油タンク上面に
作業者が座乗する運転席を兼ねた構造であり、油
タンクの下側に補助タンクを設けるものであつた
から、油タンク上面側を油圧ポンプなどの据付台
として使用し得ないと共に、油タンク上面の一部
を利用して補助タンクを形成し得ない等の構造上
の問題があつた。
然るに、本考案は、後車体フレームに後端側を
一体連設させる左右一対の胴部車体フレームを備
え、この胴部車体フレーム前端側を前車体フレー
ムに回動支点ピンを介して左右回動自在に連結さ
せると共に、胴部車体フレームの一側外方にエン
ジンを、また他側外方に運転席を夫々設け、さら
にエンジン及び運転席の前方と後方に前後輪を
夫々配設させる一方、前記回動支点軸に近い前端
側の胴部車体フレームの間に油タンクを一体形成
すると共に、前記エンジンに連動連結させるミツ
シヨンケース及び油圧ポンプを前記油タンク上面
に載置させ、さらに前記油タンク上面の一部を上
方に膨出させて補助タンクを形成し、その補助タ
ンク上面の一部を上方に膨出させて注油口を設け
たことを特徴とするものである。
従つて、前記車体フレーム及びエンジン及び運
転席及び前後輪などの高架形車体構造を従来より
も機能的に構成し得ると共に、回動支点軸に近い
油タンク上面にミツシヨンケース及び油圧ポンプ
を設けるから、ミツシヨンケース及び油圧ポンプ
の入出力機構及び据付構造を簡潔に構成し得、従
来に比べて畝を跨いで農作業を行う高架形管理作
業の性能向上並びに高架形車体のバランス維持な
どを容易に図り得、しかも油タンクの上面に補助
タンクを設けてこの補助タンクの上面に注油口を
設けるから、油タンクの容積拡大並びに上面側の
有効利用などを容易に行い得るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図は高架形管理作業車の全体側面図、
第2図は同平面図であり、同図中1,2は前後車
体フレーム、3a,3bは前記後車体フレーム2
に後端側を固定する左右一対の胴部車体フレー
ム、4は前記胴部車体フレーム3の前端側を前車
体フレーム1に揺動自在に取付連結する回動支点
ピン、5a,5bは前車体フレーム1の両端に位
置決めピン6,6を介し摺動着脱可能に取付ける
前アクスルケース、7,7はアクスルケース5
a,5bに水平回転自在に支持させる前アクスル
フレーム、8a,8bは左右の前アクスルフレー
ム7,7の下端部に軸架させる走行用前車輪、9
a,9bは前アクスルケース5a,5bに一体的
に組込む前車輪駆動用の油圧モータ、10a,1
0bは後車体フレーム2の両端に位置決めピン1
1,11を介し摺動着脱可能に取付ける左右の後
アクスルケース、12a,12bは後アクスルケ
ース10a,10bの下方に後アクスルフレーム
13,13を介し軸架させる走行用後車輪、14
a,14bは後アクスルケース10a,10bに
一体的に組込む後車輪駆動用の油圧モータ、15
は前記胴部車体フレーム3a左側の前後輪8a,
12a間略中央にエンジン16を搭載するエンジ
ン部、17は前記胴部車体フレーム3b右側の前
後輪8b,12b間略中央に運転フレーム18を
固定させて運転席19及び操向用ハンドル20な
どを装備する運転操作部、21は前記運転席19
の下方に装備するバツテリ収納室、22は前記運
転操作部17を保護する安全フレーム、23は胴
部車体フレーム3a,3b間の前部中央に搭載し
て前記エンジン16に入力軸を駆動連結させる
PTOミツシヨンケース、24,25は前記ミツ
シヨンケース23に連動連結する左列及び右列の
油圧モータ9a,14a,9b,14b作動のた
めの二つの可変容量形油圧ポンプ、26は前記油
圧ポンプ24,25に近接させて設けるチヤージ
ポンプ、27は前記ミツシヨンケース23の
PTO出力軸28に着脱且つ方向自在に連結させ
るPTO後部伝達用ハウジング、29は前記油圧
ポンプ24,25に連結して走行変速操作を行う
変速レバー、30は前記ミツシヨンケース23に
連結させるPTO変速レバー、31は後車体フレ
ーム2の略中央に設けるリフトアーム32を有す
る油圧昇降機、33は前記油圧昇降機を操作する
作業機昇降用レバー、34はロアーリンク35及
びトツプリンク36を介して機体後方に牽引させ
るロータリ37を具備したロータリ耕耘作業機で
あり、タバコ栽培畝或いは茶栽培畝などを跨いで
機体を走行させると共に、前記作業機34により
耕耘作業を行うように構成している。
第3図乃至第5図に示す如く、左右一対の前記
胴部車体フレーム3a,3bはその〓形溝を機体
内側に対向させたものであり、これらフレーム3
a,3b前部間の上下及び前後を上下側板38,
39及び前後側板40,41で仕切つて密閉空間
42を形成させ、該空間42を作動油貯留用の油
タンク43として使用するように構成している。
また、前記油タンク43の上面つまり上側板3
8前部を上方に膨出させて該タンク43頭部に補
助タンク44を一体形成させ、前記補助タンク4
4内迄油を貯留させる状態とさせることにより、
前記油タンク43内を常に油で満杯状態とさせ機
体が例え傾いても前記油タンク43内に空気溜り
部など起生させないように構成している。
さらに、前記油タンク43の上面である上側板
38上には固定ボルト45を介し前記PTOミツ
シヨンケース23を、また固定ボルト46及び取
付用ブラケツト47を介し前記チヤージポンプ2
6並びに油圧ポンプ24,25をそれぞれ取付固
定していて、前記タンク43上面をこれらポンプ
24,25,26の取付ベースとして共用させる
ように構成している。換言すれば前記油タンク4
3は一対の胴部車体フレーム3a,3b及び前記
ポンプ24,25,26の取付ベース(上側板3
8)などより構成している。
またさらに、前記油タンク43にはオイルフイ
ルタ48,49を内設していて、これらフイルタ
48,49を操向用油圧回路の前記チヤージポン
プ26の吸込側及び作業機34の作動用油圧回路
に各配管50,51を介し接続させるように構成
している。
また、前記油タンク43の底部にドレン52を
設けると共に、前記補助タンク44の上部に長寸
の注油口53を設け、該注油口53に検油栓54
を取付けている。
なお、第5図に示す如く前記補助タンク44は
椀形状のものをボルト55及びガスケツト56を
介し上側板38に固定させたもので、該上側板3
8に開設する開口57を介し補助タンク44を油
タンク43に連通させている。
本実施例は上記の如く構成するものにして、左
右の胴部車体フレーム3a,3b間の余剰スペー
スに油タンク43を設けるものであるから構成コ
ンパクトにでき、また従来の油タンク設置スペー
スなどを他方面に有効に活用できると共に、機体
重心を下降させ機体バランスを安定させることが
できる。さらに左右の胴部車体フレーム3a,3
bを油タンク43で連結させるものであるから、
タンク43を補強部材として該フレーム3a,3
bの強度を向上させることができる。またさらに
前記油タンク43も前記PTOミツシヨンケース
23及びポンプ24,25,26などを取付ける
ベースつまり上側板38並びに車体フレーム3
a,3bなどから構成するものであるから強固な
ことは勿論のこと安全に外部より保護される。ま
た前記PTOミツシヨンケース23及びポンプ2
4,25,26の下部が油タンク43の結果これ
らより発生する接動などを油タンク43の作動油
に有効に減衰吸収させることができると共に、ポ
ンプ24,25,26と油タンク43を接続させ
る配管系も近接しているため極めて簡潔に構成で
きる。
さらに、前記油タンク43の頭部に補助タンク
44を設けたことによつて、前記油タンク43内
を常に作動油で満杯状態にでき、この結果機体が
左右或いは前後に傾いたときにもこの油タンク4
3内に空気溜り部などを起生させることがなく、
したがつて前記チヤージポンプ26の吸込側のオ
イルフイルタ48も空気に晒される懸念など全く
なく確実に各油圧モータ9a,9b,14a,1
4bへ作動油の送給が行われるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、後車
体フレーム2に後端側を一体連設させる左右一対
の胴部車体フレーム3a,3bを備え、この胴部
車体フレーム3a,3b前端側を前車体フレーム
1に回動支点ピン4を介して左右回動自在に連結
させると共に、胴部車体フレーム3a,3bの一
側外方にエンジン16を、また他側外方に運転席
19を夫々設け、さらにエンジン16及び運転席
19の前方と後方に前後輪8a,8b,12a,
12bを夫々配設させる一方、前記回動支点軸4
に近い前端側の胴部車体フレーム3a,3bの間
に油タンク43を一体形成すると共に、前記エン
ジン16に連動連結させるミツシヨンケース23
及び油圧ポンプ24,25を前記油タンク43上
面に載置させ、さらに前記油タンク43上面の一
部を上方に膨出させて補助タンク44を形成し、
その補助タンク44上面の一部を上方に膨出させ
て注油口53を設けたもので、前記車体フレーム
1,2,3a,3b及びエンジン16及び運転席
19及び前後輪8a,8b,12a,12bなど
の高架形車体構造を従来よりも機能的に構成でき
ると共に、回動支点軸4に近い油タンク43上面
にミツシヨンケース23及び油圧ポンプ24,2
5を設けるから、ミツシヨンケース23及び油圧
ポンプ24,25の入出力機構及び据付構造を簡
潔に構成でき、従来に比べて畝を跨いで農作業を
行う高架形管理作業の性能向上並びに高架形車体
のバランス維持などを容易に図ることができ、し
かも油タンク43の上面に補助タンク44を設け
てこの補助タンク44の上面に注油口53を設け
るから、油タンク43の容積拡大並びに上面側の
有効利用などを容易に行うことができる等の実用
的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は高架形管理作業車の全体側面図、第2図は
同平面図、第3図は要部の側面説明図、第4図は
要部の平面説明図、第5図は第3図の−線視
拡大図である。 1……前車体フレーム、2……後車体フレー
ム、3a,3b……胴部車体フレーム、43……
油タンク、44……補助タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後車体フレーム2に後端側を一体連設させる左
    右一対の胴部車体フレーム3a,3bを備え、こ
    の胴部車体フレーム3a,3b前端側を前車体フ
    レーム1に回動支点ピン4を介して左右回動自在
    に連結させると共に、胴部車体フレーム3a,3
    bの一側外方にエンジン16を、また他側外方に
    運転席19を夫々設け、さらにエンジン16及び
    運転席19の前方と後方に前後輪8a,8b,1
    2a,12bを夫々配設させる一方、前記回動支
    点軸4に近い前端側の胴部車体フレーム3a,3
    bの間に油タンク43を一体形成すると共に、前
    記エンジン16に連動連結させるミツシヨンケー
    ス23及び油圧ポンプ24,25を前記油タンク
    43上面に載置させ、さらに前記油タンク43上
    面の一部を上方に膨出させて補助タンク44を形
    成し、その補助タンク44上面の一部を上方に膨
    出させて注油口53を設けたことを特徴とする高
    架形管理作業車の油タンク装置。
JP8749682U 1982-06-11 1982-06-11 高架形管理作業車の油タンク装置 Granted JPS58188356U (ja)

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JP8749682U JPS58188356U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 高架形管理作業車の油タンク装置

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Publication Number Publication Date
JPS58188356U JPS58188356U (ja) 1983-12-14
JPS64359Y2 true JPS64359Y2 (ja) 1989-01-06

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JP8749682U Granted JPS58188356U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 高架形管理作業車の油タンク装置

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