JPS643510Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643510Y2 JPS643510Y2 JP1985072934U JP7293485U JPS643510Y2 JP S643510 Y2 JPS643510 Y2 JP S643510Y2 JP 1985072934 U JP1985072934 U JP 1985072934U JP 7293485 U JP7293485 U JP 7293485U JP S643510 Y2 JPS643510 Y2 JP S643510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- adhesive
- processed
- rollers
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 23
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 22
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
この考案は、例えば印刷すべき紙や布等の表面
に付着したごみや埃を取り除くためのクリーニン
グ装置に関する。
に付着したごみや埃を取り除くためのクリーニン
グ装置に関する。
紙や布等に印刷する場合、あるいは写真フイル
ムを焼き付ける場合、これら被処理材料の表面に
静電気で周囲のごみや埃が付着することがあり、
このようなごみや埃を取り除いてから印刷あるい
は焼付けをしないと仕上りが悪くなる。そのため
従来は、カーボンブラシで被処理材料の表面をこ
すつたり、あるいはイオン化空気発生器からのイ
オン化空気を吹きつけて静電気を除去し、真空掃
除機等でこれらごみを吸引する方法が採用されて
いる。しかしながら、装置が大型化するばかりで
なく、完全にごみを除去することができない。
ムを焼き付ける場合、これら被処理材料の表面に
静電気で周囲のごみや埃が付着することがあり、
このようなごみや埃を取り除いてから印刷あるい
は焼付けをしないと仕上りが悪くなる。そのため
従来は、カーボンブラシで被処理材料の表面をこ
すつたり、あるいはイオン化空気発生器からのイ
オン化空気を吹きつけて静電気を除去し、真空掃
除機等でこれらごみを吸引する方法が採用されて
いる。しかしながら、装置が大型化するばかりで
なく、完全にごみを除去することができない。
そこで、例えば実開昭55−97743号に見られる
ように、一対の粘着性表面を有するロール間に被
処理材料を通し、被処理材料上に付着した汚れや
ほこりを取り除くようにしたクリーニング装置が
提供されている。この装置では、被処理材料が写
真や映画のフイルムであり、その厚みが一定なた
め一対の粘着ローラの間隙は支柱によつて固定さ
れており、また腰の強いフイルムのため粘着ロー
ラに巻き付くことはないが、被処理材料が薄かつ
たり、腰が弱い場合には、粘着ローラに被処理材
料が巻き付いてしまうことがある。さらに上述の
ようなフイルム以上の厚みを有する被処理材料を
通すと、粘着ローラの強い圧着力によりごみ等が
被処理材料に食い込んでしまい、十分なクリーニ
ング効果が得られないことがある。
ように、一対の粘着性表面を有するロール間に被
処理材料を通し、被処理材料上に付着した汚れや
ほこりを取り除くようにしたクリーニング装置が
提供されている。この装置では、被処理材料が写
真や映画のフイルムであり、その厚みが一定なた
め一対の粘着ローラの間隙は支柱によつて固定さ
れており、また腰の強いフイルムのため粘着ロー
ラに巻き付くことはないが、被処理材料が薄かつ
たり、腰が弱い場合には、粘着ローラに被処理材
料が巻き付いてしまうことがある。さらに上述の
ようなフイルム以上の厚みを有する被処理材料を
通すと、粘着ローラの強い圧着力によりごみ等が
被処理材料に食い込んでしまい、十分なクリーニ
ング効果が得られないことがある。
〔考案の目的〕
この考案は簡単な構成により、上述した素材や
フイルム、あるいはプリント基板や金属版等被処
理材料の厚みが異なつても効果的にクリーニング
でき、かつ腰の弱い材料を処理しても粘着ローラ
に巻き込まれるのを防止したクリーニング装置を
提供することである。
フイルム、あるいはプリント基板や金属版等被処
理材料の厚みが異なつても効果的にクリーニング
でき、かつ腰の弱い材料を処理しても粘着ローラ
に巻き込まれるのを防止したクリーニング装置を
提供することである。
この考案のクリーニング装置は、支持部材と、
この支持部材に軸方向両端が回転可能に支持され
た第1ローラと、支持部材に軸方向両端が回転可
能に支持され、その軸方向は第1ローラと平行
で、かつ直径方向一端が第1ローラの直径方向一
端に当接するように支持部材に支持された第2ロ
ーラと、第1および第2ローラを互いに当接する
ように弾性的に偏倚させるスプリング手段とを有
し、少なくとも第1および第2ローラの一方は弾
性を有しかつその表面は粘着性を有し、この粘着
性を有するローラには、円周方向に溝を有し、こ
の溝には被処理材料を粘着性を有するローラから
剥離するための剥離部材の一端が挿入されている
ことを特徴とするものである。
この支持部材に軸方向両端が回転可能に支持され
た第1ローラと、支持部材に軸方向両端が回転可
能に支持され、その軸方向は第1ローラと平行
で、かつ直径方向一端が第1ローラの直径方向一
端に当接するように支持部材に支持された第2ロ
ーラと、第1および第2ローラを互いに当接する
ように弾性的に偏倚させるスプリング手段とを有
し、少なくとも第1および第2ローラの一方は弾
性を有しかつその表面は粘着性を有し、この粘着
性を有するローラには、円周方向に溝を有し、こ
の溝には被処理材料を粘着性を有するローラから
剥離するための剥離部材の一端が挿入されている
ことを特徴とするものである。
以下、この考案のクリーニング装置の一実施例
を図面について説明する。まず、第1図によりロ
ーラ部の構造を説明すると、一対の円筒状ローラ
1と2が支持体3に回転可能に取付けられてい
る。すなわち、円筒ローラ1の軸4の両端は一対
の支持体3の上端から下方に向かつて延在する長
溝5に回転可能に支持されている。他方の円筒ロ
ーラ2は、その軸6の両端が各支持体3の下方に
設けられた上下方向に延在する長孔7内に回転可
能に支持されている。軸4と6の両端にはそれぞ
れストツパー部材8,9が取付けられている。こ
れらストツパー部材8と9はコイルスプリング1
0により互いに相接する方向に引かれており、こ
のコイルスプリング10によつて一対の円筒ロー
ラ1と2はそれらの直径方向一端縁が弾性的に相
接するように押圧され、かつこの弾性力に抗する
力が加わつた時にはそれぞれ相反する方向に移動
可能に当接している。
を図面について説明する。まず、第1図によりロ
ーラ部の構造を説明すると、一対の円筒状ローラ
1と2が支持体3に回転可能に取付けられてい
る。すなわち、円筒ローラ1の軸4の両端は一対
の支持体3の上端から下方に向かつて延在する長
溝5に回転可能に支持されている。他方の円筒ロ
ーラ2は、その軸6の両端が各支持体3の下方に
設けられた上下方向に延在する長孔7内に回転可
能に支持されている。軸4と6の両端にはそれぞ
れストツパー部材8,9が取付けられている。こ
れらストツパー部材8と9はコイルスプリング1
0により互いに相接する方向に引かれており、こ
のコイルスプリング10によつて一対の円筒ロー
ラ1と2はそれらの直径方向一端縁が弾性的に相
接するように押圧され、かつこの弾性力に抗する
力が加わつた時にはそれぞれ相反する方向に移動
可能に当接している。
円筒ローラ1はゴムあるいは合成樹脂の弾性材
料で構成され、かつその表面は粘着性を有してい
る。このような粘着性を有する弾性材料として
は、例えばオルガノポリシロキサンエラストマが
ある。この円筒ローラ1は、円筒状のゴムローラ
の表面に粘着テープを貼着したものでもよい。円
筒ローラ2は金属あるいはプラスチツク等の硬い
材料で構成しても、弾性材で構成してもよい。
料で構成され、かつその表面は粘着性を有してい
る。このような粘着性を有する弾性材料として
は、例えばオルガノポリシロキサンエラストマが
ある。この円筒ローラ1は、円筒状のゴムローラ
の表面に粘着テープを貼着したものでもよい。円
筒ローラ2は金属あるいはプラスチツク等の硬い
材料で構成しても、弾性材で構成してもよい。
円筒ローラ1と2とを適当な駆動源により回転
させ、このローラ1,2間に紙等の被処理材料
(図示しない)をクリーニングすべき面を円筒ロ
ーラ1に当接させるようにして挿入する。被処理
材料の表面に付着したごみや埃は円筒ローラ1に
付着して取り去られる。円筒ローラ1と2間はコ
イルスプリング10により弾性的に相接するよう
になつているので、被処理材料の厚みが異なつて
も、円筒ローラ1は確実に被処理材料の表面と接
触することができる。
させ、このローラ1,2間に紙等の被処理材料
(図示しない)をクリーニングすべき面を円筒ロ
ーラ1に当接させるようにして挿入する。被処理
材料の表面に付着したごみや埃は円筒ローラ1に
付着して取り去られる。円筒ローラ1と2間はコ
イルスプリング10により弾性的に相接するよう
になつているので、被処理材料の厚みが異なつて
も、円筒ローラ1は確実に被処理材料の表面と接
触することができる。
被処理材料の両面をクリーニングする場合は、
下部の円筒ローラ2も粘着性を有する材料で構成
すればよい。
下部の円筒ローラ2も粘着性を有する材料で構成
すればよい。
第2図は腰の弱い被処理材料のクリーニングを
行なう場合、粘着ローラ1に被処理材料が巻き込
まれるのを防止する剥離機構を示している。な
お、この実施例では上下一対の円筒ローラを2組
設けており、前後の粘着ローラを識別するために
粘着ローラは参照番号11と14で示している。
すなわち一対の円筒ローラ2,11の内、粘着性
を有する円筒ローラ11には、軸方向に適当な間
隔をおいて2本の溝12が円周方向に設けられて
いる。この溝12の被処理材料19の出口側には
巻き込み防止用のガイド部材13の一端が嵌合さ
れている。したがつて、円筒ローラ11に密着し
て巻き込まれて上昇しようとした被処理材料19
は、このガイド部材13によつて剥離される。も
う一対の円筒ローラ2,14は、円筒ローラ11
の2本の溝12に当接する被処理材料19の表面
部分の埃等は除去されないので、第2の粘着性を
有する円筒ローラ14で、その部分のクリーニン
グを行なうためである。円筒ローラ14の円周面
上には溝12と同様な溝15が形成されている。
この溝15は円筒ローラ11の2本の溝12間に
位置している。溝15には、ガイド部材13と同
様なガイド部材16の一端が嵌合されている。こ
れによつて、2本の溝12の上を通つてクリーニ
ングできなかつた被処理材料19の表面部分は、
この円筒ローラ14でクリーニングされる。な
お、これら2組のローラは第1図に示すように、
それぞれ互いに弾性的に相接するようにコイルス
プリング10で偏倚されていることは勿論であ
る。
行なう場合、粘着ローラ1に被処理材料が巻き込
まれるのを防止する剥離機構を示している。な
お、この実施例では上下一対の円筒ローラを2組
設けており、前後の粘着ローラを識別するために
粘着ローラは参照番号11と14で示している。
すなわち一対の円筒ローラ2,11の内、粘着性
を有する円筒ローラ11には、軸方向に適当な間
隔をおいて2本の溝12が円周方向に設けられて
いる。この溝12の被処理材料19の出口側には
巻き込み防止用のガイド部材13の一端が嵌合さ
れている。したがつて、円筒ローラ11に密着し
て巻き込まれて上昇しようとした被処理材料19
は、このガイド部材13によつて剥離される。も
う一対の円筒ローラ2,14は、円筒ローラ11
の2本の溝12に当接する被処理材料19の表面
部分の埃等は除去されないので、第2の粘着性を
有する円筒ローラ14で、その部分のクリーニン
グを行なうためである。円筒ローラ14の円周面
上には溝12と同様な溝15が形成されている。
この溝15は円筒ローラ11の2本の溝12間に
位置している。溝15には、ガイド部材13と同
様なガイド部材16の一端が嵌合されている。こ
れによつて、2本の溝12の上を通つてクリーニ
ングできなかつた被処理材料19の表面部分は、
この円筒ローラ14でクリーニングされる。な
お、これら2組のローラは第1図に示すように、
それぞれ互いに弾性的に相接するようにコイルス
プリング10で偏倚されていることは勿論であ
る。
第2図においては、円筒ローラ11の軸17と
円筒ローラ14の軸18とは同一線上に位置して
いるが、段差をもつて支持体3に取付けてもよ
い。
円筒ローラ14の軸18とは同一線上に位置して
いるが、段差をもつて支持体3に取付けてもよ
い。
以上のようにこの考案のクリーニング装置は、
一対のローラ間に被処理材料を通すだけで被処理
材料の表面に付着した埃等を取り除くことがで
き、一対のローラはスプリング手段によつて互い
に相接するように弾性的に偏倚しているので、被
処理材料の厚みが異なつても常時確実に粘着ロー
ラを被処理材料の表面に接触させすることができ
る。また、粘着ローラには被処理材料を剥離する
剥離部材が設けられているので、腰の弱い被処理
材料でも粘着ローラに巻き込まれることなくクリ
ーニングすることができる。
一対のローラ間に被処理材料を通すだけで被処理
材料の表面に付着した埃等を取り除くことがで
き、一対のローラはスプリング手段によつて互い
に相接するように弾性的に偏倚しているので、被
処理材料の厚みが異なつても常時確実に粘着ロー
ラを被処理材料の表面に接触させすることができ
る。また、粘着ローラには被処理材料を剥離する
剥離部材が設けられているので、腰の弱い被処理
材料でも粘着ローラに巻き込まれることなくクリ
ーニングすることができる。
第1図この考案のクリーニング装置の一実施例
におけるローラ部の構造を示す斜視図、第2図は
剥離機構を示す斜視図である。 図面において、1,2,11,14は円筒ロー
ラ、3は支持部材、12,15は溝、13,16
はガイド部材である。
におけるローラ部の構造を示す斜視図、第2図は
剥離機構を示す斜視図である。 図面において、1,2,11,14は円筒ロー
ラ、3は支持部材、12,15は溝、13,16
はガイド部材である。
Claims (1)
- 支持部材と、この支持部材に軸方向両端が回転
可能に支持された第1ローラと、前記支持部材に
軸方向両端が回転可能に支持され、その軸方向は
前記第1ローラと平行で、かつ直径方向一端が第
1ローラの直径方向一端に当接するように前記支
持部材に支持された第2ローラと、前記第1およ
び第2ローラを互いに当接するように弾性的に偏
倚させるスプリング手段とを有し、少なくとも前
記第1および第2ローラの一方は弾性を有しかつ
その表面は粘着性を有し、この粘着性を有する前
記ローラには、円周方向に溝を有し、この溝には
被処理材料を粘着性を有する前記ローラから剥離
するための剥離部材の一端が挿入されていること
を特徴とするクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072934U JPS643510Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072934U JPS643510Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621795U JPS621795U (ja) | 1987-01-08 |
JPS643510Y2 true JPS643510Y2 (ja) | 1989-01-30 |
Family
ID=30611820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985072934U Expired JPS643510Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS643510Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230029Y2 (ja) * | 1978-12-28 | 1987-08-01 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP1985072934U patent/JPS643510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621795U (ja) | 1987-01-08 |
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