JPH0415489Y2 - - Google Patents

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JPH0415489Y2
JPH0415489Y2 JP13269585U JP13269585U JPH0415489Y2 JP H0415489 Y2 JPH0415489 Y2 JP H0415489Y2 JP 13269585 U JP13269585 U JP 13269585U JP 13269585 U JP13269585 U JP 13269585U JP H0415489 Y2 JPH0415489 Y2 JP H0415489Y2
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roller
cleaning roller
cleaning
rollers
processed
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JP13269585U
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JPS6241538U (ja
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は、例えば印刷すべき紙や布等の表面
は付着したごみや埃を取り除くためのローラクリ
ーナ装置に関する。
[考案の技術的背景] 紙や布等にあるいは写真フイルムを焼付ける場
合、これら被処理材料の表面に静電気で周囲のご
みや埃りが付着することがあり、このようなごみ
や埃りを取り除いてから印刷しないと仕上りが悪
くなる。
そこで従来は、表面が粘着性を有するローラを
紙面上に何回も繰返し転がすことによりごみ等を
除去していた。そのため、除去に時間がかかり、
また非能率的かつ重労働であつた。この欠点を改
良するため、カーボンブラシで被処理材料の表面
をこすつたり、あるいはイオン化空気発生器から
のイオン化空気を吹き付けて静電気を除去し、真
空掃除機でこれらごみを吸引する方法が採用され
ている。しかしながら装置が大型化するばかりで
なく、完全にごみ等を除去することができない欠
点がつた。
[考案の目的] この考案は簡単な構成により、上述した素材や
フイルム、あるいはプリント基板等に付着したご
み等を取り除くローラクリーナ装置を提供するも
のである。
この考案のローラクリーナ装置は、一対の支持
部材と、この支持部材に軸方向両端が回転可能に
支持され、直径方向に間隔をおいて複数本配置さ
れ、各円周面は被処理材の表面をクリーニングす
るため粘着性を有するクリーニングローラと、被
処理物の裏面を保持する保持手段と、その一部が
クリーニングローラに掛けられかつ被処理物の送
り方向に延在するように取付けられ、クリーニン
グローラの軸方向に間隔をおいて複数設けられた
エンドレスベルトとを有し、各クリーニングロー
ラにはエンドレスベルトの被処理材との接触面が
各クリーニングローラの被処理材の接触面より突
出しないようにエンドレスベルト用の溝が設けら
れ、クリーニングローラと保持手段間に挟持され
て送りだされた被処理材が前記クリーニングロー
ラに巻き込まれるのを防止することを特徴とする
ものである。
[実施例] 以下、この考案のクリーニング装置の一実施例
を図面について説明する。一対の支持フレーム
1,2間には、上下にそれぞれ3本のクリーニン
グ用の上部円筒ローラ3,4,5そして紙送り用
の下部円筒ローラ6,7,8が回転可能に取り付
けられている。すなわち、上部円筒ローラ3,
4,5の各軸9の両端は支持フレーム1,2に回
転可能にかつそれぞれ同じ高さに位置するように
支持されている。各上部円筒ローラ3,4,5の
下部周縁とその上部周縁が接するように位置する
下部円筒ローラ6,7,8もそれらの各軸11の
両端が支持プレート1,2の下方に設けられた上
下方向に延在する長孔12内に回転可能に支持さ
れている。各軸11の両端部には、これら各軸1
1を上方に弾性的に押上げるためのスプリング1
3の上端が取付けられている。各スプリング13
の下端は、支持フレーム1に設けられた支持片1
4に取付けられている。
上部円筒ローラ3,4,5は、ゴムあるいは合
成樹脂の弾性材で構成され、かつその表面は粘着
性を有している。このような粘着性を有する弾性
材料としては、例えばオルガノポリシロオキサン
エラストマがある。これら上部円筒ローラ3,
4,5は、円筒状のゴムローラの表面に粘着テー
プを貼着したものでもよい。下部円筒ローラ6,
7,8は金属あるいはプラスチツク等、硬い材料
で構成しても、ゴム等の弾性材で構成してもよ
い。
上部円筒ローラ3,4,5は支持フレーム2に
取付けられた支持台15上に載置されたモータ1
6により回転駆動される。すなわち、モータ16
の駆動軸17に取付けられた第1プーリ18と、
上部円筒ローラ3の軸9に取付けられた第2プー
リ19との間にはエンドレスベルト21が掛けら
れている。上部円筒ローラ3の軸9には第3プー
リ22も取付けられており、この第3プーリ22
は、一方が上部円筒ローラ4の軸9に取付けられ
た第4プーリ23に掛けられたエンドレスベルト
24の他方が掛けられている。上部円筒ローラの
軸9には、また第5プーリ25が取付けられてお
り、この第5プーリ25と、上部円筒ローラの軸
9に取付けられた第6プーリ26との間には、エ
ンドレスベルト26が掛けられている。これによ
り、上部円筒ローラ3,4,5はいずれも同速度
で同方向に回転する。これら上部円筒ローラ3,
4,5は手動によつて回転させるようにしてもよ
い。例えば、これら上部円筒ローラ3,4,5の
いずれか1つの軸にクランクバーを取り付け、手
動で回転させる。
支持フレーム1,2にはまた、上部に2本の上
部シヤフト31,32、そして下部に4本の下部
シヤフト33,34,35,36が取付けられて
いる。即ち、支持フレーム1,2の上部には同じ
高さにかつ水平方向に間隔をおいて上部シヤフト
31,32が取付けられている。上部シヤフト3
1には円周面に2つのガイド溝を有するプーリ3
7が軸方向に間隔をおいて複数個回転可能に設け
られている。他方の上部シヤフト32には、1つ
のガイド溝を有するプーリ38が軸方向に間隔を
おいて複数個回転可能に設けられている。プーリ
38の軸方向位置は上部シヤフト31のプーリ3
7の軸方向位置とは、わずかにずれるようになつ
ている。下部シヤフト33,34,35,36
は、上部円筒ローラ3,4,5の近傍にかつそれ
ぞれ同じ高さに支持フレーム1,2に回転可能に
取付けられている。下部シヤフト33と36は支
持フレーム1,2の両端部に、下部シヤフト34
は上部円筒ローラ3と4との間に、そして下部シ
ヤフト35は上部円筒ローラ4と5の間に位置し
ている。これらシヤフト31……35には複数本
の巻き込み防止用のエンドレスベルト39,4
1,42が掛けられている。これらのエンドレス
ベルトは、上部円筒ローラ3,4,5が粘着ロー
ラで構成されているので、紙がこの粘着ローラに
巻き込まれるのを防止したものである。すなわ
ち、上部シヤフト31の各プーリ37の一方のガ
イド溝から下部シヤフト33そして34を通るよ
うに掛けられた複数のエンドレスベルト39と、
各プーリ37の他方のガイド溝から下部シヤフト
34そして35を通るように掛けられた複数のエ
ンドレスベルト41、そして上部シヤフト32の
各プーリ38から下部シヤフト35そして36を
通るように掛けられた複数のエンドレスベルト4
2とから構成されている。これらエンドレスベル
ト39,41,42と被処理材(図示しない)と
の接触面は、上部ローラ3,4,5と被処理材の
接触面と同一になるように各下部シヤフト33,
34,35,36は位置している。これらエンド
レスベルト39,41,42が通る上部円筒ロー
ラ3,4,5の円周部分には、エンドレスベルト
39,41,42が上部円筒ローラ3,4,5の
円周面から突出しないように溝43が設けられて
いる。
紙や布等の被処理材の表面をクリーニングする
場合について次に説明する。今、モータ16によ
つて上部円筒ローラ3,4,5が時計方向に回転
しているとすると、クリーニングすべき表面を上
方に向けて、上部円筒ローラ5と下部円筒ローラ
8との間に差し込む。上部円筒ローラ5はモータ
16によつて時計方向に、そしてこのローラ5と
接触している下部円筒ローラ8は反時計方向に回
転し、エンドレスベルト42も時計方向に回動し
てているので、被処理材は第2図において左方向
に移動していく。2つのローラ5,8によつて送
られた被処理材はその先端が粘着ローラである上
部円筒ローラ5に巻き込まれることなく、次の上
部円筒ローラ4と下部円筒ローラ7間に送られて
いく。そして更に上部円筒ローラ3と下部円筒ロ
ーラ6間を通つた後、このローラクリーナ装置か
ら排出される。このように3つの粘着性を有する
上部ローラ3,4,5によつて被処理材の表面の
ごみ等は完全に除去される。巻き込み防止用のエ
ンドレスベルト39,41,42は、被処理材の
送り方向に対して、少しづつずれているので、エ
ンドレスベルトによる拭きむらの発生を防止する
ことができる。
紙の両面を同時にクリーニングする場合には、
上部円筒ローラ3,4,5およびエンドレスベル
ト39,41,42およびその掛け合せ機構を下
部ローラ側に設ければよい。また片面のみのクリ
ーニングの場合は、下部円筒ローラに代えて摩擦
抵抗の小さい支持板で構成してもよい。
[考案の効果] 以上のようにこの考案のローラクリーナ装置は
簡単な構成により、極めて容易にかつ完全に被処
理材の表面のごみ等を除去することができる。更
に、エンドレスベルトを隣接する粘着性を有する
ローラのエンドレスベルトが掛けられる位置から
ずらすことにより、除去むらの発生を防止しなが
ら、かつ完全に粘着性ローラに被処理材を巻き込
むのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図はその側面図、第3図は各ローラとエンドレ
スベルトとの関係の一部を示す斜視図である。 図面において、3,4,5は上部円筒ローラ、
6,7,8は下部円筒ローラ、39,41,42
はエンドレスベルト、43は溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の支持部材と、この支持部材に軸方向両
    端が回転可能に支持され、直径方向に間隔をお
    いて複数本配置され、各円周面は被処理材の表
    面をクリーニングするため粘着性を有するクリ
    ーニングローラと、前記被処理材の裏面を保持
    する保持手段と、その一部が前記クリーニング
    ローラに掛けられかつ前記被処理材の送り方向
    に延在するように取付けられ、前記クリーニン
    グローラの軸方向に間隔をおいて複数設けられ
    たエンドレスベルトとを有し、前記各クリーニ
    ングローラには前記エンドレスベルトの前記被
    処理材との接触部が前記各クリーニングローラ
    の前記被処理材との接触面より突出しないよう
    に前記エンドレスベルト用の溝が設けられ、前
    記クリーニングローラと前記保持手段間に挟持
    されて送りだされた前記被処理材が前記クリー
    ニングローラに巻き込まれるのを防止すること
    を特徴とするローラクリーナ装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記保持手段は、前記クリーニングローラと平行
    に延在しかつ前記クリーニングローラの円周面
    とその円周面が線接触するようにかつ回転可能
    に前記支持部材にそれらの両端が支持され、前
    記クリーニングローラの数と対応する数の送り
    ローラで構成されていることを特徴とするロー
    ラクリーナ装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項において、前
    記各送りローラは前記クリーニングローラ方向
    に弾性的に押圧されていることを特徴とするロ
    ーラクリーナ装置。
JP13269585U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0415489Y2 (ja)

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JP13269585U JPH0415489Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JP13269585U JPH0415489Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JPS6241538U JPS6241538U (ja) 1987-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5810436B2 (ja) * 2010-05-12 2015-11-11 基雄 山内 タオル処理機

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JPS6241538U (ja) 1987-03-12

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