JP2001315463A - 書籍表面清浄装置 - Google Patents

書籍表面清浄装置

Info

Publication number
JP2001315463A
JP2001315463A JP2000138721A JP2000138721A JP2001315463A JP 2001315463 A JP2001315463 A JP 2001315463A JP 2000138721 A JP2000138721 A JP 2000138721A JP 2000138721 A JP2000138721 A JP 2000138721A JP 2001315463 A JP2001315463 A JP 2001315463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
roller
cleaning
water
cleaning roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000138721A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Nishizawa
勝利 西沢
Yutaka Nakamura
豊 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINEI IND
Shinei Kogyo KK
Original Assignee
SHINEI IND
Shinei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINEI IND, Shinei Kogyo KK filed Critical SHINEI IND
Priority to JP2000138721A priority Critical patent/JP2001315463A/ja
Publication of JP2001315463A publication Critical patent/JP2001315463A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】水拭きして書籍の表面及び背部のホコリや手垢
を確実に除去し、大量の書籍を傷つけることなく効率的
に清浄でき、水分補給の作業を軽減することができる書
籍表面清浄装置を提供することにある。 【解決手段】書籍2を水平に移動させる搬送機構と、複
数冊の書籍2を収容し搬送機構に書籍2を順次1冊づつ
供給するストッカ4,5と、水や洗浄液等の水分を保持
する層を表面に有し上下に平行して設けられた複数の清
浄ローラ30,31とを備え、上下の清浄ローラ30,
31をその間隙が書籍の厚さよりも狭くなるように配置
すると共に、書籍の進行方向に対し逆回転させ、該間隙
中を順次1冊づつ移動させることにより書籍の表面を清
浄ローラ30,31で水拭きすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古書籍を美化再生
するために、古書籍の表面や表面カバーを清浄する書籍
表面清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】古書籍を販売するためには、古書籍の表
面及び表面カバーを清浄することにより古書籍を美化再
生する必要がある。従来は、作業者が雑巾を用いて1冊
づつホコリや手垢を拭き取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
が1冊づつ古書籍を拭いていたのでは、作業効率が悪く
多くの書籍を処理できないと共に、その作業者は他の作
業が行えず有効な人員配置は難しい。
【0004】また、人手による場合は拭き残しが生じた
り、誤って水雑巾で古書籍の小口部を拭いてしまうと古
書籍自体を痛めてしまう恐れがあり、古書籍の美化後の
品質を一定に保つことは困難である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、水拭きして書籍の表面及び背部のホコリや手
垢を確実に除去し、大量の書籍を傷つけることなく効率
的に清浄でき、水分補給の作業を軽減することができる
書籍表面清浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の書籍表面
清浄装置は、書籍を水平に移動させる搬送機構と、複数
冊の書籍を収容し搬送機構に書籍を順次1冊づつ供給す
るストッカと、水や洗浄液等の水分を保持する層を表面
に有し上下に平行して設けられた複数の清浄ローラとを
備え、上下の清浄ローラをその間隙が書籍の厚さよりも
狭くなるように配置すると共に、書籍の進行方向に対し
逆回転させ、該間隙中を順次1冊づつ移動させることに
より書籍の表面を清浄ローラで水拭きすることを特徴と
する。
【0007】請求項2記載の書籍表面清浄装置は、搬送
機構が書籍の小口部を押圧して書籍を移動させるための
送り込みバーと、書籍を清浄ローラに順次移動させるた
めの複数の搬送ローラとを備え、書籍を搬送ローラに押
しつけるための押圧機構を、ストッカと清浄ローラとの
間に備えることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の書籍表面清浄装置は、いず
れか一方の清浄ローラを上下動させ、清浄ローラによっ
て書籍の背部を水拭きすることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の書籍表面清浄装置は、上下
動する清浄ローラに水分を供給し、清浄ローラを上下動
させて他方の清浄ローラに接触させて回転させることに
より他方の清浄ローラに水分を供給することを特徴とす
る。
【0010】請求項5記載の書籍表面清浄装置は、水分
を保持する層を表面に有する水分供給ローラと、水槽を
備え、水分供給ローラを水槽内の水分に浸すと共に、水
分供給ローラを下方の清浄ローラに接触させて回転させ
ることにより清浄ローラに水分を供給することを特徴と
する。
【0011】請求項6記載の書籍表面清浄装置は、水平
に伸びる回転軸と、水分を保持可能な棒状部材で回転軸
に軸平行に固定された水分供給部材と、水分を保持する
層を表面に有する水分供給ローラと、水槽とを備え、水
分供給ローラを下方の清浄ローラの下方に配置して水槽
内の水分に浸すと共に、回転軸を下方の清浄ローラと水
分供給ローラとの間にそれらと平行に配置し、水分供給
部材が回転軸を中心に回転することにより、水分供給部
材の外側端部が下方の清浄ローラの表面と水分供給ロー
ラの表面に交互に接して水分供給ローラの水分を下方の
清浄ローラに供給することを特徴とする。
【0012】請求項7記載の書籍表面清浄装置は、回転
軸が下方の清浄ローラよりも低速で回転することを特徴
とする。
【0013】請求項8記載の書籍表面清浄装置は、水分
供給部材の外側端部が水分供給ローラの表面に接するこ
とにより、水分供給ローラが回転することを特徴とす
る。
【0014】請求項9記載の書籍表面清浄装置は、書籍
の移動方向に対して清浄ローラの手前に、書籍の垂直方
向の反りを抑制する煽り止め部材を設けたことをするこ
とを特徴とする。
【0015】請求項10記載の書籍表面清浄装置は、書
籍の移動方向に対して清浄ローラの直後に、書籍を送る
方向のみに回転する逆送防止ローラを設けたことを特徴
とする。
【0016】請求項11記載の書籍表面清浄装置は、水
分を吸収する層を表面に有し上下に平行して設けられた
複数の乾拭きローラを備え、上下の乾拭きローラをその
間隙が書籍の厚さよりも狭くなるように配置すると共
に、書籍の進行方向に対し逆回転させ、間隙中を順次1
冊づつ移動させることにより書籍の表面を乾拭きローラ
で乾拭きし、書籍の表面の水分を除去することを特徴と
する。
【0017】請求項12記載の書籍表面清浄装置は、書
籍の移動方向に対して乾拭きローラの直後に、書籍を送
る方向のみに回転する逆送防止ローラを設けたことを特
徴とする。
【0018】請求項13記載の書籍表面清浄装置は、乾
燥用ファンを設け、複数の清浄ローラの間を通過した書
籍の表面に風を当て、表面の水分を除去することを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る書籍表面清浄装置の一実施例を示す模式図、図2は同
平面図である。図3は同図1のIII−III線矢視図であ
る。図4は同動作の流れを示すフローチャートである。
図5は同書籍の搬送動作を示す説明図、図6は同書籍の
背部の清浄を示す説明図、図7は同その他の動作を示す
説明図である。尚、本実施の形態の説明において、括弧
内の符号は図4のフローチャートの符号に対応してい
る。
【0020】図1〜図7において、書籍表面清浄装置1
は、古本である書籍2を美化再生するために、書籍2の
表面や表面カバーを清浄するためのものである。図1に
示すように、書籍表面清浄装置1の本体3の内部に配置
されたプーリ8,9に搬送ベルト7が略ロ字状に掛け渡
されている。搬送ベルト7の上方の水平部分の高さは、
本体3の上面とほぼ同じ高さになっている。また、搬送
ベルト7は、図2に示すように、2本平行に設けられて
いる。尚、2本の搬送ベルト7の間には、角材である送
り込みバー10が所定間隔で9本架け渡されている。本
体3の内部には、軸方向を水平に配置されたモータ12
が固定されており、回転軸に設けられたプーリ12aと
プーリ8との間には、ベルト12bが架け渡されてい
る。モータ12が回転しベルト12bが回ることによ
り、プーリ8を介して搬送ベルト7が回転する。搬送ベ
ルト7が回転することにより、送り込みバー10も移動
する。尚、移動の向きは、図1、図2、図3の矢印aの
向きである。
【0021】本体3の上面には、回転軸が水平である搬
送ローラ11が搬送ベルト7と平行に複数個直線上に並
んで配置されている。搬送ローラ11が並ぶ位置は、図
3に示すように、2本の搬送ベルト7の間であり、平行
する2本の並びが形成されている。尚、搬送ローラ11
の2本の並び同士の間隔は、書籍2を水平に載置可能な
長さである。
【0022】本体3上面の送り込みバー10が上がって
くる側(図1の左側)の搬送ローラ11の上方には、ス
トッカ4が設けられている。ストッカ4は、箱体であ
り、内部に複数冊の書籍2を収納し、搬送ローラ11に
書籍2を順次1冊づつ供給するためのものである。スト
ッカ4から供給された書籍2は、搬送ローラ11の上に
載置され、小口部2bを送り込みバー10で押されるこ
とにより矢印aの方向に進む。すなわち、送り込みバー
10と搬送ローラ11とにより、書籍2の搬送機構が形
成されている。
【0023】ストッカ4の送り込みバー10の進行方向
側(図1の右側)には、押圧機構20が設けられてい
る。押圧機構20は、傘状部材20aの内部に、回転軸
を水平に配した押さえローラ21,22を直線上に配置
したものである。尚、ストッカ4側の押さえローラ21
は、他の押さえローラ22よりも径の大きなローラが取
り付けられている。本体3の上方には板材23aが架け
渡されており、押圧機構20は、上方がこの板材23a
に摺動自在に支持された軸棒23bの下端に取り付けら
れ、搬送ローラ11の上方に配置されている。また、軸
棒23bはスプリング23cにより上方に付勢されてお
り、押圧機構20の自重により、押さえローラ21,2
2と搬送ローラ11との間隙が書籍2の厚みよりも狭く
なるように配置されている。
【0024】押圧機構20の後端部分(書籍2の進行方
向に対して後ろ側、図1の右側)には、端面L字状の棒
材である煽り止め金具17が水平に設けられている。煽
り止め金具17の一平面は、下方に向いている。また、
煽り止め金具17の下方の本体3の上面には、煽り止め
17の該一平面に対向するかたちで端面L字状の棒材で
ある煽り止め金具18が水平に設けられている。煽り止
め金具17と煽り止め金具18との間隙は、書籍2の厚
みとほぼ同じである。
【0025】押圧機構20の送り込みバー10の進行方
向側(図1の右側)には、書籍2の進行方向に対して直
交して、2本の清浄ローラ30,31が上下に平行して
設けられている。清浄ローラ30,31は、その間隙が
書籍2の厚さよりも狭くなるように配置されている。そ
れぞれの清浄ローラ30,31の下方又は上方には、モ
ータ13,14が設けられ、モータ13,14のそれぞ
れに設けられたプーリ13a,14aと清浄ローラ3
0,31との間に張架されたベルト13b,14bを介
してモータ13,14は清浄ローラ30,31を回転さ
せる。尚、清浄ローラ30,31は、書籍2の進行方向
に対して逆回転(図1の矢印方向)する。清浄ローラ3
0,31の表面層30a,31aは、フェルトなどで形
成された水や洗浄液w等の水分を保持する層である。
【0026】上方に位置する清浄ローラ31及びモータ
14は、上方が板材23aに摺動自在に支持された軸棒
24bの下端に取り付けられている。また、軸棒24b
はスプリング24cにより上方に付勢されており、清浄
ローラ31及びモータ14の自重により、清浄ローラ3
0,31同士の間隙が書籍2の厚みよりも狭くなるよう
に配置されている。
【0027】下方に位置する清浄ローラ30及びモータ
13は、箱状のローラユニット35に収納されており、
昇降装置38によりローラユニット35と一体で上下動
するように本体3に固定されている。
【0028】清浄ローラ30とモータ13との間には、
清浄ローラ30と平行に水槽37が配置されている。水
槽37の中には、水や洗浄液w等の水分が蓄えられてい
る。洗浄液wは、家庭用洗剤を水で希釈したものやアル
コールなどである。また、水槽37には、清浄ローラ3
0と平行する水分供給ローラ36が回動自在に設けら
れ、洗浄液wに浸されている。水分供給ローラ36はナ
イロンなどの樹脂製で、表面にはローレットが刻まれて
おり、その表面に洗浄液wを保持可能な構造となってい
る。水分供給ローラ36は、清浄ローラ30に平行して
押しつけられており、清浄ローラ30とは逆方向に清浄
ローラ30と一体で回転し、清浄ローラ30に洗浄液w
を供給する。尚、水分を保持させる構造としてはローレ
ットに限定されるものではなく、例えば水分を保持可能
なフェルトにより表面層を構成してもよい。
【0029】清浄ローラ31の送り込みバー10の進行
方向側(図1の右側)には、押圧機構20と同様の押圧
機構25が設けられている。押圧機構25は、傘状部材
25aの内部に、回転軸を水平に配した逆送防止ローラ
26と押さえローラ27を直線上に配置したものであ
る。逆送防止ローラ26は、一方向にのみ回転するロー
ラであり、書籍2を送る方向にのみ回転する向きに配置
する。尚、逆送防止ローラ26の下方の搬送ローラ11
の並びには、逆送防止ローラ26と同様な逆送防止ロー
ラ26aが設けられている。逆送防止ローラ26aの回
転方向は、書籍2を送る方向であり、逆送防止ローラ2
6とは逆方向である。この逆送防止ローラ26,26a
によれば、清浄ローラ30,31の書籍2の送り方向と
は逆の回転による書籍2の逆送を防止し、書籍2の確実
な移動が可能である。本体3の上方には板材28aが架
け渡されており、押圧機構25は、上方がこの板材28
aに摺動自在に支持された軸棒28bの下端に取り付け
られ、搬送ローラ11の上方に配置されている。また、
軸棒28bはスプリング28cにより上方に付勢されて
おり、押圧機構25の自重により、逆送防止ローラ2
6、押さえローラ27と搬送ローラ11、逆送防止ロー
ラ26aとの間隙が書籍2の厚みよりも狭くなるように
配置されている。
【0030】押圧機構20の送り込みバー10の進行方
向側(図1の右側)には、書籍2の進行方向に対して直
交して、2本の乾拭きローラ32,33が上下に平行し
て設けられている。乾拭きローラ32,33は、その間
隙が書籍2の厚さよりも狭くなるように配置されてい
る。それぞれの乾拭きローラ32,33の下方又は上方
には、モータ15,16が設けられ、モータ15,16
のそれぞれに設けられたプーリ15a,16aと乾拭き
ローラ32,33との間に張架されたベルト15b,1
6bを介してモータ15,16は乾拭きローラ32,3
3を回転させる。尚、乾拭きローラ32,33は、書籍
2の進行方向に対して逆回転(図1の矢印方向)する。
乾拭きローラ32,33の表面層32a,33aは、フ
ェルトなどで形成された水分を吸収する層である。
【0031】乾拭きローラ32の送り込みバー10の進
行方向側(図1の右側)には、逆送防止ローラ34が設
けられている。逆送防止ローラ34は、一方向にのみ回
転するローラであり、書籍2を送る方向にのみ回転する
向きに配置する。尚、逆送防止ローラ34の下方の搬送
ローラ11の並びには、逆送防止ローラ34と同様な逆
送防止ローラ34aが設けられている。逆送防止ローラ
34aの回転方向は、書籍2を送る方向であり、逆送防
止ローラ34とは逆方向である。逆送防止ローラ34と
逆送防止ローラ34aとは、書籍2がそれぞれのローラ
に密接しながら通過できる間隔を有している。この逆送
防止ローラ34,34aによれば、乾拭きローラ32,
33の書籍2の送り方向とは逆の回転による書籍2の逆
送を防止し、書籍2の確実な移動が可能である。
【0032】上方に位置する乾拭きローラ33及びモー
タ16は、板材28aに上方が摺動自在に支持された軸
棒29bの下端に取り付けられている。また、軸棒29
bはスプリング29cにより上方に付勢されており、乾
拭きローラ33及びモータ16の自重により、乾拭きロ
ーラ32,33同士の間隙が書籍2の厚みよりも狭くな
るように配置されている。
【0033】本体3の送り込みバー10が下降していく
側(図1の右側)の外側には、書籍2を収納するための
箱状のストッカ5が設けられている。ストッカ5の底面
は、本体3の外側方向に向かって下がるような傾斜が設
けられている。
【0034】次に、本実施例における書籍表面清浄装置
1の動作を説明する。まず、図5の(a)に示すよう
に、作業者は複数冊の書籍2を水平に積み重ねてストッ
カ4に収納する(S100)。このときの書籍2の向き
は、背部2aが送り込みバー10の進行方向(矢印aの
方向)に向く方向である。一番下の書籍2は、搬送ロー
ラ11に載置された状態になる。
【0035】次に、モータ12を回転させて搬送ベルト
7を回転させ、送り込みバー10を矢印aの方向に移動
させる。移動させられた送り込みバー10は、書籍2の
小口部2bを押圧し、書籍2を矢印aの方向に移動させ
る(S101)。書籍2は押圧機構20の押さえローラ
21,22と搬送ローラ11との間を移動する。尚、押
さえローラ21を他の押さえローラ22より大きくして
いるのは、反ったり厚い書籍2であってもスムーズに押
圧機構20に送り込まれるようにするためである。ま
た、厚い書籍2が送り込まれた場合には、押圧機構20
全体が書籍2の表面により押し上げられる。すなわち、
書籍2の厚さに関わらず、押さえローラ21,22が一
定の力で書籍2の表面を押圧している。そして、押圧機
構20により書籍2の開きが押さえられているため、送
り込みバー10で小口部2bを押さえても送り込みバー
10が書籍2に食い込まず確実に書籍2を移動させるこ
とができ書籍2が痛みにくい。
【0036】書籍2が図5の(b)に示す定位置、すな
わち背部2aが清浄ローラ30の上方にさしかかった位
置に来たとき、モータ12の回転を止める(S10
2)。
【0037】次に、図6の(d)に示すように、昇降装
置38を動作させてローラユニット35を上昇させる
(矢印b)。ローラユニット35の上昇により清浄ロー
ラ30も上昇し、回転する清浄ローラ30の表面層30
aが書籍2の背部2aに触れて、背部2aを水拭き清浄
する(S103)。上昇した清浄ローラ30は、上方の
清浄ローラ31を押し上げる。清浄ローラ30と清浄ロ
ーラ31とが当接して回転することにより、清浄ローラ
30から清浄ローラ31に洗浄液wが供給される。清浄
ローラ30には水分供給ローラ36を介して常時洗浄液
wが供給されていることから、たとえ洗浄液wを清浄ロ
ーラ31に引き渡しても、清浄ローラ30自身が乾燥し
てしまうことはない。また、水分供給ローラ36は清浄
ローラ30の軸方向のほぼ全長に渡って互いに回転しつ
つ接しており、清浄ローラ30と清浄ローラ31とも全
長に渡って互いに回転しつつ接すことになるため、清浄
ローラ30,31の全面に渡って均一に洗浄液wが供給
されることになる。また、水槽37に洗浄液wを補充す
るのみで、清浄ローラ30,31ごとに洗浄液wを供給
する必要がないため、洗浄液w補給の作業を軽減するこ
とができる。
【0038】尚、新しい清浄ローラ30を使い始めるに
あたっては、清浄ローラ30が洗浄液wを含んでいない
ことから、予備操作が必要となる。具体的には、書籍2
の背部2aを清浄するのと同様に、昇降装置38を動作
させてローラユニット35を上昇させる。そして、上昇
した清浄ローラ30が上方の清浄ローラ31を押し上
げ、清浄ローラ30と清浄ローラ31とが当接して回転
することにより、清浄ローラ30から清浄ローラ31に
洗浄液wが供給される。
【0039】次に、昇降装置38を逆方向に動作させロ
ーラユニット35を元の位置(図5の(b)の位置)ま
で下降させる。清浄ローラ30は書籍2の背部2aに当
接した状態で下降するので、この場合も背部2aが水拭
き清浄されることになる。尚、背部2a側の書籍2の表
面付近には、該表面に対向して煽り止め金具17,18
が配置されていることから、回転しつつ上下動する清浄
ローラ30が背部2aに当たって書籍2が上下方向に歪
められたり下方向に引きずり降ろされそうになっても、
煽り止め金具17,18に当接するため書籍2が歪めら
れにくく、書籍2の傷みを抑えることができる。
【0040】次に、図7の(f)に示すように、送り込
みバー10を矢印aの方向に移動させ、書籍2を清浄ロ
ーラ30,31の間隙を通過させる。そして、清浄ロー
ラ30,31が書籍2の表面を水拭き清浄する(S10
4)。尚、清浄ローラ30,31を書籍2の進行方向に
対し逆回転させているので、清浄ローラ30,31の回
転速度が抑えられ低速で書籍2の表面を水拭きするた
め、より確実にホコリや手垢を除去できる。
【0041】図7の(g)に示すように、さらに書籍2
を移動させ、書籍2を乾拭きローラ32,33の間隙を
通過させる。そして、乾拭きローラ32,33が書籍2
の表面を乾拭きする(S105)。尚、書籍2の表面を
乾燥させる方法としては、乾拭きローラ32,33を用
いる方法に限られるものではなく、図7の(h)に示す
ように、書籍2の上下にファン50を配置し、書籍2の
表面に風を当てることにより水分を取り除いてもよい。
このように、乾拭きローラ32,33又は乾燥用ファン
50を設けて書籍2の表面の水分を除去することによ
り、表面のべたつきが抑えられ、清浄直後に書籍2同士
を重ねても互いに接着されず、表面を痛めることなく複
数冊の書籍2を重ねて取り扱うことができる。尚、ファ
ン50を用いる場合には、書籍2を搬送ローラ11に押
しつけるための押圧機構25は不要である。
【0042】水拭き清浄及び乾拭きが終わった書籍2
は、図7の(i)に示すように、本体3の端部からスト
ッカ5の中に落とし込まれる(矢印c)(S106)。
尚、送り込みバー10は、搬送ベルト7の動きにあわせ
て本体3の下方に送り込まれる。
【0043】実際には、1冊の書籍2が送り込みバー1
0によって移動されると、次の書籍2がストッカ4から
搬送ローラ11に載置され、次に進んできた送り込みバ
ー10によって順次1冊づつ移動させられることにな
る。そして、書籍2は、順次1冊づつ連続して清浄され
る。このため、大量の書籍2を効率的に清浄できると共
に、作業者は清浄作業に専念する必要がなく有効な人員
配置及び人員削減が可能である。また、水拭きであるこ
とから書籍2のホコリや手垢を確実に除去することがで
き、人手によらないため拭き方が均一で、書籍2の美化
後の品質を一定に保つことができる。
【0044】清浄ローラ30,31は水分を保持する層
を備え、水分が飛散しにくい構造となっていることか
ら、書籍2の表面以外の不必要な部分に水分が付着しに
くく書籍2の損傷を抑えることができる。尚、清浄ロー
ラ30,31の表面層30a,31aの素材はフェルト
に限られるものではなく、水分が飛散しにくい素材で書
籍2の表面を水拭き清浄できるものであればよい。
【0045】また、本実施の形態に示す書籍表面清浄装
置1によれば、清浄ローラ30を上下動させ書籍2の背
部2aを水拭きすることで、購入者の目に付き易い背部
2aも美化することができる。また、書籍2の表面を水
拭きする清浄ローラ30を用いて背部2aも水拭きして
いることから、清浄ローラ30の数を抑えコストを抑制
できると共に、装置を小型化できる。
【0046】尚、本実施の形態においては、清浄ローラ
31に洗浄液wを供給するために水分供給ローラ36を
直接清浄ローラ31に当接させている。しかしながら、
このような方法に限られるものではなく、他の方法とし
て、図8及び図9に示すような方法もある。ここで、図
8は清浄ローラへ水分を供給する他の方法を示す説明
図、図9は図8(j)の側面図である。
【0047】図8及び図9において、回転軸40は清浄
ローラ30と水分供給ローラ36との間に水平に配置さ
れた円柱状の棒材である。水分供給部材41は、フェル
トなどの保水可能な部材で作られた角材である。回転軸
40の表面には、軸平行に水分供給部材41が対角上に
2本固定されている。水分供給部材41は、回転軸40
を挟み込むように配置された固定板42a,42bによ
り、回転軸40に固定されている。尚、水分供給部材4
0の外側端部は、固定板40a,40bよりも外周方向
に突出している。そして、該外側端部が清浄ローラ30
又は水分供給ローラ36の表面に当接可能になってい
る。また、図8(m)及び図9に示すように、清浄ロー
ラ30及び回転軸40の端部には、歯車43,44が取
り付けられ互いにかみ合っている(図8(j)(k)で
は記載を省略)。
【0048】回転軸40及び水分供給部材41の動作を
説明する。まず、清浄ローラ30が回転(図8(k)矢
印d方向)すると歯車43及び歯車44を介して回転軸
40が、図8(k)矢印e方向に回転する。そして、図
8(k)に示すように、下方の水分供給部材41が水分
供給ローラ36の表面に当接する。当接すると、下方の
水分供給部材41は水分供給ローラ36の水分を吸水
し、保水状態になる。さらに回転軸40が回転すると、
保水状態の水分供給部材41が上昇し、その外側端部が
清浄ローラ30の表面に当接する。そして、水分供給部
材41の洗浄液wが清浄ローラ30に引き渡させる。こ
の動作を繰り返すことにより、水槽37の中の洗浄液w
が清浄ローラ30に供給される。尚、歯車43及び歯車
44のギア比を調節し、水分供給部材41の回転を清浄
ローラ30の回転に比べて遅くすることにより、供給す
る洗浄液wの量を抑えることができ、清浄ローラ30の
洗浄液wの飛散を防止することができる。また、水分供
給部材41の外側端部が水分供給ローラ36の表面に接
することにより、水分供給ローラ36が回転するため、
モータ等により水分供給ローラ36を単独に回転させる
必要がなく、部品の数を抑えコストを抑制できる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、書籍を水
平に移動させる搬送機構と、搬送機構に書籍を順次1冊
づつ供給するストッカと、書籍の水拭きするための清浄
ローラとを備え、書籍を順次1冊づつ連続して清浄する
ことができる。このため、大量の書籍を効率的に清浄で
きると共に、作業者は清浄作業に専念する必要がなく有
効な人員配置及び人員削減が可能である。また、水拭き
であることから書籍のホコリや手垢を確実に除去するこ
とができる。そして、人手によらないため拭き方が均一
で、書籍の美化後の品質を一定に保つことができる。ま
た、清浄ローラの表面に水分を保持する層を備え、水分
が飛散しにくい構造としていることから、不必要な部分
に水分が付着しにくく古書籍の損傷を抑えることができ
る。また、清浄ローラを書籍の進行方向に対し逆回転さ
せているので、清浄ローラの回転速度が抑えられ低速で
書籍の表面を水拭きするため、より確実にホコリや手垢
を除去できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、書籍を押圧
機構により搬送ローラに押しつけつつ、送り込みバーで
書籍の小口部を押圧することにより書籍を移動させてい
る。押圧機構により書籍の開きが押さえられているた
め、送り込みバーで小口部を押さえても送り込みバーが
書籍に食い込まず確実に書籍を移動させることができ書
籍も痛めにくい。
【0051】請求項3記載の発明によれば、清浄ローラ
を上下動させ書籍の背部を水拭きすることで、購入者の
目に付き易い背部も美化することができる。また、書籍
の表面を水拭きする清浄ローラを用いて背部も水拭きし
ていることから、清浄ローラの数を抑えコストを抑制で
きると共に、装置を小型化できる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、上下動する
清浄ローラに水分を供給し、清浄ローラを上下動させて
他方の清浄ローラに接触させて回転させることにより他
方の清浄ローラに水分を供給している。このため、一方
の清浄ローラのみに水分を供給すればよく、水分補給の
作業を軽減することができる。
【0053】請求項6記載の発明によれば、水分供給部
材が回転軸を中心に回転することにより、水分供給部材
の外側端部が下方の清浄ローラの表面と水分供給ローラ
の表面に交互に接して水分供給ローラの水分を下方の清
浄ローラに供給する。このため、水分供給ローラが清浄
ローラに常時接している場合に比べて供給される水分が
抑えられ、清浄ローラへの過剰な水分の供給を防止する
ことができる。
【0054】請求項8記載の発明によれば、水分供給部
材の外側端部が水分供給ローラの表面に接することによ
り、水分供給ローラが回転するため、モータ等により水
分供給ローラを単独に回転させる必要がなく、部品の数
を抑えコストを抑制できる。
【0055】請求項9記載の発明によれば、書籍の移動
方向に対して清浄ローラの手前に、書籍の垂直方向の反
りを抑制する煽り止め部材を設けている。このため、清
浄ローラを上下動させて背部を清浄しても、清浄ローラ
の上下動や回転により書籍が上下に歪められにくく書籍
の傷みを抑えることができる。
【0056】請求項10及び請求項12記載の発明によ
れば、書籍の移動方向に対して清浄ローラ又は乾拭きロ
ーラの直後に、書籍を送る方向のみに回転する逆送防止
ローラを設けたことにより、清浄ローラ又は乾拭きロー
ラの回転による書籍の逆送を防止し、書籍の確実な移動
が可能である。
【0057】請求項11及び請求項13記載の発明によ
れば、乾拭きローラ又は乾燥用ファンを設け書籍の表面
の水分を除去している。このため、表面のべたつきが抑
えられ、清浄直後に書籍同士を重ねても互いに接着され
ず、表面を痛めることなく複数冊の書籍を重ねて取り扱
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる書籍表面清浄装置の一実施例を
示す模式図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同図1のIII−III線矢視図である。
【図4】同動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】同書籍の搬送動作を示す説明図である。
【図6】同書籍の背部の清浄を示す説明図である。
【図7】同その他の動作を示す説明図である。
【図8】同清浄ローラへ水分を供給する他の方法を示す
説明図である。
【図9】図8(j)の側面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・書籍表面清浄装置 2・・・・・・・・・書籍 4,5・・・・・・・ストッカ 7・・・・・・・・・搬送ベルト 10・・・・・・・・送り込みバー 11・・・・・・・・搬送ローラ 12〜16・・・・・モータ 17,18・・・・・煽り止め金具 20・・・・・・・・押圧機構 21,22・・・・・押さえローラ 26,26a・・・・逆送防止ローラ 30,31・・・・・清浄ローラ 32,33・・・・・乾拭きローラ 34,34a・・・・逆送防止ローラ 35・・・・・・・・ローラユニット 36・・・・・・・・水分供給ローラ 37・・・・・・・・水槽 38・・・・・・・・昇降機 40・・・・・・・・回転軸 41・・・・・・・・水分供給部材 43,44・・・・・歯車 50・・・・・・・・ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA02 AB14 BA08 BA14 BA37 BB02 CC03 3B201 AA02 AB14 BA08 BA14 BA37 BB02 BB92

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書籍を水平に移動させる搬送機構と、複数
    冊の該書籍を収容し該搬送機構に該書籍を順次1冊づつ
    供給するストッカと、水や洗浄液等の水分を保持する層
    を表面に有し上下に平行して設けられた複数の清浄ロー
    ラとを備え、上下の該清浄ローラをその間隙が該書籍の
    厚さよりも狭くなるように配置すると共に、該書籍の進
    行方向に対し逆回転させ、該間隙中を順次1冊づつ移動
    させることにより該書籍の表面を該清浄ローラで水拭き
    することを特徴とする書籍表面清浄装置。
  2. 【請求項2】前記搬送機構は、前記書籍の小口部を押圧
    して該書籍を移動させるための送り込みバーと、該書籍
    を前記清浄ローラに順次移動させるための複数の搬送ロ
    ーラとを備え、該書籍を該搬送ローラに押しつけるため
    の押圧機構を、前記ストッカと前記清浄ローラとの間に
    備えることを特徴とする請求項1記載の書籍表面清浄装
    置。
  3. 【請求項3】いずれか一方の前記清浄ローラを上下動さ
    せ、該清浄ローラによって前記書籍の背部を水拭きする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の書籍表面
    清浄装置。
  4. 【請求項4】前記上下動する清浄ローラに水分を供給
    し、該清浄ローラを上下動させて前記他方の清浄ローラ
    に接触させて回転させることにより該他方の清浄ローラ
    に水分を供給することを特徴とする請求項3記載の書籍
    表面清浄装置。
  5. 【請求項5】水分を保持する層を表面に有する水分供給
    ローラと、水槽を備え、該水分供給ローラを該水槽内の
    水分に浸すと共に、該水分供給ローラを下方の前記清浄
    ローラに接触させて回転させることにより該清浄ローラ
    に水分を供給することを特徴とする請求項1〜請求項4
    記載の書籍表面清浄装置。
  6. 【請求項6】水平に伸びる回転軸と、水分を保持可能な
    棒状部材で該回転軸に軸平行に固定された水分供給部材
    と、水分を保持する層を表面に有する水分供給ローラ
    と、水槽とを備え、該水分供給ローラを下方の前記清浄
    ローラの下方に配置して該水槽内の水分に浸すと共に、
    該回転軸を該下方の清浄ローラと該水分供給ローラとの
    間にそれらと平行に配置し、該水分供給部材が該回転軸
    を中心に回転することにより、該水分供給部材の外側端
    部が該下方の清浄ローラの表面と該水分供給ローラの表
    面に交互に接して該水分供給ローラの水分を該下方の清
    浄ローラに供給することを特徴とする請求項1〜請求項
    4記載の書籍表面清浄装置。
  7. 【請求項7】前記回転軸は前記下方の清浄ローラよりも
    低速で回転することを特徴とする請求項6記載の書籍表
    面清浄装置。
  8. 【請求項8】前記水分供給部材の外側端部が前記水分供
    給ローラの表面に接することにより、該水分供給ローラ
    が回転することを特徴とする請求項6又は請求項7記載
    の書籍表面清浄装置。
  9. 【請求項9】書籍の移動方向に対して前記清浄ローラの
    手前に、該書籍の垂直方向の反りを抑制する煽り止め部
    材を設けたことをすることを特徴とする請求項3〜請求
    項8記載の書籍表面清浄装置。
  10. 【請求項10】書籍の移動方向に対して前記清浄ローラ
    の直後に、該書籍を送る方向のみに回転する逆送防止ロ
    ーラを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項9記載
    の書籍表面清浄装置。
  11. 【請求項11】水分を吸収する層を表面に有し上下に平
    行して設けられた複数の乾拭きローラを備え、上下の該
    乾拭きローラをその間隙が前記書籍の厚さよりも狭くな
    るように配置すると共に、該書籍の進行方向に対し逆回
    転させ、該間隙中を順次1冊づつ移動させることにより
    該書籍の表面を該乾拭きローラで乾拭きし、該書籍の表
    面の水分を除去することを特徴とする請求項1〜請求項
    10記載の書籍表面清浄装置。
  12. 【請求項12】書籍の移動方向に対して前記乾拭きロー
    ラの直後に、該書籍を送る方向のみに回転する逆送防止
    ローラを設けたことを特徴とする請求項11記載の書籍
    表面清浄装置。
  13. 【請求項13】乾燥用ファンを設け、前記複数の清浄ロ
    ーラの間を通過した書籍の表面に風を当て、該表面の水
    分を除去することを特徴とする請求項1〜請求項10記
    載の書籍表面清浄装置。
JP2000138721A 2000-05-11 2000-05-11 書籍表面清浄装置 Pending JP2001315463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138721A JP2001315463A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 書籍表面清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138721A JP2001315463A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 書籍表面清浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001315463A true JP2001315463A (ja) 2001-11-13

Family

ID=18646296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000138721A Pending JP2001315463A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 書籍表面清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001315463A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246205A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Atsushi Sato 包装体用液体除去装置
JP2006272175A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Kose Corp 容器側面の清浄化装置
KR100952133B1 (ko) 2009-09-28 2010-04-09 임재용 도서 자동 먼지 제거 시스템
JP2011072949A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 塗工用ダイヘッドの洗浄装置
CN109108805A (zh) * 2018-11-20 2019-01-01 漯河医学高等专科学校 一种用于图书馆书籍书面外壳防旧抛光装置
CN113017293A (zh) * 2021-04-19 2021-06-25 毛建人 一种可对不同规格书籍进行除灰的书架

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246205A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Atsushi Sato 包装体用液体除去装置
JP2006272175A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Kose Corp 容器側面の清浄化装置
JP4559895B2 (ja) * 2005-03-29 2010-10-13 株式会社コーセー 容器側面の清浄化装置
KR100952133B1 (ko) 2009-09-28 2010-04-09 임재용 도서 자동 먼지 제거 시스템
WO2011037326A2 (ko) * 2009-09-28 2011-03-31 주식회사 에스지코리아 도서 자동 먼지 제거 시스템
WO2011037326A3 (ko) * 2009-09-28 2011-07-14 주식회사 에스지코리아 도서 자동 먼지 제거 시스템
JP2011072949A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 塗工用ダイヘッドの洗浄装置
CN109108805A (zh) * 2018-11-20 2019-01-01 漯河医学高等专科学校 一种用于图书馆书籍书面外壳防旧抛光装置
CN109108805B (zh) * 2018-11-20 2020-01-14 漯河医学高等专科学校 一种用于图书馆书籍书面外壳防旧抛光装置
CN113017293A (zh) * 2021-04-19 2021-06-25 毛建人 一种可对不同规格书籍进行除灰的书架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5912642B2 (ja) ガラス板の搬送装置及びその搬送方法
JP2009000631A (ja) 塵埃除去装置
TWI337901B (ja)
JP2010088997A (ja) 間紙クリーニング装置
JP4559895B2 (ja) 容器側面の清浄化装置
US10870136B2 (en) Cleaning device, cleaning apparatus and cleaning method
JP2001315463A (ja) 書籍表面清浄装置
JP3067752B2 (ja) 板状部品塵埃除去装置
JP2001054765A (ja) 基板洗浄装置
JP3421460B2 (ja) 網体洗浄装置
JP4615243B2 (ja) パレット洗浄装置および洗浄方法
JP6791687B2 (ja) バリ取り装置
JPH0448922Y2 (ja)
JP3064906U (ja) トレイ自動洗浄装置
JPH09326377A (ja) 基板処理装置
JP4532228B2 (ja) カートン処理装置
JP3212530U (ja) 記録カード洗浄装置
CN101168155B (zh) 滚轮式清洁机构
JP2878931B2 (ja) 半導体ウエハの清浄化方法及びその装置
JPH0329474B2 (ja)
JPH10250714A (ja) 板状体用仕切部材の洗滌方法および装置
JPH02152585A (ja) プレスシステム
JP2001340620A (ja) 遊技球揚送装置
JPH11216430A (ja) 洗浄装置
JPH0568945U (ja) ベルトコンベア装置