JPS64342Y2 - - Google Patents

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JPS64342Y2
JPS64342Y2 JP15340083U JP15340083U JPS64342Y2 JP S64342 Y2 JPS64342 Y2 JP S64342Y2 JP 15340083 U JP15340083 U JP 15340083U JP 15340083 U JP15340083 U JP 15340083U JP S64342 Y2 JPS64342 Y2 JP S64342Y2
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assist grip
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JP15340083U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアシストグリツプの取付構造に係り、
特に、ルーフパネルに採光用の窓を備えてなる所
謂サンルーフ車に適用されるアシストグリツプの
取付構造に関する。
(従来技術) 従来のサンルーフ車で、ガラス等からなるリツ
ドを室内よりシエードで覆つた車両として例え
ば、日産自動車株式会社が昭和58年8月に発行し
たサービス周報第486号(SG−6)の−29〜30
に記載のものがあり、第1図および第2図を用い
て概要を説明すると、1はルーフパネル、2はル
ーフパネル1の開口3に形成されたフレーム4に
支持され、図示しないロツク部材およびヒンジに
より開閉自在とされたガラス材等透光材よりなる
リツド、5は前記フレーム4とサイドルーフレー
ル6等のレール材間に張設されたヘツドライニン
グ、7はサイドルーフレール6に実開昭58−17号
公報に示されるようにヘツドライニング5を介し
て固設されたアシストグリツプ、8は前記フレー
ム4およびヘツドライニング5と略同一面状にな
るようリツド2の内面に配され、第1,2取付部
材9,10に支持された平板状のシエードであ
る。このシエード8は、芯材8aと、該芯材8a
を覆うパツド8bと、パツド8bを上下ではさん
で覆い、端末8dを高周波ウエルダー等で固着し
たビニルレザーなどの表皮8cとよりなる。
このように、サンルーフ車にあつては、リツド
2とシエード8とを重合して配している関係上、
サンルーフのない自動車に比べて、ルーフ部の上
下厚寸法が大きくなる。また、ルーフパネル1の
地上よりの高さは、自動車走行時の空気抵抗値を
より低くしたいという要求から、ルーフパネル1
の高さには限度がある。又、ドライバーシート1
1aおよびアシスタントシート11bからなるシ
ート11を支持したフロアパネル12は悪路走行
を考慮して最低地上高に限度がある。こうした自
動車室内の上下寸法の限度から鑑みると、サンル
ーフ(リツド2のこと)付きの自動車はサンルー
フ無しの自動車に比べて室内上下寸法が少ないこ
とになる。
このため、サイドルーフレール6の位置も低く
なり、実開昭58−17号公報に示すように、アシス
トグリツプ7の位置もサンルーフ無しの自動車に
比べて、より乗員13の頭14に近くなり、うつ
とおしさ、突起感を与えるばかりでなく、乗降
時、悪路走行時などに乗員13の頭14をアシス
トグリツプ7にぶつけるおそれがある。
従つて実公昭56−23146号公報に示すようにア
シストグリツプのグリツプ本体を撓み変形可能に
しているものがある。
しかしながらこのような従来のアシストグリツ
プの取付構造にあつては、アシストグリツプ7を
格納位置と把持位置との間で保持しなければなら
ないため、その取付構造が複雑になつてしまうば
かりか、アシストグリツプ7はサイドルーフレー
ル6の室内側一般面に取付けられていることか
ら、必然的にアシストグリツプ7全体がサイドル
ーフレール6の室内側一般面より突出配置される
ことになり、該アシストグリツプ7の端末を格納
するカバー15はサイドルーフレール6の室内側
一般面から寸法l部だけ突出配置され、その分、
車室内におけるヘドクリアランスが狭まるという
事態は回避できないものになつていた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の不具合に鑑み成さ
れたもので、その目的とするところは、サンルー
フを装備した車両において、車室内のヘツドクリ
アランス及び乗員の把持動作性を損なうことな
く、しかも、構造の簡単なアシストグリツプの取
付構造を提供することにある。
(考案の構成) かかる目的達成のため本考案にあつては、シエ
ードの側端近傍に取付開口を開設し、この取付開
口の下方部には該取付開口に近接させてアシスト
グリツプを配設すると共に、前記アシストグリツ
プの基部を上記シエードの室内側一般面より埋没
させてリツド若しくはフレームに取付けるように
構成されている。
(実施例) 以下、添付図面に示す実施例にもとづき、本考
案をチルト式のガラスサンルーフ車に適用した場
合を例に採り説明する。
第3図乃至第6図に示す実施例において、20
は、略長方形からなるリツド2と略同一形状に形
成され、前記シエード8と同一部材8a〜8dで
構成されたシエードで、このシエード20はアシ
スタントシート(第1図の11b)側の端部にお
いて二分されており、この二分されたシエード本
体21,22は、車幅方向に離間配置され、両本
体21,22間に架設され且つ前後に相互に離間
して配された第1,2プレート部材23,24に
より連結されている。この第1,2プレート部材
23,24のうち、車体前方に配される第1プレ
ート部材23の前端部にはリツド2の第1取付部
材9の取付溝9aに係合する切欠部25が設けら
れ、車体後方に配される第2プレート部材24に
は、リツド2の第2取付部材10の螺子孔10a
に螺合するボルト26の挿入される孔部27が開
設されている。また、第2取付部材10の高さ寸
法と、第1取付部材9の取付溝9aまでの寸法l1
とは同一である。尚、上記リツド2は、ハウジン
グ(図示せず)に挿入されるヒンジHを支点とし
てチルト作動が可能なように形成されており、ロ
ツク機構Lは、リツド2を開閉作動させた場合の
固定手段として作用する。また、前記第1,2プ
レート部材23,24はシエード20の本体2
1,22の上面に架設されている。28はアシス
トグリツプであり、シエード20の車体前後方向
巾l3と同一長であり、且つ、シエード20の本体
21,22間の隙間で形成される取付開口29よ
り若干狭い幅寸法l2であつて、縦断面逆ハツト形
状に形成されており、把持部30とこの把持部3
0から前後方向へ連設された基部たる第1,2フ
ランジ部31,32とからなる。この前方の第1
フランジ部31には、上記第1プレート部材23
に設けられた切欠部25と同一の切欠部33が設
けられ、後方の第2フランジ部32には、上記第
2プレート部材24に設けられた孔部27と同一
径の孔部34が開設されている。
従つて、上記アシストグリツプ28を取付ける
場合には、先ず、アシストグリツプ28の第1フ
ランジ部31をシエード20の第1プレート部材
23に、アシストグリツプ28の第2フランジ部
32をシエード20の第2プレート部材24に、
夫々、当接させる。次に、アシストグリツプ28
の夫々の第1,2フランジ部31,32に設けら
れた切欠部33及び孔部34と、上記双方の第
1,2プレート部材23,24に設けられた切欠
部25及び孔部27とを一致させた形で、アシス
トグリツプ28及びシエード20をリツド2に取
付ける。即ち、アシストグリツプ28の第1フラ
ンジ部31及びシエード20の第1プレート部材
23の夫々の切欠部33,25を、第1取付部材
9に開設された取付溝9aに挿入し、さらに、ア
シストグリツプ28の後方フランジ部32及び後
方プレート部材24に開設された孔部34,27
と第2取付部材10に開設された螺子孔10aと
を一致させ、ボルト26を螺入し、固定すること
により、第4図に示すように、リツド2にシエー
ド20(但し、断面構造の詳細を省略する)が支
承されて取付けられる。この状態において、第5
図に示すように、アシストグリツプ28の取付フ
ランジ部31,32がシエード20の車室内側一
般面35よりも埋没した形で取付けられているた
め、従来のアシストグリツプ7に比べて車室内側
一般面35から車室内へ突出する部分がより少な
くなり、乗員のヘツドクリアランスは充分に確保
される。
また、第5図に示すように、アシストグリツプ
28は、乗員の側頭上方部に配設されていること
から、アシストグリツプ28把持動作時におい
て、乗員が不自然な姿勢になることはない。そし
て、アシストグリツプ28の把持部30は、シエ
ード20の側端近傍においてシエード20の車室
内側一般面35よりも、車室内側へやや突出する
形となつているので、該把持部30は乗員にとつ
て把持し易くなつており、しかも上記把持部30
を把持した場合には、第6図に示すように、リツ
ド2とシエード20との間の空隙36内に指37
が入り込むことになるため、乗員はアシストグリ
ツプ28を確実に把持することができる。また、
本実施例に係るアシストグリツプの取付構造にあ
つては、第5図に示すように、アシストグリツプ
28が取付けられている第1,2取付部材9,1
0はリツド2にビス38により強固に固定されて
いるため、アシストグリツプ28を実際に乗員が
把持し、運転中にアシストグリツプ28に荷乗が
加わつたとしても、該荷重は、上記リツド2を介
してルーフパネル1で受け止められるので、アシ
ストグリツプ28の支持強度は充分耐えうるもの
である。さらに、本実施例に係るアシストグリツ
プの取付構造にあつては、アシストグリツプ28
は、シエード20と一体的にリツド2に共締め固
定されているため、シエード20の取付けと別異
にアシストグリツプ28を取付ける必要がなくな
り、その分、取付作業が容易である。
さらに、本実施例にあつては、第1,2取付部
材9,10を利用してアシストグリツプ28をリ
ツド2に取付固定するように構成されているた
め、シエード20を取り外した場合であつても、
アシストグリツプ28を使用することが可能であ
る。
尚、本実施例にあつては、上記リツド2をガラ
ス製のものにしているが、必ずしもこれに限られ
るものではなく、リツド2を鋼板製のものにして
も差支えない。また、上記実施例では、アシスト
グリツプの取付構造を着脱式のサンルーフ車に適
用した場合を例に採り説明したが、必しもこれに
限定されず、ルーフパネルの裏面にフレームを配
設し、このフレームにリツドを摺動支持する方式
の車両や、リツドは固定されており、シエードの
みが摺動するリツド固定式の車両にも適用できる
ことは勿論である。さらに、上記実施例では、一
対のシエード部材21,22と第1,2プレート
部材23,24とで形成される隙間をアシストグ
リツプ28の取付開口29としているが、これに
限られず、適宜設計変更して差支えない。
以上説明してきたように、本考案に係るアシス
トグリツプの取付構造によれば、サンルーフを装
備した車両であつても、シエードの取付開口を利
用して簡単にアシストグリツプを取付けることが
可能となり、その分、アシストグリツプの取付構
造が簡略化されるほか、上記アシストグリツプは
室内側一般面からほとんど突出していないことか
ら、車室内におけるヘツドクリアランスを損なう
ことはなく車室内の居住性の向上を図ることが可
能となる。また、本考案にあつては、アシストグ
リツプがサンルーフリツド又はフレームに支持さ
れており、人間工学上も合理的な位置にあるた
め、乗員が握持し易く、車両走行時の車体の揺動
に対し有効に身体をホールドできるという効果を
も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はアシストグリツプが取付けられたサン
ルーフ車室内を示す従来説明図、第2図は第1図
中−線断面図、第3図は本考案に係るアシス
トグリツプの取付構造の一実施例を示す分解斜視
図、第4図は本考案に係るアシストグリツプを取
付けた状態を示す半裁断面図、第5図は第4図の
−断面図、第6図は第5図の−線断面図
である。 1……ルーフパネル、2……リツド、4……フ
レーム、20……シエード、29……取付開口、
28……アシストグリツプ、31,32……基
部、35……室内側一般面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルにリツドが支持され、該リツドの
    内面側にシエードが配された車両において、上記
    シエードの側端近傍に取付開口を開設し、この取
    付開口には該取付開口に近接させてアシストグリ
    ツプを配設すると共に、前記アシストグリツプの
    基部を上記シエードの室内側一般面より埋没させ
    て上記リツド若しくはフレームに支持させるよう
    にしたことを特徴とするアシストグリツプの取付
    構造。
JP15340083U 1983-10-04 1983-10-04 アシストグリツプの取付構造 Granted JPS6060329U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15340083U JPS6060329U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 アシストグリツプの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP15340083U JPS6060329U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 アシストグリツプの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6060329U JPS6060329U (ja) 1985-04-26
JPS64342Y2 true JPS64342Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=30339403

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JP15340083U Granted JPS6060329U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 アシストグリツプの取付構造

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JPS6060329U (ja) 1985-04-26

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