JPS643221B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643221B2 JPS643221B2 JP6437481A JP6437481A JPS643221B2 JP S643221 B2 JPS643221 B2 JP S643221B2 JP 6437481 A JP6437481 A JP 6437481A JP 6437481 A JP6437481 A JP 6437481A JP S643221 B2 JPS643221 B2 JP S643221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- polyether
- phase transfer
- transfer catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Polyethers (AREA)
Description
本発明は、新規なポリエーテル樹脂、詳しくは
一般式:−〔O―Ar―CH2−〕
〔式中、Arは
【式】
【式】又は
【式】
(Xは
【式】―CH2―,―S―,―O
―,
【式】又は―SO2―を表わす)で表わ
される二価の芳香族有機基であり、これらは更に
メチル基又はハロゲン基で核置換されていてもよ
い。〕 で表わされる繰り返し単位からなる固有粘度が
0.1dl/g以上のポリエーテルおよびその製造方
法に関するものである。 本発明者らは種々検討の結果、相間移動反応を
分子内にハロゲノアルキル基とフエノー性水酸基
を有する化合物に応用することにより、上記の新
規な重合体を容易に製造する方法を見い出し本発
明に到つた。 本発明の新規なポリエーテル樹脂は、苛性ソー
ダや苛性カリの水溶液と分子内にハロゲノメチル
基とフエノール性水酸基を有する芳香族系化合物
を相間移動触媒の存在下反応させることにより製
造できる。反応は有機溶媒を用いて行なうのが都
合よく、水と混ざらい有機溶媒を使用することが
できる。例えばトルエンやキシレンのような芳香
族炭化水素類、クロルベンゼンやo―ジクロルベ
ンゼンのような芳香族ハロゲン化炭化水素類など
のように本系において非反応性の溶媒を単独もし
くは混合物として任意の量で用いることができ
る。 本発明に使用される分子内にハロゲノアルキル
基とフエノール性水酸基を有する化合物は、一般
式 HO―Ar―CH2Y (Arは前記に同じ、YはCl又はBrを表わす)
で示されるもので、ハロゲノアルキル基とフエノ
ール性の水酸基が互いにオルト位にないものが好
ましく用いられる。Arは炭素数6〜20、Rは炭
素数1〜4特にメチレン基が好適である。具体的
にこれらの化合物を例示すると、 4―クロロメチルフエノール、4―クロロメチ
ルオルトクレゾール、4―クロロメチル―2,6
―ジメチルフエノール、4―クロロメチルナフト
ール、4―クロロメチルナフトール、4―ブロモ
メチルナフトール、4―ブロモメチル―2,6―
ジメチルフエノール及びハロゲノメチル基を有す
るビスフエニル類などが挙げられる。 反応は前記のハロゲノアルキルフエノール類の
有機溶媒溶液と過剰の苛性ソーダあるいは苛性カ
リ等のアルカリ性水溶液を相間移動触媒の存在下
で50〜100℃の温度で2〜10時間反応させること
により新規ポリエーテル重合体が得られる。 用いる苛性ソーダや苛性カリは、ハロゲノメチ
ルフエノール類に対し過剰量必要であるが、一般
にはハロゲノメチルフエノール類に対して1.1倍
量〜10倍量モルぐらいが好ましい。反応系で重合
体は、有機溶媒溶液となつているので、これをメ
タノール等の非溶剤に注ぐことにより重合体が単
離できる。このようにして得られた重合体は、フ
イルムや熱可塑性樹脂として各種の成型方法が適
用できる。機械的な強度面からは、固有粘度(30
℃、クロロホルム中)が0.1dl/g以上、より好
ましくは0.3dl/g以上のものである。また1.5
dl/gを越えると成形性は一般に低下する。 触媒としては相間移動触媒として知られている
ものが一般に使用できる。例えばテトラブチルア
ンモニウムブロマイド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、トリオクチルメチルアンモ
ニウムクロライドなどの4級アンモニウム塩、テ
トラフエニルホスホニウムクロライド、トリフエ
ニルメチルホスホニウムクロライドなどの4級ホ
スホニウム塩が使用できる。用いる触媒量は、ハ
ロゲノアルキルフエノール類に対して0.1〜20モ
ル%、より好ましくは、1〜10モル%の範囲にあ
る。以下、本発明を代表的実施例により説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。 実施例 1 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10m molを50mlのクロルベンゼンに溶解しト
リオクチルメチルアンモニウムクロライド0.3m
molを加えた。苛性ソーダ80mmolを30mlの水に
溶解し、上記溶液に加え、窒素気流下、100℃で
5時間反応させた。反応終了後、有機層をメタノ
ールに加え重合体を析出させ、水洗―メタノール
洗條後、減圧乾燥により重合体を精製した。該重
合体の30℃、クロロホルム中での固有粘度〔η〕
は0.43dl/gであつた。 図―1に得られた重合体の赤外吸収スペクトル
を示す。 キヤステイングにより透明なフイルム(厚さ
18μ)を作製したところ引張り強度460Kg/cm2、
伸び8%であつた。 実施例 2 苛性ソーダのかわりに苛性カリを50mmol用い
た以外は、実施例1と同様に反応させクロロホル
ム中、30℃で固有粘度〔η〕が0.41dl/gの重合
体を得た。 実施例 3 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10mmolを50mlのトルエンに溶解し、トリオク
チルメチルアンモニウムクロライド0.3mmolを加
えた。苛性ソーダ100mmolを50mlの水に溶解し
上記溶液に加え100℃で8時間反応させ、実施例
1と同様にして重合体を単離した。この重合体の
固有粘度は、30℃、クロロホルム中0.34dl/gで
あつた。 実施例 4 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10mmolを50mlのクロルベンゼンに溶解し、テ
トラブチルホスホニウムブロマイドを0.2mmol加
えた。苛性ソーダ80mmolを50mlの水に溶解し上
記溶液に加え100℃で6時間反応を行なつた。有
機層を過剰のメタノールに注ぎ重合体を単離し
た。該重合体の固有粘度は、30℃、クロロホルム
中0.48dl/gであつた。
メチル基又はハロゲン基で核置換されていてもよ
い。〕 で表わされる繰り返し単位からなる固有粘度が
0.1dl/g以上のポリエーテルおよびその製造方
法に関するものである。 本発明者らは種々検討の結果、相間移動反応を
分子内にハロゲノアルキル基とフエノー性水酸基
を有する化合物に応用することにより、上記の新
規な重合体を容易に製造する方法を見い出し本発
明に到つた。 本発明の新規なポリエーテル樹脂は、苛性ソー
ダや苛性カリの水溶液と分子内にハロゲノメチル
基とフエノール性水酸基を有する芳香族系化合物
を相間移動触媒の存在下反応させることにより製
造できる。反応は有機溶媒を用いて行なうのが都
合よく、水と混ざらい有機溶媒を使用することが
できる。例えばトルエンやキシレンのような芳香
族炭化水素類、クロルベンゼンやo―ジクロルベ
ンゼンのような芳香族ハロゲン化炭化水素類など
のように本系において非反応性の溶媒を単独もし
くは混合物として任意の量で用いることができ
る。 本発明に使用される分子内にハロゲノアルキル
基とフエノール性水酸基を有する化合物は、一般
式 HO―Ar―CH2Y (Arは前記に同じ、YはCl又はBrを表わす)
で示されるもので、ハロゲノアルキル基とフエノ
ール性の水酸基が互いにオルト位にないものが好
ましく用いられる。Arは炭素数6〜20、Rは炭
素数1〜4特にメチレン基が好適である。具体的
にこれらの化合物を例示すると、 4―クロロメチルフエノール、4―クロロメチ
ルオルトクレゾール、4―クロロメチル―2,6
―ジメチルフエノール、4―クロロメチルナフト
ール、4―クロロメチルナフトール、4―ブロモ
メチルナフトール、4―ブロモメチル―2,6―
ジメチルフエノール及びハロゲノメチル基を有す
るビスフエニル類などが挙げられる。 反応は前記のハロゲノアルキルフエノール類の
有機溶媒溶液と過剰の苛性ソーダあるいは苛性カ
リ等のアルカリ性水溶液を相間移動触媒の存在下
で50〜100℃の温度で2〜10時間反応させること
により新規ポリエーテル重合体が得られる。 用いる苛性ソーダや苛性カリは、ハロゲノメチ
ルフエノール類に対し過剰量必要であるが、一般
にはハロゲノメチルフエノール類に対して1.1倍
量〜10倍量モルぐらいが好ましい。反応系で重合
体は、有機溶媒溶液となつているので、これをメ
タノール等の非溶剤に注ぐことにより重合体が単
離できる。このようにして得られた重合体は、フ
イルムや熱可塑性樹脂として各種の成型方法が適
用できる。機械的な強度面からは、固有粘度(30
℃、クロロホルム中)が0.1dl/g以上、より好
ましくは0.3dl/g以上のものである。また1.5
dl/gを越えると成形性は一般に低下する。 触媒としては相間移動触媒として知られている
ものが一般に使用できる。例えばテトラブチルア
ンモニウムブロマイド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、トリオクチルメチルアンモ
ニウムクロライドなどの4級アンモニウム塩、テ
トラフエニルホスホニウムクロライド、トリフエ
ニルメチルホスホニウムクロライドなどの4級ホ
スホニウム塩が使用できる。用いる触媒量は、ハ
ロゲノアルキルフエノール類に対して0.1〜20モ
ル%、より好ましくは、1〜10モル%の範囲にあ
る。以下、本発明を代表的実施例により説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。 実施例 1 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10m molを50mlのクロルベンゼンに溶解しト
リオクチルメチルアンモニウムクロライド0.3m
molを加えた。苛性ソーダ80mmolを30mlの水に
溶解し、上記溶液に加え、窒素気流下、100℃で
5時間反応させた。反応終了後、有機層をメタノ
ールに加え重合体を析出させ、水洗―メタノール
洗條後、減圧乾燥により重合体を精製した。該重
合体の30℃、クロロホルム中での固有粘度〔η〕
は0.43dl/gであつた。 図―1に得られた重合体の赤外吸収スペクトル
を示す。 キヤステイングにより透明なフイルム(厚さ
18μ)を作製したところ引張り強度460Kg/cm2、
伸び8%であつた。 実施例 2 苛性ソーダのかわりに苛性カリを50mmol用い
た以外は、実施例1と同様に反応させクロロホル
ム中、30℃で固有粘度〔η〕が0.41dl/gの重合
体を得た。 実施例 3 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10mmolを50mlのトルエンに溶解し、トリオク
チルメチルアンモニウムクロライド0.3mmolを加
えた。苛性ソーダ100mmolを50mlの水に溶解し
上記溶液に加え100℃で8時間反応させ、実施例
1と同様にして重合体を単離した。この重合体の
固有粘度は、30℃、クロロホルム中0.34dl/gで
あつた。 実施例 4 4―クロロメチル―2,6―ジメチルフエノー
ル10mmolを50mlのクロルベンゼンに溶解し、テ
トラブチルホスホニウムブロマイドを0.2mmol加
えた。苛性ソーダ80mmolを50mlの水に溶解し上
記溶液に加え100℃で6時間反応を行なつた。有
機層を過剰のメタノールに注ぎ重合体を単離し
た。該重合体の固有粘度は、30℃、クロロホルム
中0.48dl/gであつた。
図―1は、本発明実施例1で得られたポリエー
テルの赤外吸収スペクトルである。
テルの赤外吸収スペクトルである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式:−〔O―Ar―CH2−〕 〔式中、Arは【式】【式】 【式】又は 【式】 (Xは【式】―CH2―,―S―,―O ―,【式】又は―SO2―を表わす。)で表 わされる二価の芳香族有機基であり、これらは更
にメチル基又はハロゲン基で核置換されていても
よい。〕 で表わされる繰り返し単位からなる固有粘度が
0.1dl/g以上のポリエーテル。 2 Arが【式】 (ここで、R,R′はH,CH3,CH3CH2,Clお
よびBrから選ばれる置換基で、同一基であつて
もよい。) で表わされる特許請求の範囲第1項記載のポリエ
ーテル。 3 分子内にフエノール性水酸基とハロゲノメチ
ル基を有する一般式: HO―Ar―CH2Y 〔式中、Arは【式】【式】 【式】又は 【式】 (Xは【式】―CH2―,―S―,―O ―,【式】又は―SO2―を表わす)で表わ される二価の芳香族有機基であり、これらは更に
メチル基又はハロゲン基で核置換されていてもよ
い。YはCl又はBrを表わす。〕 で示される化合物を相間移動触媒の存在下で苛性
ソーダまたは苛性カリの水溶液と反応させること
を特徴とする、一般式 −〔O―Ar―CH2−〕 (式中、Arは前記に同じ) で表わされる繰り返し単位からなる固有粘度0.1
dl/g以上のポリエーテルの製造方法。 4 相間移動触媒が4級アンモニウム塩である特
許請求の範囲第3項記載の製造方法。 5 相間移動触媒が4級ホスホニウム塩である特
許請求の範囲第3項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6437481A JPS57179220A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Novel polyether and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6437481A JPS57179220A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Novel polyether and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57179220A JPS57179220A (en) | 1982-11-04 |
| JPS643221B2 true JPS643221B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=13256450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6437481A Granted JPS57179220A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Novel polyether and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57179220A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217559B2 (ja) * | 1973-06-26 | 1977-05-16 | ||
| JPS51600A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-06 | Dainippon Ink & Chemicals | Nannenkahorifuenirenokisaidokyojugotainoseizoho |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6437481A patent/JPS57179220A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57179220A (en) | 1982-11-04 |
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