JPS642820B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS642820B2 JPS642820B2 JP55151013A JP15101380A JPS642820B2 JP S642820 B2 JPS642820 B2 JP S642820B2 JP 55151013 A JP55151013 A JP 55151013A JP 15101380 A JP15101380 A JP 15101380A JP S642820 B2 JPS642820 B2 JP S642820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- support
- friction pads
- pair
- assembled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピンタイプデイスクブレーキの改良に
関するものである。
関するものである。
近年、低燃費等の省エネルギー化を主たる目的
として車両の軽量化については種々研究されてお
り、車両の装着部品の一つであるブレーキ装置に
ついてもその例外ではない。そしてこのような観
点から構造の簡略化、これに基づく軽量化のため
に、所謂デイスクブレーキの固定支持部をなすサ
ポート構造を車体の骨組の一部であるナツクルと
一体形成させるようにしたものも提供されてい
る。
として車両の軽量化については種々研究されてお
り、車両の装着部品の一つであるブレーキ装置に
ついてもその例外ではない。そしてこのような観
点から構造の簡略化、これに基づく軽量化のため
に、所謂デイスクブレーキの固定支持部をなすサ
ポート構造を車体の骨組の一部であるナツクルと
一体形成させるようにしたものも提供されてい
る。
ところで、このようなデイスクブレーキにおけ
る問題点は、組立てられた構造は比較的簡略でし
かも軽量化に結びつくものであるが、その組立て
が、デイスクブレーキの一部であるサポート部分
は予め車体と一体化されたものであり、これにキ
ヤリパ・摩擦パツド等を組込むことを必要とする
のであるが、その作業容積が極めて限定されたも
のであることから作業能率の上からは極めて不利
なものとなり易い傾向を持つていた。
る問題点は、組立てられた構造は比較的簡略でし
かも軽量化に結びつくものであるが、その組立て
が、デイスクブレーキの一部であるサポート部分
は予め車体と一体化されたものであり、これにキ
ヤリパ・摩擦パツド等を組込むことを必要とする
のであるが、その作業容積が極めて限定されたも
のであることから作業能率の上からは極めて不利
なものとなり易い傾向を持つていた。
そこで本発明においては、このようなサポート
のナツクル一体化構造におけるデイスクブレーキ
の作業性を考慮してこれを有利に解消するように
したものである。
のナツクル一体化構造におけるデイスクブレーキ
の作業性を考慮してこれを有利に解消するように
したものである。
すなわち本発明よりなるピンタイプデイスクブ
レーキの特徴は、ナツクルと一体形成されたサポ
ート部によりキヤリパがデイスク軸方向に滑動的
に支持され、かつこのサポート部により一対の摩
擦パツドが支持される構成のピンタイプデイスク
ブレーキにおいて、ロータ周方向に延びる弾性部
材をキヤリパに取付け、この弾性部材は、前記一
対の摩擦パツドそれぞれのロータ周方向両端部に
係合することで、キヤリパのサポートへの組付け
前には該一対の摩擦パツドをキヤリパに対し弾性
的に吊持すると共に、キヤリパのサポートへの組
付け後には一対の摩擦パツドの前記サポート部に
対するガタ止めとして機能するよう構成したとこ
ろにある。
レーキの特徴は、ナツクルと一体形成されたサポ
ート部によりキヤリパがデイスク軸方向に滑動的
に支持され、かつこのサポート部により一対の摩
擦パツドが支持される構成のピンタイプデイスク
ブレーキにおいて、ロータ周方向に延びる弾性部
材をキヤリパに取付け、この弾性部材は、前記一
対の摩擦パツドそれぞれのロータ周方向両端部に
係合することで、キヤリパのサポートへの組付け
前には該一対の摩擦パツドをキヤリパに対し弾性
的に吊持すると共に、キヤリパのサポートへの組
付け後には一対の摩擦パツドの前記サポート部に
対するガタ止めとして機能するよう構成したとこ
ろにある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
図において3は車体固定部であるナツクル2と
一体形成されたサポート部であり、デイスク1の
一側方において2又状に延出された腕部を備えて
いる。そして本例においてはこのサポート部3の
2又状両腕先端にはデイスク1の径外方を他側方
に延出するようにトルク受け部4,4が形成され
ており、またデイスク1とは反対方向に延出する
左右一対のスライドピン5,5が固設されてい
る。
一体形成されたサポート部であり、デイスク1の
一側方において2又状に延出された腕部を備えて
いる。そして本例においてはこのサポート部3の
2又状両腕先端にはデイスク1の径外方を他側方
に延出するようにトルク受け部4,4が形成され
ており、またデイスク1とは反対方向に延出する
左右一対のスライドピン5,5が固設されてい
る。
以上の構成は、スライドピン5,5を除き予め
組立てられているものであり、従つてデイスクブ
レーキを構成するキヤリパ6及びインナー・アウ
ターの両摩擦パツド8,9の組込みに際してはこ
れらの存在を前提として作業が行なわれなければ
ならないこととなる。
組立てられているものであり、従つてデイスクブ
レーキを構成するキヤリパ6及びインナー・アウ
ターの両摩擦パツド8,9の組込みに際してはこ
れらの存在を前提として作業が行なわれなければ
ならないこととなる。
作業能率の向上のためには、特にその作業性に
制約の大きい場合は、組込み部品のユニツト化が
極めて有効であり、この観点から本発明では図示
する実施の如く、インナー・アウターの両摩擦パ
ツド7,8を、弾性部材であるパツドアンチラツ
トルスプリング9を用いて組込み前の状態におい
て吊持されるように構成し、組込み後は、このア
ンチラツトルスプリング9にて前記両摩擦パツド
7,8が好適にサポート部3,3ないしトルク受
け部4,4にて支承されるようにしたことに特徴
がある。即ち本例におけるアンチラツトルスプリ
ング9は、デイスク1を跨ぐキヤリパ6の鞍部に
形成した開口6′において組付け固定される取着
部9′と、この取着部9′よりデイスク1周方向に
延出されてインナー・アウターの摩擦パツド7,
8の裏板に形成した孔部に嵌合する図示するバネ
部9″,9″とを備えており、自然状態では両摩擦
パツド7,8を吊持し、かつ組込み時にはこれら
両摩擦パツド7,8にデイスク1径内方へのバネ
力を付勢するように設けられている。
制約の大きい場合は、組込み部品のユニツト化が
極めて有効であり、この観点から本発明では図示
する実施の如く、インナー・アウターの両摩擦パ
ツド7,8を、弾性部材であるパツドアンチラツ
トルスプリング9を用いて組込み前の状態におい
て吊持されるように構成し、組込み後は、このア
ンチラツトルスプリング9にて前記両摩擦パツド
7,8が好適にサポート部3,3ないしトルク受
け部4,4にて支承されるようにしたことに特徴
がある。即ち本例におけるアンチラツトルスプリ
ング9は、デイスク1を跨ぐキヤリパ6の鞍部に
形成した開口6′において組付け固定される取着
部9′と、この取着部9′よりデイスク1周方向に
延出されてインナー・アウターの摩擦パツド7,
8の裏板に形成した孔部に嵌合する図示するバネ
部9″,9″とを備えており、自然状態では両摩擦
パツド7,8を吊持し、かつ組込み時にはこれら
両摩擦パツド7,8にデイスク1径内方へのバネ
力を付勢するように設けられている。
以上の様な構成によれば、ナツクルと一体化し
たサポート部を有する車両の足回り部分に、摩擦
パツドを吊持したキヤリパを装填し、左右のスラ
イドピンをサポート部に組付け固定させればデイ
スクブレーキの組立て作業は終了することとな
り、その作業は極めて容易かつ簡易になると共
に、誤組付けの虞れも殆ど解消されるなどその実
益は極めて大なるものである。
たサポート部を有する車両の足回り部分に、摩擦
パツドを吊持したキヤリパを装填し、左右のスラ
イドピンをサポート部に組付け固定させればデイ
スクブレーキの組立て作業は終了することとな
り、その作業は極めて容易かつ簡易になると共
に、誤組付けの虞れも殆ど解消されるなどその実
益は極めて大なるものである。
図面は本発明の一実施例を示すもので第1図は
デイスクブレーキの一部断面を含む平面部、第2
図は正面図、第3図は背面図、第4図は縦断側面
図である。 1…デイスク、2…ナツクル、3…サポート、
4…トルク受け部、5…スライドピン、6…キヤ
リパ、6′…開口、7,8…摩擦パツト、9…ア
ンチラツトルスプリング、9′…取着部、9″…バ
ネ部。
デイスクブレーキの一部断面を含む平面部、第2
図は正面図、第3図は背面図、第4図は縦断側面
図である。 1…デイスク、2…ナツクル、3…サポート、
4…トルク受け部、5…スライドピン、6…キヤ
リパ、6′…開口、7,8…摩擦パツト、9…ア
ンチラツトルスプリング、9′…取着部、9″…バ
ネ部。
Claims (1)
- 1 ナツクルと一体形成されたサポート部により
キヤリパがデイスク軸方向に滑動的に支持され、
かつこのサポート部により一対の摩擦パツドが支
持される構成のピンタイプデイスクブレーキにお
いて、ロータ周方向に延びる弾性部材をキヤリパ
に取付け、この弾性部材は、前記一対の摩擦パツ
ドそれぞれのロータ周方向両端部に係合すること
で、キヤリパのサポートへの組付け前には該一対
の摩擦パツドをキヤリパに対し弾性的に吊持する
と共に、キヤリパのサポートへの組付け後には一
対の摩擦パツドの前記サポート部に対するガタ止
めとして機能することを特徴とするピンタイプデ
イスクブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55151013A JPS5776332A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Pin-type disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55151013A JPS5776332A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Pin-type disc brake |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5776332A JPS5776332A (en) | 1982-05-13 |
JPS642820B2 true JPS642820B2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=15509382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55151013A Granted JPS5776332A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Pin-type disc brake |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5776332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0662041U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-09-02 | 伸二 小栗 | 鉄筋コンクリート造の建築用鉄筋結束金具 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159041U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-06 | ||
JPH0410424Y2 (ja) * | 1986-05-16 | 1992-03-16 | ||
KR101294666B1 (ko) * | 2011-10-04 | 2013-08-09 | 주식회사 만도 | 디스크브레이크 |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP55151013A patent/JPS5776332A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0662041U (ja) * | 1993-02-09 | 1994-09-02 | 伸二 小栗 | 鉄筋コンクリート造の建築用鉄筋結束金具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5776332A (en) | 1982-05-13 |
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