JPH059541Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059541Y2 JPH059541Y2 JP11137987U JP11137987U JPH059541Y2 JP H059541 Y2 JPH059541 Y2 JP H059541Y2 JP 11137987 U JP11137987 U JP 11137987U JP 11137987 U JP11137987 U JP 11137987U JP H059541 Y2 JPH059541 Y2 JP H059541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- housing
- disc
- leaf spring
- periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、オートバイなどの車両に用いるデ
イスクブレーキ用デイスクに関する。
イスクブレーキ用デイスクに関する。
車両に用いるデイスクブレーキは、車輪に取付
けて車輪と共に回転するデイスクを、車体側に取
付けたキヤリパーのブレーキパツドで挟んで、摩
擦によつてデイスクを制動する。一般に、デイス
クは、ハウジングの外周にデイスクの内周を嵌合
せ、両方に跨るようにしたピンで複数個所取付
け、ハウジングにデイスクを取付けている。例え
ば実開昭58−191435号公報参照。従つて、デイス
クは、複数のピンを介してハウジングに接触して
いる。一方、制動時には、摩擦によつてデイスク
が発熱するが、この熱が、ハウジングに十分伝導
分散されない。このため、デイスクの温度上昇が
大きく、制動力が不安定になる不都合がある。
けて車輪と共に回転するデイスクを、車体側に取
付けたキヤリパーのブレーキパツドで挟んで、摩
擦によつてデイスクを制動する。一般に、デイス
クは、ハウジングの外周にデイスクの内周を嵌合
せ、両方に跨るようにしたピンで複数個所取付
け、ハウジングにデイスクを取付けている。例え
ば実開昭58−191435号公報参照。従つて、デイス
クは、複数のピンを介してハウジングに接触して
いる。一方、制動時には、摩擦によつてデイスク
が発熱するが、この熱が、ハウジングに十分伝導
分散されない。このため、デイスクの温度上昇が
大きく、制動力が不安定になる不都合がある。
この考案は、かかる点に鑑み、デイスクとハウ
ジングの間に複数の板バネを介装し、接触面を大
きくして、ハウジングへの熱伝導がよくて、デイ
スクの温度上昇を低く押えて、制動力が安定し、
しかも板バネによつてデイスクの芯合せもできる
デイスクブレーキ用デイスクを得ることを目的と
する。
ジングの間に複数の板バネを介装し、接触面を大
きくして、ハウジングへの熱伝導がよくて、デイ
スクの温度上昇を低く押えて、制動力が安定し、
しかも板バネによつてデイスクの芯合せもできる
デイスクブレーキ用デイスクを得ることを目的と
する。
以下、本考案を図面に示す実施例によつて説明
する。
する。
ハウジング１は、軽合金で鋳造などによつて作
るもので、外周にデイスク２の内周を挿入する。
デイスク２は、耐摩性の高いステンレス鋼などで
作る。そして、ハウジング１とデイスク２の嵌合
せ面に跨つて設けた孔３に、複数のピン４を挿入
して、ハウジング１にデイスク２を連結する。ピ
ン４は長さ方向に若干の余裕を設け、デイスク２
が横方向に少量動けるようにしてある。板バネ５
は、両側に、デイスク２の内周とハウジング１の
外周を挟むように、二枚重ねでできていて、複
数、デイスク２とハウジング１の間に挟着させ
る。板バネ５は、ハウジング１とデイスク２の両
面を弾圧するように、寸法を少し巾狭にしてあ
る。ハウジング１は、車輪にボルトで締着し、デ
イスク２は、車体に取付けたキヤリパー６のブレ
ーキパツド７で挟むことができるようになつてい
る。
るもので、外周にデイスク２の内周を挿入する。
デイスク２は、耐摩性の高いステンレス鋼などで
作る。そして、ハウジング１とデイスク２の嵌合
せ面に跨つて設けた孔３に、複数のピン４を挿入
して、ハウジング１にデイスク２を連結する。ピ
ン４は長さ方向に若干の余裕を設け、デイスク２
が横方向に少量動けるようにしてある。板バネ５
は、両側に、デイスク２の内周とハウジング１の
外周を挟むように、二枚重ねでできていて、複
数、デイスク２とハウジング１の間に挟着させ
る。板バネ５は、ハウジング１とデイスク２の両
面を弾圧するように、寸法を少し巾狭にしてあ
る。ハウジング１は、車輪にボルトで締着し、デ
イスク２は、車体に取付けたキヤリパー６のブレ
ーキパツド７で挟むことができるようになつてい
る。
しかして、デイスク２は、キヤリパー６のブレ
ーキパツド７で挟んで摩擦して制動すると、摩擦
熱によつて発熱する。デイスク２は、ピン４に加
えて板バネ５によつて、ハウジング１と広い面積
で接しているので、ハウジング１に熱が伝導し易
く、熱の分散が図れて、デイスク２の温度上昇を
低く押えることができ、安定した制動力が得られ
る。又、デイスク２は、板バネ５で弾圧挟持され
ているので、ハウジング１の面と合うように、芯
合せができ、ブレーキパツド７で、両面挟み易い
ように、フローテイングに保持される。
ーキパツド７で挟んで摩擦して制動すると、摩擦
熱によつて発熱する。デイスク２は、ピン４に加
えて板バネ５によつて、ハウジング１と広い面積
で接しているので、ハウジング１に熱が伝導し易
く、熱の分散が図れて、デイスク２の温度上昇を
低く押えることができ、安定した制動力が得られ
る。又、デイスク２は、板バネ５で弾圧挟持され
ているので、ハウジング１の面と合うように、芯
合せができ、ブレーキパツド７で、両面挟み易い
ように、フローテイングに保持される。
以上説明したように、この考案は、ハウジング
の外周にデイスクの内周を挿入し、ハウジングの
外周とデイスクの内周に跨つた複数のピンで、ハ
ウジングにデイスクを連結し、ハウジングの外周
とデイスクの内周の間に、板バネを挟ませて取付
け、板バネでハウジングにデイスクが同一面にな
るように付勢させたので、板バネを介して、デイ
スクの熱をハウジングに逃すことができて、デイ
スクの温度上昇を低く押え、安定した制動力が得
られるようにできる。又、デイスクは板バネでフ
ローテイングに保持でき、ハウジングとの芯合せ
もできる。
の外周にデイスクの内周を挿入し、ハウジングの
外周とデイスクの内周に跨つた複数のピンで、ハ
ウジングにデイスクを連結し、ハウジングの外周
とデイスクの内周の間に、板バネを挟ませて取付
け、板バネでハウジングにデイスクが同一面にな
るように付勢させたので、板バネを介して、デイ
スクの熱をハウジングに逃すことができて、デイ
スクの温度上昇を低く押え、安定した制動力が得
られるようにできる。又、デイスクは板バネでフ
ローテイングに保持でき、ハウジングとの芯合せ
もできる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は正面
図、第２図は第１図Ａ−Ａ矢視拡大断面図、第３
図は第１図Ｂ−Ｂ矢視拡大断面図である。 １……ハウジング、２……デイスク、４……ピ
ン、５……板バネ。
図、第２図は第１図Ａ−Ａ矢視拡大断面図、第３
図は第１図Ｂ−Ｂ矢視拡大断面図である。 １……ハウジング、２……デイスク、４……ピ
ン、５……板バネ。
Claims (1)
- ハウジングの外周にデイスクの内周を挿入し、
ハウジングの外周とデイスクの内周に跨つた複数
のピンで、ハウジングにデイスクを連結し、ハウ
ジングの外周とデイスクの内周の間に、板バネを
挟ませて取付け、板バネでハウジングにデイスク
が同一面になるように付勢させたことを特徴とす
るデイスクブレーキ用デイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137987U JPH059541Y2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11137987U JPH059541Y2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6417040U JPS6417040U (ja) | 1989-01-27 |
| JPH059541Y2 true JPH059541Y2 (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=31349372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11137987U Expired - Lifetime JPH059541Y2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059541Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227891A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Fuji Corporation:Kk | ディスクブレーキロータ |
| JP4507437B2 (ja) * | 2001-04-05 | 2010-07-21 | サンスター技研株式会社 | ブレーキディスク |
-
1987
- 1987-07-22 JP JP11137987U patent/JPH059541Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6417040U (ja) | 1989-01-27 |
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