JPS64220B2 - - Google Patents

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JPS64220B2
JPS64220B2 JP54022635A JP2263579A JPS64220B2 JP S64220 B2 JPS64220 B2 JP S64220B2 JP 54022635 A JP54022635 A JP 54022635A JP 2263579 A JP2263579 A JP 2263579A JP S64220 B2 JPS64220 B2 JP S64220B2
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Yoshinobu Kawada
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Shaken Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS64220B2 publication Critical patent/JPS64220B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、写真植字機用モニター表示方法およ
びその装置に関し、特に、感材上に既に印字し終
えた複数の文字像又は図形等のすべて又はその一
部と、これから印字しようとする文字像又は図形
等を、印字すべき感材上における印字状態と略等
しい配置状態で、モニター用表示手段に表示する
ようにしたものである。
更に詳しくは、任意に変更可能な所望の位置
に、所望の大きさ・変形形状でこれから印字しよ
うとする文字像又は図形等(以下、未印字文字ま
たは単に文字と言う)について、当該文字が前記
所望の位置に印字し終えたと仮定した場合におけ
る模擬印字状態を、既に印字し終えた文字像又は
図形等(以下、既印字文字または単に文字と言
う)の大きさ・変形形状等をも含めた各文字相互
の印字位置関係に略等しい位置関係で、モニター
表示するようにしたものである。
これから印字しようとする文字をも含めた印字
状態を、外部から観察して植字作業を進め得るよ
うにした写真植字機としては、実公昭50−9956号
公報或いは特開昭51−135530号(特公昭54−
33850号)公報に開示された手段が知られている。
しかし前者の手段は、紫外光を扱うための特殊
な部材を必要とするだけでなく、一旦表示した文
字像を任意に消去したり他所へ移動させたりする
事が出来ないため、未印字文字の配置(レイアウ
ト)を試行錯誤的に移動させて、種々レイアウト
をモニターする目的には適用できなかつた。
又、後者の手段は、現像手段等を備えた特殊な
構造のマガジン装置を必要とし、且つ現像液の取
り扱い或いはその発色応答性などを含めた操作性
に改良の余地があり、広く普及するには致つてい
ない。
一方、例えば第7図ハに示す詰め印字組版、食
い込み印字組版に見る如く、文字配列を自由にレ
イアウトして、印字物の表現効果を高めることの
重要性がますます認識されてきている。
しかるに従来、これら美的バランス感覚を必要
とする複雑なレイアウト組版の多くは、熟練者の
経験的手作業(切り貼り作業等)に頼つているの
が現状であり、写真植字機は単に個々の文字を印
字すると言う補助的な機能しか果していなかつ
た。
本発明はこれらの問題点および要請に鑑みて成
したものであり、従来写真植字機の構造に大巾な
変更を加えることなく、しかも、多様な文字を高
品質・高精度に発生すると言う写真植字機本来の
機能と、文字配列の自由なレイアウトと言う多分
に感覚的、人間的な要素とを有機的に結合し、付
加価値の高い印字物を迅速かつ容易に作成し得る
ようにしたものである。
以下、本発明を図に基づいて説明する。
第1図は、本発明を実現した構成の一実施例を
示す概略図である。
この第1図において、1は光源、2は文字盤、
3は主レンズ、4は変形レンズ、5は反射材、6
は半透明鏡又は着脱自在な反射材、7は撮像用結
像レンズ、8はシヤツタ、9は投影用結像レンズ
10及び反射材11等から成る移動光学系、12
は感材マガジン内に収容されたドラム、13はド
ラムに巻付けた感材、14は撮像管やCCD(電荷
結合素子)等の撮像手段、15は後に詳しく説明
する表示制御部、16は陰極線表示管(CRT)
等からなる表示手段、17は印字位置制御回路で
ある。
上記構成において、光源1よりの光で照射した
文字盤2上の任意所望文字像は、番号3〜11で示
す投影光学系を介して感材13および撮像手段1
4上に投影される。
尚、本発明は、文字盤2に収容した多数文字の
中から採字選択した文字像を、感材13および撮
像手段14上に結像するようにした手動写真植字
機一般に適用可能であり、必ずしも第1図図示の
光学系に限定されるものではない。又、感材13
上における文字像の印字位置制御は、印字位置制
御回路17からの信号に基づいて作動する駆動源
18,19を介して行なわれるが、より一般的に
は、投影光学系と感材との相対的位置関係を変化
し得るように構成する。
第2図は、本発明に係わるモニター表示方法お
よびその装置を実現した表示制御部15の一実施
例を示す図である。
この第2図において、21は前記撮像手段14
上に投影した未印字文字像を記憶する第1メモリ
(未印字メモリ)、22は文字信号読取制御回路、
23は感材13上に印字可能な複数個の文字像を
記憶する容量を持ち、後述する如く、必要に応じ
て前記第1メモリ(未印字メモリ)21からの文
字像を順次追加記憶して行く第2メモリ(既印字
メモリ)、24及び25は表示手段16用のリフ
レツシユメモリ及び表示駆動回路である。
又、26は、例えば前記印字位置制御回路17
から送られて来る信号に応答して動作し、感材1
3上における現在印字位置に追従した情報を、後
述する表示アドレス情報として出力する現在アド
レスレジスタ、27は前記現在アドレスレジスタ
26から転送された情報を、前記第2メモリ(既
印字メモリ)23に記憶した各文字像に対応する
表示アドレス情報として順次記憶して行く固定ア
ドレスメモリ、28は前記第1メモリ(未印字メ
モリ)21、第2メモリ(既印字メモリ)23及
びリフレツシユメモリ24間における文字像デー
タの転送を制御する制御回路である。
ところで上記第2図に例示した構成の場合、表
示駆動回路25の周知機能に基づいて、リフレツ
シユメモリ24の記憶内容に応じた表示が表示手
段16上に得られるので、以下の説明ではこれら
対応関係にある記憶内容と表示内容を、例えば第
3図の如く同一の表現型式によつて説明する。
即ち第3図は、表示手段16の座標(Ax、
Ay)上に表示した文字像、例えば「あ」を示す
と共に、このような表示に対応するリフレツシユ
メモリ24の記憶内容を模式的に示したものでも
ある。又、前記第1および第2の各メモリ21,
23の記憶内容についても、説明を簡単にするた
め第4図の如く模式的に示す。
更に、第1、第2メモリとリフレツシユメモリ
間におけるデータ転送技術そのものは、特に述べ
るまでもなく周知であるので、例えば第4図に示
すメモリの内容を転送してリフレツシユメモリ2
4を第3図に示すように設定し直す場合、以下の
説明では、メモリの内容をアドレス(Ax、Ay)
へ転送すると言うように表現し、その動作につい
ても制御回路28によつてデータの転送制御が行
なわれると述べるに止める。又、感材13上にお
ける印字位置と表示手段16上における表示位置
(即ち、リフレツシユメモリ24上におけるアド
レス)は、説明の都合上、同一スケールの座標に
対応するものとして説明する。
以上要するに本発明にあつては、第1メモリ
(未印字メモリ)21から必要に応じて順次送ら
れて来た各文字像を、その大きさ・形状および表
示位置について、各文字像相互の印字位置関係が
再生可能なように記憶する。第2図に例示した構
成は、固定アドレスメモリ27に記憶した各表示
アドレス情報に基づいて各文字像の表示位置を管
理することにより、前記第2メモリ(既印字メモ
リ)23の記憶容量をできるだけ小さく構成し得
るようにしたものである。
そこで次に、写真植字機の印字動作との関連に
おいて本発明の動作例を説明する。
まず文字盤2の中から所望文字、例えば「し」
を選択採字して投影光学系中に移動し、該文字像
を撮像手段14上に投影する。
次に図示していない印字レバー(又は印字スイ
ツチ)を操作して文字枠押え(文字盤2の固定)
を行なうと、その押え信号29(第2図)によつ
て文字信号読取制御回路22が動作し、撮像手段
14上に投影した文字像「し」を第1メモリ(未
印字メモリ)21へ転送記憶する。
該メモリ21に記憶した文字像は、制御回路2
8の動作によつて更にリフレツシユメモリ24へ
転送される。この文字像転送において前記制御回
路28は、現在アドレスレジスタ26の出力、即
ち、感材13上における現在印字位置に相当する
出力を表示(書込み)アドレス情報として、第1
メモリ(未印字メモリ)の記憶内容をリフレツシ
ユメモリ24へ転送制御する。
従つて第5図イの如く、感材13上の点P
(Px、Py)に投影光学系の光軸、即ち現在印字
位置がある場合、リフレツシユメモリ24の記憶
内容は第6図イの如くなり、表示駆動回路25の
動作によつて第6図イの内容が表示手段16上に
表示される。
この状態において、オペレータが印字位置制御
回路17を操作し、感材13上における投影光学
系の現在位置を座標(Qx、Qy)へ移動させた場
合、現在アドレスレジスタ26は常に現在印字位
置に追従した値を保持しているので、リフレツシ
ユメモリ24に記憶した文字像「し」の位置が移
動し、これに伴なつて表示手段16上の表示位置
も第6図ロに示す如く座標(Qx、Qy)へ移動す
る。
勿論、第2図例示の構成において、この様な動
作を可能とする為には、例えばフレツシユメモリ
24の内容を周期的に更新するか、或いは現在印
字位置が移動する度に更新するなどしておく。
以上の説明から明らかな如く表示手段16は、
第1メモリ21の記憶内容、即ち選択採字した文
字像を、感材13上における投影光学系の現在位
置に対応した位置に表示する。
いま例えば、第6図ロの表示状態をオペレータ
が見て未印字文字の種類・大きさ・形状、或いは
位置を確認したのち、次に印字操作を実行する
と、第5図ロに示す如く、感材13上における投
影光学系の現在位置(Qx、Qy)に所望文字
「し」が印字される。
更にこの後、その印字信号30に応答して制御
回路28が作動し、第1メモリ(未印字メモリ)
21の記憶内容を、第2メモリ(既印字メモリ)
23内の記憶エリア23―1に転送すると共に、
前記第1メモリ(未印字メモリ)21の内容を消
去する。又、これに関連して、現在アドレスレジ
スタ26の内容(即ち、第5図ロにおける文字
「し」の印字位置情報)が、固定アドレスメモリ
27内の記憶エリア27―1へ転送される。
そしてこのようにして前記記憶エリア23―1
及び27―1に転送した文字像情報及びアドレス
情報に基づいて、前記リフレツシユメモリ24の
記憶内容が更新し直される。但し今の場合は、更
新データの内容そのものに変化がないので、その
記憶内容自体に実質的な変化は生じない。従つて
表示手段16は、第6図ロの表示状態を保持した
ままとなる。
このようにして最初の文字「し」の印字が完了
すると、次に所望する2番目の文字の採字操作に
移る。
例えば2番目の文字として「て」を文字盤2中
より選択採字し、文字枠押えを行なうと、前述し
た場合と同様に該文字像「て」が第1メモリ(未
印字メモリ)21に記憶される。
そして前記リフレツシユメモリ24の記憶内容
は、新たな文字像「て」が設定された第1メモリ
(未印字メモリ)21、及び既に印字済みの文字
像「し」が設定されている第2メモリ(既印字メ
モリ)23の各記憶内容に基づいて更新し直され
る。
勿論この場合、前記両メモリの内容は、現在ア
ドレスレジスタ26、及び固定アドレスメモリ2
7に設定されている内容を表示(書込み)アドレ
ス情報として、リフレツシユメモリ24へ転送さ
れる。
従つて、表示手段16上には、既印字文字
「し」が固定された状態で、又、未印字文字「て」
が感材上における投影光学系の現在位置に追従し
た状態で表示される。
そこで次に、前記文字「し」の場合と同様に、
印字位置制御回路17を手動操作して表示手段1
6上における文字像「て」の位置を適当に移動さ
せ、各表示文字相互間のバランスを見ながら、例
えば第6図ハの如くレイアウト上もつとも望まし
い位置に文字像「て」が来た事を確認したのち、
印字操作を実行する。
この印字操作によつて感材13上には、新たに
文字像「て」が所望位置に投影印字されると共
に、第1メモリ(未印字メモリ)21に記憶され
ていた文字像「て」が第2メモリ(既印字メモ
リ)の記憶エリア23―2に転送され、更に、現
在アドレスレジスタ26の内容が固定アドレスメ
モリの記憶エリア27―2へ転送される。勿論こ
の際、前述した場合と同様に第1メモリ(未印字
メモリ)21の内容は消去され、次に新たな文字
が選択採字されるまで待機する事になる。
そして更にリフレツシユメモリ24は、既に印
字済みの文字像「し」及び「て」を記憶した第2
メモリ(既印字メモリ)23からの情報に基づい
てその記憶内容を更新するが、この際、表示手段
16上における表示内容並びに固定アドレスメモ
リ27の内容は前述の場合と同様変化せず、第6
図ハの状態を保持している。
このようにして第2番目の文字の印字が完了し
たのち、更に同様に第3番目以降の文字につい
て、順次、選択採字、レイアウト、および印字操
作を繰り返して行く事になる。
この際、順次印字した文字に関するデータが、
前記第2メモリ(既印字メモリ)23及び固定ア
ドレスメモリ27に記憶されて行く事は勿論であ
る。
尚、以上述べて来た実施例は、固定アドレスメ
モリ27に記憶した各表示アドレス情報に基づい
て、既印字文字像の表示位置を個別に管理すると
共に、リフレツシユメモリ24を未印字文字と既
印字文字との合成手段とし、その出力を表示する
ものであつた。
しかし上記の如く、各文字のレイアウトが決定
する度に当該文字を印字していく場合にあつて
は、リフレツシユメモリ24上における所定の表
示(書込み)アドレスへ、既印字文字像を直接書
込んで行くことも可能である。この場合、感材上
における各文字像相互の印字位置関係を再生可能
に記憶すると言う意味において、前記リフレツシ
ユメモリ24が前記第2メモリ23と等価な機能
を果し、該リフレツシユメモリ24から読出した
既印字文字像信号と、第1メモリ(未印字メモ
リ)21から読出した未印字文字信号とを、オア
回路等の合成手段を用いて合成し、その合成信号
を表示手段16へ供給することになる。
又、以上述べて来た実施例では、各文字のレイ
アウトが決定する度に当該文字を印字していく場
合について説明してきたが、更に前記した如く、
固定アドレスメモリ27に記憶した各表示アドレ
ス情報に基づいて、既印字文字像の表示位置を個
別に管理し得るようにした第2図図示の構成例
は、所謂「空印字」を行なう場合にも適応し得る
ものである。
即ち、実際の露光印字を伴なう事なく採字、空
印字をくり返して実行し、各文字毎の最適送り
量、或いは限られた行長内に複数文字を印字する
ために各文字毎に要請される所要送り量を予め求
めたのち、この求められた送り量に従つて印字位
置を移動させながら、実際の露光印字(本印字と
いう)を次々と実行していくような場合におい
て、第1図に示すシヤツタ8を動作させないよう
にしておけば本発明は直ちに、印字状況事前モニ
ターのための空印字に対応し得る事になる。勿論
この場合、前記印字信号30は空印字信号によつ
て代用される事になる。
更に、この空印字機能を利用したのち本印字を
実施する場合、前記固定アドレスメモリ27に記
憶した各文字毎のアドレス情報を順次読出し、こ
れに基づいて前記印字位置制御回路17を作動さ
せる事によつて、感材13に対する光学系の位置
をこれから印字する文字の所望印字位置へ自動的
に移動させるようにすれば、本印字においてオペ
レータは印字位置の送りに煩わされる事なく採字
作業に専念する事が可能となる。
更に以上の実施例では、文字像のための記憶手
段を第1および第2の2つのメモリに分離し、撮
像手段14で撮像したのち、この記憶内容を印字
信号に応じて第2メモリ(既印字メモリ)23へ
転送するようにしているので、たとえ誤つて採字
した場合でも、正しい文字を採字し直しさえすれ
ば、直ちに表示手段16上における表示内容が修
正されるのであるが、本発明を実施する場合の文
字像記憶手段は必ずしもこれに限るものではな
く、要するに、撮像手段14によつて撮像された
文字像を順次、複数個記憶し得るようになつてい
ればよい。そしてこの場合、最後に記憶された文
字像が、現在アドレスレジスタ26内に保持され
ているアドレス情報に対応する事は勿論である。
更に以上の実施例では、撮像手段14で撮像し
た現在採字中の未印字文字像を第1メモリ(未印
字メモリ)21を介して間接的にリフレツシユメ
モリ24へ供給するようになつているが、撮像手
段14における読取り動作との同期を取るように
しておけば、第1メモリ21を介さずに直接に供
給するような構成としてもよい。
更に第1図に示した構成例では撮像手段14を
主レンズ3以後の光学系から分岐した光学系上に
設けた場合が示されているが、本発明の実施例は
これに限るものではなく、例えば主レンズ3と文
字盤2の間から分岐した光学系上に設けたり、或
いは、文字盤2上の採字された文字を別途撮像光
学系によつて直接撮像する等、種々の構成が含ま
れる。勿論この様に、主レンズ3を介さずに撮像
した場合は、撮像された文字像をメモリへ転送す
るに際し、主レンズ3の倍率に応じた修正を施こ
さなければならない事は言うまでもない。
更に以上の実施例では説明を簡単にする都合
上、感材13と表示手段16との位置スケールを
同一のものとし、感材上における印字状態と表示
手段上における表示状態とが1対1に対応する場
合について述べて来た。
しかし本発明はこのように前記両スケールを同
一とした場合に限られるものではなく、例えば印
字状態を適確に把握し得るようにするために、表
示スケールを感材上におけるスケールよりも大き
く設定し、実際の印字文字像よりも一定倍率で拡
大された文字像を表示するようにしてもよい事は
勿論である。
そして、上記の如く大スケールで表示した場合
や、或いは、たとえ1対1のスケールであつても
感材13自体の大きさよりも表示手段16の表示
部の方が小さいような場合は、当然感材13上に
おける印字状況の一部分しか表示できなくなる。
このような場合に対処する本発明の他の実施例
において、例えば、最後に採字した文字を含むN
個の所定文字数のみを表示するようにしたり、或
いは、少なくとも最後に採字した文字の表示が表
示可能範囲からはみ出さないように表示する事も
一つの解決方法である。
第7図は最大3個(N=3)の文字までを表示
するようにした場合における表示状態の一例を示
すものであり、例えば「し」「て」「つ」「え」
「ん」「せ」……と印字して行くに伴なつて、第7
図イ〜ニの如く表示が更新される事を示してい
る。勿論、この第7図のように表示させる事も本
発明の要旨を損なうものではなく、例えば、文字
「え」を採字して第7図ニのような表示がなされ
た場合、前述の如く印字位置制御回路17を別途
に操作する事によつて文字像「え」の表示位置を
適宜に移動させ、文字「て」及び「つ」の間隔を
比較しながら、文字「え」の最適位置を求め得る
のである。
そしてこのように、最後に採字した文字を含ん
で最大N個の文字を表示するように成した具体的
な実施例としては、例えば第2図の構成において
第1メモリ21或いは第2メモリ23の記憶内容
をリフレツシユメモリ24へ転送するに際し、最
後に採字した文字を含めてN個の文字情報のみを
転送すべく制御回路28を作動させればよい。
この際、先に説明して来た実施例では、各文字
の印字位置に対応するアドレス情報、即ち換言す
れば絶対アドレス情報が現在アドレスレジスタ2
6或いは固定アドレスメモリ27に保持されてい
るので、例えば第7図ニのような表示を得るため
には、文字「て」の位置を基準として文字「つ」
「え」を所望位置へ転送するためのアドレス変換
を制御回路28において実施しなければならない
事は言うまでもない。
しかし、本発明を実施するに際して必要なアド
レス情報は、前述した如き絶対アドレスである必
要は必ずしもなく、要するに各文字毎の位置を特
定出来るものであればよく、例えば1つ先に印字
した文字との間隔、即ち相対アドレスとしてアド
レス情報を保持しておくようにしてもよい。そし
てこのように相対アドレスとしてアドレス情報を
保持するようにすれば、例えば前記第7図ニの場
合においても、文字「て」の位置を基準として文
字「つ」或いは「え」の位置を直ちに特定出来る
ようになるのである。
尚、以上の説明では文字像(特に仮名文字)を
表示する場合についてのみ述べて来たが、本発明
はこれに限らず絵、図形等のパターンや外国文字
を扱う事も可能であり、この場合、例えば文中に
挿入するカツト等の配置をレイアウトする事も出
来るようになる。
又、前記文字信号読取制御回路22、表示駆動
回路25、等の動作については既に詳しく述べて
来たが、これらデータ転送制御のための回路を
CPUに置き換え得る事は自明である。
以上種々述べて来た如く本発明は、文字盤から
採字した文字像を撮像手段で撮像しこれを表示手
段にモニター表示するようにした写真植字機用モ
ニター表示方法において、印字又は空印字動作に
応じて、印字又は空印字し終えた文字像を、感材
上における各文字相互の印字位置関係が再生可能
なようにメモリ(第2図の第2メモリ23或いは
該メモリ23と等価な機能を果すリフレツシユメ
モリ24)に記憶し、該メモリに記憶させた複数
文字像の全部又は一部を読出し、撮像手段14か
ら直接に又は第1メモリ21を介して間接に供給
された採字中の未印字文字像を、感材に対する投
影光学系の現在位置に相当する情報に応じて、前
記メモリから読出した印字又は空印字文字像と合
成手段で合成し、該合成手段の出力に基づいて、
印字又は空印字文字像と未印字文字像の両者を、
感材上における印字状態に対応した配置状態で同
一表示手段上に表示するようにした写真植字機用
モニター表示方法およびその実施装置を提供する
ものであり、これによつて、従来写真植字機の構
造に大幅な変更を加える事なく、これから印字し
ようとする文字の配置をも含めた印字状態のモニ
ターを可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現した一実施例を示す概略
図、第2図は表示制御部15の一例を示す図、第
3図および第4図はメモリの記憶内容の一例を模
式的に示す図、第5図は感材上における印字状態
の説明図は、第6図および第7図は表示状態の説
明図である。 13…感材、14…撮像手段、15…表示制御
部、16…表示手段、17…印字位置制御回路、
21…第1メモリ(未印字メモリ)、22…文字
信号読取制御回路、23…第2メモリ(既印字メ
モリ)、24…リフレツシユメモリ、25…表示
駆動回路、26…現在アドレスレジスタ、27…
固定アドレスメモリ、28…制御回路、29…文
字枠押え信号、30…印字信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字盤から採字した文字像を撮像手段で撮像
    しこれを表示手段にモニター表示するようにした
    写真植字機用モニター表示方法において、 印字又は空印字動作に応じて、印字又は空印字
    し終えた文字像を、感材上における各文字相互の
    印字位置関係が再生可能なようにメモリに記憶
    し、 該メモリに記憶させた複数文字像の全部又は一
    部を読出し、 採字中の未印字文字像は、感材に対する投影光
    学系の現在位置に相当する情報に応じて、前記メ
    モリから読出した印字又は空印字文字像と合成手
    段で合成し、 該合成手段の出力に基づいて、印字又は空印字
    文字像と未印字文字像の両者を、感材上における
    印字状態に対応した配置状態で同一表示手段上に
    表示するようにした写真植字機用モニター表示方
    法。 2 文字盤から採字した文字像を投影光学系に設
    けた撮像手段で撮像しこれを表示手段に表示した
    写植動作をモニターしていく写真植字機用モニタ
    ー表示装置において、 撮像手段で撮像した現在採字中の文字像を記憶
    する第1メモリと、 印字又は空印字動作に応じて、前記撮像手段又
    は第1メモリからの文字像を読込み、感材上にお
    ける各文字相互の印字位置関係が再生可能なよう
    に記憶する第2メモリと、 感材に対する投影光学系の現在位置に相当する
    情報を現在採字中の文字の表示(書込み)アドレ
    ス情報として出力する現在アドレスレジスタと、 前記撮像手段又は第1メモリから読出した現在
    採字中の文字像を、前記現在アドレスレジスタに
    設定した表示(書込み)アドレス情報に基づい
    て、前記第2メモリから読み出した複数文字像と
    合成する合成手段と、 該合成手段の出力に基づいて、印字又は空印字
    文字像と未印字文字像の両者を、感材上における
    印字状態に対応した配置状態で表示する表示手段
    と、 を具備したことを特徴とする写真植字機用モニタ
    ー表示装置。 3 前記特許請求の範囲第2項記載の写真植字機
    用モニター表示装置において、前記第2メモリ
    が、前記表示手段に対応した表示(書込み)アド
    レスを有するメモリであることを特徴とする写真
    植字機用モニター表示装置。 4 前記特許請求の範囲第2項記載の写真植字機
    用モニター表示装置において、前記第2メモリ
    が、複数文字像を個々に読出し制御可能に記憶し
    たメモリであることを特徴とする写真植字機用モ
    ニター表示装置。 5 前記特許請求の範囲第4項記載の写真植字機
    用モニター表示装置において、印字又は空印字動
    作に応じて前記現在アドレスレジスタから転送さ
    れた情報を、前記第2メモリに記憶された各文字
    像に対応する表示(書込み)アドレス情報として
    順次記憶し、該記憶した各表示(書込み)アドレ
    ス情報に従つて、前記第2メモリに記憶した各文
    字像を前記合成手段で合成するようにしたことを
    特徴とする写真植字機用モニター表示装置。
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