JPS6398686A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、同プリンタなど静電記録プロ
セスを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニング
装置に関するものである。

（従来技術と解決しべき課８） 走行する像担持体に形成したトナー像をシート材に転移
させたのち、該像担持体表面に残る残留トナーを除去す
るために、ゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブ
レードを像担持体の圧接させて残留トナーをかき落すよ
うに構成したクリーニング装置は、構造が簡単で安価で
あり、トナー除去機能もすぐれているので、従来から広
範に実用されている。

この種のクリーニング装置は、ブレードによってトナー
をかき落すため、このかき落されたトナーが画像形成装
置内各部に飛散してこれを汚染しないように、像担持体
に当接して、かき落されたトナーを受容し、トナーをク
リーニング装置内のトナー貯溜部に誘導するとともに、
トナーがクリーニング装置外へ散逸するのを阻止するた
めのすくいシートを、クリーニングブレードの上流側（
像担持体の走行方向にみて）に配置するものが実用され
ている。

このようなりリーニング装置に用いられるす〈いシート
は、第１図に示すように、比較的強度が大で像担持体に
必要な圧接力を与えることのできる部材２１と、これに
接着剤２３で接着してあり、比較的柔軟で、像担持体表
面感光層を損傷しないような材料で形成された部材２２
で構成したものが提案されている。

このようなものが、すくいシートとして一定の作用効果
が期待できものであることは事実であるが、製作技術上
、同図に示すように、その先端が切りそろえられており
、像担持体に直接出接する部材２２は、いっばんに１０
０ルｍ程度の厚みしかなく、接着剤層２３と像担持体と
が近接状態にあるので、接着剤がはみ出し、このはみ出
した接着剤が直接像担持体に接触して、前記部材２２の
先端部が像担持体表面に均一に当接するのを妨げたり、
像担持体表面感光層を損傷したり、さらには、その一部
が像担持体側に付着して異物化し、クリーニング不良を
生じたりするおそれを免かれなかった。

また、その製作工程においても、接着剤が切断用工具に
付着して、その機能を維持するために頻繁に清掃する必
要があるなどの不都合があった。

本発明はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、製作が容易であり、すくいシートとしてクリーニ
ング装置に使用中、所定部分のみが像担持体に当接し、
常時安定したクリーニング効果が得られるようなりリー
ニング装置を提供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するために、本発明なおいては、前述のようなりリー
ニング装置において、そのすくいシートの、像担持体に
当接する部材の先端を他の部分よりも突出するように構
成したことを特徴とするものである。

このように構成することによって、接着剤がはみ出すこ
とによる、前述のような製作上の難点を回避できるとと
もに、常に安定したクリーニング作用を得られる。

（実施例の説明） 第１図は本発明を、回転円筒状の感光体をそなえた複写
機に適用した実施例の要部を示す側面図であって、矢印
Ａ方向に走行する感光体の母線（紙面に垂直な方向）に
平行にクリーニング装置２が近接配置されており、該装
置に取着されたクリーニングブレード３の一方の端縁の
ひとつのエツジが感光体表面に圧接して、不図示の転写
部位において、転写に寄与せず感光体表面に残る残留ト
ナーを除去する。

除去されたトナーは、すくいシート４によって案内され
て、クリーニング装置内のトナー貯溜部に至り、さらに
、必要に応じて、搬送スクリュー５によって装置外に排
出されるものとする。

なお、感光体ｌの周辺には、−成帯電器、画像信号書込
手段、現像器、転写帯電器、その他面像形成に必要な部
材が配設しであることは勿論であるが、それらは本発明
には直接関係がないので、すべて省略しである。

すくいシート４は、第２図に、感光体に当接する先端部
分のみを示すように、クリーニング装置本体側に、不図
示の一方の端縁を取着したポリエステルシー）４ａと、
他方（感光体側）の端縁に、接着剤４Ｃで固定したポリ
エチレンフィルム４ｂとからなっている。

第２図かられかるように、直接像担持体に接触するポリ
エチレンフィルム４ｂの先端は主体たるポリエステルシ
ート４ａの先端よりも突出しており、その突出量は、最
大２　ａｍ、このましくは、０．３〜０．５ｍｍの範囲
内で適当に定めることができる。

このように構成しであるから、すくいシートの主体はポ
リエステルシートであるので、像担持体に対しては、適
当な弾性作用を及ぼし得るとともに、像担持体にはポリ
エチレンフィルムのみが出接し、接着剤部分が像担持体
に接触するような事態が生ずることがないので、すくい
シートによる感光体表面感光層に対する前述のような悪
影響をも阻止できる。

またその製作工程、においても、ポリエチレンフィルム
の端部のみを切断することができるので、接着剤のはみ
出しや、ポリエステルシートによるばりの発生のおそれ
もなく効率的な作業が可能となる。

さらに、ポリエチレンフィルムの突出量、換言すると自
由長が極めて小さいので、環境によるその変形を可及的
に防止して安定した機能の維持が期待できる。

以上の実施例においては、すくいシートの主体部分にポ
リエステルシートを、先端部にポリエチレンフィルムを
使用したが、本発明がこれに限定されるものではなく、
上記以外に種々な材料を使用し得るものであること、ま
た本発明が複写機に限定されるものではなく、種々な画
像形成装置にも適用できるものであることは、容易に理
解できるところであろう。

第３図、第４図はすくいシートの他の実施態様を例示す
るもので、ポリニスタルシート４ａ、ポリエチレンフィ
ルム４ｂ、接着剤４Ｃの関係位置を種々変改できるもの
であり、このような構成においても、前述の実施例と同
様の作用が得られることはもちろんである。

（３）発明の効果 本発明は、以上親達した構成を具備しているから、トナ
ーの散逸防止のための、すくいシートを具有する画像形
成装置のクリーニング装置において、像担持体に対する
適度の圧接作用を維持してトナーの散逸を阻止するとと
もに、表面感光層を損傷することなく、長期にわたって
安定したクリーニング作用を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は９本発明を複写機に適用した実施例を示す要部
側面図、 第２図は同上すくいシートの端部の構成を示す一部の拡
大側面図、 第３図、第４図は、すくいシートの他の実施態様を示す
一部の側面図、 第５図は公知のすくいシートの構成を示す側面図である
。 ｌ・・Φ感光体、２・・ψクリーニング装置、３拳・・
クリーニングブレード、４１１０・すくいシート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 像担持体の表面に当接し、複数種の板状材料を重畳して
   構成したすくいシートをそなえたクリーニング装置にお
   いて、 像担持体に直接当接する部材を、他の部材よりも像担持
   体方向に突出配置してなるクリーニング装置。