JPS61212881A - クリーニングブレード及びこのクリーニングブレードを用いた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は電子写真複写機、プリンタなど静電転写プロ
セスを利用する画像形成装置、とくにそ′　　のクリー
ニング装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 像担持体表面に形成した可転写のトナー像を転写材に転
写することをくりかえす構成の画像形成装置においては
、転写に寄与せずに像担持体表面にのこる残留トナーを
その都度クリーニングすることが安定した良質の画像を
得るために重要なことである。

残留トナーのクリーニング手段は従来から種々のものが
提案されているが、ゴムなどの弾性材からなるクリーニ
ングブレードを用いるものが、小型コンパクトでコスト
も低り、トナー除去機能もすぐれているために従来から
ひろく実用に供されている。

しかしながらクリーニングブレードも若干の欠点を１ぬ
かれるものではなく、以下本発明に関連するそれについ
て略述する。

第４図は、クリーニングブレードを用いたクリーニング
装置を、回転円筒状の像担持体を用いた複写機に適用し
たものを示す要部の概略側面図であって、矢印Ａ方向に
回転する像担持体（感光体）１０の周辺近傍には、クリ
ーニングブレード１２をそなえたクリーニング装置１１
が配されている。

クリーニング装置１１の、感光体の走行方向にみて上流
側には転写帯電器１５が配置されており、搬送路１４を
とおって、図示鎖線に沿って搬送される転写紙が帯電器
１５の位置で、感光体表面に予め形成されているトナー
像を受容した後、感光体からはなれ、搬送路１６をとお
って不図示の定着部位に至る。

転写帯電器１５を有する転写部位において、転写紙に転
移せず感光体表面にのこる残留トナーは感光体１００回
転にともなってクリーニングブレード１２の位置に至り
、これによってかき落されてクリーニング装置内に貯溜
され、さらに必要に応じて外部に排出されることもある
。

感光体表面に対してクリーニングブレードは図示のよう
に配置し、その端縁のひとつのエツジ部分が感光体に圧
接するように配置するのがトナーかき落し機能がすぐれ
ていて従来からひろく行なわれている仕方であるが、こ
の場合、エツジは、その全長に亘って均一な圧力で感光
体に圧接することが安定したクリーニング作用を奏する
のに必要なことであるが、このことは、クリーニングブ
レードのエツジの加工精度のみならず、感光体表面の加
工状態、作動によって生ずるトナーの融着、コロナ放電
による生成物の固着など種々な原因で妨げられるおそれ
を１ぬかれない。

本発明は、とくに感光体表面に感光層の形成時に生ずる
該層両画縁部の状態によって感光体表面に生ずる凹凸に
もとづく欠点を解消するものであるＯ すなわち、感光体表面へ感光層を塗布形成を行なった場
合、その両側縁に生ずる塗布層のダレ、ぬりむらなどに
よって生ずる表向の凹凸のために、クリーニングブレー
ドの、とくに両端部が影響されることがある。

箱３図は、上記の事態を説明するために感光体１０と、
これに圧接するクリーニングブレード１２のみを示した
平面図である。

感光体１０表面に塗布形成した感光層１７にはその両側
に、ダレ、ぬりむらを有する端縁部１７′が形成される
ことを捷ぬかれない。画像の形成は同図に符号りで示し
である巾の範囲内で行なわれるので端縁部１７′の荘在
はとくに問題はないが、クリーニングブレード１２はか
き落されたトナーが蓄積され、ブレードの両端方向に変
位するような場合でも、少なくとも巾りの範囲内のもの
を確実に除去するために、図示のように感光層１７の巾
をこえる長さを有している。

このため、ぬりむらなどのために生じた凹凸部分にもブ
レードエツジが圧接するので、当該部分のエツジが曜す
、これが有効画像領域に存在するエツジの圧接状態に悪
影響をおよぼしてクリーニング不良部分を生じたり、極
端な場合にはブレードが反転して、第２図に符号１２′
で示すようなめくれ現象を生じたりしてクリーニング不
良となり画質の劣化をおこすことがあった。

才た第４図に示すように、クリーニングブレードはゴム
のような柔軟な弾性材で形成されているために、像担持
体への圧接力、ブレードエツジの加工精度などによって
その端部１２′が末広がり状になって前記の場合と同様
の欠点を生ずることがある。このような場合にはブレー
ド端１２′の部分は、中央部分に比してより柔軟となり
めくれを生じやすくなる。

近来における複写機の構成部材の一部、たとえば、感光
体、現像器、クリーニング装置、−成帯電器などを一体
としてカートリッジ化したような小型の画像形成装置に
あってはブレードめくれなどが生ずると修理不能となる
のできわめて不都合である。

本発明はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、クリーニングブレードの両端が、像担特体表面感
光層端様のぬりむらなどの部分に当接せず、ブレードめ
くれなどが発生することのないようなりリーニング装置
を提供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （問題点全解決する技術手段、その作用）上記の目的を
達成するために、本発明において　　゛は、クリーニン
グブレードの両端部に、感光層の中央方向にむかうよう
な斜状部を形成し、かつ実際にブレードエツジを、感光
層の両端縁のぬりむらの存在する部分に接触せず、した
がってこれによる影響がないように構成したものである
。

このように構成することによってクリーニングブレード
が感光層端部の凹凸によって振動し、これが中央部分［
４で影響したり、ブレードめくれを生じてクリーニング
不良による画質の劣化をさけることができる。

（実施例の説明） 第１図は、本発明を第２図と同様の複写機に適用した場
合におけるクリーニング装置の実施例の、感光体とクリ
ーニングブレードとの圧接状態を示す平面図である。

感光体１の表面には感光層３が形成されており、画像領
域を含む有効感光層中りの外側、両縁にはぬりむらなど
の不整状の部分３′が存在しているものとする。

そして感光体１０にはクリーニングブレード２が圧接し
ている。クリーニングブレード２の、感光体へ圧接する
エツジの両端は内側に傾斜したカット部２′、２′に形
成され、実際に感光体の感光層中りの範囲内にあるよう
に構成されている。

このようニ構成しであるので、クリーニングブレードが
感光層の両端不整状部分に接触するととがなく、また前
述のようにブレード両端をブレードの中央部に収れんす
る方向にカット部を形成しであるので、ブレードを感光
体表面に圧接した場合、ブレードエツジ両端が、末広が
り状に変形して不整状部３′に接触するおそれも少なく
、りＩＪ−ニング不良を生ずることをよく阻止できる。

なおりット部２′は図示のような直線状のみならず丸味
を呈した形状とすることもできることはもちろんである
。

第１Ａ図は本発明の他の実施例を示す、クリーニングブ
レード端部のひとつを示す拡大斜面図である。

クリーニングブレードは、クリーニング装置のケーシン
グに支持部材１１′ニよって支持されており、図示符号
２Ｅで示すひとつのエツジ部が不図示の感光体表面に圧
接Ｉ〜でいるものとする。

このようなものにおいて、該エツジ部２Ｅの両端（図に
は一方のみが示しである）に３角形状のカット部２Ｉヲ
形成し、これによってエツジが感光層に当接する部分の
長さを制限して、良好な表面状態の感光層にのみブレー
ドエツジが当接するように構成したものである。

捷だ、以上本発明を複写機に適用した場合を示したが、
これに限定されるものではなく他の画像形成装置にも適
用できる。

（３）発明の効果 本発明は以上説明したような構成２作用をそなえている
ので、像担持体表面の感光層両側縁の不整状部の存在に
かかわらず、クリーニングブレードがこれに接触しない
のでブレードめくれなどによるクリーニング不良を生ず
ることなく良質の画像を得るに資するところが大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を複写機のクリーニング装置に適用した
実施例の、感光体とクリーニングブレードの関係を示す
平面図、第１Ａ図は他の実施例を示す斜視図、第２図は
クリーニングブレードの作動を説明する複写機の要部側
面図、第３図、第４図は、第２図々示のクリーニングブ
レードと感光体の関係を示す平面図である。 １．１０・・・感光体、２，１．２・・・クリーニング
ブレード、３．１−７・感光層、１１・・クリーニング
装置。 第１図 第１Ａ図 特開昭Ｇ１−２１２８８１（４） 第２因 一＋ｂ 第３図 第４図 ｊ員で昔島・・′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 像坦持体表面感光層に圧接するクリーニングブレードを
   そなえたクリーニング装置において、前記クリーニング
   ブレードの両端近傍を前記感光層に接触しないようにし
   たクリーニング装置。