JP3050943B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP3050943B2 JP3050943B2 JP3106374A JP10637491A JP3050943B2 JP 3050943 B2 JP3050943 B2 JP 3050943B2 JP 3106374 A JP3106374 A JP 3106374A JP 10637491 A JP10637491 A JP 10637491A JP 3050943 B2 JP3050943 B2 JP 3050943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer material
- transfer
- image
- forming apparatus
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
用する電子写真式複写機、電子写真式プリンタ等の画像
形成装置に関し、特に、転写材が転写材搬送手段により
搬送される際に生じる転写材の汚染及び転写材が転写点
を通過する際に生じるドラムラップを防ぐ構成にした画
像形成装置に関する。
例えば、図19に示すように、転写材搬送手段として転
写材搬送ベルトを用いた形式のものが知られていた。
帯電器、3は露光装置、4は現像機、5は転写帯電器、
6はイレーズランプ、7はクリーナ、8はベルトクリー
ナ、9は転写材、10は転写材搬送ベルト、11、12
はベルトロ−ラである。
器2、露光装置3、現像機4、転写帯電器5、イレーズ
ランプ6、クリーナ7等の各種の部品が配置され、転写
材9は転写材搬送ベルト10で搬送されて、感光体ドラ
ム1と転写材搬送ベルト10とが接しているニップ領域
に供給されるものである。
動作を行う。
により一様な電荷が与えられ、露光装置3において形成
すべき所望の画像に応じた光を照射することにより、感
光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される。次いで、
現像機4においてこの静電潜像上にトナーを付着させる
ことにより感光体ドラム1上に可視画像を形成させ、こ
の可視画像は前記ニップ領域に移送される。一方、転写
材9は矢印A方向から供給されて転写材搬送ベルト10
上に載置され、その後転写材搬送ベルト10により前記
ニップ領域に搬送される。前記ニップ領域においては、
転写帯電器5から転写材搬送ベルト10に前記可視画像
の帯電電荷と逆極性の電荷が与えられているので、感光
体ドラム1上の前記可視画像は前記ニップ領域において
転写材9上に転写される。表面に可視画像が転写された
転写材9は、転写材搬送ベルト10により所定の距離搬
送された後、転写材搬送ベルト10から分離されて矢印
B方向に移送され、次いで、定着器(図示なし)により
転写材9の表面に画像が定着される。
ンプ6によって除電され、次いで、感光体ドラム1上の
残留トナ−はクリーナ7により除去されて、次の新たな
画像形成サイクルに備える。一方、転写材搬送ベルト1
0上に付着したトナ−はベルトクリーナ8によって除去
される。
いては、通常、転写点を通過した転写材9が種々の原因
によって感光体ドラム1に巻き付いてしまう現象、いわ
ゆる、ドラムラップが発生することがある。
において、ドラムラップの発生を防止するため、別途、
ドラムラップ発生防止手段を付加しており、その代表的
なものとしては、転写材9と転写材搬送ベルト10との
分離部に交流コロトロン等の除電器を設け、当該除電器
の作用により転写材搬送ベルト10から転写材9が容易
に分離できるようにしたものである。
に可視画像の転写を行うのに先立って、予備帯電器14
と導電的に接地された導電性ブラシ15とによって、転
写材搬送ベルト10とその上にある転写材9にそれぞれ
逆極性の電荷を付与し、転写材9を転写材搬送ベルト1
0に静電的に吸着させ、転写材9が感光体ドラム1に巻
き付くこと、即ち、ドラムラップを防止するようにした
ものが特開平1−274173号に開示されている。
bに示すように、転写材搬送ベルト10に接触するよう
に押え装置16または押え装置16と定電圧素子17を
介して導電的に接地された導電性ブラシ18とを配置
し、転写材9の供給時には当該押え装置16または押え
装置16と導電性ブラシ18とによって、転写材9を転
写材搬送ベルト10に押し付けるようにしたものが実開
昭62−127561号に開示されている。
搬送ベルトをクリ−ニングする目的を有するものではあ
るが、転写材搬送ベルトの全ベルト幅に渡り、かつ、前
記転写材搬送ベルトの進行方向に直交する方向に掻落用
ブレ−ドを配置し、前記掻落用ブレ−ドにより前記転写
材搬送ベルト上に付着した紙粉を除くようにしたものが
特開昭62−275942号に開示され、また、同じく
転写材搬送ベルトをクリ−ニングする目的を持って、転
写材搬送ベルトの全有効ベルト幅に渡り、かつ、前記転
写材搬送ベルトの継目部に対して所定の角度を有するよ
うにブレ−ド要素を配置し、前記ブレ−ド要素により前
記転写材搬送ベルト上をクリ−ニングするようにしたも
のが実開昭63−78964号に開示されている。
173号に開示の手段及び実開昭62−127561号
に開示の手段は、ともに、転写材9の感光体ドラム1へ
の巻き付き、いわゆるドラムラップを防ぐ機能は奏する
ものの、以下に述べるような問題点を有するものであ
る。
転写すべき画像に応じて、複数種類の形状または複数種
類の大きさの転写材9を選択的に使用することが多い
が、転写材搬送ベルト10は転写材9の形状または大き
さに関係なく、その全幅に渡って予備帯電されるため、
転写材搬送ベルト10上に落ちたトナ−は同様にその全
幅に渡って均等に蓄積される。
されたトナ−は、転写材搬送ベルト10上を搬送されて
きた転写材9に付着し、転写材9の移送とともにその都
度転写材搬送ベルト10上から除去されるが、転写材9
として比較的小さなものを連続的に使用した後に、大き
な転写材9を使用すると、転写材搬送ベルト10上のそ
の都度除去されなかった部分のトナ−が一度に当該大き
な転写材9の先端部分に付着し、形成すべき画像を汚し
てしまうことになる。
するために考案されたもので、その目的とするところ
は、転写時に転写材が画像担持体へ巻き付くのを防止す
るとともに、転写材のサイズを変更してもその先端部分
の汚れを防止できる画像形成装置を提供することであ
る。
に、本発明は、画像担持体と、投射される画像情報に応
じて前記画像担持体上に可視画像を形成する手段と、転
写材を担持して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像
担持体と転写材搬送手段とが接触する転写点において前
記可視画像を前記転写材に転写する転写手段と、前記転
写後に前記転写材が前記画像担持体に担持されて搬送さ
れるのを防ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置
において、前記巻き付き防止手段は、転写材が搬送され
る前記転写材搬送手段の幅方向の部分に配置されてなる
前記転写材搬送手段に接触する押付けガイドと、前記幅
方向のそれ以外の部分に配置されてなる付加ガイドとか
らなる第1の手段を具備する。
は、画像担持体と、投射される画像情報に応じて前記画
像担持体上に可視画像を形成する手段と、転写材を担持
して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像担持体と転
写材搬送手段とが接触する転写点において前記可視画像
を前記転写材に転写する転写手段と、前記転写後に前記
転写材が前記画像担持体に担持されて搬送されるのを防
ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置において、
前記巻き付き防止手段は、前記転写点の上流側において
前記転写材搬送手段の幅方向に配置され、かつ、前記転
写材搬送手段の進行方向に非平行かつ非直角方向を向い
た複数の突出部分により前記転写材搬送手段に接触する
押付けガイドからなる第2の手段を具備する。
明は、画像担持体と、投射される画像情報に応じて前記
画像担持体上に可視画像を形成する手段と、転写材を担
持して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像担持体と
転写材搬送手段とが接触する転写点において前記可視画
像を前記転写材に転写する転写手段と、前記転写後に前
記転写材が前記画像担持体に担持されて搬送されるのを
防ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置におい
て、前記巻き付き防止手段は、前記転写点の上流側にお
いて前記転写材搬送手段に接触し、かつ、前記転写材搬
送手段の幅方向に配置された押付けガイドからなり、ま
た、前記押付けガイドが接触する前記転写材搬送手段の
部分に一時的に前記転写材搬送手段を突出させる突出手
段を設けた第3の手段を具備する。
された用紙、即ち、カット紙を用いたとき、当該カット
紙が感光体ドラムへ巻き付くこと、いわゆるドラムラッ
プの発生に如何に関連しているかについて、図19に示
す従来の装置を基にして説明する。
カット紙9は、カッタ−による裁断時に、大部分のもの
に図21に示すようなダレ76ができている。このダレ
76の大きさ(図のa、b)は、例えば、55キロ連量
のA4版カット紙においてaは約30μm以上、bは約
200μm以上にもなる。
9を転写材搬送ベルト10に載せてニップ領域に搬送さ
せた場合に、ダレ76が転写材搬送ベルト10側を向い
ているときにドラムラップが発生し、ダレ76が感光体
ドラム1側に向いているときにドラムラップが発生しな
いことを本発明者等が実験によって確かめた。
ど付着していないような状態のときに、ダレ76が転写
材搬送ベルト10側を向いた状態でニップ領域に搬送さ
れてきた場合は、図22に示すように、カット紙9と転
写材搬送ベルト10間に空隙71が生じており、しか
も、ニップ領域では転写帯電器5のプラス電荷75と感
光体ドラム1上のマイナス電荷74により当該空隙71
内に図示の向きの高電界Eが発生し、この高電界によっ
て放電が起こるともにカット紙9の先端が感光体ドラム
1に吸着した状態になっていることによるものと考えら
れる。そして、前記状態が著しい場合には、図25に示
すように、前記ニップ領域で起こる現象がニップ領域に
到達する以前に発生し、カット紙9のニップ領域への到
達以前に、既にカット紙9の先端部分が感光体ドラム1
に吸着している状態になる。
凹凸との関係について考察する。
との関係を示すパッシェン曲線72、及び、最適な電荷
が転写搬送ベルト10に与えられたときの空隙と空隙電
圧との関係を示す線73を表したグラフであり、このグ
ラフでは、両線72、73の交点における空隙長(約1
0μm)より大きな空隙長の部分で放電が発生すること
を意味している。
においてその表面の凹凸を測定したところ、その大きさ
はせいぜい数μmであることが確認できた。従って、前
記グラフの表す内容及び前記ダレ76と表面の凹凸との
実測値とを勘案すれば、カット紙9のダレ76によって
作られた空隙71でのみ放電が起きることが判り、結
局、ダレ76だけがドラムラップ発生の原因になること
が判る。
出るときの状態を示すものである。
−が殆ど付着していないような状態のとき、即ち、感光
体ドラム1上のマイナス電荷74が多いときには、カッ
ト紙9の先端が感光体ドラム1上に付着した状態で転写
材搬送ベルト10から引き剥がされる場合に図示のよう
な剥離放電が起き、この剥離放電はカット紙9の先端以
外の部分もプラスに帯電させるので、ドラムラップが多
発することが判る。
く付着しているとき、即ち、感光体ドラム1上のマイナ
ス電荷74が少ないときには、トナ−がカット紙9を介
して転写材搬送ベルト10に引かれるとともに、トナ−
の存在により感光体ドラム1とカット紙9との間隔が大
きくなるため、カット紙9の先端のプラス電荷が感光体
ドラム1に吸引される力が弱くなり、ドラムラップの発
生が少なくなることが判るものである。
見を加味して考案されたもので、本発明の第1乃至第4
の手段は以下に述べるような作用を呈する。
ラップの発生原因である転写材の先端に形成されたダレ
が転写材搬送ベルトの方向を向いた状態で担持搬送され
てきたとしても、この転写材が押付けガイドと転写材搬
送ベルトとの間を通過する際に、押付けガイドの押圧力
と、当該押付けガイドと移動している転写材搬送ベルト
との間のズレ応力が転写材に加わり、転写材のダレの大
きさを低減させると同時に、転写材を転写材搬送ベルト
に密着させ、安定した状態で転写材を転写点となるニッ
プ領域に導くことができる。このため、転写材と転写材
搬送ベルトとの間の空隙の大きさやその数が減少して、
当該空隙で生じる放電が起きにくくなり、これによって
ドラムラップの発生を未然に防止することができる。
ルトの幅方向において、この転写材搬送ベルトが取扱う
ことができる各サイズの転写材の全てのものが搬送され
る部分だけに配置しているので、転写材搬送ベルト上に
トナーが蓄積され、転写材搬送ベルトの移動によりトナ
ーが押付けガイドと転写材搬送ベルトとの間に搬送され
たとしても、当該トナ−は転写材が通過する度ごとに転
写材とともに移行除去されて、押付けガイドと転写材搬
送ベルトとの間に蓄積されることはなく、転写材の先端
に当該トナ−の付着による汚れが発生することはない。
搬送ベルトの幅方向全体に転写材のガイドが行われ、ま
た、転写材のサイズに合わせて転写材搬送ベルトの幅方
向における押付け幅を選択的に変えているので、転写材
に対するガイドが有効に行われるとともに、選択的に転
写材搬送ベルト上の転写材が搬送される部分だけに押付
けガイドの押圧力を作用させることもでき、あらゆる転
写材に対してドラムラップ防止機能を有効に発揮させる
ことができる。
由により、転写材搬送ベルト上に蓄積されたトナーが押
付ガイドと転写材搬送ベルトとの間に蓄積することはな
く、転写材の先端に当該トナ−の付着による汚れが発生
することはない。
ガイドに設けられた複数の突出手段は転写材搬送ベルト
に接触するように構成されているので、転写材搬送ベル
ト上の転写材には押付けガイドの押圧力が作用し、あら
ゆる転写材に対してドラムラップ防止機能を発揮させる
ことができる。
出手段は、転写材搬送ベルトの進行方向に対して平行か
つ直角方向に配置されていないので、転写材搬送ベルト
上に蓄積されているトナーがこの押付けガイドの配置部
分に移送されてきたとしても、当該トナ−は複数の突出
手段の周囲に沿って転写材搬送ベルトの下流側に移動
し、たやすく押付けガイドを通り抜けるようになる。こ
のため、当該トナ−が押付けガイドの配置部分で堰き止
められて蓄積されることはなく、前述の手段と同様に、
転写材の先端に当該トナ−の付着による汚れが発生する
ことはない。
ガイドの配置により、前述の3つの手段と同様に、あら
ゆる転写材に対してドラムラップ防止機能を発揮させる
ことができるものである。
間にトナーが蓄積したとしても、転写材が搬送されてい
ない期間、例えば、転写材のサイズを変更した際に、最
初の転写に先立って、押付けガイドに接触している転写
材搬送ベルトの部分を一時的に変形させるようにしてい
るので、押付けガイドと転写材搬送ベルトとの間に蓄積
されていたトナーはこの変形によって掻き出され、この
掻き出されたトナーは転写材搬送ベルトにより搬送さ
れ、次いで、クリーナにより転写材搬送ベルト上から除
去される。このため、サイズ変更後の最初の転写時に、
転写材の先端にトナ−の付着による汚れが発生すること
はないものである。
る。
装置が電子写真方式のプリンタであって、転写材が裁断
された用紙である例についてのものであるが、本発明の
画像形成装置は、用途が電子写真方式のプリンタに限ら
れるものではなく、複写機やファックス等の静電転写プ
ロセスを有するものに広く適用できるものである。
例を示す構成図である。
器、3は露光装置、4は現像機、5は転写帯電器、6は
イレーズランプ、7はクリーナ、8はベルトクリーナ、
9は転写材、10は転写材搬送ベルト、11、12はベ
ルトロ−ラ、13は押付けガイドであり、図17に示す
従来の装置の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付
している。
置と同様に、感光体ドラム1の周囲に帯電器2、露光装
置3、現像機4、転写帯電器5、イレーズランプ6、ク
リーナ7等の部品が配置され、転写材9は転写材搬送ベ
ルト10で搬送されて、感光体ドラム1と転写材搬送ベ
ルト10とが接しているニップ領域に供給され、また、
転写材搬送ベルト10における前記ニップ領域の上流側
には転写材搬送ベルト10に接触するように、巻き付き
防止手段を構成する押付けガイド13が、転写材搬送ベ
ルト10の進行方向に対して鋭角をなすように配置され
ている。
す従来の装置と同じ動作を行う。
電器2で一様な電荷が与えられ、露光装置3で形成すべ
き所望の画像に応じた光が照射されて、感光体ドラム1
の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像機4でこ
の静電潜像上にトナーを付着させて感光体ドラム1上に
可視画像を形成させ、この可視画像は前記ニップ領域に
移送される。一方、転写材9は矢印A方向から供給され
て転写材搬送ベルト10上に載置され、その後転写材搬
送ベルト10により前記ニップ領域に搬送される。そし
て、前記ニップ領域では、転写帯電器5により転写材搬
送ベルト10に前記可視画像の帯電電荷と逆極性の電荷
が与えられているので、感光体ドラム1上の前記可視画
像は前記ニップ領域において転写材9上に転写される。
表面に可視画像が転写された転写材9は、転写材搬送ベ
ルト10により所定の距離搬送された後、転写材搬送ベ
ルト10から分離されて矢印B方向に移送され、次い
で、定着器(図示なし)により転写材9の表面に画像が
定着されるものである。
ンプ6によって除電され、次いで、感光体ドラム1上の
残留トナ−はクリーナ7により除去されて、次の新たな
画像形成サイクルに備える。一方、転写材搬送ベルト1
0上に付着したトナ−はベルトクリーナ8によって除去
される。
0の前記ニップ領域の直前に、押付けガイド13を転写
材搬送ベルト10に接触させるように配置しているの
で、前記ニップ領域を通過後、転写材9が感光体ドラム
1に巻き付くことはない。
0として、ウレタンゴムの両面にフッ素樹脂をコーティ
ングした誘電体ベルトで、常温常湿で表面抵抗率が約1
012Ω、体積抵抗率が約1011Ω・cmのものを用い、
押付けガイド13として、マイラフィルム製の板状体の
ものを用いている。
A3、A4、A5の各サイズの普通紙が使用されること
を想定しており、図2はこれら各サイズの普通紙9が転
写材搬送ベルト10上を坦持搬送されるときの通常の位
置を示すものである。図2から判るように、前記各サイ
ズの普通紙9も転写材搬送10ベルトの同一の辺を基準
として搬送されるため、最小のサイズの普通紙9である
A5に対応した領域aは前記各サイズの普通紙であって
も常に搬送される領域となる。
ド13を示す構成図であって、押付けガイド13として
は、転写材搬送ベルト10の前記領域aに相応した幅の
ものを用い、前記領域aに転写材搬送ベルト10の進行
方向に直交するように配置している。この押付けガイド
13の配置個所は、転写点に近いほどドラムラップ防止
効果があるため、感光体ドラム1上のトナーを掻き取ら
ない程度転写点に近付けて配置することが好ましい。
ト10に接触配置されているため、転写材搬送ベルト1
0との摩擦により帯電し、当該帯電電荷の極性がトナー
の極性と逆になったときには、感光体ドラム1上のトナ
ーまたは空中に浮遊しているトナーを引き付け、この結
果、押付けガイド13の上面にトナ−が堆積するように
なり、前記堆積したトナーは装置の振動等によってこぼ
れ落ち、転写材9を汚す原因になる。
写材搬送ベルト10と摩擦したときに、転写材搬送ベル
ト10がトナーの帯電極性と少なくとも反対の極性に帯
電しないような構成にすればよく、具体的には、転写材
搬送ベルト10の表面をフッ素樹脂で構成するのに対し
て、押付けガイド13の表面を少なくともテフロン等の
フッ素樹脂で構成し、前記摩擦帯電が殆ど生じないよう
にしている。このような構成にすれば、トナーの帯電極
性に関係なく、前記摩擦帯電によるトナーの引き付けを
防ぐことができる。また、押付けガイド13の表面を少
なくともテフロン製にすれば、トナーの離型性がよくな
るという副次的な効果も奏するものである。
る押付けガイド13の他の例を示す構成図である。
蒸着法によりアルミニウム薄膜20を付着させた2層構
造の押付けガイド13であり、アルミニウム薄膜20を
導線で接地接続しているものである。この押付けガイド
13を前記ニップ領域に近接配置すれば、当該アルミニ
ウム薄膜20が転写帯電器5に対する対向電極として作
用するので、転写帯電器5に図19に示す従来の装置の
予備帯電器14と同じ機能を併せ持たせることができ
る。即ち、転写帯電器5は予備帯電と転写とを行うが、
その際の予備帯電により普通紙9と転写材搬送ベルト1
0との間に吸着力が生じ、このような構成の押付けガイ
ド13を用いない場合に比べて、ドラムラップ防止効果
をより向上させることができるものである。
して、接地したアルミニウム薄膜20を用いると、特
に、普通紙9の吸湿度が高く、低抵抗を示す場合には、
転写電界が有効に発生せずに転写不良を起こすようにな
るので、少なくとも転写材搬送ベルト10に接する面は
絶縁物で構成することが望ましい。
に、そこに転写帯電器5による転写材搬送ベルト10帯
電電荷極性と逆極性の電位を印加すれば、前述の予備帯
電作用をさらに増強させることができる。
の各例に限られるものではなく、他の構成を採用できる
ことは勿論のことである。
ドを併設した本発明の第2の実施例を示す構成図であ
る。
及び固定付加ガイド以外の構成は図示を省略している。
り、その他、前述の実施例の構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
る領域bに押付けガイド13と並べて配置され、転写材
搬送ベルト10と接触しないように固定されている。こ
の場合、固定付加ガイド21と転写材搬送ベルト10と
のギャップ間隙は例えば約1mmになるように設定して
いる。
を併設させると、転写材搬送ベルト10上を搬送されて
きた普通紙9が、図25に示すように、前記ニップ領域
に到達する前に感光体ドラム1に密着することがなくな
り、当該普通紙9の全面を安定な状態で前記ニップ領域
に導くことができる。
前に、前述のように普通紙9と転写材搬送ベルト10間
に形成された空隙71により、普通紙9が感光体ドラム
1表面の電荷54と逆極性に帯電されるのを防ぐことが
できるので、第1の実施例のものに比べてドラムラップ
防止効果を更に向上させることができる。
及び/または固定付加ガイド21としても、図10に示
すような構造のガイド13を用いることができる。
接触及び非接触状態に切換えられる付加ガイド(以下、
これを選択的付加ガイドという)とを併用した本発明の
第3の実施例を示す構成図である。
及び選択的付加ガイド以外の構成は図示を省略してい
る。
り、その他、前述の実施例の構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
同様に、図2に示される領域bに押付けガイド13と並
べて配置され、転写材搬送ベルト10と接触状態または
非接触状態になる2つの状態を取ることができるもので
ある。そして、選択的付加ガイド22の一辺は、軸23
に連結されており、制御装置24からの用紙のサイズの
種別を示す信号26に9よりパルスモータ25を駆動さ
せると、パルスモータ25はそれに連結されている軸2
3を矢印方向に回転させ、選択的付加ガイド22を選択
的に接触状態または非接触状態にする。選択的付加ガイ
ド22はその回転時に感光体ドラム1に接触しないよう
に構成されているので、感光体ドラム1が傷付いたり摩
耗するのを避け、かつ、クリーニングされずに感光体ド
ラム1上に残存しているトナーが押付けガイド13部分
に蓄積するのを避けることができる。
と同様に、A3、A4、A5サイズの普通紙9が使用で
きることを想定しているもので、前記各サイズの普通紙
9が搬送される領域aは恒久的に押付けガイド13が機
能している。また、選択的付加ガイド22は、普通紙9
の非搬送時及びA5サイズの普通紙9の搬送時には転写
材搬送ベルト10に接触しない位置に移動され、一方、
A3及びA4サイズの普通紙9の搬送時における、少な
くとも普通紙9の先端が搬送通過する期間には転写材搬
送ベルト10に接触する位置に移動される。
は、外部から当該装置に送られてくるプリントデータ中
の用紙のサイズの種別を示す信号26を利用し、この信
号26に基づいて制御装置24がパルスモータ25を駆
動し前述の選択的付加ガイド22の回転動作を行わせ
る。この他に、当該装置内に用紙サイズを判定するセン
サーを設けて、その感知信号に基づき制御装置24を作
動させるようにすることもできる。
サイズの普通紙9が共通して搬送される領域aと、それ
以外の領域bの2つの領域を有しているため、選択的付
加ガイド22は1つだけ設けられているものであるが、
前記領域aの他の領域bが普通紙9のサイズ別に2つ以
上構成されるものについては、その数に応じて選択的付
加ガイド22の設置数を増加させればよい。
うな構成のガイド13を用いれば、普通紙9が常に搬送
されない領域bにおいて選択的付加ガイド22を転写材
搬送ベルト10に接触させておいたとしても、転写材搬
送ベルト10上のトナーが当該ガイド13の下をくぐり
ぬけ易くなるため、当該ガイド13の配置部分に蓄積さ
れるトナーの量が低減されることを本発明者等は実験に
よって確認した。
通して搬送される領域aと、それ以外の領域bの2つの
領域に大別されるものであるため、前記領域aには押付
けガイド13を用い、前記領域bには選択的付加ガイド
22を用いているものであるが、この種の装置には、図
6に示すように、各サイズの普通紙9が共通して搬送さ
れる領域aがないものも存在する。即ち、図6に示すも
のは、A5サイズの普通紙9は領域dだけを、A4サイ
ズの普通紙9は領域eだけを、A3サイズの普通紙9は
全ての領域c、d、eを搬送される。
うな選択的付加ガイドを配置した本発明の第4の実施例
を示す構成図である。
イド以外の構成は図示を省略している。
加ガイド、即ち、接触及び非接触状態が切換えられる付
加ガイドであり、その他、前述の実施例の構成要素と同
じ構成要素には同じ符号を付している。
eに対応して、それぞれ、選択的付加ガイド27、2
8、29を配置しており、A5のサイズの普通紙9が搬
送される場合は選択的付加ガイド28のみが、A4のサ
イズの普通紙9が搬送される場合は選択的ガイド29の
みが、A3のサイズの普通紙が搬送される場合は全ての
選択的付加ガイド27、28、29が普通紙9を転写材
搬送ベルト10に押付ける状態に可動される。これら選
択的付加ガイド27、28、29の回転は第3の実施例
で行っているのと同様の方法で制御を行うものである
が、本実施例の場合は、パルスモータ25の主軸の回転
は当該主軸に取り付けられたギヤと選択的付加ガイド2
7、28、29の連結軸に設けられたギヤとの噛み合わ
せの選択により、選択的に各選択的付加ガイド27、2
8、29に伝達されるようになっている。
ド27、28、29を動作させるための制御系を含んだ
画像処理装置の1例を示す構成図である。
31はインタ−フェイス、32は画像信号、33は給紙
制御装置、34はA3サイズ用紙トレイ、35はA4サ
イズ用紙トレイ、36はA5サイズ用紙トレイ、37乃
至39は給紙用パルスモ−タ、40は用紙搬送ロ−ラ、
41は押付けガイド制御装置であり、その他、前述の実
施例の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付してい
る。
ときには、ホストコンピュ−タ30からプリントすべき
画像信号32と使用される用紙のサイズの種別を示す信
号26とがインタ−フェイス31に送られ、インタ−フ
ェイス31は画像信号32を露光装置3に送り、用紙の
サイズの種別を示す信号26を給紙制御装置33に送
る。給紙制御装置33は前記信号26の指定により給紙
用パルスモ−タ37乃至39の中の1つを選択的に駆動
させ、前記使用される用紙のサイズに適合した普通紙9
が対応するトレイ34乃至36から取り出される。取り
出された普通紙9は用紙搬送ロ−ラ40を介して転写材
搬送ベルト10に載せられる。
前記信号26に基づいて普通紙9のサイズがA3または
A4であると判定されると、少なくともその普通紙9の
先端部分が到来する期間に、選択的付加ガイド27乃至
29または29のみが転写材搬送ベルト10に接触する
ように制御用パルスモ−タ25を駆動させ、同時に、前
記接触を達成させる所望のギアの噛み合わせの選択を行
う。同様に、普通紙9のサイズがA5であると判定され
ると、少なくともその普通紙9の先端部分が到来する期
間に、選択的付加ガイド28を転写材搬送ベルト10に
接触させるような制御を行う。
8、29を動作させるための手動の制御系を含んだ画像
処理装置の他の例を示す構成図である。
ル、43は遮光用カバ−、44は複写すべき原稿、45
はガラス、46は光源、47乃至52は反射ミラ−であ
り、その他、前述の実施例の構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
で、原稿44により得られた走査画像が反射ミラ−47
乃至52を介して供給されるタイプのものであるが、本
例の画像形成動作は前例と同じであるので、動作の説明
は省略する。
2において、複写時の形成画像の大きさ、用紙のサイズ
等の設定を行い、その設定に基づいて複写モ−ド設定パ
ネル42は使用される用紙のサイズの種別を示す信号2
6を発生させるので、本例もこの信号26を用いて前例
と同様の制御を行うことができる。
8、29が、常時転写材搬送ベルト10に接触している
ものではなく、搬送される普通紙9のサイズに適応した
選択的付加ガイド27、28、29だけが一時的に転写
材搬送ベルト10に接触するものであるから、これら選
択的付加ガイド27、28、29の構成を図10に示す
ような構成のものにする必要がなく、当該構成を簡素化
することができる。また、選択的付加ガイド27、2
8、29は常時転写材搬送ベルト10に接触していない
ため、これら選択的付加ガイド27、28、29の配置
部分にトナ−が蓄積されることはない。
加ガイド22についても、図8または図9に示す制御系
を用いることにより、同様の制御が行なえることは明ら
かである。
れる選択的付加ガイド22、27、28、29は、それ
らに連結された軸23を支軸として回動するものである
が、選択的付加ガイド12、27、28、29としては
前述のような構成のものに限られず、図11に示すよう
にその平面方向に移動可能なものを用いてもよい。
ド53を用いたときには、転写材搬送ベルト10に接触
していない状態の時にも感光体ドラム1に接触すること
がなく、かつ、ニップ領域の間近において普通紙9を転
写材搬送ベルト10に押付けることができるようにな
る。
として異なる構成のものを用いてなる本発明の第5の実
施例の構成を示す上面図及び斜視図である。
の構成は図示を省略している。
イド部であり、その他、前述の実施例の構成要素と同じ
構成要素には同じ符号を付している。
のガイド部55が配置されて全体として押付けガイド5
6を構成しているもので、複数のガイド部55は転写材
搬送ベルト10の進行方向に対して所定の角度θ(ただ
し、θ≠90度)を有するように設けられ、それにより
転写材搬送ベルト10の幅方向のほぼ全域部分にいずれ
かのガイド部55が接触するように構成されている。こ
の押付けガイド56は、テフロン製で、図14に示すよ
うに、スプリング57によって一定の圧力で転写材搬送
ベルト10に押付けられる。
ば、転写材搬送ベルト10上を搬送されてきた普通紙9
は少なくともその先端が転写材搬送ベルト10の幅方向
のほぼ全域に渡り均一に押圧されるので、前述の各実施
例のように普通紙9の先端のダレに基づくドラムラップ
の発生を防ぐことができる。また、普通紙9が比較的長
時間搬送されなかった転写材搬送ベルト10上の領域に
残留トナーがあったとしても、この残留トナーは押付け
ガイド56のガイド部55の縁に沿って矢印58のよう
に移動し、押付けガイド56に配置部分に蓄積すること
はない。さらに、押付けガイド56をテフロン製にすれ
ば、前述のような摩擦帯電を防げるとともに、トナーの
離型性をよくしてトナーがスムーズに移動させることが
できる。
ムーズに行うため、図14に示すように、押付けガイド
56は転写材搬送ベルト10の進行方向上流側の各ガイ
ド部55の端を曲面とし、その面の曲率半径を普通紙9
の厚さより大きくなるようにするのが好適である。ま
た、ドラムラップ防止効果をより有効に発揮させるため
に、隣合うガイド部55の間隔xを、転写材搬送ベルト
10上の幅方向のガイド部29の長さyよりも小さく選
び、各ガイド部55を転写材搬送ベルト10の幅方向に
一様に押付けるようにするのが好適である。
フロン製のガイド部55が摩耗し、特に、普通紙9が多
く通る個所と少ない個所とではその摩耗の程度が異な
り、押付け圧力が場所により変わることが起こり得るの
で、第4の実施例と同様に、普通紙9の搬送領域に対応
して押付けガイド56を分割し、分割したそれぞれのも
のをスプリング57による一定の圧力で転写材搬送ベル
ト10に押付けるように構成してもよい。このときには
分割した各押付けガイド56ごとに摩耗量が異なったと
しても、押付け圧力にはバラツキがなくなり、ドラムラ
ップ防止効果を有効に発揮させることができる。
せた押付けガイドの第2の例を示す構成図である。
成は図示を省略している。
0はガイド部であり、その他、前述の実施例の構成要素
と同じ構成要素には同じ符号を付している。
のガイド部59、60が配置されて全体として押付けガ
イド61を構成しており、一方の複数のガイド部59は
転写材搬送ベルト10の進行方向に対して所定の角度θ
(ただし、θ≠90度)を有するように、また、他方の
複数のガイド部60は転写材搬送ベルト10の進行方向
に対して前記角度θと逆向きの角度−θを有するように
設けられ、それにより転写材搬送ベルト10の幅方向の
ほぼ全域部分にいずれかのガイド部59、60が接触す
るように構成されている。押付けガイド61も、図14
に示すように、スプリング57により一定の圧力で転写
材搬送ベルト10に押付けられている。
止効果が得られ、また、残留トナーは前述の例と同様に
転写材搬送ベルト10上を矢印62に示すように移動
し、押付けガイド61の配置部分に蓄積されることがな
い。
用すると、押付けガイド61に接触している転写材搬送
ベルト10及び普通紙9には普通紙9の搬送方向と直交
する向きの力、即ち、転写材搬送ベルト10及び普通紙
9を平らにするような張力が働き、普通紙9のシワの発
生を防止できる等の2次的な効果を奏する。この場合、
いかなるサイズの普通紙9においても同数のガイド部5
9、60を普通紙9に接触させるようにすれば、普通紙
9にはその搬送方向に直交する2つの方向に等しい大き
さの力が作用し、前記効果を最大に発揮させることが可
能になる。また、本例も、押付けガイド61をテフロン
製にすれば、前述の例のようなトナ−排斥効果が得られ
ことはいうまでもない。
同様に分割することができる。
せた押付けガイドの第3の例を示す構成図である。
成は図示を省略している。
イド部であり、その他、前述の実施例の構成要素と同じ
構成要素には同じ符号を付している。
複数のガイド部64が配置されて全体として押付けガイ
ド65が構成されているものである。これら3角形の複
数のガイド部64は、転写材搬送ベルト10の幅方向の
ほぼ全域部分にいずれかのガイド部64が接触するよう
に構成され、押付けガイド65も、図14に示すよう
に、スプリング57によって一定の圧力で転写材搬送ベ
ルト10に押付けられている。
止効果が得られ、また、残留トナーは前述の例と同様に
転写材搬送ベルト10上を矢印86に示すように移動
し、押付けガイド65の配置部分に蓄積されることがな
い。さらに、本例においても、押付けガイド65をテフ
ロン製にすれば、前述の例のようなトナ−排斥効果も得
られる。
搬送前に一時的に突出手段を動作させて、押付けガイド
に蓄積されたトナ−を除去するようにした本発明の第6
の実施例を示す構成図である。
とそれに直接関連する部分以外の構成は図示を省略して
いる。
転ローラ、68はマイラフィルム製の押付けガイド、6
9は回転ローラ制御装置であり、その他、前述の実施例
の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
た転写材搬送ベルト10の下側位置に、一部に凸部を持
った回転ローラ67を配置し、この回転ローラ67を回
転ローラ制御装置69により回転制御するようにしたも
のである。
9の搬送中は回転ローラ67の凸部を転写材搬送ベルト
10を押し上げない位置に移行固定させ、普通紙9が搬
送されないとき、または、普通紙9の搬送の間隙が押付
けガイド68の押圧位置にきたときに、回転ローラ67
を図に示すように回転させ、その凸部で転写材搬送ベル
ト10をを極部的に変形させ、押付けガイド68と転写
材搬送ベルト10との間に蓄積されたトナーを掻き取る
ようにしたものである。この際、転写材搬送ベルト10
を傷めないためには、その周速を転写材搬送ベルト10
の進行速度と同じにすることが望ましい。
る普通紙9の押圧作用により、ドラムラップ防止効果が
得られるとともに、凸部を持った回転ローラ67のトナ
−掻き取り作用で押付けガイド68と転写材搬送ベルト
10との間に蓄積されたトナーを掻き取って、転写材搬
送ベルト10で運び去り、ベルトクリーナで除去するこ
とができるものである。
が楕円または長円のものを用いても、同様の効果を得る
ことができる。
ラ67の代わりに、表面の一部に凸部70を持った転写
材搬送ベルト10を用いた突出手段の他の例を示す構成
図である。
10以外の構成は図示を省略している。
の一部の表面に設けられた凸部であり、その他、前述の
例の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付してい
る。
材搬送ベルト10との間に蓄積されたトナーを前述の例
と同様のタイミング及び作用で掻き取り、転写材搬送ベ
ルト10上にトナーが蓄積されるのを防いでいる。
周動させるため、及び、感光体ドラム1を傷つけるのを
防ぐために、凸部70の高さは数mm以下とし、転写材
搬送ベルト10表面にフッソ樹脂を蒸着させた。また、
凸部70に普通紙9が乗り上げ、転写点に至って転写不
良を起こすのを防ぐために、普通紙9の搬送の間隙に凸
部70が位置するように普通紙9の搬送タイミングの制
御を行っているのは前例と同じである。
き付き防止手段である押付けガイドまたは押付けガイド
と付加ガイドとを配置したので、転写材の少なくとも先
端の一部または全部を前記ガイドによって転写材搬送手
段に押付けることができ、転写材の画像担持体への巻き
付き(ドラムラップ)の発生を防止することができる。
また、本発明によれば、比較的転写材の搬送頻度の少な
い転写材搬送手段上の部分に蓄積される画像形成媒体
(トナ−)を除去する手段を配置しているので、巻き付
き防止手段、特に、前記付加ガイドの配置部分に蓄積さ
れる画像形成媒体(トナ−)を効果的に除去することが
でき、複写時に転写材の先端に生じる汚れの発生を防止
することができる。
示す構成図である。
例を示す上面図である。
構成図である。
示す構成図である。
示す構成図である。
の例を示す上面図である。
示す構成図である。
1例を示す構成図である。
他の例を示す構成図である。
示す構成図である。
る。
を示す上面図である。
を示す斜視図である。
を示す側面図である。
の例を示す構成図である。
らに他の例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
他の例を示す構成図である。
る。
である。
る。
示す図である。
を示す図である。
隙電圧の関係を示す線とを表したグラフである。
を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 画像担持体と、投射される画像情報に応
じて前記画像担持体上に可視画像を形成する手段と、転
写材を担持して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像
担持体と転写材搬送手段とが接触する転写点において前
記可視画像を前記転写材に転写する転写手段と、前記転
写後に前記転写材が前記画像担持体に担持されて搬送さ
れるのを防ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置
において、前記巻き付き防止手段は、転写材が搬送され
る前記転写材搬送手段の幅方向の部分に配置されてなる
前記転写材搬送手段に接触する押付けガイドと、前記幅
方向のそれ以外の部分に配置されてなる付加ガイドとか
らなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記付加ガイドは、前記転写材搬送手段
に非接触の固定付加ガイドからなることを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記付加ガイドは、前記転写材搬送手段
への接触及び非接触状態が切換えられる構成の選択的付
加ガイドからなることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項4】 前記選択的付加ガイドは、前記転写材搬
送手段の幅方向において複数に分割されていることを特
徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記選択的付加ガイドにおける前記接触
及び非接触状態の切換は、前記転写材搬送手段の進行方
向に対する前記選択的付加ガイドの角度を変えることに
よって行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 画像担持体と、投射される画像情報に応
じて前記画像担持体上に可視画像を形成する手段と、転
写材を担持して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像
担持体と転写材搬送手段とが接触する転写点において前
記可視画像を前記転写材に転写する転写手段と、前記転
写後に前記転写材が前記画像担持体に担持されて搬送さ
れるのを防ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置
において、前記巻き付き防止手段は、前記転写点の上流
側において前記転写材搬送手段の幅方向に配置され、か
つ、前記転写材搬送手段の進行方向に非平行かつ非直角
方向を向いた複数の突出部分により前記転写材搬送手段
に接触する押付けガイドからなることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項7】 前記押付けガイドの複数の突出部分は、
前記転写材搬送手段に線状部分で接していることを特徴
とする請求項6記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記押付けガイドの複数の突出部分は、
前記転写材搬送手段の幅方向右半部の向きと左半部の向
きは互いに逆になっていることを特徴とする請求項6記
載の画像形成装置。 - 【請求項9】 画像担持体と、投射される画像情報に応
じて前記画像担持体上に可視画像を形成する手段と、転
写材を担持して搬送させる転写材搬送手段と、前記画像
担持体と転写材搬送手段とが接触する転写点において前
記可視画像を前記転写材に転写する転写手段と、前記転
写後に前記転写材が前記画像担持体に担持されて搬送さ
れるのを防ぐ巻き付き防止手段とを有する画像形成装置
において、前記巻き付き防止手段は、前記転写点の上流
側において前記転写材搬送手段に接触し、かつ、前記転
写材搬送手段の幅方向に配置された押付けガイドからな
り、また、前記押付けガイドが接触する前記転写材搬送
手段の部分に一時的に前記転写材搬送手段を突出させる
突出手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項10】 前記突出手段は、前記転写材搬送手段
の裏側に設けられた突部付きの回転ローラで構成されて
いることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記突出手段は、一部に突部を持った
転写材搬送手段で構成されていることを特徴とする請求
項9記載の画像形成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106374A JP3050943B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 画像形成装置 |
DE19924291112 DE4291112T1 (ja) | 1991-04-12 | 1992-04-10 | |
US07/952,732 US5321477A (en) | 1991-04-12 | 1992-04-10 | Image forming apparatus capable of preventing the winding on the image carrier |
PCT/JP1992/000452 WO1992018912A1 (en) | 1991-04-12 | 1992-04-10 | Electrophotographic recording device |
DE4291112A DE4291112C2 (de) | 1991-04-12 | 1992-04-10 | Einrichtung zur elektrophotographischen Bildaufzeichnung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106374A JP3050943B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314075A JPH04314075A (ja) | 1992-11-05 |
JP3050943B2 true JP3050943B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=14431948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3106374A Expired - Fee Related JP3050943B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4492641B2 (ja) | 2007-05-30 | 2010-06-30 | ブラザー工業株式会社 | プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3106374A patent/JP3050943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04314075A (ja) | 1992-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5159393A (en) | Image forming apparatus having transfer device and image bearing member traveling at different speeds | |
JP5605678B2 (ja) | シート搬送装置および画像形成装置 | |
JPH08314297A (ja) | 画像形成装置 | |
US5321477A (en) | Image forming apparatus capable of preventing the winding on the image carrier | |
JPS623423B2 (ja) | ||
JP2798868B2 (ja) | 転写装置 | |
JP2897960B2 (ja) | シート部材等の吸着装置、シート部材等の吸着方法、画像記録装置及び原稿取り扱い装置 | |
JPH04358646A (ja) | 記録紙のカール除去装置 | |
JP5678009B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4215379B2 (ja) | 転写搬送装置及び画像形成装置 | |
JP3050943B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3254271B2 (ja) | 転写搬送装置 | |
JP3037387B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04133084A (ja) | 転写装置 | |
JP3403816B2 (ja) | 転写搬送装置 | |
JP2004189345A (ja) | 用紙搬送装置及び用紙搬送方法 | |
JP2890054B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3446404B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0695519A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11272135A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3595141B2 (ja) | 転写搬送装置 | |
JPH08171286A (ja) | 転写ベルトクリーニング装置 | |
JP2000016627A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
JPH0546033A (ja) | 転写材担持体への用紙ガイド装置 | |
JP2001010743A (ja) | シート搬送装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000314 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |