JPS639674A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JPS639674A
JPS639674A JP15442086A JP15442086A JPS639674A JP S639674 A JPS639674 A JP S639674A JP 15442086 A JP15442086 A JP 15442086A JP 15442086 A JP15442086 A JP 15442086A JP S639674 A JPS639674 A JP S639674A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
nozzle
piezoelectric element
control nozzle
fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP15442086A
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English (en)
Inventor
Naohiko Inoue
井上 直彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15442086A priority Critical patent/JPS639674A/ja
Publication of JPS639674A publication Critical patent/JPS639674A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等内燃機関の燃料噴射量を制御する圧
電素子を用いた燃料噴射弁に関する。
(従来の技術) 近時、内燃機関の燃料噴射弁を作動させ、または燃料噴
射装置を制御するために高速アクチュエータの駆動源と
して、圧電素子を用いたものが開発されている。
このような圧電素子(電歪素子)は電圧を印加すると殆
んど瞬間的に変位を生じるので、機械式アクチュエータ
に比べより精密なタイミングで燃料噴射弁および燃料噴
射装置を制御することができる。
従来の圧電素子を用いた内燃機関の燃料噴射弁としては
、例えば、特開昭60−104762号公報に提案され
たものがある。この種の圧電素子は電歪性材料の薄い円
盤を、例えば100枚はど積層して円柱形に形成し、各
円盤の両側に金属箔等からなる薄い電極が介装された構
成になっている。
これら電歪性円盤を横切って、例えば500vの電圧を
印加し、各電歪性円盤に電場をかけて、各円盤を厚さ方
向に伸長し、円柱状の圧電素子の端部を軸方向に変位さ
せる。この変位により出力口7ドまたはピストンのよう
な出力手段を直接に変位させてポンプ室内の燃料を加圧
し、閉弁圧力以上にして噴射ノズルより燃料を噴射させ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の燃料噴射弁にあっては
、円柱状の積層型圧電素子の端部の変位により直接にピ
ストンを変位させて噴射ノズルを開閉する構成となって
いるため、変位量を大きくし、噴射量を多くするために
は、積層枚数を非常に多くする必要がある。ところが、
このような積層枚数の増加は制御精度の低下やコスト高
を招来し実現性に欠ける。
一方、かかる観点から積層枚数を少なくすると、噴射量
が十分にとれない。
(発明の目的) そこで本発明は、圧電素子の電歪によりフラッパを変位
させてプランジャを作動させる圧力を得ることにより、
圧電素子の装着枚数やスペースを低減させて、噴射量を
十分に確保しつつ制御精度の向上とコスト低減を図った
燃料噴射ノズルを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明による燃料噴射弁は上記目的達成のため、軸方向
に延在し先端側が加圧燃料を噴射する噴射ノズルとして
開口し、後端側が制御ノズルとして開口する空洞を有す
るケーシングと、ケーシングの空洞内に軸方向に摺動可
能に収納され、その本体により該空洞を加圧燃料の供給
される先端圧力室および該圧力室と連通ずるとともに制
御ノズルに連なる後端圧力室に区画し、両圧力室間に圧
力差がないとき所定の閉止力を受けて先端部で噴射ノズ
ルを閉止し、両圧力室内に圧力差が生じると軸方向に摺
動して、噴射ノズルを開いて加圧燃料を噴射させるプラ
ンジャと、変位力を受けないときケーシングの制御ノズ
ルを閉止し、変位力を受けると制御ノズルを開いてケー
シングの両圧力室間に圧力差を生じさせるフラッパと、
前記フラッパを支持し、所定電圧が印加されると電歪を
生じてフラッパに変位力を付与し制御ノズルを開かせる
圧電素子と、圧電素子に所定電圧を印加する電圧印加手
段と、を備えている。
(作用) 本発明では、圧電素子の電歪力がフラッパに付与され、
これにより高圧燃料の圧力でプランジャを移動させてノ
ズルが開弁する。
したがって、圧電素子の装着スペースが少なく噴射量を
十分に確保しつつ、制御精度の向上とコスト低減が図ら
れる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、1は燃料噴射
弁であり、燃料噴射弁1のケーシング2は軸方向に延在
し、先端側が加圧燃料を噴射する噴射ノズル3として開
口し、後端側が制御ノズル4として開口する空洞5を有
している。ケーシング2の空洞5内にはプランジャ6が
軸方向に摺動可能に収納され、プランジャ6の本体6a
により空洞5は先端圧力室7および後端圧力室8に区画
される。先端圧力室7には加圧燃料Ppが図示していな
い燃料ポンプから供給孔(供給ボート)9を通って供給
され、後端圧力室8はプランジャ6の軸線上に沿って形
成された細孔10を通して先端圧力室7と連通ずるとと
もに、制御ノズル4に連なっている。なお、細孔10の
途中にはオリフィス11が形成され、オリフィス11は
細孔10を流れる油量を所定量に規制する。
また、後端圧力室8にはスプリング12が縮設されてお
り、スプリング12はプランジャ6を先端側に(すなわ
ち、噴射ノズル3を閉止する方向に)付勢している。プ
ランジャ6は両圧力室7.8間に圧力差がないときスプ
リング12による上記閉止力を受けて本体6aから先端
側に突出する突出部6bにより噴射ノズル3を閉止し、
両圧力室7.8間に圧力差が生じてこれがスプリング1
2の閉止力を超えると、後端方向へ移動して噴射ノズル
3を開弁する。
なお、プランジャ6の後端側移動量はケーシング2に固
定された後端圧力室8におけるストッパ13により規制
される。
ここに、プランジャ6における本体6aの直径はDI、
突出部6bの直径はDz(但し、D、<Dl)、さらに
制御ノズル4の直径はd(但し、d<Dz)に設定され
る。
ケーシング2の後端側には後端圧力室8の後方に、さら
に収納室14が画成されており、収納室14は制御ノズ
ル4を通して後端圧力室8と連通する。
制御ノズル4における収納室14側の開口端は円板状の
フラッパ15により閉止可能である。フラッパ15はド
ーナツ状のバイモルフ型圧電素子16によって支持され
ており、圧電素子16はその周辺部がケーシング2に固
定される。フラッパ15は収納室14内に縮設されたス
プリング17により、制御ノズル4を閉止する方向に付
勢されている。また、収納室14は放出孔18を通して
外部タンク19と連通している。
圧電素子16はリード線20を介して電圧印加手段2工
に接続されており、電圧印加手段21は、例えば燃料噴
射装置からの指令に基づき燃料の噴射時期になると所定
の高電圧を発生させて圧電素子16に印加する。圧電素
子16は、例えばチタンジルコン酸鉛等を主成分とする
反対方向に分極した2枚の電歪性材料を、中間に金属を
はさんではり合わせて薄い円板状に形成され、所定の高
電圧が印加されると電歪を生じてフラッパ15に変位力
を付与し、スプリング17の閉止力に抗して制御ノズル
4が開弁する方向にフラッパ15を変位させる。
なお、圧電素子16の周辺部−面側には弾性部材22が
配設され、弾性部材22は圧電素子16の電歪力をその
周辺部で弾性的に支持する。
次に作用を説明する。
燃料噴射弁1の先端圧力室7には燃料ポンプからの高圧
加圧燃料Ppが供給孔9を介して供給され、さらにこの
高圧燃料ppは細孔10を通して後端圧力室8にも供給
されている。
燃料の噴射時期外であるときは電圧印加手段21から高
電圧が出力されず、圧電素子16は図示の状態(電歪し
ない状態)にあって制御ノズル4はフラッパ15によっ
て閉止されている。したがって、両圧力室7.8のそれ
ぞれの圧力PA、pHは同一値であり、プランジャ6に
作用する力Fは次式0式% 但し、FSニスプリング12の付勢力(閉弁力)プラン
ジャ6はこの方Fで先端側に押し付けられ、その先端部
6bによって噴射ノズル3が閉止される。
いま、第2図(c)に示すように所定の噴射タイミング
で電圧印加手段21から圧電素子16に高電圧が印加さ
れると、圧電素子16が電歪を生じて同図(b)に示す
ようにフラッパ15がX方向(第1図参照)に変位しフ
ラッパー5による制御ノズル4の閉止が解除される。こ
のため、後端圧力室8における圧油が制御ノズル4を通
して収納室14に抜け、さらに放出孔18から外部タン
ク19に抜ける。
したがって、後端圧力室8の圧力P、が急速に低下する
。このときの圧力P、は、具体的にはオリフィス11の
径、制御ノズル4の径dおよびフラッパー5の変位量x
によって決まり、p、soの状態となる。そして、この
状態でプランジャ6に作用−する力Fは次式〇で表わさ
れる。
F=−−(D、 ”−D、す・pA+ l” s −・
−・・・■本実施例では0式の右辺第1項がFsよりも
大きくなるように各部寸法が選定されており、この力F
によりプランジャ6が第1図y方向に移動して噴射ノズ
ル3が開弁する(第2図(a)参照)。
これにより、先端圧力室7の高圧燃料が噴射ノズル3か
ら噴射される。
なお、本実施例の作用については第2図に示すように圧
電素子16に印加する高電圧をパルス幅変調する例を示
したが、これによると、パルス幅に比例して噴射ノズル
3の開口時間(噴射量)を制御することができる。この
場合、圧電素子16は極めて高速に応答するため、パル
ス幅変調による制御精度を大幅に向上させることができ
る。
但し、このようなパルス幅変調に限ることはなく、他の
方式で高電圧を印加しても同様の制御が可能なことは勿
論である。
以上のことから、従来゛の問題点が次のように解消され
る。
N)圧電素子16として本実施例ではバイモルフ型のも
のを装着しているのみであるから、装着スペースが格段
と小さいものとなる。また、多数のものを積層していな
いので、コスト低減を図ることができると共に、制御精
度を向上させることができる。
(II)また、圧電素子16の電歪によってフラッパ1
5を変位させているので、従来において十分な積層枚数
を確保したのと同様の十分な噴射量を確保することがで
き、実用的である。
(効果) 本発明によれば、圧電素子の電歪によりフラッパを変位
させてプランジャを作動させる圧力を得ているので、圧
電素子の装着枚数やスペースを低減させることができ、
噴射量を十分に確保しつつ制御精度の向上とコスト低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明に係る燃料噴射弁の一実施例を示す
図であり、第1図はその縦断面図、第2図はその作用を
説明するタイミングチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸方向に延在し先端側が加圧燃料を噴射する噴射ノズル
    として開口し、後端側が制御ノズルとして開口する空洞
    を有するケーシングと、ケーシングの空洞内に軸方向に
    摺動可能に収納され、その本体により該空洞を加圧燃料
    の供給される先端圧力室および該圧力室と連通するとと
    もに制御ノズルに連なる後端圧力室に区画し、両圧力室
    間に圧力差がないとき所定の閉止力を受けて先端部で噴
    射ノズルを閉止し、両圧力室内に圧力差が生じると軸方
    向に摺動して、噴射ノズルを開いて加圧燃料を噴射させ
    るプランジャと、変位力を受けないときケーシングの制
    御ノズルを閉止し、変位力を受けると制御ノズルを開い
    てケーシングの両圧力室間に圧力差を生じさせるフラッ
    パと、前記フラッパを支持し、所定電圧が印加されると
    電歪を生じてフラッパに変位力を付与し制御ノズルを開
    かせる圧電素子と、圧電素子に所定電圧を印加する電圧
    印加手段と、を備えたことを特徴とする燃料噴射弁。
JP15442086A 1986-06-30 1986-06-30 燃料噴射弁 Pending JPS639674A (ja)

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