JPS6396062A - 物品の充填包装方法および装置 - Google Patents

物品の充填包装方法および装置

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JPS6396062A
JPS6396062A JP22959386A JP22959386A JPS6396062A JP S6396062 A JPS6396062 A JP S6396062A JP 22959386 A JP22959386 A JP 22959386A JP 22959386 A JP22959386 A JP 22959386A JP S6396062 A JPS6396062 A JP S6396062A
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filling
heat
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高田 幸夫
剛 篠原
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は物品の充填包装方法およびその装置に関するも
のである。さらに詳しくいえば、本発明は、層間剥離可
能な多層構造の容器を用い、食品、医薬品などの包装に
好適な、密封性に優れ、しかも容易に開封しうる包装体
を与えるための物品の充填包装方法、およびこのような
物品の充填包装を容易に行うための装置に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 従来、食品類を主とする物品の包装方法としては、包装
の連続化や、包装コストを低下させるために、シート状
熱可塑性樹脂を用い、真空あるいは圧空などの熱成形手
段により、複数の容器類を成形し、この容器に物品を充
填したのち、蓋+4フィルムでヒートシールし、その後
打抜加工するといった方法がとられている。この方法&
;L、jrLなる包装の効率化に加えて、シートからの
一貫ラインによって包装体が得られるために、lll染
を防市しやすい点からも注目されている。 しかしながら、従来の方法では、ヒートシールした蓋材
を使用時に剥離することが困デ1fで、開封のために刃
物を必要としたり、あるいは、手で開封しうるようにす
るためには、密封力の低下を免れず、したがってしトル
ト食品t(どの包装には安全上不安があった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、本出願人は、先に層間剥離を利用した易開封性
容器を提案した。 本発明は、層間剥離可能な多層構造の容器を用い、密封
性に優れ、しかも容易に開1,1シうる包装体を与える
ための物品の充填包装方法、およびこのような物品の容
器成形から充填包装までを容易に行うための装置の提供
を目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは前記の目的を達成するために鋭意研究を重
ねた結果、本発明を完成するに至った。 すなわち、本発明の第1の目的は、容器内に物品を充填
したのち、該容器のフランジ部に蓋材をヒートシールし
て該物品を包装するに際し、該容器として層間剥離可能
な多層構造のものを用い、かつ物品の充填の前後のいず
れかにおいて、該容器のヒートシール部より内側のフラ
ンジ部の最内層に切断線を設けて、蓋材をヒートシール
することを特徴とする物品の充填包装方法を提供するこ
とである。 また、第2の目的は、層間剥離可能な多層構造のシート
類から容器を形成するための容器成形手段、物品を該容
器に充填するだめの物品充填手段、物品の充填の前後の
いずれかにおいて、該容器のフランジ部と蓋材とのヒー
トシール部より内側のフランジ部の最内層に切断線を設
けるための切断線形成手段、該容器のフランジ部に蓋材
をヒートシールするための蓋材ヒー1へシール手段およ
びヒートシール部の周囲を打抜くための打抜手段から構
成されたことを特徴とする物品の充填包装用装置を提供
することである。 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明で用いる層間剥離可能な多層構造の容器としては
、特に制限されるものではなく、層間の剥離強度が適度
になるような樹脂の組み合わせからなる多層構造を有し
ておればよい。これらの樹脂としては、ポリオレフィン
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、熱可塑性エラストマーなど、あるいは
これらの混合物、さらには、各種の添加剤あるいは無機
充填剤を5〜70重景%重量した樹脂などがある。 例えば、ポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂とポ
リプロピレン、ポリスチレンとエチレン−酢酸ビニル共
重合体、無機充填剤含有ポリオレフィンとポリエチレン
テレフタレーI−などを例示できる。 次に、レトルト処理に用いることを可能にした例示とし
て好ましいものとして、例えばポリプロピレン系樹脂と
ポリエチレン系樹脂との混合樹脂層と、高密度ポリエチ
レン樹脂層とを組み合わせたものが好適である。 この
混合樹脂層に用いられるポリプロピレン系樹脂としては
、高結晶性のプロピレン単独重合体のほかに、エチレン
、ブテン−1、ペンテン−L3−メチルブテン−1,4
−メチルペンテン−1などのα−オレフィンとのランダ
ム共重合体や、これらの混合物などが挙げられる。なお
、ランダム共重合体としては多段重合で得られるホモポ
リプロピレンとの混合物であってもよい。前記共重合体
においては、共重合モノマーの割合が10モル%以下の
ものが好ましい。また、これらのポリプロピレン系樹脂
は、メルトインデックス<MOが0.1〜20の範囲に
あるものが好適である。 一方、該混合樹脂層に用いられるポリエチレン系樹脂と
しては、低密度(高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレンなど)、中密度および高密度ポリエチ
レンのいずれも使用することができ、また、エチレンj
j′1.独重合体のほかに、プロピレンや、ブテン−1
、ペンテン−1,3−メチルブテン−1,4−メチルペ
ンテン−1などのα−オレフィンまたは酢酸ビニルとの
結晶性あるいは低結晶性ないし非品性のランダムまたは
ブロック共重合体、あるいはこれらの混合物なども使用
することができる。前記共重合体においては、共重合モ
ノマーの割合は20モル%以下のものが好ましい。また
、これらのポリエチレン系樹脂は、メルトインデックス
が0.02〜50の範囲にあり、かつ密度が0.850
〜0.98 og/c♂の範囲にあるものが好適である
。 前記のポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂との
割合は、好ましく
【ま重!ii基準で50;50ないし
97:3、さらに好ましくは60:40ないし95:5
の範囲で選ばれる。 さらに、この樹脂混合物には、所望に応し、その相溶性
を改善するために第3の樹脂成分を配合することができ
る。このような第3樹脂成分としては、例えば不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体により変性された変性ポリオ
レフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリレート共重合体、エチレン−プロピレンゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエン系ゴム、ポリブテン、ポリ
イソブチレン、ポリブタジェン系ゴム、ポリイソプレン
系ゴム、アククチツクポリ−4−メチルペンテン−11
スチレン−ブタジェンゴム、アクリロニトリル−ブタジ
ェンゴム、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマ
ー)などが挙げられ、これらはそれぞれ単独で用いても
よいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。これらの
第3成分はポリプロピレン系樹脂100重量部あたり、
30重量部以下の量で用いることが好ましい。 本発明の充填包装方法に用いる多層構造の容器のもう一
つの層の高密度ポリエチレン樹脂層に用いられる高密度
ポリエチレン樹脂としては、エチレン単独重合体の他に
、プロピレンや、ブテン−1、ペンテン−1,3−メチ
ルブテン−1,4−メチルペンテン−1などのα−オレ
フィンとの共重合体などが挙げられる。この共重合体に
おいては、共重合モノマーの割合は10モル%以下のも
のが好ましい。この高密度ポリエチレン樹脂は、密度が
0.940〜0.975g/cJの範囲にあるものが好
ましく、また、密度や分子量分布の異なるものの混合物
であってもよい。 これらの樹脂層はそのまま用いてもよいが、通常ガスバ
リヤ−性の向上や、容器の変形を少なくする目的で、さ
らに他の材料を用い、3層以上の多層体として用いても
よい。他の材料としては、例エバエチレンービニルアル
コール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ
エチレンテレフタレートなどの樹脂層やアルミ圀着層な
どのガスバリヤ−性に優れたものが挙げられる。これら
他の材料からなる層は、1層のみとしてもよいし、2層
以上からなる積層体であってもよく、また、無機充填剤
10〜80重量%を含有する樹脂層を設けたものであっ
てもよい。 上記の多層構造の容器は、前記した&lIみ合わせの樹
脂を用いて、共押出多層シーi・あるいはラミネートシ
ートを、真空成形、圧空成形などにより成形したり、多
層射出成形、多層射出ブロー成形、多層ブロー成形など
によって得ることができる。 さらに、紙などの容器の内側に多層フィルムを熱成形す
ることによっても得ることができる。ラミネート加工と
しては、例えばエキストルージョンラミネート、ホント
メルトラミネート、ドライラミネート、ウェットラミネ
ートなどの方法を用いることができる。 該混合樹脂層、高密度ポリエチレン樹脂層の厚さは、通
常、10〜1000μm1好ましくは20〜500μm
の範囲にあることが好ましい。 容器の層構成は、容器の開口側のフランジ部において、
蓋材と容器が環状に難剥離性にヒーI・シールされ、こ
の接着力が多層構造の容器の層間接着力より大きければ
いずれでもよく、蓋材のシーラント層樹脂により適宜選
定すればよい。例えばポリエチレン系シーラント層の場
合、高密度ポリエチレン層を容器の最内層とする。なお
、本発明に用いる容器にあっては、容器に剥離層を有す
る限り、容器最内層の内側に必要に応して、シール層な
ど他の層を有していてもよい。このシール法としては、
従来プラスチックフィルl、の熱接合に慣用されている
方法、例えばヒートシール法、インパルスシール法、高
周波接合法、超音波接合法などを採用することができる
。 多層構造の容器の強度は外側の層で保てばよく、最内層
は内容物の保護ができればよいので薄くすることができ
る。 多層容器本体の最内層とこれに接する層の層間剥離強度
は通常、剥離強度1.5 kg715 **以下(引張
速度 300 mm/min 、以下同じ)、好ましく
は、1.3 kg/ 15 n+以下であることが望ま
しい。 なお、容器の形状は特に限定されるものではなく、通常
、円、四角などであり、この形状のフランジ部に沿って
環状にヒートシールされる。また、カップ状であっても
トレー状であってもよい。 本発明で用いる蓋材は、単層フィルJ・であっても多層
フィルムであってもいずれでもよく、特に制限はない。 多層フィルムを用いた場合について説明すると、プラス
チックの単層フィルム、多層フィルム、紙、アルミ箔、
またはこれらの複合材料などからなる基材に、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフィン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などからなる容器
の最内層に対して易ヒートシール性を有する樹脂からな
るシーラント層を積層したものが好適である。 本発明においては、前記の容器に物品を充填する前後の
いずれかにおいて、容器のヒートシール部より内側のフ
ランジ部の最内層に切断線を設けることが必要である。 この切断線は、例えば切り込み刃や切削刃による物理的
な方法、熱線溶断(インパルス)や防刃による溶断など
の加熱による方法、超音波による機械的振動法、高周波
による内部発熱法などにより設けられ、蓋材を剥がず際
に最内層を蓋材と共に環状に容易に切断できるものであ
ればよく、最内層のみならず最内層に接する層まで切断
されていても、最内層の一部だけ切断されていてもよい
。また、環状の切断線は、全周にわたってつけてもよい
し、一部は残しておいてもよい。蓋材の一部がついたま
ま剥がずような場合に、そこの部分だけ切断線を入れな
いようにする。ヒートシール部の内縁と切断線までの長
さtは0.5m〜10m、好ましくは2〜lOm自であ
る。 このような切断線を物品充填前に設けた場合には、次い
で該容器に物品を充填したのち、蓋材をフランジ部にヒ
ートシールする。この切断線の形成は、例えば先端V字
型の環状切り込み刃、加熱刃を押圧することによって容
易に行われる。この場合従来行われている蓋材のシール
前の空打ちにより予熱する空打ちリングに切断線形成用
リングを組みこむことができる。なお剥離のための舌片
付容器の場合には、剥離開始性をよくするために舌片部
のシートに貫通する切り込みを形成することが望ましい
。また、物品充@後に切断線を設けた場合には、続いて
蓋材をフランジ部にヒートシールする。多層構造の容器
の最内層と蓋材のシール部との剥離強度は、前記の容器
層間の剥離強度より大きく、通常2.0 kg/ 15
111以上、好ましくは2.5 kg/ 15 龍以上
であることが望ましい。 このようにして、蓋材をヒー1−シールしたのち、ヒー
トシール部の周囲を打抜くことにより、剥離性開封部を
有する包装体が得られる。なおこの場合、2または3個
を一体として打抜きしてもよい。 次に、このような方法により得られた包装体の@離性開
封部の一例の断面図を第1図に示す。Aは多層構造を有
する容器で、2は容器の最内層、■はこれに接する層で
ある。Bは容器の蓋材で、容器の最内層2と易ヒートシ
ール性を有するシーラント層3と基材4を有するもので
ある。5はヒートシール部で、容器と蓋材は容器開口フ
ランジ部で環状に難剥離ヒートシールされている。6は
切り込みによる切断線で、多層容器の最内層2の環状ヒ
ートシール部の内側に設けられている。また、蓋材の外
縁は容器より外側にはみ出ており、蓋をあける際につま
みやすいようにつまみ部7を形成している。以上本発明
の充填包装方法について述べたが、この場合の容器の成
形は、−貫ラインで成形する場合のみでなく、あらかじ
め成形された多層容器を含むものである。 次に、本発明の物品の充填包装用装置は、前記充填包装
方法のうち、−貫ラインを行うものである。その−例を
添付図面に従って説明すると、第2図は該装置の一例を
示す原理図である。多層シート11はまず加熱手段12
で加熱されたのち、容器成形手段I3に供給される。こ
の成形手段13において、多層シート11は、例えば真
空成形や圧空成形などにより容器に成形される。 次に、成形された容器は物品充填部子段14に供給され
て、該容器内に物品が充填されたのち、切断線形成手段
15において、該容器のフランジ部と蓋材とのヒートシ
ール部より内側のフランジ部の最内層に切断線が設けら
れる。なお、本発明においては、前記の物品充填工程と
、この切断線形成工程はたがいに前後してもよく、また
切断線形成工程には、シール部空打工程が含まれていて
もよい。次に、蓋材ヒートシール手段】6において、該
容器のフランジ部に蓋材がヒートシールされたのち、打
抜手段17において、ヒートシール部の周囲が打抜かれ
て、剥離性開封部を有する包装体が得られる。18は蓋
材フィルムを表す。 〔作用〕 本発明方法により得られた包装体を開封する場合には、
次に示す動作により簡単に開封することができる。 例えば、第1図において、つまみ部7を上方にもちあげ
る。すると多層構造の容器Aの最内層2とこれに接する
層1の間で剥離し、切断線6のところまで最内層が剥離
する。以後引き続いて層1、層2間で剥離が進行し、蓋
材Bが剥がされる。従って、蓋材と容器が難剥離ヒート
シールされていても容易に開封できる。また、シール面
から剥離する従来法に比べて、シール端部の不完全シー
ルによるノツチ効果、シール条件の差、夾雑物の影響な
どがなく、開封力の安定が図れる。また、ヒートシール
の剥離強度を高くしても剥離が可能となるため、ボイル
、レトルト処理に耐える耐熱性が良好な容器となる。ま
た、切断線の深さを制御することによって、すなわち最
内層の一部だけに切断線を設けることや、ヒートシール
端部と切断線との間隙を2重1以上に制御することによ
って内側(非開封側)からの剥離強度を高くすることが
できる。 〔実施例〕 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。 実施例1 共押出成形により4種6層の多層シート(厚み0.8璽
肩)を成形した。 a:b:c:d:c:b=50:350:20:30:
20:350  (#l11)a:高密度ポリエチレン
〔出光石油化学■、出光ポリエチレン 440M、密度
0.96 g/ca、 MT6 1 0.9g/10分、分子量分布 小〕b:ボリプロ
ビレン樹脂〔出光石油化学側、出光ポリプロ E−10
00XMl  0.6g/10分〕80重量部と低密度
ポリエチレン樹脂〔東洋曹達■、ペトロセン172、密
度0.92 g/cl、 MT  0.3g/10分〕
20重量部との混合物C:無水マレイン酸変性ポリプロ
ピレン〔出光石油化学■、出光ポリタックE100)d
:エチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化物〔■クラレ、
エバール EP−F 101、エチレン含有率 32モ
ル%、Ml  1.3g/10分〕このシートを用い、
第2図に示す装置により、以下のような加工処理を行い
、剥離性開封部を有する包装体を得た。 すなわち、該シートより真空、圧空成形により、60m
mΦX4Qn+(高さ)のフランジ付容器(16コ取り
)を成形した(第3図)。この容器のフランジ部に、先
端V字型の加熱環状刃(180℃を押圧し、深さ約60
μmの環状切り込み切断線を形成した。次に、この容器
に水を充填したのち、そのフランジ部に蓋材e” : 
g (配向ナイロン(ONY):ポリ塩化ビニリゾ7(
PVI)C)、直鎖状低密度ポリエチレン(■、LDP
r”、)=15:20:40 (μm))を直鎮状低密
度ポリエチレン面をシール層として、温度175℃、圧
力4 kg、1.5秒、2度打ちのシール条(′1でヒ
ートシールを行った。なお、t = 2snとした。次
いで容器成形充填シートを次工程で打抜いた。この密封
容器のフランジ部の剥離試験をJIS  K  685
4に準して行った。また、120℃、30分のレトルト
処理後の剥離試験を行った。結果を表に示す。なおレト
ルト処理後において破1i)もなかった。 実施例2 高密度ポリエチレンを出光ポリエチレン530B〔出光
石油化学側、Ml  0.3g/10分、密度 0.9
57g/cffl、分子量分布 大〕に変えた以外は実
施例1と同様に行って容器を得た。結果を表に示す。 表   剥離強度 C発明の効果〕 本発明方法によると、出発材料として多層シートを用い
、特別な工程の付加を必要とせずに、ある場合には、容
器の成形から打抜まで一貫工程で易開封性包装体が得ら
れるので、内容物が汚染されることがなく、かつ包装コ
ストが低い。 本発明方法により得られた易開封性包装体は、シール強
度が高く密封性に優れ、開封が容易で、開封力が安定し
ている上に、剥離面の外観が良好であり、しかも耐熱性
が良好で、ボイルやしl・ルト処理が可能である上に、
安価であるなど、優れた特徴を有しており、特にレトル
ト食品やボイル食品などの食品包装体として好適である
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明の充填包装シールされた包
装体容器の部分断面図であり、図中符号Aは多層構造の
容器、Bは蓋材、■は容器の最内層に接する層、2は容
器の最内層、3はシーラント層、4は基材、5はヒート
シール部、6は切断りη 線、7はつまみ部である。 第2図は本発明の物品充填包装用装置の一例の原理図で
あって、11は多層シート、12は加熱手段、13は容
器成形手段、14は物品充填部子段、15は切断線形成
手段、16は蓋材ヒートシール手段、17は打抜手段で
あり、18は蓋材フィルムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器内に物品を充填したのち、該容器のフランジ部
    に蓋材をヒートシールして該物品を包装するに際し、該
    容器として層間剥離可能な多層構造のものを用い、かつ
    物品の充填の前後のいずれかにおいて、該容器のヒート
    シール部より内側のフランジ部の最内層に切断線を設け
    て、蓋材をヒートシールすることを特徴とする物品の充
    填包装方法。 2、層間剥離可能な多層構造のシート類から容器を形成
    するための容器成形手段、物品を該容器に充填するため
    の物品充填手段、物品の充填の前後のいずれかにおいて
    、該容器のフランジ部と蓋材とのヒートシール部より内
    側のフランジ部の最内層に切断線を設けるための切断線
    形成手段、該容器のフランジ部に蓋材をヒートシールす
    るための蓋材ヒートシール手段およびヒートシール部の
    周囲を打抜くための打抜手段から構成されたことを特徴
    とする物品の充填包装用装置。
JP22959386A 1986-04-08 1986-09-30 物品の充填包装方法および装置 Granted JPS6396062A (ja)

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