JPS6395445A - 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPS6395445A
JPS6395445A JP24174286A JP24174286A JPS6395445A JP S6395445 A JPS6395445 A JP S6395445A JP 24174286 A JP24174286 A JP 24174286A JP 24174286 A JP24174286 A JP 24174286A JP S6395445 A JPS6395445 A JP S6395445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
magenta
dye image
general formula
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24174286A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Sugita
修一 杉田
Shinji Yoshimoto
吉本 真璽
Naoko Shimada
島田 尚子
Yutaka Kaneko
豊 金子
Satoshi Nakagawa
敏 仲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP24174286A priority Critical patent/JPS6395445A/ja
Publication of JPS6395445A publication Critical patent/JPS6395445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/392Additives
    • G03C7/39208Organic compounds
    • G03C7/3924Heterocyclic
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • G03C7/3005Combinations of couplers and photographic additives
    • G03C7/3008Combinations of couplers having the coupling site in rings of cyclic compounds and photographic additives
    • G03C7/301Combinations of couplers having the coupling site in pyrazoloazole rings and photographic additives

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は形成される色素画像が熱や光に対して安定で、
しかもスティンの発生が防止されたハロゲン化銀写真感
光材料に関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀写真感光材料より得られる色素画像は、長
時間光に曝されても、高温、高湿下に保存されても変褪
色しないことが望まれ、また、ハロゲン化銀写真感光材
料の未発色部が光や湿熱で黄変(以下、Y−スティンと
称する)しないものが望まれている。
マゼンタ色素画像形成用のカプラーとしては例えばピラ
ゾロン、ピラゾロベンズイミダゾール、ピラゾロトリア
ゾールまたはインダシロン系カプラーが知られている。
しかしながら、マゼンタカプラーの場合、未発色部の湿
熱によるY−スティン、色素画像部の光による褪色がイ
エローカプラーやシアンカプラーに比べて極めて大きく
しばしば問題となっている。
マゼンタ色素を形成するために広く使用されているカプ
ラーは、1,2−ピラゾロ−5−オン類である。この1
,2−ピラゾロ−5−オン類のマゼンタカプラーから形
成される色素は550nm付近の主吸収以外に、430
nm付近の副吸収を有していることが大きな問題であり
、これを解決するために種々の研究がなされてきた。
例えば米国特許2.343.703号、英国特許第1.
059.994号等に記載されている1、2−ピラゾロ
−5−オン類の3位にアニリノ基を有するマゼンタカプ
ラーは上記副吸収が小さく、特にプリント用カラー画像
を得るために有用である。
しかし、上記マゼンタカプラーは、画像保存性、特に光
に対する色素画像の堅牢性が著しく劣って′おり、未発
色部のY−スティンが大きいという欠点を有している。
上記マゼンタカプラーの430nm付近のfWJ吸収を
減少させるための別の手段として、英国特許1.047
.612号に記載されているピラゾロベンズイミダゾー
ル類、米国特許3.770.447号に記載のインダシ
ロン類、また同3,725,067号、英国特許1,2
52.418号、同 1,334,515号に記載の1
H−ピラゾロ[5,1−C]−]1.2.4−トリアゾ
ール型カプラー特開昭59−171956号、リサーチ
・ディスクロージャーNo、24,531に記載の1日
−ピラゾロ[1,5−b ]−]1.2.4−トリアゾ
ール型カプラーリサーチディスクロージャーNo、24
,626に記載の1H−ピラゾロ[1,5−c ]−1
,2゜3−トリアゾール型カプラー、特開昭59−16
2548号、リサーチ・ディスクロージャーN O,2
4,531に記載の1H−イミダゾ[1,2−b ]−
ピラゾール型カプラー、特開昭60−43659号、リ
サーチ・ディスクロージャーN O,24,230記載
の1H−ピラゾロ[1,5−b ]ピラゾール型カプラ
ー、特開昭60−33552号、リサーチ・ディスクロ
ージャーN o、24,220記載のIH−ピラゾロN
、5−d ]テトラゾール型カプラー等のマゼンタカプ
ラーが提案されている。これらの内、1H−ピラゾロ[
5,1−Cコー1.2.4−トリアゾール型カプラー、
1H−ピラゾロ[1,5−b ]−1,2゜4−トリア
ゾール型カプラー、1H−ピラゾロ[1,5−Cコー1
.2.3−トリアゾール型カプラー、1日−イミダゾ[
1,2−b ]ピラゾール型カプラー、1H−ピラゾロ
[1,5−d ]ピラゾール型カプラーおよび1H−ピ
ラゾロ[1゜5−d]テトラゾール型カプラーから形成
される色素は、430nm付近の副吸収が前記の3位に
アニリノ基を有する1、2−ピラゾロ−5−オン類から
形成される色素に比べて著しく小さく色再現上好ましく
、ざらに、光、熱、湿度に対する未発色部のY−スティ
ンの発生も極めて小さく好ましい利点を有するものであ
る。
しかしながら、これらのカプラーから形成されるアゾメ
チン色素の光に対する堅牢性は著しく低く、その上、前
記色素は光により変色し易く、特にプリント系ハロゲン
化銀カラー写真感光材料の性能を著しく損なうものであ
る。
また、特開昭59−125732号には、1日−ピラゾ
ロ[5,1−C]−]1.2.4−トリアゾール型マゼ
ンタカプラに、フェノール系化合物、または、フェニル
エーテル系化合物を併用することにより、1H−ピラゾ
ロ[5,1−C]−1,2゜4−トリアゾール型マゼン
タカプラーから得られるマゼンタ色素画像の光に対する
堅牢性を改良する技術が提案されている。しかし上記技
術においても、前記マゼンタ色素画像の光に対する褪色
を防止するには未だ十分とはいえず、しかも光に対する
変色を防止することはほとんど不可能であることが認め
られた。
また、特開昭61−72246号には、ピラゾロアゾー
ル型マゼンタカプラーに、アミン系化合物を併用するこ
とにより、ピラゾロアゾール型マゼンタカプラーより得
られるマゼンタ色素画像の光に対する褪色を防止すると
同時に、光に対する変色を防止する技術が示されている
上記技術においては、確かにマゼンタ色素画像の光に対
する変色を防止する効果は著しいものがあるが、光に対
する褪色を防止する効果は未だ不十分であり、より一層
の改良が望まれている。
[発明の目的] 本発明の第1の目的は、形成されるマゼンタ色素の副吸
収がなく、マゼンタ色素画像の光に対する堅牢性が著し
く改良されたハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、光、湿熱に対して未発色部のY
−スティンの発生が防止されたハロゲン化銀写真感光材
料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料に下記
一般式[M−11で表わされるマゼンタカプラーの少な
くとも1つおよび下記一般式[IIで表わされる化合物
の少なくとも1つを含有ししめることによって達成され
る。
一般式[M−II 式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子
群を表わし、該Zにより形成される環は置換基を有して
もよい。
Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱しうる基を表わす。
またRは水素原子または置換基を表わす。
一般式[II 式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、アルケニ
ル基、アリール基、複素環基、アシル基、有橋炭化水素
基、アルキルスルホニル基又はアリールスルホニル基を
表わし、R2はベンゼン環に置換可能な基を表わす。m
はO〜4の整数を表わす。mが2以上のとき、R2は同
一であっても異なってもよく、R2同志で環を形成して
もよい。
R2は一3R+ と環を形成してもよい。
Aは窒素原子とともに5ないし8員環を形成するのに必
要な非金属原子群を表わす。
μXg [発明の具体的構成] 本発明に係る前記一般式[M−II 一般式[M−11 で表わされるマゼンタカプラーに於いて、Zは含窒素複
葉環を形成するに必要な非金属原子群を表わし、該Zに
より形t、される環は置換基を有してもよい。
Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により
離脱しうる基を表わす。
又R1±水素原子又は置換基を表わす。
Rの表わす置換基としては待に制限はないが、代表的に
は、アルキル、アリール、アニリノ、アシルアミノ、ス
ルホンアミド、アルキルチオリールチオ、アルケニル、
シクロアルキル等の各基が挙げられるが、この他にハロ
ゲン原子及びシクロアルケニル、フルキニル、ヘテT:
1環、スルホニル、スルフィニル、ホスホニル、アシル
、カルバモイル、スルファモイル、シア/、アルコキシ
、アリールオキシ、ヘテロ環オキシ、シロキシ、7シル
オキシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ
、イミド、ウレイド、スル7アモイルアミ/、アルコキ
シカルボニルアミノ、7 !j −ルオキシ力ルポニル
アミノ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボ
ニル、ヘテロ環チオの各i、ならびにスピロ化合物、残
基、有v4炭化水素化合物残基等も挙げられる。
Rで表わされるアルキル基としては、R素数1−32の
ものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
RT表わされるアリール基としては、フェニル基が好ま
しい。
R″cRわされるアシルアミ7基としては、アルキルカ
ルボニルアミ7基、アリールカルボニルアミ7基等が挙
げられる。
Rで表わされるスルホンアミド基としては、アルキルス
ルホニルアミノ基、アリールスルホニル。
アミノ基等が挙げられる。
RTiわされるアルキルチオ基、アリールチオ基におけ
るアルキル成分、アリール成分は上記Rで衰わさバるア
ルキル基、アリール基が挙げられる。
R′″C表j−)?!−れるアルケニル基としては、炭
素数2〜32のもの、シクロアルキル基としては炭素数
3〜12、待に5〜7のものが好ましく、アルケニル基
は直鎖でも分岐でもよい。
Rで表わされるシクロアルケニル基としては、炭素数3
〜12、特に5〜7のものが好ましい。
Rで表わされるスルホニル基としてはアルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基環:スルフイニル基トして
はアルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等
; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、了り一ルカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基等;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スルファモイルアミ7基としてはアルキルスルフTモイ
ルアミ7基、アリールスル77モイルアミ/基等; ヘテロ環基としては5〜7其のものが好ましく、具体的
には2−フリル基、2−チェニル基、2−ピリミジニル
基、2−ベンゾチアゾリル基等;ヘテロ環オキシ基とし
ては5〜7貝のへテロ環を有するものが好ましく、例え
ば3; 4,5.6−チトラヒドロビラニル=2−オキ
シs、1−iエニルテトラゾール−5−オキシ基等;ヘ
テロ環チオ基としては、5〜7貝のへテロ環チオ基が好
ましく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾ
リルチオ基、2.4−ジ7工/キシ−1t3+5−)リ
アゾール−6一チオ基等;シロキシ基としてはトリメチ
ルシロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチル
シロキシ基等: イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、7タルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロ [3,3]ヘプタン
−1−イル等; 有v4R化水素化合物残基としてはビシクロ [2゜2
.1]へブタン−1−イル、トリシクロ [3゜3.1
.1コ゛)]]デカンー1−イル7,7−ノメチルービ
シクロ [2,2,1]へブタン−1−イル等が挙げら
れる。
Xの衰わt発色現像主薬の酸化体との反応により離脱し
うる基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素
原子、フッ素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ
、ヘテロ環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、
アルコキシ力ルボニルオキシ、アリールオキシカルボニ
ル、アルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリル
オキシ、アルキルチオ、アリールチオ、ヘテロ環チオ、
アルキルオキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、ス
ルホンアミド、N原子で結合した含窒素へテロ環、アル
キルオキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニ
ルアミノ、カルボキシル、(R1′は前記Rと同義であ
り、Z′は前記Zと同義であり、R2’及びRs ’は
水素原子、アリール基、アルキル基又はヘテロ環基を褒
わす、)等の各基が挙げられるが、好ましくはノ10デ
ン原子、特に塩素原子である。
又Z又はZ′により形成される含窒素複索環としては、
ピラゾール環、イミダゾール環、ト、リアゾール環又は
テトラゾール環等が挙げられ、前記環が有してもよい置
換基としては前記Rにつν1て述べたものが挙げられる
一般式[M−IFで表わされるもの(士更に兵体的に1
±例えば下記一般式[M−I[1〜[M−■]により衰
わされる。
一般式[M−■] 前記一般式[M−III〜[M−■]に於いてR1−R
6及びXは前記R及びXと同義である。
又、一般式[M−IIの中でも好ましいのは、下記一般
式[M−■]で表わされるものである。
式中R,,X及び2.は一般式[M−IFにおけるR、
X及びZと同義である。
前記一般式[M−[1〜 [M−■]で表わされるマゼ
ンタカプラーの中で特に好ましいものは一般式[M−n
]で表わされるマゼンタカプラーである。
前記複素環上の置換基R及びR,として最も好ましいの
は、下記一般式[M−ff]により表わされるものであ
る。
R1゜−〇− 式中R* −Rr。及1/ R+ +はそれぞれ前記R
と同義である。
又、前記R□R+a及びR1+の中の2つ例えばR1と
R1゜は結合して飽和又は不飽和の環(例えばシクロア
ルカン、シクロアルケン、ヘテロ環)を形成してもよく
、更に鎖環にallが結合して有!S炭化水素化合物残
基を構成してもよい1゜一般式(M−[1の中でも好ま
しいのは、(i ) R,〜R1+の中の少なくとも2
つがアルキル基の場合、(ii)Rs〜R11の中の1
つ例元ばR1が水素原子であって、他の2つR1とRh
oが結合して根元R素原子と共にシクロアルキルを形成
する場合、である。
更に(i )の中でも好ましν1の1±、R9〜R1+
の中の2つがアルキル基であって、池の1つが水素原子
又はアルキル基の場合である。
又、一般式[M−IlにおけるZにより形成される環及
び一般式〔M−■〕におけるZ、により形成される環が
有してもよい置換基、並びに一般式[M−[1〜[M 
−Vl ]におけるR2〜R6としては下記一般式[M
 −X ]で表わされるものが好ましい。
一般式[M −X ] −R’−So、−R2 式中R1はアルキレン基を、R2はアルキル基、シクロ
アルキル基又は了り−ル基な表わす。
R1で示されるアルキレン基は好ましくは直鎖部分の炭
素数が2以上、より好ましくは3ないし6で°あり、1
頻2分岐を問わない。
R2で示されるシクロアルキル基としては5〜6只のも
のが好ましい。
以下に本発明に係る化合物の代表的兵体例を示す。
CH5 CH。
CH。
しt 、34 し4h9 CH。
Cθ (′1 以上の本発明に係るマゼンタカプラーの代表的具体例の
他に、本発明に係るマゼンタカプラーの具体例としては
特願昭61−9791号明細書の第66頁〜122頁に
記載されている化合物の中でN091〜4.6.8〜1
7.19〜24.26〜43゜45〜59.61〜10
4. 106〜121. 123〜162、 164〜
223で示されるマゼンタカプラーを挙げることができ
る。
以下余白 前記一般式[M−1]で表わされるマゼンタカプラー(
以下、本発明のマゼンタカプラーという)はジャーナル
・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアティ  (Journ
al  of  the  Chemical   3
ociety)  、  パーキン(Perkin )
 I (1977) 、 2047〜2052、米国特
許3,725,067号、特開昭59−99437号、
同58−42045号、同 59−162548号、同
 59−171956号、同6゜−33552号、同6
0−43659号、同60−172982号及び同60
−190779号等を参考にして当業者ならば容易に 
′合成することができる。
本発明のマゼンタカプラーは通常ハロゲン化銀1モル当
り1 X 10−3モル〜1モル、好ましくは1X10
−2モル−8X10−1モルの範囲で用いることができ
る。
また本発明のマゼンタカプラーは他の種類のマゼンタカ
プラーと併用することもできる。
本発明者等は、鋭意検討の結果、本発明の一般式[M−
I]で表わされるマゼンタカプラーと共に、本発明の一
般式[I]で表わされる化合物の少なくとも一つを併用
した場合、本発明のマゼンタカプラーから得られるマゼ
ンタ色素画性の光に対する安定性が飛躍的に向上する事
を見い出したのである。
以後、特に断わりのない限り本発明に係る前記一般式[
I]で示される化合物は、本発明に係るマゼンタ色素画
像安定化剤と称する。
本発明に係るマゼンタカプラーと併せて用いられる本発
明に係るマゼンタ色素画像安定化剤はマぜンタ色素画像
の光による退色防止効果を有している。
一般式[I]で表わされる化合物について説明する。
一般式[I]において、R1で表わされるアルキル基は
炭素数1〜24の直鎖または分岐鎖のアルキル基(例え
ばメチル基、エチル基、イソプロピル基、(−ブチル基
、2−エチルヘキシル基、ドデシル基、t−オクチル基
、ベンジル基等)が好ましい。
R1で表わされるシクロアルキル基は炭素数5〜24の
シクロアルキル基(例えばシクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等)が好ましい。
R1で表わされるアルケニル基は炭素数3〜24のアル
ケニルM(例えばアリル基、2,4−ペンテジェニル基
等)が好ましい。
R1で表わされるアリール基としては例えばフェニル基
、ナフチル基等が挙げられる。
R1で表わされる複素環基としては例えばピリジル基、
イミダゾリル基、チアゾリル基等が挙げられる。
R1で表わされるアシル基としては例えばアセチル基、
ベンゾイル基等が挙げられる。
R1で表わされる有橋炭化水素基としては例えばビシク
ロC2,2,1]へブチル基等が挙げられる。
R1で表わされるアルキルスルホニル基としては例えば
ドデシルスルホニル基、ヘキサデシルスルホニル基等が
挙げられ、アリールスルホニル基としては例えばフェニ
ルスルホニル基等が挙げられる。
R1で表わされるこれらの各基はざらに置換基を有する
ものも含み、例えばアルキル基の置換基としては、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基、アリール基、アシルアミノ基
、スルホンアミド基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルキルスル
ホニル基、アリールスルホニル基、ニトロ基、シアノ基
、ハロゲン原子、カルボキシル基、アミン基、アリール
アミノ基、アルキルアミノ基、アルコキシカルボニル基
、アシル基、アシルオキシ基等が挙げられ、アルキル基
以外のR1で表わされる基の置換基としては上記の置換
基及びアルキル基が挙げられる。
R1として好ましいものはアルキル基である。
R2はハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルキ
ルチオ基、アリールチオ基、アシル基、アシルアミノ基
、スルホンアミド基(例えばアルキルスルホンアミド基
、アリールスルホンアミド基等)、アルコキシカルボニ
ル基、カルバモイル基(例えばアルキルカルバモイル基
、アリールカルバモイル基等)、ウレイドM(例えばア
ルキルウレイド基、アリールウレイド基等)、スルファ
モイル基(例えばアルキルスルファモイル基、アリール
スルファモイル基等)、アミノI(置換アミノ基を含む
)、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ニ
トロ基、シアノ基又はカルボキシル基を表わすが、これ
らのうちR2として好ましいものはハロゲン原子、アル
キル基、アルキルチオ基、アシルアミノ基、スルホンア
ミド基である。R2で表わされる基はざらに置換基を有
していてもよい。
mは0〜4の整数を表わすが、好ましくはO〜2である
。mが2以上のとき、R2は同一であっても異なっても
よく、R2同志で環を形成してもよい。またR2は一3
R+  と結合して環を形成してもよい。
Aにより形成される5ないし8員環としては、例えばピ
ロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、ピリ
ジン等が挙げられる。これらの環は置換基を有するもの
も含み、置換基の例としては、前記したR1で表わされ
る基の置換基の例と同様なものを挙げることができる。
−8R+ はAN−に対して任意の位置にあることがで
きるが、好ましくはバラ位である。
以下に一般式[I]で表わされる本発明のマゼンタ色素
画像安定化剤の代表例を示すが、これらく例示化合物〉 く3ン        。、、4.        (
4)■ (5)              <6)(7)  
             (s)(17)     
       (1B)C1」コ CH。
書 暑 Cl−1。
(101)                (1ρ2
)以下に本発明のマゼンタ色素画像安定化剤の代表的な
合成例を示す。
合成例1[例示化合物(1)の合成] エタノール200ccに炭酸カリウム15.4gと1゜
4−ジブロムブタン21.6gを添加し、空温撹拌下、
p−テトラデシルチオアニリン32.10を10分間で
加えた。この反応液を20時間還流した後、濾過し、エ
タノールを減圧除去した。これに酢酸エチル200cc
を加え水洗を3回行なった。酢酸エチルを減圧除去した
のち残渣をカラムクロマトグラフィーにかけ無色の結晶
18.0gを得た。
この物質をFDマススペクトル及びNMRで固定したと
ころ例示化合物(1)と同一のものであることが確認さ
れた。
合成例2[例示化合物(11)の合成]エタノール20
0ccに炭酸カリウム15.4(lとビス(クロロエチ
ル)エーテル14.3gを添加し、空温撹拌下、p−ド
デシルチオアニリン29.30を10分間で加えた。こ
の反応液を20時間還流した後、濾過しエタノールを減
圧除去した。これに酢酸工チル200ccを加え、水洗
を3回行なった。酢酸エチルを減圧除去したのち残渣を
カラムクロマトグラフィーにかけ無色の結晶17.QQ
を得た。
この物質をFDマススペクトル及びNMRで同定したと
ころ例示化合物(11)と同一のものであることが確認
された。
本発明のマゼンタ色素画像安定化剤の使用量は、本発明
のマゼンタカプラーに対して5〜300モル%が好まし
く、より好ましくは10〜200モル%′である。
本発明のマゼンタカプラーと本発明のマゼンタ色素画像
安定化剤は同一層中で用いられるのが好ましいが、該カ
プラーが存在する層に隣接する層中に該安定化剤を用い
てもよい。
本発明のマゼンタカプラー、本発明のマゼンタ色素画像
安定化剤等の疎水性化合物は、固体分散法、ラテックス
分散法、水中油滴型乳化分散法等種々の方法を用いてハ
ロゲン化銀写真感光材料へ添加することができる。例え
ば水中油滴型乳化分散法は、マゼンタカプラー等の疎水
性添加物を通常、沸点約150℃以上の高沸点有機溶媒
に、必要に応じ低沸点、及び/または水溶性有礪溶媒を
併用して溶解し、ゼラチン水溶液などの親水性バインダ
ー中に界面活性剤を用いて乳化分散した後、目的とする
親水性コロイド層中に添加すればよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料においては、本発明
のマゼンタ色素画像安定化剤の他に更に特願昭61−1
88344号明細書の第106〜120頁に記載されて
いるマゼンタ色素画像安定化剤、即ち、同明細書の一般
式[XIINで表わされるフェノール系化合物およびフ
ェニルエーテル系化合物を併用することもできる。
以下、本発明のマゼンタ色素画像安定化剤に併用して好
ましいフェノール系化合物およびフェニルエーテル系化
合物の具体例を示す。
以亙7条′−白 、℃;)・ このフェノール系化合物もしくはフェニルエーテル系化
合物を併用する場合は、本発明のマゼンタ色素画像安定
化剤に対して200モル%以下が好ましく、より好まし
くは140モル%以下の量で使用することである。
適量の前記フェノール系化合物及びフェニルエーテル系
化合物を前記本発明のマゼンタ色素画像安定化剤と併用
した場合は、併用による相剰効果が認められる場合もあ
る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、例えばカラーの
ネガ及びポジフィルム、ならびにカラー印画紙などに適
用することができるが、とりわけ直接鑑賞用に供される
カラー印画紙に適用した場合に本発明の効果が有効に発
揮される。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、単色用のものでも多色用のものでも良
い。多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、減色
法色再現を行うために、通常は写真用カプラーとして、
マゼンタ、イエロー、及びシアンの各カプラーを含有す
るハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層が支持体上に
適宜の層数及び層順で積層した構造を有しているが、該
層数及び層順は重点性能、使用目的によって適宜変更し
ても良い。
イエローカプラーとしては、ベンゾイルアセトアニリド
系及びごバロイルアセトアニリド系化合物などを用いる
ことができる。その具体例は米国特許2,875,05
7号、同3,265,506号、同3.408.194
号、同 3,551,155号、同 3.582.32
2号、同 3.725.072号、同3.891 、4
45号、西独特許1 、547.868号、西独出願公
開2,219,917号、同2,261,361号、同
2,414,006号、英国特許1.425.02(1
号、特公昭51−10783号、特開昭47−2613
3号、同48−73147号、同 51−102636
号、同 50−6341号、同 50−123342号
、同 50−130442号、同51−21827号、
同50−87650号、同52−82424号、同52
−115219号などに記載されたものである。
シアンカプラーとしては、フェノール系化合物、ナフト
ール系化合物などを用いることができる。
その具体例は、米国特許2,369,929号、同2,
434、212号、同2.474.293号、同2,5
21,908M、同2.895.826号、同 3.0
34.892号、同 3,311,416号、同3.4
58.315号、同3.476、563号、同3,58
3,971号、同3.591.383号、同3.767
、411号、同4,004.929号、西独特許出願(
OL S )  2,414,830号、同2.454
.329号、特開昭48−59838号、同51−26
034号、同48−5055号、同51−146828
号、同52−69624号、同52−90932Qなど
に記載のものである。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤(以下本発明のハロゲン化銀乳剤という。)
には、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀
、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に
使用される任意のものを用いることが出来る。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、硫黄増感法、セレン増感
法、還元増感法、貴金属増感法などにより化学増感され
る。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界において、増感
色素として知られている色素を用いて、所望の波長域に
光学的に増感できる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、色カブリ防止
剤、硬膜剤、可塑剤、ポリマーラテックス、紫外線吸収
剤、ホルマリンスカベンジャ−1媒染剤、現像促進剤、
現像遅延剤、蛍光増白剤、マツ1〜剤、滑剤、帯電防止
剤、界面活性剤等を任意に用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、種々ののカラー
現像処理を行うことにより画像を形成することができる
[発明の具体的効果コ 本発明のマゼンタカプラーとマゼンタ色素画像安定化剤
を含有するハロゲン化銀写真感光材料によれば、従来、
特に光、熱、湿度に対し堅牢度が小さいマゼンタ色素画
像の堅牢性を向上させ、具体的には、光に対する、褪色
、光、熱、湿度に対する未発色部のY−スティンの発生
が良好に防止されるものである。
以戚傘白 l)。
H−I H−4 H−5 C’H3 PH−9 PH−11 H−12 CI(s H−15 H−16 H−17 H3 [発明の具体的実施例] 以下実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発
明の実施の態様がこれにより限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートされた紙支持体上に、ゼ
ラチン(15,0111g/ 100Ct2) 、下記
に示すマゼンタカプラ−(1)  < 6.0ma/ 
100Ct’ )を2゜5−ジーtert−オクチルハ
イドロキノン(0,8+++g/100C,2)と共に
ジブチルフタレ−t−(5,0mg/100Ct2)に
溶解し乳化分散した後、塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル
%、塗布銀ff13゜8mQ/ 100(4’ )と混
合し塗布、乾燥して試料1を得た。
上記試料1にマゼンタ色素画像安定化剤として、比較化
合物−1をマゼンタカプラーと等モル添加した試料2を
得た。
上記試料1に本発明のマゼンタ画像安定化剤11をカプ
ラーと等モル添加して試料3を得た。
上記試料1のマゼンタカプラーを本発明のマゼンタカプ
ラー例示N009.20.46(塗布銀m 2.3mg
/ HIOC71’ )に、それぞれ代えた以外は同様
にして試料No、4.7、′10を得た。
上記試料4.7.10において、それぞれ前記マゼンタ
色素画像安定化剤として比較化合物−1をカプラーと等
モル添加してそれぞれ試料5.8.11を14、更に比
較化合物−1に代えて、本発明のマゼンタ画像安定化剤
11をカプラーと等モル添加してそれぞれ試料6.9.
12を得た。
比較化合物−1 上記で得た試料を常法に従って光学楔を通して露光後、
次の工程で処理を行った。
[処理工程]  処理温度   処理時間発色現像  
   33℃   3分30秒漂白定着     33
℃   1分30秒水    洗         3
3℃     3分乾   燥     50〜80℃
    2分各処理液の成分は以下の通りである。
[発色現像液] ベンジルアルコール         12dジエチレ
ングリコール        101g炭酸カリウム 
           25 (1臭化ナトリウム  
         0.6g無水亜硫酸ナトリウム  
      2.0gヒドロキシルアミン1M塩   
   2.5gN−エチル−N−β−メタンスルホン アミドエチル−3−メチル−4− アミノアニリン硫酸塩        4.5g水を加
えて12とし、Na OHによすDHlo、2に調整。
[漂白定着液] チオ硫酸アンモニウム        120gメタ重
亜硫酸ナトリウム       15 (1無水亜硫酸
ナトリウム        3gEDTA第2鉄アンモ
ニウム塩    es g水を加えて1yとし、pHを
6.7〜6.8に調整。
上記で処理された試料1〜10を濃度計(小西六写真工
業株式会社製KD−7R型)を用いて濃度を以下の条件
で測定した。
上記各処理済試料をキセノンフェードメーターに14日
間照射し、色素画像の耐光性と未発色部のY−スティン
を調べる一方、各試料を60℃、80%RHの高温、高
湿の雰囲気下に14日間放置し、色素画像の耐湿性と未
発色部のY−スティンを調べた、得られた結果を第1表
に示す。
但し、色素画像の耐光性、耐湿性の各項目の評価は以下
の通りである。
[残存率] 初濃度1.0に対する両光、耐湿試験後の色素残留パー
セント。
[YS] 両光、耐湿試験後のY−スティンのm度から、両光、耐
湿試験前のY−スティンの濃度を差し引いた値。
第1表 第1表から明らかなように、本発明のカプラーを使用し
て作製された試料4,7.10は従来の4当量型の3−
アニリノ−5−ピラゾロン型カプラーを使用して作成さ
れた試料1に比べ、射光、耐湿試験でY−スティンが極
めて発生しにくいことがわかるが、光により容易に褪色
してし佳うことがわかる。試料5,8.11は、本発明
のカプラーに比較化合物−1を併用して作製された試料
であるが、これにより確かに光による色素画像の褪色は
改良されるが両光試験でのY−スティンを改良すること
はできない。
一方、本発明のカプラーと色素画像安定化剤を用いて作
製された試料6,9.12では、光、熱、湿度に対する
耐性試験で色素画像の褪色が小さく、また未発色部のY
−スティンもほとんど発生しないことがわかる。これは
従来の4当量型の3−アニリノ−5−ピラゾロン型カプ
ラーと比較または本発明の色素画像安定化剤とのいずれ
の組み合わせ(試料2.3)でも出来なかったことであ
る。
実施例2 カプラーとマゼンタ色素画像安定化剤を第2表に示す組
み合わせで、実施例1と全く同じように塗布し、試料1
3〜28を作製した。試F113〜28を実施例1に記
載された方法で処理した。更にこれらの試料を実施例1
と同様に耐光性試験を施して第2表に示1結果を得た。
比較カプラー(2) 第2表 (第2表において、試料26.27および28にはモル
比で11とP)(化合物を2:1の割合で用い、色素画
像安定化剤の総量は他の試料に用いた色素画像安定化剤
と同じモル数である。)第2表から明らかなように、従
来から用いられている、4当量型の3−アニリノ−5−
ピラゾロン型カプラーに本発明のマゼンタ色素画像安定
化剤を併用した場合(試料13.14)及び本発明のカ
プラーに従来よく用いられているマゼンタ色素画像安定
化剤を併用した場合(試料17,18゜19.20)で
は、両光試験での褪色、未発色部のY−スティンを改良
することはできず、本発明のカプラーと本発明のマゼン
タ色素画像安定化剤を併用することによりはじめて前記
した改良項目をすべてを達成できることがわかる。
また、本発明のカプラーに本発明の色素画像安定化剤及
び従来の色素画像安定化剤を併用した場合(試料26.
27.28)では、両光試験でのY−スティンは若干増
加するが残存率においては併用よる相乗効果が明白らか
に認められる。
実施例3 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に、下記
の各層を支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀
写真感光材料を作成し、試料29を得た。
第1層:青感性ハロゲン化銀乳剤層 イエローカプラーとしてα−ピバロイル−α−(2,4
−ジオキソ−1−ベンジルイミダゾリジン−3−イル)
−2−クロロ−5−[γ−(2,′4−ジー 【−アミ
ルフェノキシ)ブチルアミド]アセトアニリドを6.8
mg/ 100Cv2、青感性塩臭化銀乳剤(臭化銀8
5モル%含有)を銀に換算して3.2mg/ 100c
、+ 、ジ−ブチルフタレートを3.5mg/ 100
C112、及びゼラチンを13.5mg/ 100cf
の塗布付世となるように塗設した。
第2層:中間層 2.5−ジ−t−オクチルハイドロキノンを0.5mg
/ 100c1i 、ジ−ブチルフタレートをo、sm
g/100C,2及びゼラチンを9.0mg/ 100
c1tとなる様に塗設した。
第3層:緑感性ハロゲン化銀乳剤層 前記マゼンタカプラー例示No、25を3.5mg/1
00Cf、緑感性塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル%含有
)を銀に換算して2.5mg/ 100c1t、ジブチ
ルフタレートを3.0mg/100cf、及びゼラチン
を12.0nllJ/ 100Ct”となる様に塗設し
た。
第4層:中間層 紫外線吸収剤の2−(2−ヒドロキシ−3−8eC−ブ
チル−5−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾールを
2.5mv/ 100cf、シープデルフタレートを3
.0ma/100cr 、 2 、5−ジ−t−オクチ
ルハイドロキノンを0.51110/ 100cf及び
ゼラチン12.0mg/ 100c11!となる様に塗
設した。
第5層:赤感性ハロゲン化銀乳剤層 シアンカプラーとして2−[α−(2,4−ジー1−ペ
ンチルフェノキシ)ブタンアミド]−4゜6−ジクロロ
−5−エチルフェノールを4.2ma/100cf、赤
感性塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル%含有)を銀に換算
して3.0mg / 100c112、トリクレジルフ
ォスフェートを3.5ma/ 100cf及びゼラチン
を11 、5m(] / 100Ci’となる様に塗設
した。
第6層:中間層 第4層と同じ。
第7層:保護層 ゼラチンを8.0mg / 100c1zとなる様に塗
設した。
上記試料2つにJ3いて、第3唐に本発明のマゼンタ色
素画像安定化剤を第3表に示すような割合で添加し、f
f1ll試料30〜38を作成し、実施例1と同様に露
光し、処理した後、両光試験(キセノンフェードメータ
に20日間照射した)を行った。結果を併せて第3表に
示した。
第3表 この結果から、本発明の色素画像安定化剤は、本発明の
マゼンタカプラーの色素画像安定化に有効であり、その
結果は添加伍を増す程大きくなる。
さらに、本発明の試料ではマゼンタ色素の褪色が極めて
小さく、全体のカラー写真感光材料としてのイエロー、
シアンのカプラーとでカラーバランスが良く、色再現性
の極めて良好なものであることがわかる。
また、試料31における本発明の色素画像安定剤1を、
5.13.15.25.28.53.56.73.86
.88.91、101、102にそれぞれ置きかえて同
様に試験した結果、いずれの試料もマゼンタ色素の褪色
が極めて小さく全体のカラー写真材料としてのカラーバ
ランスが良く、色再現性が良好であり、本発明の色素画
像安定剤が有効に作用していることがわかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式[M− I ]で表わされるマゼンタカプラー
    の少なくとも1つおよび下記一般式[ I ]で表わされ
    る化合物の少なくとも1つを含有することを特徴とする
    ハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[M− I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表わし、該Zにより形成される環は置換基を有し
    てもよい。 Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱しうる基を表わす。 またRは水素原子または置換基を表わす。] 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1はアルキル基、シクロアルキル基、アル
    ケニル基、アリール基、複素環基、アシル基、有橋炭化
    水素基、アルキルスルホニル基又はアリールスルホニル
    基を表わし、R_2はベンゼン環に置換可能な基を表わ
    す。mは0〜4の整数を表わす。mが2以上のとき、R
    _2は同一であっても異なってもよく、R_2同志で環
    を形成してもよい。 R_2は−SR_1と環を形成してもよい。 Aは窒素原子とともに5ないし8員環を形成するのに必
    要な非金属原子群を表わす。]
JP24174286A 1986-10-11 1986-10-11 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS6395445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24174286A JPS6395445A (ja) 1986-10-11 1986-10-11 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24174286A JPS6395445A (ja) 1986-10-11 1986-10-11 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6395445A true JPS6395445A (ja) 1988-04-26

Family

ID=17078866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24174286A Pending JPS6395445A (ja) 1986-10-11 1986-10-11 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6395445A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0264730A2 (en) Silver halide photographic light-sensitive material to provide dye-image with improved color-fastness to light
JP2890059B2 (ja) 色素画像の堅牢なハロゲン化銀写真感光材料
JPS63163351A (ja) 色素画像の堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPS63253943A (ja) 形成される色素の分光吸収特性が良好なハロゲン化銀写真感光材料
JPS63101848A (ja) 形成された画像の耐光性に優れたハロゲン化銀写真感光材料
JPS6395445A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0713735B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS6385548A (ja) 色素画像の堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPS6395448A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH043155A (ja) 色再現性に優れたハロゲン化銀写真感光材料
JPS63167358A (ja) 形成される色素の分光吸収特性が良好なハロゲン化銀写真感光材料
JPS63163850A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2627218B2 (ja) カラー写真材料
JPS6395447A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPS6382414A (ja) 色素画像の堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0740128B2 (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPS6394239A (ja) 色素画像の安定性を改良したハロゲン化銀写真感光材料
JPS6395449A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0715574B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63296043A (ja) 色素画像の安定性を改良したハロゲン化銀写真感光材料
JPS6395450A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
EP0302700A2 (en) Silver halide photographic light-sensitive material
JPS6382415A (ja) 色素画像の堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPS63296044A (ja) 色素画像の安定性を改良したハロゲン化銀写真感光材料
JPS63163350A (ja) 色素画像の光堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料