JPS6391089A - リン脂質誘導体の固定化酵素法による製法 - Google Patents

リン脂質誘導体の固定化酵素法による製法

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JPS6391089A
JPS6391089A JP23451686A JP23451686A JPS6391089A JP S6391089 A JPS6391089 A JP S6391089A JP 23451686 A JP23451686 A JP 23451686A JP 23451686 A JP23451686 A JP 23451686A JP S6391089 A JPS6391089 A JP S6391089A
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phospholipase
immobilized
reaction
phospholipid
phos
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JP23451686A
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English (en)
Inventor
Akira Tsunoda
昭 角田
Sumitaka Kokusho
国生 純孝
Haruo Machida
晴夫 町田
Shinjiro Iwasaki
岩崎 慎二郎
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Meito Sangyo KK
Original Assignee
Meito Sangyo KK
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえばリポソーム形成基材、乳化剤、医薬
などの分野で注目されているリン脂If1yi導体の固
定化酵素法による顕著に改善された製法に関し、とくに
、他の固定化酵素法では達成し難い高い反応効率をもっ
て目的とするリン脂質誘導体を製造できるだけではなく
、長期間にわたって連続して安定に繰返し使用すること
が11]能て・あるため、^′4価な酵素を工業的に有
利11つ効率よく利用することのできる利点があり、更
に、得られるリン脂質誘導体生成物中に使用酵素が残留
するおそれも回避できるなどの諸改善を達成できるリン
脂質誘導体の固定化酵素法による製法に関する。
更1こ詳しくは、本発明は、塩類及V/又は有は溶媒の
存在下もしくは不存在下に、リン脂質とアルコール性O
I“■基含有化合物(本発明におい一〇は、糖類を包含
する呼称である)とを水の存在ドでホスホリパーゼD類
と接触させることにより反応せしめて、対応するリン脂
質誘導体をM造するに際し、該反応を包括固定化したホ
スホリパーゼDもしくは包括固定化したホスホリパーゼ
DMと接触させることにより行なうことを特徴とするリ
ン脂質誘導体の固定化酵素法による製法に関橿−る。
従来、塩類及び/又は有aff#媒の存在ドもしくは不
存在rに、リン脂質とアルコール性0 [1基含有化合
物とを水の存在下でホスホリパーゼD類と接触させるこ
とにより反応せしめて、対応するリン脂質誘導体を製造
する方法に関しては、同−出願人の出願に係わるたとえ
ば特開昭59−187786号(特願昭58−6330
5号)、特開昭54)−187792号(特願昭58−
6330(3号)、特開昭59187787号(特願昭
58−63307号)、特開昭60−41494号(特
願昭58−633 (14号)、特開U(イ6l−88
88(3号(特願昭59−209931号)、特開昭6
1−8888°ン号(特願昭59−209932号)、
特IIN昭61−88888号(特願昭59−2099
33号)、特開昭61−88890号(特願昭59−2
09929号)及び特開昭61〜88891号(特願昭
59−209930号)を包含して、英国特許No、1
.581.810、同一出願人の出願に係わる特IJI
(昭51.1−63388号及び特rut昭58−67
183号、その他の種々の提案及び報告が知られている
例えば、植物組織より分離採取されたホスホリパーゼD
1とくに、キャベツのホスホリパーゼD水溶液を用いて
、リンrrfI質であるレシチンとアルコール性OH基
含有化合物であるグリセロール、エタノールアミンとを
、該キャベツのホスホリパーゼDと接触させることによ
り反応せしめて、対応するリン脂質誘導体であるホス7
アチノルグリセa−ルやホス7アチノルエタノールアミ
ンを誘導した報告が知られているrRoM、C,D A
 W S ON、  Biochem、J、、  10
2.205(19(37年)1゜ 更に、上記に例示した同一出願人の出願に係わる特許出
願公開公報には、各種のリン脂質と各種のアルコール性
011基含有化合物(糖類を包含する)とを、水の存在
下で、ホスホリパーゼDもしくはホスホリパーゼDM生
産性微生物が生産したホスホリパーゼDもしくはホスホ
リパーゼDMと接触させることにより反応せしめて、対
応するリン脂′11i導体を製造する方法に関して開示
されている。
近年、リン脂ff1211導体の界面化学的特性や、生
理的、薬理的特性などから、たとえばリポソーム形成基
材、乳化剤、医薬などの分野で注L1され、酵素法によ
る各種リン#質誘導体の開発が検討されているが、この
ような酵素法においては、酵素の再利用を町11Bにし
且っ失活を少なくして酵素の利用効率を高める方法の開
発が望まれる。
同一出願人の出願に係わる・前記特許出願公開公報の提
案には、反応に際して利用゛するホスホリパーゼDMは
、適当な固定化担体たとえばポリプロピレン膜、セライ
ト本々、ガラスピーズなどの如き各種の重合体O(脂類
や無代材料の粒状物やフィルム状物に担持固定して利用
することもできると、固体組木表面に酵素を担持さ姑た
非包括固定化タイプの固定化酵素の形での使用が1り能
て゛ある1勺記載されているが、その具体例は示されて
いないし、丈に、包括固定化タイプでの使用に関しては
、全熱、言及されていない。
丈に、このような非包括固定化タイプの固定化酵素の形
での使用例として、キャベツの・れスホリパーゼDをオ
クチルセフ70−スCL−413を担体として該担体に
固定化した固定化酵素を用いて、リン脂質であるレシチ
ンとアルコール性OH試合(f化合物に属するグリセロ
ールとを転位反応させて、対応するリン脂質であるホス
7アチノルグリセロールを合成した報告が知られている
[E1本醗酵工字会講演要曾集、158頁(1985年
)1゜しかしながら、オクチルセファロースC1,、−
4Bを担体とした非包括固定化タイプの固定化酵素を用
いる」−記報前のノj法は、使用する担体が高価につく
難点の他に、この方法では、転位反応させるアルコール
性011基含有化合物をオクチルセファロースCL−4
13中に閉込めて反応を行なう方法であるため、成るア
ルコール性OH基含有化合物との反応を行なったのち、
他のアルコール性011j&含有化合物との反応に反応
を切替えて行なうことは困難であるイ;利益があり、更
に、固定化酵素のa、ikL使用可能な回数も僅かに数
回程度と極めて今一<ない難点がある等、工業的実施に
不向きである。又更に、この報告の方法では^デ索の固
定化が疎水結合による固定化であるため、基質となるリ
ン脂質との接触に際して酵素がはずれ易いといった不都
合な現象も見られる。
斯くて、従来法では、^い反応効率をもって目的とする
リン脂質誘導体を製造することは困難で、固定化したホ
スホリパーゼl:lIt期間にわたって連続して安定に
繰返し使用することができないため、高価なホスホリパ
ーゼDを工業的に有利に且つ効率よく利用で外ない不利
益があり、更に、得られるリン脂質誘導体生成物中に使
用酵素が残留するおそれも回避し難いなどの諸本利益乃
至欠陥がある。
本発明者等は、ホスホリパーゼ#)類を利用した固定化
酵素法によって、リン脂質とアルコール性011基含有
化合物から対応するリン脂質誘導体を製造する際の上述
の如き不利益乃至欠陥を克へできる改善製法を開発すべ
く研究を進めてきた。
その結果、ホスホリパーゼDもしくはホスホリパーゼD
 Mを、それ自体公知の包括固定化手法を利用して、担
体内からの酵素の漏れのない状態に包括固定化すること
が可能であり、且つ形成された包括固定化したホスホリ
パーゼDもしくはホスホリパーゼDMは、その酵素活性
の発現が良好で、しかも長期間繰返し使用が11°能で
あることを発見した。
更に又、形成された包括固定化したホスホリパーゼDも
しくはホスホリパーゼDMはリンIIn質とアルコール
性O1l基合右化合物との転移反応に対して極めて効率
良く反応を進行させる能力を示し、斯くて、該反応を包
括固定化したホスホリパーゼDもしくは包括固定化しホ
スホリパーゼDMを用いて行なうことによって、非包括
固定化タイプの固定化酵素を用いる前述した従来法によ
っては達成し難い高い反応効率をもっζ[1的と優るリ
ン脂質誘導体を製造できるだけではなく、I(期間にわ
たって連続的に安定にaMして訊包括固定化したホスホ
リパーゼD類を使用できるため、歯価な酵素を生業的に
有利に且つ効率よく利用できる利、α、得られるリン+
nt ′etp導体生成物中に使用酵素が残留するおそ
れが間近でさる利点、史には、成るアルコール性011
基含有化合物との反応を行ったのち、他のアルコール性
011基含有化合物との反応に反応を切替えて行なうこ
とも容易に几つ何等のトラブルも伴うことなしに実施で
きる等の諸利益も得られることを発見した。
酵素の固定化方法としては、例えば、活性炭、各4gI
粘土鉱物、ゼオライト、吸着性樹脂類などの如き固体担
体の表面に酵素を吸着固定化する方法、各種のイオン交
換体にM索をイオン結合させて固定化するイオン結合固
定化法、たとえばノアゾ化、カルボッイミド化、トリ7
シエル化、ゲルタールアルデヒド化などの如き化学反応
結合により担体に結合させて固定化rる固定化法、史に
は、本発明ぐ利用4−る包括固定化法など種々の酵素固
定化方法が知られているが、本発明者らの研究によれば
、包括固定化法以外の方法による固定化ホスホリパーゼ
DM″Cは酵素の固定化は出来ても活性発現が見られな
いか又は反応効率のあまり良くない程度の活性発現しか
見られず、又、活性発現の良い場合でもM’Aの担体よ
りの溶出が見られ、本発明方法におけるリン脂質誘導体
の製造を[]的とする固定化M索としては適さないにも
拘わらず、本発明方法で用いる包括固定化したホスホリ
パーゼDもしくはDMでは、担体からの酵素の漏れのな
い状態の包括固定化手法が容易に得られることがわかっ
た。
従って、本発明の目的は、リンj財質とアルコール性O
1l試合有化合物かC)対応するリンfTM質fJ導体
を固定化酵素法により製造する顕若に改善された製法を
提供するにある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の[]的ならびに利
点は、以[の記載から−R4明らかとなるて゛あろう。
本発明によれば、塩類及(//又は41機溶媒の存在1
°もしくは不存在rに、リン脂質とアルコール性O1l
試合有化合物とを水の存在下でホスホリパーゼD類と接
触させることにより反応させζ、対応するリン脂質誘導
体を製造するに際して、該反応を包括固定化法したホス
ホリパーゼDもしくは包括固定化したホスホリパーゼD
Mと接触させることにより行なう。
すでに、同一出願人の出願に係わる特許出願公開公報を
包含Vる公知提案及び報告の先行技術をあげて説明した
ように、塩類及び/又は有へ溶媒の存在ドもしくはイ’
(f在ドに、天然リン脂質及1合成リン脂質を含めて広
い範囲の各種のリン脂質と糖類及びその誘導体類を包含
して広い範囲の各種のアルコール性OHX?¥有化合物
を、水の存在下で、例えばキャベツの如き植物mmがら
分離採取したホスホリパーゼD或は例えば−上記特許出
願公開公報などに公知の全生物の生産したホスホリパー
ゼDもしくはDMの如きホスホリパーゼD1と接触させ
ることにより反応せしめて、対応するリン用↑貿誘導体
を製造する、二とIま知られており、これC)先行技部
fに公知の各種のリン脂質反り各種のアルコール性OH
基含有化合物は、本発明方法の実施に利用できる。
このようなリン脂質の例としては、たとえば卵黄リンチ
ン、大−ルシチン、オキアミレシチン、などの動植物組
織から得られる混合リンmt質を初め、これ等から公知
の手段で抽出分離、又は合成されるリン脂質であっもよ
く例えばノアシル型のリン脂質としてはレシチン、ケフ
ァリン、ホス7アチジールグリセール、ホス7アチノン
酸アルキルエステル等のリンIJff質が又、グリセロ
リン脂質のアシル結合の一つがアルキルエーテル結合、
やアルケニルエーテル結合であるモノエーテル型リン脂
質としては例えば1−o−アルキル−2−7セヂルーs
n−グリセロ−3−ホスホリルコリン、プラスマローデ
ン等が、又ジエーテルをリン脂質としては例えばI4−
α−レシチン、β、γ−ノへキサデシルが、又シクロア
ルキルエーテル型リン脂質として例えばI、−α−レシ
チン、β、γ−ヘキサデシリノンなどのα型やβ型りン
脂質を例示出来、又モノエーテル%l 01921m質
としては例えばL−a−リゾレシチン−7−ヘキサデシ
ルが、又モノアシル型すゾリン+m質としては例えばリ
ゾレシチン、リゾケファリンなどを例示出来る。更に又
、スフィンゴリンnW’l’Jとしては、例えばスフィ
ンゴミエリン、又有機リン酸エステルとし′ζは例えば
ヘキサヂシルホスホリルフリン、オクグデシルホスホリ
ルコリンなどの如きリン脂質を例示することができる。
このようなリン脂質及びそれらの採取もしくは合成力法
それ自体は知られており、更に、それらの多くは市場で
も人手でき、本発明で利用できる。
更に、転位反応の受容体である1〕記アルコール性OH
基含有化合物の例としては、前記先行技術に開示された
ようなリン脂v1誘導体形成性のアルコール性01(基
金イ」化介物が任意に利用できるが、それらの中の数例
をあげると、例えばエタノール、ヘキサノール、ゲラニ
オール、ヘキサデカ/−ルのごとき一級アルコール類;
グリセロール、ンルビトール、ポリグリセリン、プロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールのごときポリ
アルコ−/し類;L−セリン、D−セリン、エタノール
アミンのごとき置換基を持ったアルコール類;チアミン
、ピリドキシン、ウリノン、アデノシン、シチジンのご
とき複索環アルコール グルコース、ガラクトース、7ン7ース、7ラクトース
、リボース、グルコサミン、〃ラクトサミンのごとき糖
類;イソプロパツール、2−ペン9/−ルのごとき2級
アルコール類;シクロヘキサノール、シクロペンタ/−
ルのごときIffl環式アルコール類;等を例示孝°る
事がでさる3 又更に、反応に際して必要に応じて利用する有機溶媒、
たとえば、反応)R分を溶解分散するのに利用する有機
溶媒の例としては、以下の如き溶媒を例示することがで
さる。
例えばn−ヘプタン、n−ペンタン、n−ヘキサン、石
油エーテル、イソオクタンなどのごとき脂肪族IA 化
水1k ニジクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブ
タンなどのごとき脂環式炭化水素;ベンゼン、トルエン
、キシレン、などのごとき7/香族炭化水索類;アセト
ニトリル、2−二)Uプロパン、ツメチルホルムアミド
などのごとき合窒索溶IllLL’l ;ジメチルエー
テル、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジ
オキサン、テ)ラヒドロ7うン、などのごときエーテル
類;四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロ
ロエタンなどのごときハロゲン化炭化水素類、ジノチル
スルホキシドのごときスルホキシド溶媒類;第3級ブチ
ルアルコール、第3級7ミルアルコール、ジアセトンア
ルコールのごとき第3級アルコール類;ジエチルケトン
、ノイソプチルケトン、メチルエチルケトン ときケトン類;酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸イソプロ
ピルのごときエステル類を例示する事が出来る。反応に
用いて特に好ましい溶媒は芳香族炭化水素、エーテル類
、ケトンvA,’ /Nロデン化炭化水素類、第3級ア
ルコール類、エステル類である。
又更に、リン脂Y1誘導体を塩として回収したり反応効
率を高める上から反応系に塩を加える場合に用いる塩類
としては、例えば塩酸、硝酸、硫酸、燐酸等の無機酸と
の、シュウ酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸、等の有機酸
との、グルタミン、アルギニン、等のアミノ酸との、ア
ンモニューム塩や、Na”、K十、等のアルカリ金属と
の塩、Mg2+、C a”、Ba2+、等のアルカリ土
類金属との塩、その他Fe’十〜】十、 Mn”、 A
I2十〜コ+、 7 n2+、C u”、等との塩など
を例示することが出来る。
更に、本発明において利用するホスホリパーゼDもしく
はホスホリパーゼDMそれ自体は知られており、本発明
で利用できる.このようなホスホリパーゼDもしくはホ
スホリパーゼDMとしては、ホスホリパーゼDもしくは
ホスホリパーゼD M 生産性微生物が生産した酵素及
び植物組織より分離摂取されたM.素のいづれも利用で
さる。曲者の微生物の由来のホスホリパーゼDもしくは
ホスホリパーゼDMの具体例としては、特開昭58  
631)88号に公知の7カルデイオプシス(Noca
rdi。
pusis)属に属するホスホリパーゼDM生産性微生
物たとえばノカルディオプシスJI$NO779株[F
F:RM−BP−5 1 2]が生産するホスホリパー
ゼ11M,特開昭58−67183号に公知のアクチノ
マヂューラ(Actino鶴adura)属に属するホ
スホリパーゼDM生産性微生物たとえばアクチノマヂュ
ーラ属NO362株[F E RM−B P−5 1 
1 Jが生産するホスホリパーゼDM,特開昭60−1
 64483号に公知のフルカディア(N ocard
ia)属に属するホスホリパーゼD生産性微生物たとえ
ばメカルディア属NO1925株[FERM  P−7
3811が生産するホスホリパーゼD,更には、特開昭
58−152481号に公知のストレプトマイセス(S
 trepLolIIyces)属に属するホスホリパ
ーゼ[)生産性微生物たとえばストレプトミセスAA5
86iが生産するホスホリパーゼD及び特公昭5B−5
2633号に公知のミクロモノスポラ(M icrom
onospora)属に属するホスホリパーゼD生産性
微生物たとえばミクロモノスポラ・チャルセアKY19
36が生産するホスホリパーゼD等を例示することがで
きる。又、後者の植物組織由来のホスホリパーゼDとし
ては、キャベツ、ニンノン等の植物組織より得られる公
知ホスホリパーゼl〕を例示することができる。本発明
においては、包括固定化しjこ形態において、リンIN
 ’Elとアルコール性OH基含有化合物との転移反応
を触媒するからぎり、その起源に制約をうけることなし
に、これらホスホリパーゼDもしくはホスホリパーゼ1
) Mを適宜に選択利用することができる。
本発明方法に上れば、同一出願人の出願に係わる特許出
願公開公fMを包含する公知提案及び報告の先行技術を
あげて説明したように、前記例示の如き塩類及V/又は
有機溶媒の存在下もしくは不存在下に、すでに例示した
ような各種のリン脂質と各種のアルコール性OH基含有
化合物とを、水の存在下で、前記例示の如きホスホリパ
ーゼDOと接触させることにより反応せしめて、対応す
るリン脂質誘導体を製造するに際して、該反応を包括固
定化したホスホリパーゼDもしくは包括固定化したホス
ホリパーゼD Mと接触させることにより行なう他は、
上記先行技術などに公知の手法を利用して反応を打なう
ことができる。
本発明方法で用いる包括固定化法による固定化酵素は酵
素の分子祉を4′え担体型今度を適正に選択して固定化
することができ、担体からの酵素の漏れのない固定化酵
素を得る事が出来る。この様にして得られる包括固定化
酵素ホスホリパーゼDもしくはD Mは活性発現が良く
、しかも長期間繰返し使用することが出来る。さらに又
、転移反応を極めて効率良く進行させる事が出来る。
包括固体化酵素の形成手法それ自体は知られており、本
発明で利用できる。この様な包括固定化法としてはゼラ
チン、カラギーナン、アルギン酸、寒天などを用いるポ
リマー法、アクリルアミドを用いたモア7−法や放射線
重合法、史には光硬化性O(脂等を用いるプレポリマー
法などがあるが、本発明においては、プレポリマー法の
利用が好ましく、中でも光硬化性樹脂を用いたプレポリ
マー法が特に好ましい。このような光硬化性#(+m 
Mは市場でも入手でき、本発明における包括固定したホ
スホリパーゼDもしくはDMの形成に利用できる。市場
で人手できる光硬化性0(脂の例としては、関西ペイン
ト社より市販されているENTIOoo、2000.3
400、ENTG  2000.3800、Ig N 
TP  1000.2000.3000.4000、P
EGM  1000.2000.4000、等が例示で
き、いずれも利用できる。
本発明方法においては、包括固定化したホスホリパーゼ
DもしくはDMを使用するほかは、たとえばiii述し
た先行技術に公知の反応態様に従って、リン脂質とアル
コール性01i基含有化介物よりリン脂質誘導体を生起
させる態様を適宜に選択して利用出来る。たとえば、リ
ンIIWIfIと任ゑ、のアルコール性OH基含有化介
物とに水を加え、更に必要に応じて塩や有機溶媒を選択
して加え、包括固定したホスホリパーゼDもしくはDM
と攪拌若しくは振どう条件下にこれらを接触させる回分
式反応であってもよいし、又、反応系が均一相を保ち得
る場合には、包括固定化酵素を充填塔反応器に入れ、こ
の中を反応液を循環させる4目こより行なってもよい。
回分式反応により行なった場合には反応後、たとえばか
過、遠心分離により反応系より包括固定化酵素を分離し
再利用する事が出来る。
本発明の反応方法に於いてリン脂質とアルコール性OH
基含有化介物のモル比や濃度、固定化酵素の使用量、塩
や有機溶媒の使用量などは適宜選択して最も良く反応を
促進し高い転移率が得られかつ反応毘作のし易し方法を
採用すればよい。基質モル比としては例えばリン脂質1
モルに月してアルコール性011基含有化合物約1〜約
100モルの反応モル比を例示する事f、を出来る。又
基質濃度として例えば約0.1〜50%−1/vol程
度を用いれば良い。固定化酵素の使用量としては、例え
ばリン脂質1g当り約10〜約1000単位程度の使用
量を例示する事ができ、又、固定化酵素の比活性として
は例えば1g当り約1〜1000単位程度を例ボできる
。反応系に塩を用いる場合の使用量としてはリン脂質1
g当り約1〜50モル程度の使用量を例示することが出
来る。又、反応に有機溶媒を用いる場合の水性溶媒に対
する有機溶媒添加量としては、水性溶媒:有Pt溶媒(
v/v)の比で約50:1〜1:10のごとき混合比を
例示する1工が出来る。反応は室温で進行するので、特
に冷却や加温の心安はないが、望ましい反応温度として
は例えば約20゛C〜60℃の反応温度を例示出来る。
反応時間もTLC(薄層クロマトグラフィー)などの手
法を利用し適宜に選択出来るが、例えば約1時間〜96
時開を例示する事が出来る。
ヒ述のようにして反応を行なった後、形成されたリン脂
質誘導体はそのまま又は塩の形で沈澱させて分離し利用
することが出来る。更に溶媒分画、ケイ酸カラムクロマ
ト、アルミナ力ラケクロマト、d′h速液体クロマト、
自流分配、デル濾過、吸着クロマト等の方法を利用して
史に精製分aする)11も出来る。
本発明の反応力法によれば包括固定したホスホリパーゼ
DもしくはDMを用いることにより他の固定化#索の利
用は達せられない高い反応効率を以てリン脂質誘導体が
得られるだけでなく長期間連続して繰返し安定に使用出
来る為、高価な酵素を経済的に有効に利用することがで
きる。又、本発明にもとすく反応力法によれば生成物中
に酵素が残存する恐れはほとんど無くこの点においてら
イ」川な反応方法である。本発明で得られるリン脂質誘
導体はリポソーム形成基材として、又、界面特性を生か
した各種乳化剤、各種薬剤としてその効果が期待出来る
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより何
重制限されるものではない。
なおホスホリパーゼDMの活性測定法としては、下記の
方法を用いた。5%卵黄レシチンエマルジョン(0,5
g卵汝レシチン 10a+j!蒸留水のm音波乳化Q)
(1、1ml、 0 、 I M  C’aCI、20
.051m1..7.5%i’ritonX  100
溶IO,15m1゜pH5,50,IM)リス−マレイ
ン酸緩衝液001m1を混合し、これに酵素液0 、1
 論1を加え、37℃で10分反応後、50mM  E
DTA−2Naヲftr I M ) +7 XJi!
酸1i液(pH8,0)0.2a+1を加え、直ちに5
分間煮沸して反応を完全に停止した。次にコリンエステ
ラーゼ測定用試験[日本画J−■製造1のキットに含ま
れるコリン呈色剤を呈色溶解液に溶解した溶4飴1を加
え、;37°Cで2()分反応後、50 (l nnの
吸光度を測定した。
対照としては、あらかじめ熱失活した酵素液を用いて同
様に反応せなものの吸光度を測定した。
そして1分間に1μモルのコリンを’iff、離する酵
素活性を1単位(U)とした。
[実施例11 アクチノマデユラ属No、362株の生産するホスホリ
パーゼl) Mをすでに本発明者らによって特1ス1昭
58−67183  実施例3(P、452)に示した
と同様な方法で培養及び精製を行い、151の培莢液(
IOU/噛1)から100論1の’l+1製ホスホリパ
ーゼD M(560U / sl)溶液を得た。
ホスホリパーゼDMの固定化は下記の方法を用いた。
M賛ホスホリパーゼDM溶液1糟+(560Ll)、光
硬化樹脂(ENT2000、E N T 3400、E
 N i’ G 2000 、 E N T G 38
00又はE N ’「P4O10)10g、ベンゾイン
エチルエステル(重合1314始剤)0.2gをビーカ
ーに入れ良く攪拌した後、プラスチック製の透明な板の
」二に広げ、365m+*の光を5分間両面照射し、シ
ート状の尤碩化樹脂包括固定化ホスホリパーゼDMを得
た。このシート状の光硬化樹脂包括固定化ホスホリパー
ゼDMを3 X 3 armの大きさに切ってリン脂質
透導体の製造に使用した。
上記した光硬化樹脂包括固定化ホスホリパーゼ1) M
を用いて下記の方法によりホス7アナノルグルコースを
調製した。
尤硬化曽(脂E N ’r 2000、ENT3400
゜1ENTG2000、ENTG3800、又はEN’
I’ D 4000によって包括固定化したホスホリパ
ーゼDMu、5g(50U)、グルツース5g1水5輸
1、NaCl  002g、10%卵黄レシチン第3級
ブチルアルコール溶液5曽1を三角フラスコに取り、3
0℃にて2g間攪拌反応を行い、ホス77チジルグルコ
ースを調製し、ホス7アチンルグルコース生成檄を測定
した。
反応後、光硬化包括固定化ホスホリパーゼDMを水で洗
浄後、これを上記したと同−All r&の新たな反応
系に加え、以後」】記したと同様の程作を50回繰返し
た時のホス7アチノルグルフースの生成量を第1kに示
した。
なお、リン脂質透導体の1&号組成比はイアロトスキャ
ンにより求めた。即ち、クロマロッドS II(ヤトロ
ン社製シリカゲルロッド)にリン脂質の2%クロロホル
ム溶液1μmをスポットし、クロロホルム−メタノール
−アンモニア−水(50:20:2:1v/v)を展開
溶媒として約10c111展開し、イアロトスキャン(
ヤトロン社製イアロトスキャン1゛H−10)にがけ、
ピーク而積比がら成分の重量比を求めた。
第1表の結果からどの光硬化樹脂を用いて包括固定化し
たホスホリパーゼDMでも、ホス7アチノルグルコース
を生産するために、繰返し使用出来ることがわかる。
[実施例2J 実施例1と同様な方法によりi1!l製したE N ’
r a2000包括固定化ホスホリパ一ゼDM(1,5
g(50【」)、グリセロールIRx水5論1、NaC
l  O。
2げ、10%卵黄レシしンノエチルエーテル溶液5−1
を三角フラスコに取り、3()℃にて2 EI Ifl
l攪袢反応を行いホス7アナノルグリセロールを11!
l製し、その生成量を調べた。次に実施例1と同様に同
一固定化ホスホリパーゼDMを用いて繰返し使用を行っ
た時のホス7アナノルグリセロールの生成量を第2表に
示した。
また、実施例1と同様な方法により培養、精製したアク
チノマデユラ属のホスホリパーゼ])Mを、日本発重工
学会講演!*V?(1’、  15 B、1985)に
示された方法によりオクチルセファロースCL−48に
固定化し、ノエチルエーテルを反応溶媒としてホス7ア
チンルグリセロールの生産を繰返し行いその生成量を第
2表に示した。
第2表の結果からENTG2000包括固定化ホスホリ
パーゼDMはホス7アチシルグリセロール生産のために
繰返し使用出来るが、オクチルセファロースCL−4B
固定化ホスホリパーゼD Mは3回程度の繰返し使用し
か出来なかった。
1実施例31 実施例1と同様な方法により調製したE N T G2
000包括固定化ホスホリパ一ゼDM0.5g(SOU
>、グリセt7−ル1g、水5mg、NaCl0,2g
、10%卵黄レシしンtjS3級ブチルアルコール溶液
5mlを三角フラスコに取り、30°Cにて20間攪拌
反応を行いホス7アチジルグリセロールを′l14”J
I Lその生成量を調べた。次に実施例1と同様に同一
固定化酵素についてfi返し使用を行った時のホス7ア
チジルグリセロールの生成量をtjS3表に示した。
また第3s&ブチルアルコールの代りにベンゼン、ジク
ロロメタン又は酢酸エチルを用いるがもしくは溶媒を用
いないで上記と同様に行いホス7アチジルグリセロール
を調製し、その生成量を第3表に示した。
ttS3表の結果からEN′rG2000包括固定化ホ
スホリパーゼDMは第3級ブチルアルコール、ベンゼン
、ジクロロメタン、酢酸エチル中でホス7アチジルグリ
セロールを生産するために繰返し使用出来ることがわか
る。また、溶媒を添加しない場合でも、ホス7アチノル
グリセロールの生成量は低いが、繰返し使用出来ること
がわかる。なお反応溶媒として第3級ブチルアルコール
を用いた場合は、グリセロール、水、NaClが完全に
第3級ブチルアルコールに溶解するので、E N ”r
G2000包括固定化ホスホリパーゼDMをカラム(2
X 10cm)につめ上記したと同様の組成の溶液10
0L!gを流速10mJ/hrでカラム中を48時間循
環させ、ホス7アチジルグリセロールの生成量を調べた
ところ、90%だった。このようにカラムに充填し反応
することも可能なことがわかる[実施例41 実施例1と同様な方法により調製したENTG2000
包括固定化ホスホリパーゼDM0.58(500)、グ
リセロールIRs水5mA、KCl0.2g、10%卵
黄レシしンノエチルエーテル溶!5mAを三角フラスコ
に取り、30 ’Cにて20問攪拌反応を行いホス7ア
チジルグリセロールをy4製し、その生t& tを調べ
た。次に実施例1と同様に同一固定化ホスホリパーゼD
Mを用いて繰返し使用を行った時のホス7アチジルグリ
セロールの生成量を第4表に示した。
またKCI O,2gの代りにCaCL 0.2s、N
HlCl O,2gを用いるが又は塩を添加しないで一
上記と同様に行いホス7アナノルグリセロールを調製し
その生成量を第4表に示した。
第4表の結果がらENTG2000包括固定化ホスホリ
パーゼDMは、KCI、CaCL、NH。
C1のどの塩を用いてもホス77チジルグリセロールを
生産するために繰返し使用出来ることがわかる。また塩
を添加しない場合でも、ホス7アチノルグリセロール生
成量は低いが、繰返し使用出来ることがわかる。
[実施例51 実施例1と同様な方法により調製したE N T G2
000包括固定化ホスホリパ一ゼDM0.5g(50U
)、エタノールアミンHCI O,15g、水5ml 
、NaCl O,2g、10%卵黄レシチンジエチルエ
ーテル溶液5−2を三角フラスコに取り、30℃にて2
日問攪拌反応を行いホス7アチノルエタ/−ルアミンを
調製し、その生成量を調べた。
次に実施例1と同様に同一固定化酵素について繰返し使
用を行った時のホス7アチジルエタノールアミンの生成
量をPt55表に示した。
また、エタノールアミンICI  O,15gの代り1
こL−セリンIFi、デラニオール1g又はチアミン・
HCI  Igを用いて上記と同様に行い、ホス7アチ
ジルーL−セリン、ホス77チノルデラニオール又はホ
ス7アチジルチアミンを調製しその生成量を第5表に示
した。
tIS5表の結果からENTG2000包括固定化ホス
ホリパーゼDMはホス77チノルエタ/−ル7ミン、ホ
ス7アチノルーL−セリン、ホス77チノルデラニオー
ルやホス77チノルチアミン1こついても生産するため
に繰返し使用小米ることがわかる。
[実施例61 実施例1と同様な方法により調製したE N T Cv
2000包括固定化本スホリパーゼDM0.2g(20
U)、グルコース0.5g、水0.5mg 、 NaC
l  0.02g、 L−0?シチン、β、7−ジヘキ
サデンル(カルビオケムーベーリング社製エーテル型リ
ン脂質)の10%fjS3級ブチルアルコール溶液0.
5+elを共栓付き試験管に取り、30℃にて2口振ト
ウ反応を行い、L−a−ホス7アナノルグルコース、β
、γ−ノへキサデシルを調製し、その生成量を調べた0
次に実施例1と同様に同一固定化酵素について繰返し使
用を行った時のし−a−ホス77チノルグルコース、β
、γ−ジヘキサデシルの生成量を第6表に示した。
第62!2 繰返し使用によるし一α−ホス77チノル
グルフース、β、γ−ノヘキサデシルの生成量 第6表の結果からENTG2000包括固定化ホスホリ
パーゼDMは、L−α−ホス7アチノルグルコース、β
−1γ−ノヘキサデシル生産のために繰返し使用小米る
ことがわかる。
「実施例7J ノカルディオプシス属No、779株の生産するホスホ
リパーゼDMをすでに本発明者らによって特開昭58−
63388実施例3(p443)に示したと同様な方法
で培養及び精製を行い、152の培!!液(30/al
l)から30−2の精製ホスホリパーゼDM(560U
/mg)溶液を得た。
以後実施例1と同様に行い光硬化り1脂(ENTG20
00)包括固定化ホスホリパーゼDMを得た後、ホス7
アチジルグルコース生成反応を繰返し行った。その結果
を第7表に示す。
第7表 繰返し使用によるホス7アチノルグルコースの
生成量 PtS7表の結果から、E N T G 2000包括
固定化ホスホリパ一ゼDM(ノカルディオプシスH4N
o。
779株)はホス77チノルグルコースを生産するため
に繰返し使用小米ることがわかる。
[比較例1 包括固定化以外の固定化について天施した例をF記に示
す。
固定化方法1 実施例1と同様にして調製した精製ホスホリパーゼDM
i−(560U)にpH6,OO,IMリン酸緩衝a9
mj!と活性白土1g又は活性炭1gを加え室温で10
分攪拌した後、遠心分離し、沈殿を集め活性白土吸着固
定化ホスホリパーゼD M又は、活性炭@着固定化ホス
ホリパーゼD hiを得た。
固定化方法2 精製ホスホリパーゼDM5m12(280U)をII。
xi、Weetallのノアゾ化法(Methods 
 in  Enzymology、 44、−.143
.1976>によりデュオライ) A−378(住人化
学工業社製)3gに固定化し、デュオライ)A−378
共有結合固定化ホスホリバーゼDMを得た。
固定化方法3 精製ホスホリパーゼDM2IIII!(112U)を渡
辺らのドアノニル化法(A Firic、 B iol
、 Chem、 。
引上、553,1977)によりデュオライトA−7(
住人化学工業社製>3gに固定化し、デュオライ)A−
7共有結合固定化ホスホリパーゼDMを得た。
固定化方法4 精製ホスホリパーゼDM21m1!(112U)をM。
M osbachのカルボジイミド法(Methods
  in  Enzymologyv 4−3−、62
 、1976 )によりデュオライ)C−464(住人
化学工業社製)3gに固定化し、デュオライ)C−46
4共有結合固定化ホスホリパーゼDMを得た。
固定化方法5 M製ホスホリパーゼDM2mj! (112U)にpH
5,20,02M酢酸I&衝液81と7ンバーライトC
G50(オルガノ社IJL ) 3 g又はCM−)ヨ
パール(東洋ソーr社製)3g(いずれもpH5゜2.
0.02M酢酸暖衝液で緩衝化)を加え、室温で30分
攪袢した後、イオン交換樹脂を回収し、アンバーライ)
CG50イオン吸着固定化ホスホリパーゼDM又はCM
−)ヨパールイオン吸着固定化ホスホリパーゼDMを得
た。
上記した1〜5の方法により?I4製した固定化ホスホ
リパーゼDM(100U)を用いて、実施例1に示した
と同様な方法によりホス7アチノルグルコース生成反応
を行いその結果を第8表に示す。
第8表 固定化ホスホリパーゼDMによるホス7アチジ
ルグルコースの生成量 第8表の結果より、活性白土、活性炭への吸着固定化や
、ジアゾ化(デュオライ) A−747)、Fリアノニ
ル化(デュオライトA−7)、カルボジイミド化(デュ
オライトC−464)による共有結合固定化ではホスホ
リパーゼDMはほとんどもしくはまったく活性を発現し
なかった。又アンバーライ) CG 50ヤCM −)
ヨパールへのイオン吸着固定化ではホス7アチジルグル
コースを生成したが、1〜2回程度のくり返し反応しか
出来なかった。
特許出願人名糖産業株式会社 。
一□−−1−−− 代 理 人 弁理士 小田島 平 吉 “  ′:外/

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩類及び/又は有機溶媒の存在下もしくは不存在下
    に、リン脂質とアルコール性OH基含有化合物とを水の
    存在下でホスホリパーゼD類と接触させることにより反
    応せしめて、対応するリン脂質誘導体を製造するに際し
    、該反応を包括固定化したホスホリパーゼDもしくは包
    括固定化したホスホリパーゼDMと接触させることによ
    り行なうことを特徴とするリン脂質誘導体の固定化酵素
    法による製法。 2、該ホスホリパーゼDもしくはホスホリパーゼDMが
    、ホスホリパーゼDもしくはホスホリパーゼDM生産性
    微生物が生産した酵素である特許請求の範囲第1項記載
    の製法。 3、該ホスホリパーゼDが植物組織より分離採取された
    酵素である特許請求の範囲第1項記載の製法。
JP23451686A 1986-10-03 1986-10-03 リン脂質誘導体の固定化酵素法による製法 Pending JPS6391089A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63245684A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 Japanese Res & Dev Assoc Bio Reactor Syst Food Ind ホスフアチジン酸誘導体の製造法
WO2007069603A1 (ja) * 2005-12-12 2007-06-21 Riken 生理活性を有する糖脂質

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JPH0573390B2 (ja) * 1987-03-31 1993-10-14 Yakult Honsha Kk
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