JPS6188886A - 酵素法リン脂質長鎖アルコ−ル誘導体の製法 - Google Patents
酵素法リン脂質長鎖アルコ−ル誘導体の製法Info
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- JPS6188886A JPS6188886A JP20993184A JP20993184A JPS6188886A JP S6188886 A JPS6188886 A JP S6188886A JP 20993184 A JP20993184 A JP 20993184A JP 20993184 A JP20993184 A JP 20993184A JP S6188886 A JPS6188886 A JP S6188886A
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- Japan
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- alcohol
- formula
- phospholipid
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- residue
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Liposomes
- A61K9/1271—Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes, liposomes coated with polymers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、従来酵素法により製造できることの全く知ら
れていなかった、リン脂質長鎖アルコール誘導体の酵素
法による製法に関し、該誘導体は例えばリポソーム形成
基材、乳化剤及び生理活性物質などの分野に有用な、酵
素法リン脂質長稙アルコール誘導体の製法に関する。更
に詳しくは従来酵素法で使用されたキャベツ由来のホス
ホリパーゼD(至適温度40°C以下、至適p H5,
4〜5.6)とは異なって、至適温度60〜70℃、至
4pH’l付近のホスホリパーゼDMの存在下で、リン
脂質とアルコールとを反応させるリン脂質アルコール誘
導体の製法に関する。
れていなかった、リン脂質長鎖アルコール誘導体の酵素
法による製法に関し、該誘導体は例えばリポソーム形成
基材、乳化剤及び生理活性物質などの分野に有用な、酵
素法リン脂質長稙アルコール誘導体の製法に関する。更
に詳しくは従来酵素法で使用されたキャベツ由来のホス
ホリパーゼD(至適温度40°C以下、至適p H5,
4〜5.6)とは異なって、至適温度60〜70℃、至
4pH’l付近のホスホリパーゼDMの存在下で、リン
脂質とアルコールとを反応させるリン脂質アルコール誘
導体の製法に関する。
尚、本発明に於て、リン脂質アルコール誘導体とは、出
発物質であるリン脂質のリン酸構造部分と該リン脂質の
(塩基もしくハ)アルコール構造部分とのエステル結合
を、ホスホリパーゼDMの作用で加水分解すると同時に
、上記反応に用いるアルコールへ転移させて銹導した、
出発物質とは異なる新しいリン脂質を意味する。
発物質であるリン脂質のリン酸構造部分と該リン脂質の
(塩基もしくハ)アルコール構造部分とのエステル結合
を、ホスホリパーゼDMの作用で加水分解すると同時に
、上記反応に用いるアルコールへ転移させて銹導した、
出発物質とは異なる新しいリン脂質を意味する。
特に、本発明に、下記式(1
%式%(1)
但し式中Aは下記に)又は(jl)
を示し、ここでR8及びR,[、それぞれ、同一もしく
は異なっていてもよく、基−〇−COR11及び基−0
−R1,よυえらばれfc基を示し、そして式(iの場
合には、R2はさらにOHであることができ、更にR8
とRlnは11〜19の整数を示す〕を表わすこともで
きる、 上記に於て、RII及びRI!け同一でも異っていても
よく、それぞれ飽和もしくは不飽和のC8〜C1、の脂
肪族炭化水素を示し、A′はオキシドアニオン又は水酸
基を示し、Bは−c CH,)、 #< cHll)い
−(C1i、)!NH,、−CH,CHCNE、)C
OOH,−(CB、)、NECCH,)、−(cH,)
、#(CB、)、 、−CB、・CB−OB−CM、O
H。
は異なっていてもよく、基−〇−COR11及び基−0
−R1,よυえらばれfc基を示し、そして式(iの場
合には、R2はさらにOHであることができ、更にR8
とRlnは11〜19の整数を示す〕を表わすこともで
きる、 上記に於て、RII及びRI!け同一でも異っていても
よく、それぞれ飽和もしくは不飽和のC8〜C1、の脂
肪族炭化水素を示し、A′はオキシドアニオン又は水酸
基を示し、Bは−c CH,)、 #< cHll)い
−(C1i、)!NH,、−CH,CHCNE、)C
OOH,−(CB、)、NECCH,)、−(cH,)
、#(CB、)、 、−CB、・CB−OB−CM、O
H。
〔ここでmは1〜5の整数を示す。〕を示す、で表わさ
れるリン脂質と下記(1)又は(2)、(1) Ct
r以上の飽和もしくは不飽和の脂肪族又は芳香族炭化水
素残基、ここで状炭化水素残基はハロゲノ、アミノ、ア
セチル及び水酸基よシ選ばれた置換基で置換されていて
もよい、又は 分子内にエーテル、エステル、アミン及びアミド結合よ
りなる群からえらばれた結合を有する上記炭化水累残基
、 からなる−級アルコール化合物、 (2)ハロゲノ、アミン、アセチル、水酸基、Ca以下
の七ノーもしくはジ−アルキルアミノ及びフェニルより
成る群からえらばれた置換基で置換されていてもよいC
11以上の直鎖もしくは分岐アルキル残基、但し該アル
キル残基分子内にエステル結合を有していてもよい、又
は飽和もしくは不飽和のC,、C,6の脂肪族カルボン
酸とのエステルである多価アルコール残基; からなる二級アルコール化合物、 とをホスホリパーゼDMの存在下に反応させることを特
徴とする下記式C11) A−0−P−QC・・・ (I[) 夏 A′ 但し式中A及びA′は上記したと同義であシCは上記(
1)〜(2)における残基を示す、で表わされるリン脂
質長鎖アルコール成分体の製法に関する。
れるリン脂質と下記(1)又は(2)、(1) Ct
r以上の飽和もしくは不飽和の脂肪族又は芳香族炭化水
素残基、ここで状炭化水素残基はハロゲノ、アミノ、ア
セチル及び水酸基よシ選ばれた置換基で置換されていて
もよい、又は 分子内にエーテル、エステル、アミン及びアミド結合よ
りなる群からえらばれた結合を有する上記炭化水累残基
、 からなる−級アルコール化合物、 (2)ハロゲノ、アミン、アセチル、水酸基、Ca以下
の七ノーもしくはジ−アルキルアミノ及びフェニルより
成る群からえらばれた置換基で置換されていてもよいC
11以上の直鎖もしくは分岐アルキル残基、但し該アル
キル残基分子内にエステル結合を有していてもよい、又
は飽和もしくは不飽和のC,、C,6の脂肪族カルボン
酸とのエステルである多価アルコール残基; からなる二級アルコール化合物、 とをホスホリパーゼDMの存在下に反応させることを特
徴とする下記式C11) A−0−P−QC・・・ (I[) 夏 A′ 但し式中A及びA′は上記したと同義であシCは上記(
1)〜(2)における残基を示す、で表わされるリン脂
質長鎖アルコール成分体の製法に関する。
従来、ホスホリパーゼDが、リン脂質たとえばホスファ
チジルコリンのコリン塩基−リン酸エステルを加水分解
し、遊離塩基とホスファチジン酸を生ずる反応を触媒す
ることが知られているCM。
チジルコリンのコリン塩基−リン酸エステルを加水分解
し、遊離塩基とホスファチジン酸を生ずる反応を触媒す
ることが知られているCM。
Katgs Can、 J、 Biochsm、
Physiol、32571(1954)]。
Physiol、32571(1954)]。
更に、リン脂質たとえばレシチンとエチルアルコールト
ラホスホリパーゼDの存在下に反応させると、リン脂質
のリン酸構造部分と該リン脂質のアルコール構造部分と
のエステル結合が加水分解されると同時にホスファチジ
ル基転移作用により、ホスファチジルエタノールを生成
することが報告されているC E、 M、 Dawso
n+ Biochtnn、 J、 。
ラホスホリパーゼDの存在下に反応させると、リン脂質
のリン酸構造部分と該リン脂質のアルコール構造部分と
のエステル結合が加水分解されると同時にホスファチジ
ル基転移作用により、ホスファチジルエタノールを生成
することが報告されているC E、 M、 Dawso
n+ Biochtnn、 J、 。
102 、205(1967)] i 〔S、F、 Y
an(BJ、Biol、Ch、gm、、242,477
(1967))。
an(BJ、Biol、Ch、gm、、242,477
(1967))。
上述のようなホスホリパーゼDのホスファチジル基転移
作用が知られて以来、この分野における研究が進められ
、英国特許A 1.581.810 (対応西ドイツ国
公開A2717547)の提案が知られている。この提
案によれば、この提案の一般式で示されたリン脂質と、
水酸基、ハロゲノ、アミンその他のt挨基で置換されて
いてもよいC6までの直鎖もしくは分枝のアルキル基を
有する一級アルコールとの前記キャベツ由来のホスホリ
ノソ−ゼDの酵素作用を利用した一級アルコール転移反
応について開示されている。そして、該反応は、5を超
える炭素原子を含有しない一級アルコールでのみ起り、
若し、5を超える炭素原子を含有する該アルコールの場
合には、反応の主生成物は対応するホスファチジン酸で
あると記載されている。
作用が知られて以来、この分野における研究が進められ
、英国特許A 1.581.810 (対応西ドイツ国
公開A2717547)の提案が知られている。この提
案によれば、この提案の一般式で示されたリン脂質と、
水酸基、ハロゲノ、アミンその他のt挨基で置換されて
いてもよいC6までの直鎖もしくは分枝のアルキル基を
有する一級アルコールとの前記キャベツ由来のホスホリ
ノソ−ゼDの酵素作用を利用した一級アルコール転移反
応について開示されている。そして、該反応は、5を超
える炭素原子を含有しない一級アルコールでのみ起り、
若し、5を超える炭素原子を含有する該アルコールの場
合には、反応の主生成物は対応するホスファチジン酸で
あると記載されている。
更に、該提案にはアルコール成分の選択は、上記の要求
を滴した一級アルコールである限りとくべつな制約のな
いことも記載されている。
を滴した一級アルコールである限りとくべつな制約のな
いことも記載されている。
又、上記提案の発明者等であるS、 Kαταtch、
gv及びH,Eibl等は、Adv、Ezp、 Mg
d、Biol、。
gv及びH,Eibl等は、Adv、Ezp、 Mg
d、Biol、。
Vol、 101 、221 (197B )に於て
、ホスホリパーゼDの酵素作用を利用した一級アルコー
ル転移反応について、C亡C16のアルカノールでは転
移反応が認められないがC6のヘキサノールについてV
120%の転移反応が生じたと報告している。一方、R
okhimov、 M、Mは、Uzb、 Biol。
、ホスホリパーゼDの酵素作用を利用した一級アルコー
ル転移反応について、C亡C16のアルカノールでは転
移反応が認められないがC6のヘキサノールについてV
120%の転移反応が生じたと報告している。一方、R
okhimov、 M、Mは、Uzb、 Biol。
Zh、、 Vol、 3 、6−1< 1979 )に
於て、01以上のアルコール例えばC゛6のヘキサノー
ルについては転移反応は起らなかったと報告している。
於て、01以上のアルコール例えばC゛6のヘキサノー
ルについては転移反応は起らなかったと報告している。
上述のように、従来ホスホソノ9−ゼDによるリン脂質
とアルコールとの間の転移反応は、−級アルコールとく
に炭素数Cs以下の単純な構造からなる鎖状の一級アル
コールの場合にのみ生起することが知られていたにすぎ
な込。
とアルコールとの間の転移反応は、−級アルコールとく
に炭素数Cs以下の単純な構造からなる鎖状の一級アル
コールの場合にのみ生起することが知られていたにすぎ
な込。
本発明者等は、従来公知のキャベツ由来ホスホリパーゼ
Dとは、その至適温度、至JpH等で異なるホスホリパ
ーゼD生産能を有する微生物の存在を発見して、既に、
特開昭58−63388号、特開昭58−67183号
に提案した。この提案の中では、核ホスホリパーゼD生
産菌より得られる該ホスホリパーゼD〔本発明において
はホスホリパーゼDMと呼ぶ〕はCs以下の一級アルコ
ール化合物を包含し従来全く言及されたことのない広範
囲なアルコール化合物に対してリン脂質を転移させる作
用を持つことが、記載されている。そして転移反応の起
るアルコールとして、−級アルコールでは、C(=Cu
’1での脂肪族アルコール、ペントース、ヘキソース、
糖アルコール及ヒ多価アルコール、三糖類、芳香族アル
コール、脂環式アルコール、炭素多環式アルコール、フ
ラン環などの複素環アルコールが記載され、又二級アル
コールとして、C3〜C10までの脂肪族アルコール、
芳香族アルコール、脂環式アルコールが記載されている
。
Dとは、その至適温度、至JpH等で異なるホスホリパ
ーゼD生産能を有する微生物の存在を発見して、既に、
特開昭58−63388号、特開昭58−67183号
に提案した。この提案の中では、核ホスホリパーゼD生
産菌より得られる該ホスホリパーゼD〔本発明において
はホスホリパーゼDMと呼ぶ〕はCs以下の一級アルコ
ール化合物を包含し従来全く言及されたことのない広範
囲なアルコール化合物に対してリン脂質を転移させる作
用を持つことが、記載されている。そして転移反応の起
るアルコールとして、−級アルコールでは、C(=Cu
’1での脂肪族アルコール、ペントース、ヘキソース、
糖アルコール及ヒ多価アルコール、三糖類、芳香族アル
コール、脂環式アルコール、炭素多環式アルコール、フ
ラン環などの複素環アルコールが記載され、又二級アル
コールとして、C3〜C10までの脂肪族アルコール、
芳香族アルコール、脂環式アルコールが記載されている
。
本発明者等は、鋭意、研究を重ねた結果、該ホスホリ・
ぐ−ゼDMは上記特開昭に記載されていない前記m及び
(2)よりなる群からえらばれたアルコールとリン脂質
との転移反応を可能とする酵素的触媒作用を示すという
、篤<べき事実を発見した。
ぐ−ゼDMは上記特開昭に記載されていない前記m及び
(2)よりなる群からえらばれたアルコールとリン脂質
との転移反応を可能とする酵素的触媒作用を示すという
、篤<べき事実を発見した。
本発明者等の研究によれば、リン脂質として例えば−級
アルコールである分子址1000のポリエチレングリコ
ールとの間におけるリン脂質アルコール誘導体の形成を
触媒する本発明に於いて新たにホスホIJI?−ゼDM
と呼称する酵素が存在し、このホスホリパーゼDhiの
存在下に前記式(1)で表わされるリン脂質と前記fl
)又は(2)で示されるアルコールとを反応させること
により、従来製造できる事が全く知られでいなかったり
脂質アルコール誘導体を酵素法により製造できることが
発見された。
アルコールである分子址1000のポリエチレングリコ
ールとの間におけるリン脂質アルコール誘導体の形成を
触媒する本発明に於いて新たにホスホIJI?−ゼDM
と呼称する酵素が存在し、このホスホリパーゼDhiの
存在下に前記式(1)で表わされるリン脂質と前記fl
)又は(2)で示されるアルコールとを反応させること
により、従来製造できる事が全く知られでいなかったり
脂質アルコール誘導体を酵素法により製造できることが
発見された。
本発明に於て用いられるアルコールとして例えばポリエ
チレングリコールやその誘導体である各種界面活性剤が
挙げられ、これらのアルコールから導かれるリン脂質誘
導体は新規化合物であり、従来にない化学的、物理的性
質をそなえている。
チレングリコールやその誘導体である各種界面活性剤が
挙げられ、これらのアルコールから導かれるリン脂質誘
導体は新規化合物であり、従来にない化学的、物理的性
質をそなえている。
父、特開昭58−49393ではリン脂質の一種である
ホスファチヅルエタノールアミンとポリエチレングリコ
ールを化学的にアξ゛ド結合させリン脂質高分子訪導体
を合成しているが、本発明によれば煩雑且つ不利益な化
学的合成手段を要することなしに、温和な条件及び容易
な手段で、副反応を伴うおそれもなしに、レシチンなど
の天然に多く存在し且つ安価で容易に得られるリン脂質
を用いて、酵素法によって容易に新しいリン脂質アルコ
ール誘導体たとえばリン脂冥ポリエチレングリコール訪
導体などを好収率で製造することができる。
ホスファチヅルエタノールアミンとポリエチレングリコ
ールを化学的にアξ゛ド結合させリン脂質高分子訪導体
を合成しているが、本発明によれば煩雑且つ不利益な化
学的合成手段を要することなしに、温和な条件及び容易
な手段で、副反応を伴うおそれもなしに、レシチンなど
の天然に多く存在し且つ安価で容易に得られるリン脂質
を用いて、酵素法によって容易に新しいリン脂質アルコ
ール誘導体たとえばリン脂冥ポリエチレングリコール訪
導体などを好収率で製造することができる。
従って、本発明の目的は新しい酵素法リン脂質長鎖アル
コール誘導体の1μ法を提供する【ある。
コール誘導体の1μ法を提供する【ある。
本発明の上記目的及び更に多くの他の目的ならろう。
本発明方法で利用する原料リン脂質は下記式(1)%式
% 但し式中Aは下記(1)又は(11) を示し、ここで81及びR,d、それぞれ、同一もしく
は異なっていてもよく、基−0−COR11及び基−Q
−R,,よりえらばれた基を示し、そして、式(1)の
場合には、R,dさらにORであることができ、更にR
3とR。
% 但し式中Aは下記(1)又は(11) を示し、ここで81及びR,d、それぞれ、同一もしく
は異なっていてもよく、基−0−COR11及び基−Q
−R,,よりえらばれた基を示し、そして、式(1)の
場合には、R,dさらにORであることができ、更にR
3とR。
ルは11−19の整数を示す〕を表わすこともできる、
上記に於て、R1,及びR1!は同一でも異っていても
よく、それぞれ飽和もしくは不飽和のCrctxの脂肪
族炭化水素を示し、A′はオキシドアニオン又は水酸基
を示し、+ Bは−CCへ)鵞NCCM、)、 、 −(CH雪)
、NH,。
よく、それぞれ飽和もしくは不飽和のCrctxの脂肪
族炭化水素を示し、A′はオキシドアニオン又は水酸基
を示し、+ Bは−CCへ)鵞NCCM、)、 、 −(CH雪)
、NH,。
−CH,−CH(NH,”)COOH,−CCH,)、
NHCCH,)、−(C烏)B 〔ここでmは1〜5の
整数を示m。
NHCCH,)、−(C烏)B 〔ここでmは1〜5の
整数を示m。
す。〕を示す。
上記式(1)の原料リン脂質は公知化合物であって、ジ
アシルエステル型、モノアシル型(リゾ型)、モノアル
ケニルエーテルモノアシル型(フラスマローグン型)、
モノアルキルエーテル型、モノアルキルエーテルモノア
シル型、ジアルキルエーテル型、シクロアルキリデン型
のグリセロリン脂負ヲすべて包含し、これらのリン脂質
は公知の方法によって天然物より抽出採取又は合成して
得ることができるが、市場で入手することもできる。例
えば、Milk物組織から公知の手段で抽出して得られ
るものとしてはレシチン、ケファリン、ホスファチジル
セリン、ホスファチツルグリセロール、ホスファチツル
イノシトール、ホスファチソルコリンプラスマローケ゛
ン等がある。これ等は単独或は混合物をその1ま使用し
てもよいし、又、精製して用いることもできる。リゾ型
リン脂質は上記リン脂質にホスホリパーゼA、を作用さ
せて調製することもできる。又、L−α−ホス7アチジ
ルコリンソパルミチルエーテル、L−α−レシチン、β
、γ−ヘキサデシリデン、アルキルリゾホスファチツル
エタノールアミン、1−o−アルキル−2−アセチル−
8n−グリセロ−3−ホスホリルコリン、β−型リン脂
質等については公知合成方法によって得ることができる
が、市場よシ簡単に入手できるのでこれを利用すること
ができる。
アシルエステル型、モノアシル型(リゾ型)、モノアル
ケニルエーテルモノアシル型(フラスマローグン型)、
モノアルキルエーテル型、モノアルキルエーテルモノア
シル型、ジアルキルエーテル型、シクロアルキリデン型
のグリセロリン脂負ヲすべて包含し、これらのリン脂質
は公知の方法によって天然物より抽出採取又は合成して
得ることができるが、市場で入手することもできる。例
えば、Milk物組織から公知の手段で抽出して得られ
るものとしてはレシチン、ケファリン、ホスファチジル
セリン、ホスファチツルグリセロール、ホスファチツル
イノシトール、ホスファチソルコリンプラスマローケ゛
ン等がある。これ等は単独或は混合物をその1ま使用し
てもよいし、又、精製して用いることもできる。リゾ型
リン脂質は上記リン脂質にホスホリパーゼA、を作用さ
せて調製することもできる。又、L−α−ホス7アチジ
ルコリンソパルミチルエーテル、L−α−レシチン、β
、γ−ヘキサデシリデン、アルキルリゾホスファチツル
エタノールアミン、1−o−アルキル−2−アセチル−
8n−グリセロ−3−ホスホリルコリン、β−型リン脂
質等については公知合成方法によって得ることができる
が、市場よシ簡単に入手できるのでこれを利用すること
ができる。
本発明方法に於て、上記式(1)原料リン脂質とホスホ
リパーゼDMの存在下に反応せしめるアルコールは、下
記+11〜(2)で表わされる群から選択膜炭化水素残
基、ここで該炭化水素残基はハロケ゛ン、アミン、アセ
チル及び水酸基より選ばれた置換基で置換されていても
よい、又は 分子内にエーテル、エステル、アミン及びアミド結合よ
りなる群からえらばれた結合を有する上記炭化水素残基
、 からなる−級アルコール化合物、 (2) ハロダン、アミノ、アセチル、水酸基、C1
以下のモノ−もしくはジ−アルキルアミノ及びフェニル
より成る群からえらばれfc置換基で置換されていても
よい”11以上の直鎖もしくは分岐アルキル残基、但し
該アルキル残基分子内にエステル結合を有していてもよ
い、又は飽和もしくは不飽和の010 ”” Cu2の
脂肪族カルボン酸と多価アルコールとのエステルである
多価アルコール残基;からなる二級アルコール化合物。
リパーゼDMの存在下に反応せしめるアルコールは、下
記+11〜(2)で表わされる群から選択膜炭化水素残
基、ここで該炭化水素残基はハロケ゛ン、アミン、アセ
チル及び水酸基より選ばれた置換基で置換されていても
よい、又は 分子内にエーテル、エステル、アミン及びアミド結合よ
りなる群からえらばれた結合を有する上記炭化水素残基
、 からなる−級アルコール化合物、 (2) ハロダン、アミノ、アセチル、水酸基、C1
以下のモノ−もしくはジ−アルキルアミノ及びフェニル
より成る群からえらばれfc置換基で置換されていても
よい”11以上の直鎖もしくは分岐アルキル残基、但し
該アルキル残基分子内にエステル結合を有していてもよ
い、又は飽和もしくは不飽和の010 ”” Cu2の
脂肪族カルボン酸と多価アルコールとのエステルである
多価アルコール残基;からなる二級アルコール化合物。
上記(1)において該炭化水素残基としてFiC,、〜
C(資)の脂肪族もしくは芳香族炭化水素残基が好まし
く、更に該脂肪族もしくは芳香族炭化水素残基カ分子内
にエーテル、エステル、アミン、アミド結合を有する場
合けこil、らの結合を一個り上布するものが好ましく
、該脂肪族もしくけ芳香族炭化水素の置換基として水酸
基があげられる。
C(資)の脂肪族もしくは芳香族炭化水素残基が好まし
く、更に該脂肪族もしくは芳香族炭化水素残基カ分子内
にエーテル、エステル、アミン、アミド結合を有する場
合けこil、らの結合を一個り上布するものが好ましく
、該脂肪族もしくけ芳香族炭化水素の置換基として水酸
基があげられる。
上記(1)の群に属する一級アルコールの具体例として
下記の化合物があげられる。脂肪族アルコールの例とし
てはソラネオールCCn)、デカブレニルアルコール(
C力)、ウンデカプレニルアルコール(C16)、ドリ
コール(Cos)などがあげられる。分子内にエーテル
結合を有する脂肪族も゛しくけ芳香族アルコールの例と
してはポリオキシエチレングリコール〔例えば和光純薬
工業社製分子敏600(約C1,)、分子量1000(
約C1,〕、分子j12000(約Cw、)〕、ポリオ
キシエチレングリコールモノメチルエーテル〔例えばア
ルドリッチ社製、分子i750 (約Cat ) 、分
子量1900 (約Ga5))、4リオキシエチレング
リコールモノラウリルエーテル〔例えば花王石鹸社製x
−rルrンー109p(約Cso〕、エマルダン−12
0(約C36)、エマルグン−147(約050)〕、
〕ポリオキシエチレングリコールーモノセチルエーテル
例えば花王石鹸社製エマルグン−220(約C4t))
1.+?リオキシエチレングリコールーモノステアリル
エーテル〔例えば花王石鹸社製x−rkf7−306
p (約C30〕、jl−ff A/社裂エマルケ9ン
ー420C約C鱒’)、エマルダン−430(約C8,
)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーモノオクチル
フェノールエーテル〔例えば日本油脂社製ノニオンB5
−220C約C□〕、花王石鹸社製エマルrンー810
(約C3,) 、工1ルl” ン−8408(約CH)
3、M i オ*ジエチレングリコール−モノ−ノニ
ルフェノールエーテル〔例えば花王石鹸社製エマルrン
−910(約Csi )、x−rhyン−920(約c
41)、エマルfン−950(約Cus )、x−qル
’y’ン−985(約Csss )コ、ポリオキシエチ
レン−プロピレン重合体〔例えば花王石鹸社製エマルr
ンX ppts。
下記の化合物があげられる。脂肪族アルコールの例とし
てはソラネオールCCn)、デカブレニルアルコール(
C力)、ウンデカプレニルアルコール(C16)、ドリ
コール(Cos)などがあげられる。分子内にエーテル
結合を有する脂肪族も゛しくけ芳香族アルコールの例と
してはポリオキシエチレングリコール〔例えば和光純薬
工業社製分子敏600(約C1,)、分子量1000(
約C1,〕、分子j12000(約Cw、)〕、ポリオ
キシエチレングリコールモノメチルエーテル〔例えばア
ルドリッチ社製、分子i750 (約Cat ) 、分
子量1900 (約Ga5))、4リオキシエチレング
リコールモノラウリルエーテル〔例えば花王石鹸社製x
−rルrンー109p(約Cso〕、エマルダン−12
0(約C36)、エマルグン−147(約050)〕、
〕ポリオキシエチレングリコールーモノセチルエーテル
例えば花王石鹸社製エマルグン−220(約C4t))
1.+?リオキシエチレングリコールーモノステアリル
エーテル〔例えば花王石鹸社製x−rkf7−306
p (約C30〕、jl−ff A/社裂エマルケ9ン
ー420C約C鱒’)、エマルダン−430(約C8,
)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーモノオクチル
フェノールエーテル〔例えば日本油脂社製ノニオンB5
−220C約C□〕、花王石鹸社製エマルrンー810
(約C3,) 、工1ルl” ン−8408(約CH)
3、M i オ*ジエチレングリコール−モノ−ノニ
ルフェノールエーテル〔例えば花王石鹸社製エマルrン
−910(約Csi )、x−rhyン−920(約c
41)、エマルfン−950(約Cus )、x−qル
’y’ン−985(約Csss )コ、ポリオキシエチ
レン−プロピレン重合体〔例えば花王石鹸社製エマルr
ンX ppts。
(約G、)、エマル?ンp p 230 (約C0,)
、エマルケ°ンg250(約C84,)〕、ポリオキシ
エチレングリコールービヌフェノールエーテル〔伝えば
日本油脂社類ユニオール71A−700(約C2,)’
:l 。
、エマルケ°ンg250(約C84,)〕、ポリオキシ
エチレングリコールービヌフェノールエーテル〔伝えば
日本油脂社類ユニオール71A−700(約C2,)’
:l 。
ポリオキシエチレングリコール−グリセリンエーテル〔
例えば日本油脂社製ユニオツクスG−750(約Ca5
)]、ポリグリセリン〔例えば板本薬品工業社製デカグ
リセリン$750(約C30〕〕などがあげられる。
例えば日本油脂社製ユニオツクスG−750(約Ca5
)]、ポリグリセリン〔例えば板本薬品工業社製デカグ
リセリン$750(約C30〕〕などがあげられる。
又、分子内にエステル結合を有する脂肪族アルコールの
例としてペンタエリスリトールヅステアレイト(C56
’jなどがあげられる。又、分子内にエーテル、エステ
ル結合を有する脂肪族アルコールのタリトしてポリオキ
シエチレングリコール−モノラウリン酸エステル〔例え
ば化工石鹸社製エマノーン1112(約C5,〕〕、ポ
リオキシエチレングリコール−モノステアリン酸エステ
ル〔例工ば化工石鹸社央エマノーン3115(約に’4
1+))、ポリオキシエチレンダリコールーモノオレイ
ン酸エステル〔例えば化工石鹸社製エマノーン4110
(約C,)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーソル
ビタンラウロイルエステル例えば化工石鹸社製レオドー
ルTW−L106(約C9)、レオドールTW−L12
0C約C4)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーソ
ルビタン/eルミトイルエステル例えば花玉石畷社製レ
オドールTW−P120(約C6□)〕、〕ポリオキシ
エチレングリコールーソルビタンステアリン酸エステル
〔例工は化工石り社製レオドールTW−8106(約C
86)、レオドール’l’W−8120(約(:’84
) 〕、ポリオや キシエチレングリコールソルビタン−オレイン酸エステ
ル〔例えば化工石鹸社製レオドールTW−Qt06(約
C36)、レオドールTW−0120(約(s、)3.
4リオキシエチレングリコールーソルピタンートリオレ
イン酸エステル〔例えば化工石鹸社製レオドール2’W
−0320(約C80)〕、テトラオレイン酸ポリオキ
シエチレンンルピット〔例えば化工石鹸社製レオドール
430(約Cl34)、レオドール440(約C154
)、レオドール460(約Cl94)〕、ポリグリセリ
ンモノラウリン酸エステル〔例えば版本薬品工業社pM
L−500(約C3o)、ML−750C約C4t))
、ポリグリセリンモノステアリン酸エステル〔例えば版
本薬品工業社製MS−310(約Cy))、t’s −
500(約CJ6)〕、ポリグリセリンモノオレイン戯
エステル〔例えば版本薬品工業社製A10−310(約
C5゜)、MO−500(約C36)、MO−150(
約C4t))などがあげられる。父、分子内にエステル
、アミド結合を有する脂肪族アルコールの例としてポリ
オキシエチレングリコール−モノステアリルアマイド〔
例えばライオンアクゾ社製エソマイトIiT/ISC約
C2g 〕、エソマイトHT/60(約C11,)〕な
どがあげられる。更に分子内にエーテル、アミン結合を
有する脂肪族アルコールの例トしてポリオキシエチレン
グリコール−モノステアリルアミン〔例えば化工石隙社
製アミ−1308(約C3,〕、アミート320(約C
s5))、ポリオキシエチレングリコールーモノステア
リルジアミン〔例えばライオンアクゾ社製エソデュオミ
ンT/20C約C4)、エソデュオミンT/251G’
ts)]、ポポリオキシエンレンダリコール−ステアリ
ル44アンモニウム〔例えばライオンアクゾ社製エソカ
ード18/25 (約C4m))、ポリオキシエチレン
グリコール−オレイル第4級アンモニウム〔例えばライ
オンアクゾ社製エソカード0/25(約C+a)]など
があげられる。
例としてペンタエリスリトールヅステアレイト(C56
’jなどがあげられる。又、分子内にエーテル、エステ
ル結合を有する脂肪族アルコールのタリトしてポリオキ
シエチレングリコール−モノラウリン酸エステル〔例え
ば化工石鹸社製エマノーン1112(約C5,〕〕、ポ
リオキシエチレングリコール−モノステアリン酸エステ
ル〔例工ば化工石鹸社央エマノーン3115(約に’4
1+))、ポリオキシエチレンダリコールーモノオレイ
ン酸エステル〔例えば化工石鹸社製エマノーン4110
(約C,)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーソル
ビタンラウロイルエステル例えば化工石鹸社製レオドー
ルTW−L106(約C9)、レオドールTW−L12
0C約C4)〕、〕ポリオキシエチレングリコールーソ
ルビタン/eルミトイルエステル例えば花玉石畷社製レ
オドールTW−P120(約C6□)〕、〕ポリオキシ
エチレングリコールーソルビタンステアリン酸エステル
〔例工は化工石り社製レオドールTW−8106(約C
86)、レオドール’l’W−8120(約(:’84
) 〕、ポリオや キシエチレングリコールソルビタン−オレイン酸エステ
ル〔例えば化工石鹸社製レオドールTW−Qt06(約
C36)、レオドールTW−0120(約(s、)3.
4リオキシエチレングリコールーソルピタンートリオレ
イン酸エステル〔例えば化工石鹸社製レオドール2’W
−0320(約C80)〕、テトラオレイン酸ポリオキ
シエチレンンルピット〔例えば化工石鹸社製レオドール
430(約Cl34)、レオドール440(約C154
)、レオドール460(約Cl94)〕、ポリグリセリ
ンモノラウリン酸エステル〔例えば版本薬品工業社pM
L−500(約C3o)、ML−750C約C4t))
、ポリグリセリンモノステアリン酸エステル〔例えば版
本薬品工業社製MS−310(約Cy))、t’s −
500(約CJ6)〕、ポリグリセリンモノオレイン戯
エステル〔例えば版本薬品工業社製A10−310(約
C5゜)、MO−500(約C36)、MO−150(
約C4t))などがあげられる。父、分子内にエステル
、アミド結合を有する脂肪族アルコールの例としてポリ
オキシエチレングリコール−モノステアリルアマイド〔
例えばライオンアクゾ社製エソマイトIiT/ISC約
C2g 〕、エソマイトHT/60(約C11,)〕な
どがあげられる。更に分子内にエーテル、アミン結合を
有する脂肪族アルコールの例トしてポリオキシエチレン
グリコール−モノステアリルアミン〔例えば化工石隙社
製アミ−1308(約C3,〕、アミート320(約C
s5))、ポリオキシエチレングリコールーモノステア
リルジアミン〔例えばライオンアクゾ社製エソデュオミ
ンT/20C約C4)、エソデュオミンT/251G’
ts)]、ポポリオキシエンレンダリコール−ステアリ
ル44アンモニウム〔例えばライオンアクゾ社製エソカ
ード18/25 (約C4m))、ポリオキシエチレン
グリコール−オレイル第4級アンモニウム〔例えばライ
オンアクゾ社製エソカード0/25(約C+a)]など
があげられる。
上記(2)において、該アルキル残基からなる二級アル
コール化合物では、分子内にエステル結合を有しない二
級アルコールとしてC11〜C2oが好ましく例として
2−ウンデカノール(C11)、2−ドデカノール(C
,、)、2−トリデカノール(C4)、2−テトラデカ
ノール(CI4)などがめげられる。
コール化合物では、分子内にエステル結合を有しない二
級アルコールとしてC11〜C2oが好ましく例として
2−ウンデカノール(C11)、2−ドデカノール(C
,、)、2−トリデカノール(C4)、2−テトラデカ
ノール(CI4)などがめげられる。
分子内にエステル結合を有する二級アルコールとしてC
、−CMのりシルイン酸エステルなどが好ましく例とし
てリシルイン酸メチルエステル(C1゜)、リシルイン
酸エチルエステル(C2゜入りシルイン酸イソプロピル
エステル(C2I)、リシルイン酸ヘキサデシルエステ
ル(C34)、ワシルイン酸オクタデシルエステル(C
w)、リシルイン酸オレイルエステル(Cお)などがあ
げられる。父、該多価アルコール残基からなる二級アル
コール化合物では、該多価アルコール残基としてソルビ
タン残基が好ましく例としてソルビタントリオレイト(
CIa)、ソルビタンモノステアレイト(Cu)、ソル
ビタンモノステアレイト(Cu)、ソルビタントリオレ
イト(Cu)、ソルビタントリオレイト(c’、)など
があげられる。尚本発明において上述した例示アルコー
ル以外で、上記(11、+2+の範囲に含まれるアルコ
ールであれば如何なるアルコールをも用いることができ
る。
、−CMのりシルイン酸エステルなどが好ましく例とし
てリシルイン酸メチルエステル(C1゜)、リシルイン
酸エチルエステル(C2゜入りシルイン酸イソプロピル
エステル(C2I)、リシルイン酸ヘキサデシルエステ
ル(C34)、ワシルイン酸オクタデシルエステル(C
w)、リシルイン酸オレイルエステル(Cお)などがあ
げられる。父、該多価アルコール残基からなる二級アル
コール化合物では、該多価アルコール残基としてソルビ
タン残基が好ましく例としてソルビタントリオレイト(
CIa)、ソルビタンモノステアレイト(Cu)、ソル
ビタンモノステアレイト(Cu)、ソルビタントリオレ
イト(Cu)、ソルビタントリオレイト(c’、)など
があげられる。尚本発明において上述した例示アルコー
ル以外で、上記(11、+2+の範囲に含まれるアルコ
ールであれば如何なるアルコールをも用いることができ
る。
上記例示の如き11) 、 +21からえらばれたアル
コールは1天然物、合成品いずれでも利用できるが、目
的とするアルコール以外のアルコールを含まないように
予め適当な公知手段を用い精製して利用するのが好まし
い。このような精製手段の例としては、たとえば、蒸留
、再結晶、アルミナ、シリカゲル、活性炭、イオン交換
樹脂などを用いたカラムクロマトグラフィー、薄ノ脅ク
ロマトグラフィー及びこれらの適当な組み合わせ精製手
段を例示できる。
コールは1天然物、合成品いずれでも利用できるが、目
的とするアルコール以外のアルコールを含まないように
予め適当な公知手段を用い精製して利用するのが好まし
い。このような精製手段の例としては、たとえば、蒸留
、再結晶、アルミナ、シリカゲル、活性炭、イオン交換
樹脂などを用いたカラムクロマトグラフィー、薄ノ脅ク
ロマトグラフィー及びこれらの適当な組み合わせ精製手
段を例示できる。
本発明方法によれば、前記例示の如き式(1)リン脂質
と上記例示の如きm、+21からえらばれたアルコール
とをホスホリパーゼDMの存在下に反応させる。
と上記例示の如きm、+21からえらばれたアルコール
とをホスホリパーゼDMの存在下に反応させる。
この際利用するホスホリパーゼDMO例として特開昭5
8−63388に開示されたノカルディオプシス属に属
するホスホリ・蓼−ゼD生産菌例えばノカルディオプシ
ス11%扁779株〔做工研条寄第512号<FERM
EP−s12)E、特開昭58−67183に開示
されたアクチノマデューラ篇に属するホスホリ・ンーゼ
D生産酌例えばアクチノマデューラ属A362株〔微工
研灸を第511号(FERM BP−stt))の生
産するホスホリパーゼDをあげることができるが、前記
式(1’)のリン脂質を原料として前記tl) 、 1
2+のアルコールの転移反応を起す作用を有するホスホ
リパーゼDであれば如何なる起源のホスホリパーゼDで
もホスホリパーゼDMとして朋いることが出来る。
8−63388に開示されたノカルディオプシス属に属
するホスホリ・蓼−ゼD生産菌例えばノカルディオプシ
ス11%扁779株〔做工研条寄第512号<FERM
EP−s12)E、特開昭58−67183に開示
されたアクチノマデューラ篇に属するホスホリ・ンーゼ
D生産酌例えばアクチノマデューラ属A362株〔微工
研灸を第511号(FERM BP−stt))の生
産するホスホリパーゼDをあげることができるが、前記
式(1’)のリン脂質を原料として前記tl) 、 1
2+のアルコールの転移反応を起す作用を有するホスホ
リパーゼDであれば如何なる起源のホスホリパーゼDで
もホスホリパーゼDMとして朋いることが出来る。
本発明方法によれば、前記例示の如き式(1)リン脂質
と前記例示の如き+11 、 +2+からえらばれたア
ルコールとを、上記に詳しく述べたホスホリパーゼDM
の存在下に反応させることにより“、下記式C11) I A−0−P−0−C・・・ (I+) A′ 但し式中、A、A’及びCは前記したと同義である、 で表わされるリン脂質アルコール誘導体を製造すること
ができる。この際、ホスホリパーゼDMはfl製品とし
て使用する必要はなく粗製品であってもよい。更に、適
当な固定化担体たとえばポリプロピレン膜、セライト粒
、ガラスピーズなどの如き各種の重合体樹脂類や無紐材
料の粒状物やフィルム状物に担持固定化して利用するこ
ともできる。
と前記例示の如き+11 、 +2+からえらばれたア
ルコールとを、上記に詳しく述べたホスホリパーゼDM
の存在下に反応させることにより“、下記式C11) I A−0−P−0−C・・・ (I+) A′ 但し式中、A、A’及びCは前記したと同義である、 で表わされるリン脂質アルコール誘導体を製造すること
ができる。この際、ホスホリパーゼDMはfl製品とし
て使用する必要はなく粗製品であってもよい。更に、適
当な固定化担体たとえばポリプロピレン膜、セライト粒
、ガラスピーズなどの如き各種の重合体樹脂類や無紐材
料の粒状物やフィルム状物に担持固定化して利用するこ
ともできる。
反応は、ホスホリパーゼDMの存在下で、好ましくは溶
媒の存在下に、式(1) IJン脂質と(1)。
媒の存在下に、式(1) IJン脂質と(1)。
(2)からえらばれたアルコールとを@触せしめること
により行うことができる。利用する溶媒の例としては、
水性溶媒及び水性溶媒と有機溶媒との混合溶媒を例示す
ることができる。fl) 、 (2+からえらばれたア
ルコールそれ自体に溶媒の役目を兼ねさせることもでき
る。また、ホスホリパーゼDMの酵累学的触媒作用を阻
害しない任意の他のt;テ加剤を含む溶媒も一利用でき
、たとえば該作用を促進したシ、酵素の安定化に役立つ
適当な巾加剤を含有した溶媒であることができる。例え
ば、アルブミン、カゼイン等の蛋白質や酢(袈、クエン
瞼、リン酸などの嶽伽剤を含有したり、塩化カルシウム
その他の中性塩を含有したり父、タウロコール酸ソーダ
等の胆汁酸塩類を含有した水性溶媒であることができる
。史に、有機溶媒の例としては、(1)、(2)からえ
らばれたアルコールそれ自体を包含して、例えば、ルー
へブタン、ルーヘキサンイソオクタンなどの如き脂肪族
炭化水素類ニジクロペンタン、シクロヘキサン、シクロ
ブタンなどの如き脂壌族炭化水XLTzベンゼン、トル
エン、キシレンナトの如*−yfv族炭化水素類;アセ
トン、メチルイソプロピルケトンなどの如きケトン類;
ツメチルエーテル、ヅエチルエーテル、ヅイソプロビル
エーテルなどの如きエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチ
ルなどの如きエステルク;四塩化炭素、クロロホルム、
塩化メチレンなどの如きハロゲン化炭化水素類;ツメチ
ルホルムアミドの如きアミド俗媒類;ツメチルスルホキ
シドの如きスルホキシド溶媒類などを例示することがで
きる。
により行うことができる。利用する溶媒の例としては、
水性溶媒及び水性溶媒と有機溶媒との混合溶媒を例示す
ることができる。fl) 、 (2+からえらばれたア
ルコールそれ自体に溶媒の役目を兼ねさせることもでき
る。また、ホスホリパーゼDMの酵累学的触媒作用を阻
害しない任意の他のt;テ加剤を含む溶媒も一利用でき
、たとえば該作用を促進したシ、酵素の安定化に役立つ
適当な巾加剤を含有した溶媒であることができる。例え
ば、アルブミン、カゼイン等の蛋白質や酢(袈、クエン
瞼、リン酸などの嶽伽剤を含有したり、塩化カルシウム
その他の中性塩を含有したり父、タウロコール酸ソーダ
等の胆汁酸塩類を含有した水性溶媒であることができる
。史に、有機溶媒の例としては、(1)、(2)からえ
らばれたアルコールそれ自体を包含して、例えば、ルー
へブタン、ルーヘキサンイソオクタンなどの如き脂肪族
炭化水素類ニジクロペンタン、シクロヘキサン、シクロ
ブタンなどの如き脂壌族炭化水XLTzベンゼン、トル
エン、キシレンナトの如*−yfv族炭化水素類;アセ
トン、メチルイソプロピルケトンなどの如きケトン類;
ツメチルエーテル、ヅエチルエーテル、ヅイソプロビル
エーテルなどの如きエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチ
ルなどの如きエステルク;四塩化炭素、クロロホルム、
塩化メチレンなどの如きハロゲン化炭化水素類;ツメチ
ルホルムアミドの如きアミド俗媒類;ツメチルスルホキ
シドの如きスルホキシド溶媒類などを例示することがで
きる。
水性溶媒を有機溶媒との混合@煤の形でオi」用する場
合の両者の混合比は適当に選択できるが、91jえは水
性溶媒:有機溶媒(v / v比)の比でio。
合の両者の混合比は適当に選択できるが、91jえは水
性溶媒:有機溶媒(v / v比)の比でio。
:0〜l:99の如き混合比を例示することができる。
反応モル比、ホスホ1ルぞ一ゼDMの便用廿、溶媒の使
用量などは、適宜に選択できるが、例えば、式(夏)リ
ン脂質1モルに対してアルコール約1:0.1〜約1
! 100モルの反応モル比?例示することができる。
用量などは、適宜に選択できるが、例えば、式(夏)リ
ン脂質1モルに対してアルコール約1:0.1〜約1
! 100モルの反応モル比?例示することができる。
また、ホスホリパーゼDMの使用量としては、例えば、
式(りリン脂質1g当り約10〜約100.000単位
好着しくは約100〜約1000単位の使用量を例示す
ることができる。さらに、溶媒の使用量としては、例え
ば、式(1) IJン脂質に対して約2倍〜約100倍
(容量)程度の使用量を例示できる。
式(りリン脂質1g当り約10〜約100.000単位
好着しくは約100〜約1000単位の使用量を例示す
ることができる。さらに、溶媒の使用量としては、例え
ば、式(1) IJン脂質に対して約2倍〜約100倍
(容量)程度の使用量を例示できる。
反応は、室温で進行するので、とくに冷却或は加熱の必
要はないが、所望によシ適宜に冷却もしくは加温条件を
採用することができる。例えば、約り℃〜約90℃、好
ましくは約り0℃〜約6゜°Cの如き反応温度を例示す
ることができる。また反応時間も適宜に選択できるが、
例えば約1分〜約10日好ましくは約1時間〜約72時
間の如き反応時間を例示することができる。所望により
、たとえばTLC(薄層クロマトグラフィー)などの手
法を利用して反応経過を追跡し、所望の目的物の形成を
確認することにより反応時間を適宜に変更することがで
きる。
要はないが、所望によシ適宜に冷却もしくは加温条件を
採用することができる。例えば、約り℃〜約90℃、好
ましくは約り0℃〜約6゜°Cの如き反応温度を例示す
ることができる。また反応時間も適宜に選択できるが、
例えば約1分〜約10日好ましくは約1時間〜約72時
間の如き反応時間を例示することができる。所望により
、たとえばTLC(薄層クロマトグラフィー)などの手
法を利用して反応経過を追跡し、所望の目的物の形成を
確認することにより反応時間を適宜に変更することがで
きる。
ホス* IJ バー セD Mの存在下で式(ilJ7
脂貝と(1+ 、 +21からえらばれたアルコールと
を接触せしめる態様は適宜に選択できるが、攪拌もしく
は振盪条件下で行うのが普通である。又、酸化分解を受
は易い基質又はアルコールを用いて反応する場合には窒
素気流中等で行う事が望ましい。父、前記のように適当
な粒状物やフィルム状物担体に担持固定化した固定化酵
素の形でホスホリパーゼDMを利用する場合には、例え
ば、同定化酵素膜もしくは固定化酵素粒子層を介して反
応組成lλを循環ポンプを用いて透1させる態様で行う
ことができる。
脂貝と(1+ 、 +21からえらばれたアルコールと
を接触せしめる態様は適宜に選択できるが、攪拌もしく
は振盪条件下で行うのが普通である。又、酸化分解を受
は易い基質又はアルコールを用いて反応する場合には窒
素気流中等で行う事が望ましい。父、前記のように適当
な粒状物やフィルム状物担体に担持固定化した固定化酵
素の形でホスホリパーゼDMを利用する場合には、例え
ば、同定化酵素膜もしくは固定化酵素粒子層を介して反
応組成lλを循環ポンプを用いて透1させる態様で行う
ことができる。
上述のようにして反応を行った後、形成された式(II
) IJン脂質アルコール訪導体は、そのま\又は塩
の形で沈澱させて分離し利用することができる。尚、こ
こで式(II)リン脂質長鎖アルコール江9導体の塩と
しては、例えば塩酸、臭化水素j4::s慨酸、燐酸等
の無メ戊酸との塩、シュウj収、マレイン酸、乳酸、酒
石酸、フマール酸、メタンスル;ン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸等の有機酸との塩、アルギニ
ン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸との塩
、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩、マ
グネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属トの塩及
?、l”アンモニウム塩等があげられる。更に、該誘導
体及びその塩はケイ酸カラムクロマト、アルミナカラム
クロマト、イオン交換クロマト、高速液体クロマト、向
流分配、rル涙過、吸着クロマト等の適轟な公知の方法
を利用して分離精製することができる。
) IJン脂質アルコール訪導体は、そのま\又は塩
の形で沈澱させて分離し利用することができる。尚、こ
こで式(II)リン脂質長鎖アルコール江9導体の塩と
しては、例えば塩酸、臭化水素j4::s慨酸、燐酸等
の無メ戊酸との塩、シュウj収、マレイン酸、乳酸、酒
石酸、フマール酸、メタンスル;ン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸等の有機酸との塩、アルギニ
ン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸との塩
、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩、マ
グネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属トの塩及
?、l”アンモニウム塩等があげられる。更に、該誘導
体及びその塩はケイ酸カラムクロマト、アルミナカラム
クロマト、イオン交換クロマト、高速液体クロマト、向
流分配、rル涙過、吸着クロマト等の適轟な公知の方法
を利用して分離精製することができる。
本発明方法によれば、上述したようにして、式(りリン
脂質と+11 、 (2+からえらばれたアルコールと
を、ホスホリンぞ−ゼDMの存在下に反応させて式(I
t ) IJン脂質アルコール誘導体を製造することが
できる。
脂質と+11 、 (2+からえらばれたアルコールと
を、ホスホリンぞ−ゼDMの存在下に反応させて式(I
t ) IJン脂質アルコール誘導体を製造することが
できる。
得られる式(n ) IJン脂質アルコール銹導体は、
その分子中に界面活性剤としての作用を持つ高分子アル
コールを含有しているため、今プで知られているリン脂
質及びその誘導体とはかなり異った物理的性質をそなえ
ている。特に医薬、農薬、食品、化粧品等の分野におい
て用いられるリポソーム基材、リポソーム表面修飾基材
として有用であシ、単独或は天然リン脂質例えばレシチ
ン等と混合使用して利用できる。
その分子中に界面活性剤としての作用を持つ高分子アル
コールを含有しているため、今プで知られているリン脂
質及びその誘導体とはかなり異った物理的性質をそなえ
ている。特に医薬、農薬、食品、化粧品等の分野におい
て用いられるリポソーム基材、リポソーム表面修飾基材
として有用であシ、単独或は天然リン脂質例えばレシチ
ン等と混合使用して利用できる。
更に該リン脂質アルコールLg導体が、レシチンとポリ
エチレングリコールとから導かれたホスファチツルポリ
オキシエチレングリコールである場合、ポリオキシエチ
レングリコールは非免疫原性であり(Abchowsk
i等J、Biol、 Chgmi、 252p3578
〜3581(1977)]、又ホスファチヅン酸は天然
化合物であるため、該ホスファチツルポリオキシエチレ
ングリコールは投薬手段として経口又は注射のいずれか
で投与することができ、薬物をカプセル化する際きわめ
て有用な基剤となる。
エチレングリコールとから導かれたホスファチツルポリ
オキシエチレングリコールである場合、ポリオキシエチ
レングリコールは非免疫原性であり(Abchowsk
i等J、Biol、 Chgmi、 252p3578
〜3581(1977)]、又ホスファチヅン酸は天然
化合物であるため、該ホスファチツルポリオキシエチレ
ングリコールは投薬手段として経口又は注射のいずれか
で投与することができ、薬物をカプセル化する際きわめ
て有用な基剤となる。
又、化粧品の例えばクリーム、乳液に配合して皮膚生理
に役立つ乳化剤として、脂肪系薬剤の乳化剤として、更
に殺虫剤、除草剤などの如き農薬の乳化剤として又食品
における広範囲の乳化剤としても有用である。又、該リ
ン脂質アルコール誘導体は強い界面活性剤としての性質
のため、これを添加することによって脂溶性物質を水溶
液中に溶かすことができ、透明化:吐水などに利用する
ことが可能であり、更に動植物の培養基に添加すること
により有用物flの産生を8導又は促進する効果も期待
できる。
に役立つ乳化剤として、脂肪系薬剤の乳化剤として、更
に殺虫剤、除草剤などの如き農薬の乳化剤として又食品
における広範囲の乳化剤としても有用である。又、該リ
ン脂質アルコール誘導体は強い界面活性剤としての性質
のため、これを添加することによって脂溶性物質を水溶
液中に溶かすことができ、透明化:吐水などに利用する
ことが可能であり、更に動植物の培養基に添加すること
により有用物flの産生を8導又は促進する効果も期待
できる。
又、該リン脂質アルコール誘導体が1−0−ア一γ」
ルキルー2−アセチルー8n−グリセロ−ホスホリルコ
リン等から導かれた誘導体は、血小板活性化作用、血圧
降下作用などの生理活性やアナフィラキシ−などの炎症
作用に関与すると考えられ、抗血小板剤、血圧降下剤、
抗炎症剤などの薬剤としての利用も期待できる。
リン等から導かれた誘導体は、血小板活性化作用、血圧
降下作用などの生理活性やアナフィラキシ−などの炎症
作用に関与すると考えられ、抗血小板剤、血圧降下剤、
抗炎症剤などの薬剤としての利用も期待できる。
以下、実施例により本発明方法実施の数態様について、
更に詳しく例示する。
更に詳しく例示する。
参考例1. ホスホリルコリンDMの調製きな粉3.0
%コーンスターチープリカー1.0%、ペプトン0.5
%、粉末酵母エキス0.1%、グルコース1.0%、N
H,No30.25%、K、HPO40,4係、Mg5
O,・7#、00.01 %、ツウイy (Twgen
)−8501チからなる培地(pH6,0)約15ii
30Jジャーファーメンタ−に入れ、120℃で15分
間滅菌よ、シード培養液1.51を植菌し、27℃で4
0時間培養を行った。尚、上記シード培養液は、澱粉1
チ、CNH4’)H,PO,0,25%、ペプトン0.
25係、K、HPO,0,2係、MgSO4・7H,O
O,(11係を含む水溶液培地(pH6,8)100ゴ
を500WLl坂ロフラスコに入れ、蒸気殺菌後、ノカ
ルディオプシス属N0779株〔FERM−BP−51
2]又はアクチノマデューラ属NO362株[:FER
M−BP−511]の胞子を一白金耳接種し、培養温度
30℃、120回転/分の条件で2日間撮盪培養して謂
製した。
%コーンスターチープリカー1.0%、ペプトン0.5
%、粉末酵母エキス0.1%、グルコース1.0%、N
H,No30.25%、K、HPO40,4係、Mg5
O,・7#、00.01 %、ツウイy (Twgen
)−8501チからなる培地(pH6,0)約15ii
30Jジャーファーメンタ−に入れ、120℃で15分
間滅菌よ、シード培養液1.51を植菌し、27℃で4
0時間培養を行った。尚、上記シード培養液は、澱粉1
チ、CNH4’)H,PO,0,25%、ペプトン0.
25係、K、HPO,0,2係、MgSO4・7H,O
O,(11係を含む水溶液培地(pH6,8)100ゴ
を500WLl坂ロフラスコに入れ、蒸気殺菌後、ノカ
ルディオプシス属N0779株〔FERM−BP−51
2]又はアクチノマデューラ属NO362株[:FER
M−BP−511]の胞子を一白金耳接種し、培養温度
30℃、120回転/分の条件で2日間撮盪培養して謂
製した。
培養後、菌体固形物を遠心分離により除去し、遠心上清
131(ノカルディオプシス鴇FERM−BP−512
株を用いた場合は0.54u/禦lIアクチノマデユ一
ラ践FERM−BP−511株を用いた場合はL’iu
/プでめった。)を得念。
131(ノカルディオプシス鴇FERM−BP−512
株を用いた場合は0.54u/禦lIアクチノマデユ一
ラ践FERM−BP−511株を用いた場合はL’iu
/プでめった。)を得念。
この遠心上清を5℃に冷却したL −20℃のアセトン
を加えてアセトン両度30〜70%画分に相当するホス
ホリパーゼD IWを含む沈澱物を遠心分離により集め
た。この沈澱物を、ノカルディオプシス属FERM−B
P−s 12株を用いた場合にはpH6,0,7クチノ
マテユ一ラ属FERM−EP−511株を用いた場合は
pH6,5のトリス−マレイン酸に溶解し、0.02A
fの同緩衝液て対して透析した後、同緩衝液で平衝化し
たDEAE−セルロースに通塔し、通過区分を集めた。
を加えてアセトン両度30〜70%画分に相当するホス
ホリパーゼD IWを含む沈澱物を遠心分離により集め
た。この沈澱物を、ノカルディオプシス属FERM−B
P−s 12株を用いた場合にはpH6,0,7クチノ
マテユ一ラ属FERM−EP−511株を用いた場合は
pH6,5のトリス−マレイン酸に溶解し、0.02A
fの同緩衝液て対して透析した後、同緩衝液で平衝化し
たDEAE−セルロースに通塔し、通過区分を集めた。
次に堀内等の方法[J、 Biochgm、 81
、+639(1977)〕で調整したノeルミトイルガ
ーゼをカラムに充填し、充分に水洗してから上記DEA
E−セルロース通過液を注入し、活性を吸着した。
、+639(1977)〕で調整したノeルミトイルガ
ーゼをカラムに充填し、充分に水洗してから上記DEA
E−セルロース通過液を注入し、活性を吸着した。
これを0.05 M)リス−塩酸緩衝液(pH7,2)
で洗浄後、02%Triton X −100を含む同
緩衝液を加え活性を溶出した。活性区分を集めてバイオ
エンジニアリング社製の限外P3mHCTypgG−1
07’)を用いて癲縮した匈、グル濾過担体としてトヨ
パール#W−’ssF[東洋曹達(抹)製]充填カラム
に注入し、蒸留水を用いて通塔し、活性区分を集めて凍
結乾燥を行った。
で洗浄後、02%Triton X −100を含む同
緩衝液を加え活性を溶出した。活性区分を集めてバイオ
エンジニアリング社製の限外P3mHCTypgG−1
07’)を用いて癲縮した匈、グル濾過担体としてトヨ
パール#W−’ssF[東洋曹達(抹)製]充填カラム
に注入し、蒸留水を用いて通塔し、活性区分を集めて凍
結乾燥を行った。
この乾燥粉末を、ノカルディオプシス属ホスホリ/e−
ゼDMの場合には0.025Mイミダゾール−塩酸(7
)B7.4)に溶解後、アクチノマデューラ属ホスホリ
・ぞ−ゼDhiの場合にl’mO,025Af)リス−
酢酸(pH8,3’)に溶解後、ファルマシア・ファイ
ンケミカルス社製のポリバッファ交換体7′7v PBE 94(2(Ml充填カラムに通塔して活性
を吸着後、同社製の溶出用ポリバッファ(45,0)を
用いてpH勾配により溶出した。溶出したホスホリスや
−ゼDMの活性区分を集めて限外ν過膜にて濃縮し、セ
ファデックスG−75充jJ(カラム圧通塔し、ホスホ
リパーゼDM活性区分を集めて凍結乾燥した。
ゼDMの場合には0.025Mイミダゾール−塩酸(7
)B7.4)に溶解後、アクチノマデューラ属ホスホリ
・ぞ−ゼDhiの場合にl’mO,025Af)リス−
酢酸(pH8,3’)に溶解後、ファルマシア・ファイ
ンケミカルス社製のポリバッファ交換体7′7v PBE 94(2(Ml充填カラムに通塔して活性
を吸着後、同社製の溶出用ポリバッファ(45,0)を
用いてpH勾配により溶出した。溶出したホスホリスや
−ゼDMの活性区分を集めて限外ν過膜にて濃縮し、セ
ファデックスG−75充jJ(カラム圧通塔し、ホスホ
リパーゼDM活性区分を集めて凍結乾燥した。
斯くて、ノカルディオプシス鵜ホスホリパーゼDMの場
合には、約40%の活性L(ロ)収率で、比活性178
.31L/〜蛋白質として、アクチノマデューラ属ホス
ホリパーゼDMの場合には約43係の活性回収率で、比
活性218.3u/1rNi蛋白質として、ホスホリパ
ーゼDMが回収された。
合には、約40%の活性L(ロ)収率で、比活性178
.31L/〜蛋白質として、アクチノマデューラ属ホス
ホリパーゼDMの場合には約43係の活性回収率で、比
活性218.3u/1rNi蛋白質として、ホスホリパ
ーゼDMが回収された。
実施例L(Ru、n A1〜57 )
後掲用1表に示した下記リン脂質
N質1+L−α−レシチン(卵黄、シグマ−社)基質T
i;L−α−レシチン、β、γ−ノへキサデシル(カル
ピオケムーベーリング社) (1,2−ソヘキサデシルーsn−グリセロール−3−
ホスホリルコリン) 基質T1;L−α−レシチン、β、r−ヘキサデシIJ
ジンCFi上)(1,2−シクロヘキサデシリデンーs
n−グリセロール−3−ホスホリルコリン) 基質■;ホスファチソルコリンプラスマローグン(ウシ
の心臓、フナコシ薬品社) ii V i 1 ”’ O−アルキル−2−アセトイ
ル−8n−グリセロール−3−ホスホリルコリン(ウシ
の心臓、フナコシ薬品社) と後掲第1表に示した多数種の一級及び二級アルコール
とを、後記TLCによる転移生成物の生成確認方法に従
ってホスホリパーゼDMの存在下で反応させて、転移生
成物の形成を確認した。そのRf値を後掲第1表に示し
た。
i;L−α−レシチン、β、γ−ノへキサデシル(カル
ピオケムーベーリング社) (1,2−ソヘキサデシルーsn−グリセロール−3−
ホスホリルコリン) 基質T1;L−α−レシチン、β、r−ヘキサデシIJ
ジンCFi上)(1,2−シクロヘキサデシリデンーs
n−グリセロール−3−ホスホリルコリン) 基質■;ホスファチソルコリンプラスマローグン(ウシ
の心臓、フナコシ薬品社) ii V i 1 ”’ O−アルキル−2−アセトイ
ル−8n−グリセロール−3−ホスホリルコリン(ウシ
の心臓、フナコシ薬品社) と後掲第1表に示した多数種の一級及び二級アルコール
とを、後記TLCによる転移生成物の生成確認方法に従
ってホスホリパーゼDMの存在下で反応させて、転移生
成物の形成を確認した。そのRf値を後掲第1表に示し
た。
T L Cによる転移生成物の生成確認方法r −下記
組成 1%リン脂質乳化液 0.1−〇、4M
酢■(緩衝液(pH5,7) 0.1ゴ0.1M塩
化カルシウム水溶液 0.05ad20チ アルコ
ール溶液 0.11を蒸留水
0.1 mエーテル
0.2紅の反応液にホスホリパーゼDMの水溶i
o、oty(0,1〜IK)を加え30°01日振盪反
応させた。
組成 1%リン脂質乳化液 0.1−〇、4M
酢■(緩衝液(pH5,7) 0.1ゴ0.1M塩
化カルシウム水溶液 0.05ad20チ アルコ
ール溶液 0.11を蒸留水
0.1 mエーテル
0.2紅の反応液にホスホリパーゼDMの水溶i
o、oty(0,1〜IK)を加え30°01日振盪反
応させた。
尚上記1壬リン脂質乳化液1riIJン脂質100■に
蒸留水10μを加え水冷条件下で60(1’、20KH
zの条件で1〜5分間超音波処理して調整した。また上
記20%アルコール浴液でpHがアルカリ側のものはI
N HCIでp H5,7〜6.5に調整し、水に溶
けないものけ固体で加にた。上記反応後1/10N−H
Cl O,5ttlを加え更にクロロホルム−メタノー
ル溶液(2z1容鍛比)5dを加え激しく攪拌し脂質を
抽出した。下層のクロロホルム層を分取し30℃で減圧
乾固しfc−i&、クロロホルム−メタノール溶液(2
工1容量比)70μIVc@解し10μlをシリカゲル
薄層(メルク社製シリカゲル60TLCプレート20×
20 ex )にスポットしアセトンを展開溶媒として
展開し未反応のアルコールを上層に展開し乾ふhした後
、ソイツブチルケトン−酢酸−水(45:25+5容J
l比)、クロロホルム−メタノール−水(60!30+
5容量比)、クロロホルム−メタノール−水−ナンモニ
ア(50120+1+2容廿比)を展開溶媒として展開
した。スポットのイ芙出には下記の試薬を用いた。検出
されたスポットで未分解の基質及びその加水分解物(ホ
スファチジン酸とその類縁体)以外のスポットが検出さ
れた都合これを転移生成物と認めた。展開溶媒シイツブ
チルケトン−酢酸−水のEf値を第1表に示した。
蒸留水10μを加え水冷条件下で60(1’、20KH
zの条件で1〜5分間超音波処理して調整した。また上
記20%アルコール浴液でpHがアルカリ側のものはI
N HCIでp H5,7〜6.5に調整し、水に溶
けないものけ固体で加にた。上記反応後1/10N−H
Cl O,5ttlを加え更にクロロホルム−メタノー
ル溶液(2z1容鍛比)5dを加え激しく攪拌し脂質を
抽出した。下層のクロロホルム層を分取し30℃で減圧
乾固しfc−i&、クロロホルム−メタノール溶液(2
工1容量比)70μIVc@解し10μlをシリカゲル
薄層(メルク社製シリカゲル60TLCプレート20×
20 ex )にスポットしアセトンを展開溶媒として
展開し未反応のアルコールを上層に展開し乾ふhした後
、ソイツブチルケトン−酢酸−水(45:25+5容J
l比)、クロロホルム−メタノール−水(60!30+
5容量比)、クロロホルム−メタノール−水−ナンモニ
ア(50120+1+2容廿比)を展開溶媒として展開
した。スポットのイ芙出には下記の試薬を用いた。検出
されたスポットで未分解の基質及びその加水分解物(ホ
スファチジン酸とその類縁体)以外のスポットが検出さ
れた都合これを転移生成物と認めた。展開溶媒シイツブ
チルケトン−酢酸−水のEf値を第1表に示した。
検出試薬
り7 fiの呈色; Zinzadsの試薬(Bgis
tt、 V。
tt、 V。
J、Cんromatog 13 104 、1964
)有機化合物の呈色;50係H,So。
)有機化合物の呈色;50係H,So。
実施例2. (Rurlfx 1〜30 )L−α−
レシチンC卵黄、シグマ−社〕を基質として用い下記の
方法に従って転移物を生成し、分離精製しそのJRスペ
クトルを測定した1下記組成 10%リン脂質乳化液 0.2μ0.4
M酢酸緩衝液(pH5,7) 0.2d1M塩
化カルシウム水溶液 0.1dの反応液にホ
スホリパーゼDM水溶液0.2fflj(5〜10u)
を加え30°02日間振盪反応させた。
レシチンC卵黄、シグマ−社〕を基質として用い下記の
方法に従って転移物を生成し、分離精製しそのJRスペ
クトルを測定した1下記組成 10%リン脂質乳化液 0.2μ0.4
M酢酸緩衝液(pH5,7) 0.2d1M塩
化カルシウム水溶液 0.1dの反応液にホ
スホリパーゼDM水溶液0.2fflj(5〜10u)
を加え30°02日間振盪反応させた。
尚上記10係リン脂買乳化液は実施例(1)と同様に調
製した。反応後xN HClo、smtを加え反応全
停止し、クロロホルム−メタノール(2:1容址比)1
01を加え激しく混合しリン脂質を抽出した。この混合
液を2000X、!9.5分間遠心分離し下層のクロロ
ホルム層を分取した。分取した抽出液を蒸留水1(it
/で洗い上記と同様に遠心分離しクロロホルム層を分取
し減圧乾固した後、クロロホルム−アセトンCI+2容
量比)2117Ki解した。この試料浴液10μlを3
枚の前記シリカダル薄層にスポットし、アセトンを展開
溶媒として展開し未反応のトリデシルエチレングリコー
ル−モノ−セチル−エーテルを上層に展開し乾燥した後
、ジイソブチルケトン−酢酸−水〔40:25:5容歓
比〕、クロロホルム−メタノール−水(60:3015
)、クロロホルム−メタノール−水−アンモニア(50
1201112容量比)を展開溶媒として展開したとこ
ろ、3種類のリン脂質が検出されこのうち2つけ基質と
基質の加水分解物(ホスファチジン酸)とRf値が一致
した。
製した。反応後xN HClo、smtを加え反応全
停止し、クロロホルム−メタノール(2:1容址比)1
01を加え激しく混合しリン脂質を抽出した。この混合
液を2000X、!9.5分間遠心分離し下層のクロロ
ホルム層を分取した。分取した抽出液を蒸留水1(it
/で洗い上記と同様に遠心分離しクロロホルム層を分取
し減圧乾固した後、クロロホルム−アセトンCI+2容
量比)2117Ki解した。この試料浴液10μlを3
枚の前記シリカダル薄層にスポットし、アセトンを展開
溶媒として展開し未反応のトリデシルエチレングリコー
ル−モノ−セチル−エーテルを上層に展開し乾燥した後
、ジイソブチルケトン−酢酸−水〔40:25:5容歓
比〕、クロロホルム−メタノール−水(60:3015
)、クロロホルム−メタノール−水−アンモニア(50
1201112容量比)を展開溶媒として展開したとこ
ろ、3種類のリン脂質が検出されこのうち2つけ基質と
基質の加水分解物(ホスファチジン酸)とRf値が一致
した。
上記試料溶液をアセトンで平衡化した10gのケイ酸カ
ラム(イアトロヒース、6R8−80100゜ヤトロン
社製)に通しリン脂質を吸着させた後アセトンをカラム
に通し未反応のトリデシルエチレングリコール−モノ−
セチル−エーテルを洗い出した恢、クロロホルム−メタ
ノール(9:1容量比)及びクロロホルム−メタノール
(2+1容量比)を溶出液として溶出しホスファチジン
酸のトリデシルエチレングリコール−モノ−セチル−エ
ーテル−エステルを約5mg得た。この化合物のIR−
スペクトルは日本分光A−202型赤外分光光度計を用
い液膜法で測定した。その結果を第2表に示した。(R
un A5 ) 第2我に示した他のアルコールは上記
と同様に行なった。但し上記ケイ酸カラムで単一に分離
精製できなかったものについては更に高速液体クロマト
グラフィーによって精製した。すなわち上記ケイ配力ラ
ムで分離した試料浴液を7底圧段、固した後、ルーへキ
サン−2−プロパノ−ルー水(60: 80 :目贈比
)に溶解し、カラムラジアルパックカートリッジシリカ
811II×10crrL(ウオターズ社製)、溶媒ル
ーへキサン−2−プロパノ−ルー水(60+ 80 j
6及び6(M80116容量比)、流速2me/min
で、又ピークの検出には441型紫外線吸収検出器(ウ
オターズ社!M)による21tnxの吸収及びR−40
2型示差屈折計(ウォーターズ社製)を用い分離精製し
た。上記薄層クロマトグラフィーで単一物質に分離され
たことを確認した後、上記した方法でIR−スペクトル
を測定した。
ラム(イアトロヒース、6R8−80100゜ヤトロン
社製)に通しリン脂質を吸着させた後アセトンをカラム
に通し未反応のトリデシルエチレングリコール−モノ−
セチル−エーテルを洗い出した恢、クロロホルム−メタ
ノール(9:1容量比)及びクロロホルム−メタノール
(2+1容量比)を溶出液として溶出しホスファチジン
酸のトリデシルエチレングリコール−モノ−セチル−エ
ーテル−エステルを約5mg得た。この化合物のIR−
スペクトルは日本分光A−202型赤外分光光度計を用
い液膜法で測定した。その結果を第2表に示した。(R
un A5 ) 第2我に示した他のアルコールは上記
と同様に行なった。但し上記ケイ酸カラムで単一に分離
精製できなかったものについては更に高速液体クロマト
グラフィーによって精製した。すなわち上記ケイ配力ラ
ムで分離した試料浴液を7底圧段、固した後、ルーへキ
サン−2−プロパノ−ルー水(60: 80 :目贈比
)に溶解し、カラムラジアルパックカートリッジシリカ
811II×10crrL(ウオターズ社製)、溶媒ル
ーへキサン−2−プロパノ−ルー水(60+ 80 j
6及び6(M80116容量比)、流速2me/min
で、又ピークの検出には441型紫外線吸収検出器(ウ
オターズ社!M)による21tnxの吸収及びR−40
2型示差屈折計(ウォーターズ社製)を用い分離精製し
た。上記薄層クロマトグラフィーで単一物質に分離され
たことを確認した後、上記した方法でIR−スペクトル
を測定した。
実施例3. (Run Al〜18)
後掲第3表に示した下記リン脂質
i質1;L−α−レシチン、β、γ−ジヘキサデシ/L
;(カルビオケムーベーリング社)(1,2−)へキサ
デシル−8n−グリセロール−3−ホスホリルコリン) J5in+L−α−レシチン、β、γ−ヘキサデシリジ
ン(同上)(112−シクロヘキサデシリデンー8n−
グリセロール−3−ホスホリルコリン) 基質yxホスファチジルコリンプラスマローrン(ウシ
心臓、フナコシ薬品) N% PI H1−0−アルキル−2−アセトイル−a
n −/’ IJセロ−ルー3−ホスホリルコリン(
ウシの心臓、フナコシ薬品) を用いて実施例2と同様に、第3表に示したアルコール
とを反応させ転移物を分離精製し、そのIRブイ々LL
か州1191吋箇幼旭ル印q士f壬1奇実施例4 (
Run& 1〜6 ) 後掲第4表に示した下記リン脂質 基質!;β−レシチン、α、β−ソバルミトイル(カル
ビオケムーベーリング社)(1゜3−ジノぞルミトイル
ーグリセロール−2−ホスホリルコリン) M’XntL−α−リゾレシチン(卵黄、シダマー社) を用いて実施例2と同様に、第3表に示したアルコール
とを反応させ転移物を分離精製し、そのJRスペクトル
を測定しその結果を第4表に示した。
;(カルビオケムーベーリング社)(1,2−)へキサ
デシル−8n−グリセロール−3−ホスホリルコリン) J5in+L−α−レシチン、β、γ−ヘキサデシリジ
ン(同上)(112−シクロヘキサデシリデンー8n−
グリセロール−3−ホスホリルコリン) 基質yxホスファチジルコリンプラスマローrン(ウシ
心臓、フナコシ薬品) N% PI H1−0−アルキル−2−アセトイル−a
n −/’ IJセロ−ルー3−ホスホリルコリン(
ウシの心臓、フナコシ薬品) を用いて実施例2と同様に、第3表に示したアルコール
とを反応させ転移物を分離精製し、そのIRブイ々LL
か州1191吋箇幼旭ル印q士f壬1奇実施例4 (
Run& 1〜6 ) 後掲第4表に示した下記リン脂質 基質!;β−レシチン、α、β−ソバルミトイル(カル
ビオケムーベーリング社)(1゜3−ジノぞルミトイル
ーグリセロール−2−ホスホリルコリン) M’XntL−α−リゾレシチン(卵黄、シダマー社) を用いて実施例2と同様に、第3表に示したアルコール
とを反応させ転移物を分離精製し、そのJRスペクトル
を測定しその結果を第4表に示した。
実施例5. (Run161〜5)
下記基質
基質1+Z/−α−ホスファチツルコリン−β、γ−ノ
ミリストイル(カルピオケムーベーリング社製) 基質xL−α−ホスファチツルエタノ−ルア電ンーβ、
r−シミリストイル(同上) 基質■IL−α−ホスファチジルN−メチルエタノール
アミン−β、r−ノミリストイル(同上) 基質wIL−α−ホスファチツルーDL−グリセロール
−β、γ−シミリストイル(同上)基iV;L−α−ホ
スファチノルセリン(牛脳由来シグマ−社製) 基質■;L−α−ホスファチツルエタノール−β。
ミリストイル(カルピオケムーベーリング社製) 基質xL−α−ホスファチツルエタノ−ルア電ンーβ、
r−シミリストイル(同上) 基質■IL−α−ホスファチジルN−メチルエタノール
アミン−β、r−ノミリストイル(同上) 基質wIL−α−ホスファチツルーDL−グリセロール
−β、γ−シミリストイル(同上)基iV;L−α−ホ
スファチノルセリン(牛脳由来シグマ−社製) 基質■;L−α−ホスファチツルエタノール−β。
γ−シミリストイル〔S、F、Yangら(J、 B
iol、Chgm、 2 4 2 .4 7 71
9671の方法に従って基質lより調製した〕 を用いて実施例(2)と同様にして、アルコールとして
20%ポリエチレングリコール(分子111000)を
用い、又エーテルの替りに塩化メチレン0.5 R/を
用い反応させ、転移生成物のIRスペクトルを(all
定した。結果を第5表に示した。
iol、Chgm、 2 4 2 .4 7 71
9671の方法に従って基質lより調製した〕 を用いて実施例(2)と同様にして、アルコールとして
20%ポリエチレングリコール(分子111000)を
用い、又エーテルの替りに塩化メチレン0.5 R/を
用い反応させ、転移生成物のIRスペクトルを(all
定した。結果を第5表に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 但し式中Aは下記(i)又は(ii) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(i)又は▲
数式、化学式、表等があります▼・・・(ii)を示し
、ここでR_1及びR_2は、それぞれ、同一もしくは
異なつていてもよく、基−O−COR_1_1及び−O
−R_1_2よりえらばれた基を示し、そして、式(i
)の場合には、R_2はさらにOHであることができ、
更にR_1とR_2が一緒になつて▲数式、化学式、表
等があります▼〔ここで、 nは11〜19の整数を示す〕を表わすこともできる、 上記に於て、R_1_1及びR_1_2は同一でも異つ
ていてもよく、それぞれ、飽和もしくは不飽和のC_1
〜C_2_1の脂肪族炭化水素を示し、A′はオキシド
アニオン又は水酸基を示し、Bは−(CH_2)_2N
^+(CH_3)_3、−(CH_2)_2NH_2、
−CH_2CH(NH_2)COOH、−(CH_2)
_2NH(CH_3)、−(CH_2)_2N(CH_
3)_2、−CH_2CH・OH・CH_2OH、▲数
式、化学式、表等があります▼(イノシトール基)もし
くは −(CH_2)_mH〔ここでmは1〜5の整数を示す
。〕を示す、 で表わされるリン脂質と下記(1)又は(2)、(1)
C_2_7以上の飽和もしくは不飽和の脂肪族又は芳香
族炭化水素残基、ここで該炭化水素残基はハロゲン、ア
ミノ、アセチル及び水酸基より選ばれた置換基で置換さ
れていてもよい、又は 分子内にエーテル、エステル、アミン及びアミド結合よ
りなる群からえらばれた結合を有する上記炭化水素残基
、 からなる一級アルコール化合物、 (2)ハロゲン、アミノ、アセチル、水酸基、C_3以
下のモノ−もしくはジ−アルキルアミノ及びフエニルよ
り成る群からえらばれた置換基で置換されていてもよい
C_1_1以上の直鎖もしくは分岐アルキル残基、但し
該アルキル残基分子内にエステル結合を有していてもよ
い、又は飽和もしくは不飽和のC_1_0〜C_2_6
の脂肪族カルボン酸と多価アルコールとのエステルであ
る多価アルコール残基; からなる二級アルコール化合物、 とをホスホリパーゼDMの存在下に反応させることを特
徴とする下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 但し式中A及びA′は上記したと同義であり、Cは上記
(1)〜(2)における残基を示す、で表わされるリン
脂質長鎖アルコール誘導体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20993184A JPS6188886A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 酵素法リン脂質長鎖アルコ−ル誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20993184A JPS6188886A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 酵素法リン脂質長鎖アルコ−ル誘導体の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188886A true JPS6188886A (ja) | 1986-05-07 |
Family
ID=16581024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20993184A Pending JPS6188886A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 酵素法リン脂質長鎖アルコ−ル誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6188886A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336790A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-17 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | リン脂質の塩基交換反応法 |
JPH02227132A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-09-10 | Kao Corp | リポソーム形成剤及びリポソーム |
WO1990011823A1 (en) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | Surfactant and process for producing the same |
JPH07184673A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | リン脂質の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863388A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | Meito Sangyo Kk | ホスホリパ−ゼdの製造法 |
-
1984
- 1984-10-08 JP JP20993184A patent/JPS6188886A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863388A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | Meito Sangyo Kk | ホスホリパ−ゼdの製造法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0542917B2 (ja) * | 1986-08-01 | 1993-06-30 | Nippon Oils & Fats Co Ltd | |
JPH02227132A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-09-10 | Kao Corp | リポソーム形成剤及びリポソーム |
WO1990011823A1 (en) * | 1989-04-13 | 1990-10-18 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | Surfactant and process for producing the same |
US5152928A (en) * | 1989-04-13 | 1992-10-06 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | Surfactant and method for producing the same |
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