JPS6389341A - 緩衝包装材の製造方法および装置 - Google Patents

緩衝包装材の製造方法および装置

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JPS6389341A
JPS6389341A JP61233962A JP23396286A JPS6389341A JP S6389341 A JPS6389341 A JP S6389341A JP 61233962 A JP61233962 A JP 61233962A JP 23396286 A JP23396286 A JP 23396286A JP S6389341 A JPS6389341 A JP S6389341A
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JP
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sheet
paper
female mold
female
mold
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JP61233962A
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English (en)
Inventor
一雅 森岡
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
Priority to JP61233962A priority Critical patent/JPS6389341A/ja
Publication of JPS6389341A publication Critical patent/JPS6389341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は緩衝包装材の製造方法および装置に関し、被
包装物を緩衝性良好にしてコンパクトで且つ簡易に包装
できるものを提供しようとしている。
〈従来技術〉 従来より小型ラジオやカセットテープレコーダその他の
電気製品や、これに付属するバッテリー等の部品の包装
については、主物品および付属部品等を別々に発泡シー
トにくるんだり、紙箱等で包装した上で、トレイ状の緩
衝材内等に収納し、さらにこれを化粧箱等の外装ケース
に入れて包装していた。
その為、包装に非常な手間がかかると共に、包装材料の
コストもかかり、しかも収納効率としても無駄や空間が
生じ易く改善が望まれていた。
また、予め各物品の外形状に沿う収納凹部を陥入形成し
た非発泡樹脂シート成形品を用い、各凹部毎に物品を収
納することも行なわれているが、シート成形品の製造が
面倒であると共に、物品の上面等に対する緩衝保護は充
分でなく、また複数の各四部間に一定の間隔を設ける必
要があるため、収納効率の点でも問題があった。しかも
上記シート成形品の場合、何らかの外装ケースや外装箱
を要する点でも不便なものであった。
そのため、上記欠点および不便を解消すべく、収納物品
に対する当接保護用の凹凸形状となるよう膨出部を成形
にて形成しであるシート成形体に平板状の板紙を重ね合
わせて押圧接合する方法(特開昭58−59048号公
報参照)を提案したが、成形体に対する板紙の接合が、
成形体の外周縁部だけであるため、一体性の点で課題が
残る。
また、これとは別に紙等の有孔シートを用い、発泡シー
ト等の合成樹脂シートと積層一体化させた後、合成樹脂
シートのみを真空成形等にて成形する方法(特公昭58
−47335号公報および特開昭59−1760413
号公報)が提案された。しかし、これらの方法は成形前
の工程で積層一体化させる方法ゆえ、成形前の予熱工程
については、積層一体化させたものを通過させねばなら
ぬゆえ、有孔シートとしては、合成樹脂シートの予熱温
度では熱変形を起さないものを選択使用せねばならず、
こうした制限が生じる点でやはり課題が残る。
次いで、上記のような積層一体化されたものに対する予
熱を避けるべく、予熱して成形した後の合成樹脂シート
成形体に対して板紙を重ねて接合する方法(特開昭59
−174487号公報)も提案された。この場合、予熱
工程、成形工程後に接合のための積層工程を設けねばな
らず、そのため成形型とは別個に積層のためのプレス型
を設備する必要が生じ、工程および製造設備の点で複雑
でスペースをとる問題点があった。
く目的〉 そのため、上記先行技術の欠点および不便を解消すべく
、今回さらにその方法等を改良し、より一層至便な製造
方法および装置を提供しようとしている。
く構成〉 上記目的を達成するための第1の発明としての製造方法
としては、間欠移動させた成形用の雌型の、一の移動停
止ポジションにおいて、プッシャーによる押圧作用によ
り、展開形状の紙等l二よる積層用シートを雌型内に装
填すると同時に、積層用シートの一部を折曲させ、雌型
の他の移動停止ポジションにおいて、上記積層用シート
が装填された雌型内に、加熱軟化された発泡シート等に
よる合成樹脂シートを雄型により押し込んで、膨出部を
成形すると同時に、雌型内の積層用シートと合成樹脂シ
ートとを接合して一体化させることを特徴とする。
また、第2の発明としての製造装置としては、所定形状
の成形部を有する雌型と、雌型を周回軌道に沿って間欠
的に移動させる雌型搬送手段と、雌型の一の移動停止ポ
ジションにおいて、雌型に対向する位置に紙等による積
層用シートを供する給手段と、上記供給された積層用シ
ートを雌型内に押し込むプッシャーと、雌型の他の移動
停止ポジションにおいて、上記積層用シートが装填され
た雌型の対向位置に、発泡シート等による包装材主体と
なるシートを供給する手段と、上記主体シートを、その
供給途中において加熱軟化させる加熱手段と、雌型に対
向させた主体シートを、雌型内に押し込んで、所定形状
に成形すると同時に、雌型内の積層用シートと主体シー
トとを接合して一体化させる雄型とを具備することを特
徴とする。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図および第2図はこの発明の緩衝包装材の製造方法
の実施に使用される装置の概略図であり、第3図は製造
に使用される紙等の積層用シートを示している。
上記成形装置は、所定形状の成形部(1a)を有する雌
型(1)と、雌型(1)を周回軌道に沿って間欠的に移
動させる雌型搬送手段(aと、積層用シートとなる紙(
P)を所定の雌型(1)に対向させる紙等の供給手段(
3)と、上記紙(P)を雌型(1)内に押し込むプッシ
ャー(4)と、紙(P)が装填された雌型(1)の対向
位置に主体シートとなる発泡シート(S)を供給する発
泡シート供給手段(5)と、上記発泡シート(S)を、
供給途中において加熱軟化させる加熱手段(6)と、雌
型]1)に対向させた発泡シート(S)を、雌型(1)
内に押し込む雄型]7)等により構成されている。
さらに詳述すると、紙等の供給手段(3)により供給さ
れる紙(P)としては、部分的に非カット部(P2)を
設けて予備カットされた複数列の半打抜き部(Pl)を
有する帯状のものであり(第2図参照)、上記半打抜き
部(PL)の輪郭形状は、緩衝包装材(A)(第8図参
照)の展開形状(第3図参照)をなし、上記紙(P)は
、第9図に示すように、底部片(20P)の周囲に側壁
片(30P)が残余の基片(80P)と共に速成された
展開形状のものであり、底部片(20P)と側壁片(3
0P)の境界部には、折曲用の切れ目(40P)が形成
されている。さらに所要個所に起上用の切抜き部(50
P)が形成されている。
なお上記切れ目(40P)は、ミシン目状にて紙(P)
を貫通しているのものであり、後述する真空成形におい
て、エアーの流通を許容する通気部としても作用させ得
るものである。また、紙(P)の下面である発泡シート
(S)に対する接合面には、ホットメルトタイプの接着
剤が塗布されている。
また、上記紙等の供給手段(3)は、紙(P)の両サイ
ドを支承可能なチェーンコンベア(3a)により構成さ
れており、駆動部(3b)により所定ストロークずつ間
欠的に駆動される。そして、上記紙(P)は、供給手段
(3)により巻反(P3)から順次繰り出されて、一の
移動停止ポジション(xl)にある雌型(1)と、これ
に対向させたプッシャー(4)との間に走行供給される
。(3c)はガイド部材であり、上記チェーンコンベア
(3a)および紙(P)の走行をガイドすべく、断面コ
の字状に形成されている。
雌型搬送手段(2)は、無端回動するチェーンコンベア
(2a)により構成されており、駆動部(2b)により
雌型(1)を所定ストロークずつ間欠移動させることが
できる。雌型(1)は、上記チェーンコンベア(2a)
に所定区画毎に固定されており、この雌型(1)には、
紙(P)の半打抜き部(Pl)に対応する数の成形部(
1a)が形成されている。
プッシャー)4)は、シリンダ等の駆動機構(図示せず
)により、チェーンコンベア(3a)の下方より、雌型
(1)の成形部(1a)の内奥部まで進出可能に(1・
5成されており、紙(P)の半打抜き部(Pl)を、そ
の周囲の余剰部から切離して成形H(la)内に押し込
み可能としている。なお、プッシャー[4]は、雌型(
1)の成形部(Ia)と同数だけ設けられている。
発泡シート等の原反供給手段(5)は、発泡シート(S
)を巻反(Sl)から繰り出して間欠走行させるピンチ
ローラ(5a)により構成されており、紙(P)を前記
雌型(1)の移動停止ポジション(xl)と異なる移動
停止ポジション(x2)側へ送給する。図の場合、上記
移動停止ポジション(x2)は、移動停止ポジシヨン(
xl)の対称位置に設定されているが、他の移動停止ポ
ジションであっても勿論よい。なお、発泡シート等の原
反供給手段(Sは、紙等の供給手段(3)と同様なチェ
ーンコンベアにより構成することも可能である。
加熱手段(6)は、発泡シート(S)の供給途中部に設
けられており、発泡シート等の供給手段(5)により供
給された発泡シート(S)を成形温度に加熱して軟化さ
せることができる。この加熱手段(6)としては、例え
ばヒータを内臓する加熱炉により構成することができる
雄型(7)は、雌型(1)の移動停止ポジション(x2
)において、雌型(1)に対向させた状態で、発泡シー
ト(S)の上方に設けられており、シリンダ等の駆動機
構(図示せず)により、所定ストローク下降できるよう
になっている。上記雄型(7)は、雌型(1)の成形部
(la)と同数の成形部(7a)を有している。また、
プラグ型形式の雄型を用いて実施してもよい。
なお、雌型(1)の一の移動停止ポジション(xl)と
他の移動停止ポジション(x2)との間には、雌型(1
)に装填された紙片(P8) (第4図参照)に塗布さ
れている接着剤を予熱するためのヒータ]8)が配置さ
れている。また、雌型(1)の成形部(1a)は、一の
移動停止ポジション(xi)と他の移動停止ポジション
(x2)との間において、雌型(1)内の紙片(P6)
を真空吸着すべく、吸引口(lb) (第4図参照)を
通して、真空吸引されている。この真空吸引は、例えば
移動停止ポジション(xl)と移動停止ポジション(x
2)との間に配設されたロータリーバルブ(9)に対し
て、上記吸引口(lb)を気密的に接続させることによ
り行なうことができる。
以上の構成の製造装置を用いてこの発明の緩衝包装材の
製造方法を実施するには、まず、紙等の供給手段(3)
により、紙(P)を雌型【1)の移動停止ポジション(
XI)に順次供給し、プッシャー(4)を雌型(1)側
へ進出させて、紙(P)の半打抜き部(PL)を、雌型
(1)の各成形部(Ia)の内部に押し込む。以上によ
り、半打抜き部(Pl)は、非カット部(P2)が切断
されて、紙片(P6)として、雌型(1)の成形部(l
a)に装填されることになる(第4図参照)。プッシャ
ーによる押し込みは、順次タイミングをずらせて押し込
みを行なう。以上により、紙(P)を雌型(1)の成形
部(1a)に装填することができる。この際、紙(P)
は底部片(20P)を中心にして膨出した状態となり、
紙(P)のうち起上用の切抜き部(50P)が順次なく
なり、切抜き側端が突き合って綿なかれたような状態で
成形部(la)に装填されることになる。また紙(P)
の側壁片(30P)が、雌型成形部(1a)の周壁に当
接するので、側壁片(30P)を切れ目(40P)に沿
って起立折曲させつつ紙CP)を装填することができる
。この際、紙片(P6)の周囲部を、雌型成形部(la
)の周壁に沿わせて折曲させることができる。そして、
プッシャー(4)を原位置に後退させた後、雌型搬送手
段(2を駆動して、雌型【1)を1ピツチ移動させる。
以後上記動作を繰り返すことにより、紙片(P6)が装
填された雌型(1)を、移動停止ポジション(x2)に
順次移送することができる。
そして、上記移送途中においては、ヒータ(8)により
、紙片(P6)に塗布されている接着剤を予熱すること
ができる。しかも、雌型(1)の吸引口(1b)からの
真空吸引により、紙片(P6)を雌型(1)の成形部(
la)に密着させて、紙片(P6)が雌型(1)から脱
落するのを確実に防止することができる。
一方、上記した雌型〔1)内への紙片(P8)の装填動
作と併行させて、加熱手段(6)で加熱軟化された発泡
シート(S)を、発泡シート供給手段(5)により、雌
型(1)の移動停止ポジシヨン(x2)に順送りする。
そして、雄型(7)を下降させて、発泡シート(S)の
雌型対同部位を、雌型(1)の成形部(la)内に押し
込み、成形部(la)および紙片(P6)に沿わせて深
皿形状に成形する(第5図参照)。この際、紙片(P6
)には予め接着剤が塗布されているので、発泡シート(
S)の成形と同時に、雌型(1)内の紙片(P6)と発
泡シート(S)とを接合させて強固に一体化することが
できる。
次に、雌型(1)から雄型(7)を離反させた後、移動
停止ポジション(xi)における紙片(P6)の装填動
作の完了時期とタイミングを合せて、チェーンコンベア
(2a)を駆動し、上記により得られた紙片(P6)と
発泡シート(S)との一体成形品CB)を、雌型(1]
内に装填したまま1ピツチずつ移動させる。そして、チ
ェーンコンベア(2a)の前端部において、雌型(1)
が円軌道に沿って回動移動するのを利用して、雌型(1
)から成形品(B)を離型させるとともに、その送給前
方側の所定部に設けられたカッター(10)により、上
記成形品(B)を所定間隔毎に切断し、これを回収した
後、トリミングを行なうことにより、発泡シート(S)
にて形成された容器本体(At)の側壁および底部に、
紙片(P6)が積層された緩衝包装材(A)を得ること
ができる(第8図参照)。
以上の動作を繰り返すことにより、連続的かつ能率的に
緩衝包装材(A)を製造することができる。
なお、上記トリミングは、チェーンコンベア(2a)上
において行なうことも勿論できる。
第6図は、他の実施例を示す概略側面図であり、予め所
定寸法に切断された単板状の紙(P)を用いて成形する
場合を示している。上記紙(P)には、部分的に非カッ
ト部(P2)を設けて予備カットされた複数列の半打抜
き部(Pl)を複数連形成してあり、この紙(P)の紙
等の供給手段(3)としては、紙(P)を−枚ずつ真空
吸着する吸盤(3d)と、吸盤(3d)に吸着された紙
(P)を雌型(1)の移動停止ポジション(xl)まで
移動させるシリンダ(3e)等による駆動機構と、上記
移動された紙(P)を雌型(1)の対向位置に保持する
クランプ(3r)とにより構成されている。
また、雌型搬送手段]2)については、所定角度ずつ回
転移動する多角形状のインデックステーブル(2C)に
より構成されており、このインデックステーブル(2c
)の各辺部に対して、雌型(1)が装着されている。な
お、上記紙等の供給手段(3)において、少なくとも吸
盤(3d)は、紙(P)に対応する数だけ設けられてい
る。この点、プッシャー4)、および、雄型(′7)の
成形部(7a)についても同様である。
そして、上記製造装置においても、前記実施例と同様に
して、発泡シート(S)にて形成されたシート体(AI
)の側壁および底部に、紙片(P6)が積層された緩衝
包装材(A)を能率的に成形することができる。即ち、
インデックステーブル(2c)により、雌型(1)を間
欠移動させるとともに、給紙手段(3)により、紙<p
>をN型(1)の移動停止ポジション(xl)に−枚ず
つ供給し、プッシャー(4)による押圧作用により、紙
(P)を打抜いて、紙片(P6)を雌型)1)内に装填
し、雌型(1)の他の移動停止ポジション(x2)にお
いて、上記紙片(P6)が装填された雌型(1)内に、
加熱軟化された発泡シート(S)を雄型(7)により押
し込んで、所定形状に成形すると同時に、雌型(1)内
の紙片(P6)と発泡シート(S)とを接合して一体化
させ、成形品(B)を離型させた後、トリミングするこ
とにより、緩衝包装材(A)を得ることができる。
上記により製造される包装材(A)は、発泡シート(S
)の成形と同時に紙(P)を積層したものであるので、
良好な一体感を呈し、外観上美麗になる。
また、包装材のシート主体(Al)によって、従来の発
泡シート包装材と同様の、良好な断熱性、成形性等を発
揮できるとともに、紙(P)によって、良好な印刷性、
耐破断性、耐熱性等をも発揮でき、従来には足受けられ
ない優れた使用効果を発揮することができる。
また、包装材のシト−主体(At)と紙(P)とが完全
に密着された一体成形品であるので、事後的に紙(P)
を装着する場合と比べて、はるかに接合強度が高く、使
用時の耐久性にも優れたものになる。
しかも、包装材(A)の製造の容易化も達成することが
できる。
そして緩衝包装材(A)の−例としては、長手方向に沿
って、膨出部(F)付の比較的幅の広い四角形状の主体
片(100) 、比較的幅の狭い細長形状の側片(20
0) 、上記同様膨出部(F)付の主体片(300) 
、側片(400) 、さらには最も幅の狭いカバー片(
500)が、順次互いの境界部分にV字状の折曲溝(e
oo)を介して一体に連成されている。なおりバー片(
500)については側片(400)側の端部でなく、主
体片(100)側の端部に連成しておいてもよい。
上記包装材(A)は、各月を順次直角に折曲し、両主体
片(100) (300)同士が相対向するように角枠
状に組立て、さらにカバー片(500)は組立てられた
各月(100) (200) (300)(400)に
よる枠状体の他端部外面(図では主体片(100)の外
面であるが、側片(400)の場合もある)に折重ね、
緩衝包装材(A)が組立てられるようになっている(第
9図参照)。なお、カバー片(500)は上記主体片<
100)の外面に、接着剤あるいは接着テープ等の手段
で接合しておけば、包装材(A)が分解せず固定してお
ける。また、上記包装材(A)の固定は適宜係合機構を
設けておいたり、折曲組立てされた包装材(A)を熱収
縮性フィルムで収縮被覆してもよい。
上記膨出部(P)の個数、形成位置は、収納物品の形状
によって異なるものであり、例えば収納物品が小さく軽
量なものであれば、膨出部は小さなもので1個でもよい
が、収納物品が大きなもの、あるいは複雑な形状のもの
等の場合には、複数個の膨出部を形成する必要がある。
また、各膨出部の高さは全て同一に形成する必要はなく
、収納物品への当接状態あるいは緩衝性等を考慮して、
種々の高さのものを混在させて形成しておいてもよい。
次に包装材(^)を形成する素材のうち、シート主材(
A1)となる合成樹脂シートとしては、通常の包装材料
として用いられている各種合成樹脂の発泡あるいは非発
泡シートが使用できるが、特に好適なものとしては、例
えばブタジェンを含有する高重合度発泡ポリスチレンシ
ートがあり、また発泡ポリスチレンシート等の比較的硬
質の発泡シートと発泡ポリエチレンシート、発泡ポリプ
ロピレンシートのごときポリオレフィン系発泡シートと
が、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のバイ
ンダーを介して積層された複層シートからなるものが、
剛性と柔軟性とを兼ね備えたものとして好適であり、そ
の他発泡シートと非発泡シートとの積層シートでも実施
できる。また上記各合成樹脂シートに帯電防止処理を施
しておけば、ゴミや埃の付着防止に効果がある。
次に、積層用シートとしては、通常の包装用材が自由に
使用できるが、紙(P)の場合、特に比較的腰のあるも
ののほうが、包装材(A)の形状保持、変形防止に好ま
しく、収納物品の保護上優れたものとなる。さらに、紙
(P)の外面に適宜印刷を施しておけば、収納物品の陳
列および販売時におけるディスプレイ効果が一層優れた
ものとなり好適である。そのほか、種々の積層用合成樹
脂シートも使用可能となる。
上記接着剤としては、成形時の熱で接着作用を発揮する
熱接着性の接着剤が好適であるが、このほか、成形時の
加圧力により、接着作用を発揮する感圧タイプの接着剤
や、その他の接着剤も使用することができる。さらに、
紙(P)の切れ目(40P)については、必ずしも必要
ではないが、側壁片(30P)を正確かつ容易に折曲す
るためには、切れ目(40P)を設けておくのが好まし
い。ただし、切れ[1(40P)を省略する場合には、
貫通孔等の他の通気部を設けた紙(P)を使用する。さ
らに、紙等の供給手段(3)にて供給される紙(P)と
して、予め展開形状に打抜かれた紙片(P6)を使用し
てもよい。
一方、成形装置において、紙(P)に塗布された接着剤
を予熱するヒータ(8)についは、雌型)1)に塗布さ
れる接着剤の種別に応じて設けられるものであり、熱接
着性の接着剤を用いる場合においても、加熱軟化された
発泡シート(S)の熱のみによって、接着性を発揮させ
得るものについては、ヒータ(8)は不要である。
また、第1図に示す成形装置において、第6図に示すご
とき単板状の紙(P)を供給する給紙手段口)を構成し
てもよく、このほか上記給紙手段(3)として、紙(P
)を−枚ずつ押し出して供給するキツカータイプのもの
を採用することもできる。
さらに、紙等の供給手段(3)を、ローラコンベアで構
成すること、発泡シート(S)の成形に際して圧空成形
を併用すべく雄型(′71にエアー噴射口を設けること
、雄型(7]を平板で構成すること等、この発明の要旨
を変更しない範囲で種々の変更を施すことができる。
なお、包装材の主体シート(Al)の底部については、
膨出部のうち中央所定域を除く周縁部のみに紙(P)を
積層してもよく、この場合には、中央部に広い透孔を形
成した紙(P)を用い、上記透孔を通気部として作用さ
せてもよい。このほか、紙(P)として、要所に非カッ
ト部を設けて打抜いた半打抜き品を使用する等、この発
明の要旨を変更しない範囲で種々の変更を施すことがで
きる。
く効果〉 以上のように、この発明の緩衝包装材の製造方法によれ
ば、包装材主体の成形と同時に、紙を積層するので、両
者が完全に密着される結果、接合強度が強く、使用時の
耐久性に優れる緩衝包装材を得ることができる。しかも
、良好な一体感を呈し、外観上も好適なものを得ること
ができる。また、表面の紙により、良好な印刷性、耐破
断性、耐熱性等をも確保することができる。
しかも、この発明の製造方法によれば、紙等の積層用シ
ートを合成樹脂シートの膨出成形に対応できるよう雌型
に予めセットしておき合成樹脂シートに適宜膨出形状を
成形するとともに紙等の積層用シートを重ね合せ、圧着
接合して合成樹脂シートと積層用シートとを積層一体化
させるものであるから、予熱および成形前に積層一体化
させる方法に比し、積層用シートとしては、合成樹脂シ
ートの予熱温度にて変形しない材質に制限されることな
く、種々の材質のシートを使用できる利便性がある。し
かも成形と積層とを同工程で処理できるので、工程の簡
素化と設備スペースの節約にも役立つ。また、製造品と
しては膨出された形状を有する合成樹脂シート成形体と
膨出形状が対応した紙等とが一体化接合できたことにな
り、−枚の緩衝包装材で種々の被包装物を緩衝性良好に
且つコンパクトに包装できることになる。
本発明方法は上記のごとく包装作業も簡単な包装材を連
続的且つ大量に能率よく提供できる優れた効果を発揮す
ることができる。
一方、上記方法の実施に使用される装置については、雌
型を周回軌道に沿って間欠移動させるとともに、雌型の
移動停止ポジションにおいて、紙の供給と発泡シートの
成形とを同時に行なうものであるから、アイドルタイム
が少なくて済み、緩衝包装材を能率的に成形することが
できる。このため、製造コストの低減化により一層貢献
することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は複合容器の成形装置を示す概略側面図、第2図
は同じく一部欠截平面図、 第3図は紙の一部を例示する展開斜視図、第4図は紙を
装填した状態を示す要部断面図、第5図は成形工程を示
す要部断面図、 第6図は製造装置の他の実施例を示す概略側面、第7図
は同じく一部欠截平面図。 第8図は製造された緩衝包装材の斜視図、第9図は緩衝
包装材の使用時を示す断面図である。 (1)・・・雌型     (1a)・・・成形部(2
・・・雌型搬送手段 (2a)・・・チェーンコンベア
(2C)・・・インデックステーブル (3)・・・紙等の供給手段 (4)・・・プッシャー 【5)・・・発泡シート等の生材シート供給手段(6)
・・・加熱手段   口・・・雄型(P)・・・紙  
   (Pi)・・・半打抜き部(P2)・・・非カッ
ト部 (S)・・・発泡シート(A)・・・緩衝包装材
 (AI)・・・主体シート(F)・・・膨出部 (Xl)(X2)・・・雌型の移動停止ポジション特許
出願人  積水化成品工業株式会社第1図 第3図 第4図 第5図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、間欠移動させた成形用の雌型の、一の 移動停止ポジションにおいて、プッシャ ーによる押圧作用により、展開形状の紙 等による積層用シートを雌型内に装填す ると同時に、積層用シートの一部を折曲 させ、雌型の他の移動停止ポジションに おいて、上記積層用シートが装填された 雌型内に、加熱軟化された発泡シート等 による合成樹脂シートを雄型により押し 込んで、膨出部を成形すると同時に、雌 型内の積層用シートと合成樹脂シートと を接合して一体化させることを特徴とす る緩衝包装材の製造方法。 2、紙として、発泡シートに対する接合面 に接着剤が塗布されているものを用いる 上記特許請求の範囲第1項記載の緩衝包 装材の製造方法。 3、所定形状の成形部を有する雌型と、雌 型を周回軌道に沿って間欠的に移動させ る雌型搬送手段と、雌型の一の移動停止 ポジションにおいて、雌型に対向する位 置に紙等による積層用シートを供給する 手段と、上記供給された積層用シートを 雌型内に押し込むプッシャーと、雌型の 他の移動停止ポジションにおいて、上記 積層用シートが装填された雌型の対向位 置に、発泡シート等による包装材主体と なるシートを供給する手段と、上記主体 シートを、その供給途中において加熱軟 化させる加熱手段と、雌型に対向させた 主体シートを、雌型内に押し込んで、所 定形状に成形すると同時に、雌型内の積 層用シートと主体シートとを接合して一 体化させる雄型とを具備することを特徴 とする緩衝包装材の製造装置。 4、雌型搬送手段が、無端回動するコンベ アである上記特許請求の範囲第3項記載 の緩衝包装材の製造装置。 5、雌型搬送手段が、インデックステーブ ルである上記特許請求の範囲第3項記載 の緩衝包装材の製造装置。 6、積層用シートの供給手段が、展開形状 に形成された単体の紙を供給するもので ある上記特許請求の範囲第3項記載の緩 衝包装材の製造装置。 7、積層用シートの供給手段が、非カット 部を設けて展開形状に予備カットされた 半打抜き部を有する紙を供給するもので ある上記特許請求の範囲第3項記載の緩 衝包装材の製造装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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