JPS6386786A - ダンボ−ル箱封かん用粘着テ−プ - Google Patents

ダンボ−ル箱封かん用粘着テ−プ

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JPS6386786A
JPS6386786A JP23140586A JP23140586A JPS6386786A JP S6386786 A JPS6386786 A JP S6386786A JP 23140586 A JP23140586 A JP 23140586A JP 23140586 A JP23140586 A JP 23140586A JP S6386786 A JPS6386786 A JP S6386786A
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JP
Japan
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adhesive tape
film
adhesive
tacky adhesive
plastic film
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Application number
JP23140586A
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Katsumi Nakamura
勝美 中村
Yoshio Miki
三木 祥男
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シリコーン系剥離剤で剥離性処理されたプラ
スチックフィルムからなる支持基材を用いた、重ね貼り
が可能なダンボール箱封かん用粘着テープに関する。
従来の技術及び問題点 従来、ダンボール箱封かん用粘着テープ分野において、
シリコーン系剥離剤はその剥離能に勝りすぎて自背面へ
の重ね貼りができないため、その使用は例えばポリエチ
レンフィルムをラミネートしたクラフト紙などのクラフ
ト紙系支持基材に限られていた。すなわち、クラフト紙
系支持基材ではラミネートフィルムとクラフト紙との接
着力が弱(て眉間剥離を起こしやす(、その防止のため
に粘着剤層との接着力が弱い剥離性処理層が望まれ、こ
の要求を満足するものとしてシリコーン系剥離剤が使用
されていた。従って、この場合には自背面への接着力が
弱いことに基づ(問題点、例えば上記した重ね貼りがで
きないことのほか、巻回物がタケノコ状に春期れやすい
こと、テープロールの回転慣性力により必要以上に巻戻
されることなどの問題点は用途上の要求性能の軽重選択
より容認されてきた。
そして、重ね貼り等の従来のシリコーン系剥離剤では達
成できない点が優先される場合には、ポリプロピレン、
ポリエステル等からなるプラスチックフィルムなどを支
持基材として用い、これを長鎖アルキル系剥離剤で背面
処理したものが使用されてきた。
しかしながら、長鎖アルキル系剥離剤で背面処理したも
のにあっては、上記した従来のシリコーン系剥離剤を用
いたものとは反対に、重ね貼りは可能であるものの、自
背面と粘着剤層との接着力が強過ぎてテープ巻回物の巻
戻しに要する力が大きくてダンボール箱封かん作業の能
率性に劣り、また巻戻しの際に鳴き現象と呼ばれる大き
い音を発生し、作業環境の点より望ましくない問題点を
有していた。
問題点を解決するための手段 本発明者らは上記の問題点を克服し、自背面への重ね貼
りができて、しかも巻回物の巻戻しをスムースに、かつ
問題とならない程度の音で行いうる粘着テープを開発す
るために鋭意研究を重ねた結果、意外にもシリコーン系
剥離剤とプラスチックフィルムとの組合せとすることに
よりその目的を達成しうろことを見出し、本発明をなす
に至った。
すなわち、本発明は、片面を剥離性処理した支持基材の
他面に粘着剤層を設けてなるダンボール箱封かん用粘着
テープ1:おいて、支持基材がシリコーン系剥離剤で剥
離性処理されたプラスチックフィルムからなり、自背面
に対する粘着剤層の剥離力が25 g /25−以下で
、せん断接着力が1kg/l〇−以上であることを特徴
とする重ね貼り可能なダンボール箱封かん用粘着テープ
を提供するものである。
作用 シリコーン系剥離剤とプラスチックフィルムの組合せと
することにより、シリコーン系剥離剤の低剥離力性が活
かされると共に、プラスチックフィルムの柔軟性が活か
され、これらの相乗効果の下に満足できるせん断接着力
が発現し、所期の目的が達成される。
発明の構成要素の例示 本発明の粘着テープはダンボール箱を封かんするための
ものであるが、その支持基材としてはポリプロピレンフ
ィルム、エチレン・プロピレン共重合体フィルム、ポリ
エステルフィルムなどのプラスチックフィルムが用いら
れる。
支持基材の厚さ、すなわちプラスチックフィルムの厚さ
は10〜1004%好ましくは30〜70L1■が適当
である。その厚さがlOn未満では強度不足であり、1
0100uを超えると柔軟性不足で満足できるせん断接
着力が発現しない。
支持基材の剥離性処理する面は、処理層の離脱防止など
の点でコロナ放電方式などにより表面酸化処理すること
が好ましい。その処理程度としては表面張力が約38ダ
イン/cllとなる程度が適当である。
本発明の粘着テープは、前記支持基材の片面をシリコー
ン系剥離剤で処理したものである。
そのシリコーン系剥離剤としては特に限定はなく、溶液
系やオリゴマ系等の縮合硬化型ないし付加反応硬化型な
どの公知のものを用いうる。
シリコーン系剥離剤による処理は、固形分が0.05〜
5g/シ、好ましくは0.2〜2g/dとなるよう、シ
リコーン系剥離剤の粘度に応じて適宜に溶剤で希釈した
ものを支持基材の所定面に塗布しそれを加熱処理等によ
り乾燥させて固化皮膜とすることにより行われる。
本発明の粘着テープは、片面がシリコーン系剥離剤で処
理された支持基材の他面に粘着剤層を有するものである
粘着剤層を構成する粘着剤としては、JISZ  02
37に基づき粘着テープの自背面に対する粘着剤層の剥
離力(180度ビール)が25 g/25■以下、就中
5〜25g/251乙せん断接着力がlb/10−以上
、就中1〜2−5 kg / 10 vtgaとなるも
のが用いられる。その剥離力が25g/25mを超える
と巻回物とした場合に巻戻しに要する力が大きくなりす
ぎて作業性に劣ることとなるし、また巻戻しの際に大き
な音を発生することとなる。他方、そのせん断接着力が
1 kg / iQmm未満であると自背面に対する接
着力不足でH貼り(クロス貼り)等の重ね貼りをし場合
に自然に剥がれるものとなる。
前記した自背面に対する接着特性を有する粘着剤の代表
例としては通例のアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ス
チレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマ系粘着
剤などをあげることができる。
粘着剤の塗布処理はその特性に応じ、溶剤に溶かしたも
のを塗布する方式、水系又は非水系のエマルジョンとし
て塗布する方式など、常法により行うことができる。そ
の塗布量は、固形分に基づき20〜50g/−が適当で
ある。
粘着剤が塗布された支持基材は、加熱乾燥されたのちポ
ール芯等にロール状に巻き取られ、必要に応じ所定幅に
切断されて粘着テープの巻回物とされ、流通過程におか
れる。
発明の効果 本発明によれば、支持基材にプラスチックフィルムを用
い、これをシリコーン系剥離剤で処理した粘着テープと
したので、その組合せによる相乗効果に基づき、巻部れ
しない巻回物とすることができて、しかもその巻戻しを
騒音とならない程度の音でスムースに適度な力で行うこ
とができると共に、自背面への重ね貼りも行うことがで
きる。
従って1、信頼性に優れるダンボール箱の封かんを行う
ことができる。
実施例 実施例 コロナ放電方式で表面酸化処理して表面張力を38ダイ
ン/clとした二軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚さ
40μm)の面に、縮合硬化型シリコーン樹脂からなる
市販のシリコーン系剥離剤(KS−705F 1触媒P
S−1、信越化学工業社製)のトルエン希釈液(固形分
5重量%〉をキスコータにより固形分塗布量が0.5g
/−となるように塗布したのち、これをオーブンに通し
て100℃で5分間加熱し、溶剤の乾燥とシリコーン系
剥離剤の硬化処理を行った。
次に、シリコーン系剥離剤の処理層を設けた二軸延伸ポ
リプロピレンフィルムの他面に、通例組成の天然ゴム系
粘着剤を固形分塗布量が30 g / dとなるように
塗布したのち、これを加熱乾燥処理した。
得られたものを直径75+mのボール芯に長さ50m分
をロール状に巻回したのち、幅25mmに切断して粘着
テープの巻回物を得た。
比較例1 長鎖アルキル系剥離剤で処理され(固形分塗布量0.5
g/+J ) 、天然ゴム系粘着剤層(固形分塗布量3
0g/+J)を有する二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(厚さ40μm)からなる市販の粘着テープを用いた。
比較例2 シリコーン系剥離剤で処理され(固形分塗布量0.5g
/d ) 、天然ゴム系粘着剤層(固形分塗布量30g
/j)を有するクラフト紙系支持基材(厚さ120μm
)からなる市販の粘着テープを用いた。
評価試験 実施例及び比較例で得た粘着テープについて下記の測定
を行った。
[剥離力] 粘着テープにおける剥離性処理面にその粘着剤層を貼着
してJ Is  Z  0237 (180度引きはが
し法)に準じ粘着テープの引剥がしに要する力を測定し
た。
[巻戻し力] JIS  Z  0237(巻戻し速度30m/分)に
準じ粘着テープの巻戻しに要する力を測定した。
[発生音量] 前記の巻戻し力測定時におけるテープより30C11離
れた所で測定した。
【せん断接着力] JIS  Z  0237の重ね合せ法に準じて測定し
た。
[封かん性] ダンボール箱の封かんを行った際の作業性を判断した。
結果を表に示した。
表における実施例から明らかなように、本発明の粘着テ
ープは、巻戻しに要する力が適度であり、しかも巻戻し
時の発生置屋も小さく、鳴き現象を伴わずに巻戻すこと
ができる。また、重ね貼りに充分な接着力を有している

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、片面を剥離性処理した支持基材の他面に粘着剤層を
    設けてなるダンボール箱封かん用粘着テープにおいて、
    支持基材がシリコーン系剥離剤で剥離性処理されたプラ
    スチックフィルムからなり、自背面に対する粘着剤層の
    剥離力が25g/25mm以下で、せん断接着力が1k
    g/10mm以上であることを特徴とする重ね貼り可能
    なダンボール箱封かん用粘着テープ。 2、プラスチックフィルムが厚さ10〜100μmのポ
    リプロピレンフィルム、エチレン・プロピレン共重合体
    フィルム又はポリエステルフィルムである特許請求の範
    囲第1項記載の粘着テープ。
JP23140586A 1986-09-30 1986-09-30 ダンボ−ル箱封かん用粘着テ−プ Expired - Lifetime JPH0830174B2 (ja)

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