JPS6383295A - ラジアル型めつきセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電気亜鉛めっき設備および電気すずめつき設
備なとの金属の′１“に異処理装置において、巻付ロー
ルに巻付けられる金属ストリップと湾曲型アノードとの
間隙が、この間隙内に挿入して使用されるエツジマスク
により大きくならないようにエツジマスクの移動装置を
前記湾曲型アノ一ドの前記巻付ロールとの対向面に形成
した溝内に配設するよう構成したラジアル型めっきセル
に関する。

〈従来技術とその問題点〉 電解めっきにおいて、表面処理鋼板を製造する場合、被
めっき材である金属ストリップのエツジ部に異常なめっ
きかなされることがある。これらの異常なめっき現象に
は第９図に示すように、金属ストリップエツジ部５１′
に電流５６が集中し、金属ストリップエツジ部５１′の
めっき厚さが金属ストリップ中央部めっき厚さに比較し
て厚くなる現象すなわちエツジオーバーコート５４と、
金属ストリップエツジ部５１′に゛ひげパ状にめっき金
属が成長付着する現象すなわちエツジウィスカー５５と
がある。これらの現象か起こると、金属ストリップエツ
ジ部５１′のめっき金属が金属ストリップ母材５１から
脱落しやすくなる。この時脱落しためっき金属がめつき
ラインあるいはプレスライン等でロール、金型等に付着
し、製品にキズを発生させる原因となっている。

このエツジオーバーコート５４およびエツジウィスカー
５５の発生防止対策として、第１０図に示すようにスト
リップエツジ近傍の金属ストリップ母材５１とアノード
１６との間に絶縁板１８を挿入し、ストリップエツジに
電流が集中することを防ぐ方法が有効である。この絶縁
板をエツジマスク１８と言う。このエツジマスクを用い
る方法は、実開昭５３−５４５０５号公報、同５８−１
６８５６７号公報、同５９−２１６６７号公報および同
６０−１１７８６３号公報において、水平型めっきセル
および縦型めっきセルについてすでに開示されている。

従来の水平型めフきセル６０、縦型めっきセルのエツジ
マスク】８は一般に第１１１りｊおよび第１２図に示す
ようにコの字形のエツジマスク１８を油圧シリンダ６２
、電動シリンダ６４、ラックピニオン６６およびスクリ
ュージヤツキ６８などの駆動装置により両アノード１６
間の金属ストリップエツジ近傍に挿入する方法が取られ
ていた。

この方法は水平型めっきセル６０および縦型めっきセル
には有効であるが、ラジアル型めっきセル１０に適用す
ると、第１３図および第１４図に示すように、巻イ１０
−ル１４と湾曲型のアノード１６との間隔ｄを広く取る
ことが必要となり、ラジアル型めっきセル１０の利点で
ある金属ストリップ１２とアノード１６の間隔を狭く保
持できるという特長が損なわれるなとの問題があった。

また、エツジマスク１８が、アノード１６と金属ストリ
ップ１２間てトＦに揺ね、Ｊ、ツシマスク１８が金属ス
トリップ１２に接触すると、金属ストリップ１２、エツ
ジマスクＩ８の両方に機械的損傷が生しる。このため、
エツジマスク１８を支えるエツジマスク支持シャフト１
９を剛性の高いものとしなければならないが、しかし狭
いアノード１６とストリップ１２との間で、このエツジ
マスク支持シャフト１９の剛性を高めるのは困難である
。ここで、無理に、剛性の高い太いエツジマスク支持シ
ャフト１９を用いると、アノード１６と巻付ロール１４
との間に流れるめっき液の流路を閉ずことになり、アノ
ード１６および金属ストリップ１２間の巾方向すなわち
金属ストリップの進行方向と直角方向のめっき液の流速
分布を均一に保つことが困難であるなどの問題があった
。

さらに、エツジマスク１８を移動する装置として油圧シ
リンダ６２、電動シリンダ６４、ラックピニオン６６、
スクリュージヤツキ６８等を用いるとセル外に占有する
スペースが大きくなる欠点があった。

〈発明の目的〉 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、電気
めっき装置において、カソードとなる巻付ロールに巻イ
・１けられた金属ストリップと湾曲型アノードとの間の
めつき液の流路を閉ずことなく、スムーズに流すため、
前記金属ストリップの板ＩＪに応じて配置される一対の
エツジマスクの移動装置を前記アノードの航記巻イ」ロ
ール対向面に配設した溝内に収納し、また、前記めっき
液の流路内の流速分布を均一にするため、前記溝にカバ
ーを覆設し、さらに一対の前記エツジマスクを前記金属
ストリップの板ｒｉＪに応じて配置するため前記エツジ
マスクの移動量を制御するト段をイ１−するラジアル型
めっきセルを提供するものである。

〈発明の構成〉 本発明によれば、金属ストリップを巻付ける巻付ロール
と、該巻付ロールに対向し所定Ｖｌｉ　１ｉ１１１ｉ１
１隔して配設された湾曲型のアノードと、該巻付ロール
と該アノードとの間に前記金属ストリップのエツジ部に
対応するよう挿入して使用される１対のエツジマスクと
、各エツジマスクを前記金属ストリップの１１１方向に
移動させるための少なくとも１つの移動装置と、該移動
装置を同期的に駆動する駆動装置とを有するラジアル型
めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
たトラベリングナツトとで構成し、前記エツジマスクを
該トラベリングナツトに作動的に連結し、前記移動装置
を前記アノードの前記巻イ」ロールとの対向面に前記金
属ストリップのＩ＋１方向に延在するよう形成した溝内
に配設してなることを特徴とするラジアル型めっきセル
が提供される。

また、金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、該巻付
ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲型のア
ノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前記金属
ストリップのエツジ部に対応するよう挿入して使用され
る１対のエツジマスクと、各エツジマスクを前記金属ス
トリップの１１１方向に移動させるための少なくとも１
つの移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動装
置とを有するラジアル型めっきセルにおいて、前記移動
装置をドライブスクリューと註ドライブスクリューに該
ドライブスクリュー上を移動するよう装着されたトラベ
リングナツトとで構成し、前記エツジマスクを該トラベ
リングナツトに作動的に連結し、前記移動装置を前記ア
ノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属ストリッ
プのｌ」方向に延在するよう形成した溝内に配設し、該
溝上にカバーを覆設してなることを特徴とするラジアル
型めっきセルが提供される。

次に、本発明に係るラジアル型めフきセルについて好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しつつ以下詳細に説
明する。

第１図および第２図に示すように本発明のラジアル型め
っきセル１０は金属ストリップ１２を巻付けて搬送しか
つカソードとなる巻ト１０−ル１４、湾曲型のアノード
１６、エツジマスク１８、エツジマスク１８を移動させ
るための移動装置を構成するドライブスクリュー２０と
トラベリングナツト２２、カバー２４、ドライブスクリ
ュー川軸受２６、ドライブスクリュー２０上を、トラベ
リングナツト２２が移動する溝２８、プーリ３４および
モータ３１と減速器３２と回転数検知器３３とを有する
駆動装置３０から構成される。

ここで第２図に示すようにエツジマスク１８は円弧状の
絶縁板を巻付ロール１４と、この巻付ロール１４に対向
し所定距離離隔して配設された湾曲型のアノード１６と
で形成されるめっき液通路内に挿入するものであるが、
第３図に示すようにアノード１６と巻付ロール１４との
間隔か狭いので、エツジマスク１８をアノード１６の表
面に接する形で挿入し、アノード１６の表面を移動する
よう構成される。

このエツジマスク１８を移動する方法は、アノード１６
の巻付ロール１４との対向面に金属ストリップ１２の進
行方向に直角な方向すなわち金属ストリップ１２の１１
方向に延在する溝２８を作り、この溝２８の中に移動装
置を構成するドライブスクリュー２０とドライブスクリ
ュー２０に螺装されて移動するトラへリンクナツト２２
を収納し、トラへリンクナツト２２にエツジマスク１８
を固定し、ドライブスクリュー２０を回転し、トラベリ
ングナツト２２をドライブスクリュー２０にを移動させ
ることによって行なう方法である。

このようにアノード１６に設けた溝２８の中にドライブ
スクリュー２０とトラベリングナツト２２を収納するこ
とにより、前述のように、アノード１６と巻付ロール１
４との間にめっき液流を防害するシャフト等がなくなり
、アノード１６と金属ストリップ１２との間の金属スト
リップの１］方向の流速分布を均一に保つことが可能と
なる。

しかしこの時にも、ドライブスクリュー２０とトラベリ
ングナツト２２を納めている溝２８がアノード１６と巻
付ロール１４との間を流れるめっき液の液流に対して流
路抵抗となり、液流かアノード１６と巻付ロール１４と
の間を円滑に通過することを阻害する場合がある。液流
が円滑に流れないと、アノード１６と金属ストリップ１
２との間に電解によって生じる酸素が滞留し、製品に°
“ヤケパ等の品質欠陥をもたらすこととなる。

このため、本発明では溝２８に第４ａ図および第４ｂ図
に示すようなカバー２４を設ける。この場合、エツジマ
スク１８は溝２８内に入り込むように凹状に折曲げられ
てトラベリングナツト２２に取付けられ、この凹状の溝
２８にカバー２４を嵌込むことによりカバー２４の上面
とアノード１６の巻付ロール１４との対向面のレベルが
一致するように配設するのがよい。このカバー２４は第
５ａ図および第５ｂ図に示すように、ドライブスクリュ
ー２０の軸受２６に固定され、溝２８全面を覆うように
設りられる。

このようにして、このカバー２４を設けたことによる流
路抵抗はめっき液の流速が大きくなるにつれ、表１に示
すように、カバー２４のない場合に比べて半分以下にな
っており、カバー２４による効果が大きいことがわかる
。

本発明のラジアル型めっきセル１０において、エツジマ
スク１８はドライブスクリュー２０の回転によって、ド
ライブスクリュー２０に装着されて移動するトラベリン
グナツト２２と一体になって移動するので、セル外に設
置するドライブスクリュー２０の回転駆動装置３０を第
１図に示すようにモータ３１と減速機３２によって構成
すればよく、その取イ１スペースを非常に小さくするこ
とができる。

これに対し、第１１図ないし第１４図に示すようにエツ
ジマスク１８を直接、エツジマスク支持シャフト１９て
移動する油圧シリンダ６２、電動シリンダ６４、ラック
ピニオン６６およびスクリュージヤツキ６８などの駆動
装置を使用すると、セル外にエツジマスク１８の移動距
離に等しい長さのエツジマスク支持シャフト１９の移動
部を要することになるからである。

また、本発明のラジアル型めっきセル１０はエツジマス
ク１８を位置ずれを起こすことなく好適に移動するため
に複数個のドライブスクリュー２０を同期させて駆動さ
せるための同期駆動装置を有していることが好ましい。

このため第６図に示すように、同期駆動装置を、３本の
ドライブスクリュー２０．２０′および２０″にそれぞ
れプーリ３４．３４′および３４″を取り付け、これら
をタイミンクベルト３５および３５′で連結することに
より、構成することができる。また、第７ａ図および第
７ｂ図に示すように、等速ポールジョインｉ・３６およ
び３６′とギア３８．３８′および３８″にて構成して
もよい。このように、同期駆動装置は複数個のドライブ
スクリューを同期駆動させることのできる機構であれば
上記の構成に限定されるものではなく、とのような構成
であってもよく、この他、例えばチェーンとヂエーンホ
イールとを用いて構成してもよい。

エツジマスク１８の位置は、第３図に示すように金属ス
トリップ１２のエツジ部に対して一定のラップ代をもつ
相対位置関係を正確に保つ必把がある。そのため第１図
に示すように本発明では左右のエツジマスク１８をそれ
ぞれ独立に駆動し、エツジマスク１８の位置をドライブ
スクリュー２０の回転数を回転数検知上（３３で検知１
−ることにより、左右のエツジマスク１８をｒｌＪ方向
の任意の位置に制御することがｉｉｆ能となっている。

さらに、ラジアル型めっきセルｌＯに入ってくる金属ス
トリップ１２の左１１′のエツジ位置を検出し、金属ス
トリップエツジの位置に合せて、エツジマスク１８の位
置制御をすることによって常時エツジマスク１８を最適
な位置に保持することがｉｉＪ能である。

なお、本実施例ではドライブスクリュー２０をエツジマ
スク１８毎に設け、左右のエツジマスク１８を個々に移
動する例を示したが、これに限定されるものではなく、
巻付ロール１４に巻付く金属ストリップ１２のセンター
リングを行えば、左右のエツジマスク１８を左右のネジ
を逆方向に切った共通のドライブスクリュー１８で接離
自在に移動するようにしても良い。

また本実施例ではそれぞれのエツジマスク１８の移動を
３本のドライブスクリューで行なう例を示したが、これ
に限定されるものではなく、例えば第８図に示すように
、１本のドライブスクリュー２０でエツジマスク１８を
移動させ、このエツジマスク１８が片寄らないようにエ
ツジマスク１８の両端をそれぞれ固着する固着部材４２
を溝内２８に設置した案内バー４０に案内させるように
構成しても良い。

〈発明の作用〉 本発明に係るラジアル型めっきセルは基本的には以上の
ように構成されるものであり、次にその作用について説
明する。

第１図ないし第３図に示すように、ラジアル型めっきセ
ル１０を構成する巻付ロール１４に巻付けられた金属ス
トリップ１２の板幅が検出され、その板幅に応じてエツ
ジマスク１８は湾曲ヤ（のアノード１６上を金属ストリ
ップ１２のエツジ部に向って移動を始める。このため、
駆動装置３０のモータ３１の回転速度を減速器３１によ
り減速してドライブスクリュー２０を回転させる。この
時、回転数検知器３３によりドライブスクリュー２００
回転数を検出し、エツジマスク１８の移動距離が制御さ
れる。ドライブスクリュー２０はアノード１６の巻付ロ
ール１４との対向面に金属ストリップ１２の板巾方向に
延在して設けられた溝２８内に埋設されており、このド
ライブスクリュー２０が回転することにより、溝２８内
をドライブスクリュー２０に螺装されているトラベリン
グナツト２２が移動し、このトラベリングナツト２２に
同定されてエツジマスク１８が移動する。

前述したように、エツジマスク１８の移動は回転数検知
器３３によりドライブスクリュー２０の回転数を検知す
ることにより制御されているので、金属ストリップ１２
のエツジ部まで好適に行われる。こうして、エツジマス
ク１８が金属ストリップ１２のエツジ部に設置され、板
巾の同じ金属ストリップ１２のめっきが行われている間
、その位置は固定される。

また第６図に示すようにこの時複数個のドライブスクリ
ュー２０．２０′および２０″をそれぞれ同軸的に取付
けられたプーリ３４．３４′および３４″に張架された
タイミングベルト３５および３５′で同期的に回転させ
ることにより、金属ストリップ１２の搬送方向に一定の
長さを持つ、エツジマスク１８は金属ストリップ１２の
板巾方向に好適に移動される。

また、この時、第５ａ図および第５ｂ図に示すようにド
ライブスクリュー２０とトラへリングナツト２２とを収
納する溝にはカバー２４がアノード１６と同じ高さにな
るよう覆設されているため、アノード１６と金属ストリ
ップ１２との間のめっき液流は極めてスムーズに流れる
。

〈発明の効果〉 以上述べた如く、本発明によれば、エツジマスクを移動
するドライブスクリューとトラへリングナツトとで構成
される駆動装置を湾曲型のアノードの巻付ロールの対向
面に形成した溝内に埋設したので、ラジアル型めっきセ
ル本来の金属ストリップと湾曲型のアノードとの間隔を
狭くできる利点を損なうことなくエツジオーバーコート
を防１１−することができる。

また、本発明によれば、エツジマスクはドライブスクリ
ューの回転により螺装して移動するトラベリングナツト
に固定されて移動するため、セル外のエツジマスク駆動
装置をコンパクト化てきる。

また、本発明によれば巻付ロールと湾曲型のアノードと
の極間に突出する機械要素ばかりでなく、前記溝にカバ
ーを覆設することにより四部をもなくすことができるの
で、極間のめっき液流の乱れ防止や液流抵抗の減少等の
効果を得ることかできる。

また、本発明によれば、ドライブスクリューの回転数を
検知することができるため、板幅の異なる金属ストリッ
プに対しても、容易にエツジマスクを前記金属ストリッ
プのエツジ部に配置することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るラジアル型めっきセルの部分縦断
面図である。 第２図は第１図のＩＩ　−ＩＩ線に沿った断面図である
。 第３図は第２図のｍ−ｍ線に沿った断面図である。 第４ａ図は第２図のＡ部拡大図であり、第４ｂ図は第４
ａ図■−ＴＶ線での断面図である。 第５ａ図は第１図のＢ部拡大図であり、第５ｂ図は第５
ａ図のｖ−Ｖ線での断面図である。 第６図および第７図は本発明のラジアル型めっきセルの
エツジマスクの同期駆動装置の別々の実施例を示す線図
的横断面図である。 第８図は本発明のラジアル型めっきセルのエラジマスク
の同期駆動装置の別の実施例を示す線図的斜視図である
。 第９図は電気めっきにおける異常めっき現象の説明図で
ある。 第１０図は電気めっきにおける異常めっき現象を防止す
るエツジマスクの説明図である。 第１１図および第１２図は従来の水平型めっきセルの部
分縦断面図である。 第１３図および第１４図は従来のラジアル型めっきセル
の部分縦断面図である。 符号の説明 １０・・・ラジアル型めっきセル、 １２・・・金属ストリップ、 １４・・・巻付ロール、 １６・・・アノード、 １　Ｂ−・・エツジマスク、 １９・・・エツジマスク支持シャフト、２０・・・ドラ
イブスクリュー、 ２２・・・トラベリングナツト、 ２４・・・カバー、 ２６・・・ドライブスクリュー用軸受、２８・・・溝、
　　　　　３０・・・駆動装置、３１・・・モータ、　
　　　３２・・・減速器。 ３３・・・回転数検知器、３４・・・プーリ、３５・・
・タイミングベルト、 ３６・・・等速ポールジヨイント、 ３８・・・ギア、　　　　４０・・・案内バー、４２・
・・固着部材、 ５１・・・金属ストリップ母材、 ５１′・・・金属ストリップエツジ部、５２・・・金属
ストリップ中央部めっき厚さ、５４・・・エツジオーバ
ーコート、 ５５・・・エツジウィスカー、 ５６・・・電流、 ６０・・・水平型めっきセル、 ６２・・・油圧シリンダ、６４・・・電動シリンダ、６
６・・・ラックピニオン、 ６８・・・スクリュージヤツキ、 ｄ・・・アノードと巻付ロール間距離 Ｆ　Ｉ　Ｇ、　４ａ ＦＩＧ、５ａ ＦＩＧ、４ｂ ＦＩＧ、５ｂ ＦＩＧ、６ Ｆ　Ｉ　Ｇ、　８ Ｆ　Ｉ　Ｇ、　７ａ ＦＩＧ、７ｂ ＦＩＧ、１１ Ｆ　Ｉ　Ｇ、　１２ Ｕ ＦＩＧ、１３ ＦＩＧ、１４

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、該巻付
   ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲型のア
   ノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前記金属
   ストリップのエッジ部に対応するよう挿入して使用され
   る１対のエッジマスクと、各エッジマスクを前記金属ス
   トリップの巾方向に移動させるための少なくとも１つの
   移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動装置と
   を有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
   ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
   たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
   該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
   を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
   ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
   してなることを特徴とするラジアル型めっきセル。
2. （２）金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、該巻付
   ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲型のア
   ノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前記金属
   ストリップのエッジ部に対応するよう挿入して使用され
   る１対のエッジマスクと、各エッジマスクを前記金属ス
   トリップの巾方向に移動させるための少なくとも１つの
   移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動装置と
   を有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
   ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
   たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
   該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
   を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
   ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
   し、該溝上にカバーを覆設してなることを特徴とするラ
   ジアル型めっきセル。