JPH07116636B2 - ラジアル型めつきセル - Google Patents

ラジアル型めつきセル

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JPH07116636B2
JPH07116636B2 JP61227337A JP22733786A JPH07116636B2 JP H07116636 B2 JPH07116636 B2 JP H07116636B2 JP 61227337 A JP61227337 A JP 61227337A JP 22733786 A JP22733786 A JP 22733786A JP H07116636 B2 JPH07116636 B2 JP H07116636B2
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    • C25D17/10Electrodes, e.g. composition, counter electrode
    • C25D17/12Shape or form

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、電気亜鉛めっき設備および電気すずめっき設
備などの金属の電界処理装置において、巻付ロールに巻
付けられる金属ストリップと湾曲型アノードとの間隙
が、この間隙内に挿入して使用されるエッジマスクによ
り大きくならないようにエッジマスクの移動装置を前記
湾曲型アノードの前記巻付ロールとの対向面に形成した
溝内に配設するよう構成したラジアル型めっきセルに関
する。
<従来技術とその問題点> 電解めっきにおいて、表面処理鋼板を製造する場合、被
めっき材である金属ストリップのエッジ部に異常なめっ
きがなされることがある。これらの異常なめっき現象に
は第9図に示すように、金属ストリップエッジ部51′に
電流56が集中し、金属ストリップエッジ部51′のめっき
厚さが金属ストリップ中央部めっき厚さに比較して厚く
なる現象すなわちエッジオーバーコート54と、金属スト
リップエッジ部51′に“ひげ”状にめっき金属が成長付
着する現象すなわちエッジウィスカー55とがある。これ
らの現象が起こると、金属ストリップエッジ部51′のめ
っき金属が金属ストリップ母材51から脱落しやすくな
る。この時脱落しためっき金属がめっきラインあるいは
プレスライン等でロール、金型等に付着し、製品にキズ
を発生させる原因となっている。
このエッジオーバーコート54およびエッジウィスカー55
の発生防止対策として、第10図に示すようにストリップ
エッジ近傍の金属ストリップ母材51とアノード16との間
に絶縁板18を挿入し、ストリップエッジに電流が集中す
ることを防ぐ方法が有効である。この絶縁板をエッジマ
スク18と言う。このエッジマスクを用いる方法は、実開
昭53−54505号公報、同58−168567号公報、同59−21667
号公報および同60−117863号公報において、水平型めっ
きセルおよび縦型めっきセルについてすでに開示されて
いる。
従来の水平型めっきセル60、縦型めっきセルのエッジマ
スク18は一般に第11図および第12図に示すようにコの字
形のエッジマスク18の油圧シリンダ62、電動シリンダ6
4、ラックピニオン66およびスクリュージャッキ68など
の駆動装置により両アノード16間の金属ストリップエッ
ジ近傍に挿入する方法が取られていた。この方法は水平
型めっきセル60および縦型めっきセルには有効である
が、ラジアル型めっきセル10に適用すると、第13図およ
び第14図に示すように、巻付ロール14と湾曲型のアノー
ド16との間隔dを広く取ることが必要となり、ラジアル
型めっきセル10の利点である金属ストリップ12とアノー
ド16の間隔を狭く保持できるという特長が損なわれるな
どの問題があった。
また、エッジマスク18が、アノード16と金属ストリップ
12間で上下に揺れ、エッジマスク18が金属ストリップ12
に接触すると、金属ストリップ12、エッジマスク18の両
方に機械的損傷が生じる。このため、エッジマスク18を
支えるエッジマスク支持シャフト19を剛性の高いものと
しなければならないが、しかし狭いアノード16とストリ
ップ12との間で、このエッジマスク支持シャフト19の剛
性を高めるのは困難である。ここで、無理に、剛性の高
い太いエッジマスク支持シャフト19を用いると、アノー
ド16と巻付ロール14との間に流れるめっき液の流路を閉
すことになり、アノード16および金属ストリップ12間の
巾方向すなわち金属ストリップの進行方向と直角方向の
めっき液の流速分布を均一に保つことが困難であるなど
の問題があった。
さらに、エッジマスク18を移動する装置として油圧シリ
ンダ62、電動シリンダ64、ラックピニオン66、スクリュ
ージャッキ68等を用いるとセル外に占有するスペースが
大きくなる欠点があった。
<発明の目的> 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、電気
めっき装置において、カソードとなる巻付ロールに巻付
けられた金属ストリップと湾曲型アノードとの間のめっ
き液の流路を閉すことなく、スムーズに流すため、前記
金属ストリップの板巾に応じて配置される一対のエッジ
マスクの移動装置を前記アノードの前記巻付ロール対向
面に配設した溝内に収納し、また、前記めっき液の流路
内の流速分布を均一にするため、前記溝にカバーを覆設
し、さらに一対の前記エッジマスクを前記金属ストリッ
プの板巾に応じて配置するため前記エッジマスクの移動
量を制御する手段を有するラジアル型めっきセルを提供
するものである。
<発明の構成> 本発明によれば、金属ストリップを巻付ける巻付ロール
と、該巻付ロールに対向し所定距離離隔して配設された
湾曲型のアノードと、該巻付ロールと該アノードとの間
に前記金属ストリップのエッジ部に対応するよう挿入し
て使用される1対のエッジマスクと、各エッジマスクを
前記金属ストリップの巾方向に移動させるための少なく
とも1つの移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する
駆動装置とを有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
してなることを特徴とするラジアル型めっきセルが提供
される。
また、金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、該巻付
ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲型のア
ノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前記金属
ストリップのエッジ部に対応するよう挿入して使用され
る1対のエッジマスクと、各エッジマスクを前記金属ス
トリップの巾方向に移動させるための少なくとも1つの
移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動装置と
を有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
し、該溝上にカバーを覆設してなることを特徴とするラ
ジアル型めっきセルが提供される。
次に、本発明に係るラジアル型めっきセルについて好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しつつ以下詳細に説
明する。
第1図および第2図に示すように本発明のラジアル型め
っきセル10は金属ストリップ12を巻付けて搬送しかつカ
ソードとなる巻付ロール14、湾曲型のアノード16、エッ
ジマスク18、エッジマスク18を移動させるための移動装
置を構成するドライブスクリュー20とトラベリングナッ
ト22、カバー24、ドライブスクリュー用軸受26、ドライ
ブスクリュー20上を、トラベリングナット22が移動する
溝28プーリ34およびモータ31と減速器32と回転数検知器
33とを有する駆動装置30から構成される。
ここで第2図に示すようにエッジマスク18は円弧状の絶
縁板を巻付ロール14と、この巻付ロール14に対向し所定
距離離隔して配設された湾曲型のアノード16とで形成さ
れるめっき液通路内に挿入するものであるが、第3図に
示すようにアノード16と巻付ロール14との間隔が狭いの
で、エッジマスク18をアノード16の表面に接する形で挿
入し、アノード16の表面を移動するよう構成される。
このエッジマスク18を移動する方法は、アノード16の巻
付ロール14との対向面に金属ストリップ12の進行方向に
直角な方向すなわち金属ストリップ12の巾方向に延在す
る溝28を作り、この溝28の中に移動装置を構成するドラ
イブスクリュー20とドライブスクリュー20に螺装されて
移動するトラベリングナット22を収納し、トラベリング
ナット22にエッジマスク18を固定し、ドライブスクリュ
ー20を回転し、トラベリングナット22をドライブスクリ
ュー20上を移動させることによって行なう方法である。
このようにアノード16に設けた溝28の中にドライブスク
リュー20とトラベリングナット22を収納することによ
り、前述のように、アノード16と巻付ロール14との間に
めっき液流を防害するシャフト等がなくなり、アノード
16と金属ストリップ12との間の金属ストリップの巾方向
の流速分布を均一に保つことが可能となる。
しかしこの時にも、ドライブスクリュー20とトラベリン
グナット22を納めている溝28がアノード16と巻付ロール
14との間を流れるめっき液の液流に対して流路抵抗とな
り、液流がアノード16と巻付ロール14との間を円滑に通
過することを阻害する場合がある。液流が円滑に流れな
いと、アノード16と金属ストリップ12との間に電解によ
って生じる酸素が滞留し、製品に“ヤケ”等の品質欠陥
をもたらすこととなる。
このため、本発明では溝28に第4a図および第4b図に示す
ようなカバー24を設ける。この場合、エッジマスク18は
溝28内に入り込むように凹状に折曲げられてトラベリン
グナット22に取付けられ、この凹状の溝28にカバー24を
嵌込むことによりカバー24の上面とアノード16の巻付ロ
ール14との対向面のレベルが一致するように配設するの
がよい。このカバー24は第5a図および第5b図に示すよう
に、ドライブスクリュー20の軸受26に固定され、溝28全
面を覆うように設けられる。
このようにして、このカバー24を設けたことによる流路
抵抗はめっき液の流速が大きくなるにつれ、表1に示す
ように、カバー24のない場合に比べて半分以下になって
おり、カバー24による効果が大きいことがわかる。
本発明のラジアル型めっきセル10において、エッジマス
ク18はドライブスクリュー20の回転によって、ドライブ
スクリュー20に装着されて移動するトラベリングナット
22と一体になって移動するので、セル外に設置するドラ
イブスクリュー20の回転駆動装置30を第1図に示すよう
にモータ31と減速機32によって構成すればよく、その取
付スペースを非常に小さくすることができる。
これに対し、第11図ないし第14図に示すようにエッジマ
スク18を直接、エッジマスク支持シャフト19で移動する
油圧シリンダ62、電動シリンダ64、ラックピニオン66お
よびスクリュージャッキ68などの駆動装置を使用する
と、セル外にエッジマスク18の移動距離に等しい長さの
エッジマスク支持シャフト19の移動部を要することにな
るからである。
また、本発明のラジアル型めっきセル10はエッジマスク
18を位置ずれを起こすことなく好適に移動するために複
数個のドライブスクリュー20を同期させて駆動させるた
めの同期駆動装置を有していることが好ましい。このた
め第6図に示すように、同期駆動装置を、3本のドライ
ブスクリュー20、20′および20″にそれぞれプーリ34、
34′および34″を取り付け、これらをタイミングベルト
35および35′で連結することにより、構成することがで
きる。また、第7a図および第7b図に示すように、等速ボ
ールジョイント36および36′とギア38、38′および38″
にて構成してもよい。このように、同期駆動装置は複数
個のドライブスクリューを同期駆動させることのできる
機構であれば上記の構成に限定されるものではなく、ど
のような構成であってもよく、この他、例えばチェーン
とチェーンホイールとを用いて構成してもよい。
エッジマスク18の位置は、第3図に示すように金属スト
リップ12のエッジ部に対して一定のラップ代をもつ相対
位置関係を正確に保つ必要がある。そのため第1図に示
すように本発明では左右のエッジマスク18をそれぞれ独
立に駆動し、エッジマスク18の位置をドライブスクリュ
ー20の回転数を回転数検知器33で検知することにより、
左右のエッジマスク18を巾方向の任意の位置に制御する
ことが可能となっている。さらに、ラジアル型めっきセ
ル10に入ってくる金属ストリップ12の左右のエッジ位置
を検出し、金属ストリップエッジの位置に合せて、エッ
ジマスク18の位置制御をすることによって常時エッジマ
スク18を最適な位置に保持することが可能である。
なお、本実施例ではドライブスクリュー20をエッジマス
ク18毎に設け、左右のエッジマスク18を個々に移動する
例を示したが、これに限定されるものではなく、巻付ロ
ール14に巻付く金属ストリップ12のセンターリングを行
えば、左右のエッジマスク18を左右のネジを逆方向に切
った共通のドライブスクリュー18で接離自在に移動する
ようにしても良い。
また本実施例ではそれぞれのエッジマスク18の移動を3
本のドライブスクリューで行なう例を示したが、これに
限定されるものではなく、例えば第8図に示すように、
1本のドライブスクリュー20でエッジマスク18を移動さ
せ、このエッジマスク18が片寄らないようにエッジマス
ク18の両端をそれぞれ固着する固着部材42を溝内28に設
置した案内バー40に案内させるように構成しても良い。
<発明の作用> 本発明に係るラジアル型めっきセルは基本的には以上の
ように構成されるものであり次にその作用について説明
する。
第1図ないし第3図に示すように、ラジアル型めっきセ
ル10を構成する巻付ロール14に巻付けられた金属ストリ
ップ12の板幅が検出され、その板幅に応じてエッジマス
ク18は湾曲型のアノード16上を金属ストリップ12のエッ
ジ部に向って移動を始める。このため、駆動装置30のモ
ータ31の回転速度を減速器31により減速してドライブス
クリュー20を回転させる。この時、回転数検知器33によ
りドライブスクリュー20の回転数を検出し、エッジマス
ク18の移動距離が制御される。ドライブスクリュー20は
アノード16の巻付ロール14との対向面に金属ストリップ
12の板巾方向に延在して設けられた溝28内に埋設されて
おり、このドライブスクリュー20が回転することによ
り、溝28内をドライブスクリュー20に螺装されているト
ラベリングナット22が移動し、このトラベリングナット
22に固定されてエッジマスク18が移動する。前述したよ
うに、エッジマスク18の移動は回転数検知器33によりド
ライブスクリュー20の回転数を検知することにより制御
されているので、金属ストリップ12のエッジ部まで好適
に行われる。こうして、エッジマスク18が金属ストリッ
プ12のエツジ部に設置され、板巾の同じ金属ストリップ
12のめっきが行われている間、その位置は固定される。
また第6図に示すようにこの時複数個のドライブスクリ
ュー20、20′および20″をそれぞれ同軸的に取付けられ
たプーリ34、34′および34″に張架されたタイミングベ
ルト35および35′で同期的に回転させることにより、金
属ストリップ12の搬送方向に一定の長さを持つ、エッジ
マスク18は金属ストリップ12の板巾方向に好適に移動さ
れる。
また、この時、第5a図および第5b図に示すようにドライ
ブスクリュー20とトラベリングナット22とを収納する溝
にはカバー24がアノード16と同じ高さになるよう覆設さ
れているため、アノード16と金属ストリップ12との間の
めっき液流は極めてスムーズに流れる。
<発明の効果> 以上述べた如く、本発明によれば、エッジマスクを移動
するドライブスクリューとトラベリングナットとで構成
される駆動装置を湾曲型のアノードの巻付ロールの対向
面に形成した溝内に埋設したので、ラジアル型めっきセ
ル本来の金属ストリップと湾曲型のアノードとの間隔を
狭くできる利点を損なうことなくエッジオーバーコート
を防止することができる。
また、本発明によれば、エッジマスクはドライブスクリ
ューの回転により螺装して移動するトラベリングナット
に固定されて移動するため、セル外のエッジマスク駆動
装置をコンパクト化できる。
また、本発明によれば巻付ロールと湾曲型のアノードと
の極間に突出する機械要素ばかりでなく、前記溝にカバ
ーを覆設することにより凹部をもなくすことができるの
で、極間のめっき液流の乱れ防止や液流抵抗の減少等の
効果を得ることができる。
また、本発明によれば、ドライブスクリューの回転数を
検知することができるため、板幅の異なる金属ストリッ
プに対しても、容易にエッジマスクを前記金属ストリッ
プのエッジ部に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るラジアル型めっきセルの部分縦断
面図である。 第2図は第1図のII−II線に沿った断面図である。 第3図は第2図のIII−III線に沿った断面図である。 第4a図は第2図のA部拡大図であり、第4b図は第4a図IV
−IV線での断面図である。 第5a図は第1図のB部拡大図であり、第5b図は第5a図の
V−V線での断面図である。 第6図および第7図は本発明のラジアル型めっきセルの
エッジマスクの同期駆動装置の別々の実施例を示す線図
的横断面図である。 第8図は本発明のラジアル型めっきセルのエッジマスク
の同期駆動装置の別の実施例を示す線図的斜視図であ
る。 第9図は電気めっきにおける異常めっき現象の説明図で
ある。 第10図は電気めっきにおける異常めっき現象を防止する
エッジマスクの説明図である。 第11図および第12図は従来の水平型めっきセルの部分縦
断面図である。 第13図および第14図は従来のラジアル型めっきセルの部
分縦断面図である。 符号の説明 10……ラジアル型めっきセル、 12……金属ストリップ、 14……巻付ロール、 16……アノード、 18……エッジマスク、 19……エッジマスク支持シャフト、 20……ドライブスクリュー、 22……トラベリングナット、 24……カバー、 26……ドライブスクリュー用軸受、 28……溝、30……駆動装置、 31……モータ、32……減速器、 33……回転数検知器、34……プーリ、 35……タイミングベルト、 36……等速ボールジョイント、 38……ギア、40……案内バー、 42……固着部材、 51……金属ストリップ母材、 51′……金属ストリップエッジ部、 52……金属ストリップ中央部めっき厚さ、 54……エッジオーバーコート、 55……エッジウィスカー、 56……電流、 60……水平型めっきセル、 62……油圧シリンダ、64……電動シリンダ、 66……ラックピニオン、 68……スクリュージャッキ、 d……アノードと巻付ロール間距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−113396(JP,A) 特開 昭62−170497(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、
    該巻付ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲
    型のアノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前
    記金属ストリップのエッジ部に対応するよう挿入して使
    用される1対のエッジマスクと、各エッジマスクを前記
    金属ストリップの巾方向に移動させるための少なくとも
    1つの移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動
    装置とを有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
    ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
    たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
    該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
    を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
    ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
    してなることを特徴とするラジアル型めっきセル。
  2. 【請求項2】金属ストリップを巻付ける巻付ロールと、
    該巻付ロールに対向し所定距離離隔して配設された湾曲
    型のアノードと、該巻付ロールと該アノードとの間に前
    記金属ストリップのエッジ部に対応するよう挿入して使
    用される1対のエッジマスクと、各エッジマスクを前記
    金属ストリップの巾方向に移動させるための少なくとも
    1つの移動装置と、該移動装置を同期的に駆動する駆動
    装置とを有するラジアル型めっきセルにおいて、 前記移動装置をドライブスクリューと該ドライブスクリ
    ューに該ドライブスクリュー上を移動するよう装着され
    たトラベリングナットとで構成し、前記エッジマスクを
    該トラベリングナットに作動的に連結し、前記移動装置
    を前記アノードの前記巻付ロールとの対向面に前記金属
    ストリップの巾方向に延在するよう形成した溝内に配設
    し、該溝上にカバーを覆設してなることを特徴とするラ
    ジアル型めっきセル。
JP61227337A 1986-09-26 1986-09-26 ラジアル型めつきセル Expired - Fee Related JPH07116636B2 (ja)

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