JPS6379548A - 雑種植物の製造方法 - Google Patents

雑種植物の製造方法

Info

Publication number
JPS6379548A
JPS6379548A JP61224244A JP22424486A JPS6379548A JP S6379548 A JPS6379548 A JP S6379548A JP 61224244 A JP61224244 A JP 61224244A JP 22424486 A JP22424486 A JP 22424486A JP S6379548 A JPS6379548 A JP S6379548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protoplasts
medium
plant
hybrid
cultured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61224244A
Other languages
English (en)
Inventor
欽哉 鳥山
日向 康吉
亀谷 寿昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Corp
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Corp
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Corp, Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Corp
Priority to JP61224244A priority Critical patent/JPS6379548A/ja
Publication of JPS6379548A publication Critical patent/JPS6379548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、細胞融合法を用いて効率よく雑種植物を作出
する方法に関するものである。詳しくは、光合成効率の
良いモリカンディア アルペンシスの持ついくつかの0
4型光合成形質を、C1型光合成形質しか持たないブラ
シカ オレラセアに導入することによって光合成効率の
改良された雑種植物を作出する方法に関するものである
〔従来の技術〕
モリカンディア アルペンシスは、光呼吸が小さい、C
O,補償点が低い等の形質を有し、亀。
C4中間型植物とされておシ、該形質全C1型植物に導
入すれば、C3型植物の物質生産を飛躍的に増加させる
ことができると期待される。
しかし、モリカンディア属とブラシカ属は遠縁のため、
従来の交配法によっては雑種を得ることができない。一
方、このような遠縁属間で雑種植物を得る方法として、
細胞融合法は有効な手段である。
細胞融合法では、プロトプラストの調製、細胞融合、培
養、植物体の再分化といった多数のステップからなシ、
各ステップはたとえば植物種等てよっても条件が異な)
、必ずしもこ九ら一連のプロセスが種々の植物について
十分確立されているとは言えない。また、雑種植物を得
な条件を各植物種について決めなければならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、モリカンディア アルペンシスと。
ブラシカ オレラセアの雑種植物を、細胞融合法によっ
て作出する方法の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、モリカンディア アルペンシス由来のプロ
トプラストと、ブラシカ オレラセア由来のプロトゲラ
ストを、デキストランを含む溶液中で融合させた後培養
してコロニーを形成させ、該コロニーを植物ホルモンと
してナフタレン酢酸およびベンジルアミノプリンを含む
培地中で培養して雑種植物を再分化させることを特徴と
する雑種植物の製造方法によシ達成される。
以下、本発明を説明するに、本発明で使用するブラシカ
 オレラセア(Brassica oleracea)
としては、レッドキャベツ、カリフラワー等が挙げられ
る。
B、 oleraceaのプロトプラストは、播種後!
〜乙日目の下胚軸から単離することができる。
このような下胚軸からは、活性の高いプロトプラストを
得ることが可能となる。モリカンディア アルペンシス
(M、arvensis)のプロトプラストは、葉切片
由来のカルスを、0.!;−、!■/lの2.クージク
ロロフェノキシ酢酸(2,≠−D)を含むMS培地(p
hysiol、 Plant△2.  tt73゜/り
乙コ)中で振盪培養したものから得ることができる。プ
ロトプラストは、常法に従い、セルラーゼとペクチナー
ゼの細胞壁分解酵素を含む酵素液中23〜2♂℃でl晩
処理することによって得ることができる。
プロトプラストラ融合させる溶液は、分子量10万のデ
キストランおよび塩化ナトリウムを、それぞれ、1o−
xo%およびj〜10z含む溶液が好適に使用できる。
かかる溶液中に、上記プロトプラストを等密度で合計が
、 /X106〜j X / 06個/−となるように
混合して10−20分間保持し、次いで、水酸化カリウ
ムおよび塩化カリウムを、それぞれ、O,ZXおよび4
%含むアルカリ溶液を滴下する。さらに1o−2゜分径
、/〜弘%の塩化カルシウムを含む希釈液を添加して、
プロトプラストを融合させる。
上述のようにして融合処理した処理液を遠心分離して沈
澱分画を集め、これをたとえば、l〜4t7v/lの$
2.41−D、  0.!; 〜!m9/Lのベンジル
アミノプリン(BAP)’i含むB!培地(Exp、 
Ce1l Reθ、、 jO,/j/ s /り+、r
)  中、/X10’〜jX10”  個/ゴとなるよ
うに懸濁して培養する。この培養液に週/回の頻度で新
しいB!培地を追加しながらさらに培養を続けると、/
ケ月位で/fiφ程度のコロニーが形成される。
本発明においては、このコロニー1、o、よ〜3■/l
のナフタレン酢酸(NAA)およびO0!〜3■/lの
ベンジルアミノプリンを含む再分化培地、たとえば、M
S培地で培養するとシュートが形成される。このシュー
トが形成されたカルスを常法に準じ、植物ホルモンを含
まないEj培地等の培地で発根させ、次いで、ポットに
移植して生長させると目的とする風聞雑種植物を得るこ
とができる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例/ (1)  プロトプラストの調製 モリカンディア アルペンシス(M、arvensis
)の葉切片を、l■/lの1.r、ta−Dりを含むM
 S培mに置床し、カルスを得、とのカルスを液体培地
に移して振盪培養した。次いで、カルスf2%セルラー
ゼ、0.2%マセロザイム、0.1% c+aat2@
 2 H2Oおよび10%マニトむ −ルを含〃酵素液(pHj−よ)に移して、2よ℃、l
晩装置してプロトプラストを単離した。
酵素処理液を濾過して未消化物を除去し、濾液を100
×9で3分間遠心分離して沈澱分画を集め、次いで、0
−/ X  I:!aO42”−2H20および10%
マニトールを含む洗浄液で3回洗浄した。
一方、ブラシカ オレラセア(B、o1θracea)
はレッドキャベツを用い、無菌的に発芽させた!〜乙日
目の下胚軸を細分して、前述と同様に酵素処理全行ない
、プロトプラストを単離した。
(2)細胞融合 上記(1)で調製したプロトプラストをそれぞれ等密度
で合計が2×106個/−となるように浄洗液中で混合
し、その0.2 ml f、6cmφノシャーレ中央で
、分子量!O万のデキストランおよびKClをそれぞれ
/!%および3%含む融合液O1了ゴと混合し% /夕
分間放置した。次いで、KOHおよびKOtiそれぞれ
065%および6%含むアルカリ溶液を0.0!−滴下
し混合した。さらに/よ分径、!%のマニトールおよび
2%のOaO’l□・、ZH20を含む希釈液IO−を
シャーレ壁より静かに添加し、融合液と希釈液を徐々に
混合した。次いで、5℃でl晩装置した後、iooxg
で3分間遠心分離して沈殿分画を得た。この融合操作で
およそ10%の融合細胞が得られる。
(3) 融合細胞の培養 上記(2)で得た融合処理後のプロトプラストを、λキ
/lの2.≠−り、 /■/lのBAPおよびg%のマ
ニトールを含むB!液体培地中に、 2×105個/7
!の密度で懸濁して培養を行なった。徐々に浸透圧を下
げた新しいB!培地を添加しながらさらに培養を続けた
ところ、約/ケ月で/φのコロニーが形成された。
植したととる、約2週間後にシュートが形成された。シ
ュートが形成されたカルスを3週間毎に新しい同培地に
植継ぎながら培養を続けたところ、数ケ月にわたって多
数のシュートが形成された。
シュートtホルモン無添加のMS培地もしくはBj培地
に移植すると発根が見られた。次いでポット中の培土に
移植して、温腟で苗を育成し、開花させた。
≠×105個のプロトプラスト’を培養することによっ
て、/j個のカルスからシュートが形成され、さらに、
由来を異にする2個のカルスから植物体が再分化し、i
oo個体以上の苗を育成することができた。
得られ念植物体について、下記の方法によう雑種検定し
たところ、すべての植物体が雑種植物であることがわか
った。
雑種検定は、常法に従い、葉形態および花形態の特徴、
酸性ホスファテースおよびアスパラギン酸アミントラン
スフエレースのアイソザイムの電気泳動パターン、さら
に染色体数全基に解析した。得られた雑種植物における
これらの特徴は全て合致していた。
711う”/6   7レラ(ア とErass土ca olθraceaの風聞雑種植物
を効率よく得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モリカンデイア アルベンシス(Morican
    diaarvensis)由来のプロトプラストと、ブ
    ラシカ オレラセア(Brassica olerac
    ea)由来のプロトプラストを、デキストランを含む溶
    液中で融合させた後培養してコロニーを形成させ、該コ
    ロニーを植物ホルモンとしてナフタレン酢酸およびベン
    ジルアミノプリンを含む培地中で培養して雑種植物を再
    分化させることを特徴とする雑種植物の製造方法。
JP61224244A 1986-09-22 1986-09-22 雑種植物の製造方法 Pending JPS6379548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61224244A JPS6379548A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 雑種植物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61224244A JPS6379548A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 雑種植物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6379548A true JPS6379548A (ja) 1988-04-09

Family

ID=16810748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61224244A Pending JPS6379548A (ja) 1986-09-22 1986-09-22 雑種植物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6379548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8058505B2 (en) 2005-10-26 2011-11-15 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus Lactuca and method for producing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8058505B2 (en) 2005-10-26 2011-11-15 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus Lactuca and method for producing the same
EP2944692A1 (en) 2005-10-26 2015-11-18 Sakata Seed Corporation Cybrid plant of the genus lactuca and method for producing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Cheng et al. Plant regeneration from soybean cotyledonary node segments in culture
Gosch et al. Isolation, culture, and induction of embryogenesis in protoplasts from cell-suspensions of Atropa belladonna
US20100255585A1 (en) Plant stem cell line derived from quiescent center and method for isolating the same
KR890701729A (ko) 면화의 재생 및 형질전환
WO2022247259A1 (zh) 一种石斛兰纯色花的分离育种方法
YAMAGUCHI et al. Characteristics of regenerated plants via protoplast electrofusion between melon (Cucumis melo) and pumpkin (interspecific hybrid, Cucurbita maxima× C. moschata)
JPS63173530A (ja) イネ科雑種植物およびその製造方法
JPS6379548A (ja) 雑種植物の製造方法
JPH02222626A (ja) タマネギとニンニクの雑種植物の生産方法
JP3305307B2 (ja) タマネギとニンニクの雑種植物の生産方法
JPH03277219A (ja) バラの組織培養法
JPS63304927A (ja) 除草剤抵抗性栽培植物、その選択および再生化
JPH01218530A (ja) 細胞質雑種植物の製造方法
JPS62232324A (ja) 雑種植物の製造方法
US5250433A (en) Gramineous hybrid plants and process for preparing them
JPH06303868A (ja) シラカンバの大量増殖法
JPS63226217A (ja) ゴマ幼苗の製造方法
JPH04341192A (ja) ピロカルプスの試験管内培養物からのピロカルピンの製造方法
JPS6336776A (ja) 細胞質雑種細胞の製造方法
JP3169215B2 (ja) タマネギとニンニクの雑種植物の生産方法
JP2931675B2 (ja) シクラメンの不定芽の増殖用培地および増殖方法
JP2963301B2 (ja) ストックの不定胚作出方法及び増殖方法
JP2636325B2 (ja) コムギ属植物のプロトプラストの培養方法
JPH04304825A (ja) ゾイシア属植物の組織培養方法
Kinsara et al. Assessment of Somatic Hybridisation between Lycopersicon Esculentum and L. Peruvianum