JPS6379253A - 光磁気材料 - Google Patents

光磁気材料

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Publication number
JPS6379253A
JPS6379253A JP22361486A JP22361486A JPS6379253A JP S6379253 A JPS6379253 A JP S6379253A JP 22361486 A JP22361486 A JP 22361486A JP 22361486 A JP22361486 A JP 22361486A JP S6379253 A JPS6379253 A JP S6379253A
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JP
Japan
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film
group
ptmnsb
thin
magneto
Prior art date
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Pending
Application number
JP22361486A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kozono
小園 裕三
Matahiro Komuro
又洋 小室
Shinji Narushige
成重 真治
Masanobu Hanazono
雅信 華園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6379253A publication Critical patent/JPS6379253A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気光学効果を利用した光磁気記録用材料に係
り、特に、カー回転角の大きな光磁気材料に関する。
〔従来の技術〕
光磁気記録用の材料はMnB1MnCuB1等の多結晶
膜希土類−遷移金属非晶質膜、ガーネット、バリウムフ
ェライト等が開発されている。しかし、性能改善、とく
に、カー回転角θにの大きい材料の開発が望まれている
。最近、Engen等により見いだされたPtMnSb
ホイスラ合金は、バルクの状態でθに=1.27度(波
長人=720nm、外部磁界〜12KOe)という大き
なカー回転角を示し、新しい光磁気材料として注目され
ている。このような観点から、光磁気記録用の材料とし
てPtMnSbホイスラ合金の薄膜化が進められている
これまでは、日本応用磁気学会誌Vo Q 10.No
2(1986) PP191〜194に記載の様に膜の
作製はスパッタリング法で行なわれている。スパッタリ
ング法の場合、10−’Torr前後のArガス雰囲気
中の膜形成であり、膜形成時のArガス雰囲気の影響で
結晶性に優れた膜を形成できない、また、膜の構造も均
一な柱状構造とならないため、面内に磁化容易軸をもつ
面内磁化膜となっている。 PtMnSb膜を光磁気記
録に用いるには、垂直磁化膜とすることが不可欠である
。ところが、積極的に垂直磁化膜とするような下地膜材
料及び垂直磁化膜となるような膜作製方法については考
慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術は、PtMnSb薄膜を光磁気記録用
薄膜として用いるに不可欠な垂直磁化膜とするような下
地膜材料及びその形成方法並びにPtMnSb膜の形成
方法については考慮がされておらず、光磁気記録用に利
用するには問題があった。
本発明の目的は、PtMnSb薄膜をカー回転角が大で
、かつ、垂直磁化膜とするに好適な下地膜材料及びその
形成方法並びにPtMn5bllllの形成方法を提供
することにある。
C゛問題点を解決するための手段〕 上記目的は、下地膜材料としてTi、Zr。
Si、Gas Sb、Biのうちいずれか一つの元素を
用い、下地膜を真空度が10−”Torr以下の超高真
空蒸着法で作製し、その後、大気中にさらすことなく引
続き、超高真空中で、基板面に対し垂直方向の磁場印加
を行いながらPtMnSb膜を形成することにより達成
される。
〔作用〕
第1図に本発明の膜構成を示する基板1上に、Ti、Z
r* Sxg Ge、sb、Biのうちいずれか一つの
元素を用いた下地膜2を膜厚0.03〜0.3μmの範
囲で、真空度lO″”Torr以下で蒸着する。その後
、ひき続いて、下地膜の上に、真空度10””Torr
以下で基板面に対し垂直方向に磁場数ガラス以上を印加
しながら、PtMnSb合金膜3を膜厚0.1〜0.5
μmの範囲で形成する。その後、5ins、 1Qzo
a+等の保護1l14を形成する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
なお、Ptx(MnSb)yの組成はx=25〜35 
m ’t = 65〜75 a t%、Mnとsbは約
1:1である。
第2図は下地膜なしで、PtMnSb膜を形成した場合
と、Ti、Zr、Si、Ge、Sb、Biを下地膜とし
て、その上にPtMnSb膜を形成した場合の、PtM
nSb膜のX線回折より求めた111面の配向強度、及
び、PtMnSb膜のカー回転角θにを示す、膜形成は
、いずれも、真空度10−’Torr以下での電子ビー
ム蒸着である。第2図に示すように、下地膜なしの場合
に比較して、下地膜を設けた場合、111面の配向強度
は強くなり、基板面内に平行な面方向に111面が優先
配向した膜となっている。この時、カー回転角θには1
10配向強度と対応している。下地膜を設けると、Pt
MnSb膜の結晶性が良くなり、カー回転角も大きくな
るという効果がある。
次に、第3図、第4図を用いて、蒸着時に真空度の影響
について説明する。第3図は超高真空中蒸着装置を示す
、基板導入、搬出室51分析室6゜膜成長室9の王室構
成である0分析室6と層成室長9はゲート弁7で仕切ら
れている。基板1は基板回転マニプレータ11に取付け
られている。膜成長室9には複数の電子ビーム蒸発源8
(図では一個のみ記載)が設けられている。第4図にお
いて、第3図の膜成長室における蒸着中の真空度とPt
MnSb膜の111面配向強度及びカー回転角θにとの
関係を示す、 PtMnSb膜は同時蒸着で作製した。
下地膜としてGe膜を用いた場合である。第4図よりカ
ー回転角を大きくするには、高真空で蒸着することが重
要である。なお、他の下地膜の場合でも同様な傾向であ
った。
次に、第5図を用いて、下地膜の有無、外部磁場の有無
の影響とPtMnSb膜の磁化曲線との関係について述
べる。蒸着時の真空度は10’″’Torr以下である
。磁化曲線は、いずれも、膜面に垂直方向に磁場印加し
て測定した。第5図(a)は下地膜なしの場合で、十分
な垂直磁化膜となっていない。
これに対し、(b)のGe下地膜の場合、(a)より垂
直磁化膜になっているが、十分でない、これらに対し、
第3図の磁場印加部10で基板1に対し垂直方向に磁場
を加えながら作製した膜の磁化曲線を(c)に示すが、
良好な垂直磁化膜となっていることがわかる。なお、第
3図の基板に対する磁場印加は基板に対し、中空円筒状
の永久磁石を設けて行なっている。
以上の実施例によ九ば、カー回転角が大で、垂電磁化膜
となるPtMnSb膜を形成できるという効果がある。
また、PtMnSb膜の作製は、Pt、Mn。
sb材料を各々の電子ビーム蒸着源から、蒸発させる同
時蒸着法であった。第6図は、PtMn5blllの作
製をMnとsbの同時蒸着とptのみの蒸着をくり返す
ことによって行なう方法である。Mnとsbを同時蒸着
すると六方晶系のMnSb合金12が形成され、この合
金は六方晶系でC軸配向性が強い、その後、Pt13を
蒸着して、PtMnSb膜としたものである。各MnS
b層の厚さは10nm以下、各pt層の厚さは5nm以
下である。この場合、Mn5b1膜の゛C軸優先配向に
よって、垂直磁化膜となる。
2さ\らに、第7図は、Mn15,5b16.Ptlフ
−を順次積層した場合を示す、各層の厚さは10n+s
以下である1以上の第6図、第7図の場合、pt−Mn
Sbの組成を高精度に創製できるという効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、垂直磁化膜で、かつ、カー回転角の大
きなPtMnSb膜を作製できるので、光磁気記録用材
料に適用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の膜構成を示す断面図、第2
図、第4図、第5図は実施例における実験データの説明
図、第3図は本発明の作製方法の説明図、第6図、第7
図は本発明の他の実施例の膜構成の断面図を示す。 1・・・基板、2・・・下地膜、3・・・PtMnSb
膜、4・・・保護膜、8・・・電子ビーム蒸発源、9・
・・膜成長室、10・・・磁場印加機構部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、IVa族、IV族、V族のいずれか一つの元素を下地膜
    とし、その上にPt、Mn、Sb膜を形成したことを特
    徴とする光磁気材料。 2、前記下地膜がIVa族の場合にTi、Zr、IV族の場
    合にSi、Ge、V族の場合、Sb、Biのうちのいず
    れかであり、かつ、前記下地膜は真空度が10^−^9
    Torr以下の超高真空蒸着法で作製することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の光磁気材料。
JP22361486A 1986-09-24 1986-09-24 光磁気材料 Pending JPS6379253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112136188A (zh) * 2018-05-15 2020-12-25 马克斯·普朗克科学促进学会 不含稀土金属的硬磁体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112136188A (zh) * 2018-05-15 2020-12-25 马克斯·普朗克科学促进学会 不含稀土金属的硬磁体
KR20210010876A (ko) * 2018-05-15 2021-01-28 막스-플랑크-게젤샤프트 츄어 푀르더룽 데어 비쎈샤프텐 에.파우. 희토류 무 금속 경질 자석
JP2021523576A (ja) * 2018-05-15 2021-09-02 マックスプランク−ゲセルシャフト・ツール・フェーデルング・デル・ヴィッセンシャフテン・エー・ファウ 希土類金属フリー硬質磁石
CN112136188B (zh) * 2018-05-15 2024-10-01 马克斯·普朗克科学促进学会 不含稀土金属的硬磁体

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