JPS6375361A - デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御方法 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御方法Info
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- JPS6375361A JPS6375361A JP21757286A JP21757286A JPS6375361A JP S6375361 A JPS6375361 A JP S6375361A JP 21757286 A JP21757286 A JP 21757286A JP 21757286 A JP21757286 A JP 21757286A JP S6375361 A JPS6375361 A JP S6375361A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/026—Glow plug actuation during engine operation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/10—Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
- F02D2200/1015—Engines misfires
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ディーゼルエンジンのグロープラグ通電制御
方法に係り、特に、電子制御ディーゼルエンジンに用い
るのに好適な、グロープラグへの通電を制御してグロー
温度が所定値となるように制御するディーゼルエンジン
のグロープラグ通電制御方法の改良に関する。
方法に係り、特に、電子制御ディーゼルエンジンに用い
るのに好適な、グロープラグへの通電を制御してグロー
温度が所定値となるように制御するディーゼルエンジン
のグロープラグ通電制御方法の改良に関する。
通常、ディーゼルエンジンは冷えた状態での始動が困難
なことから、始動特性を向上させるため従来からグロー
プラグにより吸入空気を所定の湿度(グロー温度)とす
る余熱装置が用いられている。 ところで、11す記余熱装置でグロー温度を制御する際
には、グロー温度を正確に知る必要がある。 該グロー温度を検出する技術の中に、グロープラグの温
度上昇に伴う抵抗変化を、該グロープラグに流入する電
流値から検出する技術が従来から知られているく特開昭
57−5559号公報等)。 上記のようにしてグロープラグの電m (4から温度を
検出しグロー温度を制御する装置には、例えば第5園に
示すようなものがある。図において、バッテリ5からグ
ローリレー37の接点37Aを介して各グロープラグ3
6A〜36Dに電流i6が流入する。この電流1sを検
出すべく、該電流i5はセンシングレジスタ54を流れ
るようにざれS流れた電流iSは各グロープラグ36A
〜36Dへ各々流入する。その際、センシングレジスタ
54の両端の電圧Vrsは電子制御ユニット(以下EC
Uという)56のSR+、SR一端子に入力される。そ
して、K E CU 56は入力電圧vrSから電流i
6の値を求め、この電流値をグロー温度の代用値として
、次のようにグロー温度制御を行う。 即ち、該グロー温度が第6図に示ずようなヒスプリシス
特性内であり、且つ、スタータ信@(図中STA信号)
又は充電不足信号(図中CHG信号)がオンのときグロ
ーリレー37のコイル37BにG RE’L端子から、
信号電流を流して接点37Aを閉路し、各グロープラグ
36A〜36Dへ各電流i Gを供給する。この場合、
グロー温度が900℃以上でグローリレー37をOFF
とし、800℃以下でONとしてハンチングを防止して
いる。なお、眞記センシングレジスタ54の抵抗値r5
は1オ一ム以内とされ、各グロープラグ36八〜36D
の抵抗値rQは各々等しい値である。 又、各グロープラグ36A〜36Dの抵抗1iffrc
の変化に封する前記センシングレジスタ54の電流is
の値の変化の関係には、例えば第7図に示すようなもの
がある。図において、前記電流isのグロー温度800
℃における値を15800で、グロー温度900℃にお
ける値を1g900でそれぞれ示している。
なことから、始動特性を向上させるため従来からグロー
プラグにより吸入空気を所定の湿度(グロー温度)とす
る余熱装置が用いられている。 ところで、11す記余熱装置でグロー温度を制御する際
には、グロー温度を正確に知る必要がある。 該グロー温度を検出する技術の中に、グロープラグの温
度上昇に伴う抵抗変化を、該グロープラグに流入する電
流値から検出する技術が従来から知られているく特開昭
57−5559号公報等)。 上記のようにしてグロープラグの電m (4から温度を
検出しグロー温度を制御する装置には、例えば第5園に
示すようなものがある。図において、バッテリ5からグ
ローリレー37の接点37Aを介して各グロープラグ3
6A〜36Dに電流i6が流入する。この電流1sを検
出すべく、該電流i5はセンシングレジスタ54を流れ
るようにざれS流れた電流iSは各グロープラグ36A
〜36Dへ各々流入する。その際、センシングレジスタ
54の両端の電圧Vrsは電子制御ユニット(以下EC
Uという)56のSR+、SR一端子に入力される。そ
して、K E CU 56は入力電圧vrSから電流i
6の値を求め、この電流値をグロー温度の代用値として
、次のようにグロー温度制御を行う。 即ち、該グロー温度が第6図に示ずようなヒスプリシス
特性内であり、且つ、スタータ信@(図中STA信号)
又は充電不足信号(図中CHG信号)がオンのときグロ
ーリレー37のコイル37BにG RE’L端子から、
信号電流を流して接点37Aを閉路し、各グロープラグ
36A〜36Dへ各電流i Gを供給する。この場合、
グロー温度が900℃以上でグローリレー37をOFF
とし、800℃以下でONとしてハンチングを防止して
いる。なお、眞記センシングレジスタ54の抵抗値r5
は1オ一ム以内とされ、各グロープラグ36八〜36D
の抵抗値rQは各々等しい値である。 又、各グロープラグ36A〜36Dの抵抗1iffrc
の変化に封する前記センシングレジスタ54の電流is
の値の変化の関係には、例えば第7図に示すようなもの
がある。図において、前記電流isのグロー温度800
℃における値を15800で、グロー温度900℃にお
ける値を1g900でそれぞれ示している。
ところで、ディーゼルエンジンは、本来低温始動時のむ
火が不安定なため、第8図に示すように、グロー通電が
オフとされている時にある気筒が失火し、次にその気筒
の燃料噴射時(720℃A後、300RPMならば0.
4秒後)までグロー温度が所定下限値例えば800℃以
下とならずに通電オフが継続した場合に再失火する危険
が高い。再失火したときには、図中符号NE1で示ずよ
うにエンジン回転数が低下することから、始動性が著し
く悪化してしまう場合があるという問題点があった。
火が不安定なため、第8図に示すように、グロー通電が
オフとされている時にある気筒が失火し、次にその気筒
の燃料噴射時(720℃A後、300RPMならば0.
4秒後)までグロー温度が所定下限値例えば800℃以
下とならずに通電オフが継続した場合に再失火する危険
が高い。再失火したときには、図中符号NE1で示ずよ
うにエンジン回転数が低下することから、始動性が著し
く悪化してしまう場合があるという問題点があった。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、失火気筒が再失火するのを確実に防止し、低温始
動性を向上できるディーゼルエンジンのグロープラグ通
電制御方法を提供することを目的とする。
って、失火気筒が再失火するのを確実に防止し、低温始
動性を向上できるディーゼルエンジンのグロープラグ通
電制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、グロープラグへの通電を制御してグロー温度
が所定値となるよう制御するディーゼルエンジンのグロ
ープラグ通電制御方法において、その要旨を第1図に示
すように、エンジン回転数の変化を検出し、検出変化か
らエンジンの失火及び失火気筒を検出し、失火が検出さ
れた場合には、該失火気′筒のグロープラグに通電する
ことにより、+iQ記目的を達成したものである。
が所定値となるよう制御するディーゼルエンジンのグロ
ープラグ通電制御方法において、その要旨を第1図に示
すように、エンジン回転数の変化を検出し、検出変化か
らエンジンの失火及び失火気筒を検出し、失火が検出さ
れた場合には、該失火気′筒のグロープラグに通電する
ことにより、+iQ記目的を達成したものである。
本発明は、ある気筒が失火した場合、エンジン回転数が
変化することに着目してなされたものであって、ディー
ゼルエンジンのグロープラグの通電を制御する際に、エ
ンジン回転数の変化からエンジンの失火及び失火気筒を
検出し、失火が検出された場合には、該失火気筒のグロ
ープラグに通電して再失火を防止する。従って、失火時
には失火気筒のグロープラグに通電するため、該失火気
筒の次回の圧縮時にグロー温度が高くなり、該失火気筒
の再失火が確実に防止できる。よって、低温始動時にお
ける再失火による始動性の著しい低下を防止して、始動
性の向上を図ることができる。 【実施例1 以下、図面を参照して本発明に係るディーゼルエンジン
のグロープラグ通電制御方法が実施された、自動車用の
電子制御ディーゼルエンジンについて詳細に説明する。 本実施例には、第2図に示ず如く、エアクリーナ(図示
省略)の下流に配設された、ディーゼルエンジン10へ
の吸入空気の温度を検出するための吸気温センサ12が
備えられている。該吸気温センサ12の下流には、排気
ガスの熱エネルギにより回転されるタービン14Aと、
該タービン14Aと連動して回転されるコンプレッサ1
4Bh−らなるターボチャージャ14が備えられている
。 該、ターボチャージャ14のタービン14Aの上流側と
コンプレッサ14Bの下流側は、吸気圧の過上昇を防止
するためのウェストゲート弁15を介して連通されてい
る。 前記コンプレッサ14B下流側のベンチュリ16には、
アイドル時等に吸入空気の流量を制限するための、運転
席に配設されたアクセルペダル17と連動して非線形に
回fIIするようにされた主吸気絞り弁18が備えられ
ている。前記アクセルペダル17の開度(以下、アクセ
ル開度と称する)A ccpは、アクセル位置センサ2
0によって検出されている。 前記主吸気絞り弁18と並列に副吸気絞り弁22が備え
られており、該副吸気絞り弁22の開度は、ダイヤフラ
ム装置24によって制御されている。該ダイヤフラム装
置24には、負圧ポンプ26で発生した負圧が、負圧切
換弁(以下、vSvと称する)28又は30を介して供
給される。 前記吸気絞り弁18.22の下流側には吸入空気の圧力
を検出するための吸気圧センサ32が備え、られている
。 ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aには、
エンジン燃焼室10Bに先端が臨むようにされた噴射ノ
ズル34、グロープラグ36及び着火時期センサ38が
備えられている。又、ディーゼルエンジン10のシリン
ダブロック10Cには、エンジン冷却水温を検出するた
めの水温センサ40が備えられている。 前記噴射ノズル34には、噴射ポンプ42から燃料が圧
送されてくる。該噴射ポンプ42には、ディーゼルエン
ジン1oのクランク軸の回転と連動して回転されるポン
プ駆動軸42Aと、該ポンプ駆動軸42Aに固着された
、燃料を加圧するためのフィードポンプ42B(第2図
は90°jμ間した状態を示す)と、燃料供給圧を調整
するための燃圧調整弁42Cと、前記ポンプ駆動軸42
Δに固着されたポンプ駆動プーリ42Dの回転変位から
クランク角M1位置、例えば上死点(TDC)を検出す
るための、例えば電磁ピックアップからなる基準位置セ
ンサ44と、同じくポンプ駆動軸4・2Aに固着された
ギヤ42Eの回転変位からエンジン回転数を検出するた
めの、例えば電磁ピックアップからなるエンジン回転数
センサ46と、フェイスカム42Fとプランジャ42G
を往復動させ、又、そのタイミングを変化させるための
ローラリング42Hと、該ローラリング42Hの回動位
置を変化させるためのタイマピストン42J(′XA2
図は90°展開した状態を示す)と、該タイマピストン
42Jの位置を制御することによって噴射時期を制御す
るためのタイミング制御弁(以下、TCVと称する)4
8と、スピルボート42Kを介してのプランジャ42G
からの燃料逃し時期を変化させることによって燃料噴!
l)j fflを制t111yるための電磁スピル弁5
0と、燃料をカットするための燃料カット弁52と、燃
料の逆流や後項れを防止するためのデリバリバルブ42
Lと、が備えられている。 前記グロープラグ36には、グローリレー37を介して
グロー電流が供給されている。 前記吸気温センサ12、アクセル位置センサ2O1、吸
気圧センサ32、着火時期センサ38、水温センサ40
.MQ位冒センサ44、エンジン回転数センサ46、前
記グロープラグ36に流れるグロー電流を検出するグロ
ー電流センサ54、キイスイッチ、エアコンスイッチ、
ニュートラルセーフティスイッチ出力、車速信号等は、
電子制御ユニット(以下、ECLIと称する)56に入
力されて処理され、該ECU36の出力によって、前記
VSV28.30、’/ローIJL/−37、TCV4
8、電磁スピル弁50、燃料カット弁52等が制御され
る。 前記グロー電流センサ54には、例えば1)a出第5図
中のセンシングレジスタ54を用いることが ゛できる
。 前記ECU36は、第3図に詳細に示す如く、各種演算
処理を行うための中央処理ユニット(以下、CPUと称
する)56Aと、制御プログラムや各種データ等を記憶
するためのリードオンリーメモリ(以下、ROMと称す
る)56Bと、前記CPU56Aにおける演算データ等
を一時的に記憶、するためのランダムアクセスメモリ(
以下、RAMと称する)56Cと、クロック信号を発生
ずるクロック56Dと、バッファ56Eを介して入力さ
れる11α記水温センサ40出力、バッファ56Fを介
して入力される前記吸気温センサ12出力、バッファ5
6Gを介して入力される前記吸気圧センサ32出力、バ
ッファ56Hを介して入力される前記アクセル位置セン
サ20出力等を順次取込むためのマルチプレクサ(以下
、MPXと称する)56にと、該MPX56に出力のア
ナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ−
デジタル変換器(以下、A/D変換器と称する)56L
と、該A/D変換器56L出力をCPU56Aに取込む
ための入出力ボート56Mと、バッファ56Nを介して
入力されるスタータ信号、バッファ56Pを介して入力
されるエアコン信号、バッファ56Qを介して入力され
るトルコン信号、波形整形回路56Rを介して入力され
る前記着火時期センサ38出力等をCPU56Aに取込
むための入出カポ−1〜568と、前記基準位置センサ
44出力を波形整形して前記CPU56Aの入力割込み
ボートICAP2に直接取込むための波形整形回路56
Tと、前記エンジン回転数センサ46出力を波形整形し
て前記CPU56Aに直接取込むための波形整形回路5
6Uと、前記CPU56Aの演算結果に応じて前記電磁
スピル弁50を駆動づるための駆動回路56Vと、前記
CPU56Aの演算結果に応じて前記TCV48を駆動
するための駆動回路56Wと、前記CPtJ56Aの演
算結果に応じて前記燃料カット弁52を駆動するための
駆動回路56Xと、前記各構成機器間を接続してデータ
や命令の転送を行うためのコモンバス56Yとから構成
されている。 以下、実施例の作用を説明する。 本実施例におけるグロープラグへの通電の決定は、第4
図に示すような流れ図に従って行われる。 即ち、図に示すルーチンは一定クランク角度毎に起動す
る入力同期(ICI)ルーチンであり、例えば11.2
5℃八毎へ起動しステップ110に入る。次いでステッ
プ120で、このICIルーチンが前回起動した時刻B
CAI)tと今回起動した時刻CA ptの差を次式(
1)のように算出して・パルス入力間隔時間T N i
ntにいれる。 TNint ←CApt−BCApt ・・・−・(
1)次いで、ステップ130で、今回起動時刻CApt
を新たに+iff回起動時刻BCAptにいれる。次い
でステップ140で、エンジン回転数センサ46からの
入力パルスに基づき、パルス入力番号CN1rqをO→
1→2→3→・・・→13→0(180℃A周期)の順
で更新する。そしてステップ150で、前記パルス入力
番号CN1rqが零ならば、ステップ160に進み、気
筒番号iを1→2→3→4の順で更新すると共に、ステ
ップ170で失火カウンタC+n1sfをインクリメン
トする。従って、ステップ150の判定結果が正となる
のは180’CA毎であるため、気筒番号i及び失火カ
ウンタCm1sfは180″CA毎に更新されることと
なる。 ステップ170の処理が終了し、又、先のステップ15
0の判定結果が否のとぎもステップ180に進む。ステ
ップ180では、パルス入力番号CN1rqが5、即ち
上死点(以下TDCという)・近傍か否かを判定し、判
定結果が正のときはステップ230以下に進み、否のと
ぎはステップ190以下に進む。ステップ190では前
記パルス入力番号CN1rqが13、即ちATDC90
”CA近傍であるか否かを判定し、判定結果が正のとき
はステップ200に進み、始動状1と(スターターモー
ド)であるか否かを判定する。判定結果が正の時はステ
ップ210に進み、今回のパルス入力間隔時間TNin
tが直面のTDC近傍のパルス入力間隔時間TNin口
の0.9倍より長いか否かを、次式(2)の如く判定す
る。 TNint≧0.9XTNinti ・−・−・−(
2)判定結果が正のとぎは、現在圧縮上死点後90’O
Aである気筒が失火状態であると判断されるためステッ
プ220で、その気筒番号iを失火気筒番号Mmisf
へいれて記憶し、一旦このICIルーチンを終了する。 またステップ190〜210の判定結果が否のときも、
同様に、一旦このIC■ルーチンを終了する。 一方、先のステップ180の判定結果が正のときはステ
ップ230に進み、失火気筒番号pmisfが零か否か
を判定する。ところで、この失火気筒番号Pm1sfは
RAM56Cに記憶されるため、初期状態では零であり
、始動中も失火しなければ、ステップ220で気筒番号
iが入れられないため零となる。又失火しても後述のス
テップ240.250の条件を満たせばステップ270
以下で零とされる。 判定結果から、失火気筒番号p1stが零ならばステッ
プ270以下に、零でないときはステップ240以下に
進む。ステップ240では、失火気筒番号P m1sf
が現在圧縮TDCである気筒の番号iに等しいか否かを
判定する。判定結果が正のときはその気筒iが前回の燥
発時(はぼ720℃A前)に失火したとステップ210
で判断されているため、ステップ270以下に進む。一
方、等しくなければ、前記気筒iが失火してから再びそ
の気筒の圧縮TDCに至っていないか、あるいは複a
%筒が失火した場合に、同様に最後に失火した気nが再
び圧縮TDCに至っていないことを示すためステップ2
50に進む。ステップ250では、失火カウンターCm
1sfが8を越えているか否かを判定し、判定結果が正
のときは失火状態が180”CAXS回以上回道上経過
ることを示すため、グロープラグ36の通電継続期間を
クランク角で1440°CA以内とずべくステップ27
0以下に進む。 一方、前記失火カウンタCm1stが8以下ならばステ
ップ260に進み、グロー通電要求フラグXg req
に1をセットする。このようにフラグXgreqに1が
セットされた場合、グロープラグ36のグロー通電を制
御するためのメインルーチン(記載省略)で現在グロー
リレーがオフとされていても、グローリレーを直ちにオ
ンとしてグロー電流を流す。以上のように失火カウンタ
Cm1sfが8未満の間は、他の条件が整う限りグロー
プラグ36への通電を継続させ、失火カウンタC+n1
sfが8以上となれば、フラグXgreqに零を入れて
グロープラグ36への通電を停止し、グロープラグ36
の焼損を防止する。従って、グロープラグ36の通電継
続期間は長くともクランク角で1440°CA以内とな
る。 一方、ステップ230〜250のいずれかの判定結果が
正ならば、ステップ270で失火気筒番号pmisfに
零をいれ初期状態に戻し、ステップ280でフラグXg
reqに零を入れてクリアする。このようにして、フラ
グX greq= Oとなれば、前記メインルーチンで
のグローリレー制御は通常の制御となる。そしてステッ
プ290で、失火カウンタCm1st@零とする。 ステップ290の処理及び先のステップ260の処理が
終了した後に、ステップ300で現在のパルス入力間隔
時間T N intをT N 1ntiに入れて記憶す
ることにより次回の起動に備え、このtC■ルーチンを
一旦終了づる。 前記実施例では、以上のようにグロー通電を制御してい
るため、失火検出時に直ちにグロー通電を行い、着火性
の回復を促進させて、同じ気筒が2麿に渡って失火(再
失火)しないようにしている。このようにしてディーゼ
ルエンジンが再失火しないことから、前出第8図中の破
線(図中符号aで示ず)の如くエンジン回転数の低下が
生じないため、始動性の悪化を最小限に食上めることが
できる。 又、前記実施例では、気筒番号iの気筒が失火状態であ
るか否かを、ATDC90″CA近傍の所定クランク角
所要時間が直前のTDC近傍の所定クランク角所要時間
に対し所定倍率以上であるか否かで判定するため、ステ
ップ210で(2)式の如く今回のパルス入力間隔時間
TNintが前回のパルス入力間隔時間T N 1nt
iの0.9倍より大ぎいか否かで判定していた。しかし
ながら、前記倍率は0.9の値に限定されず、0.8〜
1゜00の値も取り得る。又、気筒番号iの気筒が失火
状態であるか否かの判定は、上記の如くクランク角所要
時間で判定するのみに限られず、ATDC90″CA近
傍の平均エンジン回転数NEが直前の平均エンジン回転
数より小であることをもって失火と判定することもでき
る。 又、前記実施例では、再失火によるグロー通電の継続期
間をステップ250以下の処理で、良くて1440℃A
とすることができる。これによりグロープラグ36が断
線する上限湿度を越える期間が1秒以下にできる。とこ
ろで、一般にグロープラグは限界温度(通常的1000
℃)を所定時間(通常数秒)越えると断線する確率が高
くなる。 しかしながら、上記の如く、グロープラグが上限温度を
越える期間は長くて1秒以下であり、且つ該上限温度は
断線防止の観点から前記限界温度より50〜100℃程
度低く設定されているため、前記グロープラグが断線す
る可能性は通常のグロー通電制御の場合と同等確率であ
る。従って、本発明を採用づる際グロープラグの断線は
本質的な問題となることはなく、本発明を採用してディ
ーゼルエンジンの低温始動性を向上できる。 なお、前記実施例においては、本発明が、電磁スピル弁
50によって燃料噴射量を制御するようにされた過給機
付きディーゼルエンジンに採用され、ていた。しかしな
がら、本発明の採用範囲はこれに限定されず、電磁スピ
ル弁以外の燃料噴射量制御)I+アクチュエータを備え
た一般のディーゼルエンジンにも同様に適用できる。 【発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、ディーゼルエンジ
ンのめる気筒が失火してもその気筒が再失火づることを
確実に防止できる。よって、低湿始動時における再失火
による始動性の著しい低下を防止して、始動性を向上さ
せることができるという優れた効果が得られる。
変化することに着目してなされたものであって、ディー
ゼルエンジンのグロープラグの通電を制御する際に、エ
ンジン回転数の変化からエンジンの失火及び失火気筒を
検出し、失火が検出された場合には、該失火気筒のグロ
ープラグに通電して再失火を防止する。従って、失火時
には失火気筒のグロープラグに通電するため、該失火気
筒の次回の圧縮時にグロー温度が高くなり、該失火気筒
の再失火が確実に防止できる。よって、低温始動時にお
ける再失火による始動性の著しい低下を防止して、始動
性の向上を図ることができる。 【実施例1 以下、図面を参照して本発明に係るディーゼルエンジン
のグロープラグ通電制御方法が実施された、自動車用の
電子制御ディーゼルエンジンについて詳細に説明する。 本実施例には、第2図に示ず如く、エアクリーナ(図示
省略)の下流に配設された、ディーゼルエンジン10へ
の吸入空気の温度を検出するための吸気温センサ12が
備えられている。該吸気温センサ12の下流には、排気
ガスの熱エネルギにより回転されるタービン14Aと、
該タービン14Aと連動して回転されるコンプレッサ1
4Bh−らなるターボチャージャ14が備えられている
。 該、ターボチャージャ14のタービン14Aの上流側と
コンプレッサ14Bの下流側は、吸気圧の過上昇を防止
するためのウェストゲート弁15を介して連通されてい
る。 前記コンプレッサ14B下流側のベンチュリ16には、
アイドル時等に吸入空気の流量を制限するための、運転
席に配設されたアクセルペダル17と連動して非線形に
回fIIするようにされた主吸気絞り弁18が備えられ
ている。前記アクセルペダル17の開度(以下、アクセ
ル開度と称する)A ccpは、アクセル位置センサ2
0によって検出されている。 前記主吸気絞り弁18と並列に副吸気絞り弁22が備え
られており、該副吸気絞り弁22の開度は、ダイヤフラ
ム装置24によって制御されている。該ダイヤフラム装
置24には、負圧ポンプ26で発生した負圧が、負圧切
換弁(以下、vSvと称する)28又は30を介して供
給される。 前記吸気絞り弁18.22の下流側には吸入空気の圧力
を検出するための吸気圧センサ32が備え、られている
。 ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aには、
エンジン燃焼室10Bに先端が臨むようにされた噴射ノ
ズル34、グロープラグ36及び着火時期センサ38が
備えられている。又、ディーゼルエンジン10のシリン
ダブロック10Cには、エンジン冷却水温を検出するた
めの水温センサ40が備えられている。 前記噴射ノズル34には、噴射ポンプ42から燃料が圧
送されてくる。該噴射ポンプ42には、ディーゼルエン
ジン1oのクランク軸の回転と連動して回転されるポン
プ駆動軸42Aと、該ポンプ駆動軸42Aに固着された
、燃料を加圧するためのフィードポンプ42B(第2図
は90°jμ間した状態を示す)と、燃料供給圧を調整
するための燃圧調整弁42Cと、前記ポンプ駆動軸42
Δに固着されたポンプ駆動プーリ42Dの回転変位から
クランク角M1位置、例えば上死点(TDC)を検出す
るための、例えば電磁ピックアップからなる基準位置セ
ンサ44と、同じくポンプ駆動軸4・2Aに固着された
ギヤ42Eの回転変位からエンジン回転数を検出するた
めの、例えば電磁ピックアップからなるエンジン回転数
センサ46と、フェイスカム42Fとプランジャ42G
を往復動させ、又、そのタイミングを変化させるための
ローラリング42Hと、該ローラリング42Hの回動位
置を変化させるためのタイマピストン42J(′XA2
図は90°展開した状態を示す)と、該タイマピストン
42Jの位置を制御することによって噴射時期を制御す
るためのタイミング制御弁(以下、TCVと称する)4
8と、スピルボート42Kを介してのプランジャ42G
からの燃料逃し時期を変化させることによって燃料噴!
l)j fflを制t111yるための電磁スピル弁5
0と、燃料をカットするための燃料カット弁52と、燃
料の逆流や後項れを防止するためのデリバリバルブ42
Lと、が備えられている。 前記グロープラグ36には、グローリレー37を介して
グロー電流が供給されている。 前記吸気温センサ12、アクセル位置センサ2O1、吸
気圧センサ32、着火時期センサ38、水温センサ40
.MQ位冒センサ44、エンジン回転数センサ46、前
記グロープラグ36に流れるグロー電流を検出するグロ
ー電流センサ54、キイスイッチ、エアコンスイッチ、
ニュートラルセーフティスイッチ出力、車速信号等は、
電子制御ユニット(以下、ECLIと称する)56に入
力されて処理され、該ECU36の出力によって、前記
VSV28.30、’/ローIJL/−37、TCV4
8、電磁スピル弁50、燃料カット弁52等が制御され
る。 前記グロー電流センサ54には、例えば1)a出第5図
中のセンシングレジスタ54を用いることが ゛できる
。 前記ECU36は、第3図に詳細に示す如く、各種演算
処理を行うための中央処理ユニット(以下、CPUと称
する)56Aと、制御プログラムや各種データ等を記憶
するためのリードオンリーメモリ(以下、ROMと称す
る)56Bと、前記CPU56Aにおける演算データ等
を一時的に記憶、するためのランダムアクセスメモリ(
以下、RAMと称する)56Cと、クロック信号を発生
ずるクロック56Dと、バッファ56Eを介して入力さ
れる11α記水温センサ40出力、バッファ56Fを介
して入力される前記吸気温センサ12出力、バッファ5
6Gを介して入力される前記吸気圧センサ32出力、バ
ッファ56Hを介して入力される前記アクセル位置セン
サ20出力等を順次取込むためのマルチプレクサ(以下
、MPXと称する)56にと、該MPX56に出力のア
ナログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ−
デジタル変換器(以下、A/D変換器と称する)56L
と、該A/D変換器56L出力をCPU56Aに取込む
ための入出力ボート56Mと、バッファ56Nを介して
入力されるスタータ信号、バッファ56Pを介して入力
されるエアコン信号、バッファ56Qを介して入力され
るトルコン信号、波形整形回路56Rを介して入力され
る前記着火時期センサ38出力等をCPU56Aに取込
むための入出カポ−1〜568と、前記基準位置センサ
44出力を波形整形して前記CPU56Aの入力割込み
ボートICAP2に直接取込むための波形整形回路56
Tと、前記エンジン回転数センサ46出力を波形整形し
て前記CPU56Aに直接取込むための波形整形回路5
6Uと、前記CPU56Aの演算結果に応じて前記電磁
スピル弁50を駆動づるための駆動回路56Vと、前記
CPU56Aの演算結果に応じて前記TCV48を駆動
するための駆動回路56Wと、前記CPtJ56Aの演
算結果に応じて前記燃料カット弁52を駆動するための
駆動回路56Xと、前記各構成機器間を接続してデータ
や命令の転送を行うためのコモンバス56Yとから構成
されている。 以下、実施例の作用を説明する。 本実施例におけるグロープラグへの通電の決定は、第4
図に示すような流れ図に従って行われる。 即ち、図に示すルーチンは一定クランク角度毎に起動す
る入力同期(ICI)ルーチンであり、例えば11.2
5℃八毎へ起動しステップ110に入る。次いでステッ
プ120で、このICIルーチンが前回起動した時刻B
CAI)tと今回起動した時刻CA ptの差を次式(
1)のように算出して・パルス入力間隔時間T N i
ntにいれる。 TNint ←CApt−BCApt ・・・−・(
1)次いで、ステップ130で、今回起動時刻CApt
を新たに+iff回起動時刻BCAptにいれる。次い
でステップ140で、エンジン回転数センサ46からの
入力パルスに基づき、パルス入力番号CN1rqをO→
1→2→3→・・・→13→0(180℃A周期)の順
で更新する。そしてステップ150で、前記パルス入力
番号CN1rqが零ならば、ステップ160に進み、気
筒番号iを1→2→3→4の順で更新すると共に、ステ
ップ170で失火カウンタC+n1sfをインクリメン
トする。従って、ステップ150の判定結果が正となる
のは180’CA毎であるため、気筒番号i及び失火カ
ウンタCm1sfは180″CA毎に更新されることと
なる。 ステップ170の処理が終了し、又、先のステップ15
0の判定結果が否のとぎもステップ180に進む。ステ
ップ180では、パルス入力番号CN1rqが5、即ち
上死点(以下TDCという)・近傍か否かを判定し、判
定結果が正のときはステップ230以下に進み、否のと
ぎはステップ190以下に進む。ステップ190では前
記パルス入力番号CN1rqが13、即ちATDC90
”CA近傍であるか否かを判定し、判定結果が正のとき
はステップ200に進み、始動状1と(スターターモー
ド)であるか否かを判定する。判定結果が正の時はステ
ップ210に進み、今回のパルス入力間隔時間TNin
tが直面のTDC近傍のパルス入力間隔時間TNin口
の0.9倍より長いか否かを、次式(2)の如く判定す
る。 TNint≧0.9XTNinti ・−・−・−(
2)判定結果が正のとぎは、現在圧縮上死点後90’O
Aである気筒が失火状態であると判断されるためステッ
プ220で、その気筒番号iを失火気筒番号Mmisf
へいれて記憶し、一旦このICIルーチンを終了する。 またステップ190〜210の判定結果が否のときも、
同様に、一旦このIC■ルーチンを終了する。 一方、先のステップ180の判定結果が正のときはステ
ップ230に進み、失火気筒番号pmisfが零か否か
を判定する。ところで、この失火気筒番号Pm1sfは
RAM56Cに記憶されるため、初期状態では零であり
、始動中も失火しなければ、ステップ220で気筒番号
iが入れられないため零となる。又失火しても後述のス
テップ240.250の条件を満たせばステップ270
以下で零とされる。 判定結果から、失火気筒番号p1stが零ならばステッ
プ270以下に、零でないときはステップ240以下に
進む。ステップ240では、失火気筒番号P m1sf
が現在圧縮TDCである気筒の番号iに等しいか否かを
判定する。判定結果が正のときはその気筒iが前回の燥
発時(はぼ720℃A前)に失火したとステップ210
で判断されているため、ステップ270以下に進む。一
方、等しくなければ、前記気筒iが失火してから再びそ
の気筒の圧縮TDCに至っていないか、あるいは複a
%筒が失火した場合に、同様に最後に失火した気nが再
び圧縮TDCに至っていないことを示すためステップ2
50に進む。ステップ250では、失火カウンターCm
1sfが8を越えているか否かを判定し、判定結果が正
のときは失火状態が180”CAXS回以上回道上経過
ることを示すため、グロープラグ36の通電継続期間を
クランク角で1440°CA以内とずべくステップ27
0以下に進む。 一方、前記失火カウンタCm1stが8以下ならばステ
ップ260に進み、グロー通電要求フラグXg req
に1をセットする。このようにフラグXgreqに1が
セットされた場合、グロープラグ36のグロー通電を制
御するためのメインルーチン(記載省略)で現在グロー
リレーがオフとされていても、グローリレーを直ちにオ
ンとしてグロー電流を流す。以上のように失火カウンタ
Cm1sfが8未満の間は、他の条件が整う限りグロー
プラグ36への通電を継続させ、失火カウンタC+n1
sfが8以上となれば、フラグXgreqに零を入れて
グロープラグ36への通電を停止し、グロープラグ36
の焼損を防止する。従って、グロープラグ36の通電継
続期間は長くともクランク角で1440°CA以内とな
る。 一方、ステップ230〜250のいずれかの判定結果が
正ならば、ステップ270で失火気筒番号pmisfに
零をいれ初期状態に戻し、ステップ280でフラグXg
reqに零を入れてクリアする。このようにして、フラ
グX greq= Oとなれば、前記メインルーチンで
のグローリレー制御は通常の制御となる。そしてステッ
プ290で、失火カウンタCm1st@零とする。 ステップ290の処理及び先のステップ260の処理が
終了した後に、ステップ300で現在のパルス入力間隔
時間T N intをT N 1ntiに入れて記憶す
ることにより次回の起動に備え、このtC■ルーチンを
一旦終了づる。 前記実施例では、以上のようにグロー通電を制御してい
るため、失火検出時に直ちにグロー通電を行い、着火性
の回復を促進させて、同じ気筒が2麿に渡って失火(再
失火)しないようにしている。このようにしてディーゼ
ルエンジンが再失火しないことから、前出第8図中の破
線(図中符号aで示ず)の如くエンジン回転数の低下が
生じないため、始動性の悪化を最小限に食上めることが
できる。 又、前記実施例では、気筒番号iの気筒が失火状態であ
るか否かを、ATDC90″CA近傍の所定クランク角
所要時間が直前のTDC近傍の所定クランク角所要時間
に対し所定倍率以上であるか否かで判定するため、ステ
ップ210で(2)式の如く今回のパルス入力間隔時間
TNintが前回のパルス入力間隔時間T N 1nt
iの0.9倍より大ぎいか否かで判定していた。しかし
ながら、前記倍率は0.9の値に限定されず、0.8〜
1゜00の値も取り得る。又、気筒番号iの気筒が失火
状態であるか否かの判定は、上記の如くクランク角所要
時間で判定するのみに限られず、ATDC90″CA近
傍の平均エンジン回転数NEが直前の平均エンジン回転
数より小であることをもって失火と判定することもでき
る。 又、前記実施例では、再失火によるグロー通電の継続期
間をステップ250以下の処理で、良くて1440℃A
とすることができる。これによりグロープラグ36が断
線する上限湿度を越える期間が1秒以下にできる。とこ
ろで、一般にグロープラグは限界温度(通常的1000
℃)を所定時間(通常数秒)越えると断線する確率が高
くなる。 しかしながら、上記の如く、グロープラグが上限温度を
越える期間は長くて1秒以下であり、且つ該上限温度は
断線防止の観点から前記限界温度より50〜100℃程
度低く設定されているため、前記グロープラグが断線す
る可能性は通常のグロー通電制御の場合と同等確率であ
る。従って、本発明を採用づる際グロープラグの断線は
本質的な問題となることはなく、本発明を採用してディ
ーゼルエンジンの低温始動性を向上できる。 なお、前記実施例においては、本発明が、電磁スピル弁
50によって燃料噴射量を制御するようにされた過給機
付きディーゼルエンジンに採用され、ていた。しかしな
がら、本発明の採用範囲はこれに限定されず、電磁スピ
ル弁以外の燃料噴射量制御)I+アクチュエータを備え
た一般のディーゼルエンジンにも同様に適用できる。 【発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、ディーゼルエンジ
ンのめる気筒が失火してもその気筒が再失火づることを
確実に防止できる。よって、低湿始動時における再失火
による始動性の著しい低下を防止して、始動性を向上さ
せることができるという優れた効果が得られる。
第1図は本発明の要旨を示す流れ図、第2図は本発明が
実施される自動車用電子制御ディーゼルエンジンの全体
構成を示1゛、一部ブロック線図を含む断面図、第3図
は前記実施例で用いられる電子制御ユニットの構成を示
ずブロック線図、第4図は同じく、グロー通電電流のオ
ンオフを決めるICIルーチンを示ず流れ図、第5図は
グロープラグへの通電回路の例を示す回路図、第6図は
前記回路中のグローリレーのオンオフ制御の例を示ず線
図、第7図はグロー温度の変化に対するグロープラグ抵
抗及び通電電流の変化の例を示ず線図、第8図は低温始
動時に失火した際のグロー温度とエンジン回転数の変化
の例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 36・・・グロープラグ、 37・・・グローリレー、 42・・・噴射ポンプ、 44・・・基準位置センサ、 46・・・エンジン回転数センサ、 54・・・グロー電流センυ″、 56・・・電子制御ユニット(ECLJ)。
実施される自動車用電子制御ディーゼルエンジンの全体
構成を示1゛、一部ブロック線図を含む断面図、第3図
は前記実施例で用いられる電子制御ユニットの構成を示
ずブロック線図、第4図は同じく、グロー通電電流のオ
ンオフを決めるICIルーチンを示ず流れ図、第5図は
グロープラグへの通電回路の例を示す回路図、第6図は
前記回路中のグローリレーのオンオフ制御の例を示ず線
図、第7図はグロー温度の変化に対するグロープラグ抵
抗及び通電電流の変化の例を示ず線図、第8図は低温始
動時に失火した際のグロー温度とエンジン回転数の変化
の例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 36・・・グロープラグ、 37・・・グローリレー、 42・・・噴射ポンプ、 44・・・基準位置センサ、 46・・・エンジン回転数センサ、 54・・・グロー電流センυ″、 56・・・電子制御ユニット(ECLJ)。
Claims (1)
- (1)グロープラグへの通電を制御してグロー温度が所
定値となるよう制御するデイーゼルエンジンのグロープ
ラグ通電制御方法において、 エンジン回転数の変化を検出し、 検出変化からエンジンの失火及び失火気筒を検出し、 失火が検出された場合には、該失火気筒のグロープラグ
に通電することを特徴とするデイーゼルエンジンのグロ
ープラグ通電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21757286A JPS6375361A (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21757286A JPS6375361A (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375361A true JPS6375361A (ja) | 1988-04-05 |
Family
ID=16706372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21757286A Pending JPS6375361A (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | デイ−ゼルエンジンのグロ−プラグ通電制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6375361A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264281A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | ディーゼルエンジンの始動後制御装置 |
US20090319152A1 (en) * | 2007-04-26 | 2009-12-24 | Peter Skala | Method and device for controlling an internal combustion engine |
JPWO2013014789A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2015-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP21757286A patent/JPS6375361A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090319152A1 (en) * | 2007-04-26 | 2009-12-24 | Peter Skala | Method and device for controlling an internal combustion engine |
JP2009264281A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | ディーゼルエンジンの始動後制御装置 |
JPWO2013014789A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2015-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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