JPWO2013014789A1 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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勇一 島崎
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Abstract

内燃機関の制御装置は、内燃機関(200)のクランク角速度を検出する検出手段(216、110)と、この検出手段によって検出されたクランク角速度に基づいて、内燃機関の燃焼状態を示す燃焼状態指標値(MI)を算出する算出手段(120)と、算出手段によって算出された燃焼状態指標値を、所定の第1閾値(A)及び該第1閾値よりも大きい所定の第2閾値(B)と比較することにより、内燃機関から白煙が発生しているか否か及び内燃機関の失火が発生しているか否かを判定する第1判定手段(130)とを備える。

Description

本発明は、例えば内燃機関の白煙を検出可能な内燃機関の制御装置の技術分野に関する。
近年、車両に搭載された例えばディーゼルエンジン等の内燃機関では、環境保護などの理由により、特に低温時や高地で発生する白煙を低減させることが要求されている(例えば特許文献1から10参照)。
例えば特許文献1には、車両に搭載された内燃機関の排気通路中に煙センサ(ガスセンサ)を配置して排ガスの透過度(不透明度)を求め、この透過度に応じて白煙が発生しているか、黒煙が発生しているかを判定する技術が開示されている。
なお、例えば特許文献2には、グロープラグを通電することにより白煙を低減する技術が開示されている。例えば特許文献3には、排気通路のフィルタに設置されたヒータに通電することにより白煙を低減する技術が開示されている。例えば特許文献4には、燃料噴射を分割することにより白煙の低減を行う技術が開示されている。例えば特許文献5には、バルブオーバーラップを増加させることにより燃焼の安定を図る技術が開示されている。例えば特許文献6には、吸気弁早閉じを行うことにより燃焼の安定を図る技術が開示されている。例えば特許文献7には、冷間時に吸気ヒータに通電することにより燃焼を安定させる技術が開示されている。例えば特許文献8には、始動時にEGR(Exhaust Gas Recirculation)量を減量することにより燃焼を安定させる技術が開示されている。例えば特許文献9には、燃料カットを行い排気ガス中のHC(炭化水素)量を算出することにより白煙量を算出する技術が開示されている。例えば特許文献10には、冷間始動時には燃焼が不安定となり白煙が発生することが記載されている。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献11が存在する。特許文献11には、クランク角センサの検出値にデジタルフィルタ処理を行った値を用いて失火を判定する技術が開示されている。
特開2009−243369号公報 特開2009−2234号公報 特開2004−360648号公報 特開2000−234551号公報 特開2007−32415号公報 特開2010−265814号公報 特開2004−293391号公報 特開2009−62835号公報 特開平10−184441号公報 特開2008−267256号公報 特開平8−74652号公報
しかしながら、例えば前述した特許文献1に開示された技術によれば、白煙を検出するために排気通路に煙センサを設ける必要があり、製造コストが増大してしまうおそれがあるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば前述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば製造コストの増大を招くことなく、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関から白煙が発生していることを適切に検出可能な内燃機関の制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る内燃機関の制御装置は、上記課題を解決するために、内燃機関のクランク角速度を検出する検出手段と、該検出手段によって検出されたクランク角速度に基づいて、前記内燃機関の燃焼状態を示す燃焼状態指標値を算出する算出手段と、該算出手段によって算出された燃焼状態指標値を、所定の第1閾値及び該第1閾値よりも大きい所定の第2閾値と比較することにより、前記内燃機関から白煙が発生しているか否か及び前記内燃機関の失火が発生しているか否かを判定する第1判定手段とを備える。
本発明に係る内燃機関の制御装置によれば、その動作時には、例えば車両に搭載されたディーゼルエンジン等の内燃機関のクランク角速度(即ち、クランク軸の回転速度)が検出手段によって検出され、該検出されたクランク角速度に基づいて燃焼状態指標値が算出手段によって算出される。この際、算出手段は、検出されたクランク角速度に、例えば、移動平均処理、コムフィルタ処理等のデジタルフィルタ処理などを行うことにより、燃焼状態指標値を生成する。ここで、本発明に係る「燃焼状態指標値」は、内燃機関の燃焼状態を示す値であり、例えば、検出されたクランク角速度のうち、内燃機関の失火が発生した場合に発生しやすい所定の周波数成分(例えば、クランク軸の2分の1回転を周期とする0.5次の周波数成分)の大きさを示すように生成される。
本発明では特に、第1判定手段は、算出された燃焼状態指標値を、所定の第1閾値及び該第1閾値よりも大きい所定の第2閾値と比較することにより、内燃機関から白煙が発生しているか否か及び内燃機関の失火が発生しているか否かを判定する。具体的には、第1判定手段は、算出された燃焼状態指標値が第1閾値よりも大きく且つ第2閾値以下である場合には、内燃機関から白煙が発生していると判定し、算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合には、内燃機関の失火が発生していると判定する。なお、第1判定手段は、算出された燃焼状態指標値が第1閾値以下である場合には、内燃機関から白煙が発生していないと判定する。ここで、本願発明者らの研究によれば、クランク角速度に基づいて算出手段によって算出される燃焼状態指標値は、内燃機関の失火が発生しているか否かに加えて、内燃機関から白煙が発生しているか否かと相関があることが判明している。よって、内燃機関から白煙が発生しているときに算出され得る燃焼状態指標値の下限値を、実験、シミュレーション等によって予め求め、該求めた下限値を第1閾値に設定するとともに、内燃機関の失火が発生しているときに算出され得る燃焼状態指標値の下限値を、実験、シミュレーション等によって予め求め、該求めた下限値を第2閾値に設定することで、内燃機関から白煙が発生しているか否か及び内燃機関の失火が発生しているか否かを第1判定手段によって適切に判定することができる。
したがって、内燃機関から白煙が発生していること及び内燃機関の失火が発生していることを適切に検出することができる。ここで、本発明によれば、例えば白煙を検出するために排気通路に煙センサを別途設ける必要がないので、製造コストの増大を招くことなく、白煙が発生していることを適切に検出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、例えば製造コストの増大を招くことなく、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関から白煙が発生していることを適切に検出することができる。
本発明に係る内燃機関の制御装置の一態様では、前記内燃機関は、通電に応じて燃焼室内の温度を高めるグロープラグと、排気通路の排気の一部を吸気通路に還流する排気還流装置とを備え、前記算出手段によって算出された燃焼状態指標値が前記第2閾値よりも大きい場合、前記グロープラグの通電状態又は前記排気還流装置の動作状態を変化させ、該変化させた後に前記算出手段によって算出された前記燃焼状態指標値に基づいて、前記内燃機関に故障が発生しているか否かを判定する第2判定手段を更に備える。
この態様によれば、第2判定手段は、算出手段によって算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合、グロープラグの通電状態又は排気還流装置の動作状態を変化させ、該変化させた後に算出手段によって算出された燃焼状態指標値に基づいて、内燃機関に故障が発生しているか否かを判定する。具体的には、第2判定手段は、グロープラグの通電状態がオフ状態であるときに算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合、グロープラグの通電状態をオン状態に変更し、該変更した後に算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合には、内燃機関に故障が発生していると判定する。或いは、排気還流装置によって排気の一部が吸気通路に還流されているときに算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合、還流される排気(以下「EGRガス」と適宜称する)の量を減少させるように排気還流装置の動作状態を変更し、該変更した後に算出された燃焼状態指標値が第2閾値よりも大きい場合には、内燃機関に故障が発生していると判定する。ここで、グロープラグの通電状態がオフ状態からオン状態に変更された場合やEGRガスの量が少なくなった場合、通常、燃焼状態が改善することにより燃焼状態指標値は低下する。しかし、内燃機関に故障が発生している場合には、グロープラグの通電状態がオフ状態からオン状態に変更された場合やEGRガスの量が少なくなった場合であっても、燃焼状態は改善せず、燃焼状態指標は第2閾値よりも大きいままで維持されることになる。よって、この態様にように、グロープラグの通電状態又は排気還流装置の動作状態を変化させた後の燃焼状態指標値に基づいて、内燃機関に故障が発生しているか否かを判定することで、内燃機関に故障が発生していることを適切に検出することができる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
第1実施形態に係るエンジンシステムの構成を概略的に示す概略構成図である。 第1実施形態に係る白煙低減制御、失火抑制制御及び故障検出の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る指標値算出処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る指標値算出部によって算出される指標値と、白煙の発生との相関関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る白煙低減制御、失火抑制制御及び故障検出の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係るエンジンシステムについて、図1から図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジンシステムの構成を概略的に示す概略構成図である。
図1において、エンジンシステム10は、図示しない車両に搭載され、ECU(Engine Control Unit)100及びエンジン200を備えている。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備えた、エンジン200の動作全体を制御する電子制御ユニットである。ECU100は、例えばROM等に格納された制御プログラムに従って各種制御を実行可能に構成されている。ECU100の具体的な構成については、後に詳述する。
エンジン200は、本発明に係る「内燃機関」の一例としての4サイクルのディーゼルエンジン(圧縮着火内燃機関)であり、車両の動力源として機能する。エンジン200は、気筒211内において燃料を含む混合気が圧縮自着火した際に生じる爆発力に応じたピストンの往復運動を、コネクションロッドを介してクランクシャフト(クランク軸)の回転運動に変換することが可能に構成されている。エンジン200は、直列4気筒型であるが、本発明では、気筒数及び気筒配置は、特に限定されるものではない。
エンジン200は、4つの気筒211を有するエンジン本体210と、各気筒211の燃焼室に空気を吸入させる吸気系220と、各気筒211からの排気ガスを排気させる排気系230と、各気筒211からの排気ガスの一部を吸気側に還流させ再循環させるEGR系240と、排気系230内の排気エネルギーを利用して吸気系220内の空気を圧縮し、各気筒211の燃焼室に空気を過給するターボチャージャ280とを備えている。
エンジン200の各気筒211には、燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料インジェクタ212が設けられている。各気筒211の燃料インジェクタ212は、共通のコモンレール213に接続されている。コモンレール213には、図示しない燃料ポンプによって加圧された高圧の燃料が貯留されている。コモンレール213内から各燃料インジェクタ212へ燃料が供給される。
燃料インジェクタ212は、1サイクル中に複数回、燃料を気筒内に噴射することが可能に構成されている。即ち、燃料インジェクタ212は、メイン噴射と、このメイン噴射に先立って行われる1回又は複数回の微小噴射(即ち、パイロット噴射)とを、1サイクル中に実施することができる。
各気筒211には、燃焼室内の温度を高めることが可能なグロープラグ214が設けられている。グロープラグ214は、ECU100から供給される制御信号により、通電状態がオン(ON)状態とオフ(OFF)状態との間で切り替えられる。グロープラグ214は、オン状態となることにより(即ち、通電されることにより)、燃焼室内の温度を高めることができる。例えば、エンジン200の始動時には、グロープラグ214がオン状態にされ、燃焼室内の温度が高められる。これにより、燃料の着火を補助し、良好な始動性が得られる。グロープラグ214をオン状態にし続ける(即ち、グロープラグ214に通電し続ける)と、グロープラグ214の寿命が短縮したり、電力消費が多くなったりする。ECU100は、グロープラグ214の寿命確保や電力消費量節減のため、基本的には、エンジン200の始動後、所定のタイミングで、グロープラグ214をオフ状態にする。
エンジン200には、クランク角センサ216が設けられている。クランク角センサ216は、エンジン200のクランクシャフトの回転位置であるクランク角を示す検出信号をECU100に出力する。より具体的には、クランク角センサ216は、エンジン200のクランクシャフトが10度回転するごとに1パルスを検出信号として出力する。即ち、クランク角センサ216は、10°CA(Crank Angle)毎に発生するパルスを検出信号として出力する。
吸気系220は、各気筒211の燃焼室に連通する吸気マニホールド221と、この吸気マニホールド221の上流側に連通する吸気管22と、吸気管222における上流側で、吸入される空気(即ち、吸入空気)を清浄化するエアクリーナ223と、吸気管222におけるターボチャージャ280よりも下流側で吸入空気を冷却するインタークーラ224と、エンジン本体210の気筒211への吸入空気量を調整可能なスロットル225とを含んで構成されている。スロットル255の開度は、ECU100によって制御される。吸気マニホールド221内には、各気筒211の燃焼室内に吸入される空気(即ち、吸気)を暖めることが可能な吸気ヒータ228が設けられている。ECU100は、例えば、エンジン200の始動時などエンジン200が暖まっていない場合に吸気ヒータ228をオン状態とする(即ち、作動させる)ことにより、吸気を暖める。これにより、燃料の着火を補助し、良好な始動性が得られる。
排気系230は、各気筒211の燃焼室に連通する排気マニホールド231と、この排気マニホールド231の下流側に連通する排気管232と、排気管232におけるターボチャージャ280よりも下流側で、各気筒211からの排気ガスを清浄化するEHC(Electric Heating Catalyst:電気加熱式触媒)235とを含んで構成されている。
EHC235は、排気管232におけるターボチャージャ280の下流側に設けられ、気筒211から排出される排気ガスを浄化する触媒と、この触媒を電気加熱する加熱手段とを備えた電気加熱式触媒である。
EGR系240は、各気筒211の燃焼室をバイパスして排気マニホールド231と吸気マニホールド221とを連通させ、各気筒211からの排気を再循環させるEGR通路241と、このEGR通路241を通って還流する排気を冷却するEGRクーラ242と、吸気マニホールド221への排気還流量(即ち、還流する排気の量、以下「EGR量」と適宜称する)を調整可能なEGRバルブ243とを含んで構成されている。EGRバルブ243の開度(或いは開閉状態)は、ECU100によって制御される。なお、EGR系240は、本発明に係る「排気還流装置」の一例である。
ターボチャージャ280は、排気タービン式の過給機であり、排気管232内を流れる排気ガスのエネルギーによってタービンを回転させることにより、吸気管222内の空気を加圧することが可能に構成されている。詳細には、ターボチャージャ280は、排気管232内に設けられたタービンホイールと、吸気管222内に設けられたコンプレッサホイールと、タービンホイールとコンプレッサホイールとを連結するタービンシャフトとを含んで構成されている。エンジン200から排出される排気ガスが、排気管232を通過する際にタービンホイールを回転させることにより、タービンシャフトを介してコンプレッサホイールが回転し、吸気管222内の空気が加圧される。
ECU100は、前述したように、エンジン200の動作全体を制御することが可能に構成された電子制御ユニットである。ECU100は、エンジン200の各部に電気的、或いは何らかの信号の入出力可能な態様で接続され、各部の駆動の制御及び情報の入出力を行う。
ECU100は、本発明に係る「内燃機関の制御装置」の一例として機能可能に構成されており、クランク角速度算出部110と、指標値算出部120と、白煙・失火判定部130と、故障判定部140とを備えている。
クランク角速度算出部110は、クランク角センサ216の検出信号に基づいて、エンジン200のクランクシャフトの回転速度であるクランク角速度を算出する。なお、クランク角速度算出部110は、クランク角センサ216とともに、本発明に係る「検出手段」の一例を構成する。具体的には、クランク角速度算出部110は、10°CA毎に発生するパルスであるクランク角センサ216の検出信号に基づいて、クランクシャフトが30°CA回転するのに要する時間を算出し、この算出した時間で30°(即ち、π/6[rad])を除することにより、30°CA毎のクランク角速度を算出する。
指標値算出部120は、クランク角速度算出部110によって算出されたクランク角速度に基づいて、エンジン200の燃焼状態を示す指標値MIを算出する。なお、指標値MIは、本発明に係る「燃焼状態指標値」の一例である。指標値算出部120は、クランク角速度算出部110によって算出されたクランク角速度に、例えば、移動平均処理、コムフィルタ処理等のデジタルフィルタ処理などを行うことにより、指標値MIを算出する。指標値MIの算出方法については、図3を参照して後に詳細に説明する。
白煙・失火判定部130は、本発明に係る「第1判定手段」の一例であり、指標値算出部120によって算出された指標値MIを、所定の閾値A及び該閾値Aよりも大きい所定の閾値Bと比較することにより、エンジン200から白煙が発生しているか否か及びエンジン200の失火(即ち、エンジン200の燃焼室内の混合気が着火されない現象)が発生しているか否かを判定する。具体的には、白煙・失火判定部130は、算出された指標値MIが閾値Aよりも大きく且つ閾値B以下である場合には、エンジン200から白煙が発生していると判定し、算出された指標値MIが閾値Bよりも大きい場合には、エンジン200の失火が発生していると判定する。また、白煙・失火判定部130は、算出された指標値MIが閾値A以下である場合には、内燃機関から白煙が発生していないと判定する。白煙・失火判定部130によるエンジン200から白煙が発生しているか否かの判定、及びエンジン200の失火が発生しているか否かの判定については、図2及び図4を参照して後に詳細に説明する。なお、閾値Aは本発明に係る「第1閾値」の一例であり、閾値Bは本発明に係る「第2閾値」の一例である。
故障判定部140は、本発明に係る「第2判定手段」の一例であり、エンジン200に故障が発生しているか否かを判定する。故障判定部140は、白煙・失火判定部130によってエンジン200の失火が発生していると判定された場合(即ち、指標値MIが閾値Bよりも大きい場合)、EGR量が減少するように、EGR系240の動作状態を変化させ(即ち、EGRバルブ243の開度を小さくし)、該変化させた後に指標値算出部210によって算出された指標値MIに基づいて、エンジン200に故障が発生しているか否かを判定する。故障判定部140による故障の検出については、図2を参照して後に詳細に説明する。
次に、ECU100によって行われる白煙低減制御、失火抑制制御及び故障検出について、図2を参照して説明する。
図2は、第1実施形態に係る白煙低減制御、失火抑制制御及び故障検出の流れを示すフローチャートである。
図2において、まず、検出条件が許可されるか否かがECU100によって判定される(ステップS10)。即ち、ECU100は、所定の検出条件が成立しているか否かを判定する。検出条件は、例えばエンジン200のエンジン冷却水温、吸気温、エンジン回転数等が所定の範囲内にあるときに成立する。
検出条件が許可されない場合には(ステップS10:No)、クランク角速度の検出(ステップS20)は行われず、所定時間後に再び検出条件が許可されるか否かがECU100によって判定される(ステップS10)。
検出条件が許可された場合には(ステップS10:Yes)、クランク角速度が検出される(ステップS20)。即ち、クランク角センサ216の検出信号に基づいてクランク角速度がクランク角速度算出部110によって算出される。クランク角速度算出部110は、前述したように、30°CA毎のクランク角速度を算出する。
次に、指標値算出処理が指標値算出部120によって行われる(ステップS30)。
図3は、指標値算出処理の流れを示すフローチャートである。
図3において、指標値算出処理では、まず、クランク角速度算出部120によって算出されたクランク角速度について移動平均処理が行われる(ステップS310)。即ち、指標値算出部120は、連続した12個の30°CA毎のクランク角速度について移動平均処理を行う。つまり、以下の式(1)に従って、平均値Snを算出する。
Figure 2013014789

ただし、ωnは、クランク角速度算出部120によってn番目に算出されたクランク角速度である。クランク角速度は、30°CA毎に算出されるので、平均値Snは、クランクシャフト1回転に対応する平均値である。
次に、平均値Snについてコムフィルタ処理が指標値算出部120によって行われる(ステップS320)。即ち、指標値算出部120は、以下の式(2)に従って、偏差量Cnを算出する。
Figure 2013014789

式(2)において、平均値Snは最新の平均値であり、平均値Sn−6は、180°CA前に算出された平均値である。エンジン200は、4気筒4サイクルのエンジンであるので、クランクシャフトが180°CA回転する毎にいずれかの気筒211で混合気の圧縮が行われる。このように算出された偏差量Cnの平均値Snに対するゲイン(即ち、Cn/Sn)は、エンジン回転の2k次成分(但し、k=0、1、2、…、3)が低下する周波数特性を有する。
次に、偏差量Cnについて気筒平均処理が行われる(ステップS330)。即ち、指標値算出部120は、連続した6個の偏差量Cnの平均値を算出する。つまり、指標値算出部120は、以下の式(3)に従って、平均値Mnを算出する。平均値Mnは、180°CA(即ち、クランクシャフト2分の1回転)に対応する偏差量Cnの平均値である。
Figure 2013014789

次に、平均値Mnについて気筒間の偏差が算出される(ステップS340)。即ち、指標値算出部120は、平均値Mnと平均値Mn−1との差を算出する。つまり、指標値算出部120は、以下の式(4)に従って、偏差ΔMnを算出する。
Figure 2013014789


次に、偏差ΔMnに基づいて指標値MIが算出される(ステップS350)。即ち、指標値算出部120は、以下の式(5)に従って、指標値MIを算出する。
Figure 2013014789

ただし、
Figure 2013014789

このように算出される指標値MIは、エンジン200の失火が発生した際に顕著に表れるクランク角速度の0.5次の周波数成分の大きさに応じて変動する。
再び図2において、指標値算出処理(ステップS30)の後に、指標値MIが所定の閾値Aよりも大きいか否かが白煙・失火判定部130によって判定される(ステップS40)。即ち、白煙・失火判定部130は、指標値算出部120によって算出された指標値MIと閾値Aとを比較して、指標値MIが閾値Aよりも大きいか否かを判定する。
指標値MIが閾値Aよりも大きくない(即ち、指標値MIが閾値A以下である)と判定された場合には(ステップS40:No)、再びステップS10に係る処理が行われる。
指標値MIが閾値Aよりも大きいと判定された場合には(ステップS40:Yes)、エンジン200から白煙が発生していると白煙・失火判定部130によって判定される(ステップS50)。
ここで、本願発明者らの研究によれば、クランク角速度に基づいて前述したように算出される指標値MIは、エンジン200の失火が発生しているか否かに加えて、エンジン200から白煙が発生しているか否かと相関があることが判明している。よって、本実施形態のように、指標値MIと閾値Aとを比較することによりエンジン200から白煙が発生しているか否かを適切に判定することができる。
図4は、指標値算出部120によって算出される指標値MIと、白煙の発生との相関関係を示すグラフである。なお、図4には、エンジン200の始動から所定時間(1000秒間)の指標値MIの経時的な変化の一例が示されている。また、図4には、エンジン冷却水温thwの経時的な変化の一例も示されている。図4に示すグラフは、本願発明者らによる実験によって得られたものである。
図4において、指標値MIは、エンジン200の始動後の最初の期間T1ではやや大きくなるが、その後の期間T2において期間T1における値よりも小さくなっている。これは期間T1及びT2ではグロープラグ214がオン状態であり、燃焼状態が比較的良いからである。期間T1及びT2では、エンジン200から白煙が発生していないことが確認された。
期間T2後にグロープラグ214がオフ状態(glow off)にされた後の期間T3では、指標値MIは、期間T1及びT2における値よりも大きな値になる。期間T3では、グロープラグ214がオフ状態になったため、燃焼状態が悪化し、白煙が発生していることが確認された。
期間T3の後、燃焼状態が安定化し、期間T4では、白煙が発生していないことが確認された。期間T4では、指標値MIは、期間T3における値よりも小さな値となる。
このように、エンジン200から白煙が発生しているときには、指標値MIは比較的大きな値となり、エンジン200から白煙が発生していないときには、指標値MIは比較的小さな値となる。よって、本実施形態のように、指標値MIが所定の閾値Aよりも大きい場合には、エンジン200から白煙が発生していると判定し、指標値MIが所定の閾値A以下である場合には、エンジン200から白煙が発生してないと判定することで、エンジン200から白煙が発生しているか否かを適切に判定することができる。ここで、所定の閾値Aは、エンジン200から白煙が発生しているときに算出され得る指標値MIの下限値として、実験、シミュレーション等によって予め求めればよい。
図2において、白煙が発生していると判定された(ステップS50)後には、白煙低減制御がECU100によって行われる(ステップS60)。即ち、ECU100は、白煙の発生を低減するための各種制御を行う。具体的には、ECU100は、EGR量を低減するようにEGRバルブ243を制御したり、グロープラグ214をオン状態にしたり、微小噴射を行うように燃料インジェクタ212を制御したり、触媒を電気加熱するようにEHC235を制御したり、吸気ヒータ228を作動させたりする。よって、エンジン200から白煙が発生することを確実に低減できる。なお、白煙低減制御として、EGRバルブ243、グロープラグ214、燃料インジェクタ212、EHC235及び吸気ヒータ228のいずれか1つ或いは2つ以上を制御することにより、白煙を確実に低減できる。また、本実施形態によれば、エンジン200から白煙が発生していると判定された場合に、白煙低減制御を行うので、例えばエンジン200から白煙が発生していない状態で白煙低減制御を無駄に行ってしまうことを回避できる。
次に、指標値MIが所定の閾値Bよりも大きいか否かが白煙・失火判定部130によって判定される(ステップS70)。即ち、白煙・失火判定部130は、指標値算出部120によって算出された指標値MIと閾値Bとを比較して、指標値MIが閾値Bよりも大きいか否かを判定する。なお、前述したように、閾値Bは閾値Aよりも大きい。
指標値MIが閾値Bよりも大きくない(即ち、指標値MIが閾値B以下である)と判定された場合には(ステップS70:No)、再びステップS10に係る処理が行われる。
指標値MIが閾値Bよりも大きいと判定された場合には(ステップS70:Yes)、エンジン200の失火が発生していると白煙・失火判定部130によって判定される(ステップS80)。
ここで、前述したように、指標値MIは、エンジン200の失火が発生した際に顕著に表れるクランク角速度の0.5次の周波数成分の大きさに応じて変動する。よって、本実施形態のように、指標値MIと閾値Bとを比較することによりエンジン200の失火が発生しているか否かを適切に判定することができる。なお、閾値Bは、エンジン200の失火が発生しているときに算出され得る指標値MIの下限値として、実験、シミュレーション等によって予め設定することができる。
図2において、失火が発生していると判定された(ステップS80)後には、失火抑制制御がECU100によって行われる(ステップS90)。即ち、ECU100は、失火の発生を抑制するための各種制御を行う。具体的には、ECU100は、EGR量を低減するように(或いはゼロにするように)EGRバルブ243を制御したり、グロープラグ214をオン状態にしたり、微小噴射を行うように燃料インジェクタ212を制御したり、触媒を電気加熱するようにEHC235を制御したり、吸気ヒータ228を作動させたりする。よって、エンジン200の失火を確実に抑制できる。なお、失火抑制制御として、EGRバルブ243、グロープラグ214、燃料インジェクタ212、EHC235及び吸気ヒータ228のいずれか1つ或いは2つ以上を制御することにより、失火を確実に抑制できる。また、この際、ECU100は、失火が発生している旨を運転者に知らせるための警告ランプ(MIL:Malfunction Indication Lump)を点灯させてもよい。
次に、EGR量の減量が故障判定部140によって行われる(ステップS100)。即ち、故障判定部140は、EGR量を低減するようにEGRバルブ243を制御する。
次に、指標値MIが所定の閾値Bよりも大きいか否かが故障判定部140によって判定される(ステップS110)。
指標値MIが閾値Bよりも大きくない(即ち、指標値MIが閾値B以下である)と判定された場合には(ステップS110:No)、再びステップS10に係る処理が行われる。
指標値MIが閾値Bよりも大きいと判定された場合には(ステップS110:Yes)、エンジン200の故障が発生していると故障判定部140によって判定される(ステップS120)。
ここで、指標値MIが閾値Bよりも大きく、エンジン200の失火が発生していると判定された場合(ステップS80)において、EGR量の減量(ステップS100)が行われると、エンジン200の故障が発生していないときには、燃焼室内の混合気の燃焼状態が改善されるので、指標値MIは低下する(即ち、EGR量の減量前に算出される指標値MIよりもERG量の減量後に算出される指標値MIのほうが小さい)。これに対して、エンジン200の故障が発生しているときには、EGR量の減量(ステップS100)が行われても、故障が発生しているため、指標値MIは閾値Bよりも大きいまま維持される(即ち、EGR量の減量前後のいずれの指標値MIも閾値Bよりも大きい)。よって、本実施形態のように、EGR量の減量(ステップS100)を行った後に、指標値MIと閾値Bとを比較する(ステップS110)ことによりエンジン200の故障が発生しているか否かを適切に判定することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、エンジン20の白煙、失火及び故障の発生を適切に検出することができ、白煙を低減できるとともに失火の発生を抑制できる。ここで特に、本実施形態によれば、例えば白煙を検出するために排気通路に煙センサを別途設ける必要がないので、製造コストの増大を招くことなく、白煙が発生していることを適切に検出することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るエンジンシステムについて、図5を参照して説明する。
図5は、第2実施形態に係る白煙低減制御、失火抑制制御及び故障検出の流れを示すフローチャートであり、図2と同趣旨の図である。なお、図5において、図2に示した第1実施形態に係るステップと同様のステップに同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
第2実施形態に係るエンジンシステムは、前述した故障判定部140がEGR量の減量を行う(図2のステップS100)のに代えて、グロープラグ214をオフ状態からオン状態に変更する(図5のステップS200)点で、前述した第1実施形態に係るエンジンシステム10と異なり、その他の点については、前述した第1実施形態に係るエンジンシステムを概ね同様に構成されている。
図5において、失火抑制制御(ステップS90)の後に、故障判定部140によって、グロープラグ214がオフ状態からオン状態に変更される(ステップS200)。即ち、故障判定部140の制御下でグロープラグ214が通電されることにより、燃焼室の温度が高められる。
次に、指標値MIが所定の閾値Bよりも大きいか否かが故障判定部140によって判定される(ステップS110)。
指標値MIが閾値Bよりも大きいと判定された場合には(ステップS110:Yes)、エンジン200の故障が発生していると故障判定部140によって判定される(ステップS120)。
ここで、指標値MIが閾値Bよりも大きく、エンジン200の失火が発生していると判定された場合(ステップS80)において、グロープラグ214がオフ状態からオン状態に変更される(ステップS200)と、エンジン200の故障が発生していないときには、燃焼室内の混合気の燃焼状態が改善されるので、指標値MIは低下する(即ち、グロープラグ214がオフ状態のときに算出される指標値MIよりもグロープラグ214がオン状態のときに算出される指標値MIのほうが小さい)。これに対して、エンジン200の故障が発生しているときには、グロープラグ214がオフ状態からオン状態に変更(ステップS200)されても、故障が発生しているため、指標値MIは閾値Bよりも大きいまま維持される(即ちグロープラグ214がオン状態及びオフ状態のいずれであっても指標値算出部120によって算出される指標値MIは閾値Bよりも大きい)。よって、本実施形態のように、グロープラグ214をオフ状態からオン状態に変更した(ステップS200)後に、指標値MIと閾値Bとを比較する(ステップS110)ことによりエンジン200の故障が発生しているか否かを適切に判定することができる。
本発明は、前述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う内燃機関の制御装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
100 ECU
110 クランク角速度算出部
120 指標値算出部
130 白煙・失火判定部
140 故障判定部
200 エンジン
212 燃料インジェクタ
213 コモンレール
214 グロープラグ
216 クランク角センサ
228 吸気ヒータ
235 EHC
220 吸気系
230 排気系
240 EGR系
243 EGRバルブ

Claims (2)

  1. 内燃機関のクランク角速度を検出する検出手段と、
    該検出手段によって検出されたクランク角速度に基づいて、前記内燃機関の燃焼状態を示す燃焼状態指標値を算出する算出手段と、
    該算出手段によって算出された燃焼状態指標値を、所定の第1閾値及び該第1閾値よりも大きい所定の第2閾値と比較することにより、前記内燃機関から白煙が発生しているか否か及び前記内燃機関の失火が発生しているか否かを判定する第1判定手段と
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関は、通電に応じて燃焼室内の温度を高めるグロープラグと、排気通路の排気の一部を吸気通路に還流する排気還流装置とを備え、
    前記算出手段によって算出された燃焼状態指標値が前記第2閾値よりも大きい場合、前記グロープラグの通電状態又は前記排気還流装置の動作状態を変化させ、該変化させた後に前記算出手段によって算出された前記燃焼状態指標値に基づいて、前記内燃機関に故障が発生しているか否かを判定する第2判定手段を更に備える
    請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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