JPS6374805A - パレツト使用の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パレット（台車状のもの）を用いた搬送装置
に関する。

〔従来の技術とその問題点〕

従来、機械９車方式として平面操作式の駐車場が知られ
ている。この方式は、床面上に設置されたパレットの上
に自動車を載置し、このパレットを前後あるいは左右に
レールや溝を利用して移動させる形式で、自動車がパレ
ット上に停止すると、パレットは前後あるいは左右に移
動して空いているパレットスペースに運ぶ、したがって
、自動車がその機能上凸がれないような場所をも駐車ス
ペースとして利用でき、駐車効率を高めることができる
。

かかる平面操作式機械駐車場に用いるパレットは、床面
上に駆動車輪を突設し、その駆動車輪で支持・移動され
るが、当該バレントの移動に伴い、パレットの支持位置
が変わり、不安定となる。

そのため、従来の技術では、一方向のみに移動させる場
合は、駆動車輪または支持ローラをその移動方向に隣接
して多数並べることでパレットの安定を図っている。し
かし、纒および横方向の両方に移動させるときは、移動
方向と直角方向に向いている駆動車輪を昇降装置等で下
げて浮かす等複雑な構造を使用する（特開昭６０−９３
００６号公報第６図参照）か、または、直角に向いてい
る駆動車輪上を無理に漬らせている。

そして、直角に向いている駆動車輪上を漬らせる場合は
、駆動車輪にパレットが十分密着せず、スリップしてス
ムーズに移動できない場合があり、また、余計な動力を
必要とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで本発明は、従来技術のこれらの問題点を解消する
ため創作されたもので、載置したパレットを移動させ、
かつ、縦・横方向転換自在の駆動車輪、および、パレッ
トを支持し、かつ、自転自在の支持ローラ、をそれぞれ
床面に複数個突設したパレットであって、前記駆動車輪
１個につき縦および横方向を向いた支持ローラを設け、
該支持ローラを、隣接のパレットとの中間で、かつ、所
定の状態で静止したパレットに若干の間隔を有した位置
に設けたパレット使用の搬送装置を提供することにある
。

〔作　用〕

）絞込用パレット上に被（般送物を載置し、該パレット
を所定のパレットスペースに運ぶに当たり、駆動車輪を
所定のパレットスペース方向に方向転換させ、次いで駆
動車輪を駆動すれば、パレットは駆動車輪と支持ローラ
とに跨乗して所定のパレットスペースへ安定して運ぶこ
とができる。

〔実施例〕

本発明の構成を添付図面に示す実施例にもとづき詳細に
説明する。第１図は本発明の実施例の平面図、第２図は
第１図の要部図、第３図は第１図の要部側断面図、第４
図は第３図のＢ−Ｂ断面図、第５図は第３図のＣ−Ｃ矢
視図、第６図は第１図のＡ−Ａ断面図、第７図は第６図
の矢視図を示す。

本実施例は平面操作方式の機械駐車場を示し、殊に、複
数のパレット（１）の数がパレットスペース（３）の数
より１つ少ない場合を示している。該パレノ）ｆｌ）は
床面上に縦・横に並べられ、各パレット（１）の裏面に
はレール（２）が縦・横に井桁状に突設され、これらレ
ール（２）の各交叉部に、円板（４）が回転自在に取付
けられ、該円板（４）には短レール（５）が突設されて
いる。

床面には駆動装置（６）がパレットスペース（３）に付
き４個ずつ、バレー／ト（１１の円板（４）に相当する
位置に並べて設置されている。該駆動装置（６）は床面
に回転自在に取付けられた円板（７）上に設けられ、モ
ータ（８）に連結されている駆動車輪（９）と、ガイド
ローラ（１０）、（１０）とから構成されている。該ガ
イドローラ（１０）は、駆動車輪（９）の上をパレット
＋１１のレール（２）または短レール（５）が移動する
ときは、これらレール＋２１、＋５１の側面に接してパ
レットｉｌ＋の方向をガイドする。

前記円板（７）には、２本のアーム（１１）を突設し、
これらアーム（１１）の先端にロフト（１２）がピンで
枢着され、互いに該ロッド（１２）で連結されている。

該円板（７）のアーム（１１）の一つには、電動または
油圧等で駆動されるシリンダー（１３）が枢着され、該
シリンダー（１３）の伸縮で該円板（７）が回動するよ
うになっている。

支持ローラ（１４）は各パレットｉｌ＋の中間で、かつ
、該ローラ（１４）の回転方向が縦・横各々のレール（
２）の向きに合わせて床面上に設置されている。

１ｉｉｌ記駆動車輪（９）および該支持ローラ（１４）
の間隔は、緩方向、横方向、それぞれ略等間隔になるよ
う配置されている。そして、支持ローラ（１４）の踏面
の高さは、駆動車輪（９）の踏面と同じ高さにされてお
り、パレフ）ｆｉｌが所定の状態の静止位置にあるとき
は、パレット１０のレール（２）と、支持ローラ（１４
）の間に若干の間隔（１５）を持たせるように配置され
ている。

本実施例は叙上の構成となっているので、以下の作用を
する。すなわち、シリンダー（１３）を伸縮・操作させ
ることにより、これに接続させている床面の円板（７）
が回転し、同時にロッド（１２）で接続されている地の
３１１１の円板（７）も回転する。そして、駆動装置（
６）の上にパレット（１）の円板（４）がある場合、床
面の円板（７）を回転させると、ガイドローラ（１０）
によって、短レール（５）を介して円板（４）が回転さ
せられる。そこで、パレット１１＋を、例えば右横へ移
動させるときは、該パレット（１１の床面上の駆動装ｒ
Ｉ？＋６１と、右横の空きパレットスペース（３１の駆
動装＠　（６］の駆動車輪（９）が横向きになるように
シリンダー（１３）を操作し、次いで、駆動装置（６）
の駆動車輪（９）を駆動して、パレソ）　ｉｌ＋を右横
へ移動する。また、縦桟ろへ移動させるときは、同様に
、移動させたいパレソ）　ｆｌ）の床面上の駆動装置（
６）と縦桟ろの空きパレットスペース（３）の駆動装置
（６）の駆動車輪（９）が縦向きになるようにシリンダ
ー　（１３）を操作する。かかる操作は周知のゲーム理
論をコンピュータによって行い、最短の経路でパレット
を目的の場所へ移動させることができる。

ここにおいて、パレット（１）を横へ移動させるとき、
パレットｆｉ＋が支持ローラ（１４）との間隔（１５）
だけ移動すると、駆動車輪（９）とともに支持ローラ（
１４）もパレットｆｉ＋を支え、パレットｆｉｌを安定
させ、更に、移動して隣りの空きのパレットスペース（
３）の所定の位置の直前迄パレット（１）を支持してス
ムーズに移動させる。このとき、パレット（１）の前後
方向にある支持ローラ（１４）はパレット（ｌｌとの間
に若干の間隔（１５）が保たれているため、これらの支
持ローラ（１４）の踏面の上をパレット（１１が滑るこ
とがない、なお、縮方向へ移動させるときも同様である
。そして、パレットｉｌ＋に自動車を搭載したときの重
心位置が、パレット位置の端部から駆動車輪（９）同志
の間および駆動車輪（９）と支持ローラ（１４）の間の
長さ以上に中心寄りにあれば、パレット（１）は常に安
定して移動できる。

本実施例は平面操作方式の機械駐車場であるが、本発明
はこれに限らず、多層化した機械駐車場でもよく、更に
、パレット上にクレーンを載置・固定することにより、
公共埠頭におけるクレーンの直交移動装置や倉庫等の搬
送装置に応用することができる。

〔発明の効果〕

本発明の目的を達成することができる。すなわち、本発
明によれば、従来の技術のように、パレットの移動方向
と直角方向に向いている駆動車輪を昇降装置等で下げる
必要はなく、また、情理に滑らせる必要もなく、かつ、
余計な動力も必要でなく、スムーズな安定した移動がで
きる。殊に、駆動車輪１個につき、縦および横方向の向
きの支持ローラを、隣接のパレットとの中間で、かつ、
所定の状態の静＋ｈしたパレットに接触しない位置に突
設したので、縦および横いずれの方向へもパレットが安
定して移動ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の平面図、第２図は第１図の要
部図、第３図は第１図の要部側断面図、第４図は第３図
のＢ−Ｂ断面図、第５図は第３図のＣ−Ｃ矢視図、第６
図は第１図のＡ−Ａ断面図、第７図は第６図の矢視図を
示す。 （１）・・・パレット、（３）・・・パレットスペース
、（９）・・・駆動車輪、（ｌＯ）・・・支持ローラ。 代理人　弁理士　加　藤　正　信−「ゝ（ほか１名）　
にす′□ 第１図 第２図 第４図　　　　　　　第３図 第５図 第６図　　　　　　第７区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 載置したパレットを移動させ、かつ、縦・横方向転換自
   在の駆動車輪、および、パレットを支持し、かつ、自転
   自在の支持ローラ、をそれぞれ床面に複数個突設したパ
   レット搬送装置であって、前記駆動車輪１個につき縦お
   よび横を向いた支持ローラを設け、該支持ローラを、隣
   接のパレットとの中間で、かつ、所定の状態で静止した
   パレットに若干の間隔を有した位置に設けたパレット使
   用の搬送装置。